JP2000132500A - データ転送システム - Google Patents

データ転送システム

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JP2000132500A
JP2000132500A JP10302999A JP30299998A JP2000132500A JP 2000132500 A JP2000132500 A JP 2000132500A JP 10302999 A JP10302999 A JP 10302999A JP 30299998 A JP30299998 A JP 30299998A JP 2000132500 A JP2000132500 A JP 2000132500A
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JP
Japan
Prior art keywords
data
module
interrupt
signal line
interrupt access
Prior art date
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Pending
Application number
JP10302999A
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English (en)
Inventor
Kenichi Morimoto
憲一 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優先して伝送すべきデータを伝送効率良く転
送する。 【解決手段】 モジュール間でデータを伝送するバス回
路に割込みアクセス信号線を設け、該割込みアクセス信
号線に割込みアクセス信号を供給することにより進行中
のデータ伝送に割込みをかけて優先するデータを伝送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テム等においてデータを転送するデータ転送システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】バス回路は、周知のようにコンピュータ
システム等の内部バスシステムや外部バスシステムを物
理的に構成する回路である。コンピュータシステム等の
データ転送システムでは、バス回路の使用効率を上げる
ために、データ転送をバースト転送する場合がある。1
回のバースト転送によって大量のデータを転送すれば、
バス回路を効率良く使用することができるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1回のバース
ト転送において長時間に亘ってバス回路を占有すると、
他のデータ伝送が、進行中のバースト転送が終了するま
で待たされることとなり、全体的なデータ転送効率が低
下する。伝送しようとするデータの中には、割込み処理
等、迅速に伝送しなければならないものもある。
【0004】そこで、従来では1回のバースト転送量を
制限し(例えば16ワード程度)、1つのバスマスタが
長時間に亘ってバス回路を占有することなく、他のバス
マスタにバス回路の使用機会を与えるようにしている。
しかしながら、大量のデータを転送する必要があるシス
テムにおいては、バースト転送が細切れにされるため、
データ転送効率が落ちるという問題点がある。例えば、
映像や音声に係わるデータは比較的膨大な情報量を有し
ており、一度に大量のデータを転送する場合が多い。
【0005】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、優先して伝送すべきデータを伝送効率良く転
送することが可能なデータ転送システムの提供を目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、第1の手段として、モジュール間でデ
ータを伝送するバス回路に割込みアクセス信号線を設
け、該割込みアクセス信号線に割込みアクセス信号を供
給することにより進行中のデータ伝送に割込みをかけて
優先するデータを伝送するという手段を採用する。
【0007】また、第2の手段として、モジュール間で
データを伝送するバス回路に複数の割込みアクセス信号
線を設け、該割込みアクセス信号線に割込みアクセス信
号を供給することにより進行中のデータ伝送に多重割込
みをかけて優先するデータを伝送するという手段を採用
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係わるデータ転送システムの実施形態について説明す
る。
【0009】〔第1実施形態〕図1は、第1実施形態の
データ転送システムの機能構成を示すシステム構成図で
ある。この図に示すように、本バス回路Aは、アドレス
・データ信号線1と割込みアクセス信号線2とから構成
されている。また、モジュールM1〜M3は、当該バス回
路Aの使用単位であり、バス回路Aにそれぞれ並列接続
されている。これらモジュールM1〜M3は、例えばバス
マスタであり、基本的な構成は同一である。
【0010】したがって、以下ではモジュールM1を取
り上げ、その詳細構成を説明する。モジュールM1は、
モジュール本体回路3、バスインタフェース回路4、ア
ドレス・データ駆動バッファ5とから構成されている。
モジュール本体回路3は、バスインタフェース回路4に
伝送しようとするデータを出力する。また、モジュール
本体回路3には、バスインタフェース回路4を介して他
のモジュールM2,M3から送られてきたデータが入力さ
れるようになっている。
【0011】バスインタフェース回路4は、バスシステ
