JPH06111257A - 磁気ヘッドの製造方法及び治具 - Google Patents
磁気ヘッドの製造方法及び治具Info
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- JPH06111257A JPH06111257A JP25766392A JP25766392A JPH06111257A JP H06111257 A JPH06111257 A JP H06111257A JP 25766392 A JP25766392 A JP 25766392A JP 25766392 A JP25766392 A JP 25766392A JP H06111257 A JPH06111257 A JP H06111257A
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- head
- vacuum
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ヘッドを機械的損傷がないように位置決
めしてヘッドアームに取り付ける磁気ヘッドの製造方法
及び治具を提供する。 【構成】 方法は、浮上型磁気ヘッドを真空チャックし
て位置決めし、ヘッドアーム先端に接着剤を塗布すると
共に、磁気ヘッドに対してヘッドアームを位置決めして
ヘッドアーム先端を磁気ヘッドに貼り合わせ、接着剤を
硬化させてヘッドアーム先端に磁気ヘッドを取り付け
る。治具は、浮上型磁気ヘッド4の隣接２側面に同時に
当接すると共に、当接面に開口した真空吸引用貫通孔10
aを有する真空チャック用Ｌ字状金具10と、貫通孔10aと
外部真空吸引ポンプとをバルブ13を介し、且つ、バルブ
13と外部真空吸引ポンプとの途中を取り外し可能に連結
する真空配管11と、真空配管11におけるバルブ13と金具
10との中間部から導出した負圧保持用可撓性弾性中空袋
12と、ヘッドアーム保持具8とを具備する。
めしてヘッドアームに取り付ける磁気ヘッドの製造方法
及び治具を提供する。 【構成】 方法は、浮上型磁気ヘッドを真空チャックし
て位置決めし、ヘッドアーム先端に接着剤を塗布すると
共に、磁気ヘッドに対してヘッドアームを位置決めして
ヘッドアーム先端を磁気ヘッドに貼り合わせ、接着剤を
硬化させてヘッドアーム先端に磁気ヘッドを取り付け
る。治具は、浮上型磁気ヘッド4の隣接２側面に同時に
当接すると共に、当接面に開口した真空吸引用貫通孔10
aを有する真空チャック用Ｌ字状金具10と、貫通孔10aと
外部真空吸引ポンプとをバルブ13を介し、且つ、バルブ
13と外部真空吸引ポンプとの途中を取り外し可能に連結
する真空配管11と、真空配管11におけるバルブ13と金具
10との中間部から導出した負圧保持用可撓性弾性中空袋
12と、ヘッドアーム保持具8とを具備する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッドの製造方法と
その治具に関し、詳しくはＨＤＤ（ＨａｒｄＤｉｓｋ
Ｄｒｉｖｅ）装置用浮上型磁気ヘッドをヘッドアーム先
端に位置決めして取り付ける方法とその治具に関するも
のである。
その治具に関し、詳しくはＨＤＤ（ＨａｒｄＤｉｓｋ
Ｄｒｉｖｅ）装置用浮上型磁気ヘッドをヘッドアーム先
端に位置決めして取り付ける方法とその治具に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】コンピュータ用磁気ディスク装置とし
て、近年、大記憶容量、高速データ転送装置を実現する
ＨＤＤ装置が賞用されている。上記ＨＤＤ装置は、ディ
スク状の磁気記録媒体が３０００〜３６００ｒｐｍの高
速で回転するため、磁気記録媒体から０．１μｍ程度僅
かに浮上させた状態で情報の記録・再生を行なう浮上型
磁気ヘッドを、図２（ａ）（ｂ）に示すように、ヘッド
アーム（１）の先端に取り付けて用いる。上記ヘッドア
ーム（１）は、アーム部（２）の先端部に矩形片（３）
を溶接・固定すると共に、矩形片（３）の周部に沿って
部分的に切り込みを入れて舌状弾性屈曲片（３ａ）を形
成したもので、屈曲片（３ａ）の所望位置に磁気ヘッド
（４）を取り付ける。
て、近年、大記憶容量、高速データ転送装置を実現する
ＨＤＤ装置が賞用されている。上記ＨＤＤ装置は、ディ
スク状の磁気記録媒体が３０００〜３６００ｒｐｍの高
