JP2010025421A - ガスセンサを用いた空気調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内環境空間に対するきめ細かな空調制御が可能な空気調整装置を提供する。
【解決手段】空気調整装置は、1種類以上の特定ガス成分の濃度を測定するためのガスセンサ196、198及び200と、室内環境調整を行なう室内機と、ガスセンサで測定される1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値により室内環境の調整をどのように行なうべきかを判定するための判定をし、判定された室内環境の調整方法にしたがって室内機の動作を制御する制御部210とを含む。
【選択図】 図12

Description

本発明は、空気調和機、空気清浄機などの空気調整装置に関し、特に、室内の状況及び利用者の体調に応じて室内環境を適切にコントロールする空気調整装置に関する。
従来の空気調和機では室内環境について、設定者が条件を設定し、空気調和機はその設定に基づいて運転している。室内環境条件には設定者の好みが反映されており、設定者以外には適切な室内環境でないことも多かった。また、同じ設定者であっても体調によっては普段の設定ではなく特別な設定を好む場合も多い。
これに関連して、空気清浄機などを用いてのリラクゼーション効果、殺菌、効率的な異臭の排除など、より快適な室内環境に関する要望も向上してきている。そうした要望に対する解決策として、空気の吐出口を上方と前方との2方向に持ち、前方に人がいる時には前方に空気を吹き出し、前方に人がいないときには上方に空気を吹き出す機能を持った空気清浄機が特許文献1に開示されている。
また、省エネの観点からも過度な機器の運転を防ぐよう、悪臭ガス測定手段で測定されたにおいセンサの感度を学習する悪臭感度学習手段により、学習した感度に応じてファンの回転数を制御する技術が特許文献2に開示されている。
特開2006−46729号公報 特開平3−262515号公報
より快適な室内環境を求める要望に対応し、よりきめ細かい室内環境の調整技術が求められている。また、室内環境向上に対する要望はオフィスよりも一般家庭からの要望が顕著で、個人又は家族のためなどの少人数単位での空調に対する要望が高まっている。
さらに省エネの観点からより高い効果を求めるには、空気調整の運転時間そのものを短縮することが方法の一つとして考えられる。しかし、特許文献1の技術は運転時間の短縮には適していない。また、特許文献2も同様に適していない。
それ故にこの発明の目的は、室内環境空間に対するきめ細かな空調制御が可能な空気調整装置を提供することである。
この発明の他の目的は、ユーザの体調及び嗜好にあった室内環境調整を行なう機能を有する、よりプライベートな室内環境空間に対するきめ細かな空調制御が可能な空気調整装置を提供することである。
さらにこの発明の他の目的は、異臭を早急に排除することで室内環境空間を快適にし、かつ運転時間の短縮が可能な空気調整装置を提供することである。
本発明の第1の局面に係る空気調整装置は、1種類以上の特定ガス成分の濃度を測定するためのガスセンサと、室内環境調整を行なう室内機と、ガスセンサで測定される1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値により室内環境の調整をどのように行なうべきかを判定するための判定手段と、室内機に設けられ判定手段によって判定された室内環境の調整方法にしたがって、室内機の動作を制御するための制御手段とを含む。
この空気調整装置は、1種類以上の特定ガスを検知するガスセンサの測定値により、室内環境の状況を判定することができ、その状況に適した室内環境の調整方法に従って、室内機の動作を制御することができる。
これにより、室内環境空間に対するきめ細かな空調制御が可能な空気調整装置を提供することができる。
好ましくは、空気調整装置は、各々、1種類以上の特定ガス成分の濃度を測定するよう、互いに異なる所定位置に配置された複数個のガスセンサを含む。判定手段は、複数個のガスセンサで測定される1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値により、室内に悪臭が存在しているか否かを判定するための手段と、この判定するための手段により室内に悪臭が存在していると判定されたことに応答して、複数個のガスセンサの出力に基づいて悪臭の存在方向を推定するための推定手段とを含む。室内機は、送風機と、プラズマクラスターイオンを発生して送風機に供給するためのイオン発生手段と、送風機による送風方向を調整するための送風方向調整手段とを含む。制御手段は、イオン発生手段、送風機、及び送風方向調整手段を制御して、悪臭の存在方向に悪臭除去のためのプラズマクラスターイオンを含む送風を行なうための手段を含む。
人の嗅覚を用いて室内に悪臭が存在しているかどうかを判定すると、においに対する嗅覚の慣れが生じてしまい、悪臭を確認することが難しい。1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値を用い室内に悪臭が存在しているかを判定することによって、人が行なうよりも正確に判定することができる。悪臭の存在方向を推定し、その方向に悪臭除去作用を持つプラズマクラスターイオンを含む送風を行なうことで、効率のよい悪臭除去ができる。これにより悪臭除去のための運転時間短縮が期待でき、省エネの面でも効果が期待される。
この結果、異臭を早急に排除することで室内環境空間を快適にし、かつ運転時間の短縮を可能な空気調整装置を提供することができる。
より好ましくは、ガスセンサは、生物の呼気に含まれる1種類以上の特定ガス成分の濃度を測定するための呼気センサを含む。判定手段は、この呼気センサで測定される1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値により生物の健康状態を判定し、室内環境の調整をどのように行なうべきかを判定するための手段を含む。
生物の健康状態は呼気センサを用いることで簡単に判定できる。また、測定した呼気中の特定ガス成分の濃度の判定によって室内環境の調整が行なわれ、細かな室内機の設定を行なわなくても生物の体調にあった室内環境を簡単に得ることができる。
さらに好ましくは、判定するための手段は、生物の個体の、室内環境の嗜好にしたがった室内機の設定情報を個体ごとに記憶するための記憶手段と、生物の個体を識別するための個体識別手段と、呼気センサで測定される1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値により、個体識別手段により識別された個体の健康状態を判定するための手段と、健康状態を判定するための手段により、個体識別手段により識別された個体の健康状態が所定の状態であると判定されたことに応答して、個体識別手段により識別された個体の室内環境の嗜好にしたがった室内機の設定情報を記憶手段から読出して制御するための手段に与えるための手段とを含む。
