JPH0611069U - 帰零式積算計の帰零装置 - Google Patents

帰零式積算計の帰零装置

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JPH0611069U
JPH0611069U JP5175992U JP5175992U JPH0611069U JP H0611069 U JPH0611069 U JP H0611069U JP 5175992 U JP5175992 U JP 5175992U JP 5175992 U JP5175992 U JP 5175992U JP H0611069 U JPH0611069 U JP H0611069U
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桂司 鶴巻
浩一 佐藤
優 岩橋
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リセット軸を確実に保持しながら組み付け作
業を容易にする。 【構成】 フレ−ム1に上部保持片2と下部保持変片3
とを設ける。リセット軸6に帰零レバ−7を固定する。
帰零レバ−7には溝部11を設ける。溝部11には弾性変形
可能な一対のガイド部12を設けるとともに、ガイド部12
の先端部内方に突部12aを形成して小径部13を設ける。
下方にコイルバネ14を配したリセット軸6を矢印A方向
から各保持孔4,5に挿入し、固定部8を保持孔4に挿
通状態で固定部8と下部保持片3間にコイルバネ14を位
置させる。リセット軸6を零復帰部材15の作動ア−ム21
側へ回動させて溝部11に作動ア−ム21を嵌入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車,オートバイ等の車両に備えられる帰零式積算計の帰 零装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種の装置としては、上方保持片及び下方保持片とからなるコ字状 のフレームに保持孔を形成し、この各保持孔を介してリセット軸を摺動可能に保 持させ、このリセット軸に帰零レバーをEリング等の固定部材を嵌着して固定す るとともに、コ字状フレーム内方で帰零レバーよりも下方に位置するリセット軸 部分に、このリセット軸を常に反押圧方向に弾発付勢するコイルバネ等の付勢部 材を介在させてリセット軸を押圧操作可能とし、リセット軸の押圧により、帰零 レバーが数字輪等のカウンタ機構側に設けられたハートカム,このハートカムと 嵌合する帰零用の腕片,この腕片と一体に形成された帰零軸等より構成された周 知の零復帰部材を作動させるアームを作動させ、帰零式積算計の帰零を可能とす るものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記帰零装置は、コ字状フレームの各保持孔にリセット軸を挿 通するとともに、コ字状のフレーム内方に位置するリセット軸に帰零レバーをE リングを介して固定しているため、リセット軸を組み付ける際、事前に帰零レバ ーをリセット軸に固定しておくことができず、組み付け作業性の低下を招いてい た。
【0004】 この点を考慮して、例えば実開平3−41372号公報には、コ字状のフレー ムに挿通することを止め、フレーム下面に設けた保持孔と、帰零レバーに設けた 第1のガイド部及びフレーム下面に設けられ第1のガイドを軸方向に規制する第 2のガイド部からなる規制手段とで、リセット軸を保持可能としたことにより、 リセット軸の組み付けを簡単にしたものが開示されているが、規制手段を設ける ため構造が複雑になりやすく、帰零レバーから位置規制用の第1のガイド部を突 き出し形成しているため組み付け時に第1のガイド部を位置合わせしなければな らず、無理な力が加わったとき第1のガイド部が折れてしまいやすいという問題 点を有している。
【0005】 本考案は上述の問題点を解消するためになされたもので、帰零レバーに位置規 制用の手段等を設けることなく、零復帰部材の作動アームを帰零レバー嵌入する のみでリセット軸が確実に保持されて組み付け作業性が良好な帰零式積算計を提 供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、フレームに上部保持片と下部保持片とからなる一対に保持片を設け 、この各保持片に摺動可能に軸支されたリセット軸と、このリセット軸に固定さ れた帰零レバーと、前記フレームの前記保持片間に配設され前記リセット軸を常 時反押圧方向に弾発付勢する付勢部材とを有し、前記リセット軸を押圧すること により前記帰零レバーが零復帰部材の作動アームを作動させて零復帰を行う帰零 