JPH0611407B2 - ピペット装置 - Google Patents

ピペット装置

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JPH0611407B2
JPH0611407B2 JP1274786A JP27478689A JPH0611407B2 JP H0611407 B2 JPH0611407 B2 JP H0611407B2 JP 1274786 A JP1274786 A JP 1274786A JP 27478689 A JP27478689 A JP 27478689A JP H0611407 B2 JPH0611407 B2 JP H0611407B2
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pipette device
teeth
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pipette
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JP1274786A
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ザブローヴスキ ホルスト
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ETSUPENDORUFU NEETERAA HINTSU GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/021Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
    • B01L3/0217Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type
    • B01L3/0224Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type having mechanical means to set stroke length, e.g. movable stops

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシリンダ内を移動して空気を移動させるピスト
ンと連結し、ばね作用に抗して押し下げ自在な操作素子
が上端から突出している筐体を有し、前記シリンダが上
下両端が開口している嵌着自在なピペット尖端のための
連結部材、特に連結円錐体の開口部と接続しており、前
記操作素子を回転させることによりピペット処理容積を
調定するように構成したピペット装置に係わる。
[従来の技術] このようなピペット装置は公知である。本発明は特にド
イツ特許第25 49 477号のピペット装置を発想の起点と
するものである。即ち、この特許が開示するピペット装
置においては、マグネット構造としても実施することの
できる特殊な制動装置を設け、シリンダ端が位置する筐
体の下方開口端に対して空気を移動させることによりピ
ストンに接触することなく液体サンプルを吸引または放
出できるように下方域おいてピストン棒がシリンダ内を
移動自在とする。
この公知例にあっては、容積調定のため、種々の高さを
占めることができるように円周方向に段違いにカム状ス
トッパを設け、操作素子、特に操作ボタンに設けた機械
的係止装置を利用して衝合部との当接を調定することに
より、任意のピペット処理容積を予めセットすることが
できる。
マグネット機構が存在しない場合、互いに協働する構成
部分を係合するばね装置もこの公知例から公知である。
この公知例ではピペット処理容積を段階的にしか調定で
きない。
外側螺条を有する筐体内にピストン棒を配置し、この筐
体周りにスリーブを螺合し、両部材を相対移動させるこ
とによって結局はピストンを非段階的に調整できるよう
にする方式も例えばドイツ公告第28 08 649号から公知
であるが、この公知例では調定するたびにいわゆる締付
けナットをゆるめ、再び締付けねばならないから手間が
かかり、操作に極度の慎重さが要求される。
同じく螺合スリーブを利用した調整自在なピペットはド
イツ公開公報第29 21 442号から公知である。この公知
例でピストン棒下端に設けた皿状拡径部によって駆動が
行われ、ピストンとの連続はばね作用で行われる。
この公知例は特にスリーブ外面に形成された長手方向の
溝と、板ばねの作用下にある密封されたピペット尖端と