個体ごとの室内環境の嗜好をあらかじめ記憶させておくことで、測定した呼気特定ガス濃度の判定により室内環境の調整が行なわれるときに、ユーザの嗜好に合った室内環境調整が行われる。その結果、家庭などのプライベートな空間においていつでも簡単にユーザ好みの室内環境を得ることができる。
これにより、ユーザの体調及び嗜好にあった室内環境調整を行なう機能を有する、よりプライベートな室内環境空間に対するきめ細かな空調制御が可能な空気調整装置を提供することができる。
より好ましくは、空気調整装置は、制御手段を遠隔操作するための遠隔操作装置をさらに含む。呼気センサと、判定するための手段とは、遠隔操作装置に設けられる。空気調整装置はさらに、遠隔操作装置に設けられ、判定するための手段による判定結果を示す信号を制御するための手段に無線により送信するための送信手段をさらに含む。
この遠隔操作装置により、測定者の手元で手軽に呼気中のガス成分濃度を測定することができる。簡単に測定を行なうことで、室内環境を見直す頻度が上がり、体調に合った室内環境を常に得ることができる。
さらに好ましくは、空気調整装置は、遠隔操作装置に設けられ、呼気センサにより測定された1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値を表示するための表示手段をさらに含む。
呼気センサにて測定した特定ガス成分の濃度測定値を手元で確認することで、現在の体調を知ることができる。また、体調が数値で表示されることで日頃の健康管理にも役立てることができる。
以上のように、本空気調整装置によれば、1種類以上の特定ガス成分の濃度を測定するガスセンサの測定値により、室内環境の調整をどのように行なうべきかの判定と、室内機の制御とを行なうことができる。ユーザは細かな室内機の設定を行なうことをせずに、快適な室内環境を得ることができる。
以下の説明及び図面においては、同一部品には同じ参照符号および名称を付してある。それらの機能も同様である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[第1の実施の形態]
−構成−
図1は、本発明の一実施の形態に係る空気調和機20の構成を模式的に示す図である。図1を参照して、空気調和機20は、室内機30及び室外機34と、室内機30との間で赤外線通信によりデータを送受信することができる、呼気測定するためのガスセンサ(図示せず)を有する遠隔操作装置32とを含む。
図2は、空気調和機20の構成を表すブロック図である。図2を参照して、室内機30は、室内機30の全体の制御をするための制御部58と、制御部58に接続され遠隔操作装置32からの呼気測定信号を含む種々の信号を受信し制御部58に電気信号として与えるための受信部50と、遠隔操作装置32に制御部58からの信号を送信するための送信部52と、操作部54と、種々の情報を表示するための表示部56とを含む。
室内機30はさらに、制御部58に接続され、呼気中の成分に応じて室内機30及び室外機34を制御するためのパラメータを記録した制御パラメータテーブル及び呼気判定における判定しきい値を記憶するための記憶部80と、制御部58に接続され呼気測定結果を蓄積するためのデータベース部60と、制御部58の制御にしたがいプラズマクラスターイオンを発生するためのイオン発生装置62と、制御部58の制御にしたがい室内の湿度環境を調整するための湿度調整装置64と、室内の湿度を測定し制御部58に与えるための室内湿度検出器66と、室内温度を検出し制御部58に与えるための室内温度検出器68と、制御部58の制御にしたがって吹出す風の温度を調整するための室内熱交換器78と、制御部58の制御にしたがって室内ファンを駆動するための室内ファン駆動回路70と、室内ファン駆動回路70により駆動され空気を室内に吹出すための室内ファン72とを含む。
室内機30はさらに、室内ファン72で噴出された空気の送風方向を決める風向板76と、制御部58に接続され風向板76を駆動するための風向板駆動回路74とを含む。
室内機30が遠隔操作装置32から受信する信号には、呼気測定日時と、測定した呼気中の特定ガス(一酸化炭素、一酸化窒素)濃度とを含む呼気測定信号と、呼気測定時に発行される個人識別番号とが含まれている。また、遠隔操作装置32での呼気判定の結果によっては体調異常信号および嗜好性IDが付加される。嗜好性IDについては後述する。
図3は室内機30のデータベース部60に格納されるデータのデータ構造を示す図である。図3を参照して、データベース部60には呼気測定日時(測定日、測定時間)と、個人識別番号と、呼気中の特定ガス(一酸化炭素、一酸化窒素)濃度(単位は一酸化炭素はppm、一酸化窒素はppb)とが1レコードとして記録される。なお、本実施の形態ではデータベース部60に蓄積されるデータは空調制御に直接利用されず、ほかの装置に対して提供されるためだけのものである。
図4は実施の形態で使用される嗜好性IDと空調制御との関係を示す制御パラメータテーブルを表す図である。記憶部80は図4で示される制御パラメータテーブルと、呼気判定において疾患と判定するための一酸化炭素及び一酸化窒素の濃度しきい値V1min、(単位はV1minはppm、Vはppb)とを記憶する。また、一酸化炭素濃度は喫煙時にも高い濃度が検出されるため、記憶部80はさらに、喫煙状態と区別するための濃度しきい値V1max(単位はppm)を記憶する。
嗜好性IDは、表示欄にあるような「冷え性」及び「暑がり」などの個人的嗜好を区別するために設定したIDである。図4を参照して、制御パラメータテーブルは暖房運転時、冷房運転時、それぞれに用意され、嗜好性IDごとに温度、湿度、風量、風速、風向、プラズマクラスターイオン発生量の各項目の調整値が設定されている。また、遠隔操作装置32において個人識別番号と嗜好性IDとの関連付けを持たせることができる。
図5は遠隔操作装置32の外観図である。図5を参照して、遠隔操作装置32は、運転状態、呼気測定結果及び個人別設定等の表示を行なうための表示部100と、自動運転モードを起動する際にユーザが操作する自動運転ボタン102と、冷房運転を起動する際にユーザが操作する冷房ボタン104と、暖房運転を起動する際にユーザが操作する暖房ボタン106と、運転停止ボタン108と、温度設定ボタン110とを含む。自動運転モードでは、設定された温度に従って冷暖房運転を自動で切り替える運転を行なう。
遠隔操作装置32はさらに、呼気測定の際に用いられる呼気センサ装置112と、呼気測定における測定対象となる個人を指定するためにユーザが操作する上ボタン114と、下ボタン118と、決定ボタン116と、呼気測定を開始する際にユーザが操作する呼気計測ボタン120と、呼気測定結果を表示部100に再表示する際にユーザが操作する結果再表示ボタン122とを含む。
図5の表示部100には、呼気計測者選択画面140が表示される。ユーザは呼気計測者選択画面140で、上ボタン114と下ボタン118とで呼気計測者毎にあらかじめ決められた個人識別番号を選択し、決定ボタン116を押して決定する。
