JPH061094Y2 - 電気湯沸し器 - Google Patents

電気湯沸し器

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JPH061094Y2
JPH061094Y2 JP17778087U JP17778087U JPH061094Y2 JP H061094 Y2 JPH061094 Y2 JP H061094Y2 JP 17778087 U JP17778087 U JP 17778087U JP 17778087 U JP17778087 U JP 17778087U JP H061094 Y2 JPH061094 Y2 JP H061094Y2
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JP
Japan
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container
heating element
water heater
heat
temperature
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JP17778087U
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JPH0182830U (ja
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貴代隆 森
慶樹 浜
貴文 米良
満興 前田
秀治 畝木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、収容液体を加熱・保温する電気湯沸し器に関
するものである。
従来の技術 従来のこの種の電気湯沸し器は、例えば特開昭61−5
0514号公報に示されているように、第4図のような
構成になっていた。すなわち、有底筒状で略D型状に突
出させた伝熱面1を有する容器2の底面裏側に発熱体3
を装着し、非磁性体よりなる良熱伝導性部材6aの一端
に第5図に示した絶縁材4で被覆した温度ヒューズ5を
一体に巻着するとともに、前記容器2の突出部の略D型
状にカットされた温度検知面1aに、前記温度ヒューズ
5を前記発熱体3の下方に臨ませて押さえばね6により
取付けていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の構成においては、絶縁材4で
被覆した温度ヒューズ5を一体に巻着した非磁性体より
なる良熱伝導性部材6aと、温度ヒューズ5を前記発熱
体3の下方に臨ませて取付ける押さえばね6を要するた
め、部品数が多くなって、組立作業上あまり好ましいも
のでは無いという問題があった。また、温度ヒューズ5
は、発熱体3の下方に臨ませて取付けられているため、
輻射熱という点では良いが、容器2の面からの熱伝導と
いう点では、十分なものでは無いという問題も有してい
た。
本考案は、このような問題点を解決するもので、万一温
度制御器が故障、あるいは取付け不良等により、正常な
動作をしない場合、発熱体から温度ヒューズに、効率良
く熱が伝導されて温度ヒューズを確実に動作させること
ができ、しかも、部品数が少なくて組立作業性が良く、
コストの安い電気湯沸し器を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、有底筒状で略D
型状に突出させた伝熱面を有する容器の底面裏側に発熱
体を装着し、前記容器の底面中央に温度制御器を取付
け、かつ弾性体よりなる押さえばねの一端に、絶縁材で
被覆した温度ヒューズを一体に巻着するとともに、前記
容器の突出部の略D型状にカットされた温度検知面に前
記押さえばねの受熱部を当接させたものである。
作用 上記構成によれば、万一温度制御器が故障、あるいは取
付け不良等により、正常な動作をしない場合でも、温度
ヒューズは、従来よりも発熱体からの熱伝導の影響を受
けるため、発火等の危険が発生する以前に、温度ヒュー
ズが動作し、各部の急速な温度上昇を防止することがで
きる。また部品数も少なくなるため、組立作業性もよく
なり、コストが安くなる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図にもとづいて
説明する。
図において、7は中央部を上方へ略D型状に突出させて
外周側部縁7aを形成した伝熱面で、この伝熱面7は、
Dカットされた外周側部縁7bの下面に温度検知面7c
を有し、かつ筒体の下端にその外縁部を液密に溶接等の
手段で固着することにより金属製の容器8を形成してい
る。9は前記容器8を空間を介して包む外装体である。
また前記伝熱面7の下面には、第1の電熱線と低電力の
第2の電熱線とを一体に巻装し、かつ上下を絶縁板で挾
着された発熱体10が装着されている。また、この発熱
体10は、中央部に透孔を有し、かつ外周側部11aを
有する良熱伝導性材料よりなる熱拡散板11および背面
板12により伝熱面7の下面に押さえ代を設けた状態で
点溶接等により固着内蔵されて発熱体部を形成してい
る。
前記背面板12には、容器8の底面を略覆う遮熱板13
を固定するための略Z型の容器金具14が固着されてい
る。また前記遮熱板13の中央には、温度制御器15が
取付ばね16により取付けられ、弾性体で、しかも取付
けの容易な押さえばね18の一端に絶縁材で被覆した温
度ヒューズ17を一体に巻着するとともに、前記容器8
の突出部の略D型状にカットされた温度検知面7cに前
記押さえばね18の受熱部18aを当接させて取付けて
いる。
前記遮熱板13は、容器8の底面に前記容器金具14を
介して温度制御器15と押さえばね18のそれぞれの受
熱部が密着状態となるように取付金具19により固着さ
れている。20は容器8の筒状外側壁に装備した水位ゲ
ージである。また前記発熱体10の引出し線21,2
2,23は、容器8の底面突出部の略D型状にカットさ
