JP3380934B2 - 円盤状記録媒体の取扱装置 - Google Patents

円盤状記録媒体の取扱装置

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JP3380934B2
JP3380934B2 JP09272094A JP9272094A JP3380934B2 JP 3380934 B2 JP3380934 B2 JP 3380934B2 JP 09272094 A JP09272094 A JP 09272094A JP 9272094 A JP9272094 A JP 9272094A JP 3380934 B2 JP3380934 B2 JP 3380934B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクプレイヤー
等の光学式の記録再生装置に用いられる光ディスク、磁
気ディスク等の円盤状記録媒体に、保護膜や記録膜等を
形成する成膜工程において用いられる円盤状記録媒体の
取扱装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、光ディスクプレイヤー等の光学式
の記録再生装置は、情報信号の光学式記録媒体として円
盤状記録媒体(以下、光ディスクと称する。)を用い
て、光ディスクの信号記録領域に記録された情報信号の
読み取り又は、光ディスクの信号記録領域に情報信号の
記録を行なっている。そして、光ディスク基板の情報が
記録される主面には、反射膜や記録膜或いはこれらを保
護する保護膜等の薄膜が形成されている。これらの薄膜
を形成する成膜工程は、光ディスクの製造工程におい
て、光ディスクの品質及び製造コストに大きな影響を与
える。 【0003】成膜工程には、真空蒸着装置を用いた真空
蒸着法やスパッタリング法等が採用されている。真空蒸
着法は、蒸着物質を電子ビームにより加熱し蒸発させ、
この蒸発物が光ディスク基板の記録領域に付着し、冷却
されることで記録膜を形成する。また、スパッタリング
法は、エネルギーを有する粒子、例えば、原子、分子、
イオン等がターゲットの表面をたたくことにより、この
ターゲットを形成している物質の粒子がこのエネルギー
を有する粒子と運動量の変換をして、ターゲットの表面
からこのターゲットを形成していた物質の粒子を飛び出
させる原理を利用する。ターゲットを形成していた物質
の粒子は、光ディスク基板の記録領域に付着し、冷却さ
れることでこの記録領域上に記録膜を形成する。 【0004】真空蒸着装置により光ディスク基板の記録
領域に薄膜を形成する成膜工程においては、光ディスク
基板の取扱装置によって、光ディスク基板の搬送や載置
が行われている。従来の光ディスク基板の取扱装置50
について、図4及び図5を参照して説明する。光ディス
ク基板には、製造上及び使用上の取扱い並びに記録再生
特性の確保等に必要なために、光ディスク基板の外周部
と内周部との主面に非成膜領域が設けられる。したがっ
て、この光ディスク基板の取扱装置50は、成膜工程に
おいて、光ディスク基板33の成膜領域を規制するため
に、非成膜領域を覆うマスク部材55と、このマスク部
材55を光ディスク基板33に着脱するマスク取扱治具
54とから構成されている。 【0005】マスク部材55は、光ディスク基板33の
内周部側の主面を覆うための内周マスク部材53と光デ
ィスク基板33の外周部側の主面を覆うための外周マス
ク部材52との1組で構成されている。このマスク部材
55は、図4に示すように、光ディスク基板33の主面
の成膜領域を規制するために用いられるもので、光ディ
スク基板33の内周部及び外周部にそれぞれ取り付ける
ことにより、光ディスク基板33の主面を覆って非成膜
領域とする。マスク取扱治具54は、図示しない真空蒸
着装置のパネルに載置される光ディスク基板33の主面
に内周マスク部材53及び外周マスク部材52を取り付
け、蒸着完了後に、光ディスク基板33から内周マスク
部材53及び外周マスク部材52を取り外すことに用い
られる。 【0006】そして、光ディスク基板33の記録領域に
対する成膜は、次の第1の工程乃至第5の工程を経て行
われる。先ず、第1の工程は、図4に示すように、光デ
ィスク基板33に内周マスク部材53及び外周マスク部
材52を取り付けることにより、光ディスク基板33の
主面の成膜領域を規制した状態でパレット32上に載置
する工程である。第2の工程は、内周マスク部材53及
び外周マスク部材52を取り付けた光ディスク基板33
