JPH07137477A

JPH07137477A - 移送装置の載置台に順々に馬乗り状に上下に載置された印刷全紙を綴じる方法およびこの方法を実施するための装置

Info

Publication number: JPH07137477A
Application number: JP6137625A
Authority: JP
Inventors: Joerg Meier; イエルク・マイヤー
Original assignee: Grapha Holding AG
Current assignee: Grapha Holding AG
Priority date: 1993-06-21
Filing date: 1994-06-20
Publication date: 1995-05-30
Also published as: US5570832A; EP0629515A1

Abstract

(57)【要約】【目的】印刷全紙を綴じる方法をおよび装置を提供す
ること。【構成】無端で供給されて来る線材を駆動される成形
体における切断装置により線材部片に仕上げ、回動する
綴じヘッドの傍らにおいて強固な成形作用の下に綴じピ
ンに成形してこの成形体からこの綴じヘッドに引渡す。
制御の下に駆動される綴じヘッド５が回転する綴じヘッ
ド担持体６の案内装置１０内で半径方向に摺動可能に支
承されていること、曲げ装置７が線材部片８を引取る端
部において軸線平行に支承されている成形体１１が進入
するための開口１２を備えており、この開口が綴じピン
１９と推進部材９との案内部１３として形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、載置台を経る軌道内を
曲げ綴じ区間に沿って回動しかつ曲げ装置と協働する綴
じヘッドにより無端の線材から成る綴じ材により印刷全
紙の綴じ作業を行う様式の、移送装置の載置台に順々に
馬乗り状に上下に載置された印刷全紙を綴じる方法、並
びに載置台を経る軌道内を回動しかつこの載置台と曲げ
装置と協働する少なくとも一つの綴じヘッド対を備えて
おり、この綴じヘッド対が供給されて来る線材部片を綴
じピンに成形するそれぞれ一つの曲げ装置と綴じピンを
集積した印刷全紙に刺通す推進部材とによって形成され
ている様式の、移送装置の載置台に順々に馬乗り状に上
下に載置された印刷全紙を綴じる方法を実施するための
装置に関する。

【０００２】このような装置は特にスイス特許第６６７
６２１号から公知である。この装置は収集綴じ体を備
えており、この収集綴じ体にあっては、紙製品は回転軸
を中心にして対称的に設けられている収集区間において
紙差しステーションにより馬乗り状に載置され、帯行体
によりこの収集区間に沿って綴じ装置の作用領域内に供
給される。綴じ装置の綴じヘッドは収集区間に所属して
おり、従って印刷全紙が装填されている収集区間の各々
において収集領域の端部において綴じ作業が行われ、こ
の際綴じ工程を行うために特に綴じ装置が使用され、こ
れらの綴じ装置にあっては綴じヘッドは収集区間と結合
されて状態で回動し、定置されている制御カムにより綴
じ作業が行われるように作動されるか、或いはこれらの
綴じ装置にあっては綴じヘッドは収集区間によって形成
されているドラム形の収集装置の周域の部分領域を介し
て作動される。

【０００３】回転する綴じヘッドのこの実施例に対して
選択的に、上記のスイス特許第６６７６２１号には綴
じ装置を開示されており、この綴じ装置にあっては綴じ
ヘッドの回転軸線はドラム状に設けられている収集区間
から間隔をもって設けられているか、或いはこの収集区
間外に設けられている。

【０００４】同様な印刷全紙の綴じ装置および綴じ作業
がヨーロッパ特許第０３９９３１７号に開示されて
いる。このような収集綴じ体はコンパクトな構造様式を
有しているが、しかしこの綴じ装置は特に冒頭に記載し
た様式の構造を有していることから、処理が中断し、こ
の作業中断の排除に、装置全体の見通しがきかないこと
から、また接近しにくいことから、比較的長いの時間の
浪費を伴うという欠点がある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、上記の欠点を除去し、冒頭に記載した様式の方法
と装置により確実に高い品質要件の整った綴じた印刷物
の製造を可能にすることである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よる方法にあって、無端で供給されて来る線材を駆動さ
れる成形体における切断装置により線材部片に仕上げ、
回動する綴じヘッドの傍らにおいて強固な成形作用の下
に綴じピンに成形して、この成形体からこの綴じヘッド
に引渡すことによって解決される。

