JPH06113630A - 田植機 - Google Patents

田植機

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Publication number
JPH06113630A
JPH06113630A JP28962792A JP28962792A JPH06113630A JP H06113630 A JPH06113630 A JP H06113630A JP 28962792 A JP28962792 A JP 28962792A JP 28962792 A JP28962792 A JP 28962792A JP H06113630 A JPH06113630 A JP H06113630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planting
sensor
sensitivity
raising
setting device
Prior art date
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Pending
Application number
JP28962792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Shinagawa
川 正 夫 品
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP28962792A priority Critical patent/JPH06113630A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 センサフロートの昇降動作によって昇降バル
ブを切換え、昇降シリンダによって植付部の支持高さを
変更して苗の植深を修正する田植機において、前記セン
サフロートによる昇降バルブ制御の感度調節を電気信号
により行う感度設定器62を設け、前記センサフロート
の昇降動作を電気的に検出する植深センサ57と前記設
定器62の各電気信号出力に基づき前記昇降バルブを自
動制御するように構成したものである。 【効果】 電気配線だけで感度設定器62を機体の任意
位置に容易に配設でき、前記感度設定器62によって無
段階調節並びに調節範囲の拡大などを容易に行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば苗載台及び植付爪
などを備えて連続的に苗植作業を行う田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、センサフロートの昇降動作によっ
て昇降バルブを切換え、昇降シリンダによって植付部の
支持高さを変更して苗の植深を修正する技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、植付
部下側のセンサフロートと本機側の昇降バルブをワイヤ
及びリンクなどによって連結させ、前記ワイヤのアウタ
受の位置調節によってセンサフロートの感度調節を行っ
ていたから本機後方に植付部を装設する構造において、
前記アウタ受の位置を変更する感度調節レバーは本機の
後側部に取付けられ、後向き姿勢で作業者が前記レバー
を操作することによって前方不注意になり、蛇行走行に
よる植付不良などを発生させ易いと共に、前記昇降バル
ブ構造とリンク連結比によって感度調節範囲が決定され
るから、各種条件の圃場に対し、調節範囲または多段調
節の段階幅が不適正になり易い等の植深制御の感度調節
操作上の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、セン
サフロートの昇降動作によって昇降バルブを切換え、昇
降シリンダによって植付部の支持高さを変更して苗の植
深を修正する田植機において、前記センサフロートによ
る昇降バルブ制御の感度調節を電気信号により行う感度
設定器を設け、前記センサフロートの昇降動作を電気的
に検出する植深センサと前記設定器の各電気信号出力に
基づき前記昇降バルブを自動制御するように構成したも
ので、従来のように昇降バルブ取付位置などによって制
約されることなく、電気配線だけで前記感度設定器を機
体の任意位置に容易に配設し得、例えば運転席の前方に
感度設定器を配置して作業者が前方進行方向を見乍ら感
度調節を行えるように構成し得ると共に、前記感度設定
器によって無段階調節並びに調節範囲の拡大などを容易
に行い得、各種条件の圃場に最も適した植深制御の感度
調節を容易に得られるものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は植深制御回路図、図2は全体の側面図、図
3は同平面図を示し、図中(1)は作業者が搭乗する走
行車であり、エンジン(2)を搭載する車体フレーム
(3)後端をミッションケース(4)に連設させ、前記
ミッションケース(4)前方にアクスルケース(5)を
介して水田走行用前輪(6)を支持させると共に、前記
ミッションケース(4)の後部両側に伝動ケース(7)
を連設し、前記伝動ケース(7)後端部に水田走行用後
輪(8)を支持させる。そして前記エンジン(2)等を
覆うボンネット(9)両側に予備苗載台(10)を取付
けると共に、ステップ(11)を形成する車体カバー
(12)によって前記ミッションケース(4)等を覆
い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取
