JPH06109279A - 空調機用ダンパー装置 - Google Patents

空調機用ダンパー装置

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Publication number
JPH06109279A
JPH06109279A JP4259317A JP25931792A JPH06109279A JP H06109279 A JPH06109279 A JP H06109279A JP 4259317 A JP4259317 A JP 4259317A JP 25931792 A JP25931792 A JP 25931792A JP H06109279 A JPH06109279 A JP H06109279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
plate
air conditioner
indoor
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4259317A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Mizukami
和昌 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP4259317A priority Critical patent/JPH06109279A/ja
Publication of JPH06109279A publication Critical patent/JPH06109279A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空調機などに使用される吸気用ダンパーの簡
略化、小型化、コストダウンを図ることを目的とする。 【構成】 空調機の本体101を仕切板108が室内ユ
ニット109と室外ユニット110とに分割し、仕切板
108にダンパー用ステッピングモータ1、ダンパー板
119とダンパー用ステッピングモータ1とダンパー板
119との連結に、連結棒3、連結金具2とを備え、ダ
ンパーモータを反転させることを可能とさせた構造によ
り、小型化と、ステッピングモータの静止トルクによる
一定風圧以上の吸気による雨水侵入の防止を図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁貫通形空気調和機な
どに使用される吸気用ダンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、壁貫通形空気調和機などの吸気に
使用されるダンパーは、雨水の室内侵入対策を行いつ
つ、換気量を確保し、室内の換気状態を、より良好に保
持されることが要求されている。
【0003】従来の壁貫通形空調機のダンパー装置を、
図2を参照しながら説明する。図において、空調機の本
体101は室外吸気口102を室内側103から室外側
104へと貫通するように壁105に埋め込まれて設置
されるサッシ106の防水ゴム107に押しつけるよう
に設置されている。前記本体101の内部には、仕切板
108によって室内ユニット109と室外ユニット11
0とに分割される。前記室内ユニット109は、室内フ
ァン111、室内熱交換器112と室内熱交換器112
の下部に、ドレンパン113を設け、また、室内側前面
には室内吸気口114、前記室内ファン111の上部に
は、室内吹出口115が配設されている。前記室外ユニ
ット110は、壁105に接続されている前記室外吸気
口102が設けられ、前記仕切板108にはスポット溶
接にて支持された固定板116が設けられている。前記
固定板にはダンパーモータ117が、ねじにより固定さ
れており、前記固定板116と隣接するように前記仕切
板108の水平側面に蝶番118が取着され、蝶番11
8にダンパー板119が配設されている。また、前記室
内吸気口114と、前記ドレンパン113との間に開口
されるように前記仕切板108に外気吸込口120が設
けられている。前記ダンパー板119は外気吸込口12
0を開閉するように配設され、前記ダンパーモータ11
7と、ダンパー板119とは、連結ばね121により連
結されている。前記連結ばね121はダンパー板を押す
ためのアングル122と連結し、前記アングル122は
反転アーム123と連結し、前記反転アーム123は駆
動兼スイッチ操作アングル124と連結し、前記固定板
116にスイッチ125が前記駆動兼スイッチ操作アン
グル124と近接してねじにて取着され、前記駆動兼ス
イッチ操作アングル124はダンパーモータ117の駆
動軸と連結しダンパー装置を構成している。
【0004】上記構成において、ダンパーモータ117
を一定時間回転させることにより、駆動兼スイッチ操作