図6は遠隔操作装置32の開蓋図である。図6を参照して、遠隔操作装置32はさらに、ユーザ情報を設定する際にユーザが操作する個人設定ボタン124と、カーソル移動などの一般的な操作のための操作ボタン126とを含む。個人設定ボタン124を押すと、ユーザ情報設定モードと呼ばれる動作モードに入る。
ユーザ情報設定モードでは、呼気計測の際に計測者毎に決められる個人識別番号に対して、個人の嗜好およびそれに対応した嗜好性IDを関連付けることができる。また、特に関連付けがされない場合、嗜好性IDは「特になし」を意味する「1」が適用される。
図7は遠隔操作装置32の構成を表すブロック図である。図7を参照して、遠隔操作装置32は、遠隔操作装置32の全体の制御を行なうための制御部154と、制御部154に接続され、室内機30に制御部154からの信号を送信するための送信部156と、室内機30からの信号を受信し制御部154に与えるための受信部158と、ユーザ情報設定モードで設定された情報を記憶するための記憶部150と、操作部152と、表示部100と、呼気センサ装置112とを含む。
図8は呼気センサ装置112の垂直切断面における断面図である。図8を参照して、呼気センサ装置112は、センサ基板170と、センサ基板170の上に設けられたヒータ172と、ヒータ172の上に設けられたガスセンサ174とを含む。
ガスセンサ174は、特定のガス成分を選択的に吸着することができる。その目的のために、ガスセンサ174は、特定のガス成分を吸着する錯体、酵素等により表面修飾されたカーボンナノチューブ(Carbon Nano Tube。以下「CNT」と呼ぶ。)からなるガスセンサ素子を含んでいる。
図9は遠隔操作装置32において呼気測定を行ない、測定結果を室内機30へ送信するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で表す図である。なお、このプログラムでは以下のようにして体調の判定を行なう。
体調判定には呼気中の一酸化炭素(CO)と一酸化窒素(NO)のガス濃度を用いる。呼気中のガス成分は、疾病になる可能性が高い何かの兆候、又は既に患っている疾病に起因して特定成分が発生したり、その量が変化したりする。体調判定に用いる一酸化炭素と一酸化窒素のガス濃度について、一酸化炭素は生活習慣病等の原因である酸化ストレスに起因する喘息や気管支炎等の判定に、一酸化窒素は喘息などの肺疾患の判定に用いることができる。これらのガス濃度の測定値により、体調が良好か否かを判定する。
測定した呼気中の一酸化炭素のガス濃度をD、一酸化窒素のガス濃度をDとし、これらとしきい値V1min、V1max及びVとの関係から体調判定を行なう。
(1)V1min<D<V1maxの場合、風邪気味と判定。
(2)V<Dの場合、風邪気味と判定。
(3)D≦V1minかつD≦Vの場合、体調良好と判定。
(4)V1max≦DかつD≦Vの場合、体調良好と判定。
このプログラムは、上ボタン114、下ボタン118、決定ボタン116のいずれかが押された時に起動される。図9を参照して、このプログラムは、個人識別番号を発行するステップS100と、ステップS100に続き、呼気計測ボタン120が押されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS101と、ステップS101にて呼気計測ボタン120が押されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、プログラム起動からあらかじめ設定された所定時間が経過したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS102とを含む。ステップS102にて所定時間が経過していないと判定された場合(NOの場合)は、制御はステップS101に戻る。ステップS102にて所定時間が経過したと判定された場合(YESの場合)は、このプログラムを終了する。
ステップS100では、表示部100に呼気計測者選択画面140が表示され、上ボタン114と下ボタン118とで呼気計測者毎にあらかじめ決められた個人識別番号を選択し、決定ボタン116を押して決定する。番号が決定されると、個人識別番号が発行される。
このプログラムはさらに、ステップS101にて呼気計測ボタン120が押されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、呼気センサ装置112の測定準備を行なうステップS103と、ステップS103に続き、呼気センサ装置112を用いて呼気中の一酸化炭素及び一酸化窒素濃度を測定するステップS104と、ステップS104に続き、ステップS104にて測定された呼気中の一酸化炭素濃度Dが、「V1min<D<V1max」の関係式を満たすか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS105とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS105にて、一酸化炭素濃度Dが「V1min<D<V1max」の関係式を満たさないと判定された場合(NOの場合)に実行され、ステップS104で測定された呼気中の一酸化窒素濃度Dが、「V<D」の関係式を満たすか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS106と、ステップS106にて、「V<D」の関係式を満たさないと判定された場合(NOの場合)に実行され、体調が良好と判定されたことを示すメッセージ(例えば「体調は良好ですね」というメッセージ)を作成するステップS107と、ステップS107に続き、室内機30に呼気測定結果のデータを表す信号を送信するステップS108と、ステップS108に続き、作成されたメッセージとS104で測定された呼気測定の結果とを表示部100に表示するステップS109とを含む。
ステップS105で、V1min<D<V1maxの関係式を満たさないと判定された場合は、一酸化炭素濃度DはD≦V1minもしくは、V1max≦Dの状態である。
このプログラムはさらに、ステップS105にて一酸化炭素濃度DがV1min<D<V1maxの関係式を満たすと判定された場合(YESの場合)又は、ステップS106にて一酸化窒素濃度DがV<Dの関係式を満たすと判定された場合(YESの場合)に実行され、風邪気味と判定されたことを示すメッセージ(例えば「風邪気味ですね」というメッセージ)を作成するステップS110と、ステップS110に続き、体調に異常があると判定されたことを示す体調異常信号を発行するステップS111と、ステップS111に続き、個人識別番号と関連付けられている嗜好性IDを記憶部150から読出してくるステップS112とを含む。
