JPH0611177A - 換気端末装置 - Google Patents

換気端末装置

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Publication number
JPH0611177A
JPH0611177A JP16716392A JP16716392A JPH0611177A JP H0611177 A JPH0611177 A JP H0611177A JP 16716392 A JP16716392 A JP 16716392A JP 16716392 A JP16716392 A JP 16716392A JP H0611177 A JPH0611177 A JP H0611177A
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JP
Japan
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opening
air
movable panel
terminal device
chamber box
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JP16716392A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Sato
克彦 佐藤
Toru Midori
徹 翠
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0611177A publication Critical patent/JPH0611177A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な構成により可変風量の換気を実現す
る。 【構成】 室内に開口し室内空気を排気するための吸込
口又は外気を室内へ吹出すため給気口となる開口部5を
有するサプライチャンバボックス6、このサプライチャ
ンバボックス6の開口部5に介在し、それに取り付けた
電動機8の回転軸9の回転により開口部5から外方へ離
反もしくは外方から開口部5へ平行移動し、開口部5を
開閉する可動パネル7、この可動パネル7をその可動範
囲内の任意の位置で制動させる制御装置11を備える。 【効果】 可動パネルの平行移動により開口部による吸
込風量や吹出風量を可変にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、換気装置にダクトに
より接続され、室内における実質的な排気のための吸込
口又は外気供給のための給気口を構成する換気端末装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気を室内へ送り出す吹出口を構成する
従来の端末装置としては、例えば特開昭62ー2805
42号公報に示されているようなものがある。これは、
空調装置等からの冷気を室内へ送り出す端末装置で、図
12に示すような構成である。即ち、冷気がダクト30
を介して送り込まれるチャンバボックス31に室内に開
口する吹出口部材32が接続され、吹出口部材32の中
央にチャンバボックス31との連絡部を開閉するダンパ
装置が組付けられている。ダンパ装置は、感熱流体33
をピストン34により封入したシリンダ35とピストン
34に連結したロッド36とからなる駆動部と、この駆
動部によって回動し、チャンバボックス31と吹出口部
材32との連絡部を開閉するダンパ37とから構成され
ている。
【0003】上記構成の端末装置は、シリンダ35の感
熱流体33に対する有効容積をダイヤフラムと調節ダイ
ヤルにより調整することにより、感熱流体33の熱膨張
に応じたダンパ37の開度を得ることができ、室内へ供
給する冷気の量を自動的に調節することができる。即
ち、例えば室温が高く冷房を要する状態では、感熱流体
33が室温により膨張してピストン34を押し上げ、ロ
ッド36を押し出してダンパ37を大きく開放させてい
る。冷房が開始され冷気が開放されているダンパ37を
通り室内へ吹き出され、次第に冷房が進行していくと、
室温の低下に伴い感熱流体33が収縮していき、付勢バ
ネ38の付勢力と釣り合うピストン位置まで後退動し、
ダンパ37の開度が減少し冷気の供給量が自動的に絞ら
れる。設定温より室温が低下すれば付勢バネ38の付勢
力が直接働きダンパ37は閉止状態になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の端
末装置においては、室温に対して風量を可変にできるも
ののダンパ37を動かす駆動部により全体が大型化する
うえ、室温という状態量に対してのみ機能するものであ
るため、温度以外の例えば汚れ具合等の状態量に関係す
る換気については適用できにくいものである。
【0005】この発明はかかる従来の課題を解決するた
めになされたもので、構成が簡素で室内の美観を損なう
ことが少なく、空気に関係する室内環境の改善の用に広
範に適用できる換気端末装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る換気端