【０００７】また、上記の方法を実施するための本発明
による装置の特徴とするところは、制御の下に駆動され
る綴じヘッドが回転する綴じヘッド担持体の案内装置内
で半径方向に摺動可能に支承されていること、曲げ装置
が線材部片を引取る端部において軸線平行に支承されて
いる成形体が進入するための開口を備えており、この開
口が綴じピンと推進部材との案内部として形成されてい
ることである。

【０００８】上記の構造は、比較的細い線材から成る綴
じピンを材料を傷めることない方法により高い生産効率
の下に拡開することを可能にする。更に、この構造的な
構成は本発明により種々の形態で行うことが可能であ
る。

【０００９】本発明による構成により、曲げ装置と推進
部材とが定置されている制御カムと駆動されるように結
合されており、その際移送装置の載置台と共通の綴じ区
間を達するために曲げ装置のストローク運動に類似した
運動が行われ、他方推進部材部材の制御カムは綴じ作業
の際ストローク運動に類似した運動を行う。

【００１０】曲げ装置は綴じピンと推進部材との案内部
によりスリット状もしくはフオーク状に形成されてお
り、かつ綴じヘッド担持体に沿って一体的に案内される
ように設けられている。

【００１１】綴じピンを形成するには、環状の成形体、
円板状の成形体或いは星形のロータが適しており、これ
らは周辺領域内に形成された縁部で曲げ装置の開口内に
進入する。

【００１２】線材部片を引取るための帯行体が周辺に配
分して設けられている成形体を使用するのが特に有利で
あり、これにより帯行体の装填信頼性と線材部片の曲げ
装置への引渡しが好都合に行われる。

【００１３】線材部片の曲げ装置への引渡しが柔軟性を
もって行われるようにするため、綴じヘッドと成形体も
しくは曲げ装置とそれに所属する帯行体がそれらの近接
領域内において最低限ほぼ同じ運動方向を有している。

【００１４】線材部片の成形のための帯行体に沿った位
置をより以上の改善は、線材部片を収容するための回転
方向で開いている溝を設けることによって達せられ、そ
の際線材部片の或る程度の位置不正確は溝をＶ−字形に
形成することによって相殺される。

【００１５】溝底部を磁化する代わりに、溝はその長が
中断部分をもって形成されており、従って上記の形成れ
た中間空域に制御されるトング部分が作用係合して線材
部片に固い締付け作用が与えられる。

【００１６】成形体の周辺における二つの溝もしくは帯
行体の間隔は切断装置における線材部片の引取りからこ
の線材部片の曲げ装置への引渡し位置迄の少なくとも一
周期の長さにほぼ相当する。即ち、綴じヘッドと成形体
がそれらの近接領域内においてほぼ同じ周速度を有して
いる。

【００１７】切断装置において線材部片を材料を傷める
ことなく引取りできるようにするため、特に成形体に線
材部片を引取る以前に作用して帯行速度を遅延させるス
テップ駆動機構が接続されており、このステップ駆動機
構は、同様に綴じピンの曲げ装置への引渡し位置におい
て回転速度が減速され、これに伴い曲げ装置と帯行体間
の作用係合が解消されるように働く。

【００１８】ステップ駆動機構により、成形体が線材部
片を引取った後、曲げ装置に引渡すまで加速され、そし
て帯行体が残りの道程において遅延して駆動されるよう
にすることも可能である。