れた温度検知面7cと対向する部分に位置させている。
上記構成において、次にその動作を説明する。容器8に
液体を収容し、通電を開始すると発熱体10が加熱さ
れ、伝熱面7を介して液体に熱伝達される。それと同時
に熱拡散板11により背面板12へ伝達された熱は外周
側部へ伝わり液体の加熱に供される。液体が沸騰温度に
達すると伝熱面7の中央突部に結合された温度制御器1
5が作動し、第1,第2の電熱線がオフ状態になる。こ
れにより、液体がさらに緩慢な温度下降によって一定温
度に達すると温度制御器15が作動し、第2の電熱線が
オン状態になり、以降オン−オフのサイクルを繰り返
し、低電力の保温状態を保証する。
また温度制御器15が故障や取付け不良等により、オン
状態のままになった場合は、容器8の底面の温度検知面
7cからの熱伝導や背面板12からの輻射熱で、温度ヒ
ューズ17の電気回路が溶断し、電気湯沸し器全体の電
源をオフし、安全を保証している。
以上のように、有底筒状で略D型状に突出させた伝熱面
7を有する容器8の底面裏側に発熱体10を装着し、か
つ弾性体で、しかも取付けの容易な押さえばね18の一
端に絶縁材で被覆した温度ヒューズ17を一体に巻着す
るとともに、前記容器8の略D型状にカットされた温度
検知面7cに前記押さえばね18の受熱部18aを当接
させて取付けているため、万一温度制御器15が故障あ
るいは取付け不良等により、正常な動作をしない場合で
も、温度ヒューズ17は、発熱体10からの熱伝導と輻
射熱を受けるため、発火等の危険が発生する以前に温度
ヒューズ17が溶断し、電気湯沸し器を構成する各部の
急速な温度上昇を防止することができる。
考案の効果 上記実施例の説明から明らかなように本考案によれば、
有底筒状で略D型状に突出させた伝熱面を有する容器の
底面裏側に発熱体を装着し、かつ弾性体よりなる押さえ
ばねの一端に絶縁材で被覆した温度ヒューズを一体に巻
着するとともに、前記容器の突出部の略D型状にカット
された温度検知面に前記押さえばねの受熱部を当接させ
て取付けているため、万一温度制御器が故障、あるいは
取付け不良等により正常に動作しない場合でも、温度ヒ
ューズは従来以上に発熱体からの熱伝導による影響を受
けることになって、安全性の向上を図ることができ、ま
た、部品数が減少するため、コストが安くなり、かつ組
立作業性も向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気湯沸し器の要部拡
大断面図、第2図は同湯沸し器の要部平面図、第3図は
同湯沸し器の縦断面図、第4図は従来の湯沸し器の要部
拡大断面図、第5図は同湯沸し器の要部平面図である。 7……伝熱面、7c……温度検知面、8……容器、10
……発熱体、15……温度制御器、17……温度ヒュー
ズ、18……押さえばね、18a……押さえばねの受熱
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 前田 満興 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)考案者 畝木 秀治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底筒状で略D型状に突出させた伝熱面を
    有する容器の底面裏側に発熱体を装着し、前記容器の底
    面中央に温度制御器を取付け、かつ弾性体よりなる押さ
    えばねの一端に、絶縁材で被覆した温度ヒューズを一体
    に巻着するとともに、前記容器の突出部の略D型状にカ
    ットされた温度検知面に前記押さえばねの受熱部を当接
    させたことを特徴とする電気湯沸し器。
JP17778087U 1987-11-20 1987-11-20 電気湯沸し器 Expired - Lifetime JPH061094Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17778087U JPH061094Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20 電気湯沸し器

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JP17778087U JPH061094Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20 電気湯沸し器

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Publication Number Publication Date
JPH0182830U JPH0182830U (ja) 1989-06-02
JPH061094Y2 true JPH061094Y2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=31469431

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JP17778087U Expired - Lifetime JPH061094Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20 電気湯沸し器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621398Y2 (ja) * 1988-04-11 1994-06-08 松下電器産業株式会社 電気湯沸し器
JPH0646420Y2 (ja) * 1988-04-14 1994-11-30 松下電器産業株式会社 電気湯沸し器

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JPH0182830U (ja) 1989-06-02

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