JP2666782B2 - 多重バス制御システム - Google Patents

多重バス制御システム

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JP2666782B2 JP19603395A JP19603395A JP2666782B2 JP 2666782 B2 JP2666782 B2 JP 2666782B2 JP 19603395 A JP19603395 A JP 19603395A JP 19603395 A JP19603395 A JP 19603395A JP 2666782 B2 JP2666782 B2 JP 2666782B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPUに接続されたバ
ス制御手段が複数の各バスコンバータを介して複数の各
バスに接続された多重バス制御システムに関し、特に各
バスに発行されたリードリクエストのレスポンスデータ
を効率よく受信することができる多重バス制御システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CPUが複数のバスコンバータを
介して複数のバスに接続されている構成のバス制御シス
テムでは、CPUからのリードリクエストは1つしか発
行されず、連続して複数のリードリクエストが発行され
る構成とはなっていなかった。つまり、CPUからのリ
クエストはバスコンバータのどちらか一方に対してのみ
発行されるのが一般的であった。
【0003】ところが、技術革新に伴い、最近のCPU
においては、連続して複数のリードリクエストを発行す
ることができるようになってきている。このような場合
には、CPUから複数のバスコンバータに対してリード
リクエストを連続して発行することが可能である。
【0004】しかしながら、従来のバス制御システムで
は、複数のバスコンバータに発行されたリードリクエス
トに対するデータレスポンスを受信する場合に、リクエ
ストの発行順序の追い越して(無視して)データレスポ
ンスを受信制御することを考慮していない。すなわち、
バスコンバータにリクエストを発行した順にデータレス
ポンスを受信する構成となっていた。そのため、あるバ
スコンバータでレスポンスデータを先に格納したにもか
かわらず、そのバスコンバータのリクエストの発行順序
の優先度が低い場合には、他の優先度の高いバスコンバ
ータからのデータレスポンスの送信が終了するまでレス
ポンスデータの送信待ちになることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の多重
バス制御システムでは、1つのリクエスタから複数のリ
ードリクエストが発行された場合に、それらのデータレ
スポンスを受信する順序が各バスコンバータに発行され
た順序に限定されてしまうため、先にデータが戻ってき
たバスコンバータの優先度の方が、他方の優先度よりも
低ければレスポンスデータの送信待ちの状態になる。す
なわち、他方のデータレスポンスが終わった後、データ
をリクエスタに送信するように制御されているので、効
率よくレスポンスデータを送信できないという問題があ
った。
【0006】本発明は、上記従来の欠点を解決するため
なされたもので、各バスコンバータからのデータレスポ
ンスの受付順を固定せず、極力レスポンス待ちにならな
いように効率よくリクエスト側が受信できる多重バス制
御システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、CPUに接続されたバス制御手段が複数の各バス
コンバータを介して複数の各バスに接続され、CPUが
バス制御手段に連続して異なるバスに対するリードリク
エストを発行可能な多重バス制御システムにおいて、前
記バス制御手段は、前記各バスコンバータからバスへリ
クエストが発行されたことを示すリクエスト発行信号を
前記バスコンバータより受信し、該リクエスト発行信号
の受信順を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶され
たリクエスト発行信号の受信順に従って、前記各バスコ
ンバータに対してレスポンス発行の許可を与える発行許
可手段とを具備し、前記各バスコンバータは、前記バス
制御手段から受信したリクエストをバスに対して発行し
た際に、前記バス制御手段にリクエスト発行信号を送信
する送信手段とを具備する構成としている。
【0008】好ましい態様では、上記システムにおい
て、前記各バスコンバータは、前記バス制御手段からレ
スポンス発行の許可が与えられたとき、バスから受けた
リクエストデータを前記バス制御手段に受け渡す手段を
備える構成としている。