が協働するからその作用が不確実である。即ち、微調整
が不可能で、しかも騒音を発するロック状のスナップ結
合が利用されている。
他方の構成部分に設けた対応の切込みと協働して容積調
定を可能にする球形突起を有する容積調定自在にピペッ
トのための係合装置はドイツ特許第112887号から公知で
ある。しかし、ここでも係合は大ざっぱなものであり、
騒音を伴なうだけでなく微調整も不可能である。
μlピペットに一旦調定した容積をそのまま固定するた
めの制動装置を設けることもドイツ公開公報第31 37 42
3号から公知である。なお、この制動装置は強制可動可
能である。この制御装置は容積調定操作を複雑にするだ
けでなく、僅かな圧力が作用しても調定に狂いを生ず
る。
微調整を目的とする公知装置には容積調定の確実性とい
う点で問題があり、しかも、いわゆる“回し過ぎ”によ
って構成部分が損傷するおそれがある。
[発明の目的] そこで、本発明の目的は微調整を可能にし、容積調定の
確実性が高く、容易にしかも確実に操作できる頭書のよ
うなピペット装置を提供することにある。
[発明の概要] この目的は、押しボダン式操作素子を操作することによ
りシャフトと筐体に固定された支持体として係止ディス
クとの間の軸方向に解除自在な係合素子咬合を解くこと
もでき、押しボタン式操作素子を回転させてねじ付き込
れるとの螺合によるシャフト駆動機構を介してピストン
のピストン棒を駆動してピストンを軸方向に無段階に調
整できるように構成したことで達成される。
無段階の調整を行う上で係合素子の咬合を解くことが重
要であり、この咬合解除は押しボタン式操作素子による
軸方向解除動作によって行われ、咬合解除後、押しボタ
ン式操作素子は円周方向調整のために回動させることも
可能である。即ち、操作素子は咬合解除にも調定にも利
用できる。
解除自在な係合と非段階的に調整できることが確実な、
しかも実質的に選択自在な調定を可能にする極めて好ま
しいピペット装置の前提条件である。なお、ここで係合
という場合、精密な係合を意味する。
ピペット装置中心軸の周りに係合素子の少なくとも離間
させて設けることが好ましい。
このように円周方向に係合素子を配分することにより任
意の円周方向調整を行うことができる。この場合、双方
の係合素子をいずれも円周上に配分することが好まし
い。なぜなら、半径方向に対称の咬合関係が得られるこ
とが微調整を行う上で好ましいからであり、上記実施態
様では軸方向に一方へ移動させることによってこの咬合
を解き、逆の軸方向に移動させることで再び咬合させる
ことができる。
ピペット装置の相対移動する2つの部分に設けた2つの
環状歯車によって係合素子咬合が行われるように構成す
るのが特に好ましい。環状歯車を利用すれば細かいピッ
チの歯を比較的簡単に形成できるという点で有利であ
る。この好ましい実施態様では最小の回転ピッチを可能
にするような歯のピッチで係合素子咬合が作用し、歯の
ピッチが容積調定に直接同調するように構成することも
できる。即ち、歯の1ピッチ分だけ変位させれば容積を
調整の最小単位だけ調整することになる。
このような微調整は後述するように咬合素子を薄板状に
形成することで達成される。
他の好ましい実施態様としては歯の咬合を確実にするた
め歯の深さを約1.5mmに設定する。これによって歯のピ
ッチをさらに小さくすることもできる。
これにより非段階的なシャフト駆動と歯と咬合とが複合
される。
上向きの歯を有する環状歯車と、押しボタン支持体側に
あって前記環状歯車と上方から咬合する環状歯車とで軸
方向歯咬合機構を構成することが好ましい。
他の好ましい実施態様大では、半径方向の歯を有する環
状歯車と、この環状歯車から軸方向に解除できるように
シャフトに設けた対向環状歯車とで歯咬合機構を構成す
る。
このように軸方向歯咬合機構及び半径方向歯咬合機構の
2通りの基本的実施態様が考えられるが、解除動作は常
にピペット装置の軸方向に行われる。
他の好ましい実施態様としては、押しボタン式操作素子
とシャフトとの間に、歯咬合状態のまま操作素子の回転
を可能にする摩擦継手を設ける。これにより、押しボタ
ン式操作素子を任意に回動させても細かい歯に無理な力
が加わらず破壊から保護される。
軸方向に解除自在な上記係合素子において、歯の形態を
有する軸方向解除自在な咬合素子が、咬合を維持する方
向に突出する強制解除可能な係止形状をも具備すること
が特に好ましい。
このことは軸方向咬合の場合にも半径方向咬合の場合に
も同様である。好ましくは上記係止形状を咬合及び解除
の方向に相互作用する端部の肉厚部として形成し、これ
らの肉厚部を可撓性のある歯状小板に設ける。