が載置されたパレット32を真空蒸着装置のパネル上に
載置する工程である。 【0007】第3の工程は、真空蒸着装置によりパレッ
ト32上の光ディスク基板33の成膜領域を規制された
主面に記録膜を形成する工程である。第4の工程は、真
空蒸着装置により成膜領域を規制された主面に記録膜が
形成された光ディスク基板33を、この真空蒸着装置内
部からパレット32と共に取り出す工程である。第5の
工程は、光ディスク基板33に取り付けた内周マスク部
材53及び外周マスク部材52を取り外して、この成膜
された光ディスク基板33と次に成膜処理を施す光ディ
スク基板33とを交換する工程である。 【0008】そして、この第5の工程終了後、再び第1
の工程に戻り、新たに記録膜を成膜する光ディスク基板
33は、内周マスク部材53及び外周マスク部材52が
取り付けられ、その主面の成膜領域を規制してパレット
32上に載置される。すなわち、成膜工程は、上述した
第1乃至第5の工程が繰り返し連続して行われる。した
がって、マスク部材55の表面には、光ディスク基板3
3の主面に真空蒸着装置で記録膜を形成する度に、繰り
返し成膜されるため薄膜が次第に積層形成される。 【0009】光ディスク基板33に記録膜を成膜する上
述した工程においては、内周マスク部材53及び外周マ
スク部材52は、光ディスク基板33に対して図6及び
図7に示した機械式チャック法により取り付けられてい
た。従来の機械式チャック法においては、内周マスク部
材34、37は、いずれも光ディスク基板33の内周部
に嵌合する円筒部43に弾性部材が設けられ、この弾性
部材の弾性力によって、光ディスク基板33に取り付け
られる。 【0010】すなわち、図6に示す機械式チャック法に
おいては、内周マスク部材34は、弾性部材として略く
字状の板バネ35を備えている。この板バネ35は、断
面が略波形に形成され、円弧状の部分が円筒部43の外
周面より突出するようにして一端が円筒部43の先端部
に固着されている。したがって、内周マスク部材34
は、円筒部43が光ディスク基板33の内周部に嵌合さ
れることにより板バネ35が弾性変形し、この板バネ3
5の弾性力により、この光ディスク基板33に取り付け
られる。 【0011】また、図7に示す機械式チャック法は、内
周マスク部材37に、弾性部材として円形縦断面の環状
パッキンであるOーリング38を備えている。このO−
リング38は、内周マスク部材37の円筒部43の外周
部に設けられた溝に、周面が円筒部43の外周面より突
出する状態で配されている。したがって、内周マスク部
材37は、円筒部43が光ディスク基板33の内周部に
嵌合されることによりOーリング38が弾性変形し、こ
のO−リング38の弾性力により、この光ディスク基板
33に取り付けられる。 【0012】内周マスク部材63及び外周マスク部材6
2は、マスク取扱治具64に保持される。内周マスク部
材63及び外周マスク部材62は、磁性材料から形成さ
れている。また、マスク取扱治具64の内部には、内周
マスク部材63及び外周マスク部材62に臨む位置に、
複数個の図示しない可動式マグネットが設けられてい
る。そして、マスク取扱治具64は、可動式マグネット
を内周マスク部材63及び外周マスク部材62に近づく
方向に移動することによって、内周マスク部材63及び
外周マスク部材62を磁力により保持する。また、マス
ク取扱治具64は、可動式マグネットを内周マスク部材
63及び外周マスク部材62に遠ざかる方向に移動する
ことにより、内周マスク部材63及び外周マスク部材6
2を保持した状態を解除する。 【0013】次に、マスク取扱治具64は、内周マスク
部材63及び外周マスク部材62を取り付けた光ディス
ク基板33を、図8に示した真空吸着法によって保持す
る。この真空吸着法において用いられるマスク取扱治具
64には、光ディスク基板33を保持した状態におい
て、この光ディスク基板33の取り付けられた内周マス
ク部材63及び外周マスク部材62との間に位置して開
口され、図示しない真空ポンプと連結された空気吸出管
66が埋設された空気吸出穴65が設けられている。 【0014】そして、この真空吸着法においては、マス
ク取扱治具64と光ディスク基板33との間に、光ディ
スク基板33に取り付けられた内周マスク部材63及び
外周マスク部材62とで囲まれた密閉空間部が構成され
ている。したがって、マスク取扱治具64は、上述した
磁気保持手段によって内周マスク部材63及び外周マス
