JPH06108923A - 排気還流制御装置 - Google Patents
排気還流制御装置Info
- Publication number
- JPH06108923A JPH06108923A JP4256422A JP25642292A JPH06108923A JP H06108923 A JPH06108923 A JP H06108923A JP 4256422 A JP4256422 A JP 4256422A JP 25642292 A JP25642292 A JP 25642292A JP H06108923 A JPH06108923 A JP H06108923A
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- JP
- Japan
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- exhaust
- exhaust gas
- egr
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- intake
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- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 エアクリーナやサイレンサーの目詰まり等
により、吸気通路内の吸気負圧や排気通路内の排気圧が
変化し、排気還流通路を還流する排気ガスの流速に変化
が生じた場合であっても、適切なＥＧＲ率を保持するこ
とができるように、ＥＧＲ率を補正することができる排
気還流制御装置を提供すること。 【構 成】 排気通路５，６と吸気通路２，３とを連通
する排気還流通路８を設けると共に、この排気還流通路
８を還流する排気ガスの流量を調整するＥＧＲ弁９を設
けた排気還流装置において、前記排気通路５，６内の圧
力と、前記吸気通路２，３内の圧力の内、少なくとも一
方の圧力変化に応じて、ＥＧＲ率が一定になるように、
前記ＥＧＲ弁９の開度を調整するＥＧＲ調整弁18を設け
た。
により、吸気通路内の吸気負圧や排気通路内の排気圧が
変化し、排気還流通路を還流する排気ガスの流速に変化
が生じた場合であっても、適切なＥＧＲ率を保持するこ
とができるように、ＥＧＲ率を補正することができる排
気還流制御装置を提供すること。 【構 成】 排気通路５，６と吸気通路２，３とを連通
する排気還流通路８を設けると共に、この排気還流通路
８を還流する排気ガスの流量を調整するＥＧＲ弁９を設
けた排気還流装置において、前記排気通路５，６内の圧
力と、前記吸気通路２，３内の圧力の内、少なくとも一
方の圧力変化に応じて、ＥＧＲ率が一定になるように、
前記ＥＧＲ弁９の開度を調整するＥＧＲ調整弁18を設け
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、排気通路から吸気通路
に排気ガスを還流させる排気還流（ＥＧＲ）装置におい
て、ＥＧＲ率を適正値に保つための排気還流制御装置に
関するものである。
に排気ガスを還流させる排気還流（ＥＧＲ）装置におい
て、ＥＧＲ率を適正値に保つための排気還流制御装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、排気ガスの一部を排気系から
取り出して再びエンジンの吸気系に戻し、吸気に混合さ
せる排気還流（ＥＧＲ）が行われており、この排気還流
によって、吸気中に含まれる不活性ガスの割合を増加さ
せ、燃焼温度を低下させ、以てＮＯX の発生を抑制する
ようにしている。
取り出して再びエンジンの吸気系に戻し、吸気に混合さ
せる排気還流（ＥＧＲ）が行われており、この排気還流
によって、吸気中に含まれる不活性ガスの割合を増加さ
せ、燃焼温度を低下させ、以てＮＯX の発生を抑制する
ようにしている。