弾性的に退避できる双方の係合素子に相互作用する肉厚
部を設ける場合、互いに向きが反対の勾配を有する肉厚
部を設けることが確実な咬合を得る上で好ましい。これ
により、咬合に際して変位自在な係合素子が相対移動
し、先ず一方の円形列の内の肉厚部が退避動作し、歯状
の小板に設けた他方の肉厚部が追随するとこの退避動作
が終り、ロックされることで咬合させることができる。
肉厚部は球形ふくらみであることが好ましい。
他の好ましい実施態様では肉厚部が円錐形を呈し、互い
に咬合する部分に対して互いに逆向きの傾斜を有する。
このように構成した場合にも、肉厚部を弾性小板に設け
るならば相互的な咬合が得られる。
ピストン棒がピストンと押しボタン式操作素子上端との
間にあって、シャフ周りにストッパを有し、このストッ
パがシャフトに対する、且つ押しボタン式操作素子に対
するピストン棒の最高位置を制限するように構成するこ
とが好ましい。このストッパも咬合状態において摩擦継
手によって損傷から保護される。
さらに他の好ましい実施態様では、押しボタン式操作素
子及びこれと咬合関係にある押しボタン式操作素子の支
持体の間に円周方向の摩擦継手が介在し、この摩擦継手
が縮径した弾性素子を含み、これと対応する対向継手素
子の弾性咬合素子が前記縮径した部分に嵌入するように
し、押しボタン支持体として形成された継手素子を案内
して歯咬合させるようにし、他方の継手素子を回転自在
な押しボタン式操作素子に設ける。
これは摩擦継手の構成に工夫をこらすことにより確実
に、しかも比較的楽に押しボタン式操作素子を回転させ
ることができる極めて簡単な実施態様である。
特に好ましい実施態様として、回転不能状態で筐体内を
案内させられる支持体がピストン棒の周溝に先端の咬合
突起で舌状に嵌入する軸方向のばね素子を有し、押しボ
タン式操作素子の引上げ高さに応じて異なる周溝に嵌入
するように構成する。このように構成すれば、オペレー
タは押しボタン式操作素子のそれぞれの機能を感じ取り
ながら調整を行うことも可能になる。
押しボタン式操作素子を互いに回転不能に結合された2
つの構成部分で構成し、ピストン棒上端の上方に位置す
る弾性嵌着体に外方へ弾性拡開可能なばね素子を設け、
このばね素子を押しボタン式操作素子の支持体に設けた
衝合部と下方から咬合させることが特に好ましい。
さらにまた、摩擦継手を中間素子の上向きに突出する円
筒状延長部に形成した溝状切込みと、カバーの下向き縁
辺部に設けた内向きのひれとで構成することが好まし
い。好ましい実施態様としては、歯を側方へ退避可能な
薄板状に構成する。この場合、係止形状を片側だけに設
ける。また、一方の環状歯車の形状が凸形であり、他方
の環状歯車の形状が凹形であることが好ましい。
さらに他の好ましい実施態様では、双方の環状歯車を半
径の異なる円周上に配置し、対抗する歯の肉厚部が互い
にオーバラップし、それぞれの歯が特に半径方向にも弾
性的に撓むように構成する。
[実施例] 添付の図面に沿って以下に本発明の実施例を説明する。
第1a図及び第1b図はピペット装置上部のそれぞれ上
方及び下方を示す軸方向断面図であり、筐体1の上部か
らその中心線に沿って押圧/回転レバー、即ち、操作自
在な押しボタンの形態を取る操作素子2が上方へ突出し
ている。
ピストン棒を操作素子によって回動させることによって
特定容積を調定することは上記ドイツ特許第25 49 477
号から既に公知であるが、この公知例では円周方向に順
次間隔を置いてストッパを設けてあるため段階的な容積
調定しか行うことができない。
本発明の連続的な調定方式では螺入することによって、
即ち、螺条3aを介して筐体1にねじ付き入れ子3を円
周方向にも軸方向にも移動できないように固定し、その
内側螺条4に沿ってシャフト6の外側螺条5が回動でき
るようにする。ピストン棒7は回転連動関係を伴なうこ
となく、軸方向にシャフト6を貫通する。このピストン
棒7の上端8は取り敢えず下縁10までを一括して呼称
する押しボタン式操作素子2のカバー9と当接する。
下縁10は第1a図からも明らかなように押しボタン支
持筒11で支持される。操作素子2はカバー9に設けら
れた拡開自在なばね素子12,13を介して軸方向に押
しボタン支持筒11と一体的に連結しており、押しボタ
ン支持筒11には衝合部16,17を設けてあるから、
ばね素子の外向きの当接片14,15もカバー9と押し
ボタン支持筒11との結合を確実にする。
押しボタン支持筒11はその内部に、第2図からも明ら
かなように、長手方向スリット48によって画定されて
対向する2つのばねアーム19,20から成るガイド1
