JPH06111601A - 提灯用骨巻き装置 - Google Patents

提灯用骨巻き装置

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JPH06111601A
JPH06111601A JP28068392A JP28068392A JPH06111601A JP H06111601 A JPH06111601 A JP H06111601A JP 28068392 A JP28068392 A JP 28068392A JP 28068392 A JP28068392 A JP 28068392A JP H06111601 A JPH06111601 A JP H06111601A
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JP
Japan
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lantern
bone
formwork
skeleton
guide
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Application number
JP28068392A
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English (en)
Inventor
Kazusane Shikada
和実 鹿田
Noboru Yamaguchi
昇 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】提灯の骨巻き作業が、特に技術を持たない一般
の作業者でも迅速且つ正確にできるようにする。 【構成】提灯用骨巻き装置(A) は、型枠回転装置(2) を
備えている。型枠回転装置(2)には、外面部に多数の骨
溝(322) を有する型枠部材(32)を備えた提灯型枠(3) が
備えてある。型枠回転装置(2) 近傍には、提灯型枠(3)
の回転像形外形における回転軸方向の形状と同一の軌道
板(40)を有する案内軌道装置(4) が設けてある。案内軌
道装置(4) には軌道板(40)に沿って移動できるようにし
てある移動体(5)が装着してあり、移動体(5) には骨部
材(7) を骨溝(322) に誘導するための誘導部材(50)が備
えてある。案内軌道装置(4) の後方には誘導部材(50)へ
骨部材(7)を送り出す供給ドラム(6) が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は提灯用骨巻き装置に関
し、更に詳しくは球形、棗(なつめ)形、壷形等の丸提
灯の骨を巻くことができる提灯用骨巻き装置に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】提灯には、球形、棗形、円筒形等の様々な
形状のものがあり、用途により使い分けられている。提
灯の骨は、以前は細い竹ひごを螺旋状に巻いて形成して
いたが、最近では針金に和紙等で表面加工したものが主
に使用されている。提灯の骨部材を螺旋状に巻く作業
は、複数の形枠片を放射状に固定してなる提灯枠を回転
させながら、各形枠片の外辺に設けられた骨溝に、作業
者が骨部材を指で誘導して嵌め込んで行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】けれども、上記方法に
は次のような課題があった。すなわち、回転する形枠片
の狭い骨溝に細い骨部材を誘導する作業は、相当に熟練
した作業者でないと仕上がりを均一にすることは難しか
った。また、作業に慎重を要するために、提灯枠の回転
をそれ程上げることができず、作業に時間がかかり、非
能率的であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。すなわち本
発明は、提灯の骨を巻く骨巻き装置であって、この装置
は、型枠回転装置と、この型枠回転装置に装着され、外
面部に多数の骨溝を有する型枠部材を備えた提灯型枠
と、前記提灯型枠の回転像形外形における回転軸方向の
形状と同一または相似形の軌道部を有する案内軌道装置
と、この案内軌道装置の前記軌道部に沿って移動できる
ようにしてある移動体と、この移動体に設けられ、骨部
材を前記骨溝に誘導するための誘導部材と、この誘導部
材へ骨部材を送り出す供給装置と、を備えた、提灯用骨
巻き装置である。
【0005】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明にかかる提灯用骨巻き装置
の提灯枠を外した状態を示す概略正面図、図2は概略平
面図、図3は概略側面図である。符号Aは提灯用骨巻き
装置で、本実施例においては丸提灯の骨巻きをする構造
となっている。提灯用骨巻き装置Aは、台フレーム1を
備えている。台フレーム1の底部の四隅にはキャスター
10が設けてある。また、台フレーム1の上部には台枠
11が設けてある。台枠11の前部には型枠回転装置2
が設けてある。型枠回転装置2は、台枠11の前部一方
側に配設してある駆動盤12を有している。駆動盤12
は、軸受130を介して回転自在に軸支してある駆動軸
13の内端部に固定してあり、中心部にはセンタ120
が設けてある。また、駆動盤12には、後述する提灯型
枠の一端部を取付けるための固定ボルト121が設けて
ある。
【0006】台枠11の前部他方側には、駆動盤12に
相対向して軸受具14が取付けてある。軸受具14は進
退調整が自在で、内端部の中心部にはセンタ140が設
けてある。前記駆動軸13には、スプロケット15が取
付けてある。また、駆動軸13の後方には、後述する減
速機43の動軸16が軸受160を介して軸支してあ
り、動軸16にはスプロケット17、17aが取付けて
ある。動軸16の下方には駆動モータ18が配設されて
おり、その回転軸にはスプロケット19が取付けてあ
る。そして、スプロケット19と17aおよびスプロケ
ット17と15にはチェーンC1、C2が巻き掛けてあ
る。
【0007】駆動盤12と軸受具14間には、提灯型枠
3が装着されている。提灯型枠3は、円柱盤状の端盤3
0、31と、複数の型枠部材32を有している。端盤3
0、31の周面部には、複数の装着溝300が周方向に
等間隔で設けてある。また、型枠部材32は、薄板状で
ほぼ弓状に形成されている。型枠部材32の両端部には
装着部320が設けてあり、その中間部が湾曲部321
となっている。湾曲部321外縁部には骨部材を嵌め込
むための骨溝322が、全長にわたって多数設けてあ
る。なお、湾曲部321外縁部の形状は、提灯の出来上
がり形状の外形曲線部の形状と同一である。
【0008】そして、提灯型枠3は、端盤30、31の
装着溝300間に各型枠部材32の装着部320を差し
込み、各型枠部材32が端盤30、31を中心にして放
射状になるように取付けて形成してある。駆動盤12に