末装置は、室内に開口し室内空気を排気するための吸込
口又は外気を室内へ吹出すため給気口となる開口部を有
するチャンバボックスの開口部に、駆動装置の回転軸の
回転により開口部から外方へ離反もしくは外方から開口
部へ平行移動し、該開口部を開閉する可動パネルを介在
させ、この可動パネルをその可動範囲内の任意の位置で
制御装置により制動できるようにしたものである。
【0007】第2の発明に係る換気端末装置は、特に可
動パネルを、室内空気の汚れ具合に応じて制御装置によ
り動かすようにしたものである。
【0008】第3の発明に係る換気端末装置は、特に可
動パネルを、室内設定温度を目標値とするように制御装
置により動かすようにしたものである。
【0009】第4の発明に係る換気端末装置は、特に可
動パネルを閉止状態では開口部の臨む天井面や壁面にほ
ぼ面一となるようにしたものである。
【0010】第5の発明に係る換気端末装置は、室内に
開口し室内空気を排気するための吸込口又は外気を室内
へ吹出すため給気口となる開口部を有するチャンバボッ
クスの開口部に、駆動装置により開口部における平面内
で揺動し、開口部の開方位置を変える可動パネルを設
け、この可動パネルをその揺動範囲内の任意の位置で制
御装置により制動できるようにしたものである。
【0011】
【作用】第1の発明においては、制御装置により駆動装
置の回転を制御することにより、吸込口又は給気口とな
るチャンバボックスの開口部に対して可動パネルを退離
又は近接するように平行移動させることができ、可動パ
ネルの制御により開口部による吸込風量や吹出風量が可
変となる。
【0012】第2の発明においては、特に室内の空気状
態の汚れ具合に応じて可動パネルが開口部に対して移動
し、室内空気の汚れ具合に応じた吸込風量や吹出風量を
得ることができるようになる。
【0013】第3の発明においては、特に室内設定温度
を目標値とするように吸込風量や吹出風量の調節が可動
パネルの移動制御により行なわれることになる。
【0014】第4の発明においては、特に開口部を可動
パネルが閉止した状態では、可動パネルが開口部の臨む
天井面や壁面にほぼ面一となり開口部を塞ぐことにな
る。
【0015】第5の発明においては、制御装置により駆
動装置を制御することにより、吸込口又は給気口となる
チャンバボックスの開口部に対して可動パネルを揺動さ
せることができ、可動パネルの停止位置により開口部の
吸込風量や吹出風量の大きくなる方向及び吹き出し又は
吸い込み方向を可変にすることができる。
【0016】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す換気システ
ムの構成図、図2は換気システムの室内側の換気端末装
置の構成を示す断面図、図3は同じくその制御装置の構
成を示すブロック構成図である。
【0017】図1に示す換気システムは同時給排気式の
換気装置1と給排気のためのダクト系と室内側の換気端
末装置2,3と屋外端末部品とで構成され、天井裏の空
間等に全体が設置される。換気装置1とダクト4で接続
され排気のための室内空気を吸い込む吸込口は室内側の
換気端末装置2により構成されている。また、換気装置
1と同じくダクト4で接続され給気のための新鮮な外気
を室内に送り込む給気口も室内側の換気端末装置3によ
り構成されている。実際においては、給気側と排気側の
換気端末装置2,3は個別なものであるが、構成上の区
別がないのでここでは同じものとして扱うことにする。
【0018】室内側の換気端末装置2,3は、排気のた
めの吸込口又は給気のための給気口となる開口部5を有
するサプライチャンバボックス6を主体に構成されてい
る。サプライチャンバボックス6は、開口部5を天井面
C或いは壁面W等に臨んで取り付けられ、天井裏の空間
等において排気用又は給気用のダクト4により換気装置
1に接続されている。このサプライチャンバボックス6
の例えば天井面Cに臨んでいる平面形状が方形の開口部
5には周囲に若干のクリアランスができ、開口部5に相
似形の可動パネル7が天井面Cにほぼ面一の閉蓋状態に
介在している。可動パネル7はその背面においてサプラ
イチャンバボックス6内に取り付けられた電動機8の回
転軸9にリニアドライブ機構10により連結され、回転
軸9の回転により開口部5から離反する方向もしくは閉
止する方向に平行移動することができる。電動機8やリ
ニアドライブ機構10は可動パネル7の駆動装置を構成
していて、制御装置11により電動機8の回転方向と動
作時間が制御される。
【0019】制御装置11は、例えば可動パネル7の背
面に配設された雑ガスセンサ12と、比較回路13及び
風量制御回路14により構成されている。比較回路13
には雑ガスセンサ12の検出出力と、予め設定された清
浄大気中での出力とが入力され、比較回路13の出力に
より風量制御回路14が室内空気の汚れ具合を判断し、
その判断結果に応じた制御出力を駆動装置に出力する。
【0020】上記構成の換気端末装置において、サプラ
イチャンバボックス6の開口部5の室内との連絡部の広
さは、可動パネル7の図示下方への移動量に応じて漸増
し、図示上方への移動量に応じて漸減する。可動パネル
