JPH06113385A - ヘッドホン - Google Patents

ヘッドホン

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JPH06113385A
JPH06113385A JP28063692A JP28063692A JPH06113385A JP H06113385 A JPH06113385 A JP H06113385A JP 28063692 A JP28063692 A JP 28063692A JP 28063692 A JP28063692 A JP 28063692A JP H06113385 A JPH06113385 A JP H06113385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
headband
slide guide
housing
headphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28063692A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiboku Seki
英木 関
Kouji Touno
耕治 投野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP28063692A priority Critical patent/JPH06113385A/ja
Publication of JPH06113385A publication Critical patent/JPH06113385A/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 不使用時に小さく折畳むことによって、かさ
ばることがなく、携帯にも便利なヘッドホンを提供する
ことを目的とする。 [構成] 摺動子27をハンガ12の連結部18側に近
接させた状態でハンガ12をハウジング10の下方に回
動させ、スライドガイド21との連結位置を中心として
ハンガ12をヘッドバンド28の両側の内側に位置する
ように回動させ、しかも両側の連結部18が互いに近接
するように折畳むことによって、ヘッドバンド28のル
ープの中に左右一対のハウジング10が互いに向い合わ
せに収納されるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘッドホンに係り、とく
に内部にドライブユニットを収納した左右一対のハウジ
ングをヘッドバンドを介して連結するようにしたヘッド
ホンに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のヘッドホンの構成を示すも
のであって、左右一対のハウジング1はそれぞれハンガ
2の先端部にピン3を中心として回動可能に連結されて
いる。そしてハンガ2の基端側はスライダ4の先端部に
回動可能に連結されるようになっている。しかも左右の
スライダ4を連結するようにヘッドバンド5が取付けら
れている。ヘッドバンド5はスライダ4内に収納される
ようになっており、これによって頭の大きさに応じて調
整を行なうようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヘッドバンド5がモー
ルドされた合成樹脂から成るスライダ4に差込まれるタ
イプの調整機構を備えた図5に示すようなヘッドホンを
折畳むときには、図6に示すようにヘッドバンド5内に
一対のハウジング1を収納するようにしている。ところ
がスライダ4は合成樹脂成形体から成るとともに、その
曲率は装着時の頭部の形状に対応させるようにしてい
る。従って図6に示すように、左右のスライダ4の下端
側の間の距離が大きな寸法を有しており、図6のように
折畳んでも大きな寸法を有していた。すなわち従来の折
畳み式のヘッドホンは、小さく折畳むことができないと
いう問題があった。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、不使用時に小さく折畳むことができ、
これによって携帯性を向上させるようにしたヘッドホン
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、内部にド
ライブユニットを収納して成るハウジングと、前記ハウ
ジングに回動可能に連結されているハンガと、前記ハン
ガに回動可能に取付けられているスライドガイドと、前
記スライドガイドに摺動可能に連結されている摺動子
と、前記摺動子が両端に取付けられているヘッドバンド
と、をそれぞれ具備することを特徴とするヘッドホンに
関するものである。
【0006】また第2の発明は、上記第1の発明におい
て、前記ヘッドバンドが形状記憶合金から構成されると
ともに、このヘッドホンの使用温度よりも低い温度で形
状記憶がなされていることを特徴とするヘッドホンに関
するものである。
【0007】また第3の発明は、上記第2の発明におい
て、前記ハンガを前記ハウジングの下方に回動させると
ともに、前記スライドガイドとの連結位置を中心として
前記ハンガを前記ヘッドバンドの両端の内側に位置する
ように回動させ、しかも両側の前記スライドガイドと前
記ハンガとの連結位置が互いに近接するようにして収納
するようにしたことを特徴とするヘッドホンに関するも
のてある。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、ヘッドバンドの両端に取
付けられている摺動子をハンガの連結部に近接させる。
この状態でハンガをハウジングの下方に回動させるとと
