JP2003308480A - オンライン手書き文字パターン認識編集装置及び方法並びに当該方法を実現するコンピュータ実行可能なプログラム - Google Patents

オンライン手書き文字パターン認識編集装置及び方法並びに当該方法を実現するコンピュータ実行可能なプログラム

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JP2003308480A
JP2003308480A JP2002113847A JP2002113847A JP2003308480A JP 2003308480 A JP2003308480 A JP 2003308480A JP 2002113847 A JP2002113847 A JP 2002113847A JP 2002113847 A JP2002113847 A JP 2002113847A JP 2003308480 A JP2003308480 A JP 2003308480A
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尚美 岩山
Hiroshi Tanaka
宏 田中
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Fujitsu Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
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    • GPHYSICS
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    • G06V30/142Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments
    • G06V30/1423Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments the instrument generating sequences of position coordinates corresponding to handwriting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手書き文字の入力とパターン認識処理と認識
結果に対する編集操作とを各々独立させ、ユーザが任意
のタイミングで行うことができるオンライン手書き文字
パターン認識編集装置及び方法を提供する。 【解決手段】 オンライン手書き文字パターンを認識し
て編集するオンライン手書き文字パターン認識編集方法
であって、オンライン手書き文字パターンを取得し、認
識し、認識結果文字列と編集情報を指示された領域にお
いて出力し、編集情報を指示された領域ごとに認識編集
情報データとして保存するとともに、認識結果文字列を
編集する領域を指示し、編集する領域に対応する領域に
保存されている認識編集情報データを読み出して編集を
行い、オンライン手書き文字パターンを取得する際には
文字枠を表示しないインタフェースを、オンライン手書
き文字パターンの編集を行う際には、文字枠を表示する
インタフェースを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンライン手書き
文字パターン認識編集装置及びその方法に関する。特
に、文字枠の中に1文字ずつ記入するという制約なしに
筆記されたオンライン手書き文字パターンを文字列に変
換するオンライン手書き文字パターン認識編集装置及び
その方法に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のコンピュータ秘術の急速な進展に
伴って、手書き文字を取り扱う携帯端末等についても多
数開発されてきている。従来の手書き文字を取り扱う携
帯端末等については、手書き文字を入力する領域に入力
するための文字枠を設け、当該文字枠の中に1文字ずつ
手書き文字を筆記する使用形態となっているのが一般的
である。
【0003】しかしながら、特にメモの走り書きを行う
ような場合においては、文字枠を意識することなく手書
き文字を入力する必要が生じる。そこで、最近では、文
字枠の中に1文字ずつ記入するという制約なしに筆記さ
れたオンライン手書き文字パターンを文字列に変換する
技術が開発されている。
【0004】文字枠の中に1文字ずつ記入するという制
約なしに筆記されたオンライン手書き文字パターンを文
字列に変換する技術では、入力された手書き文字パター
ンを1文字ごとの領域に切り出し、切り出された文字領
域ごとに文字認識を行うことになる。したがって、認識
結果の誤りには、1文字ごとの領域切り出しの誤りによ
るものと、切り出された領域に対する文字認識誤りによ
るものの2種類が考えられる。このような2種類の原因
による認識誤りに対する編集方法としては、種々の方法
が提案されている。
【0005】例えば、特開平9−218922号公報に
おいては、1文字ごとの領域切り出しの誤りに起因する
認識結果の編集方法が開示されている。特開平9−21
8922号公報に開示されている方法は、認識修正の対
象となっている認識結果に対応する部分パターンの画像
を表示し、画像に対して切り出しの変更を行う手段を設
けており、変更された切り出し領域に対して再認識を行
うという編集方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、文字枠
の中に1文字ずつ記入するという制約なしに筆記された
オンライン手書き文字パターンを文字列に変換した結果
の編集は、1文字ごとの領域切り出しの誤りに起因する
認識結果の編集だけでなく、切り出された領域に対する
文字認識誤りに起因する認識結果の編集も必要である。
さらに、認識結果の候補にも含まれていない場合には、
再度手書き文字パターンの入力を行う必要がある場合も
ある。特に手書き文字パターンの再入力をする場合に
は、できるだけ認識誤りをしないことが必要である。
【0007】特開平9−218922号公報に開示され
