JPH06111189A - 地図端末および表示方法 - Google Patents
地図端末および表示方法Info
- Publication number
- JPH06111189A JPH06111189A JP25936092A JP25936092A JPH06111189A JP H06111189 A JPH06111189 A JP H06111189A JP 25936092 A JP25936092 A JP 25936092A JP 25936092 A JP25936092 A JP 25936092A JP H06111189 A JPH06111189 A JP H06111189A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手書きで書かれた地図や簡略地図であって
も、そこに地域を特定する文字や記号が記載されていれ
ば地図の地域を特定できる地図端末を提供する。 【構成】 認識部2は、地図入力部1で取り込んだ簡易
な地図から地図の地域を限定するための目印になる文字
や記号を抽出し認識を行う。地域判定部4では、認識部
2で抽出した数カ所の文字記号情報を、地図データ蓄積
部3のデータと比較して、地図入力部1に入力された簡
易な地図の地域を限定する。
も、そこに地域を特定する文字や記号が記載されていれ
ば地図の地域を特定できる地図端末を提供する。 【構成】 認識部2は、地図入力部1で取り込んだ簡易
な地図から地図の地域を限定するための目印になる文字
や記号を抽出し認識を行う。地域判定部4では、認識部
2で抽出した数カ所の文字記号情報を、地図データ蓄積
部3のデータと比較して、地図入力部1に入力された簡
易な地図の地域を限定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯用端末において地図
を表示することによりナビゲーション機能を実現する地
図端末に関するものである。
を表示することによりナビゲーション機能を実現する地
図端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の地図端末では、表示する地図の地
域を決定するために、大まかな地図から詳細の地図を検
索するという構成になっていた。
域を決定するために、大まかな地図から詳細の地図を検
索するという構成になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、簡易な地図を参考にする場合やその場所
を知らない場合にはその場所がなかなか限定できずその
詳細な地図を検索することが困難であった。
うな構成では、簡易な地図を参考にする場合やその場所
を知らない場合にはその場所がなかなか限定できずその
詳細な地図を検索することが困難であった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、手書きで書か
れた地図や略地図の様に縮尺が正確でない地図を取り込
んでも、そこの書かれた文字を認識することにより必要
な地域を限定し、詳細な地図を検索することができる端
末の提供を目的とする。
れた地図や略地図の様に縮尺が正確でない地図を取り込
んでも、そこの書かれた文字を認識することにより必要
な地域を限定し、詳細な地図を検索することができる端
末の提供を目的とする。
【0005】また、取り込んだ簡易な地図と、読み出さ
れた詳細な地図とを合成した地図を出力することができ
る。
れた詳細な地図とを合成した地図を出力することができ
る。
【0006】さらに、取り込んだ簡易な地図において、
詳細な地図と切り替えて表示したい領域に現在位置がき
た場合、または端末使用者がそれを指示した場合には切
り替えて表示することができる。
詳細な地図と切り替えて表示したい領域に現在位置がき
た場合、または端末使用者がそれを指示した場合には切
り替えて表示することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の地図端末は、手書きなどのように縮尺が正
確でない簡易な地図を取り込む地図入力部と、前記地図
入力部で取り込んだ地図から、地域を限定するための目
印となる文字や記号を抽出し認識を行う認識部と、目印
となる文字記号情報と対応した詳細な地図を記憶した地
図データ蓄積部と、前記認識部で検出した数カ所の文字
記号情報を前記地図データ蓄積部のデータと比較し、入
力された簡易な地図の地域を判定する地域判定部と、前
記地域判定部で判定した地域の地図を前記地図データ蓄
積部から読み出す地図抽出部とを備えたものである。