式積算計の帰零装置であって、前記帰零レバーに前記零復帰部材の作動アームを 嵌入する溝部と、この溝部に前記作動アームを案内する弾性を有したガイド部と 、このガイド部に前記作動アームを抜け止め保持する小径部を設けるとともに、 前記帰零レバーの前記リセット軸への固定部を上部保持片に挿通可能に設け、こ の帰零レバーの固定部と前記下部保持片との間に前記付勢部材を配して前記リセ ット軸を取付固定したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、予め帰零レバーが固定されたリセット軸をリセット軸の下端 からフレームの一対の保持片に挿通して回動させることにより、帰零レバーの溝 部に零復帰部材の作動アームが嵌入されるとともに、小径部により抜け止め保持 される。
【0008】
【実施例】
図1から図4は本考案の第1実施例を示している。図1において、1は合成樹 脂等より成るフレームであり、このフレーム1の側面には上部保持片2と下部保 持片3とが一体に突出形成されており、各保持片2,3には後述するリセット軸 を摺動可能に軸支するために保持孔4,5が夫々形成されている。なお、各保持 片2,3はコ字状の金属片により形成し、この金属片をフレ−ム1に固定しても 良い。
【0009】 6はリセット軸であって、このリセット軸6には帰零レバー7が固定されてい る。この帰零レバー7はリセット軸6に固定される円柱状の基部8と、この基部 8の上端部から一体的に水平に延びる板状の連結部9と、この連結部9の端部か ら垂下形成された押圧片10とから構成され、押圧片10の下部には後述する零復帰 部材の作動アームを嵌入用の溝部11が形成されているとともに、この溝部11の開 口部には、溝部11の延長方向に前記作動アームを溝部11に誘い込み案内する弾性 を有した一対のガイド部12が突出形成され、本実施例では一対のガイド部12の先 端部内方に突部を形成して小径部13を設けている。なお、帰零レバー7はリセッ ト軸6と一体に成形しても良い。
【0010】 また、リセット軸6に固定された帰零レバー7の基部8はフレーム1の上部保 持片2に形成した保持孔4に挿通保持されているとともに、リセット軸6の下端 部は下部保持片3に形成した保持孔5に挿通保持されており、更に、帰零レバー 7の基部8下端面と下部保持片3との間にはリセット軸6を常時反押圧方向に弾 圧付勢する付勢部材としてのコイルバネ14がリセット軸6に挿通状態で介在して おり、これによりリセット軸6のA方向への押圧及びB方向への復帰を可能とし ている。
【0011】 図2は、本実施例に使用される零復帰部材15を示すもので、この零復帰部材15 の支点ピン16には複数の帰零アーム17と、数字輪18桁上げ用の複数のピニオンギ ヤ19を各々軸支したピニオンアーム20及び前述した帰零レバー7の溝部11に嵌入 される作動アーム21と一体に形成された作動片22が各々一体的に設けられており 、作動アーム21を矢印A方向に押動(回動)操作することにより、ピニオンギヤ 21が数字輪18駆動用の図示しないギヤから外れるとともに、帰零アーム17がハー トカム23を押圧して数字輪18を使用者からみて0を示す所定位置に回転させるも ので、この零復帰部材15は図1に示すようにフレーム1に形成したC字状の固定 部24に取付固定され、リセット軸6の矢印A方向への押圧により帰零レバー7を 介して作動アーム21を押動(回動)操作可能に設けている。
【0012】 図3及び図4は、本実施例の組み付けを示している。 まず、図3に示すように予め帰零レバー7をリセット軸6に固定、もしくは、 帰零レバー7とリセット軸6とを一体成形して、このリセット軸6の下端部方向 からコイルバネ14を挿入する。
【0013】 次に、リセット軸6を下端部から上部保持片2の保持孔4及び下部保持片3の 保持孔5に挿通する。
【0014】 次に、リセット軸6を矢印C方向に回動させることによって、作動アーム21が 弾性爪部13の弾性により径小部12を押し広げながら溝部11内に嵌入される。嵌入 後は弾性爪部13が元の状態に戻り、ガイド部12の突部12aにより形成された径小 部12によって作動アーム21が抜け止めされるから、リセット軸6の押動により作 動アーム21が溝部11内を横方向に摺動しても作動アーム21と帰零レバー7との連 結が外れることはない。なお、リセット軸6の矢印B方向への抜け止めは、ピニ オンギヤ19が数字輪18の図示しない駆動ギヤとの噛合により行われる。