ムのシーケンスに従って上記アドレス・データ信号線1
及び割込みアクセス信号線2へのアクセスを制御するも
のである。このバスインタフェース回路4は、割込みア
クセス信号線2については直接アクセスし、アドレス・
データ信号線1についてはアドレス・データ駆動バッフ
ァ5を介してアクセスするようになっている。アドレス
・データ駆動バッファ5は、アドレス・データ信号線1
を駆動するためのものである。
【0012】また、バス調停器6と上記バスインタフェ
ース回路4との間には、バスインタフェース回路4がバ
ス調停器6にバスアクセスを要求するアクセス要求信号
線7、バス調停器6がバスインタフェース回路4に要求
されたアクセスを許可するアクセス許可信号線8、バス
インタフェース回路4がバス調停器6に割込みアクセス
を要求する割込みアクセス要求信号線9、及びバス調停
器6がバスインタフェース回路4に割込み要求を許可す
る割込みアクセス許可信号線10が設けられている。
【0013】バス調停器6は、モジュールM1〜M3から
入力されるアクセス要求に対して、特定のモジュールに
偏らないようにアクセス許可信号を出力する。ただし、
バス回路Aを使用する用途によっては、モジュールM1
〜M3間に許可優先順位を設けてもよい。
【0014】次に、このように構成されたデータ転送シ
ステムAの動作について説明する。図2は、この場合に
おけるバースト転送のタイミング図である。この図に示
すように、モジュールM1のバスインタフェース回路4
は、まずアクセス要求信号をアクセス要求信号線7に出
力し、バス調停器6に対してアドレス・データ信号線1
へのアクセスを要求する。
【0015】バス調停器6は、例えばバス回路Aが空き
状態となり、モジュールM1がバス回路Aを使用しても
良い状況になると、アクセス許可信号をアクセス許可信
号線8に出力し、バスインタフェース回路4にモジュー
ルM1によるアドレス・データ信号線1へのアクセスを
許可する。このアクセス許可信号を受信すると、バスイ
ンタフェース回路4は、アドレス・データ駆動バッファ
5を介してアドレス・データ信号線1を駆動し、モジュ
ールM2にアドレスを指定してデータ1〜nのバースト
転送を行う。
【0016】続いて、このようにしてモジュールM1が
モジュールM2にバースト転送を行っている最中に、モ
ジュールM3がモジュールM4に対してアクセスを行う場
合の伝送タイミングを図3に示す。なお、モジュールM
1がモジュールM2に対してバースト転送を開始するまで
の手順は、上記図2と同様である。
【0017】この場合に、モジュールM3は、まず割込
みアクセス要求信号を割込みアクセス要求信号線9出力
し、バス調停器6に対して割込みアクセス信号線2への
アクセスを要求する。バス調停器6は、他のモジュール
M1,M2,M4による割込みアクセスが実行されてなけ
れば、割込みアクセス許可信号を割込みアクセス許可信
号線10に出力し、モジュールM3に対して割込みアク
セス信号線2へのアクセスを許可する。
【0018】この割込みアクセス許可信号を受信する
と、モジュールM3は、割込みアクセス信号を割込みア
クセス信号線2に出力し、当該割込みアクセス信号線2
をアクティブ状態とする。この結果、モジュールM1
は、割込みアクセス信号線2がアクティブ状態に移行し
たことを検知すると、上述したモジュールM2へのバー
スト転送をデータ2までとして中断し、アドレス・デー
タ信号線1を開放する。
【0019】一方、モジュールM3は、このようにして
開放されたアドレス・データ信号線1を駆動することに
より、モジュールM4に対してアドレスを指定してデー
タ1のバースト転送を行う。そして、このモジュールM
4へのバースト転送が完了すると、アドレス・データ信
号線1を開放するとともに、割込みアクセス信号の出力
を停止して割込みアクセス信号線2を非アクティブ状態
とする。この結果、モジュールM1は、割込みアクセス
信号線2が非アクティブ状態に移行したことを検知する
と、中断していたモジュールM2へのデータ3〜nのバ
ースト転送を再開する。
【0020】このように本実施形態によれば、割込みア
クセス信号を割込みアクセス信号線2に供給することに
より、該割込みアクセス信号線2がアクティブ状態とな
り、進行中のモジュールM1からモジュールM2へのバー
スト転送に対して、モジュールM3からモジュールM4へ
のバースト転送が優先して行われる。そして、モジュー
ルM3からモジュールM4へのバースト転送が完了する
と、割込みアクセス信号線2が非アクティブ状態とされ
て、モジュールM1からモジュールM2へのバースト転送
が再開される。
【0021】したがって、モジュールM1が長期間に渡
ってバースト転送を行っている状態においても、他のモ
ジュールM3は、モジュールM1による長期間のバースト
転送が終了するのを待つことなしに、迅速なバースト転
送を行うことができ、かつモジュールM1によるバース
ト転送の中断によるペナルティも最小限とすることがで
きる。
【0022】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態について、図4に示すシステム構成図を参照して説
明する。本実施形態は、バス回路A’に2本の割込みア
クセス信号線2A,2Bを設け、独立して設けられたア
クセス信号線2A,2Bにアクセスすることにより割込
みによるバースト転送を行うものである。なお、この他
の構成は、上記第1実施形態と同様であり、ここでの説
明を省略する。
【0023】本実施形態では、2本の割込みアクセス信
号線2A,2Bを備えることにより、二重に割込みアク
セスを行うことができる。すなわち、モジュールM1が
モジュールM2に対してバースト転送を行っている最中
に、モジュールM3はアクセス信号線2Aに割込みアク