図10は遠隔操作装置32からの信号を室内機30が受信したときに、室内機30の制御部58により実行されるプログラムの制御構造をフローチャート形式で表した図である。図10を参照して、このプログラムは、空気調和機が動作しているか否かを判定して制御の流れを分岐させるステップS200を含む。ステップS200にて空気調和機が動作していないと判定された場合(NOの場合)、プログラムは終了する。
このプログラムはさらに、ステップS200にて空気調和機が動作していると判定された場合(YESの場合)に実行され、データベース部60に遠隔操作装置32から受信した呼気濃度測定値を記録するステップS201と、ステップS201に続き、遠隔操作装置32から受信した信号が体調異常信号を含んでいるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS202とを含む。ステップS202にて体調異常信号を含んでいないと判定された場合(NOの場合)、プログラムは終了する。
このプログラムはさらに、ステップS202にて受信した信号が体調異常信号を含んでいると判定された場合(YESの場合)に実行され、遠隔操作装置32から受信した呼気測定結果に基づき、記憶部80に記憶されている制御パラメータテーブルにしたがって、イオン発生装置62、湿度調整装置64、室内ファン駆動回路70、風向板駆動回路74を制御して室内環境調整を行なうステップS203を含む。ステップS203が実行された後、このプログラムは終了する。
−動作−
空気調和機20は以下のように動作する。
利用者は、呼気測定の前に自分が使用する個人識別番号を決めておき、個人識別番号に対して嗜好性IDを関連付けておく。図4を参照し、「特になし」、「冷え性」、「暑がり」などの個人の嗜好性に対応する嗜好性IDを個人設定ボタン124と操作ボタン126とを用いて設定し、記憶部150に記憶させる。また、事前に嗜好性IDが設定されていない場合は「特になし」の「1」が適用される。
呼気測定を用いた空調制御はまず、利用者が上ボタン114、下ボタン118、決定ボタン116のいずれかを押し呼気測定プログラムを起動させる。起動時に呼気計測者選択画面140が表示され、上ボタン114、下ボタン118とで個人識別番号を選択し、決定ボタン116を押すことで選択した個人識別番号が発行される(ステップS100)。その後、所定時間内に呼気計測ボタン120が押されない場合、プログラムは終了する。
所定時間内に呼気計測ボタン120が押されると測定準備ステップS103が実行される。このステップでは、ヒータ172に電流が流されることでヒータ172が加熱され、ガスセンサ174のCNTに付着したガス分子が脱離する。
測定準備が終了後、測定者は呼気センサ装置112に呼気を吹き込み、測定を行なう。
体調判定の基準は既に述べたとおりである。
体調良好と判定された場合、図9のステップS107で「体調は良好ですね」のメッセージが作成される。ステップS108で、測定日時、個人識別番号、呼気濃度測定値(一酸化炭素、一酸化窒素)が室内機30に送信される。ステップS109でメッセージと呼気濃度測定値D、Dとが表示部100に表示される。
風邪気味と判定された場合、図9に示すステップS110で「風邪気味ですね」のメッセージが作成され、ステップS111で体調異常信号が発行される。ステップS112では記憶部150から個人識別番号と関連付けられている嗜好性IDが読出される。ステップS108では、測定日時、個人識別番号、呼気濃度測定値(一酸化炭素、一酸化窒素)、体調異常信号、嗜好性IDが送信される。ステップS109で、メッセージと呼気濃度測定値D、Dとが表示部100に表示される。
遠隔操作装置32から信号を受信したとき、室内機30は以下の様に動作してデータベース部60への登録と、室内環境調整とを行なう。
すなわち信号を受信したときに空気調和機が動作していなければ(ステップS200にてNOの場合)、データベースへの登録、室内環境調整をともに行なわない。
空気調和機が動作している場合は、図10に示すデータベース登録ステップS201が実行される。このとき、受信信号の中から測定日時、個人識別番号、呼気濃度測定値(一酸化炭素、一酸化窒素)が取出され、データベース部60に記録される。
データベース登録後、受信信号の中に体調異常信号が含まれているか否かを判定し、信号が含まれていない場合(S202にてNOの場合)、すなわち体調が良好の時は室内環境調整を行なわない。体調異常信号が含まれている場合(S202にてYESの場合)、室内環境調整ステップS203で以下の処理が実行される。まず受信信号の中から個人識別番号に関連付けられた嗜好性IDが取出される。次に、空気調和機の現在の動作状態が暖房状態か冷房状態かが判定され、記憶部80に記憶されている制御パラメータテーブルから嗜好性ID及び冷房・暖房別に対応するテーブルを選ぶ。選択された制御パラメータテーブルのパラメータを用い、温度、湿度、風量、風速、風向、プラズマクラスターイオン発生量の各項目を調整するよう、制御部58が制御信号を出す。この処理が実行されることにより利用者の嗜好と、呼気から判定された体調とにしたがい、室内環境が調整される。
上記実施の形態において、空気調和機20は、特定のガス成分濃度の測定ができるガスセンサを用いた呼気センサ装置112で呼気測定を行なうことで、測定者の体調判定ができる。さらに、体調が「風邪気味」と判定された場合には測定者の嗜好に合わせた空調の制御を行ない、測定者の体調を考慮した室内環境に対するきめ細かな空調制御が実現できる。
[第2の実施の形態]
−構成−
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る空気清浄機190の外観図である。図11を参照して、空気清浄機190は、ベース204と、ベース204の支持により立設している本体筐体206と、本体筐体206の前面に装着される前面パネル202とを含む。前面パネル202の下部中央には室内の空気を取込むための吸気口192が形成されている。本体筐体206の前面パネル202が装着される箇所の上部には、本体筐体206内で発生させたプラズマクラスターイオンを含んだ空気を吹出すための吹出口194が形成されている。
空気清浄機190はさらに、吹出口194から吹出される空気の送風方向を調整するための風向板218を含む。
空気清浄機190はさらに、前面パネル202上に同一水平軸上均等な間隔で配置された空気中の悪臭のもととなる特定のガス成分の濃度を測定し測定結果を制御部210に与えるための、ガスセンサからなるにおいセンサ196、198及び200を含む。
図12は、空気清浄機190の構成を表すブロック図である。図12を参照して、空気清浄機190はさらに、空気清浄機190の全体の制御を行なうための制御部210と、制御部210に接続され、制御部210の制御にしたがって空気清浄機190からの吹出し量を調整するための送風機212と、制御部210の制御にしたがってプラズマクラスターイオンを発生するためのイオン発生装置214とを含む。制御部210は、室内の悪臭濃度が高いか否かを判定するためのしきい値V、V、及びVを記憶している。
