JP2594548Y2 - 化粧用コンパクト - Google Patents
化粧用コンパクトInfo
- Publication number
- JP2594548Y2 JP2594548Y2 JP1992068623U JP6862392U JP2594548Y2 JP 2594548 Y2 JP2594548 Y2 JP 2594548Y2 JP 1992068623 U JP1992068623 U JP 1992068623U JP 6862392 U JP6862392 U JP 6862392U JP 2594548 Y2 JP2594548 Y2 JP 2594548Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- peripheral wall
- plate portion
- recess
- vertical plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、化粧用コンバクトに閏す
る。
る。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】この種容器として、皿
状容器本体の周壁前部に前面および上面開口の凹部を形
成すると共に、該凹部の後壁上端に付設した係合突条の
下面へ、容器本体の周壁上面を閉塞する蓋体の前部から
垂設したフックを係合させ、又上記凹部内に嵌合させた
押釦を凹部の左右両側壁へ枢着させ、その押釦の下部を
押し込むことで、蓋体を押上げてフックと係合突条の係
合を外すよう形成したものがある。
状容器本体の周壁前部に前面および上面開口の凹部を形
成すると共に、該凹部の後壁上端に付設した係合突条の
下面へ、容器本体の周壁上面を閉塞する蓋体の前部から
垂設したフックを係合させ、又上記凹部内に嵌合させた
押釦を凹部の左右両側壁へ枢着させ、その押釦の下部を
押し込むことで、蓋体を押上げてフックと係合突条の係
合を外すよう形成したものがある。
【0003】上記従来容器では、成形誤差等によってフ
ックと係合突条の係合が固くなり過ぎて蓋体を円滑に開
閉できないことがあった。
ックと係合突条の係合が固くなり過ぎて蓋体を円滑に開
閉できないことがあった。
【0004】本案は、容器本体の周壁前部に前面および
上下両面開口の凹部を穿設し、かつ該凹部内へ嵌合させ
た嵌合板部の上端内面から上方板部を前方突設して、該
上方板部の前縁を縦板部の後面上部にヒンジを介して結
合させ、がつ該縦板部の後面上端に付設した係合突起の
下面を、蓋体の前部外面に付設した係合突条の上面へ係
合させることで、成形誤差を許容できる範囲を拡大して
係合突起と係合突条を確実に係合できるよう設けた。
上下両面開口の凹部を穿設し、かつ該凹部内へ嵌合させ
た嵌合板部の上端内面から上方板部を前方突設して、該
上方板部の前縁を縦板部の後面上部にヒンジを介して結
合させ、がつ該縦板部の後面上端に付設した係合突起の
下面を、蓋体の前部外面に付設した係合突条の上面へ係
合させることで、成形誤差を許容できる範囲を拡大して
係合突起と係合突条を確実に係合できるよう設けた。
【0005】
【課題を解決するための手段】底壁12の周縁から起立
する周壁4の前部に、前面および上下両面開口の凹部5
を穿設すると共に、該凹部の左右両側壁下部間に、凹部
5の後面壁との間に小間隙をあけて支持壁6を架設した
容器本体1と、該容器本体の周壁4内面に内周壁13を
嵌合させ、がつ該内周壁の上端に付設した外向きフラン
ジ状壁14を上記周壁4の上面へ載置させて、外向きフ
ランジ状壁14の前部で上記凹部5上面を閉塞させた枠
体と、上記容器本体の周壁4上面を閉塞する頂壁の周縁
から短周壁18を垂設して、該短周壁の後部を上記周壁
4の後部へ枢着させ、かつ短周壁18の前部外面下端に
係合突条7を付設した蓋体2と、上記凹部5の後壁前面
と支持壁6後面との間へ嵌合させた嵌合板部11の上端
内面から上方板部を前方突設すると共に、該上方板部の