8を有する。ピストン棒7がこのガイドを貫通する。ピ
ストン棒7は互いに間隔を保つ2の周溝21,22を有
する。ばねアーム19,20の下端に形成された内向き
の咬合突起23,24が前記周溝21,22に嵌入す
る。従って、ピストン棒7は操作素子2に対して軸方向
に変更自在な2つの別々な位置を占めながら回転自在で
ある。
ピストン棒7には、ピストン棒7とばねアーム19,2
0の下縁、詳しくはこの下縁に設けた咬合突起23,2
4との間にストッパを形成するストッパ・ディスク25
をも設ける。このストッパ・ディスク25はピストン棒
7が操作素子2に対して上昇し過ぎるのを防止すると共
に、操作素子2が再び押し下げられる時、ピストン棒7
の押し下げを制限するストッパを構成する。
ピストン棒7の頂部よりもやや下方に圧縮ばね28のば
ね受け27を設けてあり、このばね28は押しボタン支
持筒11の中間フランジ30上のワッシャ29と当接す
る。このように構成することにより、ばね素子12,1
3を衝合部16,17と咬合する方向に押圧するだけで
一体的に弾性咬合状態の操作素子2が得られる。カバー
9は、咬合突起23,24が周溝21から離脱して周溝
22に嵌入するように押しボタン支持筒11を同時動作
させながら操作素子2と一緒に引上げることができる。
これはピストン棒7のストッパ42がシャフト6の下端
と当接することによって達成される。
この状態から操作素子2を回転させると、摩擦継手73
によって押しボタン支持筒11も回転させられる。この
ような摩擦継手73を介在させることの意義は歯付き継
手が係合している状態であっても極めて細かい歯を破壊
することなく回転できることにある。この摩擦継手73
についてはあらためて後述する。摩擦継手73を介在さ
せるのは好ましい実施態様であり、固定的に係合させる
方式を採用することも可能である。
この引抜き動作に伴ない、(第2図及び第4図にも示
す)下方の歯31が筐体1内に設けた係止ディスク33
(第5図及び第6図)の対向歯32から離脱する。この
離脱に際して半径方向に内方へ張出しているひれ34,
35はクラッチ38の半径方向内向き溝36,37と咬
合状態に維持される。このクラッチ38の詳細は第7図
に示した。クラッチ38はシャフト6の上端に形成され
ている外側螺条50と螺合する内側螺条49を有する。
従って、クラッチ38に形成されている内向き溝36,
37はシャフト6と相対回転不能に結合されているか
ら、摩擦継手73が咬合状態にある限り、操作素子2の
回動に伴い、ひれ34,35の咬合によりシャフト6も
回動する。
なお、内向き溝36,37の軸方向寸法は歯31及び対
向歯32の軸方向寸法よりも長い。従って、両方の歯が
互いに咬合を解かれても回転連動関係は維持される。
ただし、操作素子2の押しボタン支持筒11は咬合突起
23,24が周溝22と咬合することで保持されてお
り、分解のための最終的な引抜きに際しては、操作素子
2を上方へ抜取るため、さらに大きい力でひれ34,3
5の咬合を解かねばならない。なお、後述する突出部4
6,47の領域では張出し部分54の上方にカバーがあ
り、カウンタ機構を被覆するこのカバーは分割に解して
最初に取外さねばならない。ただし、このことは本発明
の一部を構成するものではない。
係止ディスク33は、クラッチ38に対して変位自在で
あり、筐体1の溝39に嵌入する突起40を有し、筐体
1に沿って係止ディスク33を押圧することができる。
ねじ付き入れ子3と係止ディスク33との間には係止デ
ィスク33を押し上げるように作用する圧縮ばね41が
介在する。これにより、歯31,32間の咬合が維持さ
れる。従って、係止ディスク33は回転不能であるが、
軸方向には、ストッパ・ディスク25が咬合突起23,
24の下縁と当接するまで引上げられても、突起40の
下向き弯曲脚が溝39と咬合している限りは軸方向へ可
撓的に保持される。
第3図には歯31を示すと共に、突出部46,47をも
示した。さらに内方へ張出したひれ34,35も示して
あり、同図から明らかなようにこのひれは90゜間隔で配
置されており、ひれ70,71がクラッチ38の内向き
溝36,37に嵌入する。
第7図に側面図を示すこのクラッチ38は第3図から明
らかなように、その安定性を考慮した円周形状を具えて
いる。
操作素子2を引上げると歯31,32の咬合が解かれ、
ひれ34,35及び内向き溝36,37の咬合によっ
て、操作素子2をシャフト6と共に回動させることがで
きる。その結果、シャフト6が移動し、ねじ付き入れ子
3内で軸方向位置を変えるから、ストッパ42を介して
前記シャフト6の下縁43と当接しているピストン棒7