ク部材62とを保持した状態で、真空ポンプが駆動され
ると、空気吸出管66から前記密閉空間部の空気を吸い
出す。密閉空間部には、空気が吸い出されることにより
減圧されて真空吸着力が生じ、光ディスク基板33を吸
着保持する。 【0015】直径寸法が130mmである光ディスク基
板33は、基板重量が16g(ポリカーボネイト製)〜
40g(ガラス製)である。マスク取扱治具64が光デ
ィスク基板33を安定して保持するためには、光ディス
ク基板33の基板重量の2倍以上の吸着力が必要であ
る。したがって、真空吸着法においては、上述した密閉
空間は、保持する光ディスク基板の重量の2倍以上の吸
着力が得られるように断面積が決定されている。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】上述したようにマスク
取扱治具と内周マスク部材及び外周マスク部材との機械
的接触を避けることができない。したがって、機械式チ
ャック法及び真空吸着法には、以下に述べる問題があ
る。 【0017】上述した機械式チャック法は、内周マスク
部材34に用いられた板バネ35のコーナ部のエッジ等
が光ディスク基板33の内周部に当接する。このため
に、内周マスク部材34は、板バネ35によって、光デ
ィスク基板33の内周部を損傷させてしまうという問題
があった。 【0018】また、機械式チャック法は、内周マスク部
材34及び内周マスク部材37を光ディスク基板33か
ら取り外す際、光ディスク基板33の内周部と板バネ3
5又はOーリング38との間に摩擦力が生じているた
め、この摩擦力以上の大きな力が必要である。したがっ
て、機械式チャック法は、内周マスク部材34及び内周
マスク部材37が、この大きな力によって光ディスク基
板33の内周部等を損傷させるといった問題があった。 【0019】さらに、この機械式チャック法は、内周マ
スク部材34及び内周マスク部材37を光ディスク基板
33から取り外す際に、光ディスク基板33の内周部と
板バネ35又はOーリング38との間に生じている摩擦
力以上の大きな力が不足することにより、取り外しミス
が頻繁に発生するという問題があった。 【0020】さらにまた、機械式チャック法おいて、内
周マスク部材34及び内周マスク部材37は、板バネ3
5及びO−リング38の摩耗等により、繰り返し再現性
が低いために、光ディスク基板33の生産効率を低下さ
せる要因となっているという問題があった。 【0021】一方、マスク取扱治具64が光ディスク基
板33を保持する真空吸着法は、密閉された空間内部か
ら空気を吸い出す際、光ディスク基板33、マスク取扱
治具64、内周マスク部材63及び外周マスク部材62
との各間隙から空気漏れが発生する。このため、光ディ
スク基板33を保持する吸着力が不足することによっ
て、光ディスク基板33の保持ミスが頻繁に発生すると
いう問題があった。 【0022】また、この真空吸着法においては、上述し
た密閉された空間の間隙からの空気漏れや、密閉された
空間容積が大きいために、この空間内部に高速度の気流
が発生する。この気流に伴い内周マスク部材63表面及
び外周マスク部材62表面に付着している蒸着物質が剥
離し飛散して微粉末が発生する。この微粉末は、成膜前
の光ディスク基板33の主面に付着して、この微粉末の
付着した光ディスク基板33に薄膜が形成されることに
より、製造された光ディスク基板33に欠陥(いわゆる
ディフェクト)を増加させてしまうという問題があっ
た。 【0023】したがって、従来の真空吸着法において
は、微粉末の発生を防止する対策として、密閉された空
間から空気を吸い出す際、この空間内部に気流を生じさ
せないように、空間内部の圧力変化を徐々に行うといっ
た対策が講じられていた。かかる対策は、光ディスク基
板33の成膜工程において、生産効率を低下させるとい
った問題点があった。 【0024】そこで、本発明は、マスク取扱治具によっ
て、光ディスク基板を真空吸着法によって保持して取扱
う際に、微粉末の発生を抑制し、光ディスクを高精度に
製造するとともに、取扱い動作の信頼性を向上させた取
扱装置を提供することを目的とするものである。 【0025】 【課題を達成するための手段】上述したような目的を達
成するため、本発明に係る円盤状記録媒体の取扱装置
は、円盤状記録媒体の内周部及び外周部に取り付けら
れ、真空薄膜形成装置により円盤状記録媒体の主面に薄
膜を形成する際に成膜領域を規制する内周マスク部材及
び外周マスク部材とからなるマスク部材と、前記マスク