前縁を縦板部8の後面上部へヒンジ10を介して結合さ
せ、かつその縦板部8の後面上端に付設した係合突起9
の下面を上記係合突条7の上面に、縦板部8の下部を後
方へ押込むことで取り外し可能に係合させた押釦3とで
形成した。
する周壁4の前部に、前面および上下両面開口の凹部5
を穿設すると共に、該凹部の左右両側壁下部間に、凹部
5の後面壁との間に小間隙をあけて支持壁6を架設した
容器本体1と、該容器本体の周壁4内面に内周壁13を
嵌合させ、がつ該内周壁の上端に付設した外向きフラン
ジ状壁14を上記周壁4の上面へ載置させて、外向きフ
ランジ状壁14の前部で上記凹部5上面を閉塞させた枠
体と、上記容器本体の周壁4上面を閉塞する頂壁の周縁
から短周壁18を垂設して、該短周壁の後部を上記周壁
4の後部へ枢着させ、かつ短周壁18の前部外面下端に
係合突条7を付設した蓋体2と、上記凹部5の後壁前面
と支持壁6後面との間へ嵌合させた嵌合板部11の上端
内面から上方板部を前方突設すると共に、該上方板部の
前縁を縦板部8の後面上部へヒンジ10を介して結合さ
せ、かつその縦板部8の後面上端に付設した係合突起9
の下面を上記係合突条7の上面に、縦板部8の下部を後
方へ押込むことで取り外し可能に係合させた押釦3とで
形成した。
【0006】
【実施例】本案コンパクトは、容器本体1,枠体,蓋体
2および押釦3で形成され、容器本体1は、底壁12の
周縁から起立する周壁4の後部に枢着凹部16を、かつ
周壁4の前部に前面および上下両面開口の凹部5を、そ
れぞれ穿設し、その凹部5の左右両側壁下部間に、該凹
部の後面壁との間に小間隙をあけて支持壁6を架設する
と共に、該支持壁下端と凹部5の後壁下端との間の下面
を閉塞壁で閉塞している。
2および押釦3で形成され、容器本体1は、底壁12の
周縁から起立する周壁4の後部に枢着凹部16を、かつ
周壁4の前部に前面および上下両面開口の凹部5を、そ
れぞれ穿設し、その凹部5の左右両側壁下部間に、該凹
部の後面壁との間に小間隙をあけて支持壁6を架設する
と共に、該支持壁下端と凹部5の後壁下端との間の下面
を閉塞壁で閉塞している。
【0007】枠体は、容器本体の周壁4内面に嵌着させ
た内周壁13を有し、該内周壁の上部を大内径としてパ
フを収納できるよう形成し、又内周壁13の上端に付設
した外向きフランジ状壁14を容器本体の周壁4上面へ
載置させて、外向きフランジ状壁14の前部で上記凹部
5の上面を閉塞させ、更に、その外向きフランジ状壁1
4の外周上部を切り落とし、かつ上記枢着凹部16上方
の外向きフランジ状壁部分を切欠いている。
た内周壁13を有し、該内周壁の上部を大内径としてパ
フを収納できるよう形成し、又内周壁13の上端に付設
した外向きフランジ状壁14を容器本体の周壁4上面へ
載置させて、外向きフランジ状壁14の前部で上記凹部
5の上面を閉塞させ、更に、その外向きフランジ状壁1
4の外周上部を切り落とし、かつ上記枢着凹部16上方
の外向きフランジ状壁部分を切欠いている。
【0008】蓋体2は、容器本体の周壁4上面を閉塞す
る頂壁の周縁から短周壁18を垂設して、該短周壁の下
面を上記外向きフランジ状壁14外周の切り落とし部分
17上面へ載置させると共に、上記枢着凹部16上方の
短周壁部分を下方へ延長形成して、該延長形成部19を
枢着凹部16の左右両側壁へ軸部20によって枢着さ
せ、又短周壁18の前部外面下端に係合突条7を付設し
ている。
る頂壁の周縁から短周壁18を垂設して、該短周壁の下
面を上記外向きフランジ状壁14外周の切り落とし部分
17上面へ載置させると共に、上記枢着凹部16上方の
短周壁部分を下方へ延長形成して、該延長形成部19を
枢着凹部16の左右両側壁へ軸部20によって枢着さ
せ、又短周壁18の前部外面下端に係合突条7を付設し
ている。
【0009】押釦3は、容器本体の凹部5後壁と支持壁
6後面との間へ嵌合させた嵌合板部11の上端内面から
上方板部を前方突設すると共に、該上方板部の前縁を縦
板部8の後面上部へヒンジ10を介して結合させ、かつ
その縦板部8の上端左右両部を切欠いて、該切欠き部分