もばね41及びばね28の作用下に軸方向に移動する。
シャフト6及びこれと連携する部分の上昇はストッパと
してねじ付き入れ子3の下面45と当接する環状ディス
ク44によって制限される。従って、シャフト6は操作
素子2にむかって無制限に上昇することはできず、その
下端は常にねじ付き入れ子3の下面よりも下方に位置す
る。
第1a図及び第1b図に示す位置を初期位置とすれば、
咬合突起23,24が上方と周溝22に嵌入するように
操作素子2を引上げることができる。これと同時に外方
に張出している突起46,47も入れ子51の溝に沿っ
て上昇する。入れ子51は外方に突出して肩部52を形
成する突起を介して筐体1の段部53で支持され、保持
される。保持作用は筐体1の上面に設けた第1a図には
詳しく図示しなかった部分54によって行われる。
ピストン棒7の端部は回転不能な構造部材55があり、
この構造部材55にピストン棒延長部またはピストン5
6が配置されており、上記ドイツ特許第25 49 477号に
記載されているように、このピストン56はその延長部
が下方の連結円錐体内へ突出し、この延長通路に嵌入し
て空気を介して吸引または圧縮動作を行う。
筐体1の内側螺条57は追加筐体部分の接続を可能に
し、また、領域58には、ドイツ特許第25 49 477号に
開示されているような強制可動可能な制動装置、特に分
離自在なマグネット装置として実施した特殊な制動装置
を設けることができる。これにより、特に便利なマグネ
ット装置を採用することにより連続的な位置調整を簡単
に行うことができる。
従って、ピストン棒7はシャフト下縁43から下方へは
移動できるが、上方へは移動できない。最大ピペット容
積に相当する図示の初期位置からピペット容積を調整す
るためピペット容積を縮小したい場合には操作素子2を
引上げて咬合突起23,24を周溝22に嵌入させれば
よい。その結果、歯31,32の咬合が解かれ、操作素
子2を回転させることにより、シャフト6は下降方向に
自由に回転し、ピストン棒7も下方へ移動する。充分に
回転させてから操作素子2を再び押し下げて咬合突起2
3,24を周溝21に嵌入させる。
シャフト6の回転に伴なって環状ディスク44によるス
トッパによって形成される設定高さを越えると上記摩擦
継手73が機能する。この摩擦継手73に関連して問題
となるのが第2図及び第4図にも示した押しボタン支持
筒11とカバー9の間に介在する中間素子59である。
この中間素子59の側断面図を第8図に、平面図を第9
図にそれぞれ示した。
第8図だけでなく第1a図にも示した外側円筒60は透
明な円筒として実施することができる。円筒60は上方
に内向きの段部61を有し、この段部61は押しボタン
支持筒11の外方へ張出したフランジ62に支持されて
いる。カバー9はばね素子12,13の咬合により、前
記段部61の上方に形成された外方へ張出した段部63
上に保持される。
中間素子59は前記上方段部63の内側からさらに上方
へ突出する円筒状延長部64(第9図)を有し、延長部
64はその周面に溝状の切込み65,66が形成されて
いる。この上向き突出延長部64は弾性を有する。
カバー9の下向き縁部に形成した内向きのひれ67,6
8が前記溝状切込み65,66に嵌入する。これにより
可撓性の咬合関係が成立する。この可撓咬合により中間
素子59はカバー9と強制回転可能な係合連動関係に維
持される。中間素子59はまた摩擦接触により位置69
において押しボタン支持筒11に保持され、この摩擦接
触とも相俟って上記摩擦継手73が成立する。即ち、摩
擦継手73は上述した切込み65,66との咬合手段及
び前記摩擦接触から成る。これによりカバー9による強
制回転可能な係合駆動が可能になり、押しボタン支持筒
11との摩擦咬合関係も成立する。
第1a図はその上部において内側の押しボタン支持筒1
1と外側の中間素子59の形態が右側と左側とで異なる
ように示してあるが、これも溝状咬合を示唆している。
ピストン棒7に設けたストッパ・ディスク25は摩擦継
手73による過負荷を免れる。摩擦継手73が縮径した
弾性の継手素子64を有し、これと対向する弾性咬合継
手素子67,68が上記縮径した部分に嵌入するように
し、一方の継手素子を押しボタン支持筒11に形成し、
他方の継手素子を回転自在な押しボタン状操作素子2に
形成することが好ましい。
筐体内を回転不能状態で案内される押しボタン支持筒1
1に軸方向のばね素子(ばねアーム)19,20を設
け、このばね素子19,20の咬合突起23,24がピ
ストン棒7の周溝21,22に嵌入し、押しボタン式操
作素子2の引上げ位置に応じて周溝21,22のいずれ
