JPH0611343Y2 - 片開き扉装置 - Google Patents

片開き扉装置

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JPH0611343Y2
JPH0611343Y2 JP1986192837U JP19283786U JPH0611343Y2 JP H0611343 Y2 JPH0611343 Y2 JP H0611343Y2 JP 1986192837 U JP1986192837 U JP 1986192837U JP 19283786 U JP19283786 U JP 19283786U JP H0611343 Y2 JPH0611343 Y2 JP H0611343Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
catch
runner
attached
rail
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986192837U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6396180U (ja
Inventor
秀徳 田代
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、クローゼットなど収納家具の前面開口に取り
付けて使用される片開き扉装置に関するものである。
[背景技術] クローゼットなどの収納家具10にあって、その前面の
開口を一対のパネル12を蝶番で屈曲延展自在に連結し
て形成した二つ折りの折り畳み扉11によって開閉する
ようにしたものがある。このものでは収納家具10の前
面の上端部にレール5を取り付け、さらに下端部に下レ
ール13が取り付けてあり、第5図(a)に示すように一
対の各折り畳み扉11の上端面の両端部に水平回動自在
に取り付けたランナー14をレール5に走行自在に、一
対の各折り畳み扉11の下端面の両端部に取り付けたピ
ボット15を下レール13にスライド自在にそれぞれ取
り付けることによって、収納家具10に折り畳み扉11
を設けるようにしてある。そして第5図(b)のように各
折り畳み扉11を折り畳んでレール5に沿って片側へ寄
せることによって収納家具10の前面を大きな開口幅で
開口させることができるのである。またこのような収納
家具10において、その端部に側部収納部16を設け、
この側部収納部16は片開きの扉4で開閉するようにし
たものがある。すなわち第5図(a)のようにレール5と
下レール13の端部にそれぞれ扉4の一方端部の上下に
突設した軸ピン17,17を水平回動自在に枢着し、第
5図(b)のように軸ピン17を中心に扉4を回動させる
ことによって側部収納部16を開口させるのである。
しかしこのものにあって、扉4を片開きに回動させて側
部収納部16を開口させるにあたって、扉4を一杯に回
動させても扉4が邪魔になって扉4の存在する部分では
側部収納部16を開口させることはできず、側部収納部
16の前面を幅一杯開口させることはできないものであ
る。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであり、扉自
体が邪魔になることなく幅一杯に開口させることが可能
になる片開き扉装置を提供することを目的とするもので
ある。
[考案の開示] しかして本考案に係る片開き扉装置は、シャフト1の両
端部にそれぞれ設けられたランナー2,3と、扉4と、
レール5とを備えており、一方のランナー2が扉4の上
端一側に水平回動水平回動自在に結合可能であり、他方
のランナー3が扉4の上端他側に着脱自在に結合可能で
あり、両ランナー2,3がレール5に走行自在に取り付
け可能である片開き扉装置において、上記他方のランナ
ー3にマグネットキャッチ24を固着した取付プレート
23を取り付け、このマグネットキャッチ24に吸着自
在なキャッチプレート26を扉4に固着し、取付プレー
ト23の下端部に扉4側へ向けて斜め下方に突出する係
止片25を延設すると共にキャッチプレート26の下端
部にこの係止片25の先端より上側に位置する引掛片2
7をキャッチプレート26側へ延設して成ることを特徴
とするものであり、ランナー2を回動中心として扉4を
片開きできるようにする他に、ランナー2,3をレール
5に沿って走行させることで扉4自体を移動させるよう
にし、もって扉4自体が邪魔になることなく幅一杯に開
口させることができるようにしたものであって、以下本
考案を実施例により詳述する。
ライナー2,3はそれぞれ本体18の両側に車輪19を
取り付けて形成されるものであり、シャフト1の両端部
に各ランナー2,3の本体18を結合して、両ランナー
2,3をシャフト1を介して一体に連結してあり、この
ときランナー2,3の間隔は扉4の幅寸法に適合するよ
うに設定してある。ランナー2,3はシャフト1と一体
に形成されるようにしても、またランナー2,3間の間
隔寸法を調整できるようにランナー2,3とシャフト1
とを別体に形成するようにしてもよい。この一対のラン
ナー2,3のうち一方のランナー2は第1図に示すよう
に回動ピン20によって扉4の一方端部の上端面に水平
回動自在に取り付けてある。他方のランナー3には第2
図に示すようにその下側に縦片21と横片22で逆L字
型に形成される取付プレート23が固定的に取り付けて
あり、取付プレート23の縦片21には磁石を具備して
形成されるマグネットキャッチ24が固着してある。縦
片21の下端には扉4側へ向けて斜め下方に突出する係
止片25が延設してある。また扉4の他方の端部の上端
部の背面には鋼板など磁性金属のキャッチプレート26
が固着してあり、キャッチプレート26の下端に背方へ
向けて引掛片27が突出してある。扉4の下端面には回
動ピン20の鉛直下方位置においてピボット15が突出
して取り付けてある。
一方、前面が開口となった収納家具10は本体収納部2
8の一方の側端部に側部収納部16を設けて形成される
ものであり、収納家具10の前面の上端部と下端部とに
はそれぞれ全長に亘ってレール5と下レール13とが設
けてある。そして第3図に示すように側部収納部16の
位置においてレール5にランナー2,3を走行自在に取
り付けると共に下レール13にピボット15を水平回転
自在でかつスライド自在に挿入することによって、扉4
を収納家具10に取り付けるものである。このとき、扉
4に取り付けたキャッチプレート26がランナー3の取
付プレート23に取り付けたマグネットキャッチ24に
吸着されることによって、扉4で側部収納部16の開口