【００１９】曲げ装置および成形体により予備成形され
てその前端部において固持されて推進体の案内溝内を移
動される綴じピンは、ここで綴じ区間に達する迄短い十
字路を通過するように、成形体は綴じヘッドの回転軸線
を通る水平面の下方に設けられている。即ち綴じヘッド
対に所属している成形体は共通の回転軸線を備えてい
る。

【００２０】印刷物の多重の綴じと関連して例えば四本
の線材が供給され、これにより作業の展望性と信頼性に
関連して、綴じヘッド担持体にぞれぞれ設けられている
成形体を共通の回転サークルの周域に配分して設けるの
が有利である。

【００２１】一つ或いは多数の成形体は、不必要な公差
および調節作業を行わなくて済むように綴じヘッド担持
体と共に駆動されるように結合されている。線材部片を
準備することと関連して簡易なかつコンパクトな構造を
達するため、成形体の帯行体の溝は送り装置により供給
された線材の切断位置とそれぞれ結合されている。

【００２２】以下に添付した図面に図示した実施例につ
き本発明を詳細に説明する。

【００２３】

【実施例】図１には、移送装置１が断面で示されてお
り、この移送装置上に印刷紙３を収集するための送り方
向に対して横方向で間隔をおいて延在している載置台２
が設けられている。収集された印刷紙は多数の紙差しス
テーションから成る（図示されていない）装填領域から
移送装置１により綴じ装置４の綴じ作業領域内に移送さ
れる。この綴じ装置は環状の軌道上を回動する多数の綴
じヘッド５から成り、これらの綴じヘッドは回転駆動さ
れる綴じヘッド担持体６の周域にそれぞれ分散されて固
定されている。この際、この実施例にあっては綴じ装置
４はそれぞれ対の状態で軸に回転する綴じヘッド担持体
にもしくは綴じヘッドを備えており、これらは互いに軸
方向で間隔を有しており、二つの綴じ作業を行うように
設けられている。

【００２４】綴じヘッド５は綴じ区間Ｓに沿って作用
し、この綴じ区間においてこれに所属している曲げ体４
１と協働して綴じ作業が行われる。この曲げ体はそれぞ
れ載置台の鞍状体の下方に存在しており、載置台と結合
されているか或いは別個に同期運動する装置と固定され
ている。

【００２５】綴じヘッド５は供給されて来る線材部片８
を綴じピンに成形するための曲げ装置７と綴じピンを印
刷紙３の互いに上下に形成されている折畳み縁部を刺通
すための推進体９とを備えている。

【００２６】更に、綴じヘッド５は一つ或いは多数の綴
じヘッド担持体６の周面に設けられている案内装置１０
内を半径方向で往復摺動可能に軸受されており、この場
合曲げ装置７は線材部片８を引取る端部−この端部は綴
じヘッド担持体６から突出している−に軸平行に軸受さ
れている成形体１１が進入するための開口１２を備えて
いる。この開口１２は予備成形された綴じピンのための
案内部１３並びにこの綴じピンの背面側に面している推
進体９のための案内部１３として形成されている。

【００２７】図２は綴じヘッド５の詳細な構成が図示さ
れている。この推進体９は延展された板様の部材であ
り、案内部１３内の側面において滑動するように支持さ
れている。この推進体の作動は定置されている制御カム
１４内を案内される旋回レバー１５により行われる（図
１参照）。

【００２８】推進体９の案内部１３を形成している曲げ
装置７は同様に定置されている制御カム１６により半径
方向で往復動する。即ち、この制御カムは綴じ作業直前
に印刷全紙３の固定が行われるようにこの印刷全紙を載
置台２方向で降下させる働きをし、ここで綴じヘッド５
もしくは曲げ装置７および載置台２もしくは曲げ体が一
緒に綴じ区間５を形成している。曲げ装置７が成形体１
１と遭遇した際戻ることにより好都合な作用角度もしく
は進入角度が達せられる。

