JP3522864B2 - コンパクト容器 - Google Patents
コンパクト容器Info
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Description
た化粧皿の交換を容易に行えるように設けたコンパク容
器に関する。 【0002】 【従来の技術】化粧皿の交換方法として従来多数知られ
ているが、例えば実開平6-72512 号の場合は、容器本体
中間に仕切壁を設けてその一半を化粧用具収納室に、他
半を化粧皿嵌合室に、それぞれ形成して、その仕切壁中
間部分両側の化粧用具収納室底壁部分から化粧皿嵌合室
底壁部分側へ長く開孔しておき、その開孔内へ、基端側
に肉薄ヒンジを有する操作板を、該操作板基端を化粧用
具収納室側開孔部分に固着させて嵌合させ、操作板先端
部押上げによる底板押上げで化粧皿を押上げできるよう
設けている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記コンパクト容器
は、操作板先端部を介して化粧皿底板を押上げるため、
その化粧皿取外しに力を要するものであった。 【0004】本発明は、化粧皿側方の容器本体内部分に
押下げ可能に筒状押釦を設け、該押釦押下げによりその
筒壁一部が形成するほぼL字状の揺動板が揺動し乍ら化
粧皿側方下部へ押込まれることで、その揺動板先端部が
化粧皿側部を押上げるよう設け、もって比較的容易に化
粧皿を交換できるよう設けたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】容器本体1と該容器本体
上面を開閉する蓋体12とを各後部で枢着させたコンパク
ト容器において、上記容器本体を、底板2外周から第1
周壁3を起立する外箱4と、上記底板上へ載置させて起
立する第2周壁5上端に付設した外向きフランジ6を第
1周壁3上端へ固定させて、該外向きフランジで容器本
体上面を形成する枠部材7とで形成して、該枠部材の第
2周壁5内へ化粧皿15を、第2周壁内面と化粧皿周壁16
外面とに設けた、横条8,17を係合させて嵌合すると共
に、その化粧皿外周下方の少くとも一部を下内方への第
1傾斜面18に形成しておき、該第1傾斜面と近接する枠
部材の第2周壁および外向きフランジの内方部分を切欠
き9し、かつ該切欠き下方の外箱底板部分から、第1傾
斜面側の側面を第1傾斜面とほぼ平行な第2傾斜面11と
するガイド棒10を起立し、又上記切欠き9内へ嵌合させ
かつガイド棒10の上部外面に下方筒部を嵌合させた有頂
筒状の押釦20を設けて、その筒壁の第2傾斜面側の側壁
部分を押釦上壁21から肉薄ヒンジ22を介して垂下するほ
ぼL字状ないし直角三角形状の揺動板23に形成して該揺
動板の下端直角状部を第2傾斜面の上部へ、かつ下方外
端部24を上記第1傾斜面18の上部へそれぞれ係合させ、
押釦20押下げにより上記揺動板23が第2傾斜面11に沿っ
て押出されることで、揺動板の下方外端部24が第1傾斜
面18を介して化粧皿周壁部分を押上げして、上記横条
8,17の係合を離脱可能に形成した。 【0006】 【作用】図2が示す化粧皿15嵌合状態から押釦20を押下
げると、その押釦の上壁21から肉薄ヒンジ22を介して垂
下するほぼL字状ないし直角三角形状の揺動板23は図3
が示すように外箱4の底板2から起立するガイド棒10の
第2傾斜面11に沿って化粧皿15の第1傾斜面18の下方へ
押し込まれると共に肉薄ヒンジ22を中心として揺動する
こととなり、よって揺動板の下方外端部24は第1傾斜面
18を介して化粧皿周壁部分を押上げ、該押上げにより、
図1が示す、枠部材第2周壁5内面と化粧皿周壁16外面
とにそれぞれ設けた横条8,17の係合を外す。よって化
粧皿15は容易に容器本体から外すことが出来る。化粧皿
嵌合の際は、図1のように枠部材7内へ化粧皿15を押下
げ、上記横条8,17を係合させればよい。 【0007】 【実施例】本発明コンパクト容器は、容器本体1と該容
器本体上面を開閉する蓋体12とを、各後部で枢着させた
ものである。 【0008】容器本体1は、四角形状の底板2外周から
第1周壁3を起立する外箱4と、上記底板2上へ載置さ
せて起立する四角筒状の第2周壁5上端に外向きフラン
ジ6を付設し、該外向きフランジ外周部下面を第1周壁
3上面へ載置し、かつ固着させた枠部材7とで形成して
いる。外向きフランジ6は、第2周壁5上端から上外方
へ拡開する上面凹状の弯曲板部6aを介して水平板部を外
方突出させるとよい。第2周壁5の前後両部分内面には
化粧皿係止用の横条8,8を付設している。又第2周壁
後方角部の一方と該角部上端とを連結する弯曲板部の角
部は図2が示すように切欠き9し、かつ該切欠き下方の
外箱底板部分からは、ガイド棒10を起立している。該ガ
イド棒については後述する。 【0009】15は枠部材7の第2周壁5内へ嵌合させる
四角形状の化粧皿で、その周壁16の前後外面には既述横
条8,8と係合させてその化粧皿の抜出しを防止する横
条17,17を有する。それ等既述第2周壁5の横条と化粧
皿の横条とは、その一方を突条に、他方をその突条嵌合
用の凹条としてもよく、又それ等を共に突条として、第
2周壁の横条下面へ化粧皿周壁の横条上面が係合するよ
う設けてもよい。化粧皿15の各角部外面下方には下内方
への第1傾斜面18を形成する。該第1傾斜面は、該第1
傾斜面と近接するガイド棒10の側面へ、化粧皿中心方向
へ下降形成した第2傾斜面11とほぼ平行に形成する。そ
の傾斜角度はほぼ45度程度とする。 【0010】20は、既述切欠き9内へ嵌合させ、かつガ
イド棒10の上部外面に下方筒部を嵌合させた有頂筒状の
押釦で、該押釦は、既述第2傾斜面側の側壁を、その左
右両側を切離し、かつその側壁上端を上壁21から肉薄ヒ
ンジ22を介して垂下するほぼL字状ないし直角三角形状