ている方法においては、1文字ごとの領域切り出しの誤
りに起因する認識結果を編集する際に、画像に対する切
り出し変更を行うことにより、1文字を3つ以上に分離
してしまった場合や、3つ以上の文字を1文字として切
り出した場合における変更にも対応できるが、切り出し
変更の操作は、初めて操作するユーザにとって、わかり
やすい操作とは言えない。
【0008】また、切り出された領域に対する文字認識
誤りに対する編集方法については開示されておらず、ユ
ーザは、認識誤りが、1文字ごとの領域切り出しの誤り
に起因するものか、切り出された領域に対する文字認識
誤りに起因するものかを判定してから、編集操作を行う
必要がある。さらに、手書き文字パターンを再入力する
際の編集方法についても開示されていない。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するために、
入力されたパターンを取得する際には、文字枠を表示し
ないインタフェースを用いて取得され、認識結果編集を
編集する際には、文字枠を表示するインタフェースを用
いて編集することによって、入力の際には文字枠の制約
を取り除き、編集の際には文字枠を用いることができる
ようにすることで、文字枠を用いた文字認識ソフトウェ
アと同様の使いやすいインタフェースにより編集操作を
行うことができるオンライン手書き文字パターン認識編
集装置及び方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかるオンライン手書き文字パターン認識編
集装置は、ユーザにより入力されたオンライン手書き文
字パターンを認識し、指定された領域に認識結果を出力
して編集するオンライン手書き文字パターン認識編集装
置であって、オンライン手書き文字パターンを取得する
パターン取得部と、取得したオンライン手書き文字パタ
ーンを認識し、認識結果文字列と認識結果を編集するた
めの編集情報を出力するパターン認識部と、認識結果文
字列を出力する領域を指定する情報を受信する出力領域
指示受信部と、認識結果文字列を指定された出力する領
域に送信する認識結果送信部と、編集情報を指示された
出力する領域ごとに認識編集情報データとして保存する
認識編集情報保存部と、認識結果文字列を編集する領域
を指定する情報を受信する編集領域指示受信部と、指定
された編集する領域に対応する出力する領域に保存され
ている認識編集情報データを読み出す認識編集情報取得
部と、読み出された認識編集情報データに基づいて認識
結果文字列に対して編集を行う認識結果編集部を含み、
パターン取得部においては、オンライン手書き文字パタ
ーンが文字枠を表示しないインタフェースを用いて取得
され、認識結果編集部においては、認識結果文字列が文
字枠を表示するインタフェースを用いて編集されること
を特徴とする。
【0011】かかる構成により、文字枠の制約のない手
書き文字パターンについて、従来の枠有り編集インタフ
ェースを用いることができ、効率よく認識結果の編集を
行うことも可能となる。
【0012】また、本発明にかかるオンライン手書き文
字パターン認識編集装置は、認識編集情報保存部におい
て、認識編集情報データとして認識結果文字列の各文字
に対する候補文字群を保存することが好ましい。パター
ン評価値の高い候補文字を容易に選択することができる
からである。
【0013】また、本発明にかかるオンライン手書き文
字パターン認識編集装置は、認識編集情報保存部におい
て、認識編集情報データとして一又は複数の文字領域候
補と、文字領域候補に対する候補文字群を保存すること
が好ましい。認識結果の誤りが文字領域の切り出し誤り
である場合には、文字領域の分離や結合のインタフェー
スを用意することで認識結果の編集を行うことができる
からである。
【0014】また、本発明にかかるオンライン手書き文
字パターン認識編集装置は、認識結果編集部において、
1つの文字枠に対する認識結果として表示されている文
字の領域を含み、かつ表示されている認識結果とは異な
る文字切り出し領域の候補文字も認識候補として表示す
ることが好ましい。認識結果の誤りが文字領域の切り出
し誤りである場合にも、簡単な選択操作で認識結果の編
集を行うことができるからである。
【0015】また、本発明にかかるオンライン手書き文
字パターン認識編集装置は、認識結果編集部において、
表示されている1つの文字枠に対する認識結果とは異な
る文字切り出し領域の候補文字がフォーカスされている
際に、候補文字の文字切り出しに対応する文字枠上の領
域を区別して表示することが好ましい。現在フォーカス
されている候補文字が、表示されている文字切り出しと
は異なる場合に、それを選択した結果として表示される
文字列がわかるからである。
【0016】また、本発明にかかるオンライン手書き文
字パターン認識編集装置は、認識編集情報保存部におい
て、認識編集情報データとしてユーザにより入力された
オンライン手書き文字パターンも保存することが好まし
い。認識結果文字列の編集を行う際に、認識に使用され
た手書き文字パターン自体を確認することができるから
である。
【0017】あるいは、文字領域候補とそれに対応して
切り出されたオンライン手書き文字パターンを保存する
ものであっても良い。認識結果をユーザが確定した場合
に、確定した文字に対応して切り出されたオンライン手
書き文字パターンを学習し、当該学習結果を次回からの
手書き文字パターンの認識に反映させることによって、
認識精度を向上させることができるからである。
【0018】また、本発明にかかるオンライン手書き文
字パターン認識編集装置は、認識編集情報保存部におい
て、認識編集情報データとして文字分割候補と、文字分
割候補に対応して切り出されたオンライン手書き文字パ
ターンも保存することが好ましい。認識結果の編集時に
おいて、文字の分割や結合による認識結果の編集を容易
に行うことができるからである。
【0019】また、本発明にかかるオンライン手書き文
字パターン認識編集装置は、オンライン手書き文字パタ
ーンの中で、認識対象とする範囲を選択する認識範囲選