【００２９】綴じ区間Ｓは綴じヘッド５が戻り運動した
際および綴じヘッド５が回転サークルから持上げられた
際も回転サークルに沿って形成される。しかし、この綴
じ区間Ｓの特別な構成は本発明の対象外のことである。

【００３０】既に説明したように、フオーク状の曲げ装
置７は回転する綴じヘッド担持体６に沿って一体的に案
内されており、固定されたシールド１８内に設けられて
いる制御カム１６により振動駆動される。

【００３１】線材部片８は成形体１１により必要な長さ
で図示した位置から曲げ装置７に引渡され、同時にＣ−
字系の綴じピン１９に成形される。即ち、環状の板或い
は星形のロータは、周域の縁部でもって、曲げ装置７の
開口１２により形成されている案内部１３を通過する。

【００３２】この目的のため、成形体１１は周域におい
て配分されて帯行体２０で形成されており、この帯行体
は両側で成形体１１１ら突出している線材部片８を切断
装置２１から引取る。

【００３３】曲げ装置７内への進入位置において、この
曲げ装置と線材部片８を案内する帯行体２０とは少なく
ともほぼ同じ周速度を有しており、従って線材部片８は
曲げ装置７の開口１２を介して綴じピン１９に成形され
る。この工程の際、この綴じピン１９はその背面でもっ
て推進部材９方向に整向されて案内部内に達し、この案
内部内において推進部材は引続き、即ち帯行体２０が案
内部１３を去った際、綴じピンの背面に当接する。

【００３４】線材部片８の切断装置２１における帯行体
２０による把握を良好にするため、帯行体は運動方向も
しくは回転方向で開いている溝２２によって形成されて
おり、その際溝２２が益々狭まることにより帯行体２０
における線材部片８の正確な位置決めが達せられ、これ
に伴い曲げ装置７の開口１２との一致が容易に達せられ
る。

【００３５】線材部片８のための保持部として、トング
部分２３が設けられておりられており、このトング部分
は成形体１１に旋回可能に、かつ一端において制御軌道
２４と結合れている。これに対して他端は長手方向で溝
が切欠かれていることによって形成される中間空域内に
旋回して入り線材部片を固持する。

【００３６】成形体１１の周域における二つの帯行体２
０もしくは溝２２間の間隔は線材部片８の切断装置２１
における引取りから曲げ装置７へのその引渡し迄の時間
間隔の長さに相当する。即ち、線材部片８は例えば一つ
或いは多数の周期間隔で送られて成形体１１に供給され
る。

【００３７】図３に示したステップ駆動機構２５は成形
体１１の軸２６上に着座しており、線材部片８の引取る
以前、或いは引取り後における帯行体２０の速度の短期
間の減速或いは増速度、および線材部片８の綴じヘッド
５への引渡し後の曲げ装置７からの帯行体２０の分離を
行うか、もしくは上記のように曲げ装置７の速度の短期
間の減速或いは増速度を行う。

【００３８】成形体１１の駆動は綴じヘッド担持体６か
ら歯車２７を経て軸２６上に回転自在に軸受けされてい
るピニオン２８に動力が伝達されて行われる。成形体１
１の一つに面している側において駆動歯セグメント２９
がこのピニオン２８に旋回可能に軸受けされており、か
つ制御リンク板に当接している（図示されていない）制
御ローラ３０を備えている。この制御ローラ３０によっ
て作動される駆動歯セグメント２９は楔状体を介して軸
２６と結合されている歯セグメント３１と係合してい
る。即ち、綴じヘッド担持体６に固定されている一つ或
いは多数の綴じヘッド５と一つ或いは多数の成形体１１
との間の強固な駆動結合が行われる。これらの成形体は
制御リンク板が制御ローラに作用することにより速度が
調節される。即ち、この制御リンク板は短時間に成形体
１１もしくは帯行体２０の速度遅延と速度加速を行う。