間の縦板部分後面上端に付設した係合突起9の下面を上
記係合突条7の上面に、縦板部8の下部を後方へ押込む
ことで取り外し可能に係合させている。
6後面との間へ嵌合させた嵌合板部11の上端内面から
上方板部を前方突設すると共に、該上方板部の前縁を縦
板部8の後面上部へヒンジ10を介して結合させ、かつ
その縦板部8の上端左右両部を切欠いて、該切欠き部分
間の縦板部分後面上端に付設した係合突起9の下面を上
記係合突条7の上面に、縦板部8の下部を後方へ押込む
ことで取り外し可能に係合させている。
【0010】尚15は、枠体の内周壁13下部内面に嵌
合させたドラム、21は、蓋体2の頂壁下面に貼着させ
た鏡である。
合させたドラム、21は、蓋体2の頂壁下面に貼着させ
た鏡である。
【0011】本実施形態では、図1が示す状態から、縦
板部8の下部を後方へ押し込むと、該縦板部の上部が前
方へ傾いて、押釦3の係合突起9が蓋体2の係合突条7
から外れ、蓋体2を開蓋できる。又該状態から、蓋体2
を閉蓋すると、係合突起9の下面へ係合突条7上面が係
合して閉蓋状態が保持される。
板部8の下部を後方へ押し込むと、該縦板部の上部が前
方へ傾いて、押釦3の係合突起9が蓋体2の係合突条7
から外れ、蓋体2を開蓋できる。又該状態から、蓋体2
を閉蓋すると、係合突起9の下面へ係合突条7上面が係
合して閉蓋状態が保持される。
【0012】
【考案の効果】本案は上記構成とするものであり、容器
本体周壁4の前部に穿設した凹部5の後壁前面と、該凹
部の左右両側壁下部間に架設した支持壁6後面との間に
押釦3の嵌合板部11を嵌合させ、かつ該嵌合板部の上
端内面から上方板部を前方突設すると共に、該上方板部
の前縁を縦板部8の後面上部にヒンジ10を介して結合
させ、かつその縦板部8の後面上端に付設した係合突起
9の下面を蓋体2の係合突条7上面へ、縦板部8の下部
を後方へ押し込むことで取り外し可能に係合させたか
ら、縦板部8の下部を押し込み、該縦板部の上部を前方
へ傾けることで、係合突起9と係合突条7の係合を容易
に外すことができ、かつ該状態から閉蓋すると、係合突
起9の下面へ係合突条7上面が係合して、閉蓋状態か保
持され、又係合突条7ないし係合突起9が成形誤差によ
り多少大きく形成されても、ヒンジ10が屈曲変形する
ことで、係合突起9と係合突条7を確実に係合とさせる
ことができると共に、係合突条7と係合突起9を支障な
く係脱させることができ、よって、成形誤差を許容でき
る範囲が拡大されて容易に作製でき、更に、容器本体の
凹部5後壁前面と、該凹部の左右両側壁下部間に架設し
た支持壁6後面との間へ押釦3の嵌合板部11を嵌合さ
せ、又枠体の内周壁13上端に付設した外向きフランジ
状壁14を容器本体の周壁4上面へ載置させて、外向き
フランジ状壁14の前部で凹部5上面を閉塞させたか
ら、押釦3が凹部5内から抜け落ちることを外向きフラ
ンジ状壁14の前部で容易かつ確実に防止することがで
きる。
本体周壁4の前部に穿設した凹部5の後壁前面と、該凹
部の左右両側壁下部間に架設した支持壁6後面との間に
押釦3の嵌合板部11を嵌合させ、かつ該嵌合板部の上
端内面から上方板部を前方突設すると共に、該上方板部
の前縁を縦板部8の後面上部にヒンジ10を介して結合
させ、かつその縦板部8の後面上端に付設した係合突起
9の下面を蓋体2の係合突条7上面へ、縦板部8の下部
を後方へ押し込むことで取り外し可能に係合させたか
ら、縦板部8の下部を押し込み、該縦板部の上部を前方
へ傾けることで、係合突起9と係合突条7の係合を容易
に外すことができ、かつ該状態から閉蓋すると、係合突
起9の下面へ係合突条7上面が係合して、閉蓋状態か保
持され、又係合突条7ないし係合突起9が成形誤差によ
り多少大きく形成されても、ヒンジ10が屈曲変形する
ことで、係合突起9と係合突条7を確実に係合とさせる
ことができると共に、係合突条7と係合突起9を支障な
く係脱させることができ、よって、成形誤差を許容でき
る範囲が拡大されて容易に作製でき、更に、容器本体の