7の可動範囲の上端は開口部5を天井面C等に面一の状
態で閉止する位置である。この状態で、室内空気の雑ガ
ス濃度を検出し出力している雑ガスセンサ12の出力が
設定値を越えると、比較回路13の出力が反転し、風量
制御回路14により室内空気の汚れ具合が判断され、汚
れ具合に応じた風量処理をすべく電動機8の回転方向と
動作時間が決定され駆動装置に出力される。駆動装置は
これにより駆動し、汚れ具合に応じた開放度に可動パネ
ル7を下動させる。この状態より室内空気の汚れ具合が
減少すれば、電動機8に逆方向回転と動作時間が指令さ
れ、可動パネル7は、その分だけ開放度を減じる上方向
に動かされる。上述の可動パネル7の動作は、換気装置
1との関係において排気の排気風量を室内空気の汚れ具
合という状態量に応じて可変にする動作である。
【0021】また、外気を取り入れるための換気端末装
置3においては、室内へ供給する外気の雑ガス濃度が雑
ガスセンサ12の出力として検出される。雑ガスセンサ
12の出力が設定値を越えると、比較回路13が反転
し、風量制御回路14により外気の汚れ具合が判断さ
れ、汚れ具合に応じた風量処理をすべく電動機8の回転
方向と動作時間が決定され駆動装置に出力される。駆動
装置はこれにより駆動し、汚れ具合に応じた開放度に可
動パネル7を移動させる。この状態より外気の汚れ具合
が減少すれば、電動機8に逆方向回転と動作時間が指令
され、可動パネル7は、その分開放度を上げる下方向に
動かされる。上述の可動パネル7の動作は、換気装置1
との関係において給気風量を取り入れる外気の汚れ具合
という状態量に応じて可変にする動作であり、これによ
り、室内空気の状態を常に清潔に保つような換気が実現
する。
【0022】実施例2.図4と図5並びに図6は、特に
可動パネル7を室内設定温度を目標値とするように制御
装置11により動かすようにした実施例を示すもので、
制御装置11に関する構成以外は先に説明した実施例1
と同じである。従って、重複する構成については図に同
一の符合を付しそれらの説明は省略する。
【0023】即ち、給気用の換気端末装置3の制御装置
11には図6に示すように室内設定温度を記憶する記憶
手段15と、室内温度を検知する温度センサ16とを有
するコントローラ17が備えられている。このコントロ
ーラ17は部屋の壁面W等に配置される。給気用の換気
端末装置3の可動パネル7の背面には供給する外気の温
度を検出する温度センサ18が配設されている。制御装
置11には比較回路13が含まれ、比較回路13に室内
設定温度に関する出力と、室内温度に関する出力と、温
度センサ18による外気温に関する出力がそれぞれ入力
される。比較回路13は室内設定温度の情報に基づき、
室温と外気温を比較し、風量制御回路14により室内設
定温を目標値とするように可動パネル7を動かす制御信
号が駆動装置に出力され、給気に関する風量が調節され
る。なお、図4における2は排気用の換気端末装置であ
る。
【0024】この換気端末装置3の可動パネル7の動作
は、給気の給気風量を取り入れる外気の温度と室内空気
の温度という状態量に応じて可変にする動作であり、こ
れにより、室内空気の温度を常に設定温に保持するよう
な換気が実現する。
【0025】実施例3.図7と図8は、給排気式の換気
装置1と換気端末装置2,3とを制御装置により関連付
けて制御するようにしたもので、制御装置に関する構成
以外は先に説明した実施例1と同じである。従って、重
複する構成については図に同一の符合を付しそれらの説
明は省略する。
【0026】即ち、換気端末装置2,3には風量制御回
路19が、換気装置1にはその送風機の電動機の回転数
を制御する送風機制御装置20がそれぞれ設けられてい
る。風量制御回路19と送風機制御装置20とは信号線
21で連絡され、風量制御回路19には空気状態を検出
する検出部22の出力が入力される。検出部22の出力
により風量制御回路19は要求風量を決定し、可動パネ
ル7を動かす駆動装置と、送風機制御装置20とにそれ
ぞれ出力する。可動パネル7は要求風量なしの時以外
は、換気装置1側で風量が制御されるので最大開度の位
置に維持される。
【0027】実施例4.図9と図10並びに図11は、
可動パネル7をサプライチャンバボックス6の開口部5
の平面内で揺動させるように構成した実施例を示すもの
で、可動パネル7と駆動装置の回転軸9とはクランク機
構23で連結されている。可動パネル7は図示のように
正方形の開口部5より小さい寸法の相似形に形成され、
クランク機構23を介して揺動し、図10に示すように
開口部5の開口方向を4通りに変えることができる。
【0028】制御装置11は、例えば部屋の4方向に取
り付けられた雑ガスセンサ12と、比較回路及び風量制
御回路により構成され、いずれの方向の雑ガスセンサ1
2の検出値が大きいかが判断され、その方向に開口部5
の開放方向を合せるべく電動機8の回転方向と動作時間
が決定され出力される。
【0029】この実施例の換気端末装置2,3において
は、制御装置11により駆動装置を制御することによ
り、吸込口又は給気口となるサプライチャンバボックス
6の開口部5に対して可動パネル7を揺動させることが