択部をさらに含み、パターン取得部において、認識範囲
選択部で選択された範囲のオンライン手書き文字パター
ンを取得することが好ましい。必要な部分のみパターン
認識できれば十分だからである。
【0020】また、本発明にかかるオンライン手書き文
字パターン認識編集装置は、出力領域指示受信部の代わ
りに、オンライン手書き文字パターンが入力された領域
に基づいて、パターン認識結果を出力する領域を判定す
る出力領域判定部を備えることが好ましい。出力領域を
ユーザが意識する必要が無くなるからである。
【0021】また、本発明にかかるオンライン手書き文
字パターン認識編集装置は、出力領域指示受信部及び編
集領域指示受信部において出力領域及び編集領域の指示
を受信した場合に、出力領域及び編集領域に固有の情報
を取得する領域情報取得部と、パターン認識部や認識結
果編集部に対して、領域情報取得部において取得した出
力領域及び編集領域に固有の情報を設定する領域情報設
定部をさらに含むことが好ましい。照合する文字パター
ンを絞り込むことができることから、より精度の高いオ
ンライン手書き文字パターン認識を行うことができるか
らである。
【0022】また、本発明は、上記のようなオンライン
手書き文字パターン認識編集装置の機能をコンピュータ
の処理ステップとして実行するソフトウェアを特徴とす
るものであり、具体的には、ユーザにより入力されたオ
ンライン手書き文字パターンを認識し、指定された領域
に認識結果を出力して編集するオンライン手書き文字パ
ターン認識編集方法であって、オンライン手書き文字パ
ターンを取得する工程と、取得したオンライン手書き文
字パターンを認識し、認識結果文字列と認識結果を編集
するための編集情報を出力する工程と、認識結果文字列
を出力する領域を指示する工程と、認識結果文字列を指
示された出力する領域に送信する工程と、編集情報を指
示された出力する領域ごとに認識編集情報データとして
保存する工程と、認識結果文字列を編集する領域を指示
する工程と、指示された編集する領域に対応する出力す
る領域に保存されている認識編集情報データを読み出す
工程と、読み出された認識編集情報データに基づいて認
識結果文字列に対して編集を行う工程を含み、オンライ
ン手書き文字パターンを取得する工程においては、オン
ライン手書き文字パターンが文字枠を表示しないインタ
フェースを用いて取得され、オンライン手書き文字パタ
ーンの編集を行う工程においては、認識結果文字列が文
字枠を表示するインタフェースを用いて編集されるオン
ライン手書き文字パターン認識編集方法並びにそのよう
な工程を具現化するコンピュータ実行可能なプログラム
であることを特徴とする。
【0023】かかる構成により、コンピュータ上へ当該
プログラムをロードさせ実行することで、文字枠の制約
のない手書き文字パターンについて、従来の枠有り編集
インタフェースを用いることができ、効率よく認識結果
の編集を行うことができるオンライン手書き文字パター
ン認識編集装置を実現することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
るパターン認識装置について、図面を参照しながら説明
する。図1は本発明の実施の形態にかかるパターン認識
装置の構成図である。
【0025】図1において、1はペン入力型の手書き文
字入力部等から入力された手書き文字パターンを取得す
るパターン取得部を、2は取得した手書き文字パターン
を認識するパターン認識部を、それぞれ示す。
【0026】また、3はユーザが認識結果を表示出力す
る領域をどの領域にするか指定した指示を受信する出力
領域指示受信部を、4はパターン認識部2における認識
結果を出力領域指示受信部2が受信した指示に従って指
定された領域に表示するように送信する認識結果送信部
を、それぞれ示している。
【0027】また、5は認識編集情報データを認識編集
情報データ記憶部6に保存する認識編集情報保存部を、
7はユーザが認識結果を編集する領域をどの領域にする
か指定した指示を受信する編集領域指示受信部を、8は
認識編集情報データを取得する認識編集情報取得部を、
9は認識結果を編集する認識結果編集部を、それぞれ示
している。
【0028】図1において、まずパターン取得部1で
は、認識すべきオンライン手書き文字パターンを取得す
る。取得する手書き文字パターンは、あらかじめ入力さ
れている手書き文字パターンでも良いし、表示一体型タ
ブレットからリアルタイムで入力される手書き文字パタ
ーンであっても良い。そして、取得された手書き文字パ
ターンはパターン認識部2に送られることになる。
【0029】本実施の形態1においては、図2に示すよ
うな手書き文字列「仙台市」が手書き文字パターンとし
て取得された場合について説明する。パターン認識部2
においては、入力された手書き文字パターンを文字の構
成要素となるセグメントに分割し、分割されたセグメン
トに基づいて一文字ごとの領域を判定し、判定された文
字領域ごとにパターン認識用辞書を参照して入力された
手書き文字パターンを照合し、認識候補文字と認識候補
文字ごとのパターン評価値を出力する。
【0030】なお、認識候補文字の抽出には、一般的に
用いられるOCR認識エンジンやオンライン認識エンジ
ン等、どのような認識エンジンを用いても良い。また、
パターン評価値の算定においても、入力された手書き文
字パターンとパターン認識用辞書との間で距離計算を行
ったり、特徴点に基づいて算出したり、特に算定方法が
限定されるものではない。
【0031】図3に、図2に示す手書き文字列「仙台
市」が手書き文字パターンとして入力された場合の認識
結果の一例を示している。図3において、各認識候補ノ
ードは、判定された文字領域に対しての認識候補文字群
であり、認識候補ノードと認識候補ノードを結ぶ矢印
は、判定された文字領域と隣接する文字領域の関係を示
す認識候補パスを示している。また、矢印の上の数字
は、隣接すると判定した際の接続評価値を示すものであ
り、数字が大きいほど認識候補パスである可能性が高い
ことを示している。
【0032】さらに、各認識候補文字の横に表示されて
いる数字は、それぞれの認識候補文字のパターン評価値