端盤30を固定し、軸受具14に端盤31を嵌め込んで
装着された提灯型枠3は、駆動モータ18の作動によ
り、一定の回転速度で回転する。型枠回転装置2の後方
には、案内軌道装置4が配設してある。案内軌道装置4
は、ほぼ逆U字型のアーチ状に形成された軌道板40を
有している。軌道板40は厚手の帯板で形成してあり、
上部側の外面部形状は前記型枠部材32の外縁部形状と
同一に形成されている。また、軌道板40の両側下部に
はチェーン孔41、41aが設けてあり、その内部側に
はスプロケット42、42aが配設してある。スプロケ
ット42は、減速機43の回転軸430の先部に取付け
てあり、スプロケット42aは従動軸44の先部に取付
けてある。
【0009】また、軌道板40には、移動体5が軌道板
40に沿って往復移動可能に取付けてある。移動体5の
上部には、骨部材を誘導する誘導部材50が設けてあ
る。誘導部材50は、上下角度が調整可能な可動台部5
1を有しており、可動台部51には骨部材が挿通される
ニードル52が先部を前方に突出させて取付けてある。
なお、符号53は導入管である。そして、前記スプロケ
ット42、42aと軌道板40上面にはローラチェーン
45が巻き掛けてあり、その両端部は移動体5の移動方
向における両側に固定してある。この構造により、移動
体5は駆動モータ18の作動によって軌道板40に沿っ
て往復移動する。
【0010】また、台枠11の後部には、骨部材を供給
するための供給装置である糸巻き状の供給ドラム6が配
設してある。供給ドラム6に巻いてある骨部材7は、提
灯型枠3の回転と共に送り出される。なお、供給ドラム
6に骨部材7のテンションを調整するテンション制御手
段を設けることもできる。そして、上記した型枠回転装
置2と移動体5は、型枠回転装置2に取付けられた提灯
型枠3の回転による骨溝322のピッチ移動速度と、移
動体5のニードル52先端の移動速度がちょうど同じに
なるように、減速機43を介して設定してある。
【0011】(作 用)図1ないし図3を参照して本実
施例の作用を説明する。 移動体5を開始端部(提灯型枠3の端盤30側)に
移動させ、ニードル52の角度を調整して先端部の位置
を、骨溝322の始点に位置させておく。 供給ドラム6から骨部材7を繰り出し、導入管53
側から挿通してニードル52先端から引き出し、骨部材
7先端部を提灯型枠3の端部に固定する。 駆動モータ18を作動させると、型枠回転装置2に
装着してある提灯型枠3は回転する。同時に、減速機4
3の動軸16が回転し、これによりスプロケット42が
減速されて所定の速度で回転して、軌道板40に取付け
てある移動体5を軌道板40に沿って終了端部(提灯型
枠3の端盤31側)に移動させる。このとき、移動体5
に設けてあるニードル52先端部は、提灯型枠3の回転
像形外形における回転軸方向の曲線部形状に沿って移動
する。これにより、骨部材7はニードル52に誘導さ
れ、提灯型枠3の回転に伴って供給ドラム6から繰り出
されながら、型枠部材32の骨溝322に嵌め込まれ
る。 骨巻きが終了したら、骨部材7を所定の箇所で切断
し、提灯型枠3を型枠回転装置2から外し、次工程へ送
る。 次の提灯型枠3を型枠回転装置2に装着し、上記
〜の工程を繰り返す。なお、本発明にかかる提灯用骨
巻き装置Aによれば、提灯枠3の型枠部材32の形状を
任意に変更し、それに対応して案内軌道装置4の軌道板
40の形状を変更すれば、形状が相違する提灯の骨巻き
作業が可能である。 本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲の記載内において種々の変形が可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。すなわち、移動体の誘導部材が、提灯型枠の回転
像形外形における回転軸方向の形状と同一または相似形
の軌道部に案内されて移動するので、提灯型枠の回転速
度を速めても、誘導部材は骨溝のピッチ移動に追随して
骨部材を骨溝に誘導することができ、提灯の骨巻き作業
が能率よく迅速にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる提灯用骨巻き装置の提灯枠を外
した状態を示す概略正面図である。
【図2】本発明にかかる提灯用骨巻き装置の概略平面図
である。
【図3】本発明にかかる提灯用骨巻き装置の概略側面図
である。
【符号の説明】
A 提灯用骨巻き装置 2 型枠回転装置 322 骨溝 32 型枠部材 3 提灯型枠 4 案内軌道装置 5 移動体 50 誘導部材 6 供給ドラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 提灯の骨を巻く骨巻き装置であって、こ
    の装置は、 型枠回転装置(2) と、 この型枠回転装置(2) に装着され、外面部に多数の骨溝
    (322) を有する型枠部材(32)を備えた提灯型枠(3) と、 前記提灯型枠(3) の回転像形外形における回転軸方向の
    形状と同一または相似形の軌道部を有する案内軌道装置
    (4) と、 この案内軌道装置(4) の前記軌道部に沿って移動できる
    ようにしてある移動体(5) と、 この移動体(5) に設けられ、骨部材(7) を前記骨溝(32
    2) に誘導するための誘導部材(50)と、 この誘導部材(50)へ骨部材(7) を送り出す供給装置と、
    を備えた、 提灯用骨巻き装置。
JP28068392A 1992-09-24 1992-09-24 提灯用骨巻き装置 Pending JPH06111601A (ja)

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JP28068392A JPH06111601A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 提灯用骨巻き装置

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JP28068392A JPH06111601A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 提灯用骨巻き装置

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JPH06111601A true JPH06111601A (ja) 1994-04-22

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JP28068392A Pending JPH06111601A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 提灯用骨巻き装置

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