【0009】好ましい態様では、上記システムにおい
て、前記各バスコンバータは、バスからレスポンスデー
タを当該バスコンバーター内に格納した際に、レスポン
スデータを格納したこと示すデータ格納信号をバス制御
手段に通知する手段をさらに具備し、前記バス制御手段
は、前記データ格納信号を受信して、レスポンスデータ
格納が完了しているバスコンバータを記憶する第2の記
憶手段を具備し、リクエスト発行信号とデータ格納信号
の受信結果に応じた所定のバスコンバータにレスポンス
発行の許可を与える構成としている。
【0010】好ましい態様では、上記システムにおい
て、前記バス制御手段は、リクエスト発行信号の発行順
にかかわらず、前記第2の記憶手段に記憶されたデータ
格納信号の受付順を優先させて、前記所定のバスコンバ
ータにレスポンス発行の許可を与える構成としている。
【0011】
【作用】本発明では、それぞれのバスコンバータに連続
してリードリクエストが発行されたときに、データレス
ポンスの受付け順を、バス制御手段がバスコンバータへ
リクエストを発行した順ではなく、バスコンバータがバ
スにリクエストを発行した順としている。すなわち、一
方のバスコンバータが先にバス制御手段からリードリク
エストを受けたがバスが使用中でリクエストをバスに発
行できずに待っていたため、他方のバスコンバータの方
が先にリクエストをバスに発行でき、他方のバスコンバ
ータの方がバスから先にデータレスポンスを受けた場合
であっても、他方のバスコンバータの方が先にバス制御
手段にデータレスポンスを受け渡すことができるからで
ある。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例に係る多重バ
ス制御システムの構成を示すブロック図である。
【0014】同図に示す多重バス制御システムは、2本
のバス1、2を有する。各バス1、2には、CPU10
0の他に、主記憶装置110や入出力装置111等が接
続されている。CPU100は、バス制御手段101及
びバスコンバータ104−1を介してバス1に接続さ
れ、またバス制御手段101及びバスコンバータ104
−2を介してバス2に接続されている。
【0015】CPU100は、バス1、2を介して主記
憶装置110や入出力装置111等に複数のリードリク
エストを発行することができる。
【0016】バス制御手段101は、リクエスト発行信
号受信順記憶手段102とレスポンス発行許可手段10
3を含んでいる。バス制御手段101は、CPU100
からのリクエストアドレスを参照することで、どちらの
バスコンバータ104−1、104−2にリクエストを
発行するかを判断して、CPU100とバスコンバータ
104−1、104−2間のデータ転送制御を行ってい
る。
【0017】ここで、リクエスト発行信号受信順記憶手
段102は、各バスコンバータ104−1、104−2
が送信してくるリクエスト発行信号を受信して、どちら
のバスコンバータ104−1、104−2からリクエス
ト発行信号が送信されたかを記憶している。レスポンス
発行許可手段103は、バスコンバータ104−1、1
04−2から発行されたリードリクエスト発行信号に対
し、バスコンバータ104−1、104−2にレスポン
ス許可信号を発行する。
【0018】レスポンス許可信号は、バスコンバータ1
04−1、104−2がバス制御手段101に対してレ
スポンスデータを送信することを許可する信号である。
このレスポンス許可信号は、リクエスト発行信号受信記
憶手段102にあるリクエスト発行信号の受信順に従っ
て各バスコンバータ104−1、104−2に送信され
る。すなわち、バスコンバータ104−1、バスコンバ
ータ104−2の順にリクエスト発行信号が受信されれ
ば、バスコンバータ104−1、バスコンバータ104
−2の順にレスポンス許可信号が送信され、バスコンバ
ータ104−2、バスコンバータ104−1の順にリク
エスト発行信号が受信されれば、バスコンバータ104
−2、バスコンバータ104−1の順にレスポンス許可
信号が送信される。
【0019】バスコンバータ104−1、104−2
は、リクエスト発行信号送信手段105−1、105−
2を含んでいる。バスコンバータ104−1、104−
2は、バス制御手段101からのリクエストをバス1、
2を介して主記憶装置110や入出力装置111等に発
行し、バス制御手段101からレスポンス許可信号を受
信した場合にバス1、2から受け取ったレスポンスデー
タをバス制御手段101に転送する。リクエスト発行信
号送信手段105−1、105−2は、バスコンバータ
104−1、104−2がバス制御手段101からのリ
クエストをバス1、2上に発行することができた場合
に、その旨をリクエスト発行信号としてバス制御手段1
01に通知する。
