JPH06110332A - 現像器のトナーエンプティ検出装置 - Google Patents

現像器のトナーエンプティ検出装置

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JPH06110332A
JPH06110332A JP25792792A JP25792792A JPH06110332A JP H06110332 A JPH06110332 A JP H06110332A JP 25792792 A JP25792792 A JP 25792792A JP 25792792 A JP25792792 A JP 25792792A JP H06110332 A JPH06110332 A JP H06110332A
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developing
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developing device
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JP25792792A
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Yoji Hoki
陽治 伯耆
Makoto Matsuoka
誠 松岡
Takeo Kojima
岳男 小島
Akira Takahashi
晃 高橋
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Fujitsu Isotec Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Isotec Ltd
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像担持体の静電潜像をトナーで現像する現像
器のトナーエンプティを透過型フォトセンサにより検出
するトナーエンプティ検出装置に関し、トナーエンプテ
ィの残留トナー量を少なくしても、トナーエンプティの
検出精度を向上することを目的とする。 【構成】 トナーを貯蔵する貯蔵室59から現像室58
にトナーを供給して、現像室58の現像ローラ50によ
り像担持体40にトナーを搬送して、現像する現像器5
における該貯蔵室59の下部に設けた透過型フォトセン
サの出力でトナーの有無を検出するトナーエンプティ検
出装置において、該貯蔵室59における設置位置の異な
る複数の透過型フォトセンサ90、91と、該複数の透
過型フォトセンサ90、91の出力の和によりトナーエ
ンプティを判定する回路96とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図14) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a) 適用される装置の説明(図2乃至図6) (b) 一実施例の説明(図7乃至図12) (c) 他の実施例の説明(図13) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体の静電潜像を
トナーで現像する現像器のトナーエンプティを透過型フ
ォトセンサにより検出するトナーエンプティ検出装置に
関する。
【0003】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の
画像形成装置では、普通紙記録の要請から電子写真装置
等が利用されており、その原理は、感光ドラムに帯電し
て、画像露光して静電潜像を形成し、現像器で現像し、
トナー像をシートに転写して、シート上にトナー像を得
るプロセスをとる。
【0004】このような画像形成装置においては、現像
器は、内部のトナーを感光ドラムにトナーを搬送して、
トナー現像することから、内部の貯蔵室にトナーを貯蔵
している。
【0005】このトナーが無くなると、現像動作が行わ
れなくなることから、トナーが無くなったトナーエンプ
ティ状態を検出する必要がある。
【0006】
【従来の技術】図14は従来技術の説明図である。図1
4(A)に示すように、現像器5は、トナーを貯蔵する
貯蔵室59と、現像室58とを備え、現像室58では、
回転するパドルローラ53でトナーを攪拌、搬送し、リ
セットローラ52でトナーを現像ローラ50に搬送し、
現像ローラ50のトナーは、ブレード51により層厚が
規制されて、感光ドラムに搬送され、現像を行う。
【0007】一方、貯蔵室59には、アジテータ(パド
ルローラ)54が設けられ、回転して、トナーを攪拌し
て、現像室58に供給する。この貯蔵部59の下部に