速で回転するため、磁気記録媒体から０．１μｍ程度僅
かに浮上させた状態で情報の記録・再生を行なう浮上型
磁気ヘッドを、図２（ａ）（ｂ）に示すように、ヘッド
アーム（１）の先端に取り付けて用いる。上記ヘッドア
ーム（１）は、アーム部（２）の先端部に矩形片（３）
を溶接・固定すると共に、矩形片（３）の周部に沿って
部分的に切り込みを入れて舌状弾性屈曲片（３ａ）を形
成したもので、屈曲片（３ａ）の所望位置に磁気ヘッド
（４）を取り付ける。
【０００３】上記磁気ヘッド（４）を取り付けるに際し
ては、磁気ヘッド（４）をヘッドアーム（１）に対して
位置決めする必要があり、その位置決め用治具の一例を
図３〜図５を参照して次に示す。上記治具（５）は、Ｌ
字状段差部（６ａ）を有する位置決め台（６）と、位置
決め台（６）上で段差部（６ａ）の屈曲部に対向して突
出退入自在のシリンダ部（７ａ）に取り付けたＬ字状ヘ
ッド押圧体（７）と、位置決め台（６）の側端面に設け
た位置調整可能な蝶番状取り付け部材（８ａ）に、段差
部（６ａ）に対して相対的に位置決めした状態で回動自
在に取り付けたヘッドアーム保持具（８）とを具備す
る。
ては、磁気ヘッド（４）をヘッドアーム（１）に対して
位置決めする必要があり、その位置決め用治具の一例を
図３〜図５を参照して次に示す。上記治具（５）は、Ｌ
字状段差部（６ａ）を有する位置決め台（６）と、位置
決め台（６）上で段差部（６ａ）の屈曲部に対向して突
出退入自在のシリンダ部（７ａ）に取り付けたＬ字状ヘ
ッド押圧体（７）と、位置決め台（６）の側端面に設け
た位置調整可能な蝶番状取り付け部材（８ａ）に、段差
部（６ａ）に対して相対的に位置決めした状態で回動自
在に取り付けたヘッドアーム保持具（８）とを具備す
る。
【０００４】上記構成において、まず段差部（６ａ）の
屈曲部に磁気ヘッド（４）の隣接２側面を当接させると
共に、その対向２側面にヘッド押圧体（７）の屈曲部を
嵌合させて押圧し、段差部（６ａ）に押し当てて磁気ヘ
ッド（４）を位置決め台（６）上で位置決めする。次
に、保持具（８）にヘッドアーム（１）の後端部を挟持
して保持すると共に、屈曲片（３ａ）の所定位置に樹脂
製接着剤を塗布して、図４に示すように、１８０°回動
させる。そうすると、予め保持具（８）は段差部（６
ａ）に対して相対的に位置決めされているため、図５に
示すように、ヘッドアーム（１）の屈曲片（３ａ）が磁
気ヘッド（４）の貼り付け面に当接して接着剤により貼
り付けられる。そこで、そのまま治具（５）毎、加熱炉
内（図示せず）に搬入して加熱し、上記接着剤を硬化さ
せてヘッドアーム（１）に磁気ヘッド（４）を取り付け
る。
屈曲部に磁気ヘッド（４）の隣接２側面を当接させると
共に、その対向２側面にヘッド押圧体（７）の屈曲部を
嵌合させて押圧し、段差部（６ａ）に押し当てて磁気ヘ
ッド（４）を位置決め台（６）上で位置決めする。次
に、保持具（８）にヘッドアーム（１）の後端部を挟持
して保持すると共に、屈曲片（３ａ）の所定位置に樹脂
製接着剤を塗布して、図４に示すように、１８０°回動
させる。そうすると、予め保持具（８）は段差部（６
ａ）に対して相対的に位置決めされているため、図５に
示すように、ヘッドアーム（１）の屈曲片（３ａ）が磁
気ヘッド（４）の貼り付け面に当接して接着剤により貼
り付けられる。そこで、そのまま治具（５）毎、加熱炉
内（図示せず）に搬入して加熱し、上記接着剤を硬化さ
せてヘッドアーム（１）に磁気ヘッド（４）を取り付け
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、位置決め台（６）上で磁気ヘッド（４）を位置決め
する際、押圧体（７）によって磁気ヘッド（４）を機械
的に押圧して段差部（６ａ）の屈曲部に押し当てている
ため、押圧力が小さいと、押し当てが不十分になって位
置決め精度が低下し易く、又、十分、押し当てようとす
ると、押圧力が大きくなって磁気ヘッド（４）を損傷さ
せる恐れがあること、又、ヘッド高さが低いため（１ｍ
ｍ以下）、機械的押圧が困難で動き易く、更に、段差部
（６ａ）が低くなると、加工が困難になる点である。
は、位置決め台（６）上で磁気ヘッド（４）を位置決め
する際、押圧体（７）によって磁気ヘッド（４）を機械
的に押圧して段差部（６ａ）の屈曲部に押し当てている
ため、押圧力が小さいと、押し当てが不十分になって位