を示すものであり、数字が大きいほど認識文字である可
能性が高いことを示している。
【0033】そして、先頭の認識候補ノードから末尾の
認識候補ノードまでの矢印をたどるすべての認識候補パ
スに対して、文脈辞書等を参照しながら、接続評価値と
パターン評価値に基づいて文字列としての妥当性評価値
を算出し、妥当性評価値の最も高いものを最適パスとし
て選択し、当該最適パス上で最もパターン評価値の高い
認識候補文字を選択した文字列を認識結果文字列とす
る。
【0034】パターン認識部2において認識された結果
は認識結果送信部4に送られ、認識後の編集時に使用す
る認識編集情報データは認識編集情報保存部5に送られ
る。認識編集情報データについては後述する。
【0035】次に、出力領域指示受信部3においては、
ユーザが認識候補文字を出力する領域をペンタッチ等に
より選択指示した情報を受信することになる。出力領域
指示受信部3において受信した出力領域に関する情報
は、認識結果送信部4と認識編集情報保存部5のそれぞ
れに送信される。
【0036】もちろん、出力領域指示受信部3の代わり
に、出力領域がどこであるか等について自動判定する出
力領域判定部31を設ける構成であっても良い。この場
合の構成図を図4に示す。この場合、出力領域判定部3
1では、ユーザが手書き文字パターンを入力した位置か
ら、その手書き文字パターンに対する認識結果を送信す
る出力領域を判定し、出力領域判定部31で判定された
領域に、認識結果が送信されることになる。
【0037】そして、認識結果送信部4においては、パ
ターン認識部2において認識された結果を指示された出
力領域へと送信する。図5に、出力領域に認識結果が送
信された状態を示す例示図を示す。図5においては、出
力領域としてカテゴリごとに区別しておき、入力した手
書き文字パターンが「住所」に関する内容であることか
ら、出力領域として「住所」を選択指示した場合の表示
出力の状態を示している。
【0038】また、認識編集情報保存部5においては、
認識結果を編集するのに必要な情報を、出力領域指示受
信部3において受信した出力領域と対応付けを行って、
認識編集情報データ記憶部6に保存することになる。
【0039】ここで「認識編集情報データ」としては、
認識結果文字列の各文字に対する認識候補文字群を保存
しておくことが望ましい。なぜならば、認識結果が誤っ
ていても認識候補文字群には正解文字が含まれているこ
とが多く、他の認識候補文字を選択することによる誤認
識訂正の編集を行うことが可能になるからである。
【0040】また、「認識編集情報データ」としては、
文字領域候補と各文字領域候補に対する候補文字群を保
存しておくことが望ましい。なぜならば、認識結果の誤
りが文字領域の切り出し誤りである場合には、文字領域
の分離や結合のインタフェースを用意することで認識結
果の編集を行うことができるからである。
【0041】さらに、「認識編集情報データ」として、
オンライン手書き文字パターン自体を保存しておくこと
も望ましい。認識結果文字列の編集を行う際に、認識に
使用された手書き文字パターン自体を確認することがで
きるからである。
【0042】また、「認識編集情報データ」として、文
字領域候補とそれに対応して切り出されたオンライン手
書き文字パターンを保存しておくことも望ましい。認識
結果をユーザが確定した場合に、確定した文字に対応し
て切り出されたオンライン手書き文字パターンを学習
し、当該学習結果を次回からの手書き文字パターンの認
識に反映させることによって、認識精度を向上させるこ
とができるからである。
【0043】また、「認識編集情報データ」として、文
字分割候補と、文字分割候補に対応して切り出されたオ
ンライン手書き文字パターンも保存することも望まし
い。認識結果の編集時において、文字の分割や結合によ
る認識結果の編集を容易に行うことができるからであ
る。
【0044】次に、編集領域指示受信部7では、ユーザ
によりペンタッチ等により選択指示された編集領域に関
する情報を受信することになる。編集領域の選択指示が
行われた場合には、認識編集情報取得部8において、認
識編集情報データ記憶部6に保存されている選択指示さ
れた編集領域に対応する認識編集情報データを読み出
し、読み出した認識編集情報データを編集用インタフェ
ースに設定することになる。
【0045】そして、認識結果編集部9では、選択指示
が行われた編集領域に対する認識編集情報データが設定
された編集用インタフェースを用いて、編集を行うこと
ができる。図6に選択指示により編集用インタフェース
が表示された状態の例示図を示す。図6では、認識結果
に対して文字枠が設定され、当該文字枠をマウス等によ
り選択することで、プルダウンメニューのような形態で
認識候補文字群がパターン評価値の高い順に表示されて
いる。
【0046】編集用インタフェースは、文字枠を表示す
るインタフェースとなる。すなわち、手書き文字パター
ンの入力時においては、文字枠については意識すること
なく入力を行うものの、認識結果の編集を行う場合に、
より高い認識精度を得ることができるからである。
【0047】例えば、図7に示すように手書き文字パタ
ーンとして「労働力」と入力された場合、文字枠無しで
認識された結果は図8に示すようになる。すなわち図8
においては、特に二文字目の「働」が、手書き文字パタ
ーンによっては、一文字ではなく、二文字あるいは三文
字として認識される可能性が高いことから、かかる可能
性をも含めた認識候補パス及び各認識候補ノードにおけ
る認識候補文字を示している。
【0048】そして、接続評価値とパターン評価値に基
づいて文字列としての妥当性評価値を算出し、妥当性評
価値の最も高いものを最適パスとして選択し、当該最適
パス上で最もパターン評価値の高い認識候補文字を選択
した認識結果文字列を、「労イ動」であるものとする。
【0049】この場合、編集領域(出力領域)において
一文字目の「労」をマウス等で選択すると、図9に示す
ように「労」を表示している部分にプルダウンメニュー
等の形態で操作項目及び他の候補文字群が表示される。
ユーザは、いずれかを選択することになる。