は、発光素子と受光素子とからなる透過型フォトセンサ
90が設けられ、透過型フォトセンサ90をトナーで遮
光している間は、トナーが有り、トナーで遮光されなく
なると、トナー無し(トナーエンプティ)として、トナ
ーエンプティの検出を行う。
【0008】このトナーエンプティの検出は、透過型フ
ォトセンサ90の出力を時間積分して、その積分値が設
定値以上なら、トナー有り、以下なら、トナーエンプテ
ィと判定していた。
【0009】近年、トナーエンプティとなると、現像器
自体を交換したり、トナーを補給することが行われてお
り、このトナーエンプティの残留トナー量が少ない程、
交換周期を伸ばせたり、破棄されるトナー量が少なく済
み、経済的である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 トナーエンプティの残留トナー量を少なく設定する
と、トナー量が少なくなった場合に、流動性が大きくな
るので、図14(B)、(C)に示すように、同じトナ
ー量でも、透過型フォトセンサ90の直前位置でのトナ
ーの塊の形が異なり、透過型フォトセンサ90を遮光し
たり、しなかったりする事態が発生し、正確なトナーエ
ンプティの検出が困難となる。
【0011】1つの透過型フォトセンサ90を用いて
いるため、傷、汚れがあると、その影響を受け、正確な
トナーエンプティの検出が困難となる。従って、本発明
は、トナーエンプティの残留トナー量を少なくしても、
トナーエンプティの検出精度を向上することができる現
像器のトナーエンプティ検出装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、トナーを貯蔵する貯蔵室5
9から現像室58にトナーを供給して、現像室58の現
像ローラ50により像担持体40にトナーを搬送して、
現像する現像器5における該貯蔵室59の下部に設けた
透過型フォトセンサの出力でトナーの有無を検出するト
ナーエンプティ検出装置において、該貯蔵室59におけ
る設置位置の異なる複数の透過型フォトセンサ90、9
1と、該複数の透過型フォトセンサ90、91の出力の
和によりトナーエンプティを判定する回路96とを設け
たことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記貯蔵室59のトナーを攪拌するため回転するアジテ
ータ54の直径方向の異なる位置に、前記複数の透過型
フォトセンサ90、91を設置したことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項3は、請求項1又は2にお
いて、前記複数の透過型フォトセンサ90、91をケー
ス92に収容して、前記現像器5の貯蔵部59に設けた
センサ収容部59bに収容したことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項4は、請求項1又は2又は
3において、前記判定回路96は、前記複数の透過型フ
ォトセンサ90、91の出力の和を平均化する平均化回
路96aと、該平均化回路96aの出力と設定値とを比
較する比較回路96bとを有することを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の請求項1では、複数の透過型フォトセ
ンサ90、91を設けて、貯蔵室59における複数の位
置でトナーを検出する構成とし、且つ複数のフォトセン
サ90、91の出力の和によりトナーエンプティを判定
するようにして、流動性のあるトナー塊の形状変動、ト
ナーの移動にかかわらず、安定にトナー量に応じた出力
を発生できるようにするとともに、傷や汚れが発生して
も、その影響を低減したトナー検出を可能とすることに
より、トナーエンプティのトナー量が少なくても、安定
にトナーエンプティを検出できるようにした。
【0017】本発明の請求項2では、貯蔵室59に、ト
ナーを攪拌するため回転するアジテータ54を設けた時
は、アジテータ54の回転に伴い、トナー塊の形状が変
化するため、アジテータの直径方向の異なる位置に、複
数の透過型フォトセンサ90、91を設置して、アジテ
ータの直径方向の異なる位置で検出することにより、よ
り検出精度を向上させた。
【0018】本発明の請求項3では、複数の透過型フォ
トセンサ90、91をケース92に収容して、現像器5
の貯蔵部59に設けたセンサ収容部59bに収容するこ
とにより、現像器5を交換可能としても、現像器5のセ
ットにより、フォトセンサ90、91を貯蔵部59の所
定の位置に位置付けることができ、現像器5を交換して
も、安定にトナーエンプティ検出ができる。
【0019】本発明の請求項4では、判定回路96を、