部材を円盤状記録媒体に対して着脱するマスク取扱治具
とを備える。マスク取扱治具には、マスク部材の内周マ
スク部材及び外周マスク部材に対応して、それぞれ独立
して空気を吸い出す空気吸出孔を穿設するとともに、こ
の空気吸出孔のマスク部材との対向部側には、弾性変形
自在な漏斗状開口部を有する吸着部材を連結して組み付
けられ、前記吸着部材の漏斗状開口部には、空気吸出孔
が穿設されるとともに、該空気吸出孔が内周マスク用吸
出孔及び外周マスク用空気吸出孔と軸線を一致させて組
み付けられ、前記マスク部材の内周マスク部材には、前
記マスク取扱治具及び漏斗状開口部の空気吸出孔と連通
する空気吸出孔が軸線を一致させて穿設し、かつ、この
空気吸出孔の他端が開口する環状凹部を円盤状記録媒体
との接合部に設ける。 【0026】 【0027】 【作用】以上のように構成した本発明に係る円盤状記録
媒体の取扱装置によれば、円盤状記録媒体には、その非
記録領域に対応して内周マスク部材と外周マスク部材と
が取り付けられる。マスク取扱治具は、空気吸出孔が円
盤状記録媒体に取り付けられた内周マスク部材と外周マ
スク部材とに対応するようにして、円盤状記録媒体と組
み合わされる。また、円盤状記録媒体の内周部に取付け
られた内周マスク部材と円盤状記録媒体との間には、内
周マスク部材に形成された環状凹部によって、密閉空間
部が構成される。 【0028】マスク取扱治具は、真空ポンプ等が起動さ
れて空気吸出孔から空気が吸い出されることによって、
内周マスク部材と外周マスク部材とを真空吸着して保持
する。円盤状記録媒体は、内周マスク部材の環状凹部に
よって構成された密閉空間部から空気が吸い出されるこ
とによって、内周マスク部材を介してマスク取扱治具に
真空吸着されて保持される。 【0029】マスク取扱治具の空気吸出孔の先端部に組
み付けられた吸着部材は、内周マスク部材及び外周マス
ク部材とに弾性変形した状態で接合し、空気漏れの発生
を防止する。空気漏れの防止は、マスク部材に覆われて
いない円盤状記録媒体の主面とマスク取扱治具とによっ
て構成される空間部の気流の発生を防止する。したがっ
て、円盤状記録媒体の主面には、気流によって発生され
る微粉末が付着することが防止される。 【0030】 【実施例】本発明に係る実施例光ディスク取扱装置1に
ついて、図1乃至図3を参照して説明する。実施例光デ
ィスク取扱装置1は、光ディスク基板5の主面に取り付
けられて、記録領域を構成する成膜領域を規制するマス
ク部材8と、このマスク部材8を光ディスク基板5に対
して着脱するマスク取扱治具4とから構成される。 【0031】マスク部材8は、光ディスク基板5の非成
膜領域である内周部側の主面を覆うための内周マスク部
材3と、光ディスク基板5の非成膜領域である外周部側
の主面を覆うための外周マスク部材2との1組で構成さ
れている。内周マスク部材3は、光ディスク基板5の内
周部の主面を覆うために、光ディスク基板5の内周の中
心穴に嵌め込まれる。外周マスク部材2は、光ディスク
基板5の外周部の主面を覆うために、この外周マスク部
材2に光ディスク基板5が嵌め込まれる。 【0032】内周マスク部材3は、図3に示すように、
円板状の基部と、この基部の一方の主面の中心部に軸線
を一致させて一体に形成された円柱状凸部とか構成され
ている。円柱状凸部は、その外形が光ディスク基板5の
中心孔とほぼ同一とされている。したがって、内周マス
ク部材3は、円柱状凸部が光ディスク基板5の中心孔に
嵌め込まれることによって、光ディスク基板5に嵌脱自
在に取り付けられる。 【0033】また、内周マスク部材3は、その光ディス
ク基板5の主面と接合する主面に、前記円柱状凸部を取
り囲むようにして光ディスク基板吸着用の環状凹部10
が設けられている。さらに、内周マスク部材3には、こ
の環状凹部10の底面に開口する所定個数の空気吸出孔
11が穿設されている。これら空気吸出孔11は、内周
マスク部材3が光ディスク基板5に取り付けられた状態
において、後述するマスク取扱治具4に保持されると、
このマスク取扱治具4の吸着ゴムパッド16に穿設され
た空気吸出孔27と連通される。 【0034】外周マスク部材2は、金属材料からなる環
状に形成され、図2に示すように、外周部に沿って、光
ディスク基板5の外径とほぼ等しい内径の環状凸部70
が形成されている。光ディスク基板5は、この環状凸部
70の内周と光ディスク基板5の外周部とが当接して嵌
め込まれることにより、外周マスク部材2に嵌脱自在に