【０００３】しかし、余り多量のＥＧＲを行うと、燃焼
の安定度が悪化し、ＨＣの排出レベルが増大し、燃費も
悪化する。従って、達成目標とするＮＯX の排出レベル
と、エンジンの燃焼の安定度が両立するＥＧＲ率の範囲
に、ＥＧＲ流量を制御する必要がある。そこで従来か
ら、ＥＧＲ率を適正値に制御する装置が種々提案されて
おり、例えば、特開昭55− 40206号公報に提案されてい
るような排気還流装置が知られている。この公報に記載
されている排気還流装置は、エンジンの減速時には、エ
ンジンの燃焼の不安定化を防止するために、排気還流を
停止するように制御し、更に、減速時にはＥＧＲ弁を速
やかに閉弁し、逆に加速時にはＥＧＲ弁を緩慢に開弁す
ることにより、ＥＧＲ率の変化に伴うショックをドライ
バーに与えることを防止して、ドライバビリティを向上
させようとするものである。
の安定度が悪化し、ＨＣの排出レベルが増大し、燃費も
悪化する。従って、達成目標とするＮＯX の排出レベル
と、エンジンの燃焼の安定度が両立するＥＧＲ率の範囲
に、ＥＧＲ流量を制御する必要がある。そこで従来か
ら、ＥＧＲ率を適正値に制御する装置が種々提案されて
おり、例えば、特開昭55− 40206号公報に提案されてい
るような排気還流装置が知られている。この公報に記載
されている排気還流装置は、エンジンの減速時には、エ
ンジンの燃焼の不安定化を防止するために、排気還流を
停止するように制御し、更に、減速時にはＥＧＲ弁を速
やかに閉弁し、逆に加速時にはＥＧＲ弁を緩慢に開弁す
ることにより、ＥＧＲ率の変化に伴うショックをドライ
バーに与えることを防止して、ドライバビリティを向上
させようとするものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の排気還流装置によると、吸気通路の吸気抵抗が
増加した場合、例えばエアクリーナが目詰まりした場合
等や、或いは、排気通路の排気抵抗が増加した場合、例
えばサイレンサーが目詰まりした場合等には、吸気負圧
と排気圧との間の差圧が変化するため、排気還流通路を
還流する排気ガスの流速が変化し、ＥＧＲ率を適正値に
保持できなくなるという問題があった。
の従来の排気還流装置によると、吸気通路の吸気抵抗が
増加した場合、例えばエアクリーナが目詰まりした場合
等や、或いは、排気通路の排気抵抗が増加した場合、例
えばサイレンサーが目詰まりした場合等には、吸気負圧
と排気圧との間の差圧が変化するため、排気還流通路を
還流する排気ガスの流速が変化し、ＥＧＲ率を適正値に
保持できなくなるという問題があった。
【０００５】本発明は以上の問題点に鑑みて、エアクリ
ーナやサイレンサーの目詰まり等により、吸気通路内の
吸気負圧や排気通路内の排気圧が変化し、排気還流通路
を還流する排気ガスの流速に変化が生じた場合であって
も、適切なＥＧＲ率を保持することができるように、Ｅ
ＧＲ率を補正することができる排気還流制御装置を提供
することを目的とするものである。
ーナやサイレンサーの目詰まり等により、吸気通路内の
吸気負圧や排気通路内の排気圧が変化し、排気還流通路
を還流する排気ガスの流速に変化が生じた場合であって
も、適切なＥＧＲ率を保持することができるように、Ｅ
ＧＲ率を補正することができる排気還流制御装置を提供
することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の排気還流制御装置は、排気通路と吸気通路と
を連通する排気還流通路を設けると共に、この排気還流
通路を還流する排気ガスの流量を調整するＥＧＲ弁を設
けた排気還流装置において、前記排気通路内の圧力と、
前記吸気通路内の圧力の内、少なくとも一方の圧力変化
に応じて、ＥＧＲ率が一定になるように、前記ＥＧＲ弁
の開度を調整するＥＧＲ調整弁を設けたことを特徴とす
る構成である。
の本発明の排気還流制御装置は、排気通路と吸気通路と
を連通する排気還流通路を設けると共に、この排気還流
