JP2015090651A - 手書文字入力装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】文字列の一部の文字の修正を容易化する「手書文字入力装置及びコンピュータプログラム」を提供する。
【解決手段】文字手書エリア431に文字のパターンを手書きすると、入力制御部311は、手書きされた各文字のパターンから文字を認識し、各文字の認識結果にマッチする文字列の候補の一覧を候補単語ボックス44に表示し入力する候補の選択を受け付ける。認識の確度が低い文字しか認識できなかった文字のパターンが存在した場合、認識した各文字よりなる文字列中の、当該認識の確度が低い文字をアンダースコア文字「_」とした再入力受付用文字列も候補単語ボックス44に表示し(a)、再入力受付用文字列が選択されたならば(b)、当該認識の確度が低い文字に対応する文字手書エリア431の表示を消去し、当該文字手書エリア431への文字のパターンの再入力を受け付ける(c)。
【選択図】図4

Description

本発明は、ユーザの手書きによる文字列の入力を受けつける技術に関するものである。
ユーザの手書きによる文字列の入力を受けつける技術としては、ユーザによって手書きされた文字列から1つまたは複数の文字列を候補文字列として認識し、認識した候補文字列の一覧を表示し、一覧中からユーザによって選択された候補文字列を入力文字列として受け付ける技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2007-219849号公報
上述したユーザが手書きした文字列から1つまたは複数の文字列を候補文字列として認識し、認識した候補文字列の一覧を表示し、一覧中からユーザによって選択された候補文字列の入力を受け付ける技術によれば、ユーザが手書きした文字列中の一部の文字の認識を正しく行えなかった場合、候補文字列中にユーザが手書きした文字列は含まれないこととなるために、入力文字列を修正するために、ユーザは、文字列の全体を再度手書きするなどの煩雑な作業を行う必要があった。
そこで、本発明は、ユーザが手書きした文字列中の一部の文字の認識を正しく行えなかった場合における、入力文字列の修正作業を容易化することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、文字の手書入力を受け付ける手書文字入力装置に、入力装置と、表示装置と、ユーザの前記入力装置を用いた、複数の文字のパターンの手書入力を受け付ける手書入力受付部と、前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した各文字のパターンから文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出し、認識した各文字よりなる文字列を認識文字列として生成する文字認識部と、前記認識文字列が生成されたときに、生成された前記認識文字列にマッチする文字列の候補の一覧を前記表示装置に表示する一覧表示部と、前記表示した一覧中の候補のユーザの選択に応答して、選択された候補をユーザが入力した入力文字列として設定する入力文字列設定部と、文字再入力処理部と設けたものである。ただし、前記一覧表示部は、前記認識文字列を構成する文字を認識した文字のパターンのうちに、前記文字認識部が所定レベル以上の確度で文字を認識できなかった文字パターンである低確度認識文字パターンが存在する場合に、前記文字認識部が認識した各文字よりなる文字列である基本文字列の文字のうちの前記低確度認識文字パターンから前記文字認識部が認識した文字を、特定の文字または記号に置換した場合に得られる文字列を再入力受付用文字列として、前記一覧に含めて表示するものである。また、前記文字再入力処理部は、前記表示した一覧中の再入力受付用文字列のユーザの選択に応答して、前記手書入力受付部に、ユーザからの文字のパターンの手書入力を受け付けさせると共に、前記文字認識部に、前記手書入力受付部が手書入力を受け付けた文字のパターンから文字を認識させ、当該文字認識部が認識した文字を修正後文字として、選択された再入力受付用文字列中の前記特定の文字または記号を、前記修正後文字に修正した場合に得られる文字列を前記認識文字列として生成するものである。
ここで、この手書文字入力装置は、前記手書入力受付部において、手書入力を受け付けた文字のパターンを前記表示装置に表示し、前記文字再入力処理部において、前記表示した一覧中の再入力受付用文字列のユーザの選択に応答して、前記表示されている文字のパターンのうちの、前記低確度認識文字パターンの表示を消去し、前記手書入力受付部に、当該低確度認識文字パターンの表示を消去した位置への前記文字のパターンの手書入力を受け付けさせるように構成してもよい。
また、この場合には、前記文字再入力処理部において、前記表示した一覧中の再入力受付用文字列のユーザの選択に応答して、前記表示されている文字のパターンのうちの、前記低確度認識文字パターン以外の文字のパターンの表示を、当該文字のパターンから前記文字認識部が認識した前記再入力受付用文字列中の文字の表示に置換するようにしてもよい。
また、以上の手書文字入力装置は、前記文字認識部において、前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した文字のパターンの各々から、当該文字のパターン毎に1つまたは複数の文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出するようにし、前記基本文字列を、前記文字認識部が各文字のパターンについて認識した、当該文字のパターンについて認識した文字のうちで最も確度の大きい文字よりなる文字列とするようにしてもよい。