アングル124が回転し、反転アーム123およびアン
グル122が動きダンパー板119は、連結ばね121
を介して押し上げてダンパー板119により吸込口12
0を閉鎖する。なお、ダンパーモータ117はリモコン
(図示せず)により操作し、タイマー機能は、本体10
1の制御マイコン(図示せず)が行う。また、前記リモ
コン(図示せず)の操作によりダンパーモータ117を
回転させることにより、さらに、駆動兼スイッチ操作ア
ングル124が回転し、反転アーム123およびアング
ル122が反転して動き、連結ばね121が引っ張ら
れ、連結ばね121と連動してダンパー板119が開く
方向に動き、外気吸込口120が開き、駆動兼スイッチ
操作アングル124がスイッチ125を入れるとダンパ
ーモータ117が停止する。また、前記室内ファン11
1を運転することにより、室外吸気口102から室外ユ
ニット110を通って室外空気126が吸い込まれ前記
外気吸込口120を通って室内ユニット109内へと導
かれ、室内熱交換器112を通り熱交換された空気が、
室内吹出口115より室内側103に給気される。また
一定圧力以上の室外空気126が外気吸込口120に吸
入された場合は、ダンパー板119が風圧によって連結
ばね121を引っ張り、外気吸込口120を閉じること
になり、雨水127の侵入を防ぐ構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空調
機用ダンパー装置では、構造が複雑で、部品点数も多
く、高価となり、ダンパー装置自体が大きくなることに
より通風抵抗が大となり吸気量が低下するという問題が
あった。
【0006】本発明は、このような課題を解決するもの
で、ダンパー装置にステッピングモータを使用すること
による構造の簡略化と小型化と安価な空調機用ダンパー
装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の空調機用ダンパ
ー装置は上記目的を達成するために、空調機の本体内
を、仕切板によって、室内側ユニットと室外側ユニット
とに分割される構成となる壁貫通形空調機を備え、前記
仕切板上にスポット溶接にて支持された固定板にダンパ
ー用ステッピングモータがねじにより固定されており、
前記固定板と隣接するように前記仕切板上に蝶番が設置
され、前記蝶番にダンパー板が配設されるとともに、ダ
ンパー板には連結金具がスポット溶接されており、前記
ダンパー板とダンパー用ステッピングモータとは、連結
棒にて連結金具を介して接続され、開閉スイッチが、前
記外気吸気口周辺の前記ダンパー板が外気吸気口を閉鎖
時に当接する位置と前記ダンパー板が解放時に前記連結
棒が連結金具をスライドして前記開閉スイッチに当接す
る位置に配設されている構成としたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、ダンパー用ステ
ッピングモータを回転させることにより、連結棒が回転
し、連結棒と連動してダンパー板が閉とする方向に動
き、外気吸込口が閉鎖され、前記ダンパー板が吸込口周
辺に設置されている開閉スイッチを押し、ダンパー用ス
テッピングモータを停止させる。またダンパー用ステッ
ピングモータを反回転させることにより、連結棒が回転
し、連結棒と連動してダンパー板が動き、外気吸込口が
開き、前記連結棒が連結金具をスライドし開閉スイッチ
を押し、ダンパー用ステッピングモータを停止させる。
また、前記室内ファンを動かすことにより、室外吸気口
から室外ユニットを通って室外空気が吸い込まれ、前記
外気吸込口を通って室内ユニット内へと導かれ、室内熱
交換器を通り熱交換された空気が、室内吹出口より室内
側に給気される。また一定圧力以上の室外空気が外気吸
込口に吸入された場合、いわゆるダンパー板がダンパー
用ステッピングモータ特有のモータ軸静止トルク以上の
風圧を受けた場合には、連結棒を引っ張り外気吸込口を
閉じることになり、雨水の侵入を防ぐ構造となり、前記
ダンパー用ステッピングモータを使用することによりモ
ータの反転が可能となり、構造の簡略化と小型化と安価
なダンパー装置とすることができるのである。
【0009】
【実施例】以下、本発明による一実施例を図1にもとづ
き説明する。なお、従来例で付した符号と同一符号は、
同一物を示し説明は省略する。
【0010】図1に示すように、空調機の本体101は
室外吸気口102を室内側103から室外側104へと
貫通するように壁105に埋め込まれて設置されるサッ
シ106の防水ゴム107に押しつけるように設置され
ている。本体101の内部は、仕切板108によって室
内ユニット109と室外ユニット110とに分割され
る。前記室内ユニット109は、室内ファン111、室
内熱交換器112と、この室内熱交換器112の下部
に、ドレンパン113、また室内側前面には室内吸気口
114、前記室内ファン111の上部には、室内吹出口