めに本発明の地図端末は、手書きなどのように縮尺が正
確でない簡易な地図を取り込む地図入力部と、前記地図
入力部で取り込んだ地図から、地域を限定するための目
印となる文字や記号を抽出し認識を行う認識部と、目印
となる文字記号情報と対応した詳細な地図を記憶した地
図データ蓄積部と、前記認識部で検出した数カ所の文字
記号情報を前記地図データ蓄積部のデータと比較し、入
力された簡易な地図の地域を判定する地域判定部と、前
記地域判定部で判定した地域の地図を前記地図データ蓄
積部から読み出す地図抽出部とを備えたものである。
【0008】前記地図入力部は、通信処理機能を持た
せ、テレライティング機能やメモ機能、FAX機能など
により簡易な地図を入力する機能を備える。
せ、テレライティング機能やメモ機能、FAX機能など
により簡易な地図を入力する機能を備える。
【0009】前記地図入力部により取り込まれた簡易な
地図と、前記地図抽出部で読み出された詳細な地図とを
合成した地図を出力する地図出力部を備える。
地図と、前記地図抽出部で読み出された詳細な地図とを
合成した地図を出力する地図出力部を備える。
【0010】前記地図入力部により取り込まれた簡易な
地図において、合成する部分を決定する合成決定部を備
える。
地図において、合成する部分を決定する合成決定部を備
える。
【0011】合成決定部において合成する部分を決定す
る方法として、前記地図入力部により取り込まれた簡易
な地図において、前記認識部に取り込んだ文字や記号の
うち認識できた数カ所の文字記号情報で囲まれた、前記
認識部で認識できなかった文字、または前記地域判定部
で前記地図データ蓄積部と比較しても検索できなかった
文字記号情報が存在する矩形領域を合成するように指示
する。
る方法として、前記地図入力部により取り込まれた簡易
な地図において、前記認識部に取り込んだ文字や記号の
うち認識できた数カ所の文字記号情報で囲まれた、前記
認識部で認識できなかった文字、または前記地域判定部
で前記地図データ蓄積部と比較しても検索できなかった
文字記号情報が存在する矩形領域を合成するように指示
する。
【0012】前記地図出力部は、前記合成決定部で決定
した部分を、前記地図抽出部で読み出された詳細な地図
の部分にはめ込むために、縮尺の変更や部分の変形をお
こなって合成した地図を出力する。
した部分を、前記地図抽出部で読み出された詳細な地図
の部分にはめ込むために、縮尺の変更や部分の変形をお
こなって合成した地図を出力する。
【0013】さらに、合成決定部で決定した部分の表示
に切り替えるために、前記合成決定部で決定した合成す
る領域と前記地図抽出部で読み出された詳細な地図をそ
れぞれメモリに保持するフレームメモリと、ナビゲーシ
ョンにおいて現在位置を検出する位置検出部と、外部か
ら指示を行う指示部と、地図を表示する表示部を備えた
ものである。
に切り替えるために、前記合成決定部で決定した合成す
る領域と前記地図抽出部で読み出された詳細な地図をそ
れぞれメモリに保持するフレームメモリと、ナビゲーシ
ョンにおいて現在位置を検出する位置検出部と、外部か
ら指示を行う指示部と、地図を表示する表示部を備えた
ものである。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成によって、以下のような
作用をする。
作用をする。
【0015】地図入力部は、手書きなどのように縮尺が
正確でない簡易な地図を取り込む。前記地図入力部は、
通信処理機能を持たせ、テレライティング機能やメモ機
能、FAX機能などにより簡易な地図を入力する機能を
持たせることができる。認識部は、前記地図入力部で取
り込んだ地図から、地域を決定するための目印となる文
字や記号を抽出し認識を行う。地図データ蓄積部は、目
印となる文字記号情報と対応した詳細な地図を記憶して
いる。地域判定部は、前記認識部で検出した数カ所の文
字記号情報を前記地図データ蓄積部のデータと比較し、
入力された簡易な地図の地域を判定する。地図抽出部
は、前記地域判定部で判定した地域の地図を前記地図デ
ータ蓄積部から読み出して出力する。
正確でない簡易な地図を取り込む。前記地図入力部は、
通信処理機能を持たせ、テレライティング機能やメモ機
能、FAX機能などにより簡易な地図を入力する機能を
持たせることができる。認識部は、前記地図入力部で取
り込んだ地図から、地域を決定するための目印となる文
字や記号を抽出し認識を行う。地図データ蓄積部は、目
印となる文字記号情報と対応した詳細な地図を記憶して
いる。地域判定部は、前記認識部で検出した数カ所の文