取り付けられる。なお、この外周マスク部材2は、上述
した従来の光ディスク取扱装置の外周マスク部材52と
ほぼ同一に構成されている。 【0035】マスク取扱治具4は、金属材料によって円
形状に形成され、その一方主面側には内径が外周マスク
部材2よりもやや大とされた円形の凹部が形成されてい
る。また、マスク取扱治具4には、この凹部の底面に開
口する所定個数の第1空気吸出孔20乃至第3空気吸出
孔22がそれぞれ同心円上に位置して穿設されている。
これら第1空気吸出孔20乃至第3空気吸出孔22は、
マスク取扱治具4が、外周マスク部材2と内周マスク部
材3とを取り付けた状態の光ディスク基板5を保持した
状態において、それぞれ外周マスク部材2と内周マスク
部材3とに対応位置するようにしてマスク取扱治具4に
穿設されている。 【0036】すなわち、第1空気吸出孔20は、円形凹
部の外周部近傍の底面に位置して開口する複数個の空気
吸出孔によって構成されている。これら第1空気吸出孔
20は、光ディスク基板5に取り付けられた外周マスク
部材2に対応位置されることによって、この外周マスク
部材2の吸着用の空気吸出孔として作用する。また、第
2空気吸出孔21は、円形凹部の中心位置に開口され、
光ディスク基板5に取り付けられた内周マスク部材3の
中心部に対応位置されることによって、この内周マスク
部材3の吸着用の空気吸出孔として作用する。さらに、
第3空気吸出孔22は、第2空気吸出孔21の外周部に
位置して円形凹部の底面に開口する複数個の空気吸出孔
によって構成される。これら第3空気吸出孔22は、光
ディスク基板5に取り付けられた内周マスク部材3に穿
設した前記空気吸出孔11に対応位置されることによっ
て、光ディスク基板5の吸着用の空気吸出孔として作用
する。 【0037】そして、マスク取扱治具4には、マスク吸
着ゴムパッド16乃至18が、円状凹部底面側の空気吸
出孔20乃至22にそれぞれ対応して組み付けられてい
る。これらのマスク吸着ゴムパッド16乃至18は、空
気吸出孔25乃至27がそれぞれ穿設されるとともに、
漏斗状開口部71乃至73がそれぞれ薄肉とされた漏斗
状に形成されている。すなわち、内周マスク用空気吸出
孔21には、内周マスク吸着ゴムパッド17が対応位置
して組み付けられている。この内周マスク吸着ゴムパッ
ド17は、漏斗状開口部72を有する空気吸出孔26が
穿設されており、この空気吸出孔26が内周マスク用空
気吸出孔21と軸線を一致させて組み合わされている。 【0038】また、外周マスク用空気吸出孔20には、
外周マスク吸着ゴムパッド18が対応位置して組み付け
られている。この外周マスク吸着ゴムパッド18は、漏
斗状開口部71を有する空気吸出孔25が穿設されてお
り、この空気吸出孔25が、外周マスク用空気吸出孔2
0と軸線を一致させて組み合わされている。 【0039】さらに、光ディスク基板用空気吸出孔22
には、光ディスク基板吸着ゴムパッド16が対応位置し
て組み付けられている。この光ディスク基板吸着ゴムパ
ッド16は、漏斗状開口部73を有する空気吸出孔27
が穿設されており、この空気吸出孔27が、光ディスク
基板用空気吸出孔22と軸線を一致させて組み合わされ
ている。 【0040】マスク取扱治具4には、光ディスク基板用
空気吸出孔21、内周マスク用空気吸出孔22及び外周
マスク用空気吸出孔20とに、それぞれ軸線を一致させ
て連結された空気吸出管13が埋設されている。なお、
空気吸出管13には、図示しない真空ポンプが連結され
ている。 【0041】以上のように構成されたマスク取扱治具
4、内周マスク部材3及び外周マスク部材2とを備える
光ディスク取扱装置1による光ディスク基板5、内周マ
スク部材3及び外周マスク部材2の取扱い動作について
以下説明する。光ディスク取扱装置1は、真空ポンプが
駆動されて、マスク取扱治具4に穿設されたそれぞれの
空気吸出管13から空気を吸い出すことにより、光ディ
スク基板5、内周マスク部材3及び外周マスク部材2と
をそれぞれ独立して保持する。 【0042】光ディスク基板5は、内周マスク部材3と
外周マスク部材2とが取り付けられた状態において、マ
スク取扱治具4に穿設された光ディスク基板用空気吸出
孔22を介して空気が吸い出されることにより、マスク
取扱治具4によって保持される。すなわち、上述したよ
うに、光ディスク基板5には、その中心穴に円形凸部を
嵌合することによって内周マスク部材3が取り付けられ
ている。そして、この内周マスク部材3には、マスク取