か一方に嵌入するように構成することも好ましい。
2つの構成部分で押しボタン式操作素子を構成する場
合、この2つの構成部分を相対回転できないように互い
に結合させ、ピストン棒7の上方に挿着される弾性挿着
体に外方へ弾性的に拡開自在なばね素子12,13を設
け、押しボタン式操作素子の押しボタン支持筒11に設
けた衝合部16,17と下側から咬合させる。
筐体1内を案内される軸方向移動自在な係止ディスク3
3はばね作用下に上方へ付勢され、筐体1内の入れ子5
1の下端に設けた対向衝合面と当接する。
第10図には第4図に示した押しボタン支持筒11の下
方部分の第4図とは異なる実施態様を示した。図示のよ
うに、この下方部分は下方開口部74まで通しになって
いる。壁75の内側には開口縁に内方へ突出する歯76
があり、この歯は環状歯車32と咬合させることができ
る。その場合、これらの歯は半径方向に正確に対応する
補完的な形状を有し、従って、極めて細かいピッチに設
定することができる。
第12図及び第13図には互いに咬合する歯31及び対
向歯32の特殊な実施態様を示した。歯31は押しボタ
ン支持筒11の下縁に、対向歯32は入れ子、即ち、係
止ディスク33にそれぞれ形成されている。
第12図及び第13図には上向きの特殊な態様で実施さ
れた対向歯を有する係止ディスク33と、押しボタン支
持筒11に形成した下向きの歯をそれぞれ部分断面図で
示した。
例えば第12図から明らかなように、対向歯に相当する
歯77,78,79…はその上端に球状の肉厚部80,
81,82,82を有し、歯31に相当する歯84乃至
87はそれぞれの片側だけにパッド状の肉厚部88乃至
91を有する。
このように片側だけに肉厚部を形成したから、例えば歯
84乃至87を薄板状に形成した弾性歯とした場合、肉
厚部80乃至83と88乃至91とが互いに接触すると
側方へ退避することができ、これによってスナップ連結
効果が得られる。
第11図はこの歯構造を第12図XI−XI線に沿った断面
で示す俯瞰図である。同図からも明らかなように上歯8
4乃至87はそれぞれ片側に肉厚部88乃至91を有
し、下歯77乃至79は球状肉厚部80乃至83を有す
る。
第13図は第12図と同様の断面図であり、歯31に相
当する歯92乃至94は円錐形に形成され、それぞれの
基部95乃至97が弾性的に退避することができる。係
止ディスク33側対向歯を構成する歯98乃至100も
同様であり、双方の歯列は互いにスナップ作用を伴なっ
て咬合または離脱する際に側方へ退避することができる
ようにピッチを設定されている。
ピッチを小さくするという意味では、肉厚部88乃至9
1に示すように、歯の先端の肉厚部を片側にだけ設け
て、常に2つの肉厚部が対向するようにし、他方の側に
肉厚部を設けないという構成が好ましい。
なお、第13図の実施態様では双方の歯が互いに接近ま
たは離脱する時に退避動作が起こるように歯の先端角部
に丸みを与えてある。
第10図に示した実施態様でも同様の形状を採用するこ
とができる。
第11図乃至第13図に示したこれらの実施例は共通の
円周上に歯が存在する実施態様である。歯のピッチをで
きる限り小さく設定したければ、双方の歯状歯車が半径
の異なる円周上にそれぞれの歯を有し、しかも互いに接
触できるようにすればよい。その場合、それぞれの歯の
互いに対向する肉厚部がオーバラップし、歯が弾性体な
ら半径方向にも曲げモーメントを発生し、咬合する。
これらの実施例に関しては肉厚部及び円錐形拡径部を図
示したが、一方の環状歯車に先太の歯を形成し、他方の
環状歯車に逆に先細の歯を形成することによって咬合し
易くしてもよい。
第10図に示すように半径方向に咬合させる場合には、
歯をピンとして実施し、これに対して対向歯をスナップ
嵌合式の環状歯車として形成する実施態様も可能であ
る。
軸方向に咬合する歯構造の場合、歯及び対向歯として互
いに咬合する両部分をスナップボタン式に構成してもよ
く、その場合、対向歯を弾性部分によって縁辺部を画定
された狭窄孔を有するボタン穴として形成し、これに嵌
入する歯が拡径頭部を有する突出したスナップボタン部
分を有するように形成する。
なお、歯咬合部が大きいスペースを必要とすることを考
慮し、ピッチを小さくして微調整を可能にするためピペ
ット装置を少なくとも歯咬合域において拡径することが
好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1a図及び第1b図はピペット装置上部のそれぞれ上
方及び下方を示す軸方向断面図、第2図は第1a図の一
部を示す軸方向断面図、第3図は同図II−II線における