【0050】一方、編集領域(出力領域)において二文
字目の「イ」をマウス等で選択すると、図10に示すよ
うに「イ」を表示している部分にプルダウンメニュー等
の形態で操作項目及び他の候補文字群が表示される。図
9の場合とは異なり、複数の認識候補パスが存在するこ
とから、プルダウンメニューには、すべての認識候補パ
スが妥当性評価値の高い順に表示されることになる。
【0051】もちろん、編集領域における編集方法とし
ては上述したような方法に限定されるものではなく、例
えば文字枠自体をマウス等を用いて移動させることによ
って、動的に認識候補文字を変更するような編集インタ
フェースであっても良い。
【0052】また、手書き文字パターンの枠無し認識を
より効率よく行うために、認識範囲を選択する認識範囲
選択部10を含む構成も考えられる。この場合の構成図
を図11に示す。
【0053】図11においては、認識範囲選択部10を
用いて認識対象とする手書き文字パターンの範囲を指定
し、指定された範囲の手書き文字パターンを取得する。
したがって、指示された出力領域には、選択された範囲
のみのパターン認識結果が送信されることになる。図1
2の例では、領域指示線で囲まれた領域内に存在する手
書き文字パターン「仙台市」の部分のみがパターン認識
され、出力領域に表示されている。
【0054】なお、本実施の形態においては、事前に出
力領域及び編集領域についてユーザが選択できるように
設定しているものとして説明しているが、かかる領域固
有の情報を手書き文字パターンの認識に活用することも
考えられる。
【0055】すなわち、図13に示すように、領域情報
取得部11と領域情報設定部12を設け、領域情報取得
部11では、出力領域指示受信部3や編集領域指示受信
部7で選択指示された領域から、その領域固有の情報を
取得することになる。例えば、当該領域に入力(出力)
される文字は英数字のみである等の情報である。
【0056】さらに、領域情報設定部12は、領域情報
取得部11で取得した情報をパターン認識部2と認識結
果編集部9に設定することになる。このようにすること
で、領域固有の情報をパターン認識部2に設定すること
ができ、例えば英数字のみである領域の場合には英数字
の文字パターンとのみ照合すれば足りることから、より
認識精度の向上を図ることが可能となる。また、領域固
有の情報を編集インタフェースに設定することにより、
編集時に再認識する際の精度向上も図ることが可能とな
る。
【0057】次に、本発明の実施の形態にかかるオンラ
イン手書き文字パターン認識編集装置を具現化するプロ
グラムの処理の流れについて説明する。図14は、本発
明の実施の形態にかかるオンライン手書き文字パターン
認識編集装置における処理の流れ図である。
【0058】図14において、まずユーザによって入力
されたオンライン手書き文字パターン(文字枠無し)を
取得し(ステップS1401)、取得された手書き文字
パターンについてパターン認識を行う(ステップS14
02)。
【0059】そして、ユーザによって入力された出力領
域指示を受信したら(ステップS1403)、パターン
認識結果を指示された出力領域に送信することになる
(ステップS1404)。そして、パターン認識後の編
集作業に必要な情報を、出力領域と対応付けて認識編集
情報データとして保存する(ステップS1405)。
【0060】ここで、オンライン手書き文字パターン認
識編集処理の終了の指示の有無を確認し(ステップS1
406)、終了の指示が有れば(ステップS1406:
Yes)、処理を終了する。、終了の指示が無い場合は
(ステップS1406:No)、ユーザによる編集領域
の指示を受信し(ステップS1407)、当該編集領域
に相当する出力領域に対応する認識編集情報データを読
み出し(ステップS1408)、編集用インタフェース
に設定して編集作業を行うことになる(ステップS14
09)。
【0061】以上のように本実施の形態によれば、任意
のタイミングで入力された手書き文字パターンを取得
し、取得した手書き文字パターンの認識結果を指定され
た出力領域に送信すると同時に、出力領域と認識編集情
報データを対応づけて保存しておき、編集指示があった
際に、編集指示があった編集領域に対応する認識編集情
報データを文字枠有りの編集インタフェースに設定して
編集を行うことにより、文字枠の制約のない手書き文字
パターンについても、従来と同様の文字枠を有する編集
インタフェースを用いることができ、効率よく認識結果
の編集を行うことが可能となる。
【0062】なお、本発明の実施の形態にかかるオンラ
イン手書き文字パターン認識編集装置を実現するプログ
ラムは、図15に示すように、CD−ROM152−1
やフレキシブルディスク152−2等の可搬型記録媒体
152だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶
装置151や、コンピュータ153のハードディスクや
RAM等の記録媒体154のいずれに記憶されるもので
あっても良く、プログラム実行時には、プログラムはロ
ーディングされ、主メモリ上で実行される。
【0063】また、本発明の実施の形態にかかるオンラ
イン手書き文字パターン認識編集装置により生成された
認識編集情報データ等についても、図15に示すよう
に、CD−ROM152−1やフレキシブルディスク1
52−2等の可搬型記録媒体152だけでなく、通信回
線の先に備えられた他の記憶装置151や、コンピュー
タ153のハードディスクやRAM等の記録媒体154
のいずれに記憶されるものであっても良く、例えば本発
明にかかるオンライン手書き文字パターン認識編集装置
を利用する際にコンピュータ153により読み取られ
る。
【0064】(付記1) ユーザにより入力されたオン
ライン手書き文字パターンを認識し、指定された領域に
認識結果を出力して編集するオンライン手書き文字パタ
ーン認識編集装置であって、前記オンライン手書き文字
パターンを取得するパターン取得部と、取得した前記オ
ンライン手書き文字パターンを認識し、認識結果文字列
と認識結果を編集するための編集情報を出力するパター