扱治具4に設けた光ディスク基板吸着用のゴムパッド1
6が、空気吸出孔11に漏斗状開口部73を連通するよ
うにして接合される。空気吸出孔11は、光ディスク基
板5との接合面に設けた環状凹部10と連通している。 【0043】したがって、真空ポンプが駆動されると、
第3空気吸出孔22からは、ゴムパッド16の漏斗状開
口部73ー空気吸出孔11ー環状凹部10のルートを介
して、環状凹部10によって構成された光ディスク基板
5と内周マスク部材3との密閉空間部より空気が吸い出
される。これによって、この密閉空間部には、真空吸着
力が発生し、光ディスク基板5は、内周マスク部材3を
介してマスク取扱治具4によって保持される。なお、こ
の場合、ゴムパッド16は、漏斗状開口部73が弾性変
形して、内周マスク部材3の主面にしっかりと密着し、
光ディスク基板5、内周マスク部材3、外周マスク部材
2及びマスク取扱治具4とのよって構成される空間、換
言すれば光ディスク基板5の成膜空間に気流を生じさせ
ない。 【0044】内周マスク部材3は、真空ポンプが起動さ
れることにより、マスク取扱治具4に保持される。すな
わち、内周マスク部材3と、その主面に接合された内周
マスク吸着ゴムパッド17とによって構成された密閉空
間の空気は、マスク取扱治具4に穿設された内周マスク
用空気吸出孔21から空気を吸い出される。これによっ
てこの密閉空間部には、真空吸着力が発生し、内周マス
ク部材3は、マスク取扱治具4に保持される。なお、こ
の場合、内周マスク吸着ゴムパッド17は、漏斗状開口
部72が弾性変形して、内周マスク部材3の主面上にし
っかりと密着し、光ディスク基板5、内周マスク部材
3、外周マスク部材2及びマスク取扱治具4とによって
構成される空間、換言すれば光ディスク基板5の成膜空
間に気流を生じさせない。 【0045】外周マスク部材2は、真空ポンプが起動さ
れることにより、マスク取扱治具4に保持される。すな
わち、外周マスク部材2と、その主面に接合された外周
マスク吸着ゴムパッド18とによって構成された密閉空
間の空気は、マスク取扱治具4に穿設された外周マスク
用空気吸出孔20から空気を吸い出される。これによっ
てこの密閉空間部には、真空吸着力が発生し、外周マス
ク部材2は、マスク取扱治具4に保持される。なお、こ
の場合、外周マスク吸着ゴムパッド18は、漏斗状開口
部71が弾性変形して、外周マスク部材2の主面上にし
っかりと密着し、光ディスク基板5、内周マスク部材
3、外周マスク部材2及びマスク取扱治具4とによって
構成される空間、換言すれば光ディスク基板5の成膜空
間に気流を生じさせない。 【0046】上述したように実施例の光ディスク取扱装
置1によれば、光ディスク基板5、内周マスク部材3及
び外周マスク部材2とにそれぞれ独立して空気吸出孔2
0乃至22及び吸着ゴムパッド16乃至18が設けられ
ているため、内周マスク吸着ゴムパッド17に連結され
た空気吸出孔22のみから空気を吸い出すことにより、
内周マスク部材3だけを保持することが可能である。ま
た、外周マスク吸着ゴムパッド18に連結された空気吸
出孔20のみから空気を吸い出すことにより、外周マス
ク部材2だけを保持することが可能である。 【0047】さらに、マスク取扱治具4は、光ディスク
基板5、内周マスク部材3及び外周マスク部材2とを保
持した状態において、光ディスク基板吸着ゴムパッド1
6に空気を供給して、生じている吸着力を解除すること
により、内周マスク部材3及び外周マスク部材2を保持
した状態のままで、光ディスク基板5のみの保持を解除
して、切り離すことが可能である。このため、光ディス
ク基板5にマスク部材8を取り付ける際の取扱い動作を
後述するように簡便にすることができる。 【0048】以下、本発明の実施例に係る光ディスク取
扱装置1を用いた成膜工程について、図1に示した実施
例により詳細に説明する。光ディスク基板5に記録膜を
成膜する際に、実施例の取扱装置1と共に用いられる各
部材の構成は、概略、光ディスク基板5の主面の成膜領
域を規制するために非成膜領域を覆うマスク部材8と、
このマスク部材8を光ディスク基板5に着脱するマスク
取扱治具4と、前記マスク部材8を取り付けた光ディス
ク基板5が載置される保持台であるパレット9とにより
構成される。 【0049】パレット9には、これらの光ディスク基板
5及びマスク部材8がパレット9上に、このパレット9
の円状凹部を介して載置されて、真空蒸着装置のパネル
上に載置される保持台である。 【0050】実施例の光ディスク取扱装置1を用いた光