字記号情報を前記地図データ蓄積部のデータと比較し、
入力された簡易な地図の地域を判定する。地図抽出部
は、前記地域判定部で判定した地域の地図を前記地図デ
ータ蓄積部から読み出して出力する。
【0016】地図出力部は、前記地図入力部により取り
込まれた簡易な地図と、前記地図抽出部で読み出された
詳細な地図とを合成した地図を出力する。
込まれた簡易な地図と、前記地図抽出部で読み出された
詳細な地図とを合成した地図を出力する。
【0017】合成決定部は、前記地図入力部により取り
込まれた簡易な地図において、合成する部分を決定す
る。
込まれた簡易な地図において、合成する部分を決定す
る。
【0018】前記合成決定部で決定した部分の表示に切
り替えるために、フレームメモリは、前記合成決定部で
決定した合成する領域と前記地図抽出部で読み出された
詳細な地図をそれぞれメモリに保持する。位置検出部
は、ナビゲーションにおいて現在位置を検出する。指示
部は、外部から指示を行う。表示部は、地図を表示す
る。
り替えるために、フレームメモリは、前記合成決定部で
決定した合成する領域と前記地図抽出部で読み出された
詳細な地図をそれぞれメモリに保持する。位置検出部
は、ナビゲーションにおいて現在位置を検出する。指示
部は、外部から指示を行う。表示部は、地図を表示す
る。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例の地図端末について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける手書きの簡易な地図から詳細な地図を表示させる機
能を有する地図端末のブロック図を示すものである。図
1において、1は地図入力部で、手書きなどのように縮
尺が正確でない簡易な地図を取り込む。2は認識部で、
地図入力部1で取り込んだ地図から、地域を決定するた
めの目印となる文字や記号を抽出し認識を行う。3は地
図データ蓄積部で、目印となる文字記号情報と対応した
詳細な地図を記憶している。4は地域判定部で、認識部
で検出した数カ所の文字記号情報を地図データ蓄積部3
のデータと比較し、入力された簡易な地図の地域を判定
する。5は地図抽出部で、地域判定部4で判定した地域
の地図を地図データ蓄積部3から読み出して出力する。
ける手書きの簡易な地図から詳細な地図を表示させる機
能を有する地図端末のブロック図を示すものである。図
1において、1は地図入力部で、手書きなどのように縮
尺が正確でない簡易な地図を取り込む。2は認識部で、
地図入力部1で取り込んだ地図から、地域を決定するた
めの目印となる文字や記号を抽出し認識を行う。3は地
図データ蓄積部で、目印となる文字記号情報と対応した
詳細な地図を記憶している。4は地域判定部で、認識部
で検出した数カ所の文字記号情報を地図データ蓄積部3
のデータと比較し、入力された簡易な地図の地域を判定
する。5は地図抽出部で、地域判定部4で判定した地域
の地図を地図データ蓄積部3から読み出して出力する。
【0021】以上のように構成された地図端末につい
て、図1を用いてその動作を説明する。
て、図1を用いてその動作を説明する。
【0022】端末操作者は手書きなどのような簡易な地
図から詳細な地図を取り出すために、地図入力部1に簡
易な地図を取り込む。その際、地図入力部1の通信処理
機能を使って、テレライティング機能やメモ機能、FA
X機能などにより簡易な地図を入力することもできる。
図から詳細な地図を取り出すために、地図入力部1に簡
易な地図を取り込む。その際、地図入力部1の通信処理
機能を使って、テレライティング機能やメモ機能、FA
X機能などにより簡易な地図を入力することもできる。
【0023】次に認識部2において、地図入力部1で取
り込んだ簡易な地図から、地図の地域を決定するための
目印になる文字や記号を抽出し認識を行う。そして、地
域判定部4では、認識部2で抽出した数カ所の文字記号
情報を、地図データ蓄積部3のデータと比較して、地図
入力部1に入力された地図の地域を判定する。その結
果、地図抽出部5は、地域判定部4で判定した地域の詳
細な地図を地図データ蓄積部3から読み出して出力す
る。
り込んだ簡易な地図から、地図の地域を決定するための
目印になる文字や記号を抽出し認識を行う。そして、地
域判定部4では、認識部2で抽出した数カ所の文字記号
情報を、地図データ蓄積部3のデータと比較して、地図
入力部1に入力された地図の地域を判定する。その結
果、地図抽出部5は、地域判定部4で判定した地域の詳
細な地図を地図データ蓄積部3から読み出して出力す
る。
【0024】このように、手書き地図などの簡易な地図