通路を還流する排気ガスの流量を調整するＥＧＲ弁を設
けた排気還流装置において、前記排気通路内の圧力と、
前記吸気通路内の圧力の内、少なくとも一方の圧力変化
に応じて、ＥＧＲ率が一定になるように、前記ＥＧＲ弁
の開度を調整するＥＧＲ調整弁を設けたことを特徴とす
る構成である。
【０００７】前記ＥＧＲ弁は、予め適正なＥＧＲ率を得
られるように、エンジン回転数やエンジン負荷等に応じ
て、開度調整できるように設定しておくと好ましい。ま
た、このＥＧＲ弁と前記ＥＧＲ調整弁の開閉駆動には、
電磁弁を用いて電気的に制御する方法や、或いは、流体
圧を利用して制御する方法等を適宜採用することができ
る。
られるように、エンジン回転数やエンジン負荷等に応じ
て、開度調整できるように設定しておくと好ましい。ま
た、このＥＧＲ弁と前記ＥＧＲ調整弁の開閉駆動には、
電磁弁を用いて電気的に制御する方法や、或いは、流体
圧を利用して制御する方法等を適宜採用することができ
る。
【０００８】
【作 用】本発明の排気還流制御装置は以上の構成を有
しており、排気通路と吸気通路の内、少なくとも一方の
流路抵抗が変化し、それにより、排気圧と吸気負圧の差
圧に変化が生じ、還流する排気ガスの流速が変化した場
合であっても、前記ＥＧＲ調整弁によりＥＧＲ弁の開度
を調整することができるため、ＥＧＲ率を所望の適正値
になるように補正することができる。
しており、排気通路と吸気通路の内、少なくとも一方の
流路抵抗が変化し、それにより、排気圧と吸気負圧の差
圧に変化が生じ、還流する排気ガスの流速が変化した場
合であっても、前記ＥＧＲ調整弁によりＥＧＲ弁の開度
を調整することができるため、ＥＧＲ率を所望の適正値
になるように補正することができる。
【０００９】
【実 施 例】次に図面を参照して本発明の一実施例を
説明する。先ず、図１に示すように、エンジン１の吸気
マニホールド２には吸気管３が接続され、この吸気管３
の上流には、エアクリーナ４が設けられている。一方、
排気マニホールド５には排気管６が接続され、この排気
管６の下流には、サイレンサー７が設けられており、更
に、吸気管３と排気管６との間には、排気還流通路８が
設けられている。
説明する。先ず、図１に示すように、エンジン１の吸気
マニホールド２には吸気管３が接続され、この吸気管３
の上流には、エアクリーナ４が設けられている。一方、
排気マニホールド５には排気管６が接続され、この排気
管６の下流には、サイレンサー７が設けられており、更
に、吸気管３と排気管６との間には、排気還流通路８が
設けられている。
【００１０】この排気還流通路８には、還流する排気ガ
スの流量を調整するＥＧＲ弁９が設けられており、この
ＥＧＲ弁９は、スプリング10ａによって閉弁方向に付勢
されたアクチュエータ10のダイヤフラム10ｂに接続され
ている。このアクチュエータ10の負圧室10ｃは、第１負
圧管11を介してバキュームポンプ12に接続されており、
この第１負圧管11には、前記負圧室10ｃを大気に開放し
得る負圧制御弁13が設けられている。そして、この負圧
制御弁13は、エンジン回転数を検出する回転数センサー
14の検出値と、エンジン負荷を検出する負荷センサー15
の検出値が入力される制御装置16によって、エンジン回
転数とエンジン負荷とに応じて適切なＥＧＲ率を設定で
きるように開閉制御されている。
スの流量を調整するＥＧＲ弁９が設けられており、この
ＥＧＲ弁９は、スプリング10ａによって閉弁方向に付勢
されたアクチュエータ10のダイヤフラム10ｂに接続され
ている。このアクチュエータ10の負圧室10ｃは、第１負
圧管11を介してバキュームポンプ12に接続されており、
この第１負圧管11には、前記負圧室10ｃを大気に開放し
得る負圧制御弁13が設けられている。そして、この負圧
制御弁13は、エンジン回転数を検出する回転数センサー
14の検出値と、エンジン負荷を検出する負荷センサー15