ディスク基板5の成膜工程は、次の第1の工程乃至第5
の工程を経て行われる。以下、各工程について詳細に説
明する。先ず、第1の工程は、マスク取扱治具4により
内周マスク部材3及び外周マスク部材2を保持する。マ
スク取扱治具4が内周マスク部材3及び外周マスク部材
2を保持した状態で、光ディスク基板5を保持すること
により、光ディスク基板5の内周部に内周マスク部材3
が取り付けられ、光ディスク基板5の外周部に外周マス
ク部材2が取り付けられる。そして、マスク取扱治具4
が、内周マスク部材3及び外周マスク部材2が取り付け
られた光ディスク基板5をパレット9上に切り離すこと
により、成膜領域が規制された光ディスク基板5をパレ
ット9上に載置する工程である。 【0051】第2の工程は、上述した光ディスク基板5
に内周マスク部材3及び外周マスク部材2を取り付けて
パレット9上に載置されたこのパレット9を、真空蒸着
装置のパネル上に載置する工程である。 【0052】第3の工程は、真空蒸着装置により、パレ
ット9上の光ディスク基板5の内周マスク部材3及び外
周マスク部材2が取り付けられることにより規制されて
いない成膜領域に記録膜を形成する工程である。 【0053】第4の工程は、真空蒸着装置により主面に
記録膜が形成された光ディスク基板5を、真空蒸着装置
の内部から、この光ディスク基板5が取り付けられたパ
レット9と共に取り出す工程である。 【0054】第5の工程は、光ディスク基板5に取り付
けた内周マスク部材3及び外周マスク部材2をマスク取
扱治具4によってそれぞれ保持して取り外す工程であ
る。そして、記録膜が成膜された光ディスク基板5をパ
レット9上から取り外すことにより、この光ディスク基
板5の成膜領域に記録膜を形成する成膜工程は完了す
る。 【0055】そして、この第5の工程終了後、再び第1
の工程に戻る。光ディスク取扱装置1を用いた光ディス
ク基板5の成膜は、上述した第1の工程乃至第5の工程
を繰り返し連続して行うことにより成膜を行う。 【0056】すなわち、光ディスク基板5の成膜工程に
おいて、実施例光ディスク取扱装置1を用いることによ
り、マスク部材8は、吸着ゴムパッド16乃至18を介
して取り扱われるため、マスク取扱治具4との接触によ
ってマスク部材8に付着した蒸着物質の微粉末が剥離す
ることが抑制される。さらに、マスク部材8は、マスク
取扱治具4により吸着される際に、密閉された空間から
吸い出される空気による気流が発生しないことにより、
光ディスク基板5に付着する微粉末が低減されるため
に、製造された光ディスクを高精度に製造することがで
きる。 【0057】また、従来の第1の工程においては、光デ
ィスク基板に内周マスク部材及び外周マスク部材を取り
付ける場合、光ディスク基板をパレット上に取り付け、
光ディスク基板に内周マスク部材及び外周マスク部材を
それぞれマスク取扱治具が保持して取り付けることによ
り、パレット上に組み付けていた。上述した実施例の光
ディスク取扱装置1を用いれば、必要に応じて内周マス
ク部材3と外周マスク部材2とをそれぞれ別々に保持を
解除して、独立して着脱することができるために、第1
の工程における取扱い動作を簡便にすることが可能とな
る。 【0058】さらに、この光ディスク取扱装置1は、金
属製のマスク取扱治具に空気吸出孔を穿設したことによ
り、このマスク取扱治具の重量が軽減される。また、光
ディスク取扱装置1は、空気を吸い出す際、密閉空間の
圧力変化を徐々に行う必要がなくなることにより、光デ
ィスク基板の成膜工程における生産効率を向上させるこ
とができる。 【0059】 【発明の効果】上述したように本発明に係る円盤状記録
媒体の取扱装置によれば、光ディスクとの接合部に環状
凹部及びこの環状凹部に空気吸出孔を穿設した内周マス
ク部材と、内周マスク部材及び外周マスク部材に対応し
て空気吸出孔をそれぞれ穿設するとともに、この空気吸
出孔のマスク部材との対向部側には弾性変形自在な漏斗
状開口部を有する吸着部材を連結して組み付けたマスク
取扱治具とを備えて構成されることにより、成膜工程に
おける光ディスク及びマスク部材の取扱い動作が簡便に
なるとともに、信頼性が向上される。また、光ディスク
及びマスク部材の取扱いで生じる微粉末の発生が低減
し、成膜された光ディスクを高精度に製造することが可
能である。さらに、密閉空間の圧力変化を徐々に行う必
要がなくなり、生産効率を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る円盤状記録媒体の取扱装置を成膜