また、以上の手書文字入力装置は、前記文字認識部において、前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した文字のパターンの各々から、当該文字のパターン毎に1つまたは複数の文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出し、各文字のパターンについて認識した各文字を各文字のパターンについて一つずつ抽出して組み合わせて得られる各文字列の各々を認識文字列として生成し、前記文字再入力処理部において、前記文字認識部が、前記文字認識処理部が前記修正後文字として複数の文字を認識した場合には、当該修正後文字の各々について、選択された再入力受付用文字列中の前記特定の文字または記号を、修正後文字に修正した場合に得られる文字列の各々を前記認識文字列として生成し、前記一覧表示部において、前記認識文字列を構成する文字を認識した文字のパターンのうちに、前記文字認識部が所定レベル以上の確度で文字を認識できなかった文字パターンである低確度認識文字パターンが存在する場合に、前記認識文字列が複数存在する場合には、複数の認識文字列の全てもしくはその一部の複数の認識文字列の各々を前記基本文字列として、各基本文字列の文字のうちの前記低確度認識文字パターンから前記文字認識部が認識した文字を、特定の文字または記号に置換した場合に得られる文字列の各々を再入力受付用文字列として、前記一覧に含めて表示するように構成してもよい。
また、以上の手書文字入力装置は、前記一覧表示部は、前記認識文字列にマッチする文字列の候補として、当該認識文字列を設定するように構成してもよい。
または、以上の手書文字入力装置は、前記文字認識部において、前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した文字のパターンの各々から、当該文字のパターン毎に1つまたは複数の文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出し、各文字のパターンについて認識した各文字を各文字のパターンについて一つずつ抽出して組み合わせて得られる各文字列の各々を認識文字列として生成し、前記文字再入力処理部において、前記文字認識部が、前記文字認識処理部が前記修正後文字として複数の文字を認識した場合には、当該修正後文字の各々について、選択された再入力受付用文字列中の前記特定の文字または記号を、修正後文字に修正した場合に得られる文字列の各々を前記認識文字列として生成し、前記一覧表示部において、前記認識文字列にマッチする文字列の候補として、当該認識文字列を設定するように構成してもよい。
または、以上の手書文字入力装置は、前記一覧表示部において、単語が登録された単語辞書を備え、当該単語辞書を検索して前記認識文字列にマッチする単語を検索し、検索した単語を前記候補として設定するように構成してもよい。
以上のような手書文字入力装置によれば、手書き入力した文字列中の一部の文字が正しく認識されなかったために、入力を意図した文字列が候補として表示されなかった場合でも、ユーザは、表示される再入力受付用文字列を選択し、当該正しく認識されなかった文字のみを再度手書き入力するだけの容易な作業で、手書文字入力装置に、入力を意図した文字列を認識させることができる。
以上のように、本発明によれば、ユーザが手書きした文字列中の一部の文字の認識を正しく行えなかった場合に、ユーザは入力文字列を容易に修正することができるようになる。
本発明の実施形態に係るデータ処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る手書き文字認識処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る手書き文字認識処理の処理例を示す図である。 本発明の実施形態に係る手書き文字認識処理の処理例を示す図である。 本発明の実施形態に係る手書き文字認識処理の処理例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るデータ処理装置の構成を示す。
図示するように、データ処理装置100は、LCDなどの表示装置1、表示装置1の表示面に重ねて配置されたタッチパネルなどのパターンの手書きを受け付けることのできる入力装置2、オペレーティングシステム3、オペレーティングシステム3上で稼働する一つまたは複数のアプリケーション4とを備えている。
また、オペレーティングシステム3は、ユーザからの文字入力を受けつける入力システム31を備えており、入力システム31は、入力制御部311、手書文字認識エンジン312、手書文字認識辞書313、単語認識エンジン314、単語辞書315を備えている。
ここで、手書文字認識辞書313には、各文字の文字パターンの特徴が登録されており、手書文字認識エンジン312は、手書文字認識辞書313を用いて、入力装置2に手書されたパターンが表している文字の候補である候補文字を1つまたは複数、各候補文字の手書されたパターンが表している文字であることの確からしさを表す確度と共に算定する機能を有する。ここで、確度は、たとえば、入力装置2に手書されたパターンと、候補文字の手書文字認識辞書313に登録されている特徴との整合度として求める。
また、単語辞書315には、データ処理装置100が手書き入力を受け付ける単語が登録されている。なお、単語辞書315は、手書き入力を適用する用途に応じて地名や住所などのみを登録したものとしてもよい。