空気清浄機190はさらに、制御部210に接続され風向板218を駆動するための風向板駆動回路216を含む。
図13は、空気清浄機190において、においセンサ196、198及び200により室内の悪臭のもととなる特定のガス成分(ここでは2種類とする)の濃度を測定し、室内の悪臭濃度が高いか否かの判定を行ない、悪臭濃度が高い時は悪臭発生源を判定し送風方向を変更させるために制御部210で実行されるプログラム制御構造をフローチャート形式で表した図である。なおこのプログラムでは以下のようにして悪臭濃度値の算出、悪臭濃度判定及び悪臭発生源の判定を行なう。
悪臭に含まれる特定ガス成分の具体例として、タバコ臭の場合は酢酸、アセトアルデヒド、アンモニアなどが検出される。また、焼肉臭の場合はトリメチルアミン、メチルメルカプタン、アセトアルデヒドなどが検出される。
においセンサ196、198及び200が測定する2種類の特定ガス成分の濃度測定値を、それぞれにおいセンサごとに、においセンサ196の測定値を(X31、X32)、においセンサ198の測定値を(X41、X42)、においセンサ200の測定値を(X51、X52)とする。そして、これらの測定値を用いてにおいセンサ196、198、及び200における悪臭濃度値D、D、Dをそれぞれ、D=αX31+βX32、D=αX41+βX42、D=αX51+βX52、として算出する。α、βは実験であらかじめ求めておく。
しきい値V、Vはそれぞれ、測定する2種類の特定ガス成分の測定値に対応した室内の悪臭濃度が高いか否かを判定するためのしきい値である。また、しきい値Vは算出した悪臭濃度値に対応した、室内の悪臭濃度が高いか否かを判定するためのしきい値である。
測定値X31、X41、X51、のいずれかがしきい値Vよりも大きい場合、測定値X32、X42、X52、のいずれかがしきい値Vよりも大きい場合、及び悪臭濃度値D、D、Dのいずれかがしきい値Vよりも大きい場合のいずれかの場合に、室内の悪臭濃度が高いと判定される。
室内の悪臭濃度が高いと判定された場合は、以下のように悪臭の発生源を判定する。
同一水平軸上に均等な間隔で配置されたにおいセンサ196、198及び200は、各においセンサの配置関係と、それぞれの悪臭濃度値を考慮することで悪臭の発生方向が以下のように判定できる。
(1)D>D>Dを満たす場合、悪臭発生源は空気清浄機190から見て正面右方と判定する。
(2)D<D<Dを満たす場合、悪臭発生源は空気清浄機190から見て正面左方と判定する。
(3)D>D>Dも、D<D<Dも、共に満たさない場合、悪臭発生源は空気清浄機190の正面前方と判定する。
このプログラムは空気清浄機190の運転が開始されたときに起動される。図13を参照して、このプログラムは、プラズマクラスターイオンを一定時間放出するステップS302と、ステップS302に続き、においセンサ196、198及び200で2種類の特定ガス成分の濃度測定を行ない、その結果から悪臭濃度値D、D、Dを算出するステップS304と、ステップS304に続き、においセンサにおける1種類目の特定ガス成分の測定値X31、X41、X51のいずれかがしきい値Vよりも大きいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS306と、ステップS306で測定値X31、X41、X51のいずれもがしきい値Vよりも大きくないと判定された場合(NOの場合)に実行され、においセンサにおける2種類目の特定ガス成分の測定値X32、X42、X52のいずれかがしきい値Vよりも大きいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS308と、ステップS308で測定値X32、X42、X52のいずれもがしきい値Vよりも大きくないと判定された場合(NOの場合)に実行され、悪臭濃度値D、D、Dのいずれかがしきい値Vより大きいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS310とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS310にて悪臭濃度値D、D、Dのいずれもがしきい値Vよりも大きくないと判定された場合(NOの場合)に実行され、一定時間(t秒)待つステップS312を含む。ステップS312を実行後、制御はステップS304に戻る。
このプログラムはさらに、ステップS306にて測定値X31、X41、X51のいずれかがしきい値Vよりも大きいと判定された場合(YESの場合)、ステップS308にて測定値X32、X42、X52のいずれかがしきい値Vよりも大きいと判定された場合(YESの場合)、若しくはステップS310にて悪臭濃度値D、D、Dのいずれかがしきい値Vより大きいと判定された場合(YESの場合)に実行され、プラズマクラスターイオンの放出を開始するステップS314と、ステップS314に続き、悪臭濃度値が「D>D>D」の関係を満たしているか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS316と、ステップS316にて悪臭濃度値が「D>D>D」の関係を満たしていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、悪臭濃度値が「D<D<D」の関係を満たしているか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS318とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS316にて悪臭濃度値が「D>D>D」の関係を満たすと判定された場合(YESの場合)に実行され、吹出口194からの空気の送風方向を空気清浄機190から見て正面右方に行くよう風向板218を制御するステップS320と、ステップS318にて悪臭濃度値が「D<D<D」の関係を満たすと判定された場合(YESの場合)に実行され、吹出口194からの空気の送風方向を空気清浄機190から見て正面左方に行くよう風向板218を制御するステップS324と、ステップS318にて悪臭濃度値が「D<D<D」の関係を満たさないと判定された場合(NOの場合)に実行され、吹出口194からの空気の送風方向を空気清浄機190の正面前方に行くよう風向板218を制御するステップS322とを含む。
このプログラムはさらに、一定時間待つステップS326と、ステップS326に続き、プラズマクラスターイオンの放出を停止するステップS328とを含む。ステップS320、ステップS322及びステップS324のいずれかが実行されたときに続いて、ステップS326が実行され、ステップS326に続き、一定時間後にステップS328が実行され、制御はステップS304に戻る。
−動作−
空気清浄機190は以下のように動作する。