複数の透過型フォトセンサ90、91の出力の和を平均
化する平均化回路96aと、平均化回路96aの出力と
設定値とを比較する比較回路96bとで構成することに
より、出力の平均により検出するため、形状の変動する
トナー塊の量を精度良く検出して、トナーエンプティ検
出をより安定とする。
【0020】
【実施例】
(a) 適用される装置の説明 図2は本発明の一実施例画像形成装置の外観図、図3は
本発明の一実施例画像形成装置断面図、図4は本発明の
一実施例プロセスカートリッジの構成図、図5は本発明
の一実施例画像形成装置説明図、図6は本発明の一実施
例動作説明図であり、画像形成装置として電子写真プリ
ンタ装置を示している。
【0021】図2は、装置前面から見た装置斜視図を示
し、10はフロントカバーであり、前面に開いて、図3
にて後述する搬送パス3を開放するもの、11はアッパ
ーカバーであり、装置上部を覆い、上部に開いて、装置
上部を開放するもの、12は給紙カセットであり、装置
前面からセットされるもの、13は給紙カセット挿入口
であり、給紙カセット12を挿入するためのものであ
る。
【0022】14はスタッカであり、装置上面に設けら
れ、印刷された用紙を収容するもの、15は用紙ガイド
であり、スタッカ14で用紙をガイドするもの、16は
操作パネルであり、各種スイッチと表示部とを有するも
の、17はコントローラボックスであり、プリンタの制
御回路等を収容するものである。
【0023】図3の装置断面図において、2はプロセス
カートリッジであり、用紙カセット12の上部に設けら
れ、図4にて後述するもの、3は搬送パスであり、用紙
カセット12からU字形状の搬送パスを形成し、スタッ
カ14に用紙を搬送するためのもの、6は熱定着器であ
り、熱ローラ60と、バックアップローラ61に挟み込
んで、用紙のトナー像を定着するためのものであり、熱
ローラ60の付着トナーを除去するクリーニングローラ
62が設けられているものである。
【0024】7は光学ユニットであり、画像情報により
駆動される半導体レーザーの光をポリゴンミラーで走査
して、図の点線矢印の如く、現像器5の上を通って、プ
ロセスカートリッジ2の感光ドラム40に照射するもの
であり、8は用紙分離部であり、放電電極を有し、転写
後の用紙の背面に、用紙背面電位と逆極性の電荷を放電
させ、用紙背面を除電して、用紙を感光ドラム40から
分離するものである。
【0025】30はピックアップローラであり、用紙カ
セット12の用紙をピックアップするもの、31はレジ
ストローラであり、ピックアップローラ30でピックア
ップされた用紙の先端を揃えて搬送するもの、32は手
差しガイドであり、図の右側に開いて、手差し用紙を手
差しローラ33に導くもの、33は手差しローラであ
り、手差しガイド32から挿入された用紙をプロセスカ
ートリッジ2に搬送するものである。
【0026】34はカバー軸であり、フロントカバー1
0の回転軸となるもの、36は排出ローラであり、熱定
着器6を通過した用紙をスタッカ14に排出するための
ものである。
【0027】図4のプロセスカートリッジの構成図にお
いて、プロセスカートリッジ2は、ドラムカートリッジ
4と、現像器5とからなり、現像器5はドラムカートリ
ッジ4にピンにより取り付けられており、ピンを外すこ
とにより、ドラムカートリッジ4から分離される。
【0028】ドラムカートリッジ4の構成を説明する
と、40は感光ドラムであり、アルミニウム等の円筒基
体の表面に有機感光材料層(OPC等)を形成したもの
であり、図示の如く反時計方向に回転されるもの、41
は帯電ローラであり、芯金に導電性レーヨン繊維を織り
込んで植毛した導電性回転ブラシ帯電器で構成され、感
光ドラム40を約−650Vに一様帯電するものであ
る。
【0029】42は転写ローラであり、ドラムカ−トリ
ッジ4に設けられ、導電性の多孔質スポンジ材料、例え
ば多孔質発泡ポリウレタン・スポンジ材料で構成され、
感光ドラム40に圧接され、転写電圧が印加されて、感
光ドラム40のトナー像を用紙に転写するもの、43は
廃トナーボックス(クリーナー)であり、感光ドラム4
0の残留トナーを掻き取りブレード44で掻き取り、収
容するもの、45は把手であり、ドラムカートリッジ4
を手で持つためのもの、46はローラカバーであり、転
写ローラ42を保護するためのものである。
【0030】次に、現像器5の構成を説明すると、50
は現像ローラであり、導電性弾性ローラ、好ましくは導
電性の多孔質スポンジ材料、例えば導電性の多孔質発泡
ポリウレタン・スポンジ材料で構成され、図のように時
計方向に回転して、非磁性一成分トナーをその表面の保
持力で保持して、感光ドラム40に搬送するものであ
