JPH0611412B2 - 薬 剤 散 布 車 - Google Patents

薬 剤 散 布 車

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Publication number
JPH0611412B2
JPH0611412B2 JP61210611A JP21061186A JPH0611412B2 JP H0611412 B2 JPH0611412 B2 JP H0611412B2 JP 61210611 A JP61210611 A JP 61210611A JP 21061186 A JP21061186 A JP 21061186A JP H0611412 B2 JPH0611412 B2 JP H0611412B2
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JP
Japan
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radiator
internal combustion
vehicle body
air
combustion engine
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61210611A
Other languages
English (en)
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JPS6369558A (ja
Inventor
弘 鬼頭
雄史 木下
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Kyoritsu Co Ltd
Original Assignee
Kyoritsu Co Ltd
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Publication date
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は果樹園等の防除作業に用いられる薬剤散布車に
関する。
従来の技術 この種の薬剤散布車は一般に、車体の中央部に薬剤を収
容する薬剤タンクを装架し、車体の後端部に薬剤を遠く
まで拡散される為の軸流送風機を装架し、この送風機を
回転駆動するための内燃機関を薬剤タンク及び送風機の
間又は車体の前部に設けられた機関室内にシリンダ列を
車体の前後方向に沿つて配設し、車体の後方に開口した
送風機の吸気口から空気を吸引して送風機前方の吐風口
から空気を前方へ吐出するとともに、吐風口に設けられ
た吐風案内板によつて空気を車体の上方及び両側方へ放
出し、更に送風機の吐風口からの空気流路中に複数個の
薬剤噴射ノズルを円弧状に配置し、薬剤タンクからの薬
剤を薬剤噴射ノズルから噴出せしめ、送風機の吐出空気
に乗せて果樹等に向けて広範囲に散布するようになつて
いる。このような薬剤散布車において、内燃機関冷却用
のラジエータは内燃機関の前部又は後部に配設されて内
燃機関によつて駆動されるフアンで冷却しその冷却風を
車体の前後方向へ流すように構成されている。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、ラジエータの冷却効果を高
めるためにも、ラジエータの設置用の空間を車体の前後
方向にある程度大きくとる必要があり、このため必然的
に車体の全長が長くなり、果樹園等の狭い場所での作業
性が悪く、またラジエータ冷却風の処理及びラジエータ
の清掃・保守作業を大変困難にするなどの問題がある。
そこで、本発明はこのような従来の薬剤散布車の問題点
を解決した作業性の良い薬剤散布車を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため、本発明による薬剤散布車
は、前部に運転席、後部に薬剤散布用送風機、そしてそ
れらの中間部に薬剤タンク及び機関室を備え、機関室は
内燃機関のシリンダ列を車体の前後方向に設置すると共
に内燃機関の側面部にラジエータを設けてラジエータに
より内燃機関を冷却し且つ機関室を喚気する構成を特徴
とする。
作用 従つて、本発明の前記構成により、ラジエータを車体の
左右方向一側方に配設して、機関室の前後方向の長さを
内燃機関本体が納まる程度の長さまで小さくすることが
でき、従つて車体の全長を短くすることができる。
実施例 次に、本発明を図面の実施例に基づいて説明する。
図示実施例は本発明の薬剤散布車即ちスピードスプレー
ヤーの一例であり、車体1の中央部に液状の薬剤を収容
するための薬剤タンク2が装架されており、薬剤は薬剤
タンク2の上部の開口を開閉可能に設けた蓋3を開けて
薬剤タンク2内へ注入される。車体1は薬剤タンク2よ
り前方の部分即ち図面の左方の部分に運転席14及び各
種操作装置15を設けており、運転者の操作により薬剤
散布車を運転するようになつている。
車体1の後端部に軸流送風機4が装架されている。軸流
送風機4はその吸気口5を車体1の後方側に向けて開口
しており、かつ吸気口5と反対側即ち車体1の前方側に
吐風口6を設けており、吸気口5から吸引した空気を加
速して吐風口6から高速度で外部へ吐出する。吐風口6
には、吐出された空気の流れを吐風口6の上方及び両側
へ放射状に偏向させる吐風案内板7が配設されている。