【0020】次に、このように構成された多重バス制御
システムの動作を説明する。まず、CPU100からバ
ス制御手段101にリードリクエストが発行される。バ
ス制御手段101は、そのリクエストのアドレスを見て
どちらのバスにリクエストを出すべきか判断し、例えば
バス1側のアドレスであったとすると、バスコンバータ
104−1にリクエストを発行する。
【0021】バスコンバータ104−1は、バス1の使
用権を獲得して、リクエストをバス上に発行する。これ
と同時に、バスコンバータ104−1内のリクエスト発
行信号送信手段105−1が、バス制御手段101へリ
クエスト発行信号を送信してリクエストがバス1上に出
たことを通知する。
【0022】そして、バス1上にのせられたリクエスト
は、記憶装置110または入出力装置111に取り込ま
れて、それぞれの応答時間でレスポンスデータをバス1
上に返してくるので、バスコンバータ104−1は、そ
れらのレスポンスデータを格納する。
【0023】このとき既にレスポンス発行許可手段10
3がリクエスト発行信号受信順記憶手段102を参照し
てレスポンス許可信号をバスコンバータ104−1に送
信しているので、バスコンバータ104−1は、バス制
御手段101にデータを転送することになる。
【0024】その後、バス制御手段101がCPU10
0にデータを転送して一連の処理が終了する。
【0025】次に、CPU100が、バス制御手段10
1に連続してリードリクエストを発行し、それぞれのリ
クエストアドレスが、バス1側のアドレス、バス2側の
アドレスであった場合の動作を説明する。
【0026】この場合、各リードリクエストは、バス制
御手段101からそれぞれのバスコンバータ104−
1、104−2に順次発行される。
【0027】そして、各バスコンバータ104104−
1、104−2は、各々でバス1、2の使用権を獲得し
て、バス1、2上にリクエストを発行し、それと同時に
それぞれリクエスト発行信号をバス制御手段101に送
信する。
【0028】このとき、バス制御手段101では、リク
エスト発行信号を受信した順番をリクエスト発行信号受
信順記憶手段102において記憶している。レスポンス
発行許可手段103は、リクエスト発行信号受信順記憶
手段102内のリクエスト発行信号の受信順を参照し
て、どちらのバスコンバータ104−1、104−2か
らのリクエスト発行信号を先に受信したかを確認してレ
スポンス許可信号をバスコンバータ104−1または1
04−2に送信する。例えばバスコンバータ104−1
から先にリクエスト発行信号を受信したのであればバス
コンバータ104−1にレスポンス許可信号を送信す
る。
【0029】レスポンス許可信号を受信したバスコンバ
ータ104−1は、バス1からレスポンスデータを格納
すると、格納したレスポンスデータをバス制御手段10
1に転送する。
【0030】転送が終了すると、リクエスト発行信号受
信順記憶手段102は、リクエスト発行信号の受信順か
らバスコンバータ104−1を外す。これによって、レ
スポンス発行許可手段103は、次にバスコンバータ1
04−2にレスポンス許可信号を送信する。
【0031】バスコンバータ104−2は、バス2から
レスポンスデータを格納すると、格納したレスポンスデ
ータをバス制御手段101に転送する。
【0032】そして、転送が終了すると、この時点でリ
クエスト発行信号順記憶手段102の内容は、保留中の
リクエストがなくなったことを示すこととなる。これに
よって、レスポンス発行許可手段103は、レスポンス
許可信号をどちらにも送信しなくなる。以上に示す様な
手順でリクエストは、処理される。
【0033】このように本実施例の多重バス制御システ
ムでは、それぞれのバスコンバータ104−1、104
−2に連続してリードリクエストが発行されたときに、
データレスポンスの受付け順を、バス制御手段101が
バスコンバータ104−1、104−2へリクエストを
発行した順ではなく、バスコンバータ104−1、10
4−2がバス1、2にリクエストを発行した順としたの
で、効率よいデータ転送を行うことが可能となる。
【0034】すなわち、例えばバスコンバータ104−
1が先にバス制御手段101からリードリクエストを受
けたがバス1が使用中でリクエストをバス1に発行する
ことができず待ち状態となっていたため、バスコンバー
タ104−2の方が先にリクエストをバス2に発行で
き、バスコンバータ104−2の方がバス2から先にデ
ータレスポンスを受けた場合であっても、バスコンバー
タ104−2の方が先にバス制御手段101にデータレ
スポンスを受け渡すことができるからである。
【0035】図2は本発明の第2の実施例に係る多重バ
ス制御システムの構成を示すブロック図である。図2に
おいて、符号100〜105及び、110、111の要