そして、単語認識エンジン314は、単語辞書315を用いて、手書文字認識エンジン312が手書された複数のパターンに対して認識した候補文字の列である候補文字列にマッチする単語の候補である候補単語を全体一致検索や部分一致検索や前方一致検索によって算定する。
ただし、以上のデータ処理装置100は、コンピュータを用いて構成されるものであり、オペレーティングシステム3やアプリケーション4は、コンピュータが所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現されるものである。
以下、このようなデータ処理装置100の構成において、入力システム31が行うユーザからの文字入力の受け付けの動作について説明する。
ユーザの所定の操作等に応答したアプリケーション4からの文字入力処理の開始要求が発生すると、入力システム31の入力制御部311は手書き文字認識処理を実行する。
図2に、この手書き文字認識処理の手順を示す。
図示するように入力制御部311は、手書き文字認識処理を開始すると手書文字入力ウインドウを表示する(ステップ202)。
図3aに示すように手書き文字入力ウインドウは、入力ボックス41、決定ボタン42、手書きボックス43、候補単語ボックス44、クリアボタン45とを備えている。また、手書きボックス43は、複数の文字手書エリア431に区分けされており、ユーザは、各文字手書エリア431に入力装置2を用いて文字を手書きすることができる。
さて、図2に戻り、入力制御部311は、手書文字入力ウインドウを表示したならば(ステップ202)、いずれかの文字手書エリア431へのユーザのパターンの手書きの発生を待つ(ステップ204)。
そして、いずれかの文字手書エリア431へのパターンの手書きが発生したならば(ステップ204)、そして、手書が発生した文字手書エリア431の左から数えた順番をi、i番目の文字手書エリア431を文字手書エリアiとして、文字手書エリアiに手書きされたパターンを表示する(ステップ206)。
そして、手書文字認識エンジン312に、文字手書エリア431iに手書きされたパターンが表している文字の候補文字inと、確度Rinとを算出させる(ステップ208)。但し、候補文字の添え字inは、文字手書エリア431iのパターンから認識したn番目の候補文字であることを表し、確度の添え字Rinは、候補文字inの確度であることを表す。
次に、j番目の文字手書エリア431のパターンから手書文字認識エンジン312が最後に認識した候補文字の群を候補文字群jと表し、候補文字を認識した文字手書エリア431の数をmaxと表すこととして、候補文字群1から候補文字群maxまでの候補文字群の各々から一つの候補文字を抽出して、候補文字群の順番に並べた候補文字列を各候補文字の組み合わせについて設定する(ステップ210)。
すなわち、たとえば、maxが3であるとし、候補文字群1に候補文字11、候補文字12が含まれ、候補文字群2に候補文字21が含まれ、候補文字群3に候補文字31、候補文字32が含まれていれば、各候補文字群の一つの候補文字の組み合わせ、候補文字11-候補文字21-候補文字31、候補文字11-候補文字21-候補文字32、候補文字12-候補文字21-候補文字31、候補文字12-候補文字21-候補文字32の各文字列を候補文字列として設定する。ただし、候補文字列の数の上限を予め定め、上限以上の候補文字列は設定しないようにしてもよい。なお、この場合には、たとえば、各候補文字群の一つの候補文字を組み合わせて得られる文字列のうち、文字列に含まれる候補文字の確度の総和が大きいものを優先的に候補文字列に設定するようにする。
そして、次に、単語認識エンジン314に、各候補文字列にマッチする単語の候補である1または複数の候補単語を候補単語群として算出させる(ステップ212)。
次に、候補文字群のうちに、当該候補文字群に含まれる候補文字の確度の最大値が所定のしきい値Thより低い候補文字群が有るかどうかを調べる(ステップ214)。
そして、含まれる候補文字の確度の最大値がしきい値Thより低い候補文字群が無かった場合には(ステップ214)、候補単語群に含まれる候補単語のリストの表示に、手書き文字入力ウインドウの候補単語ボックス44の表示を更新する(ステップ216)。
ここで、しきい値Thは、その値未満の確度の候補文字は手書きパターンを誤認識した文字であると見なせる値を用いる。
そして、いずれかの文字手書エリア431へのユーザのパターンの手書きの発生と(ステップ218)、決定ボタン42の操作の発生と(ステップ220)、クリアボタン45の操作の発生と(ステップ222)、候補単語ボックス44に表示したいずれかの候補単語の選択の発生と(ステップ224)を監視する。
そして、いずれかの文字手書エリア431へのユーザのパターンの手書きが発生した場合には(ステップ218)、候補単語ボックス44のリストの表示を消去すると共に、各候補文字列と各候補単語とを削除し(ステップ248)、ステップ206からの処理に戻る。
一方、決定ボタン42の操作が発生した場合には(ステップ220)、その時点で入力ボックス41に入力されている文字列を入力文字列として、文字入力処理の開始要求の要求元のアプリケーション4に出力し(ステップ230)、手書文字入力ウインドウの表示を消去し(ステップ232)、手書き文字認識処理を終了する。
一方、クリアボタン45の操作が発生した場合には(ステップ222)、各文字手書エリア431の手書きされたパターンの表示と候補単語ボックス44のリストの表示を消去すると共に、各候補文字群と各候補文字列と各候補単語を削除し(ステップ228)、ステップ218-224の監視に戻る。
一方、候補単語ボックス44に表示したいずれかの候補単語の選択が発生した場合には(ステップ224)、選択された候補単語を入力ボックス41に入力し(ステップ226)、各文字手書エリア431の手書きされたパターンの表示と候補単語ボックス44のリストの表示を消去すると共に、各候補文字群と各候補文字列と各候補単語を削除し(ステップ228)、ステップ218-224の監視に戻る。なお、ステップ226で候補単語を入力ボックス41に入力する際に、既に入力ボックス41に文字列が入力されている場合には、入力されている文字列の末尾に選択された候補単語を追加入力する。
さて、図2に戻り、ステップ214で、含まれる候補文字の確度の最大値が所定のしきい値Thより低い候補文字群があったと判定された場合には、候補単語群に含まれる候補単語と再入力受付用文字列とのリストに、手書き文字入力ウインドウの候補単語ボックス44の表示を更新する(ステップ234)。
ここで、再入力受付用文字列は、最大信頼度文字列中の低確度の文字をアンダースコア文字に置換した文字列とする。また、最大信頼度文字列は、各候補文字群から、最大確度の文字を一つずつ抽出して連結した文字列とする。また、最大信頼度文字列中の低確度の文字は、しきい値Thより低い候補文字であり、含まれる候補文字の確度の最大値がしきい値Thより低い候補文字群と同順の最大信頼度文字列中の文字として求まる。
すなわち、1番目から3番目の候補文字群が算出されており、1番目の候補文字群に含まれる最大確度の候補文字が「神」、2番目の候補文字群に含まれる最大確度の候補文字が「田」、3番目の候補文字群に含まれる最大確度の候補文字が「川」であれば、「神田川」を最大信頼度文字列とする。また、「神」「田」「川」のうち確度がしきい値Thより低い候補文字が「田」であれば、「田」を低確度の文字とし、低確度の文字「田」をアンダースコア文字「_」に置き換えた「神_川」を再入力受付用文字列とする。
ただし、再入力受付用文字列は複数設定するようにしてもよく、この場合、各再入力受付用文字列は、確度がしきい値Th以上の候補文字が候補文字群にない場合には候補文字に代えてアンダースコア文字を抽出するものとして、各候補文字群から候補文字を、一つずつ抽出して連結して構成できる各文字列とする。
すなわち、1番目から3番目の候補文字群が算出されており、1番目の候補文字群に含まれる確度がしきい値Th以上の候補文字が「神」、2番目の候補文字群にはしきい値Th以上の候補文字は含まれておらず、3番目の候補文字群に含まれる確度がしきい値Th以上の候補文字が「川」と「州」であれば、「神_川」と「神_州」とを再入力受付用文字列とする。
そして、いずれかの文字手書エリア431へのユーザの手書きの発生と(ステップ236)、決定ボタン42の操作の発生と(ステップ238)、クリアボタン45の操作の発生と(ステップ240)、候補単語ボックス44に表示したいずれかの候補単語の選択の発生と(ステップ242)、候補単語ボックス44に表示した再入力受付用文字列の選択の発生と(ステップ244)を監視する。
そして、いずれかの文字手書エリア431へのユーザのパターンの手書きが発生した場合には(ステップ236)、候補単語ボックス44のリストの表示を消去すると共に、各候補文字列と各候補単語とを削除し(ステップ248)、ステップ206からの処理に戻る。
一方、決定ボタン42の操作が発生した場合には(ステップ238)、その時点で入力ボックス41に入力されている文字列を入力文字列として出力し(ステップ230)、手書文字入力ウインドウの表示を消去し(ステップ232)、手書き文字認識処理を終了する。
一方、クリアボタン45の操作が発生した場合には(ステップ240)、各文字手書エリア431の手書きされたパターンの表示と候補単語ボックス44の表示を消去すると共に、各候補文字群と各候補文字列と各候補単語を削除し(ステップ228)、ステップ218-224の監視に進む。
一方、候補単語ボックス44に表示したいずれかの候補単語の選択が発生した場合には(ステップ242)、選択された候補単語を入力ボックス41に入力し(ステップ226)、各文字手書エリア431の手書きされたパターンの表示と候補単語ボックス44のリストの表示を消去すると共に、各候補文字と各候補文字列と各候補単語を削除し(ステップ228)、ステップ218-224の監視に戻る。
そして、再入力受付用文字列の選択が発生した場合には(ステップ244)、選択された再入力受付用文字列中のアンダースコア文字と同順の文字手書エリア431の手書きされたパターンの表示を消去し、候補単語ボックス44中のリストの表示とを消去すると共に、選択された再入力受付用文字列中のアンダースコア文字と同順の候補文字群を削除し、他の候補文字群中の選択された再入力受付用文字列中の文字として抽出しなかった候補文字を削除し、各候補文字列と各候補単語とを削除する(ステップ246)。
すなわち、選択された再入力受付用文字列中のアンダースコア文字が先頭からZ番目の文字であればZ番目の文字手書エリア431の手書きされたパターンの表示を消去し、Z番目の候補文字群を削除し、Z番目の候補文字群以外の候補文字群の、再入力受付用文字列中の文字として抽出しなかった各候補文字を削除する。また、再入力受付用文字列中のアンダースコア文字が先頭からZ1番目の文字とZ2番目の文字とであればZ1番目の文字手書エリア431とZ2番目の文字手書エリア431の手書きされたパターンの表示を消去し、Z1番目の文字とZ2番目の候補文字群を削除し、Z1番目の文字とZ2番目以外の候補文字群以外の候補文字群の、再入力受付用文字列中の文字として抽出しなかった各候補文字を削除する。また、いずれの場合も、候補単語ボックス44中のリストの表示の消去と、全ての候補文字列と全ての候補単語との削除とを行う。
ここで、ステップ246では、さらに、手書きされたパターンの表示を消去した文字手書エリア431を強調する図形を表示装置1に表示するようにしてもよい。なお、この場合、手書文字認識エンジン312は、この図形を除外した手書パターンから候補文字を認識する。
そして、ステップ218-224の監視に進む。
以上、入力制御部311が行う手書き文字認識処理について説明した。
以下、このような手書き文字認識処理の処理例を示す。
まず、手書き文字認識処理の第一の処理例を示す。
いま、図3bに示すように、ユーザが1番目の文字手書エリア431に「東」のパターンを2番目の文字手書エリア431に「京」のパターンを手書きすると、各文字手書エリア431に手書きされたパターンが表示される。
ここで、このとき、手書文字認識エンジン312が、1番目の文字手書エリア431の手書きパターンに対して確度がしきい値Th以上の候補文字「東」と「車」などよりなる1番目の候補文字群を認識し、2番目の文字手書エリア431の手書きパターンに対して候補文字として確度がしきい値Th以上の「京」と「市」と「岳」などよりなる2番目の候補文字群を認識し、単語認識エンジン314が1番目の候補文字群の候補文字と2番目の候補文字群の候補文字とを組み合わせた候補文字列「東京」、「東市」、「東岳」、「車京」、「車市」、「車岳」、…などと単語辞書315のマッチングによって、単語「東京」と「車市」と「東岳」を候補単語として算出したものとする。
この場合、図3bに示すように、候補単語ボックス44に算出された候補単語「東京」と「車市」と「東岳」のリストが表示され、図3cに示すように、ユーザが候補単語「東京」を選択すると、図3dに示すように入力ボックス41に選択された候補単語の文字列「東京」が入力され、文字手書エリア431の手書きパターンの表示と候補単語ボックス44のリストの表示が消去される。
そして、この後、決定ボタン42が操作れたならば、入力ボックス41に入力されている文字列「東京」が入力文字列としてアプリケーション4に出力されることとなる。
次に、手書き文字認識処理の第2の処理例を示す。
いま、図4aに示すように、ユーザが1番目の文字手書エリア431に「神」のパターンを2番目の文字手書エリア431に「奈」のパターンを3番目の文字手書エリア431に「川」のパターンを手書きすると、各文字手書エリア431に手書きされたパターンが表示される。
ここで、このとき、手書文字認識エンジン312が、1番目の文字手書エリア431の手書きパターンに対して確度がしきい値Th以上の候補文字「神」よりなる1番目の候補文字群を認識でき、3番目の文字手書エリア431の手書きパターンに対して確度がしきい値Th以上の候補文字「川」、「町」よりなる3番目の候補文字群を認識できた一方で、2番目の文字手書エリア431の手書きパターンに対しては、確度がしきい値Th以上の候補文字を認識できず、候補文字として確度がしきい値Th未満の「田」と「之」よりなる2番目の候補文字群を認識したものとする。また、3番目の候補文字群の候補文字は「川」は「町」よりも確度が高いものとする。
また、単語認識エンジン314は、1番目の候補文字群の候補文字と2番目の候補文字群と3番目の候補文字群の候補文字とを組み合わせた候補文字列「神田川」、「神田町」、「神之川」、「神之町」と単語辞書315のマッチングによって、単語「神田川」と「神之川」と「神田町」を候補単語として算出したものとする。
この場合、2番目の候補文字群が確度がしきい値Th以上の候補文字を含まないので、1番目の最大確度の候補文字「神」とアンダースコア文字「_」と3番目の最大確度の候補文字「川」を連結した「神_川」が再入力受付用文字列として算出され、図4aに示すように、算出された候補単語「神田川」と「神之川」と「神田町」に加え、再入力受付用文字列「神_川」を含むリストが候補単語ボックス44に表示される。
そして、ユーザが候補単語を選択した場合は、第一の処理例と同様に、選択された候補単語の文字列が入力ボックス41に入力され、文字手書エリア431の手書きパターンの表示と候補単語ボックス44のリストの表示が消去される。
一方、図4bに示すように、ユーザが再入力受付用文字列「神_川」を選択した場合には、図4cに示すように、再入力受付用文字列「神_川」のアンダースコア文字「_」と順番と同じ2番目の文字手書エリア431の表示と、候補単語ボックス44のリストの表示が消去される。また、このとき手書きされたパターンの表示を消去した文字手書エリア431を強調する四角形の枠線400が表示される。
そして、この後、ユーザが図5aに示すように、2番目の文字手書エリア431に「奈」のパターンを再度手書きすると、2番目の文字手書エリア431に手書きされたパターンが表示される。
一方、手書文字認識エンジン312は、手書き入力が発生した2番目の文字手書エリア431の手書きパターンに対して再度文字認識を行う。ここでは、今度は2番目の文字手書エリア431の手書きパターンに対して、確度がしきい値Th以上の候補文字「奈」よりなる2番目の候補文字群を認識できたものとする。
また、単語認識エンジン314は、1番目の候補文字群の候補文字と2番目の候補文字群と3番目の候補文字群の候補文字とを組み合わせた候補文字列「神奈川」、「神奈町」と単語辞書315のマッチングによって、単語「神奈川」と「神奈町」を候補単語として算出したものとする。
この場合、図5bに示すように、算出された候補単語「神奈川」と「神奈町」との候補単語とのリストが候補単語ボックス44に表示される。
そして、ユーザが候補単語「神奈川」を選択すると、図5cに示すように入力ボックス41に選択された候補単語の文字列「神奈川」が入力され、文字手書エリア431の手書きパターンの表示と候補単語ボックス44のリストの表示が消去される。
そして、この後、決定ボタン42が操作れたならば、入力ボックス41に入力されている文字列「神奈川」が入力文字列としてアプリケーション4に出力されることとなる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、以上の実施形態は、図2に示した手書き文字認識処理のステップ246では、選択された再入力受付用文字列中のアンダースコア文字と同順の文字手書エリア431以外の各文字手書エリア431の表示を、選択された再入力受付用文字列中の、文字手書エリア431の順番と再入力受付用文字列中の順番が同じ文字の表示に更新するようにしてもよい。すなわち、たとえば、図4bに示すように、再入力受付用文字列「神_川」が選択されたならば、図4dに示すように、一番目の文字手書エリア431の表示を再入力受付用文字列中の一番目の文字「神」の表示に、三番目の文字手書エリア431の表示を再入力受付用文字列中の三番目の文字「川」の表示に更新するようにしてもよい。
また、以上の再入力受付用文字列として、最大信頼度文字列中の低確度の候補文字しか認識されなかった位置の文字をアンダースコア文字「_」に置換した文字列を用いたが、これはアンダースコア文字に代えて「 」(スペース文字)や「?」や「*」などの他の文字や記号などを用いるようにしてもよい。
また、以上の実施形態は、日本語のみならず任意言語の文字入力に同様に適用することができる。
また、以上の実施形態は、図2に示した手書き文字認識処理のステップ212の候補単語を算出する処理を廃止し、手書き文字認識処理のステップ212以降の各ステップでは、候補文字列をそのまま候補単語として用いて処理を行うようにしてもよい。
以上のように本実施形態によれば、手書き入力した文字列中の一部の文字が正しく認識されなかったために、候補単語ボックス44に表示された候補単語中に入力を意図した単語が表示されなかった場合でも、候補単語ボックス44に表示される再入力受付用文字列を選択し、当該正しく認識されなかった文字のみを再度手書き入力するだけの容易な作業で、入力を意図した文字列を入力システム311に認識させることができる。
1…表示装置、2…入力装置、3…オペレーティングシステム、4…アプリケーション、31…入力システム、41…入力ボックス、42…決定ボタン、43…ボックス、44…候補単語ボックス、45…クリアボタン、100…データ処理装置、311…入力制御部、312…手書文字認識エンジン、313…手書文字認識辞書、314…単語認識エンジン、315…単語辞書、431…文字手書エリア。

Claims (16)

  1. 文字の手書入力を受け付ける手書文字入力装置であって、
    入力装置と、
    表示装置と、
    ユーザの前記入力装置を用いた、複数の文字のパターンの手書入力を受け付ける手書入力受付部と、
    前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した各文字のパターンから文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出し、認識した各文字よりなる文字列を認識文字列として生成する文字認識部と、
    前記認識文字列が生成されたときに、生成された前記認識文字列にマッチする文字列の候補の一覧を前記表示装置に表示する一覧表示部と、
    前記表示した一覧中の候補のユーザの選択に応答して、選択された候補をユーザが入力した入力文字列として設定する入力文字列設定部と、
    文字再入力処理部とを有し、
    前記一覧表示部は、前記認識文字列を構成する文字を認識した文字のパターンのうちに、前記文字認識部が所定レベル以上の確度で文字を認識できなかった文字パターンである低確度認識文字パターンが存在する場合に、前記文字認識部が認識した各文字よりなる文字列である基本文字列の文字のうちの前記低確度認識文字パターンから前記文字認識部が認識した文字を、特定の文字または記号に置換した場合に得られる文字列を再入力受付用文字列として、前記一覧に含めて表示し、
    前記文字再入力処理部は、
    前記表示した一覧中の再入力受付用文字列のユーザの選択に応答して、
    前記手書入力受付部に、ユーザからの文字のパターンの手書入力を受け付けさせると共に、前記文字認識部に、前記手書入力受付部が手書入力を受け付けた文字のパターンから文字を認識させ、
    当該文字認識部が認識した文字を修正後文字として、選択された再入力受付用文字列中の前記特定の文字または記号を、前記修正後文字に修正した場合に得られる文字列を前記認識文字列として生成することを特徴とする手書文字入力装置。
  2. 請求項1記載の手書文字入力装置であって、
    前記手書入力受付部は、手書入力を受け付けた文字のパターンを前記表示装置に表示し、
    前記文字再入力処理部は、前記表示した一覧中の再入力受付用文字列のユーザの選択に応答して、前記表示されている文字のパターンのうちの、前記低確度認識文字パターンの表示を消去し、前記手書入力受付部に、当該低確度認識文字パターンの表示を消去した位置への前記文字のパターンの手書入力を受け付けさせることを特徴とする手書文字入力装置。
  3. 請求項2記載の手書文字入力装置であって、
    前記文字再入力処理部は、前記表示した一覧中の再入力受付用文字列のユーザの選択に応答して、前記表示されている文字のパターンのうちの、前記低確度認識文字パターン以外の文字のパターンの表示を、当該文字のパターンから前記文字認識部が認識した前記再入力受付用文字列中の文字の表示に置換することを特徴とする手書文字入力装置。
  4. 請求項1、2または3記載の手書文字入力装置であって、
    前記文字認識部は、前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した文字のパターンの各々から、当該文字のパターン毎に1つまたは複数の文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出し、
    前記基本文字列は、前記文字認識部が各文字のパターンについて認識した、当該文字のパターンについて認識した文字のうちで最も確度の大きい文字よりなる文字列であることを特徴とする手書文字入力装置。
  5. 請求項1、2または3記載の手書文字入力装置であって、
    前記文字認識部は、前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した文字のパターンの各々から、当該文字のパターン毎に1つまたは複数の文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出し、各文字のパターンについて認識した各文字を各文字のパターンについて一つずつ抽出して組み合わせて得られる各文字列の各々を認識文字列として生成し、
    前記文字再入力処理部は、前記文字認識部が、前記文字認識処理部が前記修正後文字として複数の文字を認識した場合には、当該修正後文字の各々について、選択された再入力受付用文字列中の前記特定の文字または記号を、当該修正後文字に修正した場合に得られる文字列の各々を前記認識文字列として生成し、
    前記一覧表示部は、前記認識文字列を構成する文字を認識した文字のパターンのうちに、前記文字認識部が所定レベル以上の確度で文字を認識できなかった文字パターンである低確度認識文字パターンが存在する場合に、前記認識文字列が複数存在する場合には、複数の認識文字列の全てもしくはその一部の複数の認識文字列の各々を前記基本文字列として、各基本文字列の文字のうちの前記低確度認識文字パターンから前記文字認識部が認識した文字を、特定の文字または記号に置換した場合に得られる文字列の各々を再入力受付用文字列として、前記一覧に含めて表示することを特徴とする手書文字入力装置。
  6. 請求項1、2または3記載の手書文字入力装置であって、
    前記一覧表示部は、前記認識文字列にマッチする文字列の候補として、当該認識文字列を設定することを特徴とする手書文字入力装置。
  7. 請求項1、2または3記載の手書文字入力装置であって、
    前記文字認識部は、前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した文字のパターンの各々から、当該文字のパターン毎に1つまたは複数の文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出し、各文字のパターンについて認識した各文字を各文字のパターンについて一つずつ抽出して組み合わせて得られる各文字列の各々を認識文字列として生成し、
    前記文字再入力処理部は、前記文字認識部が、前記文字認識処理部が前記修正後文字として複数の文字を認識した場合には、当該修正後文字の各々について、選択された再入力受付用文字列中の前記特定の文字または記号を、修正後文字に修正した場合に得られる文字列の各々を前記認識文字列として生成し、
    前記一覧表示部は、前記認識文字列にマッチする文字列の候補として、当該認識文字列を設定することを特徴とする手書文字入力装置。
  8. 請求項1、2または3記載の手書文字入力装置であって、
    前記一覧表示部は、単語が登録された単語辞書を備え、当該単語辞書を検索して前記認識文字列にマッチする単語を検索し、検索した単語を前記候補として設定することを特徴とする手書文字入力装置。
  9. 入力装置と表示装置とを備えたコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログァムは、前記コンピュータを、
    ユーザの前記入力装置を用いた、複数の文字のパターンの手書入力を受け付ける手書入力受付部と、
    前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した各文字のパターンから文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出し、認識した各文字よりなる文字列を認識文字列として生成する文字認識部と、
    前記認識文字列が生成されたときに、生成された前記認識文字列にマッチする文字列の候補の一覧を前記表示装置に表示する一覧表示部と、
    前記表示した一覧中の候補のユーザの選択に応答して、選択された候補をユーザが入力した入力文字列として設定する入力文字列設定部と、
    文字再入力処理部として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記一覧表示部は、前記認識文字列を構成する文字を認識した文字のパターンのうちに、前記文字認識部が所定レベル以上の確度で文字を認識できなかった文字パターンである低確度認識文字パターンが存在する場合に、前記文字認識部が認識した各文字よりなる文字列である基本文字列の文字のうちの前記低確度認識文字パターンから前記文字認識部が認識した文字を、特定の文字または記号に置換した場合に得られる文字列を再入力受付用文字列として、前記一覧に含めて表示し、
    前記文字再入力処理部は、前記表示した一覧中の再入力受付用文字列のユーザの選択に応答して、
    前記手書入力受付部に、ユーザからの文字のパターンの手書入力を受け付けさせると共に、前記文字認識部に、前記手書入力受付部が手書入力を受け付けた文字のパターンから文字を認識させ、
