JPH0561926B2 - - Google Patents

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JPH0561926B2
JPH0561926B2 JP59172880A JP17288084A JPH0561926B2 JP H0561926 B2 JPH0561926 B2 JP H0561926B2 JP 59172880 A JP59172880 A JP 59172880A JP 17288084 A JP17288084 A JP 17288084A JP H0561926 B2 JPH0561926 B2 JP H0561926B2
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JP
Japan
Prior art keywords
heat
transfer plate
container
plate
heating element
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59172880A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6150513A (ja
Inventor
Yoshuki Okabe
Katsuro Okada
Takafumi Mera
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17288084A priority Critical patent/JPS6150513A/ja
Publication of JPS6150513A publication Critical patent/JPS6150513A/ja
Publication of JPH0561926B2 publication Critical patent/JPH0561926B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、収容液体を加熱・保温する電気湯沸
し器に関するものである。
従来の技術 従来、この種電気湯沸し器は、例えば、特開昭
59−82816号公報に示された構成を採用していた。
その具体的な構成を第6図〜第8図をもつて説明
すると、容器1の底面部を形成する伝熱盤2は、
上方への真円形状の突出部3を有する。そしてこ
の突出部3の内空間部に発熱体部4が収納装着さ
れている。上記発熱体部4は、それぞれ中央に透
孔をもつ発熱盤5、良熱伝導性の熱拡散部材6、
背面材7とからなる。
発熱盤5はその上下が絶縁板8,9で覆われて
おり、また下絶縁板9を介して発熱盤5に密着す
る熱拡散部材6は略皿状であつて、周壁部6aが
伝熱盤2の突出部3の内周壁に接触している。さ
らに背面材7はキヤツプ状に形成されている。
発熱体部4の下方に配置した遮熱板10には上
記熱拡散部材6、背面材7の切欠き6b,7aに
対応して適当な大きさの角孔が設けられている。
11は伝熱盤2の中央下面に取付ばね12を介
して取付けた温度制御器、13は熱拡散部材6、
背面材7の切欠き6b,7aおよび遮熱板10の
角孔を通して伝熱盤2の外周側部縁下面に押さえ
ばね14をもつて圧接させた感温リードスイツチ
で、先の発熱盤5の主発熱部が温度制御器11、
補助発熱部が感温リードスイツチ13とそれぞれ
電気的回路で結合されて、並列回路を形成してい
る。
容器1内の液体は発熱盤5の発熱によつて加熱
される。すなわち、発熱盤5の熱は伝熱盤2を介
して内部液体に伝達される他、熱拡散部材6より
伝熱盤2における突出部3の内周壁にも伝わり同
じく内部液体を加熱する。さらに遮熱板10に伝
達された熱も同様に内部液体の昇温に供される。
液体が所定温度に達すると温度制御器11が働
いて発熱盤5の主発熱部への通電が停止されて、
後は低電力の補助発熱部による保温加熱に移行す
る。感温リードスイツチ13は上記保温温度を制
御するものである。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記の構成では、伝熱盤2の突出部3
および発熱体部4が真円形状をなしているところ
から、これら両者の位置決めが困難となり、組立
作業性の低下を来たし、また電熱線の引出し部に
おける絶縁距離確保も難しいものとなつていた。
さらに感温リードスイツチ13は伝熱盤2の外
周側部縁下面に圧接されるが、液体との温度相関
性を高めるためには、接触面積ができるだけ大き
い方が望ましい。この要望を満たすためには、突
出部3の径を小さくする必要がある、しかしなが
ら、このように突出部3の径を小さくすると、発
熱体部4の投影面積も小さくなつてワツト密度の
増大を招く。周知の通り、ワツト密度の増大は発
熱体部4の寿命特性を低下させるもので、これよ
り、感温リードスイツチ13の接触面積を大きく
とれないという課題があつた。
本発明はこのような従来の課題を解決したもの
であり、組立作業性および液体温度と温度制御手
段との相関性などの面で優れた電気湯沸し器を提
供するものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、容器と、
この容器の底面裏側に設けた発熱体部とを具備
し、前記容器の底面を形成する伝熱盤は上方へ突
出する円形の少なくとも一部分の円弧を直線状に
切り欠いた形状の突出部を有しかつこの切り欠き
直線の外側に位置する伝熱盤裏面を前記円形の外
周側の伝熱盤裏面より広く形成し、前記発熱体部
は前記突出部内に嵌合装着させる上下面に絶縁板
を設けた発熱盤とこの発熱盤の熱を容器側に伝達
する熱拡散部材とを有し前記切り欠き直線外側の
伝熱盤裏面に温度制御手段を設けたものである。
作 用 上記本発明の構成によれば、伝熱盤における突
出部の内空間部への発熱体部の位置合わせが簡単
にでき、また特別な発熱体部の廻止めも不要とな
るものである。さらに突出部が円形の少なくとも
一部分の円弧を直線状に切り欠いた形状に設定し
てあるところから、伝熱盤の外周部分一部に温度
制御手段設置用の十分なスペースを確保すること
ができる。
実施例 以下本発明の実施例を第1図〜第5図を参照し
て説明する。
図において、円筒状の容器21の底面部を形成
する伝熱盤22は、上方への突出部23を有す
る。そしてこの突出部23の内空間部に発熱体部
24が収納装着されている。上記発熱体部24
は、それぞれ中央に透孔をもつ良熱伝導性の上部
熱拡散部材26a、発熱盤25、下部熱拡散部材
26b、背面材27とからなる。
発熱盤25はその上下が絶縁板28,29で覆
われており、また下絶縁板29を介して発熱盤2
5に密着する下部熱拡散部材26bは略皿状であ
つて、周壁部26cが伝熱盤22における突出部
23の内周壁に接触している。さらに背面材27
はキヤツプ状に形成されている。