吐風口から吐出され吐風案内板7によつて偏向された空
気の流路中に複数個の薬剤噴射ノズル8が円弧状に配設
されている。薬剤噴射ノズル8は薬剤タンク2に加圧ポ
ンプ(図示せず)を介して連結されて薬剤タンク2から
の薬剤を霧状に噴射し、軸流送風機4の吐出口6からの
空気流に乗せて広範囲に散布するようになつている。
薬剤タンク2及び軸流送風機4の間に内燃機関9をその
シリンダ列を車体1の前後方向に沿わせて設置した機関
室10が画成されている。内燃機関9は軸流送風機4及
び走行駆動装置(図示せず)に駆動上連結されて軸流送
風機4を回転駆動しながら車体1を走行せしめるように
なつている。機関室10の左右方向一側方にラジエータ
11が取付けられている。ラジエータ11は車体1の側
面に平行に配置されており、かつラジエータ11は冷却
水循環ホース12によつて内燃機関9に連結されてお
り、冷却水を内燃機関9との間に循環させて内燃機関9
を冷却する。ラジエータ11はその外側に電動フアン1
3を設けており、電動フアン13は機関室10内の空気
を矢印で図示したようにラジエータ11を通して外部へ
排出し、それによりラジエータ11内を通る冷却水を冷
却するとともに機関室10内の空気を外部へ排出する。
このような構成により、機関室10はその前後方向の長
さは、内燃機関9の長さより僅かに大きい長さを有する
だけで充分であり、ラジエータ11は機関室10を左右
一側部の空間に配設され、機関室10を小さく形成する
とともに機関室10の内部空間を有効に利用することが
できる。
発明の効果 以上説明した本発明の構成により、本発明はラジエータ
により内燃機関を冷却すると共に機関室を喚気すること
ができ、機関室の前後方向の長さを縮小することができ
るので薬剤散布車の全長を短くして小型化することがで
き、旋回半径が小さくなつて作業能率が向上し、機関室
及びラジエータを効果的に冷却することができ、かつラ
ジエータの掃除及び保守を車体外部より容易に行うこと
ができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例である薬剤散布車の平面図であ
る。 1……車体、4……薬剤散布用送風機、9……内燃機
関、11……ラジエータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部に運転席、後部に薬剤散布用送風機、
    そしてそれらの中間部に薬剤タンク及び機関室を備え、
    前記機関室は内燃機関のシリンダ列を車体の前後方向に
    設置すると共に前記内燃機関の側面部にラジエータを設
    けて該ラジエータにより前記内燃機関を冷却し且つ前記
    機関室を喚気することを特徴とする薬剤散布車。
JP61210611A 1986-09-09 1986-09-09 薬 剤 散 布 車 Expired - Lifetime JPH0611412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61210611A JPH0611412B2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09 薬 剤 散 布 車

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JP61210611A JPH0611412B2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09 薬 剤 散 布 車

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Publication Number Publication Date
JPS6369558A JPS6369558A (ja) 1988-03-29
JPH0611412B2 true JPH0611412B2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=16592189

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JP61210611A Expired - Lifetime JPH0611412B2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09 薬 剤 散 布 車

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5815624Y2 (ja) * 1976-12-07 1983-03-30 株式会社小松製作所 低騒音車両
JPS6095127A (ja) * 1983-10-24 1985-05-28 Kawasaki Heavy Ind Ltd 水冷エンジンの冷却装置
JPS60224918A (ja) * 1984-04-23 1985-11-09 Yanmar Diesel Engine Co Ltd バ−チカルエンジンにおける冷却装置

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JPS6369558A (ja) 1988-03-29

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