セス信号を送出してモジュールM4に対して割込みによ
るバースト転送を行い、さらにその最中にモジュールM
5がアクセス信号線2Bに割込みアクセス信号を送出す
ることによりバースト転送を行うことができる。したが
って、割込みによるモジュールM3のバースト転送より
も、モジュールM5によるバースト転送をさらに優先し
て行うことができる。
【0024】なお、割込みアクセス信号線をさらに追加
しても良く、割込みアクセス信号線の本数に応じて多重
に割込みによるバースト転送を行うことが可能となる。
さらに、上記各実施形態では、アドレス・データ信号線
1をアドレスの送信とデータの転送とに共有している場
合について説明したが、本発明は、独立したアドレス線
とデータ線とを有するデータ転送システムにもに適用す
ることが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるデ
ータ転送システムは、以下のような効果を奏する。 (1)モジュール間でデータを伝送するバス回路に割込
みアクセス信号線を設け、該割込みアクセス信号線に割
込みアクセス信号を供給することにより進行中のデータ
伝送に割込みをかけて優先するデータを伝送するので、
優先して伝送すべきデータを割込みによって伝送効率良
く伝送することができる。また、割込みが解除された場
合には、割込みによって中断されたデータ伝送が速やか
に復帰するので、データ伝送の中断による障害を最小限
に抑えることができる。
【0026】(2)また、モジュール間でデータを伝送
するバス回路に複数の割込みアクセス信号線を設け、該
割込みアクセス信号線に割込みアクセス信号を供給する
ことにより進行中のデータ伝送に多重割込みをかけて優
先するデータを伝送するので、割込みによるデータ伝送
に対して、さらに優先すべきデータを多重的に割込みを
かけて伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の機能構成を示すシス
テム構成図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の動作を説明するため
の第1のタイミングチャートである。
【図3】 本発明の第1実施形態の動作を説明するため
の第2のタイミングチャートである。
【図4】 本発明の第2実施形態の機能構成を示すシス
テム構成図である。
【符号の説明】
1……アドレス・データ信号線 2,2A,2B……割込みアクセス信号線 3……モジュール本体回路 4……バスインタフェース回路 5……アドレス・データ駆動バッファ 6……バス調停器 7……アクセス要求信号線 8……アクセス許可信号線 9……割込みアクセス要求信号線 10……割込みアクセス許可信号線 A,A’……バス回路 M1〜M5……モジュール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュール(M1〜M4)間でデータを伝
    送するバス回路(A)に割込みアクセス信号線(2)を
    設け、該割込みアクセス信号線に割込みアクセス信号を
    供給することにより進行中のデータ伝送に割込みをかけ
    て優先するデータを伝送することを特徴とするデータ転
    送システム。
  2. 【請求項2】 モジュール(M1〜M5)間でデータを伝
    送するバス回路(A’)に複数の割込みアクセス信号線
    (2A,2B)を設け、該割込みアクセス信号線に割込
    みアクセス信号を供給することにより進行中のデータ伝
    送に多重割込みをかけて優先するデータを伝送すること
    を特徴とするデータ転送システム。
JP10302999A 1998-10-23 1998-10-23 データ転送システム Pending JP2000132500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10302999A JP2000132500A (ja) 1998-10-23 1998-10-23 データ転送システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP10302999A JP2000132500A (ja) 1998-10-23 1998-10-23 データ転送システム

Publications (1)

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JP2000132500A true JP2000132500A (ja) 2000-05-12

Family

ID=17915729

Family Applications (1)

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JP10302999A Pending JP2000132500A (ja) 1998-10-23 1998-10-23 データ転送システム

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JP (1) JP2000132500A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002055941A (ja) * 2000-07-17 2002-02-20 Arm Ltd データ処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002055941A (ja) * 2000-07-17 2002-02-20 Arm Ltd データ処理装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020813