断面を示す第2図に対応する底面図、第4図は第2図に
対応する側面図、第5図は第1a図の一部を示す軸方向
断面図、第6図は第5図に対応する平面図、第7図はピ
ペット筐体内のクラッチの軸方向断面図、第8図は中間
素子の軸方向断面図、第9図は第8図に対応する平面
図、第10図は筐体と一体の部分に半径方向に外向きの
歯を設け、押しボタン支持筒の円筒壁に設けた半径方向
に内向きの歯が前記外向きの歯と咬合するように構成し
た歯構造の変更実施態様を示す断面図、第11図は係合
素子を有する歯構造の平面図、第12図は第11図に対
応する側面図、第13図は円錐形拡径部を有する歯の実
施態様を示す部分図である。 2……操作素子、3……ねじ付き入れ子 6……シャフト、7……ピストン棒 9……カバー、11……押しボタン支持筒 12,13……ばね素子、16,17……衝合部 19,20……ばねアーム、21,22……周溝 24……咬合突起 25……ストッパ・ディスク 31,32、76〜79、84〜87、92〜94、9
8〜100……歯、42……ストッパ 56……ピストン棒延長部(ピストン) 64……円筒上延長部(弾性素子) 65……切込み、66……切込み(弾性素子) 67……ひれ(弾性素子)、68……ひれ 73……摩擦継手、80〜83、88〜91……肉厚
部、98〜97……基部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体と、この筐体の上端から突出し、ばね
    作用に抗して押圧可能であり、シリンダ内を移動して所
    定の空気量を押し出すピストンに接続された操作素子
    と、上下に開口する連結部材で、特に嵌着自在な開端を
    備えたピペットチップに対してはテーパ接続し、前記シ
    リンダに連通する開口部を備える連結部材とを含み、前
    記操作素子を回動させることによってピペット処理容量
    を調整するように構成したピペット装置であって、シャ
    フト(6)と、筐体内でシャフトの回動を抑止している
    係止ディスク(33)との係合が押しボタン式操作素子
    (2)によって軸方向に解放可能で、しかも係合素子間
    の係合が解放されたときには、選択した容量に対応させ
    て押しボタン式操作素子(2)を回動させると、ねじ付
    き入れ子(3)と螺合するシャフト(6)により、ピス
    トン(56)はピストン棒(7)とともに軸方向に無段
    階で調整可能であることを特徴とするピペット装置。
  2. 【請求項2】ピペット装置の中心軸周りで係合素子(3
    1,32)の少なくとも一方が離間されるように設けた
    ことを特徴とする請求項第(1)項に記載のピペット装
    置。
  3. 【請求項3】ピペット装置の相対移動する2つの部分に
    設けた2つの環状歯車(31,32、77〜79、84
    〜87、92〜94、98〜100)によって係合素子
    同士の咬合が行われることを特徴とする請求項第(1)項
    又は第(2)項に記載のピペット装置。
  4. 【請求項4】上向きの歯(77〜79、98〜100)
    を有する環状歯車(32)と、押しボタン式操作素子
    (2)の支持体(11)側にあって前記環状歯車(3
    2)と上方から咬合する環状歯車(31)とで軸方向歯
    咬合機構を構成したことを特徴とする請求項第(3)項に
    記載のピペット装置。
  5. 【請求項5】半径方向の歯を有する環状歯車(76)
    と、この環状歯車(76)から軸方向に解除できるよう
    にシャフト(6)に設けた対向環状歯車(32)とで歯
    咬合機構を構成したことを特徴とする請求項第(2)項に
    記載のピペット装置。
  6. 【請求項6】押しボタン式操作素子(2)とシャフト
    (6)との間に、歯咬合状態のまま操作素子(2)を回
    転させることを可能にする摩擦継手(73)を設けたこ
    とを特徴とする請求項第(1)項から第(5)項までのいずれ
    かに記載のピペット装置。
  7. 【請求項7】環状歯車の歯(31,32、84〜87、
    77〜79、92〜94、98〜100)の形態を取る
    軸方向に解除可能な係合素子が咬合を維持する方向に突
    出する強制解除可能な係止形状(80〜83、88〜9
    1)を有することを特徴とする請求項第(1)項から第(6)
    項までのいずれかに記載のピペット装置。
  8. 【請求項8】係止形状(80〜83、88〜91)を咬
    合及び解除の方向に相互作用する端部の肉厚部として形