空気清浄機190は運転開始とともにプラズマクラスターイオンを発生させ、一定時間吹出口194より放出し脱臭運転を行なう(S302)。一定時間経過後、においセンサ196、198及び200を用いて室内の特定ガス成分の濃度測定を行ない、悪臭濃度値を算出する。
測定値X31、X41、X51、のいずれかがしきい値Vよりも大きい場合、測定値X32、X42、X52、のいずれかがしきい値Vよりも大きい場合、若しくは悪臭濃度値D、D、Dのいずれかがしきい値Vよりも大きい場合に、室内の悪臭濃度が高いと判定され、プラズマクラスターイオンを発生させ脱臭運転を再開する。このとき、悪臭濃度値D、D、Dの関係から悪臭の発生源の方向を判定し、吹出される風が発生源に向かうよう風向板218を調整して集中的にプラズマクラスターイオンを浴びせる。これにより、効率のよい脱臭効果が期待される。悪臭の発生源の方向判定を行なってから一定時間その方向に放出したのち、プラズマクラスターイオンの発生を停止して、再度室内の特定ガス成分の濃度測定を行ない、悪臭濃度値の算出を行なう。
悪臭濃度値D、D、Dのいずれもがしきい値Vより小さい時、室内の悪臭濃度は低くなったと判定できる。室内の悪臭濃度は低くなったと判定したときは、一定時間を置きながら室内の特定ガス成分の濃度測定及び悪臭濃度値の算出を繰返し、室内の悪臭濃度が高いと判定された時に脱臭運転を行なう。
上記の動作を繰返すことで、悪臭の発生源に効率よくプラズマクラスターイオンを浴びせ続けることができ、空気清浄機の脱臭運転の時間短縮につなげることができる。
[第3の実施の形態]
−構成−
図14は、本発明の第3の実施の形態に係る空気清浄機230の外観図である。図14を参照して、空気清浄機230は、円柱形状の本体筐体250と、上面中央に設置されたにおい検出のためのにおい検出装置240とを含む。また空気清浄機230は360度回転可能な本体カバー260に囲まれている。本体カバー260の上面には、本体筐体250内で発生させたプラズマクラスターイオンを含んだ空気を筐体上方に吹出すための上方吹出口252と、本体カバー260の側面上部には本体筐体250内で発生させたプラズマクラスターイオンを含んだ空気を側面から前方向に吹出すための前方吹出口254が形成されている。前方吹出口254から反対方向の側面下部には室内の空気を取込むための吸気口256が形成されている。上方吹出口252及び前方吹出口254にはそれぞれ、送風方向及び角度を調整するための風向板258、259が設けられている。
図15は、におい検出装置240の外観図である。図15を参照して、におい検出装置240は、半球状部材270と、半球状部材270表面に設けられ、空気中の悪臭のもととなる特定のガス成分の濃度を測定し測定結果を制御部330に与えるための、ガスセンサからなるにおいセンサ280〜においセンサ316とを含む。においセンサ280〜においセンサ294は半球状部材270の底面から同じ高さの円周上に均等に配置されている。においセンサ280とにおいセンサ288とを結ぶ軸とにおいセンサ284とにおいセンサ292とを結ぶ軸とはいずれも半球状部材270の直径をなしこれらの2軸は直交し、その交点から垂直軸を伸ばし半球状部材270と交わるところ、すなわち半球状部材270の頂点にセンサ316が上向きに設置される。また、においセンサ296〜においセンサ306とにおいセンサ308〜においセンサ314とは、半球状部材270上で底面からの高さが異なる2つの円周上にそれぞれ均等に配置される。
図16は、空気清浄機230の構成を表すブロック図である。図16を参照して、空気清浄機230はさらに、空気清浄機230の全体の制御を行なうための制御部330と、制御部330に接続され、制御部330の制御にしたがって空気清浄機230からの吹出し量を調整するための送風機332と、制御部330の制御にしたがってプラズマクラスターイオンを発生するためのイオン発生装置334とを含む。制御部330は、室内の悪臭濃度が高いか否かを判定するためのしきい値V、V、Vを記憶している。
空気清浄機230はさらに、制御部330に接続され、上方吹出口252と前方吹出口254とに設けられている風向板258、259の動作を制御するための吹出方向制御装置336と、制御部330に接続され、悪臭源の方向の判定結果に応じて本体カバー260を回転させるための本体カバー駆動装置338とを含む。
図17は、におい検出装置240の半球状部材270上に配置されたにおいセンサ280〜においセンサ316の相対的な配置を示す図である。においセンサは半球状部材270上の円周上に均等に配置されているため、例えばにおいセンサ294の右隣りにはにおいセンサ280が配置されている。以下、においセンサ306、においセンサ314についても同様である。
図18は、空気清浄機230において、においセンサ280〜においセンサ316により、室内の悪臭のもととなる特定のガス成分(ここでは2種類とする)の濃度を測定し、室内の悪臭濃度が高いか否かの判定を行ない、悪臭濃度が高い時は悪臭発生源を判定し、悪臭源に向けて送風方向を変更するために制御部330で実行されるプログラム制御構造をフローチャート形式で表した図である。なお、このプログラムでは以下のようにして悪臭濃度値の算出、悪臭濃度判定及び悪臭発生源の判定を行なう。
においセンサ280〜においセンサ316が測定する2種類の特定ガス成分の濃度測定値について、においセンサ280の測定値を(Y11、Y12)、においセンサ282の測定値を(Y21、Y22)とする。以下同様ににおいセンサ316の測定値(Y191、Y192)まで測定する。また、においセンサ280における悪臭濃度値をZとおき、Z=αY11+βY12、として算出する。悪臭濃度値も以下同様に、においセンサ316における悪臭濃度値Z19=αY191+βY192まで算出する。α、βは実験であらかじめ求めておく。
しきい値V、Vはそれぞれ、測定する2種類の特定ガス成分の測定値に対応した、室内の悪臭濃度が高いか否かを判定するためのしきい値である。また、しきい値Vは算出した悪臭濃度値に対応した、室内の悪臭濃度が高いか否かを判定するためのしきい値である。
測定値Y11〜測定値Y191のいずれかがしきい値Vよりも大きい場合、測定値Y12〜Y192のいずれかがしきい値Vよりも大きい場合、及び悪臭濃度値Z〜Z19のいずれかがしきい値Vよりも大きい場合のいずれかの場合に、室内の悪臭濃度が高いと判定される。
室内の悪臭濃度が高いと判定された場合は、以下のように悪臭発生源の方向を判定する。
悪臭発生源の方向の判定は、それぞれのにおいセンサで算出した悪臭濃度値Z〜Z19と、周囲のにおいセンサの悪臭濃度値とから算出する、各においセンサにおける悪臭平均値Q〜Q19を用いて判定する。
図15及び図17を参照して、例えばにおいセンサ316の場合、悪臭平均値Q19=(Z19+Z18+Z17+Z16+Z15)/5、で算出する。
においセンサ308〜においセンサ314の場合、センサ自身と同一円周上で隣接する左右のセンサと上下のセンサとの悪臭濃度値の平均をとる。例えばにおいセンサ308の場合、悪臭平均値Q15=(Z15+Z16+Z18+Z19+Z10+Z14)/6、で算出する。以下同様にして悪臭平均値Q16〜Q18を算出する。