の検出値が入力される制御装置16によって、エンジン回
転数とエンジン負荷とに応じて適切なＥＧＲ率を設定で
きるように開閉制御されている。
【００１１】また、本実施例では、第２負圧管17を介し
て前記負圧室10ｃを大気に開放し得るＥＧＲ調整弁18が
設けられており、このＥＧＲ調整弁18は吸気圧検出管19
を介して吸気管３に接続されていると共に、排気圧検出
管20を介して排気管６に接続されている。そして、吸気
圧検出管19を通じて作用する吸気管３の吸気負圧と、排
気圧検出管20を通じて作用する排気管６の排気圧によっ
て、このＥＧＲ調整弁18を開閉制御するように構成され
ている。
て前記負圧室10ｃを大気に開放し得るＥＧＲ調整弁18が
設けられており、このＥＧＲ調整弁18は吸気圧検出管19
を介して吸気管３に接続されていると共に、排気圧検出
管20を介して排気管６に接続されている。そして、吸気
圧検出管19を通じて作用する吸気管３の吸気負圧と、排
気圧検出管20を通じて作用する排気管６の排気圧によっ
て、このＥＧＲ調整弁18を開閉制御するように構成され
ている。
【００１２】更に、図２及び図３に示すように、このＥ
ＧＲ調整弁18を構成するシリンダ21の中には、通気穴22
ａをあけたピストン22が摺動可能に設けられており、こ
のピストン22は、吸気圧検出管19を通じて吸気負圧が作
用する受圧面22ｂと、排気圧検出管20を通じて排気圧が
作用する受圧面22ｃを有しており、更に、スプリング23
によって排気圧検出管20の方向に付勢されている。
ＧＲ調整弁18を構成するシリンダ21の中には、通気穴22
ａをあけたピストン22が摺動可能に設けられており、こ
のピストン22は、吸気圧検出管19を通じて吸気負圧が作
用する受圧面22ｂと、排気圧検出管20を通じて排気圧が
作用する受圧面22ｃを有しており、更に、スプリング23
によって排気圧検出管20の方向に付勢されている。
【００１３】なお、本実施例のＥＧＲ調整弁18は、吸気
負圧と排気圧の絶対値の比や、それらの差圧の変動に対
する応答速度等を考慮して、予め吸気負圧を受けるピス
トン22の受圧面22ｂの面積と、排気圧を受けるピストン
22の受圧面22ｃの面積の比、及び、スプリング23のバネ
定数を設定している。また、その設定に際しては、エア
クリーナ４やサイレンサー７等に目詰まりがなく、且
つ、排気還流を行う制御範囲内において、エンジン回転
数及びエンジン負荷が最大の状態で、吸排気圧がＥＧＲ
調整弁18にかかっている状態を、このＥＧＲ調整弁18の
作動開始点としている。
負圧と排気圧の絶対値の比や、それらの差圧の変動に対
する応答速度等を考慮して、予め吸気負圧を受けるピス
トン22の受圧面22ｂの面積と、排気圧を受けるピストン
22の受圧面22ｃの面積の比、及び、スプリング23のバネ
定数を設定している。また、その設定に際しては、エア
クリーナ４やサイレンサー７等に目詰まりがなく、且
つ、排気還流を行う制御範囲内において、エンジン回転
数及びエンジン負荷が最大の状態で、吸排気圧がＥＧＲ
調整弁18にかかっている状態を、このＥＧＲ調整弁18の
作動開始点としている。
【００１４】これにより、吸気通路である吸気マニホー
ルド２や吸気管３の流路抵抗、及び排気通路である排気
マニホールド５や排気管６の流路抵抗を増加させるよう
な目詰まりが未だ発生していない状態において、ＥＧＲ
調整弁18は閉弁状態になり、ＥＧＲ率は負圧制御弁13に
よって開度調整されるＥＧＲ弁９により制御される。
今、本実施例の排気還流制御装置において、例えばエア
クリーナ４に目詰まりが発生し、吸気通路の吸気負圧が
高くなった場合には、その吸気負圧が吸気圧検出管19を
通じてピストン22の受圧面22ｂに作用し、スプリング23
の弾性力に抗してピストン22が吸気圧検出管19の方向へ
移動するため、アクチュエータ10の負圧室10ｃは、第１
負圧管11、第２負圧管17、通気穴22ａを介して大気に開
放され、ＥＧＲ弁９の開度は絞られる。