置決め精度が低下し易く、又、十分、押し当てようとす
ると、押圧力が大きくなって磁気ヘッド（４）を損傷さ
せる恐れがあること、又、ヘッド高さが低いため（１ｍ
ｍ以下）、機械的押圧が困難で動き易く、更に、段差部
（６ａ）が低くなると、加工が困難になる点である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、製造方法とし
て、浮上型磁気ヘッドをヘッドアーム先端に取り付ける
にあたり、上記磁気ヘッドを真空チャックして位置決め
する工程と、ヘッドアーム先端の磁気ヘッド取り付け位
置に接着剤を塗布すると共に、上記磁気ヘッドに対して
ヘッドアームを位置決めする工程と、ヘッドアーム先端
を上記磁気ヘッドに位置決めして貼り合わせ、接着剤を
硬化させてヘッドアーム先端に磁気ヘッドを取り付ける
工程とを含むことを特徴とし、
て、浮上型磁気ヘッドをヘッドアーム先端に取り付ける
にあたり、上記磁気ヘッドを真空チャックして位置決め
する工程と、ヘッドアーム先端の磁気ヘッド取り付け位
置に接着剤を塗布すると共に、上記磁気ヘッドに対して
ヘッドアームを位置決めする工程と、ヘッドアーム先端
を上記磁気ヘッドに位置決めして貼り合わせ、接着剤を
硬化させてヘッドアーム先端に磁気ヘッドを取り付ける
工程とを含むことを特徴とし、
【０００７】又、治具は、浮上型磁気ヘッドの隣接する
２側面に同時に当接すると共に、当接面に開口した真空
吸引用貫通孔を有する真空チャック用Ｌ字状金具と、上
記貫通孔の外部導出口と外部真空吸引ポンプとを開閉バ
ルブを介し、且つ、バルブと真空吸引ポンプとの途中を
取り外し可能に連結する真空配管と、可撓性弾性部材か
らなり、上記真空配管におけるバルブと金具との中間部
から導出すると共に、真空吸引時に弾性縮小変形させて
おき、バルブ閉栓及び真空吸引ポンプ切り離し後に弾性
復元変形により真空吸引して真空配管内を負圧保持する
中空袋と、上記金具に対して相対的に位置決めした状態
でヘッドアームを位置決め・保持する保持具とを具備し
たことを特徴とし、中空袋は、スポイト状ゴム部材又は
金属ダイヤフラムである。
２側面に同時に当接すると共に、当接面に開口した真空
吸引用貫通孔を有する真空チャック用Ｌ字状金具と、上
記貫通孔の外部導出口と外部真空吸引ポンプとを開閉バ
ルブを介し、且つ、バルブと真空吸引ポンプとの途中を
取り外し可能に連結する真空配管と、可撓性弾性部材か
らなり、上記真空配管におけるバルブと金具との中間部
から導出すると共に、真空吸引時に弾性縮小変形させて
おき、バルブ閉栓及び真空吸引ポンプ切り離し後に弾性
復元変形により真空吸引して真空配管内を負圧保持する
中空袋と、上記金具に対して相対的に位置決めした状態
でヘッドアームを位置決め・保持する保持具とを具備し
たことを特徴とし、中空袋は、スポイト状ゴム部材又は
金属ダイヤフラムである。
【０００８】
【作用】上記技術的手段によれば、磁気ヘッドを真空チ
ャックにより位置決めすると共に、相対的に位置決めし
たヘッドアームを接着剤によって磁気ヘッドに貼り付
け、そのまま磁気ヘッドとヘッドアームを加熱炉内で加
熱して接着剤を硬化させて磁気ヘッドをヘッドアームに
取り付ける。
ャックにより位置決めすると共に、相対的に位置決めし
たヘッドアームを接着剤によって磁気ヘッドに貼り付
け、そのまま磁気ヘッドとヘッドアームを加熱炉内で加
熱して接着剤を硬化させて磁気ヘッドをヘッドアームに
取り付ける。
【０００９】
【実施例】本発明に係る磁気ヘッドの製造方法及び治具
の実施例を図１を参照して以下に説明する。図におい
て、（１０）は真空チャック用Ｌ字状金具、（１１）は
真空配管、（１２）は中空袋である。上記金具（１０）
は、その屈曲部が浮上型磁気ヘッド（４）のスライダ部
の隣接する２側面に同時に当接して磁気ヘッド（４）を
位置決めすると共に、上記２側面の各当接面毎に開口し
た真空吸引用貫通孔（１０ａ）をレーザ加工等により穿
設してなり、従来同様、例えば位置決め台（図示せず）
等により回動自在のヘッドアーム保持具（８）に対して
相対的に位置決めしている。真空配管（１１）は、貫通
孔（１０ａ）の外部導出口と外部真空吸引ポンプ（図示
せず）とを開閉バルブ（１３）を介し、且つ、バルブ
（１３）と外部真空吸引ポンプとの途中を取り外し可能
にジョイント等にて連結する。中空袋（１２）は可撓性