素については、第1の実施例で説明したものとほぼ同じ
で、バス制御手段101に新たにデータ格納順記憶手段
106が含まれ、バスコンバータ104には新たにデー
タ格納信号送信手段107が含まれている点が図1に示
した多重バス制御システムと異なる。
【0036】データ格納順記憶手段106は、各バスコ
ンバータ104−1、104−2が送信してくるデータ
格納信号を受信して、どのバスコンバータ104−1、
104−2がレスポンスデータを格納中かを記憶してい
る。
【0037】データ格納信号送信手段107は、バス
1、2からのレスポンスデータをバスコンバータ104
−1、104−2が格納した場合に、その旨をデータ格
納信号としてバス制御手段101に通知する。
【0038】次に、このように構成された多重バス制御
システムの動作を説明する。
【0039】上述した実施例と同様にCPU100がバ
ス制御手段101に連続してリードリクエストを発行
し、それぞれのリクエストアドレスが、バス1側のアド
レス、バス2側のアドレスであった場合、各リクエスト
は、それぞれのバスコンバータ104−1、104−2
に順次発行される。
【0040】そして、各バスコンバータ104−1、1
04−2は、各々バス1、2の使用権を獲得して、バス
1、2上にリクエストを発行し、それと同時にバス制御
手段101にリクエスト発行信号を送信する。
【0041】このとき、リクエスト発行信号受信順記憶
手段102は、バス制御手段101においてリクエスト
発行信号を受信した順番を記憶している。レスポンス発
行許可手段103は、リクエスト発行信号受信順記憶手
段102のリクエスト発行信号の受信順を参照して、ど
ちらのバスコンバータ104−1、104−2からリク
エスト発行信号を先に受信したかを確認し、先に受信し
たバスコンバータ104−1、104−2にレスポンス
許可信号を送信する。
【0042】ここで、バス1、2へのリクエストは、バ
スコンバータ104−2の方がバスコンバータ104−
1より後にバス2上に発行したが、データレスポンス
は、バスコンバータ104−2の方がバスコンバータ1
04−1より先にバス2から返送された場合を想定す
る。
【0043】上述した第1の実施例のシステム構成で
は、バスコンバータ104−2は、レスポンス許可信号
を受信していないので、このままではバス制御手段10
1にデータレスポンスを転送できず、レスポンス待ち状
態になる。これに対して、第2の実施例のシステム構成
では、以下のように動作する。
【0044】すなわち、バスコンバータ104−2内の
データ格納信号送信手段107−2が、バスコンバータ
104−2にレスポンスデータを格納した時点でデータ
格納信号をバス制御手段101に送信することにより、
データ格納順記憶手段106に対しバスコンバータ10
4−2内にレスポンスデータが格納されている情報を記
憶させる。
【0045】その情報を参照したレスポンス発行許可手
段103は、リクエスト発行信号の受付順が遅くてもデ
ータを格納しているバスコンバータ104−2の優先度
を上げて、バスコンバータ104−1へのレスポンス許
可信号の送信を中断して、バスコンバータ104−2に
送信を切り替える。
【0046】レスポンス許可信号を受信したバスコンバ
ータ104−2は、格納されているレスポンスデータを
バス制御手段101に転送する。
【0047】転送が終了すると、リクエスト発行信号受
信順記憶手段102は、リクエスト発行信号の受信順か
らバスコンバータ104−2を外す。これにより、レス
ポンス発行許可手段103は、バスコンバータ104−
1にレスポンス許可信号を送信する。
【0048】バスコンバータ104−1は、バスからの
レスポンスデータが送られてくると、そのレスポンスデ
ータをバス制御手段101に転送する。
【0049】そして、転送が終了した時点で、リクエス
ト発行信号受信順記憶手段102の内容は、保留中のリ
クエストがなくなったことを示している。これにより、
レスポンス発行許可手段103は、レスポンス許可信号
をどちらのバスコンバータにも送信しなくなる。
【0050】また、データ格納信号をバス制御手段10
1が、各バスコンバータ104−1、104−2から同
時に受信した場合、バス制御手段101は、リクエスト
発行信号を受信した順にレスポンス許可信号を送信す
る。以上に示す様な手順でリクエストは、処理される。
【0051】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ない。例えば上述した実施例では、いずれもバスが2本
であったが、バスが3本以上であっても本発明を適用す
ることができる。この場合、本発明に係る構成を有する
バスコンバータがバスの本数分必要である。
