JPH0610899Y2 - コンパクトケース - Google Patents

コンパクトケース

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JPH0610899Y2
JPH0610899Y2 JP13511988U JP13511988U JPH0610899Y2 JP H0610899 Y2 JPH0610899 Y2 JP H0610899Y2 JP 13511988 U JP13511988 U JP 13511988U JP 13511988 U JP13511988 U JP 13511988U JP H0610899 Y2 JPH0610899 Y2 JP H0610899Y2
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JP
Japan
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lid
hinge
outer frame
synthetic resin
hinge shaft
Prior art date
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Application number
JP13511988U
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JPH0255814U (ja
Inventor
豊 中村
Original Assignee
株式会社カツシカ
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Publication date
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Publication of JPH0255814U publication Critical patent/JPH0255814U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金属製のコンパクトケースの改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来より、金属製のコンパクトケースの蝶番機構は、化
粧料を収納した器体及び蓋体の端部に蝶番片を巻き加工
し、この蝶番片に蝶番軸を貫通させ、器体及び蓋体を開
閉自在に連結して蝶番機構を構成していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、コンパクトケースは蓋体が約135度以上開か
ないと実用上不便なため、上記の構成の蝶番機構の場
合、蝶番機構が外部に突出せざるを得なかった。従っ
て、この蝶番機構の両端が露出してしまい蝶番軸が覗
け、見苦しいものとなっていた。
〔課題を解決する為の手段〕
少なくとも蓋体1を、合成樹脂により成形した内枠に、
薄肉金属板より成形された外枠を嵌合止着して成る構成
において、蓋外枠3の一端には、舌片19を連設し、こ
の舌片19を丸め加工して蝶着部20を構成する。器体
4は、上面に化粧料10を納置し、一端部より合成樹脂
製の一対の器蝶番片17を突設する。この器蝶番片17
の間には、前記蓋外枠3の蝶着部20が蝶着する蝶番軸
18を架設する。そして、この器体4の蝶番軸18を中
心に蓋外枠3の舌片19を丸め加工し、蓋体1と器体4
を開閉自在に連結させる。
また、前記蓋外枠3を、少なくとも器体4の蝶番軸18
が摺接する面に合成樹脂シート24を貼着した積層板2
5より成形する。本考案は以上構成のコンパクトケース
である。
〔作用〕
器体4の一端部に一対の器蝶番片17を突設し、この器
蝶番片17の間に蝶番軸18を架設し、この蝶番軸18
に蓋体1の一部を構成する蓋外枠3の舌片19を巻き加
工して蝶着部20を構成し、蓋体1と器体4を開閉自在
に蝶着しているため、蝶番機構21は外部に突出してい
るものの蝶番軸18の端部は露出していない。
また、蓋外枠3を下面に合成樹脂シート24を貼着した
積層板25で成形すれば、合成樹脂より成形された蝶番
軸18に合成樹脂シート24が摺接するものとなる。
〔実施例〕
蓋体1は、合成樹脂より成形された蓋内枠2と、薄肉金
属板より成形された蓋外枠3を嵌合止着して構成されて
いる。また器体4も同様に、合成樹脂より成形された器
内枠5と、薄肉金属板より成形された器外枠6を嵌合止
着して構成されている。
蓋内枠2は中央に、上下に貫通して削除された削除部7
を設けており、蓋外枠3の下面が露出している。この露
出した蓋外枠3の下面には、鏡8が貼着され、蓋内枠2
内に露出している。また、蓋内枠2の下面には、フック
9が垂下している。
器内枠5は、化粧料10が充填された中皿11が納置さ
れる化粧料収納所12、及びパフ13が納置されるパフ
収納所14が直列に配置されている。この化粧料収納所
12及びパフ収納所14は、上下に貫通して穿設されて
いる。また、器内枠5の一端部には、蓋体1のフック9
が閉じた状態で係合する係合部15、及びこのフック9
と係合部15の係合を任意に解除できる開蓋機構16を
設けている。また、器内枠5の反開蓋機構16がわ端面
には、両端に一対の器蝶番片17が突出している。この
器蝶番片17の間には、蝶番軸18が架設されている。
なお、この器蝶番片17及び蝶番軸18は、器内枠5と
一体に成形されており、蝶番軸18と器内枠5の端部と