を閉塞する状態を保持させるとができる。ここで扉4は
一方の端部においてランナー2に吊り下げ支持されてい
るだけであるので、扉4は他方の端部が下がるように傾
いた状態になるおそれがあり、このときにはマグネット
キャッチ24の高さ位置とキャッチプレート26の高さ
位置とがずれて吸着できないことが生じる。このために
上記のように取付プレート23に係止片25を設けると
共にキャッチプレート26に引掛片27を設け、扉4を
閉塞した際に係止片25の上に引掛片27が乗り上げて
扉4のこの他方の端部を上方へ持ち上げるようにし、マ
グネットキャッチ24にキャッチプレート26が確実に
吸着されるようにしてある。また収納家具10の本体収
納部28の前面にはさらに第5図に示したものと同様な
一対の二つ折りの折り畳み扉11が取り付けてある。図
中29は扉4や折り畳み扉11に設けた把手である。
このものにあって、一対の折り畳み扉11を折り畳んで
一方側に寄せることによって第4図(a)のように本体収
納部28の前面を開口させることができ、また扉4を手
前に引いてマグネットキャッチ24へのキャッチプレー
ト26の吸着状態を解除し、さらに扉4をランナー2の
回動ピン20とピボット15とを回動中心として片開き
に回動させることによって側部収納部16の前面を開口
させることができる。そして側部収納部16を幅一杯に
開口させる場合には、第4図(b)のように一対の折り畳
み扉11を折り畳んで側部収納部16と反対側に寄せ、
この状態でランナー2,3をレール5に沿って走行させ
ると共にピボット15を下レール13に沿ってスライド
させることによって、扉4を側部収納部16の前面から
本体収納部28の前面側へ移動させ、扉4自体が邪魔に
なることなく側部収納部16の前面を全面に亘って開口
させるようにするものである。
[考案の効果] 上述のように本考案にあっては、シャフトの両端部にそ
れぞれランナーを設け、扉の上端にこの一対のランナー
のうち一方のランナーを水平回動自在に結合し、レール
に両ランナーを走行自在に取り付けるようにしたので、
一方のランナーを回動中心として扉を片開きにすること
ができると共に、両ランナーをレールに沿って走行させ
ることで扉自体を移動させることができ、扉そのものが
邪魔になることなく幅一杯に開口させることが可能にな
るものである。また、一対のランナーのうち他方のラン
ナーにマグネットキャッチを固着した取付プレートを取
り付け、このマグネットキャッチに吸着自在なキャッチ
プレートを扉に固着したので、マグネットキャッチへの
キャッチプレートの吸着によって他方のランナーを扉の
上端他側に着脱自在付プレートの下端部に扉側へ向けて
斜め下方に突出する係止片を延設すると共にキャッチプ
レートの下端部にこの係止片の先端より上側に位置する
引掛片をキャッチプレート側へ延設したので、扉が傾い
ていても扉を閉塞した際に係止片の上に引掛片が乗り上
げて扉の傾いた端部が上方へ持ち上げられることにな
り、扉の傾きによるマグネットキャッチとキャッチプレ
ートの高さ位置のずれを矯正してマグネットキャッチに
キャッチプレートを確実に吸着させることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部の斜視図、第2図は同
上の一部の拡大断面図、第3図は同上の全体を示す縮小
正面図、第4図(a)(b)は同上の全体を示す縮小平面図、
第5図(a)(b)は従来例の縮小正面図と縮小平面図であ
る。 1はシャフト、2,3はランナー、4は扉、5はレー
ル、23は取付プレート、24はマグネットキャッチ、
25は係止片、26はキャッチプレート、27は引掛片
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトの両端部にそれぞれ設けられたラ
    ンナーと、扉と、レールとを備えており、一方のランナ
    ーが扉の上端一側に水平回動自在に結合可能であり、他
    方のランナーが扉の上端他側に着脱自在に結合可能であ
    り、両ランナーがレールに走行自在に取り付け可能であ
    る片開き扉装置において、上記他方のランナーにマグネ
    ットキャッチを固着した取付プレートを取り付け、この
    マグネットキャッチに吸着自在なキャッチプレートを扉
    に固着し、取付プレートの下端部に扉側へ向けて斜め下
    方に突出する係止片を延設すると共にキャッチプレート
    の下端部にこの係止片の先端より上側に位置する引掛片
    をキャッチプレート側へ延設して成る片開き扉装置。
JP1986192837U 1986-12-15 1986-12-15 片開き扉装置 Expired - Lifetime JPH0611343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986192837U JPH0611343Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15 片開き扉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986192837U JPH0611343Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15 片開き扉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6396180U JPS6396180U (ja) 1988-06-21
JPH0611343Y2 true JPH0611343Y2 (ja) 1994-03-23

Family

ID=31148294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986192837U Expired - Lifetime JPH0611343Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15 片開き扉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58150685A (ja) * 1982-03-02 1983-09-07 ドリ−ム自動ドア工業株式会社 旋回機構付扉

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6396180U (ja) 1988-06-21

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