JPH0611298A - 水中航走体 - Google Patents

水中航走体

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Publication number
JPH0611298A
JPH0611298A JP17062892A JP17062892A JPH0611298A JP H0611298 A JPH0611298 A JP H0611298A JP 17062892 A JP17062892 A JP 17062892A JP 17062892 A JP17062892 A JP 17062892A JP H0611298 A JPH0611298 A JP H0611298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
underwater vehicle
current
steering
runner
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17062892A
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English (en)
Inventor
Sadahiko Iwamura
禎彦 岩村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP17062892A priority Critical patent/JPH0611298A/ja
Publication of JPH0611298A publication Critical patent/JPH0611298A/ja
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中航走体の操舵系の異常時に水中航走体を
停止させ、異常深度に潜入することによる圧壊と異常浅
水面に浮上することによる水面からの跳出しを防止す
る。 【構成】 浮上装置1、燃料の燃焼ガスで駆動される推
進エンジン7、及び操舵機8で操舵される舵9を備えた
水中航走体20において、操舵系の異常時の電流変化を
電流検出部13で検出し、その信号によって推進エンジ
ン7の燃料ライン3aの燃料遮断弁4を閉じて推進エン
ジン7を停止させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操舵系の異常時に停止
することを可能にした水中航走体に関する。
【0002】
【従来の技術】回収を必要とする水中航走体において、
水中航走体を強制的に停止させると共に同時に浮上装置
を機能させて浮上させる必要がある異常事態として、従
来は、(1)異常潜入、(2)推進系の異常、(3)標
的への異常接近が考えられている。
【0003】前記(1)の場合には、水中航走体が予め
設定されていた深度より深く潜入した場合に、その深度
を検知して、これを利用して、浮上装置を機能させ、同
時に、燃料ラインに付加した燃料遮断弁を閉じてエンジ
ンへの燃料供給を止め、水中航走体を強制的に停止させ
る。
【0004】(2)の場合には、水中航走体の推進力が
低下した場合に、推進エンジンで駆動される発電機の出
力電圧低下を検知して、(1)の場合と同様に浮上装置
を機能させ、同時に、水中航走体を強制的に停止させ
る。
【0005】(3)の場合には、水中航走体と標的の衝
突を回避する目的で水中航走体の送信音と標的からのエ
コーの時間差を検知し、予め設定された時間差よりも短
かい場合(接近した場合)は、(1)の場合と同様に浮
上装置を機能させ、同時に水中航走体を強制的に停止さ
せる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の技術に加
えて、操舵系における制御の異常時において水中航走体
を停止することができれば、異常な深度へ潜入すること
による水中航走体の圧壊、及び異常な浅水面へ浮上する
ことによる水面への跳出し、エンジンの無負荷回転によ
るダメージ、跳出し後着水時の衝撃による外皮のダメー
ジとそれに伴う漏水等の不具合を防ぐことができる。
【0007】本発明は、以上の課題を解決することがで
きる水中航走体を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】浮上装置、燃料を燃焼す
る推進エンジン、及び操舵機で操舵される舵を備えた水
中航走体において、操舵系の異常時の電流変化を検出す
る電流検出部、及び前記推進エンジンの燃料ラインに設
けられ前記電流検出部の信号が入力されて前記操舵系の
制御異常時に閉じられる燃料遮断弁を備えたことを特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明では、操舵系の異常時の電流変化が電流
検出部によって検出され、同電流検出部からの信号によ
って推進エンジンの燃料ラインの燃料遮断弁が閉じられ
て水中航走体が停止する。また、必要に応じて浮上装置
によって水中航走体を浮上させる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を、図1及び図2によって
説明する。水中航走体20は、浮上装置1及び後部に舵
9と推進器10を有する。
【0011】7は推進器10を駆動する推進用のエンジ
ンで、同エンジン7は燃焼室6内の燃料の燃焼ガスで駆