工程において用いる状態を示す縦断面図である。 【図2】同円盤状記録媒体の取扱装置を示す分解縦断面
図である。 【図3】同円盤状記録媒体の取扱装置の要部である内周
マスク部材を示す縦断面図である。 【図4】従来の円盤状記録媒体の取扱装置を成膜工程に
おいて用いる状態を示す縦断面図である。 【図5】従来の円盤状記録媒体の取扱装置を示す分解縦
断面図である。 【図6】従来の機械式チャック法による内周マスク部材
を用いる状態を示す縦断面図である。 【図7】従来の機械式チャック法による内周マスク部材
を用いる状態を示す縦断面図である。 【図8】従来の真空吸着法による円盤状記録媒体の取扱
装置を示す縦断面図である。 【符号の説明】 1 取扱装置 2 外周マスク部材 3 内周マスク部材 4 マスク取扱治具 5 光ディスク基板 8 マスク部材 9 パレット 10 光ディスク基板吸着環状凹部(環状凹部) 11 空気吸出孔 13 空気吸出管 16 光ディスク基板吸着ゴムパッド(吸着部材) 17 内周マスク吸着ゴムパッド(吸着部材) 18 外周マスク吸着ゴムパッド(吸着部材) 20 外周マスク用空気吸出孔 21 内周マスク用空気吸出孔 22 光ディスク基板用空気吸出孔 71 漏斗状開口部 72 漏斗状開口部 73 漏斗状開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−283290(JP,A) 特開 平8−161773(JP,A) 特開 平6−68526(JP,A) 特開 平4−110457(JP,A) 特開 平4−67924(JP,A) 特開 昭58−37879(JP,A) 特開 平6−77018(JP,A) 特開 平5−86475(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】円盤状記録媒体の内周部及び外周部に取り
    付けられ、真空薄膜形成装置により円盤状記録媒体の主
    面に薄膜を形成する際に成膜領域を規制する内周マスク
    部材及び外周マスク部材とからなるマスク部材と、前記
    マスク部材を円盤状記録媒体に対して着脱するマスク取
    扱治具とを備えた円盤状記録媒体の取扱装置において、前記マスク取扱治具には、マスク部材の内周マスク部材
    及び外周マスク部材に対応してそれぞれ独立して空気を
    吸い出す空気吸出孔を穿設するとともに、この空気吸出
    孔のマスク部材との対向部側には、弾性変形自在な漏斗
    状開口部を有する吸着部材を連結して組み付けられ、 前記吸着部材の漏斗状開口部には、空気吸出孔が穿設さ
    れるとともに、該空気吸出孔が内周マスク用吸出孔及び
    外周マスク用空気吸出孔と軸線を一致させて組み付けら
    れ、 前記マスク部材の内周マスク部材には、前記マスク取扱
    治具及び漏斗状開口部の空気吸出孔と連通する空気吸出
    孔が軸線を一致させて穿設し、かつ、この空気吸出孔の
    他端が開口する環状凹部を円盤状記録媒体との接合部に
    設けたことを特徴とする円盤状記録媒体の取扱装置。
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TW579303B (en) * 2001-04-19 2004-03-11 Tdk Corp Spin coating method and apparatus, and mask used in the same method and apparatus
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JP3983113B2 (ja) * 2002-06-20 2007-09-26 Tdk株式会社 円板状基板用成膜装置に対する基板の受け渡し方法、基板受け渡しシステム、および当該方法を用いたディスク状記録媒体の製造方法
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KR100697165B1 (ko) * 2002-06-20 2007-03-21 티디케이가부시기가이샤 원판형 기판용 성막 장치에 대한 기판의 교환 방법, 상기방법에 이용되는 기판 교환 기구 및 기판 홀더 및 상기방법을 이용한 디스크형 기록 매체의 제조 방법

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