り、感光ドラム40に所定のニップ幅を持つよう圧接さ
れ、且つ−300Vの現像バイアス電圧が印加されるも
のである。
【0031】51は層厚規制ブレード部であり、現像ロ
ーラ50に付着したトナーの層厚を所定の厚さに規制す
るものであり、厚さ0.1mmのステンレス板で構成さ
れ、現像ローラ50に圧接され、例えば負の−400V
の電圧が印加され、トナー層厚規制時に、トナーに負の
電荷注入を行い、負に強制帯電して、高湿度、高温度で
も、トナーを安定帯電するものである。
【0032】52はリセットローラであり、導電性スポ
ンジ材料で構成され、現像ローラ50に対接され、且つ
現像ローラ50と同方向に回転され、−400Vのバイ
アス電圧が印加され、図の右側部分で現像ローラ50か
らトナーを掻き落とすとともに、図の左側部分で現像ロ
ーラ50にトナーを供給するよう作用するものである。
【0033】53、54はパドルローラであり、回転し
て、現像器5内の非磁性一成分トナーを攪拌して、帯電
させるとともに、リセットローラ52方向に搬送するも
の、55はカセット収容部であり、トナーカセット56
を収容するものである。
【0034】56はトナーカセット(トナー補給部)で
あり、一成分非磁性トナーを収容し、カセット収容部5
5に着脱自在にセットされるもの、57はトナー供給レ
バーであり、トナーカセット56内に設けられ、回転し
て、トナーカセット56内のトナーを現像器5内に供給
するもの、56aは把手であり、トナーカセット56に
設けられ、トナ−カセット56を手で持つために用いら
れるもの、5aは用紙ガイドリブであり、ローラカバー
46とともに用紙を感光ドラム40と転写ローラ42と
の間にガイドするものである。
【0035】このプリンタの動作を図2乃至図4により
説明すると、用紙カセット12の用紙は、ピックアップ
ローラ30によりピックされ、レジストローラ31に突
き当てられ、レジストローラ31で先端が揃えられ、U
字搬送パス3を感光ドラム40方向に搬送される。
【0036】一方、レジストローラ31に用紙がピック
されると、光学ユニット7による感光ドラム40への画
像露光が開始され、帯電ローラ41により−650Vに
帯電された感光ドラム40の画像露光部の電位が零とな
り、画像に応じた静電潜像が形成される。
【0037】現像器5では、現像ローラ50が、−40
0Vのバイアス電圧が印加されているため、負に帯電さ
れたトナーは、感光ドラム40の電位零の画像露光部に
付着し、トナー像が形成される。
【0038】この感光ドラム40のトナー像は、レジス
トローラ31により搬送される用紙に、転写ローラ42
により、静電力及び圧力により転写され、感光ドラム4
0に静電的に吸着した用紙は、用紙分離部8の供給電荷
により、用紙背面の電位が除電されることにより、感光
ドラム40から分離される。
【0039】この分離された用紙は、熱定着器6に送ら
れ、用紙のトナー像が熱定着器6の熱ローラ60により
熱定着され、排出ローラ36によりスタッカ14に排出
される。
【0040】同様に、手差しガイド32を倒して、挿入
した用紙は、手差しローラ33により、感光ドラム40
方向に搬送され、感光ドラム40のトナー像が、転写ロ
ーラ42により、静電力及び圧力により転写され、感光
ドラム40に静電的に吸着した用紙は、用紙分離部8の
供給電荷により、感光ドラム40から分離され、熱定着
器6に送られ、用紙のトナー像が熱定着器6の熱ローラ
60により熱定着され、排出ローラ36によりスタッカ
14に排出される。
【0041】図5の装置カバー開放状態を示す図におい
て、フロントカバー10は、カバー軸34を中心に、図
の右方の前面に開放され、フロントカバー10には、手
差しガイド32と、手差しローラ33と、用紙分離部8
と、熱定着器6と、排出ローラ36の内、上側の排出
(駆動)ローラ36aが設けられている。
【0042】又、アッパーカバー11は、図示しない軸
を中心に、図の上方の装置上部に開放され、排出ローラ
36の内、下側の排出(ピンチ)ローラ36bが設けら
れている。
【0043】従って、図6(A)に示すように、フロン
トカバー10を開放すると、レジストローラ31から排
出ローラ36までのU字搬送パス3が開放され、ジャム
用紙の除去に都合が良い。
【0044】この時、プロセスカートリッジ2側に、転
写ローラ42を設けているため、感光ドラム40の部分
は開放されないが、この転写ローラ42は、感光ドラム
40との対向(平行度、位置)のずれがあると、転写動
作を良好に行えないため、プロセスカートリッジ2側に
設けたものであり、この部分が開放されなくても、ジャ
ム用紙の除去に差し支えがある訳ではない。
【0045】同様に、フロントカバー10に、熱定着器