の間には、隙間が生ずるよう構成されている。
蓋外枠3は、反フック9がわ縁部に舌片19が連設され
ている。この舌片19は、器内枠5の蝶番軸18を中心
に巻き加工されて蝶着部20を形成し、この蝶着部20
と蝶番軸18で器体4と蓋体1を開閉自在に蝶着する蝶
番機構21を構成している。
器外枠6は端部に、止着された器内枠5の器蝶番片17
を逃げる逃げ部22、及び器内枠5の開蓋機構16を外
部に突出させる窓部23が設けられている。
また、蓋外枠3及び器外枠6は、表面に加飾を施した塩
化ビニールシート等の合成樹脂シート24を接着剤等に
より貼り合わせた積層板25より成形してもよい。この
場合、薄肉金属板の成形後の加飾等の表面処理工程を省
略できる。更に、蓋外枠3を構成する薄肉金属板の表裏
両面に合成樹脂シート24を貼着しておけば、舌片19
の裏がわにも合成樹脂シート24が位置するため、蓋外
枠3の金属と蝶番軸18の合成樹脂とが擦れ合わず、蝶
番軸18の磨耗を防ぎ、良好な蓋体1の開閉感にする事
ができる。
また、器体4を合成樹脂で一体に成形し、蓋体1のみを
蓋外枠3及び蓋内枠2で構成してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、器体4の一端部に一対の器蝶番
片17を突設し、この器蝶番片17の間に蝶番軸18を
架設し、この蝶番軸18に蓋体1の一部を構成する蓋外
枠3の舌片19を巻き加工して蝶着部20を構成し、蓋
体1と器体4を開閉自在に蝶着しているため、蝶番機構
21は外部に突出しているものの蝶番軸18の端部は露
出しておらず、外観が見苦しいものとならない。
しかも、合成樹脂製の蝶番軸18に薄肉金属製の蝶着部
20が蝶着するのであるが、蓋外枠3を下面に合成樹脂
シート24を貼着した積層板25で成形し、合成樹脂シ
ート24を蝶番軸18に摺接するよう構成すれば、金属
と合成樹脂の摺接ではなく、合成樹脂同士の摺接とな
り、蝶番軸18の磨耗も防げ、良好な蓋体1の開閉操作
感にする事もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の分解斜視図。第2図は、斜視
図。第3図は、蝶番機構の部分拡大断面図。 1〜蓋体、3〜蓋外枠、4〜器体、10〜化粧料、17
〜器蝶番片、18〜蝶番軸、19〜舌片、20〜蝶着
部、24〜合成樹脂シート、25〜積層板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも蓋体(1)を、合成樹脂により成
    形した内枠に、薄肉金属板より成形された外枠を嵌合止
    着して成る構成において、 蓋外枠(3)の一端には舌片(19)を連設し、該舌片(19)を
    丸め加工して蝶着部(20)を構成し、 器体(4)は、上面に化粧料(10)を納置し、一端部より合
    成樹脂製の一対の器蝶番片(17)を突設し、該器蝶番片(1
    7)の間には、前記蓋外枠(3)の蝶着部(20)が蝶着する蝶
    番軸(18)を架設し、 該器体(4)の蝶番軸(18)を中心に蓋外枠(3)の舌片(19)を
    丸め加工し、蓋体(1)と器体(4)を開閉自在に連結した事
    を特徴とするコンパクトケース。
  2. 【請求項2】前記蓋外枠(3)を、少なくとも器体(4)の蝶
    番軸(18)が摺接する面に合成樹脂シート(24)を貼着した
    積層板(25)より成形した事を特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のコンパクトケース。
JP13511988U 1988-10-17 1988-10-17 コンパクトケース Expired - Lifetime JPH0610899Y2 (ja)

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JP13511988U JPH0610899Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 コンパクトケース

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JPH0255814U JPH0255814U (ja) 1990-04-23
JPH0610899Y2 true JPH0610899Y2 (ja) 1994-03-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001178533A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Yoshida Industry Co Ltd 化粧料容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001178533A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Yoshida Industry Co Ltd 化粧料容器
JP4514866B2 (ja) * 1999-12-24 2010-07-28 吉田プラ工業株式会社 化粧料容器

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JPH0255814U (ja) 1990-04-23

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