弾性部材、例えばスポイト状ゴム部材、或いは金属ダイ
ヤフラム等からなり、真空配管（１１）におけるバルブ
（１３）と金具（１０）との中間部から導出すると共
に、真空吸引時に弾性縮小変形させておくと、バルブ閉
栓及び外部真空吸引ポンプ切り離し後に弾性復元変形に
より真空吸引して真空配管（１１）内を負圧状態に保持
する。
の実施例を図１を参照して以下に説明する。図におい
て、（１０）は真空チャック用Ｌ字状金具、（１１）は
真空配管、（１２）は中空袋である。上記金具（１０）
は、その屈曲部が浮上型磁気ヘッド（４）のスライダ部
の隣接する２側面に同時に当接して磁気ヘッド（４）を
位置決めすると共に、上記２側面の各当接面毎に開口し
た真空吸引用貫通孔（１０ａ）をレーザ加工等により穿
設してなり、従来同様、例えば位置決め台（図示せず）
等により回動自在のヘッドアーム保持具（８）に対して
相対的に位置決めしている。真空配管（１１）は、貫通
孔（１０ａ）の外部導出口と外部真空吸引ポンプ（図示
せず）とを開閉バルブ（１３）を介し、且つ、バルブ
（１３）と外部真空吸引ポンプとの途中を取り外し可能
にジョイント等にて連結する。中空袋（１２）は可撓性
弾性部材、例えばスポイト状ゴム部材、或いは金属ダイ
ヤフラム等からなり、真空配管（１１）におけるバルブ
（１３）と金具（１０）との中間部から導出すると共
に、真空吸引時に弾性縮小変形させておくと、バルブ閉
栓及び外部真空吸引ポンプ切り離し後に弾性復元変形に
より真空吸引して真空配管（１１）内を負圧状態に保持
する。
【００１０】上記構成に基づき本発明の動作（本発明方
法）を次に説明する。まず金具（１０）の屈曲部に磁気
ヘッド（４）の隣接２側面を同時に当接させると共に、
バルブ（１３）を開いて外部真空吸引ポンプにより磁気
ヘッド（４）の当接２側面を真空チャックして位置決め
する。この時、中空袋（１２）内も真空引きして弾性縮
小変形させておく。そして、従来同様、金具（１０）に
対して位置決めされている保持具（８）にヘッドアーム
（１）を取り付けると共に、ヘッドアーム（１）の所定
位置に接着剤（図示せず）を塗布する。次に、保持具
（８）を回動させてヘッドアーム（１）を接着剤により
磁気ヘッド（４）の所望位置に貼り付けると、バルブ
（１３）を閉栓した後、外部真空吸引ポンプをバルブ
（１３）から切り離し、外部真空吸引ポンプから金具
（１０）を独立させる。そうすると、独立した金具（１
０）において真空漏れが生じても、中空袋（１２）が弾
性復元変形により真空吸引して真空漏れを吸収し、負圧
状態を保持する。そこで、独立した金具（１０）に磁気
ヘッド（４）を位置決めして真空チャックすると共に、
保持具（８）にヘッドアーム（１）を位置決め保持した
状態で加熱炉内に搬入して加熱すると、接着剤が硬化し
て磁気ヘッド（４）がヘッドアーム（１）に取り付けら
れる。
法）を次に説明する。まず金具（１０）の屈曲部に磁気
ヘッド（４）の隣接２側面を同時に当接させると共に、
バルブ（１３）を開いて外部真空吸引ポンプにより磁気
ヘッド（４）の当接２側面を真空チャックして位置決め
する。この時、中空袋（１２）内も真空引きして弾性縮
小変形させておく。そして、従来同様、金具（１０）に
対して位置決めされている保持具（８）にヘッドアーム
（１）を取り付けると共に、ヘッドアーム（１）の所定
位置に接着剤（図示せず）を塗布する。次に、保持具
（８）を回動させてヘッドアーム（１）を接着剤により
磁気ヘッド（４）の所望位置に貼り付けると、バルブ
（１３）を閉栓した後、外部真空吸引ポンプをバルブ
（１３）から切り離し、外部真空吸引ポンプから金具
（１０）を独立させる。そうすると、独立した金具（１
０）において真空漏れが生じても、中空袋（１２）が弾
性復元変形により真空吸引して真空漏れを吸収し、負圧
状態を保持する。そこで、独立した金具（１０）に磁気
ヘッド（４）を位置決めして真空チャックすると共に、
保持具（８）にヘッドアーム（１）を位置決め保持した
状態で加熱炉内に搬入して加熱すると、接着剤が硬化し
て磁気ヘッド（４）がヘッドアーム（１）に取り付けら
れる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、磁気ヘッドを真空チャ
ックにより位置決めしてヘッドアームに取り付けるよう
にしたから、磁気ヘッドの位置決めが容易で、機械的損