【0015】 このように本実施例によれば、フレーム1に形成した上部保持片2及び下部保 持片3により確実にリセット軸6を保持しながら、各保持片2,3に形成された 各保持孔4,5に帰零レバー7が固定、もしくは、一体に成形されたリセット軸 6をコイルバネ14を介して挿通し、回動させるだけでリセット軸6と零復帰部材 15の作動アームとの連結が可能となるため、帰零レバー7にリセット軸6保持手 段としての規制部等を設ける必要がなく、構造が簡単で組み付け性の向上を図る ことができる。
【0016】 図5は、本考案の第2の実施例を示しており、上述第1実施例と同一部分又は 均等部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0017】 本実施例では、作動アーム21を帰零レバー7の溝部11に誘い込み案内する一対 のガイド部13のうち下部に位置するガイド部12にのみ弾性を持たせるとともに、 その先端部に突部を形成し、この弾性を有したガイド部12と上部に位置するガイ ド部13とで小径部12を設けており、これにより前記第1実施例と同様な効果を得 ることができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、フレームに上部保持片と下部保持片とからなる一対に保持片を設け 、この各保持片に摺動可能に軸支されたリセット軸と、このリセット軸に固定さ れた帰零レバーと、前記フレームの前記保持片間に配設され前記リセット軸を常 時反押圧方向に弾発付勢する付勢部材とを有し、前記リセット軸を押圧すること により前記帰零レバーが零復帰部材の作動アームを作動させて零復帰を行う帰零 式積算計の帰零装置であって、前記帰零レバーに前記零復帰部材の作動アームを 嵌入する溝部と、この溝部に前記作動アームを案内する弾性を有したガイド部と 、このガイド部に前記作動アームを抜け止め保持する小径部を設けるとともに、 前記帰零レバーの前記リセット軸への固定部を上部保持片に挿通可能に設け、こ の帰零レバーの固定部と前記下部保持片との間に前記付勢部材を配して前記リセ ット軸を取付固定したことにより、帰零レバーに位置規制用の手段等を設けて構 造を複雑にすることなく、帰零レバーと零復帰手段側の作動アームとを継手する のみでリセット軸が確実に保持されて組み付け作業性が良好な帰零式積算計を提 供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す横正面図である。
【図2】本考案の実施例に使用される帰零手段を示す横
正面図である。
【図3】図1の要部を示す斜視図である。
【図4】図1の組み付けを示す正面図である。
【図5】本考案の第2の実施例を示す横正面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 上部保持片 3 下部保持片 6 リセット軸 7 帰零レバー 8 固定部 11 溝部 12 ガイド部 13 径小部 14 付勢手段(コイルバネ) 15 零復帰部材 21 作動アーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに上部保持片と下部保持片とか
    らなる一対に保持片を設け、この各保持片に摺動可能に
    軸支されたリセット軸と、このリセット軸に固定された
    帰零レバーと、前記フレームの前記保持片間に配設され
    前記リセット軸を常時反押圧方向に弾発付勢する付勢部
    材とを有し、前記リセット軸を押圧することにより前記
    帰零レバーが零復帰部材の作動アームを作動させて零復
    帰を行う帰零式積算計の帰零装置であって、前記帰零レ
    バーに前記零復帰部材の作動アームを嵌入する溝部と、
    この溝部に前記作動アームを案内する弾性を有したガイ
    ド部と、このガイド部に前記作動アームを抜け止め保持
    する小径部を設けるとともに、前記帰零レバーの前記リ
    セット軸への固定部を上部保持片に挿通可能に設け、こ
    の帰零レバーの固定部と前記下部保持片との間に前記付
    勢部材を配して前記リセット軸を取付固定したことを特
    徴とする帰零式積算計の帰零装置。
JP1992051759U 1992-06-30 1992-06-30 帰零式積算計の帰零装置 Expired - Lifetime JP2586996Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8454123B2 (en) 2007-12-28 2013-06-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Assembly and image recording apparatus

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