に場所を特定させる文字が数カ所含まれていれば、それ
を認識して地域を限定し、その地域に対応した地図をデ
ータベースから読み出すことができ、地図を読み出す端
末として有効である。
に場所を特定させる文字が数カ所含まれていれば、それ
を認識して地域を限定し、その地域に対応した地図をデ
ータベースから読み出すことができ、地図を読み出す端
末として有効である。
【0025】(実施例2)図2は本発明の実施例2にお
ける地図端末のブロック図を示すものである。ここで、
図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を
付している。図2において、1は地図入力部で、手書き
などのように縮尺が正確でない簡易な地図を取り込む。
2は認識部で、地図入力部1で取り込んだ地図から、地
域を限定するための目印となる文字や記号を抽出し認識
を行う。3は地図データ蓄積部で、目印となる文字情報
情報と対応した詳細な地図を記憶している。4は地域判
定部で、認識部で検出した数カ所の文字情報情報を地図
データ蓄積部3のデータと比較し、入力された簡易な地
図の地域を判定する。5は地図抽出部で、地域判定部4
で判定した地域の地図を地図データ蓄積部3から読み出
して出力する。6は合成決定部で地図入力部1により取
り込まれた簡易な地図において、合成する部分を決定す
る。7は地図出力部で、合成決定部6により決定した合
成する部分と、地図データ抽出部5で作成した詳細な地
図情報を合成して出力する。
ける地図端末のブロック図を示すものである。ここで、
図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を
付している。図2において、1は地図入力部で、手書き
などのように縮尺が正確でない簡易な地図を取り込む。
2は認識部で、地図入力部1で取り込んだ地図から、地
域を限定するための目印となる文字や記号を抽出し認識
を行う。3は地図データ蓄積部で、目印となる文字情報
情報と対応した詳細な地図を記憶している。4は地域判
定部で、認識部で検出した数カ所の文字情報情報を地図
データ蓄積部3のデータと比較し、入力された簡易な地
図の地域を判定する。5は地図抽出部で、地域判定部4
で判定した地域の地図を地図データ蓄積部3から読み出
して出力する。6は合成決定部で地図入力部1により取
り込まれた簡易な地図において、合成する部分を決定す
る。7は地図出力部で、合成決定部6により決定した合
成する部分と、地図データ抽出部5で作成した詳細な地
図情報を合成して出力する。
【0026】以上のように構成された地図端末につい
て、図2を用いてその動作を説明する。
て、図2を用いてその動作を説明する。
【0027】端末操作者は手書きなどのような簡易な地
図から詳細な地図を取り出すために、地図入力部1に簡
易な地図を取り込む。次に認識部2において、地図入力
部1で取り込んだ地図から、地図の地域を限定するため
の目印になる文字や記号を抽出し認識を行う。そして、
地域判定部4では、認識部2で抽出した数カ所の文字記
号情報を、地図データ蓄積部3のデータと比較して、地
図入力部1に入力された地図の地域を判定する。その結
果、地図抽出部5は、地域判定部4で判定した地域の地
図を地図データ蓄積部3から読み出して出力する。
図から詳細な地図を取り出すために、地図入力部1に簡
易な地図を取り込む。次に認識部2において、地図入力
部1で取り込んだ地図から、地図の地域を限定するため
の目印になる文字や記号を抽出し認識を行う。そして、
地域判定部4では、認識部2で抽出した数カ所の文字記
号情報を、地図データ蓄積部3のデータと比較して、地
図入力部1に入力された地図の地域を判定する。その結
果、地図抽出部5は、地域判定部4で判定した地域の地
図を地図データ蓄積部3から読み出して出力する。
【0028】合成決定部6は、地図入力部1により取り
込まれた簡易な地図において、合成する部分を決定す
る。合成決定部6では、認識部2において認識できなか
った文字や、地域判定部4において地図データ蓄積部3
と比較しても検索できなかった文字記号情報の地図上の
位置と、認識部2で検出した数カ所の文字記号情報との
位置関係から地図情報抽出部5で読み出す地図上での位
置を決定する。
込まれた簡易な地図において、合成する部分を決定す
る。合成決定部6では、認識部2において認識できなか
った文字や、地域判定部4において地図データ蓄積部3
と比較しても検索できなかった文字記号情報の地図上の
位置と、認識部2で検出した数カ所の文字記号情報との
位置関係から地図情報抽出部5で読み出す地図上での位