傷が防止され、又、真空チャック用貫通孔を容易に加工
出来るため、ヘッドが薄くなっても、真空チャック用金
具を容易に加工出来る。
ックにより位置決めしてヘッドアームに取り付けるよう
にしたから、磁気ヘッドの位置決めが容易で、機械的損
傷が防止され、又、真空チャック用貫通孔を容易に加工
出来るため、ヘッドが薄くなっても、真空チャック用金
具を容易に加工出来る。
【図１】本発明に係る磁気ヘッド製造治具の実施例を示
す要部概略平面図である。
す要部概略平面図である。
【図２】（ａ）はヘッドアームに取り付けた浮上型磁気
ヘッドの一例を示す側面図である。（ｂ）は図２（ａ）
のヘッドアームを示す平面図である。
ヘッドの一例を示す側面図である。（ｂ）は図２（ａ）
のヘッドアームを示す平面図である。
【図３】従来の磁気ヘッド製造治具の一例を示す平面図
である。
である。
【図４】図３の磁気ヘッド製造治具の動作例を示す側面
図である。
図である。
【図５】図３の磁気ヘッド製造治具の動作例を示す平面
図である。
図である。
１ ヘッドアーム ４ 磁気ヘッド ８ 保持具 １０ 金具 １０ａ 貫通孔 １１ 真空配管 １２ 中空袋 １３ バルブ
Claims (3)
- 【請求項１】 浮上型磁気ヘッドをヘッドアーム先端に
取り付けるにあたり、上記磁気ヘッドを真空チャックし
て位置決めする工程と、ヘッドアーム先端の磁気ヘッド
取り付け位置に接着剤を塗布すると共に、上記磁気ヘッ
ドに対してヘッドアームを位置決めする工程と、ヘッド
アーム先端を上記磁気ヘッドに位置決めして貼り合わ
せ、接着剤を硬化させてヘッドアーム先端に磁気ヘッド
を取り付ける工程とを含むことを特徴とする磁気ヘッド
の製造方法。 - 【請求項２】 浮上型磁気ヘッドの隣接する２側面に同
時に当接すると共に、当接面に開口した真空吸引用貫通
孔を有する真空チャック用Ｌ字状金具と、上記貫通孔の
外部導出口と外部真空吸引ポンプとを開閉バルブを介
し、且つ、バルブと外部真空吸引ポンプとの途中を取り
外し可能に連結する真空配管と、可撓性弾性部材からな
り、上記真空配管におけるバルブと金具との中間部から
導出すると共に、真空吸引時に弾性縮小変形させてお
き、バルブ閉栓及び外部真空吸引ポンプ切り離し後に弾
性復元変形により真空吸引して真空配管内を負圧保持す
る中空袋と、上記金具に対して相対的に位置決めした状
態でヘッドアームを位置決め・保持する保持具とを具備
したことを特徴とする磁気ヘッドの製造治具。 - 【請求項３】 中空袋は、スポイト状ゴム部材又は金属
ダイヤフラムであることを特徴とする請求項２記載の磁
気ヘッドの製造治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25766392A JPH06111257A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 磁気ヘッドの製造方法及び治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25766392A JPH06111257A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 磁気ヘッドの製造方法及び治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06111257A true JPH06111257A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17309377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25766392A Withdrawn JPH06111257A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 磁気ヘッドの製造方法及び治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06111257A (ja) |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP25766392A patent/JPH06111257A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |