JPH06110831A - データ転送装置 - Google Patents
データ転送装置Info
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- JPH06110831A JPH06110831A JP4256011A JP25601192A JPH06110831A JP H06110831 A JPH06110831 A JP H06110831A JP 4256011 A JP4256011 A JP 4256011A JP 25601192 A JP25601192 A JP 25601192A JP H06110831 A JPH06110831 A JP H06110831A
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- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】シリアルバスを介して通信モジュール間でデー
タのパケット転送を行うデータ転送装置に関し、シリア
ル転送のバス幅と同じ信号線数とクロック速度であって
も、より高速の転送能力が得られるようにする。 【構成】複数の通信モジュール10をモジュールの数分
の一対のシリアル信号線を備えたシリアルバス12を介
して接続する。シリアルバス18に対しては各通信モジ
ュール10ごとにマルチプレクサ18が設けられ、シリ
アルバス12の中の自己に割当られた送信用のシリアル
信号線を除く他のシリアル信号線のいずれか1つを受信
回線として通信モジュール10に選択的に接続可能とす
る。シリアルバス12を用いたモジュール選択は、バス
アービタとしての機能をもつシリアルバス制御部14に
より行われる。シリアルバス制御部14は、通信モジュ
ール10からの送信要求を受けると、他の送信要求との
競合を調整した後に送信元と送信先のモジュール間のシ
リアル通信回線を形成するように送信元及び送信先に設
けた各マルチプレクサを選択制御する。
タのパケット転送を行うデータ転送装置に関し、シリア
ル転送のバス幅と同じ信号線数とクロック速度であって
も、より高速の転送能力が得られるようにする。 【構成】複数の通信モジュール10をモジュールの数分
の一対のシリアル信号線を備えたシリアルバス12を介
して接続する。シリアルバス18に対しては各通信モジ
ュール10ごとにマルチプレクサ18が設けられ、シリ
アルバス12の中の自己に割当られた送信用のシリアル
信号線を除く他のシリアル信号線のいずれか1つを受信
回線として通信モジュール10に選択的に接続可能とす
る。シリアルバス12を用いたモジュール選択は、バス
アービタとしての機能をもつシリアルバス制御部14に
より行われる。シリアルバス制御部14は、通信モジュ
ール10からの送信要求を受けると、他の送信要求との
競合を調整した後に送信元と送信先のモジュール間のシ
リアル通信回線を形成するように送信元及び送信先に設
けた各マルチプレクサを選択制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルバスを介して
通信モジュール間でデータのパケット転送を行うデータ
転送装置に関する。
通信モジュール間でデータのパケット転送を行うデータ
転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、共有バスを用いたデータ処理装置
にあっては、複数のモジュールがデータバスを共用する
ので、共用バスのデータ転送能力がシステムの能力を決
める。このような共用バスとしては、一般に並列バスが
使用され、例えばパラレル信号線32本を用いた4バイ
ト幅の共用バスが使用されており、クロック周波数を例
えば100nsとすると、40MB/sのバス転送能力
が得られる。
にあっては、複数のモジュールがデータバスを共用する
ので、共用バスのデータ転送能力がシステムの能力を決
める。このような共用バスとしては、一般に並列バスが
使用され、例えばパラレル信号線32本を用いた4バイ
ト幅の共用バスが使用されており、クロック周波数を例
えば100nsとすると、40MB/sのバス転送能力
が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパラレル転送を行う共用バスにあっては、デ
ータ幅を増加したりクロックを早くすることで転送能力
を高めることができるが、このような転送能力には物理
的な限界が発生し、システム能力が頭打ちになるといっ
た問題があった。
うな従来のパラレル転送を行う共用バスにあっては、デ
ータ幅を増加したりクロックを早くすることで転送能力
を高めることができるが、このような転送能力には物理
的な限界が発生し、システム能力が頭打ちになるといっ
た問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、シリアル転送のバス幅と同じ信号線
数とクロック速度であっても、より高速の転送能力を得
ることのできるデータ転送装置を提供することを目的と
する。
てなされたもので、シリアル転送のバス幅と同じ信号線
数とクロック速度であっても、より高速の転送能力を得
ることのできるデータ転送装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1に示すように、本発明のデータ転送装置
は、複数の通信モジュール10をモジュールの数分のシ
リアル回線を備えたシリアルバス12を介して接続す
る。シリアルバス18に対しては各通信モジュール10
ごとにマルチプレクサ18が設けられ、シリアルバス1
2の中の自己に割当られた送信用のシリアル回線を除く
他のシリアル回線のいずれか1つを受信回線として通信
モジュール10に選択的に接続可能とする。
図である。図1に示すように、本発明のデータ転送装置
は、複数の通信モジュール10をモジュールの数分のシ
リアル回線を備えたシリアルバス12を介して接続す
る。シリアルバス18に対しては各通信モジュール10
ごとにマルチプレクサ18が設けられ、シリアルバス1
2の中の自己に割当られた送信用のシリアル回線を除く
他のシリアル回線のいずれか1つを受信回線として通信
モジュール10に選択的に接続可能とする。
【0006】シリアルバス12を用いたモジュール選択
は、バスアービタとしての機能をもつシリアルバス制御
部14により行われる。シリアルバス制御部14は、通
信モジュール10からの送信要求を受けると、他の送信
要求との競合を調整した後に送信元と送信先のモジュー
ル間のシリアル通信回線を形成するように送信元及び送
信先に設けた各マルチプレクサを選択制御する。
は、バスアービタとしての機能をもつシリアルバス制御
部14により行われる。シリアルバス制御部14は、通
信モジュール10からの送信要求を受けると、他の送信
要求との競合を調整した後に送信元と送信先のモジュー
ル間のシリアル通信回線を形成するように送信元及び送
信先に設けた各マルチプレクサを選択制御する。
【0007】
【作用】このような構成を備えた本発明のデータ転送装
置によれば、シリアル転送は送信データを並直変換し、
また受信データを直並変換するための処理オーバーヘッ
ドがあるが、信号線が一方向あたり2本で済み、従っ
て、各モジュール毎に送信信号線を専用とし、受信時に
相手を選択することにより、(モジュール数)×2の信
号線があればシリアル転送路の能力最大までを各送受信
モジュールで使用することができる。
置によれば、シリアル転送は送信データを並直変換し、
また受信データを直並変換するための処理オーバーヘッ
ドがあるが、信号線が一方向あたり2本で済み、従っ
て、各モジュール毎に送信信号線を専用とし、受信時に
相手を選択することにより、(モジュール数)×2の信
号線があればシリアル転送路の能力最大までを各送受信
モジュールで使用することができる。
【0008】例えば、シリアル信号線を32本使用した
4バイト幅でクロックが100nsのシリアルバスでの
バス転送能力は40MB/sであるのに対し、本発明に
あっては、同じ32本の信号線につき2本で1回線とし
てシリアル信号線を16回線分とすると、現在のLSI
技術でも1回線あたり10MB/sは可能であり、この
ため160MB/sの転送能力を得ることができる。
4バイト幅でクロックが100nsのシリアルバスでの
バス転送能力は40MB/sであるのに対し、本発明に
あっては、同じ32本の信号線につき2本で1回線とし
てシリアル信号線を16回線分とすると、現在のLSI
技術でも1回線あたり10MB/sは可能であり、この
ため160MB/sの転送能力を得ることができる。
【0009】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示した実施例構成
図である。図2において、10−1〜10−5は通信モ
ジュールであり、計算機システム内のプロセッサモジュ
ール等の適宜のデータ処理装置で構成される。通信モジ
ュール10−1〜10−5はシリアルバス12を介して
パケット転送方式によりデータのやり取りを行うことが
できる。シリアルバス12は通信モジュールの台数をN
とすると、2本の信号線で1回線とした場合、1,2,
・・・Nで示すN回線設けられる。ここで5台の通信モ
ジュール10−1〜10−5を設けていることからN=
5回線となる。
図である。図2において、10−1〜10−5は通信モ
ジュールであり、計算機システム内のプロセッサモジュ
ール等の適宜のデータ処理装置で構成される。通信モジ
ュール10−1〜10−5はシリアルバス12を介して
パケット転送方式によりデータのやり取りを行うことが
できる。シリアルバス12は通信モジュールの台数をN
とすると、2本の信号線で1回線とした場合、1,2,
・・・Nで示すN回線設けられる。ここで5台の通信モ
ジュール10−1〜10−5を設けていることからN=
5回線となる。
【0010】シリアルバス12に対してはバス制御部と
して動作するバスアービタ14が設けられ、各通信モジ
ュール毎にマルチプレクサ18−1〜18−5を設けて
いる。通信モジュール10−1〜10−5はアビータイ
ンタフェース16−1〜16−5によりバスアービタ1
4とのやり取りを行う。通信モジュール10−1〜10
−5の詳細は、例えば通信モジュール10−1を例にと
ると、MPU20,システムストレージ(CS)22,
データバッファ24及び上位インタフェースに対するイ
ンタフェース制御部26を備える。また、バス制御部2
8にはデータバッファ24からのデータ送信のため、パ
ケットバッファ30,並直変換部32及び送信部34が
設けられる。
して動作するバスアービタ14が設けられ、各通信モジ
ュール毎にマルチプレクサ18−1〜18−5を設けて
いる。通信モジュール10−1〜10−5はアビータイ
ンタフェース16−1〜16−5によりバスアービタ1
4とのやり取りを行う。通信モジュール10−1〜10
−5の詳細は、例えば通信モジュール10−1を例にと
ると、MPU20,システムストレージ(CS)22,
データバッファ24及び上位インタフェースに対するイ
ンタフェース制御部26を備える。また、バス制御部2
8にはデータバッファ24からのデータ送信のため、パ
ケットバッファ30,並直変換部32及び送信部34が
設けられる。
【0011】またシリアルバス12からの受信のため受
信器36,直並変換部38,パケットバッファ40が設
けられる。更にタイミング制御部(CTL)42が設け
られ、バスアービタ14との間でアービタインタフェー
ス16−1を介してバス制御の連携をとっている。マル
チプレクサ18−1〜18−5には各通信モジュールの
送信側のシリアル回線を除く他のシリアル回線が入力接
続され、バスアービタ14からの制御信号でいずれか1
つのシリアル回線を選択して受信器36に接続する。例
えば、通信モジュール10−1の場合、送信器34の出
力は1番のシリアル回線に与えられており、このため残
り2番からN番までがマルチプレクサ18−1に入力接
続されている。この点は通信モジュール10−2〜10
−5についても同様である。
信器36,直並変換部38,パケットバッファ40が設
けられる。更にタイミング制御部(CTL)42が設け
られ、バスアービタ14との間でアービタインタフェー
ス16−1を介してバス制御の連携をとっている。マル
チプレクサ18−1〜18−5には各通信モジュールの
送信側のシリアル回線を除く他のシリアル回線が入力接
続され、バスアービタ14からの制御信号でいずれか1
つのシリアル回線を選択して受信器36に接続する。例
えば、通信モジュール10−1の場合、送信器34の出
力は1番のシリアル回線に与えられており、このため残
り2番からN番までがマルチプレクサ18−1に入力接
続されている。この点は通信モジュール10−2〜10
−5についても同様である。
【0012】図3は図2のアービタインタフェース16
−1〜16−5でやり取りされる通信モジュール10−
1〜10−5のそれぞれとバスアービタ14との間のイ
ンタフェース信号の説明図である。図3において、番号
1〜6の6つの信号は通信モジュール10−1,10−
2からバスアービタ14に対する信号であり、番号7,
8はバスアービタ14から通信モジュール10−1,1
0−2に対する信号である。
−1〜16−5でやり取りされる通信モジュール10−
1〜10−5のそれぞれとバスアービタ14との間のイ
ンタフェース信号の説明図である。図3において、番号
1〜6の6つの信号は通信モジュール10−1,10−
2からバスアービタ14に対する信号であり、番号7,
8はバスアービタ14から通信モジュール10−1,1
0−2に対する信号である。
【0013】まず1番の信号は送信要求信号REQであ
り、任意の通信モジュールが行った他のモジュールへの
送信要求を表わす。2番の高優先度信号PRHは緊急通
信を必要とする場合に送信要求信号REQと同時に発行
され、バスアービタ14に高位でのシリアルバス12よ
り占有を要求する。3番のモジュールアドレスは送信要
求を行った相手先となる送信先モジュールを指定するも
ので、例えば1番の通信モジュール10−1から5番の
通信モジュール10−5に送信要求を行ったときのモジ
ュールアドレスMAはMA40として表わされる。
り、任意の通信モジュールが行った他のモジュールへの
送信要求を表わす。2番の高優先度信号PRHは緊急通
信を必要とする場合に送信要求信号REQと同時に発行
され、バスアービタ14に高位でのシリアルバス12よ
り占有を要求する。3番のモジュールアドレスは送信要
求を行った相手先となる送信先モジュールを指定するも
ので、例えば1番の通信モジュール10−1から5番の
通信モジュール10−5に送信要求を行ったときのモジ
ュールアドレスMAはMA40として表わされる。
【0014】4番目のリザーブ信号RSVは送信先モジ
ュールを固定して連続的にパケット転送を行う場合に発
行され、相手先モジュールを固定的に占有する。5番目
のバッファレディ信号BRDは送信元モジュールへのレ
ディ応答を示す。6番目のビジィ信号BSYはシリアル
バス12が他のモジュールに占有されているときのビジ
ィ応答である。
ュールを固定して連続的にパケット転送を行う場合に発
行され、相手先モジュールを固定的に占有する。5番目
のバッファレディ信号BRDは送信元モジュールへのレ
ディ応答を示す。6番目のビジィ信号BSYはシリアル
バス12が他のモジュールに占有されているときのビジ
ィ応答である。
【0015】7番目のモジュール許可応答信号GNTは
送信先モジュールからの許可応答を示す。更に8番目の
ビジィ受信信号BSYRは送信先モジュールからのビジ
ィ応答の受信信号を示す。図4は図2の通信モジュール
10−1〜10−5間のデータ伝送に用いられるパケッ
トのフォーマット構成を示す。
送信先モジュールからの許可応答を示す。更に8番目の
ビジィ受信信号BSYRは送信先モジュールからのビジ
ィ応答の受信信号を示す。図4は図2の通信モジュール
10−1〜10−5間のデータ伝送に用いられるパケッ
トのフォーマット構成を示す。
【0016】まず図4(a)はシリアルバス12上のパ
ケット転送フォーマットを示したもので、各パケットデ
ータはスタートコードS,データ及び誤り訂正コードC
RCで構成され、これを1つのデータ単位としてやり取
りを行う。図4(b)はパケットの基本型を示したもの
で、通常データであることを示す標準コードSに続いて
128バイトのデータ領域が設けられ、最後に4バイト
の誤り訂正コードCRCを設けている。
ケット転送フォーマットを示したもので、各パケットデ
ータはスタートコードS,データ及び誤り訂正コードC
RCで構成され、これを1つのデータ単位としてやり取
りを行う。図4(b)はパケットの基本型を示したもの
で、通常データであることを示す標準コードSに続いて
128バイトのデータ領域が設けられ、最後に4バイト
の誤り訂正コードCRCを設けている。
【0017】図4(c)はテストパケットを示したもの
で、一定時間おきにこのテストパケットを特定の通信モ
ジュールに送ることでバスアービタ14の状態を診断す
ることができる。このテストパケットは先頭のテストコ
ードT、送信元番号であるソース・モジュール番号s、
送信先番号であるディストネーション・モジュール番号
d、更に末尾の誤り訂正コードCRCで構成される。
で、一定時間おきにこのテストパケットを特定の通信モ
ジュールに送ることでバスアービタ14の状態を診断す
ることができる。このテストパケットは先頭のテストコ
ードT、送信元番号であるソース・モジュール番号s、
送信先番号であるディストネーション・モジュール番号
d、更に末尾の誤り訂正コードCRCで構成される。
【0018】図4(c)は同報パケットであり、ある通
信モジュールから他の全ての通信モジュールに対し一斉
にデータを転送する場合に使用される。この同報パケッ
トは先頭に同報パケットであることを示すブロードキャ
スト・コードBが設けられ、続いて送信元番号であるソ
ース・モジュール番号sが設けられ、任意のデータを格
納することのできるユーザ領域を経て最後に誤り訂正コ
ードCRCを設けている。
信モジュールから他の全ての通信モジュールに対し一斉
にデータを転送する場合に使用される。この同報パケッ
トは先頭に同報パケットであることを示すブロードキャ
スト・コードBが設けられ、続いて送信元番号であるソ
ース・モジュール番号sが設けられ、任意のデータを格
納することのできるユーザ領域を経て最後に誤り訂正コ
ードCRCを設けている。
【0019】図4(e)は診断パケットを示したもの
で、図4(c)に示すテストパケットの転送でバスアー
ビタ14の障害を発見したときにシステム全体を診断モ
ードとし、予め定めた順序に従ってこの診断パケットを
送出する。次に図2のバスアービタ14によるシリアル
バス12を介した2つの通信モジュール間でのデータ転
送の詳細を説明する。
で、図4(c)に示すテストパケットの転送でバスアー
ビタ14の障害を発見したときにシステム全体を診断モ
ードとし、予め定めた順序に従ってこの診断パケットを
送出する。次に図2のバスアービタ14によるシリアル
バス12を介した2つの通信モジュール間でのデータ転
送の詳細を説明する。
【0020】図5は図2に示した通信モジュール10−
1から通信モジュール10−5に対し通信を行った場合
のバスアービタ14における対応する回路部を取り出し
て示しており、図5にあっては、要求元の通信モジュー
ル10−1を第1モジュールとし、また相手先の通信モ
ジュール10−5を第5モジュールとしている。まず、
送信要求を行った第1モジュールに対応して第1モジュ
ール要求応答部46が示され、第1モジュール要求応答
部46は要求判別回路50,リザーブ要求判別回路5
2,モジュール許可応答回路54及びモジュールモニタ
回路56を備える。
1から通信モジュール10−5に対し通信を行った場合
のバスアービタ14における対応する回路部を取り出し
て示しており、図5にあっては、要求元の通信モジュー
ル10−1を第1モジュールとし、また相手先の通信モ
ジュール10−5を第5モジュールとしている。まず、
送信要求を行った第1モジュールに対応して第1モジュ
ール要求応答部46が示され、第1モジュール要求応答
部46は要求判別回路50,リザーブ要求判別回路5
2,モジュール許可応答回路54及びモジュールモニタ
回路56を備える。
【0021】また、送信先の第5モジュールに対応して
第5モジュール選択部48が設けられ、第5モジュール
選択部48として高位の優先制御を行う高位ラウンドロ
ビン回路60、低位の優先制御を行う低位ラウンドロビ
ン回路62、更にリザーブラッチ回路64を設けてい
る。今、第1モジュールが第5モジュールにパケットを
送るとき、モジュールアドレスMAとしてMA40によ
り第5モジュールを指定し、リクエストREQ0及び高
優先度信号PRH0を上げる。これらの信号は第1モジ
ュール要求応答部46の要求判別回路50に与えられ、
要求信号REQ0と高優先度信号PRH0の論理積をA
NDゲート66でとってデコーダ68を起動し、モジュ
ールアドレスMA40から高位要求信号RQH50を出
力する。
第5モジュール選択部48が設けられ、第5モジュール
選択部48として高位の優先制御を行う高位ラウンドロ
ビン回路60、低位の優先制御を行う低位ラウンドロビ
ン回路62、更にリザーブラッチ回路64を設けてい
る。今、第1モジュールが第5モジュールにパケットを
送るとき、モジュールアドレスMAとしてMA40によ
り第5モジュールを指定し、リクエストREQ0及び高
優先度信号PRH0を上げる。これらの信号は第1モジ
ュール要求応答部46の要求判別回路50に与えられ、
要求信号REQ0と高優先度信号PRH0の論理積をA
NDゲート66でとってデコーダ68を起動し、モジュ
ールアドレスMA40から高位要求信号RQH50を出
力する。
【0022】デコーダ68からの高位要求信号RQH5
0は高位ラウンドロビン回路60に与えられ、もし他の
モジュールからの第5モジュールに対する高位要求信号
が同時にあればラウンドロビン法に従った選択を行っ
て、所定のタイミングでモジュール許可応答信号GNT
H50を発生する。同時に高位ラウンドロビン回路60
に設けられたORゲート70よりいずれか1つの高位許
可応答信号が出力されると、共通高位許可応答信号GN
TH5が出力される。一度、共通高位許可応答信号GN
TH5が発生するとORゲート65を介し高位ラウンド
ロビン回路60に抑止がかかり、それ以降の高位リクエ
スト信号RQHの入力を禁止する。
0は高位ラウンドロビン回路60に与えられ、もし他の
モジュールからの第5モジュールに対する高位要求信号
が同時にあればラウンドロビン法に従った選択を行っ
て、所定のタイミングでモジュール許可応答信号GNT
H50を発生する。同時に高位ラウンドロビン回路60
に設けられたORゲート70よりいずれか1つの高位許
可応答信号が出力されると、共通高位許可応答信号GN
TH5が出力される。一度、共通高位許可応答信号GN
TH5が発生するとORゲート65を介し高位ラウンド
ロビン回路60に抑止がかかり、それ以降の高位リクエ
スト信号RQHの入力を禁止する。
【0023】また、共通高位許可応答信号GNTH5は
低位ラウンドロビン回路62にORゲート72を介して
与えられ、低位ラウンドロビン回路に対する他のモジュ
ールからの低位要求信号RQLの入力を禁止する。ここ
で、ラウンドロビン法による優先制御は、あるタイミン
グで同じランクの複数の要求を受け付けて記憶し、その
後に1つずつ許可を出していき、全ての要求に対する許
可を出し終えたところで再び複数の要求を受け付ける。
許可の順番は予め定められている。このため、一度要求
を出せば、最大で2回巡回する時間を待てば必ず許可を
得ることができる。
低位ラウンドロビン回路62にORゲート72を介して
与えられ、低位ラウンドロビン回路に対する他のモジュ
ールからの低位要求信号RQLの入力を禁止する。ここ
で、ラウンドロビン法による優先制御は、あるタイミン
グで同じランクの複数の要求を受け付けて記憶し、その
後に1つずつ許可を出していき、全ての要求に対する許
可を出し終えたところで再び複数の要求を受け付ける。
許可の順番は予め定められている。このため、一度要求
を出せば、最大で2回巡回する時間を待てば必ず許可を
得ることができる。
【0024】高位ラウンドロビン回路60で得られた第
5モジュールに対するモジュール許可応答信号GNTH
50はモジュール許可応答回路54のANDゲート74
に要求判別回路50のデコーダ68から出力された高位
要求信号RQH50と共に入力され、両者の論理積が得
られたタイミングでORゲート76を介して要求を行っ
た第1モジュールへ第5モジュールに対するモジュール
許可応答信号GNT0を送出する。
5モジュールに対するモジュール許可応答信号GNTH
50はモジュール許可応答回路54のANDゲート74
に要求判別回路50のデコーダ68から出力された高位
要求信号RQH50と共に入力され、両者の論理積が得
られたタイミングでORゲート76を介して要求を行っ
た第1モジュールへ第5モジュールに対するモジュール
許可応答信号GNT0を送出する。
【0025】モジュール許可応答信号GNT0を受け取
った第1モジュール、即ち通信モジュール10−1は、
自己に割り当てられたシリアルバス12の中の1番のシ
リアル回線に送信器34よりパケットデータを送出す
る。また、モジュール5である通信モジュール10−5
に対応したマルチプレクサ18−5は、高位ラウンドロ
ビン回路60からのモジュール許可応答信号GNTH5
0により第1モジュールからのデータのみを受け付ける
ようにシリアルバス12の1番のシリアル回線を受信器
36に接続する。
った第1モジュール、即ち通信モジュール10−1は、
自己に割り当てられたシリアルバス12の中の1番のシ
リアル回線に送信器34よりパケットデータを送出す
る。また、モジュール5である通信モジュール10−5
に対応したマルチプレクサ18−5は、高位ラウンドロ
ビン回路60からのモジュール許可応答信号GNTH5
0により第1モジュールからのデータのみを受け付ける
ようにシリアルバス12の1番のシリアル回線を受信器
36に接続する。
【0026】尚、マルチプレクサは低位ラウンドロビン
回路62からの低位許可応答信号GNTLがオンした場
合にも高位の場合と同様にしてシリアルバス12の中の
特定の回線を受信器36に接続する。一方、第1モジュ
ールから連続してパケットを送りたいときには、要求信
号REQ0と同時にリザーブ信号RSV0を上げておけ
ばよい。この場合、高優先度信号PRH0を上げるかど
うかは必要に応じて定めればよい。高優先度信号PRH
0を上げれば高位ラウンドロビン回路60によるモジュ
ール選択が行われ、挙げなければ低位ラウンドロビン回
路62によるモジュール選択が行われる。
回路62からの低位許可応答信号GNTLがオンした場
合にも高位の場合と同様にしてシリアルバス12の中の
特定の回線を受信器36に接続する。一方、第1モジュ
ールから連続してパケットを送りたいときには、要求信
号REQ0と同時にリザーブ信号RSV0を上げておけ
ばよい。この場合、高優先度信号PRH0を上げるかど
うかは必要に応じて定めればよい。高優先度信号PRH
0を上げれば高位ラウンドロビン回路60によるモジュ
ール選択が行われ、挙げなければ低位ラウンドロビン回
路62によるモジュール選択が行われる。
【0027】リザーブ信号RSV0はリザーブ判別回路
52に与えられ、モジュール許可応答回路54より相手
先としての第5モジュールに関するモジュール許可応答
信号GNT0との論理積がANDゲート78で取り出さ
れ、リザーブ信号RSV0をリザーブラッチ回路64に
出力する。リザーブラッチ回路64にはリザーブ信号R
SV0に対応してRS−FFを用いたラッチ回路82が
設けられ、ORゲート80からの高位許可応答信号GN
TH5または低位許可応答信号GNTL5のタイミング
でラッチし、ORゲート86を介してリザーブラッチ信
号RSVD5を発生(オン)する。
52に与えられ、モジュール許可応答回路54より相手
先としての第5モジュールに関するモジュール許可応答
信号GNT0との論理積がANDゲート78で取り出さ
れ、リザーブ信号RSV0をリザーブラッチ回路64に
出力する。リザーブラッチ回路64にはリザーブ信号R
SV0に対応してRS−FFを用いたラッチ回路82が
設けられ、ORゲート80からの高位許可応答信号GN
TH5または低位許可応答信号GNTL5のタイミング
でラッチし、ORゲート86を介してリザーブラッチ信
号RSVD5を発生(オン)する。
【0028】このリザーブラッチ信号RSVD5はOR
ゲート64,72のそれぞれを介して高位ラウンドロビ
ン回路60及び低位ラウンドロビン回路62に抑止信号
として与えられており、現在出力している高位及び低位
の許可応答信号GNTHまたはGNTLを維持すること
でモジュール選択状態を固定し、リザーブ信号RSV0
が解除されるまでパケットの連続送信ができる。
ゲート64,72のそれぞれを介して高位ラウンドロビ
ン回路60及び低位ラウンドロビン回路62に抑止信号
として与えられており、現在出力している高位及び低位
の許可応答信号GNTHまたはGNTLを維持すること
でモジュール選択状態を固定し、リザーブ信号RSV0
が解除されるまでパケットの連続送信ができる。
【0029】リザーブ信号RSVによる送信先モジュー
ルのビジィ状態はモジュールモニタ回路56から出力さ
れるビジィ受信信号BSRY0を見ることで判断でき
る。モジュールモニタ回路56は 自己のリザーブ信号で相手先モジュールがビジィにあ
ること、 リザーブ要求を出す前に相手先モジュールが他のモジ
ュールからのリザーブ信号でビジィ状態にあること、 の2つを知ることができる。
ルのビジィ状態はモジュールモニタ回路56から出力さ
れるビジィ受信信号BSRY0を見ることで判断でき
る。モジュールモニタ回路56は 自己のリザーブ信号で相手先モジュールがビジィにあ
ること、 リザーブ要求を出す前に相手先モジュールが他のモジ
ュールからのリザーブ信号でビジィ状態にあること、 の2つを知ることができる。
【0030】まず、自己のリザーブ信号RSV0による
リザーブラッチのビジィ状態については、外部モジュー
ルからのビジィ信号BSY5とリザーブ判別回路52か
らのリザーブ信号RSV0との論理積をANDゲート8
8でとり、更にORゲート90を介してANDゲート9
2で高位要求信号RQH50との論理積をとることでビ
ジィ受信信号BSYR0がオンとなってビジィ状態にあ
ることを示す。
リザーブラッチのビジィ状態については、外部モジュー
ルからのビジィ信号BSY5とリザーブ判別回路52か
らのリザーブ信号RSV0との論理積をANDゲート8
8でとり、更にORゲート90を介してANDゲート9
2で高位要求信号RQH50との論理積をとることでビ
ジィ受信信号BSYR0がオンとなってビジィ状態にあ
ることを示す。
【0031】一方、相手先モジュール5が既に他のモジ
ュールからのリザーブ信号でビジィ状態にあるときに
は、インバータ96で反転したリザーブ解除状態の信号
とリザーブラッチ回路54からのリザーブラッチ信号R
SVD5との論理積をANDゲート98でとり、同様に
してORゲート90及びANDゲート92を介してビジ
ィ受信信号BSYR0をオンし、他のモジュールからの
リザーブ信号でビジィとなっていることを知ることがで
きる。
ュールからのリザーブ信号でビジィ状態にあるときに
は、インバータ96で反転したリザーブ解除状態の信号
とリザーブラッチ回路54からのリザーブラッチ信号R
SVD5との論理積をANDゲート98でとり、同様に
してORゲート90及びANDゲート92を介してビジ
ィ受信信号BSYR0をオンし、他のモジュールからの
リザーブ信号でビジィとなっていることを知ることがで
きる。
【0032】尚、図5は通信モジュール10−1を第1
モジュールとし、第5モジュールとしての通信モジュー
ル10−5にパケットを伝送する場合を例にとるもので
あったが、他のモジュール間でのパケット伝送について
も各モジュールに対応した同様の回路による要求応答の
判別、モジュール選択、リザーブラッチ、更にはモジュ
ールモニタが行われる。
モジュールとし、第5モジュールとしての通信モジュー
ル10−5にパケットを伝送する場合を例にとるもので
あったが、他のモジュール間でのパケット伝送について
も各モジュールに対応した同様の回路による要求応答の
判別、モジュール選択、リザーブラッチ、更にはモジュ
ールモニタが行われる。
【0033】次に図4(c)に示したテストパケットを
用いたバスアービタ14の障害検出処理を説明する。図
2の通信モジュール10−1,10−2にあっては、一
定時間毎に他の通信モジュールとの間でテストパケット
を順次送受信する。このテストパケットの送受信により
モジュール相互間でのパケット伝送に対しバスアービタ
14が正常に動作しているかどうかをテストすることが
できる。
用いたバスアービタ14の障害検出処理を説明する。図
2の通信モジュール10−1,10−2にあっては、一
定時間毎に他の通信モジュールとの間でテストパケット
を順次送受信する。このテストパケットの送受信により
モジュール相互間でのパケット伝送に対しバスアービタ
14が正常に動作しているかどうかをテストすることが
できる。
【0034】このようなテストパケットの送受信により
一定時間内にテストパケットが到達しない場合には、シ
ステム全体を診断モードに設定し、予め定めた順序に従
って図4(e)に示した診断パケットを送出する。この
診断パケットの送出は相手先のみならず、同時に送信元
の通信モジュールでもモニタしており、送信側での障害
の判定を行う。
一定時間内にテストパケットが到達しない場合には、シ
ステム全体を診断モードに設定し、予め定めた順序に従
って図4(e)に示した診断パケットを送出する。この
診断パケットの送出は相手先のみならず、同時に送信元
の通信モジュールでもモニタしており、送信側での障害
の判定を行う。
【0035】次に送信元となった通信モジュールは診断
パケットに対する相手先からの診断応答パケットを他の
全ての通信モジュールより受け取ることにより、他のモ
ジュール間でのアービトレーションと送受信機能の確認
を行う。このような診断処理によりアービトレーション
及びまたは送受信機能が確認できなかったモジュール間
の通信は、異常を検出したモジュールにおいて、以後、
使用しないように、論理的な切断処理により閉塞する。
パケットに対する相手先からの診断応答パケットを他の
全ての通信モジュールより受け取ることにより、他のモ
ジュール間でのアービトレーションと送受信機能の確認
を行う。このような診断処理によりアービトレーション
及びまたは送受信機能が確認できなかったモジュール間
の通信は、異常を検出したモジュールにおいて、以後、
使用しないように、論理的な切断処理により閉塞する。
【0036】診断処理で閉塞した通信パスはリセット信
号線44によるシステムのリセット時、即ち電源投入
時、またはオペレータによる操作時まで保持される。一
旦、リセットが行われると立ち上がり時に診断モードと
なり、診断パケットによるアービトレーション及び送受
信機能の確認が行われる。またリセット信号線44によ
る通信モジュールに対するリセットの際、実装されてい
ない通信モジュールについては、障害時と同じ扱いによ
り通信パスが閉塞される。
号線44によるシステムのリセット時、即ち電源投入
時、またはオペレータによる操作時まで保持される。一
旦、リセットが行われると立ち上がり時に診断モードと
なり、診断パケットによるアービトレーション及び送受
信機能の確認が行われる。またリセット信号線44によ
る通信モジュールに対するリセットの際、実装されてい
ない通信モジュールについては、障害時と同じ扱いによ
り通信パスが閉塞される。
【0037】更に、動作中に実装されていないモジュー
ル部分に新規に通信モジュールを追加した場合には、新
たに実装した通信モジュールからの一定時間毎のテスト
パケットの送受信によりモジュールをシステムに組み込
むようになる。尚、図5のモジュールモニタ回路56に
あっては、相手先の通信モジュールが他の通信モジュー
ルからのリザーブ信号により既にリザーブラッチされて
マルチプレクサを固定しているときにリザーブ要求を行
うと、その都度、モジュールモニタ回路56よりバッフ
ァビジィ受信信号BSYRを返してくることから、リザ
ーブ中の通信モジュールにおいては、このバッファビジ
ィ受信信号BSYRを相手先通信モジュールのバッファ
レディ信号として扱うことでパケット送出のタイミング
判定に用いるようにしてもよい。
ル部分に新規に通信モジュールを追加した場合には、新
たに実装した通信モジュールからの一定時間毎のテスト
パケットの送受信によりモジュールをシステムに組み込
むようになる。尚、図5のモジュールモニタ回路56に
あっては、相手先の通信モジュールが他の通信モジュー
ルからのリザーブ信号により既にリザーブラッチされて
マルチプレクサを固定しているときにリザーブ要求を行
うと、その都度、モジュールモニタ回路56よりバッフ
ァビジィ受信信号BSYRを返してくることから、リザ
ーブ中の通信モジュールにおいては、このバッファビジ
ィ受信信号BSYRを相手先通信モジュールのバッファ
レディ信号として扱うことでパケット送出のタイミング
判定に用いるようにしてもよい。
【0038】また、上記の実施例は5台の通信モジュー
ルを例にとるものであったが、モジュールの数は必要に
応じて適宜に定めることができる。
ルを例にとるものであったが、モジュールの数は必要に
応じて適宜に定めることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、複数の通信モジュール毎にシリアル転送を行う送信
回線を専用回線として割り当て、受信時にはマルチプレ
クサによる相手側を選択することでモジュール総数の2
倍の信号線があればシリアル転送バスの能力最大までを
各通信モジュールで使用することができ、転送バスの物
理量及びクロック周波数を同じとしたパラレル転送バス
に比べ大幅に転送能力を向上することができ、システム
性能を向上することができる。
ば、複数の通信モジュール毎にシリアル転送を行う送信
回線を専用回線として割り当て、受信時にはマルチプレ
クサによる相手側を選択することでモジュール総数の2
倍の信号線があればシリアル転送バスの能力最大までを
各通信モジュールで使用することができ、転送バスの物
理量及びクロック周波数を同じとしたパラレル転送バス
に比べ大幅に転送能力を向上することができ、システム
性能を向上することができる。
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の実施例構成図
【図3】図2のアービタインタフェースの信号説明図
【図4】図2のシリアル転送で使用するパケットフォー
マットの説明図
マットの説明図
【図5】図2のバスアービタの実施例を第1モジュール
から第5モジュールへ送信要求を行った場合を例にとっ
て示した実施例構成図
から第5モジュールへ送信要求を行った場合を例にとっ
て示した実施例構成図
10,10−1,10−2:通信モジュール 12:シリアルバス 14:バスアービタ(シリアルバス制御部) 16−1,16−2:アービタインタフェース 18−1,18−2:マルチプレクサ 20:MPU 22:システムストレージ(CS) 24:データバッファ 26:インタフェース制御部 28:バス制御部 30,40:パケットバッファ 32:並直変換部 34:送信器 36:受信器 38:直並変換部 44:リセット信号線 46:第1モジュール要求応答部 48:第5モジュール選択部 50:要求判別回路 52:リザーブ要求判別回路 54:モジュール許可応答回路 56:モジュールモニタ回路 60:高位ラウンドロビン回路(高位優先制御回路) 62:低位ラウンドロビン回路(低位優先制御回路) 64:リザーブラッチ回路 66,74,78,88,92,98:ANDゲート 70,72,76,80,90,93:ORゲート 82:ラッチ回路(RS−FF) 84,96:インバータ
Claims (3)
- 【請求項1】パケット通信を行う通信モジュール(1
0)と、 該通信モジュール(10)の数だけのシリアル回線を備
えたシリアルバス(12)と、 各通信モジュール(10)毎に設けられ、前記シリアル
バス(12)の中の自己に割当られた送信用のシリアル
回線を除く他のシリアルのいずれか1つを受信回線とし
て前記通信モジュールに選択接続するマルチプレクサ
(18)と、 前記通信モジュール(10)からの送信要求を受けた際
に、送信要求との競合を調整した後に送信元と送信先の
モジュール間の通信回線を形成するように送信元及び送
信先に設けた各マルチプレクサ(18)を選択制御する
シリアルバス制御部(14)と、を備えたことを特徴と
するデータ転送装置。 - 【請求項2】請求項1記載のデータ転送装置に於いて、
前記シリアルバス制御部(14)は、任意の通信モジュ
ールから同時に他の全ての通信モジュールを送信先とす
る修飾信号を付加した送信要求信号を受けた場合には、
送信元を除く全ての通信モジュールのマルチプレクサを
駆動して送信元に割当てられたシリアル回線を他の全て
の通信モジュールの受信側に接続することを特徴とする
データ転送装置。 - 【請求項3】請求項1記載のデータ転送装置に於いて、
各通信モジュールは特定の通信モジュールとのみ通信を
行いたい場合は送信要求信号と共にリザーブ信号を発行
し、前記シリアルバス制御部(14)は通信要求と同時
にリザーブ要求を受けた場合は、該リザーブ信号が解除
されるまで送信先モジュールのマルチプレクサの切換状
態を固定してシリアル回線を占有させることを特徴とす
るデータ転送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4256011A JPH06110831A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | データ転送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4256011A JPH06110831A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | データ転送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06110831A true JPH06110831A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17286674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4256011A Pending JPH06110831A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | データ転送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06110831A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100329460B1 (ko) * | 2000-02-09 | 2002-03-23 | 윤종용 | 디바이스간 통신에서 타임 슬롯 할당 방법 |
US8600177B2 (en) | 2010-03-31 | 2013-12-03 | Hitachi Consumer Electronics Co., Ltd | Image coding apparatus |
CN105335315A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-02-17 | 西安烽火电子科技有限责任公司 | 一种多串口数据的远距离传输装置及方法 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP4256011A patent/JPH06110831A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100329460B1 (ko) * | 2000-02-09 | 2002-03-23 | 윤종용 | 디바이스간 통신에서 타임 슬롯 할당 방법 |
US8600177B2 (en) | 2010-03-31 | 2013-12-03 | Hitachi Consumer Electronics Co., Ltd | Image coding apparatus |
CN105335315A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-02-17 | 西安烽火电子科技有限责任公司 | 一种多串口数据的远距离传输装置及方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030114 |