JP5294049B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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また、請求項2の発明は、請求項1の現像剤搬送装置において、上記現像剤搬送部材として多重円盤部材を用い、該多重円盤部材における複数の傾斜円盤の間に、上記箱状構造体を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の現像剤搬送装置において、上記箱状構造体における公転方向上流側の容積を下流側の容積よりも大きくしたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1の現像剤搬送装置において、上記箱状構造体における上記回転軸部材に対面する壁面を平面にし、該平面における公転方向の上流側から下流側に向けての延在方向に沿った仮想線と、該回転軸部材の中心から法線方向に延びる仮想線とのなす角度を、90[°]よりも大きくしたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1の現像剤搬送装置において、上記箱状構造体における上記回転軸部材に対面する壁面を、公転方向の両端箇所よりも中央箇所が公転軌道の外側に向けて突出する曲面にし、該回転軸部材の中心から法線方向に延びる仮想線と、該曲面における公転方向の上流側から下流側に向けての曲線の該仮想線に対する接線とのなす角度を、90[°]よりも大きくしたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかの現像剤搬送装置において、上記立設部材の回転軌道の外縁よりも外側に突出しながら回転するのに伴って、所定の回転角度範囲で上記トナー濃度検知手段の検知面に摺擦する摺擦部材を、上記現像剤搬送部材に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、トナーとキャリアとを含有する現像剤を搬送する現像剤搬送手段と、現像剤を自らの無端移動する表面に担持しながら、自らの表面移動に伴って潜像担持体との対向領域に搬送して、潜像担持体に担持される潜像を現像する現像剤担持体とを有する現像装置において、上記現像剤搬送手段として、請求項1乃至6の何れかの現像剤搬送装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段と、該潜像担持体上で現像された可視像を転写体に転写する転写手段とを備える画像形成装置における少なくとも該潜像担持体及び現像手段を1つのユニットとして共通の保持体に保持して画像形成装置本体に一体的に着脱されるプロセスユニットにおいて、上記現像手段として、請求項7の現像装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、上記現像手段として、請求項7の現像装置を用いたことを特徴とするものである。
また、これらの発明においては、箱状構造体が、自らの公転軌道よりも外側に存在する現像剤に対面する壁面を具備しておらず、その壁面に対応する箇所が開放している。また、自らよりも公転方向の上流側に存在する現像剤に対面する壁面も具備しておらず、その壁面に対応する箇所も開放している。そして、自らの公転に伴って、自らの公転軌道よりも外側に存在する現像剤や、自らよりも公転方向の上流側に存在する現像剤を自らの内部に現像剤を受け入れることが可能である。この受け入れによって自らの内部に収容した現像剤については、自らの公転に伴って、トナー濃度検知手段の検知面との対向領域に搬送する。このとき、自らの内部に収容している現像剤を、自らの公転軌道よりも外側に存在する現像剤に摺擦させるのに伴って、後者の現像剤を公転軌道に沿って移動させて、トナー濃度検知手段の検知面と、自らの公転軌道との間のクリアランス内に進入させる。クリアランス内に進入した現像剤の一部は、クリアランス内に留まらずに、箱状構造体の内部の現像剤を押しのけて箱状構造体の内部に進入しようとする。しかし、箱状構造体の内部の現像剤は、箱状構造体に具備される4つの壁面により、回転軸部材に向けての移動や、公転軸線方向に向けての移動が阻止されるので、箱状構造体の内部に進入してこようとする現像剤に追従して回転軸部材に向けて移動したり、公転軸線方向に向けて移動したりといった挙動をとることができない。このため、箱状構造体とトナー濃度検知手段の検知面との対向領域では、クリアランス内から箱状構造体の内部に進入しようとする現像剤が、箱状構造体の内部に存在する現像剤によって検知面に向けて強く押し返される。これにより、クリアランス内の現像剤を検知面に強く押し付けて、現像剤の圧力の不足によるトナー濃度の検知精度の低下を従来よりも抑えることができる。
まず、本実施形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。図4は、この複写機を示す概略構成図である。同図において、この複写機は、原稿読取部1と、原稿自動供給部2と、プリンタ部3と、給紙部4とを備えている。
図6は、現像器101の多重円盤部材106を示す斜視図である。多重円盤部材106は、棒状の回転軸部材106a、立設部材たる傾斜円盤106b、リブ106d等を有している。
[第1実施例]
図10は、第1実施例に係る複写機の多重円盤部材106のセンサ対向領域を示す拡大斜視図である。この多重円盤部材106の箱状構造体106cにおける2つの側壁Wa2,Wa3は、公転軸線方向に直行する面方向沿ってまっすぐに延びる姿勢ではなく、同面方向から傾いた姿勢をとっている。互いの傾きの方向は逆方向になっている。2つの側壁Wa2,Wa3の距離は、多重円盤部材106cの公転方向上流側の方が、下流側よりも大きくなっている。これにより、箱状構造体106cにおける公転方向上流側の容積が下流側の容積よりも大きくなっている。