ン認識部と、前記認識結果文字列を出力する領域を指定
する情報を受信する出力領域指示受信部と、前記認識結
果文字列を指定された前記出力する領域に送信する認識
結果送信部と、前記編集情報を指示された前記出力する
領域ごとに認識編集情報データとして保存する認識編集
情報保存部と、前記認識結果文字列を編集する領域を指
定する情報を受信する編集領域指示受信部と、指定され
た前記編集する領域に対応する前記出力する領域に保存
されている前記認識編集情報データを読み出す認識編集
情報取得部と、読み出された前記認識編集情報データに
基づいて前記認識結果文字列に対して編集を行う認識結
果編集部を含み、前記パターン取得部においては、前記
オンライン手書き文字パターンが文字枠を表示しないイ
ンタフェースを用いて取得され、前記認識結果編集部に
おいては、前記認識結果文字列が文字枠を表示するイン
タフェースを用いて編集されることを特徴とするオンラ
イン手書き文字パターン認識編集装置。
【0065】(付記2) 前記認識編集情報保存部にお
いて、前記認識編集情報データとして前記認識結果文字
列の各文字に対する候補文字群を保存する付記1に記載
のオンライン手書き文字パターン認識編集装置。
【0066】(付記3) 前記認識編集情報保存部にお
いて、前記認識編集情報データとして一又は複数の文字
領域候補と、前記文字領域候補に対する候補文字群を保
存する付記1に記載のオンライン手書き文字パターン認
識編集装置。
【0067】(付記4) 前記認識結果編集部におい
て、1つの文字枠に対する認識結果として表示されてい
る文字の領域を含み、かつ表示されている認識結果とは
異なる文字切り出し領域の候補文字も認識候補として表
示する付記3に記載のオンライン手書き文字パターン認
識編集装置。
【0068】(付記5) 前記認識結果編集部におい
て、表示されている1つの文字枠に対する認識結果とは
異なる文字切り出し領域の候補文字がフォーカスされて
いる際に、前記候補文字の文字切り出しに対応する文字
枠上の領域を区別して表示する付記4に記載のオンライ
ン手書き文字パターン認識編集装置。
【0069】(付記6) 前記認識編集情報保存部にお
いて、前記認識編集情報データとしてユーザにより入力
された前記オンライン手書き文字パターンも保存する付
記1から5のいずれか一項に記載のオンライン手書き文
字パターン認識編集装置。
【0070】(付記7) 前記認識編集情報保存部にお
いて、前記認識編集情報データとして文字分割候補と、
前記文字分割候補に対応して切り出された前記オンライ
ン手書き文字パターンも保存する付記2に記載のオンラ
イン手書き文字パターン認識編集装置。
【0071】(付記8) 前記オンライン手書き文字パ
ターンの中で、認識対象とする範囲を選択する認識範囲
選択部をさらに含み、前記パターン取得部において、前
記認識範囲選択部で選択された範囲の前記オンライン手
書き文字パターンを取得する付記1に記載のオンライン
手書き文字パターン認識編集装置。
【0072】(付記9) 前記出力領域指示受信部の代
わりに、前記オンライン手書き文字パターンが入力され
た領域に基づいて、パターン認識結果を出力する領域を
判定する出力領域判定部を備える付記1に記載のオンラ
イン手書き文字パターン認識編集装置。
【0073】(付記10) 前記出力領域指示受信部及
び前記編集領域指示受信部におて出力領域及び編集領域
の指示を受信した場合に、前記出力領域及び前記編集領
域に固有の情報を取得する領域情報取得部と、前記パタ
ーン認識部や前記認識結果編集部に対して、前記領域情
報取得部において取得した前記出力領域及び前記編集領
域に固有の情報を設定する領域情報設定部をさらに含む
付記1に記載のオンライン手書き文字パターン認識編集
装置。
【0074】(付記11) ユーザにより入力されたオ
ンライン手書き文字パターンを認識し、指定された領域
に認識結果を出力して編集するオンライン手書き文字パ
ターン認識編集方法であって、前記オンライン手書き文
字パターンを取得する工程と、取得した前記オンライン
手書き文字パターンを認識し、認識結果文字列と認識結
果を編集するための編集情報を出力する工程と、前記認
識結果文字列を出力する領域を指示する工程と、前記認
識結果文字列を指示された前記出力する領域に送信する
工程と、前記編集情報を指示された前記出力する領域ご
とに認識編集情報データとして保存する工程と、前記認
識結果文字列を編集する領域を指示する工程と、指示さ
れた前記編集する領域に対応する前記出力する領域に保
存されている前記認識編集情報データを読み出す工程
と、読み出された前記認識編集情報データに基づいて前
記認識結果文字列に対して編集を行う工程を含み、前記
オンライン手書き文字パターンを取得する工程において
は、前記オンライン手書き文字パターンが文字枠を表示
しないインタフェースを用いて取得され、前記オンライ
ン手書き文字パターンの編集を行う工程においては、前
記認識結果文字列が文字枠を表示するインタフェースを
用いて編集されることを特徴とするオンライン手書き文
字パターン認識編集方法。
【0075】(付記12) ユーザにより入力されたオ
ンライン手書き文字パターンを認識し、指定された領域
に認識結果を出力して編集するオンライン手書き文字パ
ターン認識編集方法を具現化するコンピュータ実行可能
なプログラムであって、前記オンライン手書き文字パタ
ーンを取得するステップと、取得した前記オンライン手
書き文字パターンを認識し、認識結果文字列と認識結果
を編集するための編集情報を出力するステップと、前記
認識結果文字列を出力する領域を指示するステップと、
前記認識結果文字列を指示された前記出力する領域に送
信するステップと、前記編集情報を指示された前記出力
する領域ごとに認識編集情報データとして保存するステ
ップと、前記認識結果文字列を編集する領域を指示する
ステップと、指示された前記編集する領域に対応する前
記出力する領域に保存されている前記認識編集情報デー
タを読み出すステップと、読み出された前記認識編集情
報データに基づいて前記認識結果文字列に対して編集を
行うステップを含み、前記オンライン手書き文字パター