置を決定する。
【0029】そして、地図出力部7は、合成決定部6で
決定した地域を地図入力部1により取り込まれた簡易な
地図と、地域判定部5で作成した詳細な地図を合成し
て、端末操作者に表示する。
決定した地域を地図入力部1により取り込まれた簡易な
地図と、地域判定部5で作成した詳細な地図を合成し
て、端末操作者に表示する。
【0030】ここで地図出力部7において合成する方法
を図4を使って説明する。図4は本発明における地図を
合成する方法についての説明図である。20は表示装置
である。21は地図データ抽出部5で読み出した詳細な
地図であり、22は地図入力部1により取り込まれた簡
易な地図である。23は地図入力部1において詳しく説
明された領域である。24は地図判定部5で取り込んだ
詳細な地図において、23で示した地図の一部分に対応
した領域である。
を図4を使って説明する。図4は本発明における地図を
合成する方法についての説明図である。20は表示装置
である。21は地図データ抽出部5で読み出した詳細な
地図であり、22は地図入力部1により取り込まれた簡
易な地図である。23は地図入力部1において詳しく説
明された領域である。24は地図判定部5で取り込んだ
詳細な地図において、23で示した地図の一部分に対応
した領域である。
【0031】図4の方法について説明する。簡易な地図
22において、目的地など詳細に説明された領域を切り
だしたものが領域23である。この領域23と詳細な地
図21上で対応した領域が24である。ここでは、領域
23を領域24の比率に対応させ加工し、それを領域2
4の部分に合成させる方法である。
22において、目的地など詳細に説明された領域を切り
だしたものが領域23である。この領域23と詳細な地
図21上で対応した領域が24である。ここでは、領域
23を領域24の比率に対応させ加工し、それを領域2
4の部分に合成させる方法である。
【0032】このように、認識できなかった文字や、検
索できなかった文字記号情報の地図上の位置から簡易な
地図の地域を限定し、詳細な地図と合成することでわか
りやすい地図を読み出す端末として有効である。
索できなかった文字記号情報の地図上の位置から簡易な
地図の地域を限定し、詳細な地図と合成することでわか
りやすい地図を読み出す端末として有効である。
【0033】(実施例3)図3は本発明の実施例3にお
ける地図端末のブロック図を示すものである。ここで、
図2に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を
付している。図3において、1は地図入力部で、手書き
などのように縮尺が正確でない簡易な地図を取り込む。
2は認識部で、地図入力部1で取り込んだ地図から、地
域を限定するための目印となる文字や記号を抽出し認識
を行う。3は地図データ蓄積部で、目印となる文字情報
情報と対応した詳細な地図を記憶している。4は地域判
定部で、認識部で検出した数カ所の文字情報情報を地図
データ蓄積部3のデータと比較し、入力された簡易な地
図の地域を判定する。5は地図抽出部で、地域判定部4
で判定した地域の地図を地図データ蓄積部3から読み出
して出力する。6は合成決定部で地図入力部1により取
り込まれた簡易な地図において、合成する部分を決定す
る。
ける地図端末のブロック図を示すものである。ここで、
図2に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を
付している。図3において、1は地図入力部で、手書き
などのように縮尺が正確でない簡易な地図を取り込む。
2は認識部で、地図入力部1で取り込んだ地図から、地
域を限定するための目印となる文字や記号を抽出し認識
を行う。3は地図データ蓄積部で、目印となる文字情報
情報と対応した詳細な地図を記憶している。4は地域判
定部で、認識部で検出した数カ所の文字情報情報を地図
データ蓄積部3のデータと比較し、入力された簡易な地
図の地域を判定する。5は地図抽出部で、地域判定部4
で判定した地域の地図を地図データ蓄積部3から読み出
して出力する。6は合成決定部で地図入力部1により取
り込まれた簡易な地図において、合成する部分を決定す
る。
【0034】8はフレームメモリで、合成決定部6で決
定した合成する領域と地図抽出部5で読み出された詳細
な地図をそれぞれメモリに保持する。9は位置検出部
で、ナビゲーションにおいて現在位置を検出する。10
は指示部で、外部から指示を行う。11は表示部で、地
図を表示する。
定した合成する領域と地図抽出部5で読み出された詳細
な地図をそれぞれメモリに保持する。9は位置検出部