凹部5後壁前面と、該凹部の左右両側壁下部間に架設し
た支持壁6後面との間へ押釦3の嵌合板部11を嵌合さ
せ、又枠体の内周壁13上端に付設した外向きフランジ
状壁14を容器本体の周壁4上面へ載置させて、外向き
フランジ状壁14の前部で凹部5上面を閉塞させたか
ら、押釦3が凹部5内から抜け落ちることを外向きフラ
ンジ状壁14の前部で容易かつ確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本案容器の一実施形態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図2】 同実施形態を開蓋状態で示す要部の斜視図で
ある。
ある。
1…容器本体 2…蓋体 3…押釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45D 33/00
Claims (1)
- 【請求項1】 底壁12の周縁から起立する周壁4の前
部に、前面および上下両面開口の凹部5を穿設すると共
に、該凹部の左右両側壁下部間に、凹部5の後面壁との
間に小間隙をあけて支持壁6を架設した容器本体1と、 該容器本体の周壁4内面に内周壁13を嵌合させ、かつ
該内周壁の上端に付設した外向きフランジ状壁14を上
記周壁4の上面へ載置させて、外向きフランジ状壁14
の前部で上記凹部5上面を閉塞させた枠体と、 上記容器本体の周壁4上面を閉塞する頂壁の周縁から短
周壁18を垂設して、該短周壁の後部を上記周壁4の後
部へ枢着させ、かつ短周壁18の前部外面下端に係合突
条7を付設した蓋体2と、 上記凹部5の後壁前面と支持壁6後面との間へ嵌合させ
た嵌合板部11の上端内面から上方板部を前方突設する
と共に、該上方板部の前縁を縦板部8の後面上部へヒン
ジ10を介して結合させ、かつその縦板部8の後面上端
に付設した係合突起9の下面を上記係合突条7の上面
に、縦板部8の下部を後方へ押込むことで取り外し可能
に係合させた押釦3とで形成した化粧用コンパクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992068623U JP2594548Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 化粧用コンパクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992068623U JP2594548Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 化粧用コンパクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626713U JPH0626713U (ja) | 1994-04-12 |
JP2594548Y2 true JP2594548Y2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=13379069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992068623U Expired - Fee Related JP2594548Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 化粧用コンパクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594548Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP1992068623U patent/JP2594548Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0626713U (ja) | 1994-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |