JPH06113976A - 浴 室 - Google Patents

浴 室

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Publication number
JPH06113976A
JPH06113976A JP26715092A JP26715092A JPH06113976A JP H06113976 A JPH06113976 A JP H06113976A JP 26715092 A JP26715092 A JP 26715092A JP 26715092 A JP26715092 A JP 26715092A JP H06113976 A JPH06113976 A JP H06113976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
shower
hot water
sliding door
sleeve wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26715092A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamikazu Inari
民和 稲荷
Hiroshi Hayashi
寛 林
Kazuyuki Miyazaki
和由紀 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP26715092A priority Critical patent/JPH06113976A/ja
Publication of JPH06113976A publication Critical patent/JPH06113976A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 循環シャワーシステムが設置され、そのシャ
ワーを入浴者が長時間にわたって浴びても、循環用の湯
が不足しない構造の浴室を提供する。 【構成】 浴槽2と洗い場3との間に袖壁4を設けると
ともに、浴槽2の洗い場3側の框21に溝22を形成
し、かつ、この溝22に沿って摺動自在の引き戸5を配
設している。そして、引き戸5は、戸開きの状態では、
袖壁4と重なる部位に収納されるように構成されてい
る。このような引き戸を設けることで、循環シャワーが
入浴者に当たった飛び散っても、その湯が洗い場側に飛
び出すことがなくなる結果、所期の目的を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽に隣接して洗い場
が設けられた浴室に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅などの浴室は、シャワー付のものが
殆どで、そのシャワーとしては、一般に、洗い場に壁掛
け式のハンドシャワー等がある。また、最近では、マッ
サージ効果のあるシャワーが注目されており、そのシャ
ワーシステムの一つとして、浴槽の上方にシャワノズル
を配置して、入浴者が浴槽内で腰掛けた状態で、刺激感
の強いシャワーを浴びることを可能としたシステムが提
案されている(例えば実開昭62−190593号公
報)。また、この提案では、シャワーノズルに浴槽内の
湯を供給してシャワーを出湯する循環シャワーシステム
を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上の提案
によれば、湯の循環によりシャワーを出湯するので、シ
ャワー出湯時に多量に給湯は必要としないといった利点
があるが、その湯の循環によるシャワーを入浴者が浴び
ると、入浴者の身体に当たって湯が飛散し、その一部が
浴槽内に回収されずに洗い場等に飛び出す。このため、
シャワー浴を続けてゆくと浴槽内の水位が低下し、その
レベルが、湯の循環が可能なレベル以下となったときに
は、シャワーを出湯できなくなるといった不都合が生じ
ることがあった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、循環シャワーシステ
ムが設置され、そのシャワーを入浴者が長時間にわたっ
て浴びても、循環用の湯が不足しない構造の浴室を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例に対応する図1,図2を参照しつつ
説明すると、本発明は、浴槽2と、これに隣接して洗い
場3が設けられているとともに、浴槽2の上方に配置さ
れたシャワーノズル6に当該浴槽2内の湯を供給するこ
とによってシャワーを出湯する循環シャワーシステムが
組み込まれた浴室において、浴槽2と洗い場3との間に
は、これらを部分的に仕切る袖壁4が設けられていると
ともに、浴槽2の洗い場3側の框21には溝22が形成
され、かつ、この溝22に沿って摺動自在の引き戸5が
配設され、その引き戸5は、戸開きの状態では、袖壁4
と重なる部位に収納されるよう構成されていることによ
って特徴づけられる。
【0006】
【作用】循環シャワーを浴びるときは、引き戸5を締め
ておくことで、出湯シャワーが入浴者の身体に当たって
飛散しても、その湯は洗い場3などに飛び出さず、浴槽
2内に効率良く回収される。
【0007】
【実施例】図1は本発明実施例の全体構造を示す斜視
図,図2はその実施例の要部構造を示す斜視図である。
また、図3はその実施例の浴槽2の框21の構造を示す
要部縦断面図である。
【0008】浴室1内には、浴槽2が設置されており、
この浴槽2に隣接して洗い場3が設けられている。ま
た、浴槽2の側方3辺は側壁11,12,13で囲われ
ており、この浴槽2の上方空間は、洗い場3側のみに開
放されている。
【0009】浴槽2の背面側の縁部には、入浴者が座る
ことができる程度の広さの座席2aが設けられている。
この座席2aの上方空間の周囲の3方は、先の2枚の側
壁11,12ならびに浴槽2の洗い場3側の隅部に配置
された袖壁4によって囲われている。
【0010】それらの側壁11,12および袖壁4に
は、それぞれシャワーノズル6・・6が配置されている。
その各ノズル6の高さ位置は、座席2aに座った入浴者
の腰のあたりの高さに設定されている。そして、それら
の各シャワーノズル6には、循環ポンプ等を備えた湯循
環配管系(図示せず)を介して、浴槽2内の湯が供給さ
れ、これにより、先の座席2aの上方空間に向けてシャ
ワーが出湯する。
【0011】さて、浴槽2の洗い場3側の框21の上方
には、2枚の引き戸5が配設されている。この各引き戸
5は、下端部が、框21の上面に浴槽2の長手方向に沿
って形成されたガイド溝22に嵌め込まれ、また、その
上端部は、先のガイド溝22に対向して浴室天井10に
設けたガイドレールあるいはガイド溝(図示せず)等に
よって支承されている。
【0012】従って、その各引き戸5は、框21上で浴
槽2の長手方向に沿ってスライド自在で、それら2枚の
引き戸5を完全に閉めた状態では、浴槽2の上方空間
は、洗い場3に対して水密的に仕切られ、一方、開放し
たときには、各引き戸5は、袖壁4の裏面(浴槽2側の
面)側に重なり合った状態で、その袖壁4からは、はみ
出さずに収納される。
【0013】また、浴槽框21に設けた各ガイド溝22
は、両端部がそれぞれ開放されており、その開放部22
aを通じて、溝22の内部が浴槽2内に連通している。
以上の構造の実施例によれば、入浴者は、浴槽2の縁部
に腰掛けた状態で、腰まわりや背中などに、マッサージ
効果のあるボディシャワーを浴びることができる。そし
て、この循環シャワーの使用時には、引き戸5を締め切
った状態としておくことで、シャワーが入浴者の身体に
当たって飛び散っても、その飛散した湯は、引き戸5に
当たって洗い場3側への飛び出しが遮られ、その引き戸
の壁面を伝って落下してガイド溝22内へと到達し、さ
らにガイド溝22を伝って浴槽2の内部へと回収され
る。このように、入浴者が循環シャワーを浴びても、湯
は浴槽2の外部へと飛び出すことなく、効率良く浴槽2
内に回収されるので、長時間にわたって循環シャワーを
浴びても、浴槽2内の湯の水が低下せず、循環用の湯が
容量不足になることはない。
【0014】なお、以上の実施例では、ボディシャワー
効果を目的としたシャワーノズルを配置しているが、こ
の他、打たせ湯を出湯するノズル等の各種のシャワーノ
ズルを浴槽の上方に設置しておいてもよいし、あるいは
打たせ湯用のシャワーノズルを単独に配置しておいても
よい。さらに、シャワーノズルは、浴槽の上方位置であ
れば、その配置部位ならびに個数は特に限定はされな
い。
【0015】また、引き戸5は、袖壁4の内部を戸袋と
して、その袖壁内に収納するように構成してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
浴槽の上方に配置したシャワーノズルに浴槽内の湯を供
給することによってシャワーを出湯する循環シャワーシ
ステムが組み込まれた浴室において、浴槽の洗い場側の
框上に、浴槽の上方空間を洗い場側に対して水密的に仕
切るための引き戸を配設したから、その引き戸を完全に
締め切った状態でシャワーを使用することで、入浴者に
シャワーが当たって湯が飛び散っても、その飛散した湯
も効率良く浴槽内に回収される。これによって、浴槽内
の湯の水位が低下せず、循環用の湯が不足することがな
くなる結果、シャワーを長時間にわたって浴びる場合で
あっても、途中でシャワー出湯が停止されるなどの不都
合が生じることがなくなり、快適なシャワー浴を楽しむ
ことができる。
【0017】また、本発明によると、循環シャワーの使
用時には、引き戸の閉鎖によって浴槽の上方空間を密閉
した状態とすることができるので、そのシャワー浴時の
入浴者の周辺温度の低下、ならびに循環湯の湯温の低下
を防ぐことができるといった効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の全体構造を示す斜視図
【図2】その実施例の要部構造を示す斜視図
【図3】その実施例の浴槽2の框21の構造を示す要部
縦断面図
【符号の説明】
1・・・・浴室 10・・・・天井 11,12・・・・側壁 2・・・・浴槽 21・・・・框 22・・・・ガイド溝 3・・・・洗い場 4・・・・袖壁 5・・・・引き戸 6・・6・・・・シャワーノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽と、これに隣接して洗い場が設けら
    れているとともに、上記浴槽の上方に配置されたシャワ
    ーノズルに当該浴槽内の湯を供給することによってシャ
    ワーを出湯する循環シャワーシステムが組み込まれた浴
    室において、上記浴槽と上記洗い場との間には、これら
    を部分的に仕切る袖壁が設けられているとともに、上記
    浴槽の上記洗い場側の框には溝が形成され、かつ、この
    溝に沿って摺動自在の引き戸が配設され、その引き戸
    は、戸開きの状態では、上記袖壁と重なる部位に収納さ
    れるよう構成されていることを特徴とする浴室。
JP26715092A 1992-10-06 1992-10-06 浴 室 Pending JPH06113976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26715092A JPH06113976A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 浴 室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26715092A JPH06113976A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 浴 室

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06113976A true JPH06113976A (ja) 1994-04-26

Family

ID=17440788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26715092A Pending JPH06113976A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 浴 室

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JP (1) JPH06113976A (ja)

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