の揺動板23に形成し、その下端直角状部を第2傾斜面11
の上部へ、かつ下方外端部24を第1傾斜面18の上部へ、
それぞれ係合させる。押釦20はガイド棒10ないし切欠き
9に対して回動不能に、それ等を共に多角形状に形成す
るとよい。上記揺動板23を除く他の側壁部分下端には、
切欠き9の口部下縁に係合する突条25を付設し、抜出し
不能としている。押釦20は、その押下げにより上記揺動
板23が第2傾斜面11に沿い下降し乍ら肉薄ヒンジ22を中
心として揺動することで、その下方外端部24が第1傾斜
面18を介して化粧皿周壁部分を押上げ、既述横条8,17
の係合を外すことが可能に設ける。 【0011】既述各部材はそれぞれ合成樹脂材で形成す
る。 【0012】尚上記実施例において、押釦20等を枠部材
外向きフランジの角部に形成したが他の位置へ形成して
もよく、又コンパクト容器は円形であってもよい。 【0013】 【発明の効果】本発明は既述構成とするものであり、押
釦20押下げにより、枠部材の第2周壁5内面と、その第
2周壁内へ嵌合させた化粧皿周壁16外面とに設けた横条
8,17の係合が外れるよう設けたからその化粧皿15の交
換を容易に行うことが出来、又化粧皿15外周下方の少く
とも一部を下内方への第1傾斜面18に形成して、該第1
傾斜面と近接する枠部材の第2周壁および外向きフラン
ジの内方部分を切欠き9し、かつ該切欠き下方の外箱底
板部分から、第1傾斜面側の側面を第1傾斜面とほぼ平
行な第2傾斜面11とするガイド棒10を起立しておき、又
押釦を有頂の筒状として、その側壁一部を、押釦上壁21
から肉薄ヒンジ22を介して垂下するほぼL字状ないし直
角三角形状の揺動板23に形成して、上記切欠き内へ嵌合
させ、かつガイド棒上部外面に下方筒部を嵌合させて、
揺動板23の下端直角状部を第2傾斜面11の上部へ、かつ
下方外端部24を上記第1傾斜面18の上部へ、それぞれ係
合させたから、その押釦20押下げによる化粧皿押上げを
容易に行うことが出来る。
拡大断面図である。 【符号の説明】 7…枠部材 10…ガイド棒 11…第
2傾斜面 18…第1傾斜面 20…押釦 23…揺
動板
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 容器本体1と該容器本体上面を開閉する
蓋体12とを各後部で枢着させたコンパクト容器におい
て、上記容器本体を、底板2外周から第1周壁3を起立
する外箱4と、上記底板上へ載置させて起立する第2周
壁5上端に付設した外向きフランジ6を第1周壁3上端
へ固定させて、該外向きフランジで容器本体上面を形成
する枠部材7とで形成して、該枠部材の第2周壁5内へ
化粧皿15を、第2周壁内面と化粧皿周壁16外面とに設け
た、横条8,17を係合させて嵌合すると共に、その化粧
皿外周下方の少くとも一部を下内方への第1傾斜面18に
形成しておき、該第1傾斜面と近接する枠部材の第2周
壁および外向きフランジの内方部分を切欠き9し、かつ
該切欠き下方の外箱底板部分から、第1傾斜面側の側面
を第1傾斜面とほぼ平行な第2傾斜面11とするガイド棒
10を起立し、又上記切欠き9内へ嵌合させかつガイド棒
10の上部外面に下方筒部を嵌合させた有頂筒状の押釦20
を設けて、その筒壁の第2傾斜面側の側壁部分を押釦上
壁21から肉薄ヒンジ22を介して垂下するほぼL字状ない
し直角三角形状の揺動板23に形成して該揺動板の下端直
角状部を第2傾斜面の上部へ、かつ下方外端部24を上記
第1傾斜面18の上部へそれぞれ係合させ、押釦20押下げ
により上記揺動板23が第2傾斜面11に沿って押出される
ことで、揺動板の下方外端部24が第1傾斜面18を介して
化粧皿周壁部分を押上げして、上記横条8,17の係合を
離脱可能に形成したことを特徴とするコンパクト容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31276694A JP3522864B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31276694A JP3522864B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | コンパクト容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08140727A JPH08140727A (ja) | 1996-06-04 |
JP3522864B2 true JP3522864B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=18033168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31276694A Expired - Fee Related JP3522864B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3522864B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7229101B2 (ja) * | 2019-05-31 | 2023-02-27 | 株式会社吉野工業所 | コンパクト容器 |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP31276694A patent/JP3522864B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08140727A (ja) | 1996-06-04 |
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