ンを取得するステップにおいては、前記オンライン手書
き文字パターンが文字枠を表示しないインタフェースを
用いて取得され、前記オンライン手書き文字パターンの
編集を行うステップにおいては、前記認識結果文字列が
文字枠を表示するインタフェースを用いて編集されるこ
とを特徴とするコンピュータ実行可能なプログラム。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明にかかるオンライン
手書き文字パターン認識編集装置及び方法によれば、任
意のタイミングで入力された手書き文字パターンを取得
し、取得した手書き文字パターンの認識結果を指定され
た出力領域に送信すると同時に、出力領域と認識編集情
報データを対応づけて保存しておき、編集指示があった
際に、編集指示があった編集領域に対応する認識編集情
報データを文字枠有りの編集インタフェースに設定して
編集を行うことにより、文字枠の制約のない手書き文字
パターンについても、従来と同様の文字枠を有する編集
インタフェースを用いることができ、効率よく認識結果
の編集を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手書
き文字パターン認識編集装置の構成図
【図2】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手書
き文字パターン認識編集装置における手書き文字入力パ
ターンの例示図
【図3】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手書
き文字パターン認識編集装置におけるパターン認識結果
の例示図
【図4】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手書
き文字パターン認識編集装置の構成図
【図5】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手書
き文字パターン認識編集装置における出力領域表示の例
示図
【図6】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手書
き文字パターン認識編集装置における編集インタフェー
スの例示図
【図7】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手書
き文字パターン認識編集装置における手書き文字入力パ
ターンの例示図
【図8】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手書
き文字パターン認識編集装置におけるパターン認識結果
の例示図
【図9】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手書
き文字パターン認識編集装置における編集インタフェー
スの例示図
【図10】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手
書き文字パターン認識編集装置における編集インタフェ
ースの例示図
【図11】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手
書き文字パターン認識編集装置の例示図
【図12】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手
書き文字パターン認識編集装置における認識範囲選択の
例示図
【図13】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手
書き文字パターン認識編集装置の構成図
【図14】 本発明の実施の形態にかかるオンライン手
書き文字パターン認識編集装置における処理の流れ図
【図15】 コンピュータ環境の例示図
【符号の説明】
1 パターン取得部 2 パターン認識部 3 出力領域指示受信部 4 認識結果送信部 5 認識編集情報保存部 6 認識編集情報データ記憶部 7 編集領域指示受信部 8 認識編集情報取得部 9 認識結果編集部 10 認識範囲選択部 11 領域情報取得部 12 領域情報設定部 31 出力領域判定部 151 回線先の記憶装置 152 CD−ROMやフレキシブルディスク等の可搬
型記録媒体 152−1 CD−ROM 152−2 フレキシブルディスク 153 コンピュータ 154 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の
記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 宏 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B064 AB04 BA05 EA12 FA04 FA05 FA06 FA13 5B068 AA05 BD17 CC01 CC06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザにより入力されたオンライン手書
    き文字パターンを認識し、指定された領域に認識結果を
    出力して編集するオンライン手書き文字パターン認識編
    集装置であって、 前記オンライン手書き文字パターンを取得するパターン
    取得部と、 取得した前記オンライン手書き文字パターンを認識し、
    認識結果文字列と認識結果を編集するための編集情報を
    出力するパターン認識部と、 前記認識結果文字列を出力する領域を指定する情報を受
    信する出力領域指示受信部と、 前記認識結果文字列を指定された前記出力する領域に送
    信する認識結果送信部と、 前記編集情報を指示された前記出力する領域ごとに認識
    編集情報データとして保存する認識編集情報保存部と、 前記認識結果文字列を編集する領域を指定する情報を受
    信する編集領域指示受信部と、 指定された前記編集する領域に対応する前記出力する領
    域に保存されている前記認識編集情報データを読み出す
    認識編集情報取得部と、 読み出された前記認識編集情報データに基づいて前記認