でき、可動パネル7の停止位置により開口部5の吸込風
量や吹出風量の大きくなる方向及び吹き出し又は吸い込
み方向を可変にすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、第1の発明によれば制御装置により駆動装置の回
転を制御することにより、吸込口又は給気口となるチャ
ンバボックスの開口部に対して可動パネルを退離又は近
接するように平行移動させ、可動パネルの制御により開
口部による吸込風量や吹出風量が可変となり、駆動装置
の構成も簡素で種々の状態量に応じた制御が可能で、適
用範囲が広範になる。
【0031】第2の発明によれば、特に室内の空気状態
の汚れ具合に応じて可動パネルが開口部に対して移動
し、室内空気の汚れ具合に応じた吸込風量や吹出風量を
構成の簡素な駆動装置により得ることができる。
【0032】第3の発明によれば、特に室内設定温度を
目標値とするように吸込風量や吹出風量の調節が可動パ
ネルの移動制御により行なわれ、室内空気の温度を常に
設定温に保持するような換気が実現する。
【0033】第4の発明によれば、特に開口部を可動パ
ネルが閉止した状態では、可動パネルが開口部の臨む天
井面や壁面にほぼ面一となり開口部を塞ぐので、部屋の
外観を損なうことの少ない、見映えのよいものとなる。
【0034】第5の発明によれば、制御装置により駆動
装置を制御することにより、吸込口又は給気口となるチ
ャンバボックスの開口部に対して可動パネルを揺動させ
ることができ、可動パネルの停止位置により開口部の吸
込風量や吹出風量の大きくなる方向及び吹き出し又は吸
い込み方向を共に可変にすることができ、部屋の部所に
対応した換気が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す換気システムの全体構
成図である。
【図2】この発明の実施例を示す換気端末装置の断面図
である。
【図3】この発明の実施例の換気端末装置の制御装置を
示すブロック構成図である。
【図4】この発明の実施例を示す換気端末装置の設置構
成図である。
【図5】この発明の実施例を示す換気端末装置の要部の
断面図である。
【図6】この発明の実施例の換気端末装置の制御装置を
示すブロック構成図である。
【図7】この発明の実施例を示す換気システムの構成図
である。
【図8】この発明の実施例を示す換気システムの制御装
置のブロック構成図である。
【図9】この発明の実施例の換気端末装置の断面図であ
る。
【図10】この発明の実施例を示す換気端末装置の動作
説明図である。
【図11】この発明の実施例を示す換気端末装置の設置
状態を示す説明図である。
【図12】従来技術を示す冷房用の端末装置の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 換気装置 2 換気端末装置 3 換気端末装置 4 ダクト 5 開口部 6 サプライチャンバボックス 7 可動パネル 8 電動機 9 回転軸 10 リニアドライブ機構 11 制御装置 12 雑ガスセンサ 13 比較回路 14 風量制御回路 15 記憶手段 16 温度センサ 18 温度センサ 23 クランク機構
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】第5の発明に係る換気端末装置は、室内に
開口し室内空気を排気するための吸込口又は外気を室内
へ吹出すため給気口となる開口部を有するチャンバボッ
クスの開口部に、駆動装置により開口部における平面内
で揺動し、開口部の開位置を変える可動パネルを設
け、この可動パネルをその揺動範囲内の任意の位置で制
御装置により制動できるようにしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】室内側の換気端末装置2,3は、排気のた
めの吸込口又は給気のための給気口となる開口部5を有
るチャンバボックス6を主体に構成されている。チ
ンバボックス6は、開口部5を天井面C或いは壁面W等
に臨んで取り付けられ、天井裏の空間等において排気用
又は給気用のダクト4により換気装置1に接続されてい
る。このチャンバボックス6の例えば天井面Cに臨んで
いる平面形状が方形の開口部5には周囲に若干のクリア
ランスができ、開口部5に相似形の可動パネル7が天井
面Cにほぼ面一の閉蓋状態に介在している。可動パネル
7はその背面においてチャンバボックス6内に取り付け
られた電動機8の回転軸9にリニアドライブ機構10に
より連結され、回転軸9の回転により開口部5から離反
する方向もしくは閉止する方向に平行移動することがで
きる。電動機8やリニアドライブ機構10は可動パネル
7の駆動装置を構成していて、制御装置11により電動
機8の回転方向と動作時間が制御される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】上記構成の換気端末装置において、チャン
バボックス6の開口部5の室内との連絡部の広さは、可
動パネル7の図示下方への移動量に応じて漸増し、図示
上方への移動量に応じて漸減する。可動パネル7の可動
範囲の上端は開口部5を天井面C等に面一の状態で閉止