で、ナビゲーションにおいて現在位置を検出する。10
は指示部で、外部から指示を行う。11は表示部で、地
図を表示する。
【0035】以上のように構成された地図端末につい
て、図3を用いてその動作を説明する。
て、図3を用いてその動作を説明する。
【0036】端末操作者は手書きなどのような簡易な地
図から詳細な地図を取り出すために、地図入力部1に簡
易な地図を取り込む。次に認識部2において、地図入力
部1で取り込んだ地図から、地図の地域を限定するため
の目印になる文字や記号を抽出し認識を行う。そして、
地域判定部4では、認識部2で抽出した数カ所の文字記
号情報を、地図データ蓄積部3のデータと比較して、地
図入力部1に入力された地図の地域を判定する。その結
果、地図抽出部5は、地域判定部4で判定した地域の地
図を地図データ蓄積部3から読み出して出力する。合成
決定部6は、地図入力部1により取り込まれた簡易な地
図において、合成する部分を決定する。
図から詳細な地図を取り出すために、地図入力部1に簡
易な地図を取り込む。次に認識部2において、地図入力
部1で取り込んだ地図から、地図の地域を限定するため
の目印になる文字や記号を抽出し認識を行う。そして、
地域判定部4では、認識部2で抽出した数カ所の文字記
号情報を、地図データ蓄積部3のデータと比較して、地
図入力部1に入力された地図の地域を判定する。その結
果、地図抽出部5は、地域判定部4で判定した地域の地
図を地図データ蓄積部3から読み出して出力する。合成
決定部6は、地図入力部1により取り込まれた簡易な地
図において、合成する部分を決定する。
【0037】合成決定部6で決定した合成する領域に、
ナビゲーションにおいて検出した現在位置がきた場合に
は、または端末使用者が指示部10からの入力で前記領
域を選択した場合には、合成決定部6で決定した合成す
る領域と地図抽出部5で読み出された詳細な地図を保持
したフレームメモリ8を切り替えて、表示部11に合成
決定部6で決定した部分が表示される。
ナビゲーションにおいて検出した現在位置がきた場合に
は、または端末使用者が指示部10からの入力で前記領
域を選択した場合には、合成決定部6で決定した合成す
る領域と地図抽出部5で読み出された詳細な地図を保持
したフレームメモリ8を切り替えて、表示部11に合成
決定部6で決定した部分が表示される。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明は、簡易な地図であ
ってもその地図の中に地域名が限定できる場所が数カ所
盛り込まれていれば、それを認識機能を使って検出する
ことにより、その数カ所の場所の位置関係から地図の地
域を判定することができる。
ってもその地図の中に地域名が限定できる場所が数カ所
盛り込まれていれば、それを認識機能を使って検出する
ことにより、その数カ所の場所の位置関係から地図の地
域を判定することができる。
【図1】本発明の実施例1における地図端末のブロック
図
図
【図2】本発明の実施例2における地図端末のブロック
図
図
【図3】本発明の実施例3における表示方法のブロック
図
図
【図4】本発明の地図を合成する方法における実施方法
における説明図
における説明図
1 地図入力部 2 認識部 3 地図データ蓄積部 4 地域判定部 5 地図抽出部 6 合成決定部 7 地図出力部 8 フレームメモリ 9 位置検出部 10 指示部 11 表示部 20 表示装置 21 詳細な地図 22 簡易な地図 23 簡易な地図における合成決定した領域 24 詳細な地図において領域23に対応した領域
Claims (8)
- 【請求項1】手書きなどのように縮尺が正確でない簡易
な地図を取り込む地図入力部と、 前記地図入力部で取り込んだ地図から、地域を限定する
ための目印となる文字や記号を抽出し認識を行う認識部
と、 目印となる文字記号情報と対応した詳細な地図を記憶し
た地図データ蓄積部と、 前記認識部で検出した数カ所の文字記号情報を前記地図
データ蓄積部のデータと比較し、入力された簡易な地図
の地域を判定する地域判定部と、 前記地域判定部で判定した地域の地図を前記地図データ
蓄積部から読み出して出力する地図抽出部とを備えたこ
とを特徴とする地図端末。 - 【請求項2】前記地図入力部は、通信処理機能を持ち、
テレライティング機能やメモ機能、FAX機能などによ
り簡易な地図を入力する構成としたことを特徴とする請
求項1に記載の地図端末。 - 【請求項3】前記地図入力部により取り込まれた簡易な
地図と、前記地図抽出部で読み出された詳細な地図とを
合成した地図を出力する地図出力部を備えたことを特徴