6全体を設けた理由は、熱定着器6を搬送パスを開放で
きるように分割すると、熱定着器6の一部をプロセスカ
ートリッジ2の上に設置しなければならず、プロセスカ
ートリッジ2の取り出しに不便となるからであり、この
部分が開放されなくても、ジャム用紙の除去に差し支え
がある訳ではない。
【0046】このカバーの開放においては、図3に示す
ように、フロントカバー10を開放しないと、アッパー
カバー11が開放されないように、フロントカバー10
が、排出部分で、アッパーカバー11の上に配置されて
いる。
【0047】従って、図6(B)に示すように、フロン
トカバー10を開放して、アッパーカバー11を開放す
ると、図5に示すように、装置上部と前面の一部が開放
され、装置の前面側からプロセスカートリッジ2を設置
したまま、トナーカセット56を容易に取り出し、取り
付けて、トナーカセット56のみの交換ができる。
【0048】又、フロントカバー10により装置前面を
開放し、アッパーカバー11により装置上部を開放する
ので、プロセスカートリッジ2も容易に取り出し、取り
付けでき、プロセスカートリッジ2が大きくても、交換
が容易である。
【0049】このため、プロセスカートリッジ2を大き
くでき、プロセスカートリッジ2内の現像器5を大きく
できるため、収容現像剤量を多くでき、交換周期を大幅
に伸ばすことができる。
【0050】又、トナーカセット56のみを交換して、
現像剤の補給ができるため、更に交換周期を伸ばすこと
ができる。更に、排出ローラ36を分離して、カバー1
0、11を開放するため、U字搬送パス3の全体を開放
でき、ジャム用紙の取り出しがより容易となる。
【0051】(b) 一実施例の説明 図7は本発明の一実施例正面図、図8は本発明の一実施
例断面図、図9は本発明の一実施例回路図、図10、図
11は本発明の一実施例動作説明図(その1)、(その
2)、図12は本発明の一実施例エンプティセンサの位
置説明図である。
【0052】図7に示すように、貯蔵部59の下部に設
けられたエンプティセンサ部9には、2つの透過型フォ
トセンサ90、91が設けられており、第1の透過型フ
ォトセンサ90は、アジテータ54の直径方向におい
て、軸から距離l1の位置に、第2の透過型フォトセン
サ91は、アジテータ54の直径方向において、軸から
距離l2(l2<l1)の位置に設けられている。
【0053】このエンプティセンサ部9は、装置に設け
られており、図8に示すように、ベース93にバネ94
で付勢された断面がコの字形状をしたケース92内のセ
ンサ基板95上に、透過型フォトセンサ90、91の発
光部90a、91aと、受光部90b、91bとが取り
付けられており、埃、飛散トナー等で発光部90a、9
1a、受光部90b、91bが汚れないように構成され
ている。
【0054】一方、貯蔵部59の下部には、一対の透明
なセンサ収容部59a、59bが設けられ、センサ収容
部59a、59bの間に、アジテータ軸54aに設けら
れたワイパー54bが通過するようになっている。
【0055】このセンサ収容部59a、59bに、ケー
ス92の発光部90a、91aと、受光部90b、91
bとが入り込み、バネ94によりケース92の突き当て
部が、現像器5のケース500の底面に突き当たり、位
置決めされ、これにより、現像器5を交換しても、現像
器5の貯蔵部59の所定位置に、一対のフォトセンサ9
0、91を位置付けることができる。
【0056】そして、アジテータ軸54aに設けたワイ
パー54bにより、アジテータ54の回転に応じて、セ
ンサ収容部59a、59bの発光窓部、受光窓部を掃
き、付着トナーを除去して、安定なトナー検出を可能と
している。
【0057】図9において、センサ基板95には、装置
側から供給される+5Vと、0Vとの間に、抵抗R1
と、一対の発光部(発光ダイオード)D1、D2(90
a、91a)とが直列接続され、駆動され、更にこれと
並列に、一対の受光部(フォトトランジスタ)Q1(9
0b)、Q2(91b)が並列接続され、これに調整用
抵抗R2、R3が直列接続されている。
【0058】従って、センサ基板95では、一対の受光
部90b、91bの出力の和がとられ、出力される。一
方、装置側には、一対の受光部90b、91bの出力の
和を受け、これを時間積分する平均化回路96aと、平
均化回路96aの出力と設定電圧とを比較して、平均化
回路96aの出力が設定電圧以下となると、トナーエン
プティ信号を発生する比較回路96bとが設けられてい
る。
【0059】図10、図11により動作を説明する。図
10に示すように、貯蔵室59のトナー量が少なくなる
と、トナーの流動性の影響により、アジテータ54の回
転に応じて、トナー塊の形状が変化し、又トナー塊が移