もにスライドガイドとの連結位置を中心としてハンガを
ヘッドバンドの両端の内側に位置するように回動させる
ことによって、ヘッドバンド内に左右一対のハウジング
が収納される。
【0009】第2の発明によれば、使用温度よりも低い
温度で形状記憶がなされている形状記憶合金から成るヘ
ッドバンドによって左右のハウジングが連結されること
になる。
【0010】第3の発明によれば、両側のスライドガイ
ドとハンガとの連結位置が互いに近接するようになるた
めに、使用時に比べてはるかにコンパクトにヘッドホン
が折畳まれるようになる。
【0011】
【実施例】図4は本発明の一実施例に係るヘッドホンの
全体の構成を示すものであって、このヘッドホンは左右
一対のハウジング10を備えている。これらのハウジン
グ10内にはそれぞれドーム型スピーカから成るドライ
ブユニットが収納されている。またハウジング10は玉
子を縦に2分割したような形状になっており、その開口
縁部にはイヤーパッド11が取付けられている。ハウジ
ング10はハンガ12によって回動可能に支持されるよ
うになっており、図2および図3に示すように、ほぼC
字状をなすハンガ12の両端の内側に突出するピン13
によって図2に示す回動軸線14を中心として回動可能
に支持されるようになっている。
【0012】ハウジング10の上部には図3に示すよう
に連結部18が一体に連設されている。連結部18はそ
の内側に断面が半円形の凹部19を備えており、この凹
部19内に円柱状をなす一対の回転子20を回転可能に
支持するようになっている。そして回転子20を半径方
向に貫通するようにスライドガイド21の下端と回転子
20が連結されている。スライドガイド21はほぼU字
状をなしている。そしてスライドガイト21の下端部が
連結された回転子20を凹部19内に収納した状態で、
連結部を構成するハウジング18には蓋板22が取付け
られるようになっている。上記スライドガイド21が引
出されるように、蓋板22とハウジング18とにはそれ
ぞれ一対のスリット23が形成されている。そして蓋板
22はビス24によってハウジング18に固定されるよ
うになっている。
【0013】スライドガイド21は摺動子27を貫通す
るようになっており、摺動子27がスライドガイド21
によって摺動可能に支持されている。そして左右の摺動
子27はそれぞれヘッドバンド28の両端に取付けられ
るようになっている。ヘッドバンド28は形状記憶合金
から構成されている。すなわち例えばニッケル・チタン
合金から成る形状記憶合金が使用されている。しかもこ
の形状記憶合金から成るヘッドバンド28は、0〜10
℃間の低音下、例えばほぼ5℃の温度で図1に示すよう
な円弧状の形状として形状記憶されている。
【0014】このように通常使用される温度以下の温度
で形状を記憶させると、通常の使用雰囲気では常に記憶
された元の形状を維持しようとする。そして形状記憶さ
れた円弧状の板材を記憶に抗して変位させると、元の形
状に復帰しようとするようになり、このときの荷重は一
定変位以上ではほぼ同一になる超弾性領域を有すること
になり、この超弾性領域でヘッドホンが使用されるよう
になっている。従って装着者の頭の幅の別なく側圧をほ
ぼ一定とすることができるようになり、ヘッドホンのハ
ウジング10と耳との密着性を維持するとともに、良好
な装着感が得られるようになる。
【0015】このような形状記憶合金から成るヘッドバ
ンド28の両端に摺動子27が固定されるとともに、こ
の摺動子27内を摺動可能に貫通するようにスライドガ
イド21が取付けられている。従って装着する頭の大き
さによって、スライドガイド21に対して摺動子27の
位置を調整すればよい。そしてスライドガイド21の下
端側には折畳み軸の機能を有する回転子20が連結さ
れ、ハウジングから成る連結部18内において回動可能
に支持されている。そしてこのようなハウジング18が
一体に設けられているハンガ12の下端側の一対のピン
13によってハウジング10が回転可能に支持されるよ
うになっている。
【0016】このような構造によれば、図1および図2
に示すようにヘッドホンを折畳むことができる。すなわ
ちハンガ12をピン13を中心としてハウジング10の
下方に回動させる。そしてハンガ12の中央部に設けら
れている連結部18に摺動子27が最も近接するように
スライドガイド21上を摺動子27を移動させる。そし
てスライドガイド21を連結部18を中心として大きく
回動させ、左右のハンガ18がヘッドバンド28の両端
の内側に位置するようにする。
【0017】このようにしてヘッドホンを折畳むと、ス
ライドガイド21の回転子20を回転可能に支持するハ
ンガ12の連結部が互いにほぼ近接して接する状態にな
る。そしてこのときのヘッドバンド28内に左右のハウ
ジング10が収納された状態になる(図1参照)。この
ときのヘッドバンド28はその曲率半径が約50mmの
大きさになり、この中に左右のハウジング10が収納さ
れるようになる。このような収納状態は、図4に示す装
着状態に比べてはるかにコンパクトになる。ちなみに図
4に示す装着状態においては、ヘッドバンド28の曲率
半径が120mmの値になっている。
【0018】このように本実施例のヘッドホンは、ハン
ガ12の両端に設けたスライドガイド21との連結部が
図1および図2に示すように折畳んだときに互いに接す
るようにし、左右のハウジング10がヘッドバンド28
のループの中に収納されるようにしている。しかもこの
ヘッドバンド28が使用温度よりも低い温度で形状記憶
がなされた形状記憶合金から作られている。
【0019】従って折畳み状態の小型化による携帯性の