においセンサ296〜においセンサ306の場合、センサ自身と同一円周上で隣接する左右のセンサとの悪臭濃度値の平均をとる。においセンサ296の場合、悪臭平均値Q=(Z+Z10+Z14)/3、で算出する。以下同様にして、悪臭平均値Q10〜Q14を算出する。
においセンサ280〜においセンサ294の場合、センサ自身と同一円周上で隣接する左右のセンサとの悪臭濃度値の平均をとる。においセンサ280の場合、悪臭平均値Q=(Z+Z+Z)/3、で算出する。以下同様にして、悪臭平均値Q〜Qを算出する。
算出した悪臭平均値Q〜Q19中で、最大値を示したにおいセンサの方向を、悪臭発生源の方向と判定する。
図18を参照して、このプログラムは、空気清浄機230の運転が開始されたときに起動される。このプログラムは、プラズマクラスターイオンを一定時間放出するステップS402と、ステップS402に続き、においセンサ280〜においセンサ316の特定ガス成分の濃度測定を行ない、測定結果から悪臭濃度値Z〜Z19を算出するステップS404と、ステップS404に続き、においセンサにおける1種類目の特定ガス成分の測定値Y11〜Y191のいずれかがしきい値Vよりも大きいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS406と、ステップS406で測定値Y11〜測定値Y191のいずれもがしきい値Vよりも大きくないと判定された場合(NOの場合)に実行され、においセンサにおける2種類目の特定ガス成分の測定値Y12〜測定値Y192のいずれかがしきい値Vよりも大きいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS408と、ステップS408で測定値Y12〜測定値Y192のいずれもがしきい値Vよりも大きくないと判定された場合(NOの場合)に実行され、悪臭濃度値Z〜悪臭濃度値Z19のいずれかがしきい値Vより大きいか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS410とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS410にて悪臭濃度値Z〜悪臭濃度値Z19のいずれもがしきい値Vよりも大きくないと判定された場合(NOの場合)に実行され、一定時間(t秒)待つステップS412を含む。ステップS412を実行後、制御はステップS404に戻る。
このプログラムはさらに、ステップS406にて測定値Y11〜Y191のいずれかがしきい値Vよりも大きいと判定された場合(YESの場合)、ステップS408にて測定値Y12〜Y192のいずれかがしきい値Vよりも大きいと判定された場合(YESの場合)、又はステップS410にて悪臭濃度値Z〜Z19のいずれかがしきい値Vより大きいと判定された場合(YESの場合)に実行され、プラズマクラスターイオンの放出を開始するステップS414と、ステップS414に続き、悪臭発生源の方向を判定するステップS416と、ステップS416に続き、悪臭発生源に向かって消臭動作を行なうステップS418と、プラズマクラスターイオンの放出を停止するステップS420とを含む。ステップS416の処理内容は前述した。
ステップS416にて判定された悪臭発生源の方向に対応して、ステップS418では以下のように消臭動作を行なう。
においセンサ316の方向が悪臭発生源と判定された場合、吹出方向制御装置336により風向板258が調整され、上方吹出口252より空気清浄機の上方に一定時間送風される。
においセンサ308〜314のいずれかの方向が悪臭発生源と判定された場合、上方吹出口252がそのにおいセンサの前方に位置するように本体カバー駆動装置338によって本体カバー260を回転させる。その後、吹出方向制御装置336により風向板258が調整され、上方吹出口252より上方外向きに一定時間送風される。
においセンサ296〜306のいずれかの方向が悪臭発生源と判定された場合、前方吹出口254がそのにおいセンサの前方に位置するように、本体カバー駆動装置338によって本体カバー260を回転させる。その後、吹出方向制御装置336により風向板259が調整され、前方吹出口254より前方上向きに一定時間送風される。
においセンサ280〜294のいずれかの方向が悪臭発生源と判定された場合、前方吹出口254がそのにおいセンサの前方に位置するように本体カバー駆動装置338によって本体カバー260を回転させる。その後、吹出方向制御装置336により風向板259が調整され、前方吹出口254より吹出口前方に一定時間送風される。
ステップS420が実行された後、制御はステップS404に戻る。
−動作−
空気清浄機230は以下のように動作する。
空気清浄機230は運転開始とともにプラズマクラスターイオンを発生させ、上方吹出口252と、前方吹出口254とから一定時間放出し脱臭運転を行なう(S402)。一定時間経過後、においセンサ280〜においセンサ316を用いて室内の特定ガス成分の濃度測定を行ない、悪臭濃度値を算出する。
測定値Y11〜Y191のいずれかがしきい値Vよりも大きい場合、測定値Y12〜Y192のいずれかがしきい値Vよりも大きい場合、又は悪臭濃度値Z〜Z19のいずれかがしきい値Vよりも大きい場合に、室内の悪臭濃度が高いと判定され、プラズマクラスターイオンを発生させ脱臭運転を再開する。
このとき、悪臭濃度値Z〜Z19から悪臭平均値Q〜Q19を算出することで悪臭の発生源の方向を判定し、吹出される風が発生源に向かうように吹出方向制御装置336と本体カバー駆動装置338とにより、上方吹出口252及び前方吹出口254からの風向を調整する。この風向調整により、悪臭源に集中的にプラズマクラスターイオンを浴びせることができ、効率のよい脱臭効果が期待される。悪臭の発生源の方向判定を行なってから一定時間その方向に放出したのち、プラズマクラスターイオンの発生を停止して、再度室内の特定ガス成分の濃度測定を行ない悪臭濃度値の算出を行なう。
悪臭濃度値Z〜Z19のいずれもがしきい値Vより小さい時、室内の悪臭濃度は低くなったと判定できる。室内の悪臭濃度が低くなったと判定されたときは、一定時間を置きながら室内の特定ガス成分の濃度測定及び悪臭濃度値の算出を繰返し、室内の悪臭濃度が高いと判定された時に脱臭運転を行なう。
上記の動作を繰返すことで、悪臭の発生源に効率よくプラズマクラスターイオンを浴びせ続けることができ、空気清浄機の脱臭運転の時間短縮につなげることができる。
また、空気清浄機230は、半球状のにおい検出装置240を用いることで、3次元的に悪臭の発生源を特定し、発生源に向かっての脱臭運転を行なうことから、より一層の脱臭運転の時間短縮が期待できる。