する位置である。この状態で、室内空気の雑ガス濃度を
検出し出力している雑ガスセンサ12の出力が設定値を
越えると、比較回路13の出力が反転し、風量制御回路
14により室内空気の汚れ具合が判断され、汚れ具合に
応じた風量処理をすべく電動機8の回転方向と動作時間
が決定され駆動装置に出力される。駆動装置はこれによ
り駆動し、汚れ具合に応じた開放度に可動パネル7を下
動させる。この状態より室内空気の汚れ具合が減少すれ
ば、電動機8に逆方向回転と動作時間が指令され、可動
パネル7は、その分だけ開放度を減じる上方向に動かさ
れる。上述の可動パネル7の動作は、換気装置1との関
係において排気の排気風量を室内空気の汚れ具合という
状態量に応じて可変にする動作である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】実施例4.図9と図10並びに図11は、
可動パネル7をチャンバボックス6の開口部5の平面内
で揺動させるように構成した実施例を示すもので、可動
パネル7と駆動装置の回転軸9とはクランク機構23で
連結されている。可動パネル7は図示のように正方形の
開口部5より小さい寸法の相似形に形成され、クランク
機構23を介して揺動し、図10に示すように開口部5
の開口方向を4通りに変えることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】この実施例の換気端末装置2,3において
は、制御装置11により駆動装置を制御することによ
り、吸込口又は給気口となるチャンバボックス6の開口
部5に対して可動パネル7を揺動させることができ、可
動パネル7の停止位置により開口部5の吸込風量や吹出
風量の大きくなる方向及び吹き出し又は吸い込み方向を
可変にすることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】第3の発明によれば、特に室内設定温度を
目標値とするように吸込風量や吹出風量の調節が可動パ
ネルの移動制御により行なわれ、室内空気の温度を常に
設定温に保持するような換気が実現する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 換気装置 2 換気端末装置 3 換気端末装置 4 ダクト 5 開口部 6 チャンバボックス 7 可動パネル 8 電動機 9 回転軸 10 リニアドライブ機構 11 制御装置 12 雑ガスセンサ 13 比較回路 14 風量制御回路 15 記憶手段 16 温度センサ 18 温度センサ 23 クランク機構
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に開口し室内空気を排気するための
    吸込口又は外気を室内へ吹出すため給気口となる開口部
    を有するチャンバボックス、このチャンバボックスの上
    記開口部に介在し、上記チャンバボックスに取り付けた
    駆動装置の回転軸の回転により開口部から外方へ離反も
    しくは外方から開口部へ平行移動し、該開口部を開閉す
    る可動パネル、この可動パネルをその可動範囲内の任意
    の位置で制動させる制御装置を備えていることを特徴と
    する換気端末装置。
  2. 【請求項2】 制御装置が、室内の空気状態を検知する
    センサの出力に基づき室内空気の汚れ具合を判断し、そ
    の判断結果に応じて可動パネルを制御し、風量の調節を
    行なうものである請求項1に記載の換気端末装置。
  3. 【請求項3】 制御装置が、室内設定温度を記憶する記
    憶手段と、室内温度を検知するセンサと、室内へ吹き出
    す吹出し空気温度を検知するセンサとを備え、室内設定
    温度を目標値とするように可動パネルによる風量の調節
    を行なうことを特徴とする請求項1に記載の換気端末装
    置。
  4. 【請求項4】 開口部を閉止した状態の可動パネルが、
    開口部の臨む天井面や壁面にほぼ面一となることを特徴
    とする請求項1に記載の換気端末装置。
  5. 【請求項5】 室内に開口し室内空気を排気するための
    吸込口又は外気を室内へ吹出すため給気口となる開口部
    を有するチャンバボックス、このチャンバボックスの上
    記開口部に介在し、上記チャンバボックスに取り付けた
    駆動装置により開口部における平面内で揺動し、該開口
    部の開方位置を変える可動パネル、この可動パネルをそ
    の揺動範囲内の任意の位置で制動させる制御装置を備え
    ていることを特徴とする換気端末装置。
JP16716392A 1992-06-25 1992-06-25 換気端末装置 Pending JPH0611177A (ja)

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JP16716392A JPH0611177A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 換気端末装置

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