    成したことと、これらの肉厚部を可撓性のある歯状小板
    に設けたことを特徴とする請求項第(7)項に記載のピペ
    ット装置。
  9. 【請求項9】係止形状(80〜83、88〜91)が球
    形ふくらみであることを特徴とする請求項第(8)項に記
    載のピペット装置。
  10. 【請求項10】肉厚部が円錐形を呈し、互いに咬合する
    部分に対して互いに逆向きの傾斜を有することを特徴と
    する請求項第(8)項に記載のピペット装置。
  11. 【請求項11】ピストン棒(7)はピストン(56)と
    押しボタン式操作素子(2)の上端との間でシャフト
    (6)に当接するストッパ(42)を有し、このストッ
    パ(42)がシャフト(6)及び押しボタン式操作素子
    (2)に対してピストン棒(7)の最高位置を制限する
    ことを特徴とする請求項第(1)項から第(10)項までのい
    ずれかに記載のピペット装置。
  12. 【請求項12】押しボタン式操作素子(2)及び押しボ
    タン式操作素子(2)の支持体(11)の間に円周方向
    の摩擦継手(73)を介在させ、この摩擦継手が縮径し
    た弾性素子(64)を含み、これと対応する対向継手素
    子の弾性咬合素子(67,68)が前記縮径した部分に
    嵌入するようにし、押しボタン支持体(11)として形
    成された継手素子を案内して咬合させるように、他方の
    継手素子を回転自在な押しボタン式操作素子(2)に設
    けたことを特徴とする請求項第(6)項から第(11)項まで
    のいずれかに記載のピペット装置。
  13. 【請求項13】回転不能状態で筐体内を案内される支持
    体(11)がピストン棒(7)の周溝(21,22)に
    先端の咬合突起(23,24)で舌状に嵌入する軸方向
    のばね素子(19,20)を有し、押しボタン式操作素
    子(2)の引上げ高さに応じて異なる周溝(21,2
    2)に嵌入することを特徴とする請求項第(1)項から第
    (12)項までのいずれかに記載のピペット装置。
  14. 【請求項14】押しボタン式操作素子(2)が互いに回
    転不能に結合された2つの構成部分から成り、ピストン
    棒(7)上端の上方に位置する弾性嵌着体に外方へ弾性
    拡開可能なばね素子(12,13)を設け、このばね素
    子が押しボタン式操作素子(2)の支持体(11)に設
    けた衝合部(16,17)と下方から咬合するようにし
    たことを特徴とする請求項第(1)項から第(13)項までの
    いずれかに記載のピペット装置。
  15. 【請求項15】摩擦継手(73)が中間素子(59)の
    上向きに突出する円筒状延長部(64)に形成した溝状
    切込み(65,66)と、カバー9の下向き縁辺部に設
    けた内向きのひれ(67,68)から成ることを特徴と
    する請求項第(6)項から第(14)項までのいずれかに記載
    のピペット装置。
  16. 【請求項16】環状歯車の歯を側方へ退避可能な薄板状
    に構成したことを特徴とする請求項第(7)項から第(15)
    項までのいずれかに記載のピペット装置。
  17. 【請求項17】係止形状(88〜91)を片側だけに設
    けたことを特徴とする請求項第(7)項から第(10)項まで
    のいずれかに記載のピペット装置。
  18. 【請求項18】環状歯車の歯(92〜94)の基部(9
    5〜97)が弾性を有することを特徴とする請求項第
    (7)項から第(10)項までのいずかに記載のピペット装
    置。
  19. 【請求項19】一方の環状歯車の形状が凸形であり、他
    方の環状歯車の形状が凹形であることを特徴とする請求
    項第(7)項から第(10)項までのいずれかに記載のピペッ
    ト装置。
  20. 【請求項20】双方の環状歯車を半径の異なる円周上に
    配置し、対向する歯の肉厚部が互いにオーバラップし、
    それぞれの歯が特に半径方向にも弾性的に撓むように構
    成したことを特徴とする請求項第(7)項から第(10)項ま
    でのいずれかに記載のピペット装置。
  21. 【請求項21】歯及び対向歯をそれぞれ具える環状歯車
    が押しボタン状を呈し、係合素子を形成することを特徴
    とする請求項第(3)項に記載のピペット装置。
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