付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット
(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
【0006】また、図中(15)は6条植え用の苗載台
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植
付部であり、前高後低の前傾式苗載台(16)を苗台レ
ール(18)及びガイドレール(19)を介して植付ケ
ース(20)に左右往復摺動自在に支持させると共に、
一方向に等速回転させるロータリケース(21)を前記
植付ケース(20)に支持させ、該ケース(21)の回
転軸芯を中心に対称位置に一対の植付アームである爪ケ
ース(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)
先端に植付爪(17)(17)を取付ける。また、図4
にも示す如く、前記植付ケース(20)の前側にローリ
ング支点軸(23)を介して支持フレーム(24)を設
け、トップリンク(25)及びロワーリンク(26)を
含む三点リンク機構(27)を介して走行車(1)後側
に支持フレーム(24)を連結させ、前記リンク機構
(27)を介して植付部(15)を昇降させる昇降シリ
ンダ(28)をロワーリンク(26)に連結させ、前記
前後輪(6)(8)を走行駆動して移動すると同時に、
左右に往復摺動させる苗載台(16)から一株分の苗を
植付爪(17)によって取出し、連続的に苗植え作業を
行うように構成する。
【0007】また、図中(29)は走行変速レバー、
(30)は植付昇降レバー、(31)は走行主クラッチ
ペダル、(32)(32)は左右ブレーキペダル、(3
3)はセンサフロートである2条分均平用センターフロ
ート、(34)は2条分均平用サイドフロートである。
【0008】さらに、図4に示す如く、前記エンジン
(2)によって駆動する油圧ポンプ(35)に油圧昇降
バルブ(36)を介して前記昇降シリンダ(28)を油
圧接続させると共に、レバー(37)を揺動させて前記
昇降バルブ(36)のスプール(38)を作動させる植
深モータ(39)を備え、該モータ(39)の正逆転制
御によって昇降バルブ(36)を上昇または下降に切換
え、昇降シリンダ(28)を作動させて植付部(15)
を上昇または下降させるように構成している。
【0009】さらに、図5、図6、図7に示す如く、前
記植付ケース(20)下側に植深調節軸(40)を回転
自在に軸支させ、該軸(40)に植深調節リンク(4
1)の一端を一体連結させ、センサフロートであるセン
ターフロート(33)後端側のブラケット(42)にピ
ン(43)を介して前記リンク(41)他端を連結さ
せ、前記リンク(41)を揺動操作してフロート(3
3)を昇降させ、植付爪(17)の植深を変更するよう
に構成している。
【0010】また、前記植付ケース(20)のブラケッ
ト(44)にピン(45)を介してフィードバックリン
ク(46)の中間を回転自在に連結させ、前記植深調節
軸(40)に一端を固定させるフィードバックアーム
(47)他端側を前記フィードバックリンク(46)後
端にピン(48)及び長孔(49)を介して連結させる
と共に、前記センターフロート(33)前端のブラケッ
ト(50)にピン(51)を介してセンサリンク(5
2)を連結させ、該センサリンク(52)に長孔(5
3)及びピン(54)を介して前記フィードバックリン
ク(46)前端を連結させ、前記ピン(54)にセンサ
ワイヤ(55)中間をL形に掛回し、該センサワイヤ
(55)一端をセンサリンク(52)にピン(56)を
介して係止させ、また前記フィードバックリンク(4
6)に固設させるポテンショメータ型植深センサ(5
7)に前記センサワイヤ(55)他端を連結させるもの
で、前記センターフロート(33)の沈下量が変化し、
センターフロート(33)前端側が後端側のピン(4
3)を支点にして昇降したとき、各ピン(54)(5
6)間の距離が変化してセンサワイヤ(55)により植
深センサ(57)が操作され、植付ケース(20)に対
するセンターフロート(33)の相対位置変化を前記植
深センサ(57)によって電気的に検出し、該センサ
(57)から検出電気信号を出力させるように構成して
いる。
【0011】さらに、図1に示す如く、前記走行変速レ
バー(29)の後進操作によってオンになる後進スイッ
チ(58)と、前記昇降レバー(30)によってオン操
作する上げ及び固定及び下げの各スイッチ(59)(6
0)(61)と、前記センターフロート(33)昇降に
よる昇降バルブ(36)制御の感度調節を電気信号によ
り行う感度設定器(62)並びにゲイン調整器(63)
と、前記植深モータ(39)と、植深センサ(57)
を、マイクロコンピュータで構成するコントローラ(6
4)に接続させるもので、各スイッチ(58)(59)
のオンによって植深モータ(39)を作動させて昇降バ
ルブ(36)を上げ位置に切換え、昇降シリンダ(2
8)によって植付部(15)を上昇させる一方、下げス
イッチ(61)のオンによって植深モータ(39)を作
動させて昇降バルブ(36)を下げ位置に切換え、昇降
シリンダ(28)によって植付部(15)を下降させる
と共に、前記植深センサ(57)及び設定器(62)及
び調整器(63)の電気信号出力に基づき、植深モータ
(39)を自動制御して昇降バルブ(36)を切換え、
昇降シリンダ(28)を作動させて植付部(15)の支
持高さを変更して苗の植深を修正するように構成してい
る。
【0012】本実施例は上記の如く構成しており、図8