動する。
【0060】このため、図10(A)に示すような状態
となったり、図10(B)に示すような状態となったり
して、安定でない。この時、2つの透過型フォトセンサ
90、91で位置を異ならして検出すると、かかるトナ
ー塊の変動の平均を検出することができる。
【0061】即ち、図10(B)の状態では、センサ9
0の出力とセンサ91の出力との和により、図11に示
すように、トナー塊の変動を平均化して、検出でき、検
出精度が向上する。
【0062】同様に、図10(A)に示すように、セン
サ91でトナーを検出できなくても、センサ90でトナ
ーを検出でき、これにより、変動するトナー塊を平均化
して検出できる。
【0063】又、透過型フォトセンサ90、91の位置
を、アジテータ54の直径方向で変えると、図10
(A)に示すように、貯蔵部59の底では、トナー塊が
平らとなり、アジテータ54に押されると、トナー塊が
立ってくる状況に対応して、トナー検出が可能となる。
【0064】又、このように2つの位置で検出すること
は、センサ収容部59a、59bの窓部が、傷や汚れが
あっても、これらの影響を受けずに、検出が可能とな
る。図12は、かかる透過型フォトセンサの収容部59
a、59bの位置と、用紙の関係を示し、用紙が右基準
にあり、A3判、B4判、A4判の全ての用紙が右基準
であれば、現像器5の右側のトナー消費量が多いため、
この部分でのトナー量が一番問題となるから、透過型フ
ォトセンサの収容部59a、59bの位置を、貯蔵室5
9の右側に設定する。
【0065】同様に、用紙か左基準であれば、透過型フ
ォトセンサの収容部59a、59bの位置を、貯蔵室5
9の左側に設定し、用紙が中央基準であれば、透過型フ
ォトセンサの収容部59a、59bの位置を、貯蔵室5
9の中央に設定する。
【0066】このようにして、トナー貯蔵室59の複数
の位置で、透過型フォトセンサによりトナー検出するこ
とにより、トナー量が少ない時の流動するトナーを平均
的に検出でき、部分的なトナーの形状による誤検出が防
止でき、検出精度を向上できる。
【0067】(c) 他の実施例の説明 図13は本発明の他の実施例説明図である。この実施例
では、2つの透過型フォトセンサ90、91の位置を、
左右方向に変えているが、アジテータ54の直径方向に
対しては、同一距離としたものである。
【0068】このようにしても、複数の異なる位置で、
トナーを検出するので、トナーの検出を平均化できる。
上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。
【0069】透過型フォトセンサを2つ設けた例で説
明したが、必要に応じて3つ以上設けても良い。 現像器と別体でエンプティセンサを設けたが、現像器
内に設けても良い。
【0070】現像器を、図4の構成のもので説明した
が、要するに、貯蔵室と現像室とを持つ構成のものであ
れば良い。 現像器を、一成分非磁性現像剤のもので説明したが、
一成分磁性現像剤のもの等にも適用できる。
【0071】画像形成装置をプリンタで説明したが、
複写機、ファクシミリ等他の画像形成装置であっても良
い。 感光体は、ドラム形状に限らず、エンドレスベルト形
状等他のエンドレス形状のものでも良く、帯電手段は、
帯電ローラに限らず、コロトロン等であっても良い。
【0072】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 現像器のトナー貯蔵部に、位置の異なる複数の透過型
フォトセンサを設けて、これらの出力の和でトナーエン
プティを判定するので、トナー量が少ない場合のトナー
の流動性によるトナーの位置変化、トナー塊の形状変化
を平均化して、検出でき、トナー検出精度が向上する。
【0074】フォトセンサの窓部に、傷や汚れがあっ
ても、これらの影響を受けずに、安定に検出が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例画像形成装置の外観図であ
る。
【図3】本発明の一実施例画像形成装置断面図である。
【図4】本発明の一実施例プロセスカートリッジの構成
図である。
【図5】本発明の一実施例画像形成装置説明図である。
【図6】本発明の一実施例画像形成装置動作説明図であ
る。
【図7】本発明の一実施例正面図である。
【図8】本発明の一実施例断面図である。
【図9】本発明の一実施例回路図である。
【図10】本発明の一実施例動作説明図(その1)であ
る。
【図11】本発明の一実施例動作説明図(その2)であ
る。
【図12】本発明の一実施例エンプティセンサの位置説
明図である。
【図13】本発明の他の実施例説明図である。