【００３９】帯行体２０が特別に構成されていることに
より、或いは曲げ装置７が旋回運動を行うことにより、
ステップ駆動機構２５を設けなくて済む。図１に示した
ように、二つの綴じヘッド担持体６上に対の状態で配分
されて固定されている綴じヘッド５に所属している成形
体１１の少なくとも一つは綴じヘッド５のもしくは綴じ
ヘッド担持体６の回転軸を通る水平面の下方に設けられ
ている。即ち、製品の背面における綴じの数が二箇所以
上である場合、成形体１１を綴じヘッド担持体６の回転
サークル１７の共通の周域に配分して設け、これにより
線材供給の際多くの空域が利用可能であるようにするの
が有利である。

【００４０】図３にしめすように、切断装置２１は二つ
の切断機構３４から成り、これらの切断機構には手前に
設けられている送り装置３２により送られてそれぞれ一
本の線材３５が供給される。この線材３５はローラ案内
部を介してノズル状の線材流通部３３を経て、この線材
流通部３３の流出開口と円板状のカッタ３６とに形成さ
れている切断位置に案内される。

【００４１】一つ或いは多数のカッタ３６の駆動は成形
体１１もしくは帯行体２０もしくは溝２２の作動に調整
されている。即ち、周期的に線材流通部３３から押し出
されて、綴じピンに成形される線材３５は少なくともほ
ぼ同時に帯行体２０により引取られ、線材部片８に切断
される。この線材部片８の長さは切断機構３４に均一に
作用するスピンドル駆動機構３７によって定まり、その
際モータ３８は左ねじおよび右ねじを備えていてかつ上
記の切断機構３４と一緒に駆動するように結合されてい
るスピンドル３９に作用する。

【００４２】もちろん、スピンドル３９が右ねじでも、
左ねじでも共通して使用し得るように切断機構３４を設
けることも可能である。

【００４３】

【発明の効果】上記の本発明による綴じ装置により、従
来の綴じ装置が有する欠点が排除され、均一な綴じ冊子
が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】収集された紙製品を綴じるための本発明による
装置の諸部材の配設を示した図である。

【図２】図１の切断線ＩＩ−ＩＩに沿った断面図であ
る。

【図３】図１の矢印ＩＩＩの方向で見た平面図である。

【符号の説明】

５綴じヘッド６綴じヘッド担持体７曲げ装置８線材部片９推進部材１０案内装置１１成形体１２開口１３案内部１９綴じピン２０帯行体２２溝２３トング部分２５ステップ駆動機構２６軸２８駆動輪２９駆動セグメント３０制御ローラ３１歯付セグメント４０中間室