に示す如く、基準姿勢のセンターフロート(33)の傾
斜角度(O)では植深センサ(57)が基準出力(V
A)となり、前記フロート(33)が前傾または後傾す
ることによってセンサ(57)の出力(V1)が変化す
ると共に、図9に示す如く、感度設定器(62)及びゲ
イン調整器(63)が標準感度位置のときに基準感度調
節出力(VB)となり、設定器(62)操作により感度
調節出力(V2)が変更されるもので、図10に示す如
く、前記各基準出力(VA)(VB)の和を植深制御信
号の基準値(VA+VB)とし、センサ出力(V1)と
調節出力(V2)の和を植深制御信号(V1+V2)と
し、基準値(VA+VB)よりも制御信号(V1+V
2)が大きいときに植深モータ(39)を上げ動作させ
植付部(15)を上昇させる一方、基準値(VA+V
B)よりも制御信号(V1+V2)が小さいときに植深
モータ(39)を下げ動作させ植付部(15)を下降さ
せるものであり、センターフロート(33)の昇降動作
を電気的に検出し、前記センサ(57)及び設定器(6
2)の各電気信号出力(V1、V2)に基づき、前記昇
降バルブ(36)を自動制御し、植付爪(17)の植深
補正を行うものである。また、ゲイン調整器(63)の
ゲイン調節により感度調節の範囲及び変化率を変更する
と共に、各スイッチ(58)(59)のオンによる手動
上昇時のモータ(39)速度を前記の植付作業自動制御
の上昇時に比べて高速とし、レバー(29)(30)に
よる手動上昇動作をセンサ(57)による自動制御時に
比べて敏感に行わせるものである。
【0013】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、センサフロート(33)の昇降動作によって昇降バ
ルブ(36)を切換え、昇降シリンダ(28)によって
植付部(15)の支持高さを変更して苗の植深を修正す
る田植機において、前記センサフロート(33)による
昇降バルブ(36)制御の感度調節を電気信号により行
う感度設定器(62)を設け、前記センサフロート(3
3)の昇降動作を電気的に検出する植深センサ(57)
と前記設定器(62)の各電気信号出力に基づき前記昇
降バルブ(36)を自動制御するように構成したもの
で、従来のように昇降バルブ(36)取付位置などによ
って制約されることなく、電気配線だけで前記感度設定
器(62)を機体の任意位置に容易に配設でき、例えば
運転席(13)の前方に感度設定器(62)を配置して
作業者が前方進行方向を見乍ら感度調節を行えるように
構成できると共に、前記感度設定器(62)によって無
段階調節並びに調節範囲の拡大などを容易に行うことが
でき、各種条件の圃場に最も適した植深制御の感度調節
を容易に得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】植深制御回路図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】植付部昇降説明図。
【図5】センターフロート部の側面図。
【図6】同正面図。
【図7】同平面図。
【図8】植深センサ出力線図。
【図9】感度調節器出力線図。
【図10】植深モータ動作線図。
【符号の説明】
(15) 植付部 (28) 昇降シリンダ (33) センターフロート(センサフロート) (36) 昇降バルブ (57) 植深センサ (62) 感度設定器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサフロートの昇降動作によって昇降
    バルブを切換え、昇降シリンダによって植付部の支持高
    さを変更して苗の植深を修正する田植機において、前記
    センサフロートによる昇降バルブ制御の感度調節を電気
    信号により行う感度設定器を設け、前記センサフロート
    の昇降動作を電気的に検出する植深センサと前記設定器
    の各電気信号出力に基づき前記昇降バルブを自動制御す
    るように構成したことを特徴とする田植機。
JP28962792A 1992-10-02 1992-10-02 田植機 Pending JPH06113630A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28962792A JPH06113630A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 田植機

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JP28962792A JPH06113630A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 田植機

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JPH06113630A true JPH06113630A (ja) 1994-04-26

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ID=17745690

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JP28962792A Pending JPH06113630A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 田植機

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