向上を図ることが可能になる。また折畳み時に、ヘッド
バンド28でハウジング10が保護されるために、落下
等のショックからハウジング10内のドライブユニット
が保護されることになる。
【0020】
【発明の効果】第1の発明は、内部にドライブユニット
を収納して成るハウジングと、上記ハウジングに回動可
能に連結されているハンガと、上記ハンガに回動可能に
取付けられているスライドガイドと、上記スライドガイ
ドに摺動可能に連結されている摺動子と、上記摺動子が
両端に取付けられているヘッドバンドと、をそれぞれ具
備することを特徴とするヘッドホンに関するものであ
る。
【0021】従って摺動子をスライドガイドに沿ってハ
ンガの連結部側に移動させるとともに、ハンガをハウジ
ングの下方に回動させ、しかもスライドガイドとの連結
位置を中心としてハンガをヘッドバンドの両側の内側に
位置するように回動させることによって、左右一対のハ
ウジングがヘッドバンドのループ内に収納されるように
なる。
【0022】第2の発明によれば、このヘッドホンの使
用温度よりも低い温度で形状記憶がなされている形状記
憶合金によってヘッドバンドが構成されているために、
装着者の頭部の大きさに関係なく側圧を一定とし、この
ヘッドホンのハウジングと耳との密着性を維持するとと
もに、良好な装着感を得ることが可能になる。また収納
時にヘッドバンドのループを小さくすることができるよ
うになる。
【0023】第3の発明は、ハンガをハウジングの下方
に回動させるとともに、スライドガイドとの連結位置を
中心としてハンガをヘッドバンドの両端の内側に位置す
るように回動させ、しかも両側のスライドガイドとハン
ガとの連結位置が互いに近接するようにして収納するよ
うにしたものである。
【0024】従ってとくに両側のスライドガイドとハン
ガとの連結位置が互いに近接するような大きさにヘッド
バンドを湾曲させるとともに、その中に左右一対のハウ
ジングが収納されるようになり、コンパクトに収納する
ことが可能なヘッドホンを提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納状態のヘッドホンの正面図である。
【図2】収納状態のヘッドホンの側面図である。
【図3】ハンガとスライドガイドとの連結の機構を示す
分解斜視図である。
【図4】使用状態のヘッドホンの正面図である。
【図5】従来のヘッドホンの正面図である。
【図6】従来のヘッドホンの収納状態の正面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 11 イヤーパッド 12 ハンガ 13 ピン 14 回動軸線 18 連結部(ハウジング) 19 半円形の凹部 20 回転子 21 スライドガイド 22 蓋板 23 スリット 24 ビス 27 摺動子 28 ヘッドバンド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にドライブユニットを収納して成る
    ハウジングと、 前記ハウジングに回動可能に連結されているハンガと、 前記ハンガに回動可能に取付けられているスライドガイ
    ドと、 前記スライドガイドに摺動可能に連結されている摺動子
    と、 前記摺動子が両端に取付けられているヘッドバンドと、 をそれぞれ具備することを特徴とするヘッドホン。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドバンドが形状記憶合金から構
    成されるとともに、このヘッドホンの使用温度よりも低
    い温度で形状記憶がなされていることを特徴とする請求
    項1に記載のヘッドホン。
  3. 【請求項3】 前記ハンガを前記ハウジングの下方に回
    動させるとともに、前記スライドガイドとの連結位置を
    中心として前記ハンガを前記ヘッドバンドの両端の内側
    に位置するように回動させ、しかも両側の前記スライド
    ガイドと前記ハンガとの連結位置が互いに近接するよう
    にして収納するようにしたことを特徴とする請求項2に
    記載のヘッドホン。
JP28063692A 1992-09-25 1992-09-25 ヘッドホン Pending JPH06113385A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28063692A JPH06113385A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ヘッドホン

Applications Claiming Priority (1)

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JP28063692A JPH06113385A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ヘッドホン

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Family

ID=17627822

Family Applications (1)

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JP28063692A Pending JPH06113385A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ヘッドホン

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