動されるようになっている。3は燃料タンクで、同燃料
タンク3は、燃料遮断弁4及び燃料ポンプ5を備えた燃
料ライン3aによって燃焼室6に接続されている。8は
舵9の操舵モータであり、図示しない電源により駆動さ
れる。
【0012】2は管制装置で、図2に示すように、操舵
制御装置12と電流検知部13を備え、電流検知部13
は制御ライン11,11aを介して操舵モータ8と浮上
装置1にそれぞれ接続されており、操舵制御装置12の
信号は、電流検知部13を介して浮上装置1及び操舵モ
ータ8へ伝えられるようになっていた。
【0013】また、前記電流検知部13は、信号ライン
14を経て燃料遮断弁4の電磁弁に接続され、前記制御
ライン11の電流に電流が流れなくなった時電流検知部
13は燃料遮断弁4を閉じる信号を出力するようになっ
ている。
【0014】本実施例では、水中航走体20の操舵系制
御は、正常の場合には、管制装置2の操舵制御装置12
より、操舵モータ8を駆動する信号が出力され、この操
舵モータ8の回転を利用して舵9が操作される。
【0015】制御ライン11が断線して操舵を行うこと
ができない不具合が発生した場合には、管制装置2の電
流検知部13が制御ライン11に電流が流れなくなった
ことを検知して、これにより、燃料遮断弁4を閉じる信
号を出力する。これによって、燃焼室6へ供給される燃
料が止まり、エンジン7の回転が停止することにより、
水中航走体20は、航走を停止する。
【0016】この時に、必要があれば管制装置2の操舵
制御装置12より電流検知部13を介して浮上装置1へ
信号を出力し、浮上装置1を作動させて水中航走体20
を水面に浮上させる。なお、この浮上装置1の作動は、
前記制御ライン11に電流が流れなくなった時に電流検
知部13から浮上装置1へ信号を出力することによって
行うようにすることもできる。
【0017】以上のように、本実施例では、水中航走体
20の舵9の操舵が行われなくなった時に水中航走体2
0を停止させることができるために、水中航走体20が
異常に深度へ潜入することによって圧壊を生ずることを
防止し、また、水中航走体20が異常に浅い水面へ上昇
することによって水面への跳出し、エンジンの無負荷回
転によるダメージ及び跳出し後の着水時の衝撃による水
中航走体のダメージとこれに伴う漏水を防止することが
できる。
【0018】なお、前記実施例では、管制装置2から操
舵モータ8への制御ライン11の電流を電流検知部13
で検知するようにしているが、電流検知部13で操舵モ
ータ8のコイルの電流を検知し、コイルが断線して電流
が流れなくなった時に、燃料遮断弁4を閉じるようにす
ることもできる。
【0019】
【発明の効果】本発明では、操舵系の異常時の電流変化
を電流検知部で検知して、これにより、水中航走体の推
進エンジンの燃料を遮断して水中航走体を強制的に停止
させることにより、水中航走体の圧壊及び水面からの跳
出しを確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明図である。
【図2】同実施例の管制装置の部分の系統図である。
【符号の説明】
1 浮上装置 2 管制装置 3 燃料タンク 3a 燃料ライン 4 燃料遮断弁 5 燃料ポンプ 6 燃焼室 7 エンジン 8 操舵モータ 9 舵 10 推進器 11,11a 制御ライン 12 操舵制御装置 13 電流検知部 14 信号ライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮上装置、燃料の燃焼ガスで駆動される
    推進エンジン、及び操舵機で操舵される舵を備えた水中
    航走体において、操舵系の異常時の電流変化を検出する
    電流検出部、及び前記推進エンジンの燃料ラインに設け
    られ前記電流検出部の信号が入力されて前記操舵系の異
    常時に閉じられる燃料遮断弁を備えたことを特徴とする
    水中航走体。
JP17062892A 1992-06-29 1992-06-29 水中航走体 Withdrawn JPH0611298A (ja)

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JP17062892A JPH0611298A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 水中航走体

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100406345C (zh) * 2004-12-06 2008-07-30 中国科学院沈阳自动化研究所 一种水下机器人结构
JP2012002743A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Ihi Corp 飛翔体射出装置
CN103112567A (zh) * 2012-12-12 2013-05-22 樊荣 一种电动多人潜水器
CN103332277A (zh) * 2012-11-24 2013-10-02 戴旭苗 潜水动力箱
JP2021041861A (ja) * 2019-09-12 2021-03-18 三菱重工業株式会社 水中航走体、制御方法、及びプログラム

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Effective date: 19990831