発熱体部24の下方に配置した遮熱板30には
上記背面材27の切欠き27aに対応して適当な
大きさの角孔が設けられている。31は伝熱盤2
2の中央下面に取付ばね32を介して取付けた温
度制御器、33a,33bは背面材27の切欠き
27aおよび遮熱板30の角孔を通して伝熱盤2
2の外周側部縁下面に押さえばね34をもつて圧
接させた感温リードスイツチと温度ヒユーズで、
先の発熱盤25の主発熱部25aが温度制御器3
1に、補助発熱部25bが感温リードスイツチ3
3aにそれぞれ電気的回路で結合されて、並列回
路を形成し、さらに温度ヒユーズ33bが直列接
続されている。
35は外装ケース、36は水位ゲージを示す。
さて、伝熱盤22の突出部23および発熱体部
24は円形の少なくとも一部分の円弧を直線状に
切り欠いた例えば第1図、第4図に示す略D型形
状に設定して、これらの略D型形状を嵌め合せる
ことによりそれらの位置決めが図られるようにし
てある。そしてこの突出部23の切り欠き側(D
カツト部)は水位ゲージ36側に対応するように
している。なお突出部23は一部分の円弧の直線
状切り欠きによる略D型形状のみを示したが、複
数部分の円弧の各直線状切り欠きによる略小判型
形状などにしてもよい。
容器21内の液体は発熱盤25の発熱によつて
加熱される。すなわち、発熱盤25の熱は上部熱
拡散部材26a、伝熱盤22を介して内部液体に
伝達される他、下部熱拡散部材26bより伝熱盤
22における突出部23の内周壁にも伝わり同じ
く内部液体を加熱する、さらに遮熱板30に伝達
された熱も同様に内部液体の昇温に供される。
液体が所定温度に達すると温度制御器31が働
いて発熱盤25の主発熱部25aへの通電が停止
されて、後に低電力の補助発熱部25bによる保
温加熱に移行する。感温リードスイツチ33aは
上記保温温度を制御するものである、なお、温度
制御器31が故障によりオン状態のままになつた
場合は、温度ヒユーズ33bが溶断して機器全体
の電源をオフとし、安全を保証するようになつて
いる。
以上のように、伝熱盤22の突出部23および
発熱体部24を構成する部材が略D型形状などに
設定されているもので、構成部品相互間の位置規
制が確実となり、組立作業性などの向上が図れ
る。
また突出部23のDカツト部と対応する伝熱盤
22の温度検知面22aすなわち突出部23の切
り欠き側に位置する伝熱盤裏面の円形の外周側の
それより広くとれる。従来であれば、所定の温度
検知面積を確保するためには、突出部の径を小さ
くする必要があり、しかしながら、このように突
出部の径を小さくすると、発熱体部の投影面積も
小さくなつてワツト密度の増大を招く。
しかるに上記実施例のように突出部23を略D
型形状などにすれば、発熱体部24の投影面積は
僅かに小さくなるだけであり、これにより、発熱
体部24の寿命特性を低下させることがない。
発明の効果 以上のように本発明は、容器の底面を形成する
伝熱盤の突出部およびこの突出部内空間に収めら
れる発熱体部を円形の少なくとも一部分の円弧を
直線状に切り欠いた形状としたので、伝熱盤に対
する発熱体部の組込みはもちろんのこと、発熱体
部を構成する部品相互の位置規制が容易となり、
また発熱体部の廻止めも特別に必要ない。そのた
め、組立作業性が大いに向上する。
また突出部をあまり小さくすることなく伝熱盤
に所定の温度検知面積を確保できるので、液温制
御などが的確に行えるようになり、しかも発熱体
部のワツト密度を上昇させることなく、つまり耐
久性を低下させることなく液温との温度相関性を
高めることもできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す要部分解斜視
図、第2図は電気湯沸し器全体の断面図、第3図
aは、要部断面図、第3図bは同拡大断面図、第
4図は発熱盤の上面図、第5図は底面図、第6図
は従来の発熱体部の分解斜視図、第7図は同断面
図、第8図は発熱盤の上面図である。 21……容器、22……伝熱部、23……突出
部、24……発熱体部、25……発熱盤、26
a,26b……熱拡散部材、28,29……絶縁
板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 容器と、この容器の底面裏側に設けた発熱体
    部を具備し、前記容器の底面を形成する伝熱盤は
    上方へ突出する円形の少なくとも一部分の円弧を
    直線状に切り欠いた形状の突出部を有しかつこの
    切り欠き直線の外側に位置する伝熱盤裏面を前記
    円形の外周側の伝熱盤裏面より広く形成し、前記
    発熱体部は前記突出部内に嵌合装着される上下面
    に絶縁板を設けた発熱盤とこの発熱盤の熱を容器
    側に伝達する熱拡散部材とを有し、前記切り欠き
    直線の外側の伝熱盤裏面に温度制御手段を設けた
    電気湯沸し器。
JP17288084A 1984-08-20 1984-08-20 電気湯沸し器 Granted JPS6150513A (ja)

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JP17288084A JPS6150513A (ja) 1984-08-20 1984-08-20 電気湯沸し器

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Publication Number Publication Date
JPS6150513A JPS6150513A (ja) 1986-03-12
JPH0561926B2 true JPH0561926B2 (ja) 1993-09-07

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ID=15950021

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5982816A (ja) * 1982-11-04 1984-05-14 松下電器産業株式会社 電気保温ポツト

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52150833U (ja) * 1976-05-12 1977-11-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5982816A (ja) * 1982-11-04 1984-05-14 松下電器産業株式会社 電気保温ポツト

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JPS6150513A (ja) 1986-03-12

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