【図14】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
2 プロセスカートリッジ 4 ドラムカートリッジ 5 現像器 7 光学ユニット 9 トナーエンプティセンサ 40 感光ドラム 50 現像ローラ 54 アジテータ 58 現像室 59 貯蔵室 90、91 透過型フォトセンサ 92 ケース 96 判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 岳男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 高橋 晃 東京都稲城市大字大丸1405番地 富士通ア イソテック株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを貯蔵する貯蔵室(59)から現
    像室(58)にトナーを供給して、現像室(58)の現
    像ローラ(50)により像担持体(40)にトナーを搬
    送して、現像する現像器(5)における該貯蔵室(5
    9)の下部に設けた透過型フォトセンサの出力でトナー
    の有無を検出するトナーエンプティ検出装置において、 該貯蔵室(59)における設置位置の異なる複数の透過
    型フォトセンサ(90、91)と、該複数の透過型フォ
    トセンサ(90、91)の出力の和によりトナーエンプ
    ティを判定する回路(96)とを設けたことを特徴とす
    る現像器のトナーエンプティ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記貯蔵室(59)のトナーを攪拌する
    ため回転するアジテータ(54)の直径方向の異なる位
    置に、前記複数の透過型フォトセンサ(90、91)を
    設置したことを特徴とする請求項1の現像器のトナーエ
    ンプティ検出装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の透過型フォトセンサ(90、
    91)をケース(92)に収容して、前記現像器(5)
    の貯蔵部(59)に設けたセンサ収容部(59b)に収
    容したことを特徴とする請求項1又は2の現像器のトナ
    ーエンプティ検出装置。
  4. 【請求項4】 前記判定回路(96)は、前記複数の透
    過型フォトセンサ(90、91)の出力の和を平均化す
    る平均化回路(96a)と、該平均化回路(96a)の
    出力と設定値とを比較する比較回路(96b)とを有す
    ることを特徴とする請求項1又は2又は3の現像器のト
    ナーエンプティ検出装置。
JP25792792A 1992-09-28 1992-09-28 現像器のトナーエンプティ検出装置 Pending JPH06110332A (ja)

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JP25792792A JPH06110332A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 現像器のトナーエンプティ検出装置
US08/103,807 US5530528A (en) 1992-09-28 1993-08-10 Image forming apparatus having contact type, one-component developing unit

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07261537A (ja) * 1994-02-28 1995-10-13 Samsung Electron Co Ltd 電子写真現像方式の記録装置に用いられる現像器
KR100389084B1 (ko) * 1999-10-15 2003-06-25 캐논 가부시끼가이샤 화상 형성 장치, 화상 형성 장치에 착탈 가능하게 장착가능한 카트리지, 및 현상제 잔량 표시 방법 및 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07261537A (ja) * 1994-02-28 1995-10-13 Samsung Electron Co Ltd 電子写真現像方式の記録装置に用いられる現像器
KR100389084B1 (ko) * 1999-10-15 2003-06-25 캐논 가부시끼가이샤 화상 형성 장치, 화상 형성 장치에 착탈 가능하게 장착가능한 카트리지, 및 현상제 잔량 표시 방법 및 시스템

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