空気清浄機190と空気清浄機230は、特定のガス成分濃度の測定ができるガスセンサをにおいセンサとして用い、においセンサの配置と測定結果から悪臭の発生源の判定ができる。さらに、プラズマクラスターイオンの放出方向を悪臭の発生源に向けて変更する制御を行なうことで効率的な脱臭操作を行ない、脱臭運転の動作時間を短縮できる。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
本発明の第1の実施の形態に係る空気調和機20の構成を模式的に示す図である。 空気調和機20の構成を表すブロック図である。 室内機30のデータベース部60に格納されるデータのデータ構造を示す図である。 本発明の第1の実施の形態で使用される嗜好性IDと空調制御の関係を示す制御パラメータテーブルを表す図である。 遠隔操作装置32の外観図である。 遠隔操作装置32の開蓋図である。 遠隔操作装置32の構成を表すブロック図である。 呼気センサ装置112の垂直切断面における断面図である。 遠隔操作装置32において呼気測定を行ない、測定結果を室内機30へ送信するためのプログラム制御構造をフローチャート形式で表す図である。 遠隔操作装置32からの信号を室内機30が受信したときに、制御部58により実行されるプログラムの制御構造をフローチャート形式で表す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る空気清浄機190の外観図である。 空気清浄機190の構成を表すブロック図である。 制御部210により実行されるプログラム制御構造をフローチャート形式で表す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る空気清浄機230の外観図である。 におい検出装置240の外観図である。 空気清浄機230の構成を表すブロック図である。 半球状部材270上に配置されたにおいセンサ280〜においセンサ316の相対的な配置を示す図である。 制御部330により実行されるプログラム制御構造をフローチャート形式で表す図である。
符号の説明
20 空気調和機
30 室内機
32 遠隔操作装置
34 室外機
50 受信部
58、154、210、330 制御部
62、214、334 イオン発生装置
64 湿度調整装置
66 室内湿度検出器
68 室内温度検出器
70 室内ファン駆動回路
72 室内ファン
74、216 風向板駆動回路
76、218、258、259 風向板
78 室内熱交換器
80、150 記憶部
100 表示部
110 温度設定ボタン
112 呼気センサ装置
114 上ボタン
116 決定ボタン
118 下ボタン
120 呼気計測ボタン
124 個人設定ボタン
140 呼気計測者選択画面
152 操作部
156 送信部
170 センサ基板
172 ヒータ
174 ガスセンサ
190、230 空気清浄機
192、256 吸気口
194 吹出口
196、198、200、280、282、284、286、288、290、292、294、296、298、300、302、304、306、308、310、312、314、316 においセンサ
202 前面パネル
206、250 本体筐体
212、332 送風機
240 におい検出装置
252 上方吹出口
254 前方吹出口
260 本体カバー
270 半球状部材
336 吹出方向制御装置
338 本体カバー駆動装置

Claims (6)

  1. 1種類以上の特定ガス成分の濃度を測定するためのガスセンサと、
    室内環境調整を行なう室内機と、
    前記ガスセンサで測定される前記1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値により室内環境の調整をどのように行なうべきかを判定するための判定手段と、
    前記室内機に設けられ、前記判定手段によって判定された室内環境の調整方法にしたがって、前記室内機の動作を制御するための制御手段とを含む、空気調整装置。
  2. 各々、1種類以上の特定ガス成分の濃度を測定するよう、互いに異なる所定位置に配置された複数個の前記ガスセンサを含み、
    前記判定手段は、
    前記複数個の前記ガスセンサで測定される前記1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値により、室内に悪臭が存在しているか否かを判定するための手段と、
    前記判定するための手段により前記室内に悪臭が存在していると判定されたことに応答して、前記複数個のガスセンサの出力に基づいて前記悪臭の存在方向を推定するための推定手段とを含み、
    前記室内機は、
    送風機と、
    プラズマクラスターイオンを発生して前記送風機に供給するためのイオン発生手段と、
    前記送風機による送風方向を調整するための送風方向調整手段とを含み、
    前記制御手段は、前記イオン制御手段、前記送風機、及び前記送風方向調整手段を制御して、前記悪臭の存在方向に悪臭除去のためのプラズマクラスターイオンを含む送風を行なうための手段を含む、請求項1に記載の空気調整装置。
  3. 前記ガスセンサは、生物の呼気に含まれる1種類以上の特定ガス成分の濃度を測定するための呼気センサを含み、
    前記判定手段は、前記呼気センサで測定される前記1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値により、前記生物の健康状態を判定し、室内環境の調整をどのように行なうべきかを判定するための手段を含む、請求項1に記載の空気調整装置。
  4. 前記判定するための手段は、
    前記生物の個体の、室内環境の嗜好にしたがった室内機の設定情報を、個体ごとに記憶するための記憶手段と、
    生物の個体を識別するための個体識別手段と、
    前記呼気センサで測定される前記1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値により、前記個体識別手段により識別された個体の健康状態を判定するための手段と、
    前記健康状態を判定するための手段により、前記個体識別手段により識別された個体の健康状態が所定の状態であると判定されたことに応答して、前記個体識別手段により識別された個体の室内環境の嗜好にしたがった室内機の設定情報を前記記憶手段から読出して前記制御するための手段に与えるための手段とを含む、請求項3に記載の空気調整装置。
  5. 前記制御手段を遠隔操作するための遠隔操作装置をさらに含み、
    前記呼気センサと、
    前記判定するための手段とは前記遠隔操作装置に設けられ、
    前記遠隔操作装置に設けられ、前記判定するための手段による判定結果を示す信号を前記制御するための手段に無線により送信するための送信手段をさらに含む、請求項3に記載の空気調整装置。
  6. 前記遠隔操作装置に設けられ、前記呼気センサにより測定された前記1種類以上の特定ガス成分の濃度測定値を表示するための表示手段をさらに含む、請求項5に記載の空気調整装置。
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