115が配設されている。前記室外ユニット110は、
壁105に接続されている室外吸気口102が設けら
れ、前記仕切板108の平面部には、スポット溶接にて
支持された固定板116にダンパー用ステッピングモー
タ1が、ねじにより固定されており、前記固定板116
と隣接するように前記仕切板108の平面部に蝶番11
8が設置され、この蝶番118にダンパー板119が配
設されている。また、ダンパー板119には連結金具2
がスポット溶接されており、前記ダンパー板119とダ
ンパー用ステッピングモータ1とは、連結棒3にて連結
金具2を介して接続されており、開閉スイッチ4aが、
前記外気吸気口120周辺の前記ダンパー板119が外
気吸気口120の閉鎖時に当接する位置と、前記ダンパ
ー板119が外気吸気口120が解放時に前記連結棒3
が連結金具2の内側においてスライドして前記開閉スイ
ッチ4に当接する位置に配設されてダンパー装置を構成
している。
【0011】上記構成において、ダンパー用ステッピン
グモータ1を回転させることにより、連結棒3が回転
し、連結棒3と連動してダンパー板119が動き、外気
吸込口120が閉鎖され、前記ダンパー板119が外気
吸込口120周辺に設置されている開閉スイッチ4aを
押しダンパー用ステッピングモータ1を停止させる。ま
たダンパー用ステッピングモータ1を反回転させること
により、連結棒3が回転し、連結棒3と連動してダンパ
ー板119が開く方向に動き、外気吸込口120が開
き、前記連結棒3が連結金具2をスライドし開閉スイッ
チ4を押しダンパー用ステッピングモータ1を停止させ
る。また、前記室内ファン111を運転することによ
り、室外吸気口102から室外ユニット110を通って
室外空気126が吸い込まれ、前記外気吸込口120を
通って室内ユニット109内へと導かれ、室内熱交換器
112を通り熱交換された空気が、室内吹出口115よ
り室内側103に吸気される。また一定圧力以上の室外
空気126が、外気吸込口120に吸入された場合、い
わゆるダンパー板119がダンパー用ステッピングモー
タ1特有のモータ軸静止トルク以上の風圧を受けた場合
には、連結棒3を引っ張り外気吸込口120を閉じるこ
とになり、雨水127の侵入を防ぐ構造となっている。
【0012】前記ダンパー用ステッピングモータ1を使
用することによりモータの反転が可能となり、構造の簡
略化と小型化と安価なダンパー装置とすることができる
のである。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、ダンパー装置にステッピングモータを使用
することにより複雑な機構を用いずにモータを反転させ
る構造となり、またステッピングモータの回転軸静止ト
ルクを連結棒の長さにより調節し一定以上の風圧以上で
ダンパー板を開閉し、外気吸込口を閉鎖させる機構とし
たため、構造を簡略化、小型化が可能となり通風抵抗を
減少させ、吸気量を増大させ、且つ、安価な空調機用ダ
ンパー装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空調機用ダンパー装置内蔵
の空調機全体の断面図
【図2】従来の空調機用ダンパー装置内蔵の空調機全体
の断面図
【符号の説明】
1 ダンパー用ステッピングモータ 2 連結金具 3 連結棒 4 開閉スイッチ 101 本体 108 仕切板 109 室内ユニット 110 室外ユニット 116 固定板 118 蝶番 119 ダンパー板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調機の本体内を、仕切板によって、室内
    側ユニットと室外側ユニットとに分割される構成となる
    壁貫通形空調機を備え、前記仕切板にスポット溶接によ
    って支持された固定板と、この固定板には、ねじにより
    固定したダンパー用ステッピングモータと、このダンパ
    ー用ステッピングモータと連結した連結棒と、この連結
    棒の先端にダンパー板に固定された連結金具と、この連
    結金具には摺動部を設けるとともに、前記ダンパー板は
    前記仕切板と蝶番により取着され、前記連結金具には開
    閉スイッチを設けてなる構成の空調機用ダンパー装置。
JP4259317A 1992-09-29 1992-09-29 空調機用ダンパー装置 Pending JPH06109279A (ja)

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JP4259317A JPH06109279A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 空調機用ダンパー装置

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