    識結果文字列に対して編集を行う認識結果編集部を含
    み、 前記パターン取得部においては、前記オンライン手書き
    文字パターンが文字枠を表示しないインタフェースを用
    いて取得され、前記認識結果編集部においては、前記認
    識結果文字列が文字枠を表示するインタフェースを用い
    て編集されることを特徴とするオンライン手書き文字パ
    ターン認識編集装置。
  2. 【請求項2】 前記認識編集情報保存部において、前記
    認識編集情報データとして前記認識結果文字列の各文字
    に対する候補文字群を保存する請求項1に記載のオンラ
    イン手書き文字パターン認識編集装置。
  3. 【請求項3】 前記認識編集情報保存部において、前記
    認識編集情報データとして一又は複数の文字領域候補
    と、前記文字領域候補に対する候補文字群を保存する請
    求項1に記載のオンライン手書き文字パターン認識編集
    装置。
  4. 【請求項4】 前記認識結果編集部において、1つの文
    字枠に対する認識結果として表示されている文字の領域
    を含み、かつ表示されている認識結果とは異なる文字切
    り出し領域の候補文字も認識候補として表示する請求項
    3に記載のオンライン手書き文字パターン認識編集装
    置。
  5. 【請求項5】 前記認識編集情報保存部において、前記
    認識編集情報データとしてユーザにより入力された前記
    オンライン手書き文字パターンも保存する請求項1から
    4のいずれか一項に記載のオンライン手書き文字パター
    ン認識編集装置。
  6. 【請求項6】 前記オンライン手書き文字パターンの中
    で、認識対象とする範囲を選択する認識範囲選択部をさ
    らに含み、 前記パターン取得部において、前記認識範囲選択部で選
    択された範囲の前記オンライン手書き文字パターンを取
    得する請求項1に記載のオンライン手書き文字パターン
    認識編集装置。
  7. 【請求項7】 前記出力領域指示受信部の代わりに、前
    記オンライン手書き文字パターンが入力された領域に基
    づいて、パターン認識結果を出力する領域を判定する出
    力領域判定部を備える請求項1に記載のオンライン手書
    き文字パターン認識編集装置。
  8. 【請求項8】 前記出力領域指示受信部及び前記編集領
    域指示受信部におて出力領域及び編集領域の指示を受信
    した場合に、前記出力領域及び前記編集領域に固有の情
    報を取得する領域情報取得部と、 前記パターン認識部や前記認識結果編集部に対して、前
    記領域情報取得部において取得した前記出力領域及び前
    記編集領域に固有の情報を設定する領域情報設定部をさ
    らに含む請求項1に記載のオンライン手書き文字パター
    ン認識編集装置。
  9. 【請求項9】 ユーザにより入力されたオンライン手書
    き文字パターンを認識し、指定された領域に認識結果を
    出力して編集するオンライン手書き文字パターン認識編
    集方法であって、 前記オンライン手書き文字パターンを取得する工程と、 取得した前記オンライン手書き文字パターンを認識し、
    認識結果文字列と認識結果を編集するための編集情報を
    出力する工程と、 前記認識結果文字列を出力する領域を指示する工程と、 前記認識結果文字列を指示された前記出力する領域に送
    信する工程と、 前記編集情報を指示された前記出力する領域ごとに認識
    編集情報データとして保存する工程と、 前記認識結果文字列を編集する領域を指示する工程と、 指示された前記編集する領域に対応する前記出力する領
    域に保存されている前記認識編集情報データを読み出す
    工程と、 読み出された前記認識編集情報データに基づいて前記認
    識結果文字列に対して編集を行う工程を含み、 前記オンライン手書き文字パターンを取得する工程にお
    いては、前記オンライン手書き文字パターンが文字枠を
    表示しないインタフェースを用いて取得され、前記オン
    ライン手書き文字パターンの編集を行う工程において
    は、前記認識結果文字列が文字枠を表示するインタフェ
    ースを用いて編集されることを特徴とするオンライン手
    書き文字パターン認識編集方法。
  10. 【請求項10】 ユーザにより入力されたオンライン手
    書き文字パターンを認識し、指定された領域に認識結果
    を出力して編集するオンライン手書き文字パターン認識
    編集方法を具現化するコンピュータ実行可能なプログラ
    ムであって、 前記オンライン手書き文字パターンを取得するステップ
    と、 取得した前記オンライン手書き文字パターンを認識し、
    認識結果文字列と認識結果を編集するための編集情報を
    出力するステップと、 前記認識結果文字列を出力する領域を指示するステップ
    と、 前記認識結果文字列を指示された前記出力する領域に送
    信するステップと、 前記編集情報を指示された前記出力する領域ごとに認識
    編集情報データとして保存するステップと、 前記認識結果文字列を編集する領域を指示するステップ
    と、 指示された前記編集する領域に対応する前記出力する領
    域に保存されている前記認識編集情報データを読み出す
    ステップと、 読み出された前記認識編集情報データに基づいて前記認
    識結果文字列に対して編集を行うステップを含み、 前記オンライン手書き文字パターンを取得するステップ
    においては、前記オンライン手書き文字パターンが文字
    枠を表示しないインタフェースを用いて取得され、前記
    オンライン手書き文字パターンの編集を行うステップに
    おいては、前記認識結果文字列が文字枠を表示するイン
    タフェースを用いて編集されることを特徴とするコンピ
    ュータ実行可能なプログラム。
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