とする請求項1に記載の地図端末。 - 【請求項4】前記地図入力部により取り込まれた簡易な
地図において、合成する部分を決定する合成決定部を備
えたことを特徴とする請求項3に記載の地図端末。 - 【請求項5】前記認識部において認識できなかった文
字、または前記地域判定部において前記地図データ蓄積
部と比較しても検索できなかった文字記号情報は、前記
認識部に取り込んだ文字や記号のうち認識できた数カ所
の文字記号情報との位置関係から、前記地図情報抽出部
で読み出す詳細な地図上での合成位置を決定し、認識で
きなかった文字記号情報、または検索できなかった文字
記号情報だけを合成するように指示する合成決定部を備
えたことを特徴とする請求項4に記載の地図端末。 - 【請求項6】前記合成決定部は、前記地図入力部により
取り込まれた簡易な地図において、前記認識部に取り込
んだ文字や記号のうち認識できた数カ所の文字記号情報
で囲まれた、前記認識部で認識できなかった文字、また
は前記地域判定部で前記地図データ蓄積部と比較しても
検索できなかった文字記号情報が存在する矩形領域を合
成するように指示する合成決定部を備えたことを特徴と
する請求項4に記載の地図端末。 - 【請求項7】前記地図出力部は、前記合成決定部で決定
した部分を、前記地図抽出部で読み出された詳細な地図
の部分にはめ込むために、縮尺の変更や部分の変形をお
こなって合成した地図を出力する構成としたことを特徴
とする請求項3に記載の地図端末。 - 【請求項8】前記合成決定部で決定した合成する領域と
前記地図抽出部で読み出された詳細な地図をそれぞれメ
モリに保持するフレームメモリと、 ナビゲーションにおいて現在位置を検出する位置検出部
と、 外部から指示を行う指示部と、 地図を表示する表示部とを備えた請求項4に記載の地図
端末において、 前記合成決定部で決定した合成する領域に、現在位置が
きた場合、または端末使用者が指示部からの入力で選択
した場合には、フレームメモリを切り替えて、前記合成
決定部で決定した部分の表示に切り替えることを特徴と
する表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25936092A JP2900720B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 地図端末および表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP25936092A JP2900720B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 地図端末および表示方法 |
Publications (2)
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---|---|
JPH06111189A true JPH06111189A (ja) | 1994-04-22 |
JP2900720B2 JP2900720B2 (ja) | 1999-06-02 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010122128A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Xanavi Informatics Corp | ナビゲーション装置、および、ナビゲーション装置における道路検索方法 |
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KR20150070153A (ko) * | 2012-10-15 | 2015-06-24 | 마이크로소프트 테크놀로지 라이센싱, 엘엘씨 | 스케치로부터의 픽처 생성 기법 |
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-
1992
- 1992-09-29 JP JP25936092A patent/JP2900720B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2016500873A (ja) * | 2012-10-15 | 2016-01-14 | マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー | スケッチからの画像 |
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