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項０１】載置台を経る軌道内を曲げ綴じ区間に
沿って回動しかつ曲げ装置と協働する綴じヘッドにより
無端の線材から成る綴じピンにより印刷全紙の綴じ作業
を行う様式の、移送装置の載置台に順々に馬乗り状に上
下に載置された印刷全紙を綴じる方法において、無端で
供給されて来る線材を駆動される成形体における切断装
置により線材部片に仕上げ、回動する綴じヘッドの傍ら
において強固な成形作用の下に綴じピンに成形して、こ
の成形体からこの綴じヘッドに引渡すことを特徴とする
印刷全紙を綴じる方法。
【請求項０２】載置台を経る軌道内を回動しかつこの
載置台と曲げ装置と協働する少なくとも一つの綴じヘッ
ド対を備えており、この綴じヘッド対が供給されて来る
線材部片を綴じピンに成形するそれぞれ一つの曲げ装置
と綴じピンを集積した印刷全紙に刺通す推進部材とによ
って形成されている様式の、移送装置の載置台に順々に
馬乗り状に上下に載置された印刷全紙を綴じる方法を実
施するための装置において、制御の下に駆動される綴じ
ヘッド（５）が回転する綴じヘッド担持体（６）の案内
装置（１０）内で半径方向に摺動可能に支承されている
こと、曲げ装置（７）が線材部片（８）を引取る端部に
おいて軸線平行に支承されている成形体（１１）が進入
するための開口（１２）を備えており、この開口が綴じ
ピン（１９）と推進部材（９）との案内部（１３）とし
て形成されていることを特徴とする移送装置の載置台に
順々に馬乗り状に上下に載置された印刷全紙を綴じる方
法を実施するための装置。
【請求項０３】曲げ装置（７）が駆動されるように推
進部材（９）と定置されている制御カム（１４，１６）
とに結合されていることを特徴とする請求項１に記載の
装置。
【請求項０４】曲げ装置（７）が綴じピン（１９）と
推進部材（９）との案内部（１３）によりスリット状も
しくはフオーク状に形成されており、かつ綴じヘッド担
持体（６）に沿って一体的に案内されるように設けられ
ていることを特徴とする請求項３に記載の装置。
【請求項０５】成形体（１１）が曲げ装置（７）の開
口（１２）内に進入するように周域に縁部を備えた環状
の円板或いは星形のロータとして形成されていることを
特徴とする請求項１から４までのいずれか一つに記載の
装置。
【請求項０６】綴じヘッド（５）と成形体（１１）が
それらの近接領域内においてほぼ同じ運動方向および同
じ速度を有していることを特徴とする請求項５に記載の
装置。
【請求項０７】成形体（１１）がその周域に帯行体
（２０）を扇形に分散して備えていることを特徴とする
請求項５に記載の装置。
【請求項０８】帯行体（２０）が線材部片（８）を引
取るための回転方向で開いている溝（２２）によって形
成されていることを特徴とする請求項７に記載の装置。
【請求項０９】二つの帯行体（２０）もしくは溝（２
２）間の間隔が成形体（１１）の周域において線材部片
（８）の引取りと曲げ装置（７）へのその引渡しまでの
時間区分もしくは少なくとも一つの周期の長さに相当す
ることを特徴とする請求項７に記載の装置。
【請求項１０】溝（２２）がその長手方向延長部にお
いて中断されて形成されており、線材部片（８）を制御
により固持するためのトング部分（２３）が旋回進入す
るための中間室（４０）が設けられていることを特徴と
する請求項８に記載の装置。
【請求項１１】線材部片（８）の引取りが行われる以
前に或いは引取りが行われた後に帯行速度に遅延或いは
加速作用を及ぼすステップ駆動機構（２５）が成形体
（１１）に設けられていることを特徴とする請求項９に
記載の装置。
【請求項１２】ステップ駆動機構（２５）が軸（２
６）に回転可能に軸受けされている駆動輪（２８）を備
えており、この駆動輪の側方に軸平行に旋回可能に制御
されかつ軸（２６）上に着座している歯付セグメント
（３１）と噛合う駆動セグメント（２９）が軸受けされ
ていることを特徴とする請求項１１に記載の装置。
【請求項１３】駆動セグメント（２９）が軸（２６）
を囲繞している制御路（４２）と結合されている制御カ
ム或いは制御ローラ（３０）によって形成されているこ
とを特徴とする請求項１２に記載の装置。
【請求項１４】二つの綴じヘッド担持体（６）上に配
分されて対の状態で固定されている綴じヘッド（５）に
所属している成形体（１１）の少なくとも一つが綴じヘ
ッド（５）の回転軸線を通る水平面の下方に設けられて
いることを特徴とする請求項５に記載の装置。
【請求項１５】綴じヘッド担持体（６）にぞれぞれ所
属している成形体（１１）が共通の回転サークルの周域
に沿って配分して設けられていることを特徴とする請求
項５に記載の装置。
【請求項１６】成形体（１１）が綴じヘッド担持体
（６）と共に駆動されるように結合されていることを特
徴とする請求項６に記載の装置。
【請求項１７】帯行体の溝（２２）が供給された線材
（３５）の切断装置（２１）とそれぞれ送り作用が行わ
れるように結合されていることを特徴とする請求項７に
記載の装置。