【0052】また、上述した実施例では、バスに接続さ
れる周辺機器として主記憶装置や入力装置を示したが、
他の周辺機器がバスに接続された場合であっても勿論本
発明を適用することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1及び3記載
の本発明では、それぞれのバスコンバータに連続してリ
ードリクエストが発行されたときに、データレスポンス
の受付け順を、バス制御手段がバスコンバータへのリク
エストを発行した順ではなく、バスコンバータがバスに
リクエストを発行した順とし、バスが使用中でリクエス
トをバスに発行できずに待っているバスコンバータのデ
ータレスポンス受付優先度を低くすることで、効率よい
データ転送を行うことができる。
【0054】また、請求項2記載の本発明では、それぞ
れのバスコンバータに連続してリードリクエストが発行
されたときに、データレスポンスの受付順を、バス制御
手段がバスコンバータへのリクエストを発行した順では
なく、バスコンバータがバスにリクエストを発行した順
を前提として、さらにバスコンバータにレスポンスデー
タを先に格納した側を優先することで、バスが使用中で
リクエストをバスに発行できずに待っているバスコンバ
ータのデータレスポンス受付優先度を低くし、次に優先
度の低いバスコンバータでも先にレスポンスデータを格
納した場合に優先度を逆転させることで、効率よいデー
タ転送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る多重バス制御シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る多重バス制御シス
テムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 CPU 101 バス制御手段 102 リクエスト発行信号受信順記憶手段 103 レスポンス発行許可手段 104−1、104−2 バスコンバータ 105−1、105−2 リクエスト発行信号送信手
段 110 主記憶装置 111 入出力装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUに接続されたバス制御手段が複数
    の各バスコンバータを介して複数の各バスに接続され、
    CPUがバス制御手段に連続して異なるバスに対するリ
    ードリクエストを発行可能な多重バス制御システムにお
    いて、 前記バス制御手段は、前記各バスコンバータからバスへ
    リクエストが発行されたことを示すリクエスト発行信号
    を前記バスコンバータより受信し、該リクエスト発行信
    号の受信順を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶さ
    れたリクエスト発行信号の受信順に従って、前記各バス
    コンバータに対してレスポンス発行の許可を与える発行
    許可手段とを具備し、 前記各バスコンバータは、前記バス制御手段から受信し
    たリクエストをバスに対して発行した際に、前記バス制
    御手段にリクエスト発行信号を送信する送信手段とを具
    備することを特徴とする多重バス制御システム。
  2. 【請求項2】 前記各バスコンバータは、前記バス制御
    手段からレスポンス発行の許可が与えられたとき、バス
    から受けたリクエストデータを前記バス制御手段に受け
    渡す手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の多
    重バス制御システム。
  3. 【請求項3】 前記各バスコンバータは、バスからレス
    ポンスデータを当該バスコンバーター内に格納した際
    に、レスポンスデータを格納したこと示すデータ格納信
    号をバス制御手段に通知する手段をさらに具備し、 前記バス制御手段は、前記データ格納信号を受信して、
    レスポンスデータ格納が完了しているバスコンバータを
    記憶する第2の記憶手段を具備し、リクエスト発行信号
    とデータ格納信号の受信結果に応じた所定のバスコンバ
    ータにレスポンス発行の許可を与えることを特徴とする
    請求項1または2に記載の多重バス制御システム。
  4. 【請求項4】 前記バス制御手段は、リクエスト発行信
    号の発行順にかかわらず、前記第2の記憶手段に記憶さ
    れたデータ格納信号の受付順を優先させて、前記所定の
    バスコンバータにレスポンス発行の許可を与えることを
    特徴とする請求項3に記載の多重バス制御システム。
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