図11は、第2実施例に係る複写機の多重円盤部材106のセンサ対向領域を示す横断面図である。箱状構造体106cにおいて、回転軸部材106aに対面する壁面を具備する下壁Wa1の内壁面は、平面になっている。図中L1という符号が付された直線は、この平面における公転方向の上流側から下流側に向けての延在方向に沿った仮想線L1である。また、L2という符号が付された直線は、回転軸部材106cの中心から前述の仮想線L1に向けて法線方向に延びる仮想線L2である。図示の箱状構造体106cにおいては、これら仮想線のなす角度θ1を、90[°]よりも大きくしている。すると、箱状構造体106cの内部に収容されている現像剤が、箱状構造体106cよりも公転方向上流側に存在する現像剤によって箱内部に向けて押されると、全体的に下壁Wa1の内壁面に斜めに突き当たりながら、箱状構造体106cの公転軌道の外側に向けて押し返されるようになる。つまり、箱状構造体106cが公転すると、箱状構造体106c内の現像剤が、箱状構造体106cとTセンサの検知面との間のクリアランス内に向けて移動しようとする。よって、クリアランス内に存在する現像剤をより強い力でTセンサの検知面に押し付けることができる。
図12は、第3実施例に係る複写機の多重円盤部材106のセンサ対向領域を示す横断面図である。この多重円盤部材106における箱状構造体106cの下壁Wa1の内壁面は、次のような曲面になっている。即ち、公転方向の両端箇所よりも中央箇所が公転軌道の外側に向けて突出する曲面である。同図において、L2という符号が付された直線は、回転軸部材106aの中心から法線方向に延びる仮想線である。また、L3という符号が付された直線は、前述の曲面における公転方向の上流側から下流側に向けての曲線の仮想線L2に対する接線である。図示の箱状構造体106cにおいては、これら仮想線L2と接線L3とのなす角度θ2を、90[°]よりも大きくしている。かかる構成においても、第2実施例に係る複写機と同様の作用により、箱状構造体106cとTセンサの検知面との間のクリアランス内にある現像剤をより強い力で検知面に押し付けることができる。
図13は、第4実施例に係る複写機の多重円盤部材106のセンサ対向領域を示す横断面図である。この多重円盤部材106において、回転軸部材106aを中心にして互いに90[°]ずつ位相ずれ位置にある4つのリブ106dのうち、箱状構造体106cが形成されたリブ106dに対して公転方向上流側で隣り合っているリブ106dには摺擦部材106eが固定されている。この摺擦部材は、樹脂やゴムなどの可撓性部材からなり、傾斜円盤106bの外縁よりも外側に向けて突出している。そして、多重円盤部材106とともに回転すると、所定の回転角度範囲において、その先端部を図示しないTセンサの検知面に摺擦させる。
14:転写搬送ユニット(転写手段)
100:現像装置
106:多重円盤部材(現像剤搬送部材)
106a:回転軸部材
106b:傾斜円盤(立設部材)
106c:箱状構造体
106d:リブ
109:Tセンサ(トナー濃度検知手段)
Claims (9)
- 回転可能に支持される回転軸部材と、該回転軸部材とともに回転するように該回転軸部材の周面上に立設せしめられ、該回転軸部材の周囲に存在する現像剤を自らの回転に伴って回転方向に搬送しながら、自らの回転軌道の外縁よりも外側に向けて押し出す複数の立設部材とを具備する現像剤搬送部材と、該現像剤搬送部材の周囲に存在する現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段とを備える現像剤搬送装置において、
上記現像剤搬送部材の回転軸線方向における少なくとも上記トナー濃度検知手段との対向領域に、上記回転軸部材を中心にして公転する箱状の構造体であって、6つの壁面に囲まれる箱構造におけるそれら6つの壁面のうち、自らの公転軌道よりも外側に存在する現像剤に対面する壁面と、自らよりも公転方向の上流側に存在する現像剤に対面する壁面とを具備せずに、且つ他の4つの壁面を具備する構造体である箱状構造体を設けたことを特徴とする現像剤搬送装置。 - 請求項1の現像剤搬送装置において、
上記現像剤搬送部材として多重円盤部材を用い、該多重円盤部材における複数の傾斜円盤の間に、上記箱状構造体を設けたことを特徴とする現像剤搬送装置。 - 請求項1又は2の現像剤搬送装置において、
上記箱状構造体における公転方向上流側の容積を下流側の容積よりも大きくしたことを特徴とする現像剤搬送装置。 - 請求項1の現像剤搬送装置において、
上記箱状構造体における上記回転軸部材に対面する壁面を平面にし、該平面における公転方向の上流側から下流側に向けての延在方向に沿った仮想線と、該回転軸部材の中心から法線方向に延びる仮想線とのなす角度を、90[°]よりも大きくしたことを特徴とする現像剤搬送装置。 - 請求項1の現像剤搬送装置において、
上記箱状構造体における上記回転軸部材に対面する壁面を、公転方向の両端箇所よりも中央箇所が公転軌道の外側に向けて突出する曲面にし、該回転軸部材の中心から法線方向に延びる仮想線と、該曲面における公転方向の上流側から下流側に向けての曲線の該仮想線に対する接線とのなす角度を、90[°]よりも大きくしたことを特徴とする現像剤搬送装置。 - 請求項1乃至5の何れかの現像剤搬送装置において、
上記立設部材の回転軌道の外縁よりも外側に突出しながら回転するのに伴って、所定の回転角度範囲で上記トナー濃度検知手段の検知面に摺擦する摺擦部材を、上記現像剤搬送部材に設けたことを特徴とする現像剤搬送装置。 - トナーとキャリアとを含有する現像剤を搬送する現像剤搬送手段と、現像剤を自らの無端移動する表面に担持しながら、自らの表面移動に伴って潜像担持体との対向領域に搬送して、潜像担持体に担持される潜像を現像する現像剤担持体とを有する現像装置において、
上記現像剤搬送手段として、請求項1乃至6の何れかの現像剤搬送装置を用いたことを特徴とする現像装置。 - 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段と、該潜像担持体上で現像された可視像を転写体に転写する転写手段とを備える画像形成装置における少なくとも該潜像担持体及び現像手段を1つのユニットとして共通の保持体に保持して画像形成装置本体に一体的に着脱されるプロセスユニットにおいて、
上記現像手段として、請求項7の現像装置を用いたことを特徴とするプロセスユニット。 - 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、
上記現像手段として、請求項7の現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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