    当該文字認識部が認識した文字を修正後文字として、選択された再入力受付用文字列中の前記特定の文字または記号を、前記修正後文字に修正した場合に得られる文字列を前記認識文字列として生成することを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 請求項9記載のコンピュータプログラムであって、
    前記手書入力受付部は、手書入力を受け付けた文字のパターンを前記表示装置に表示し、
    前記文字再入力処理部は、前記表示した一覧中の再入力受付用文字列のユーザの選択に応答して、前記表示されている文字のパターンのうちの、前記低確度認識文字パターンの表示を消去し、前記手書入力受付部に、当該低確度認識文字パターンの表示を消去した位置への前記文字のパターンの手書入力を受け付けさせることを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. 請求項10記載のコンピュータプログラムであって、
    前記文字再入力処理部は、前記表示した一覧中の再入力受付用文字列のユーザの選択に応答して、前記表示されている文字のパターンのうちの、前記低確度認識文字パターン以外の文字のパターンの表示を、当該文字のパターンから前記文字認識部が認識した前記再入力受付用文字列中の文字の表示に置換することを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 請求項9、10または11記載の手書文字入力装置であって、
    前記文字認識部は、前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した文字のパターンの各々から、当該文字のパターン毎に1つまたは複数の文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出し、
    前記基本文字列は、前記文字認識部が各文字のパターンについて認識した、当該文字のパターンについて認識した文字のうちで最も確度の大きい文字よりなる文字列であることを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 請求項9、10または11記載のコンピュータプログラムであって、
    前記文字認識部は、前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した文字のパターンの各々から、当該文字のパターン毎に1つまたは複数の文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出し、各文字のパターンについて認識した各文字を各文字のパターンについて一つずつ抽出して組み合わせて得られる各文字列の各々を認識文字列として生成し、
    前記文字再入力処理部は、前記文字認識部が、前記文字認識処理部が前記修正後文字として複数の文字を認識した場合には、当該修正後文字の各々について、選択された再入力受付用文字列中の前記特定の文字または記号を、修正後文字に修正した場合に得られる文字列の各々を前記認識文字列として生成し、
    前記一覧表示部は、前記認識文字列を構成する文字を認識した文字のパターンのうちに、前記文字認識部が所定レベル以上の確度で文字を認識できなかった文字パターンである低確度認識文字パターンが存在する場合に、前記認識文字列が複数存在する場合には、複数の認識文字列の全てもしくはその一部の複数の認識文字列の各々を前記基本文字列として、各基本文字列の文字のうちの前記低確度認識文字パターンから前記文字認識部が認識した文字を、特定の文字または記号に置換した場合に得られる文字列の各々を再入力受付用文字列として、前記一覧に含めて表示することを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 請求項9、10または11記載のコンピュータプログラムでであって、
    前記一覧表示部は、前記認識文字列にマッチする文字列の候補として、当該認識文字列を設定することを特徴とするコンピュータプログラムで。
  15. 請求項9、10または11記載のコンピュータプログラムであって、
    前記文字認識部は、前記手書入力受付部が受け付けたユーザが手書入力した文字のパターンの各々から、当該文字のパターン毎に1つまたは複数の文字を認識すると共に、各文字の認識した結果の確からしさを表す確度を算出し、各文字のパターンについて認識した各文字を各文字のパターンについて一つずつ抽出して組み合わせて得られる各文字列の各々を認識文字列として生成し、
    前記文字再入力処理部は、前記文字認識部が、前記文字認識処理部が前記修正後文字として複数の文字を認識した場合には、当該修正後文字の各々について、選択された再入力受付用文字列中の前記特定の文字または記号を、修正後文字に修正した場合に得られる文字列の各々を前記認識文字列として生成し、
    前記一覧表示部は、前記認識文字列にマッチする文字列の候補として、当該認識文字列を設定することを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. 請求項9、10または11記載のコンピュータプログラムであって、
    前記一覧表示部は、単語が登録された単語辞書を備え、当該単語辞書を検索して前記認識文字列にマッチする単語を検索し、検索した単語を前記候補として設定することを特徴とするコンピュータプログラム。
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