ルド２や吸気管３の流路抵抗、及び排気通路である排気
マニホールド５や排気管６の流路抵抗を増加させるよう
な目詰まりが未だ発生していない状態において、ＥＧＲ
調整弁18は閉弁状態になり、ＥＧＲ率は負圧制御弁13に
よって開度調整されるＥＧＲ弁９により制御される。
今、本実施例の排気還流制御装置において、例えばエア
クリーナ４に目詰まりが発生し、吸気通路の吸気負圧が
高くなった場合には、その吸気負圧が吸気圧検出管19を
通じてピストン22の受圧面22ｂに作用し、スプリング23
の弾性力に抗してピストン22が吸気圧検出管19の方向へ
移動するため、アクチュエータ10の負圧室10ｃは、第１
負圧管11、第２負圧管17、通気穴22ａを介して大気に開
放され、ＥＧＲ弁９の開度は絞られる。
【００１５】これと同様に、サイレンサー７に目詰まり
が発生し、排気通路の排気圧が高くなった場合には、そ
の排気圧が排気圧検出管20を通じてピストン22の受圧面
22ｃに作用し、スプリング23の弾性力に抗してピストン
22が吸気圧検出管19の方向へ移動するため、アクチュエ
ータ10の負圧室10ｃは、第１負圧管11、第２負圧管17、
通気穴22ａを介して大気に開放され、ＥＧＲ弁９の開度
は絞られる。
が発生し、排気通路の排気圧が高くなった場合には、そ
の排気圧が排気圧検出管20を通じてピストン22の受圧面
22ｃに作用し、スプリング23の弾性力に抗してピストン
22が吸気圧検出管19の方向へ移動するため、アクチュエ
ータ10の負圧室10ｃは、第１負圧管11、第２負圧管17、
通気穴22ａを介して大気に開放され、ＥＧＲ弁９の開度
は絞られる。
【００１６】このように、負圧制御弁13によってＥＧＲ
弁９の開度調整を行うだけでなく、ＥＧＲ調整弁18によ
って補助的にＥＧＲ弁９開度の微調整を行うことによ
り、従来、吸気通路や排気通路の流路抵抗が変化した場
合に、還流する排気ガスの流速が増大し、ＥＧＲ率が適
正値よりも高くなるように変動していたのが、本発明に
よって常に適正値を保持できるように補正される。
弁９の開度調整を行うだけでなく、ＥＧＲ調整弁18によ
って補助的にＥＧＲ弁９開度の微調整を行うことによ
り、従来、吸気通路や排気通路の流路抵抗が変化した場
合に、還流する排気ガスの流速が増大し、ＥＧＲ率が適
正値よりも高くなるように変動していたのが、本発明に
よって常に適正値を保持できるように補正される。
【００１７】なお、本実施例ではバキュームポンプ12を
使用してＥＧＲ弁９の開度調整を行っているが、ＥＧＲ
弁９とＥＧＲ調整弁18を電磁弁にすると共に、排気通路
内に排気圧センサーを設け、吸気通路内に吸気圧センサ
ーを設けて、これらを電気的に制御するように構成して
も構わない。
使用してＥＧＲ弁９の開度調整を行っているが、ＥＧＲ
弁９とＥＧＲ調整弁18を電磁弁にすると共に、排気通路
内に排気圧センサーを設け、吸気通路内に吸気圧センサ
ーを設けて、これらを電気的に制御するように構成して
も構わない。
【００１８】
【発明の効果】本発明の排気還流制御装置は、排気通路
と吸気通路とを連通する排気還流通路を設けると共に、
この排気還流通路を還流する排気ガスの流量を調整する
ＥＧＲ弁を設けた排気還流装置において、前記排気通路
内の圧力と、前記吸気通路内の圧力の内、少なくとも一
方の圧力変化に応じて、ＥＧＲ率が一定になるように、
前記ＥＧＲ弁の開度を調整するＥＧＲ調整弁を設けたこ
とを特徴とするので、以下の効果を奏することができ
る。
と吸気通路とを連通する排気還流通路を設けると共に、
この排気還流通路を還流する排気ガスの流量を調整する
ＥＧＲ弁を設けた排気還流装置において、前記排気通路
内の圧力と、前記吸気通路内の圧力の内、少なくとも一
方の圧力変化に応じて、ＥＧＲ率が一定になるように、
前記ＥＧＲ弁の開度を調整するＥＧＲ調整弁を設けたこ
とを特徴とするので、以下の効果を奏することができ
る。
【００１９】排気通路と吸気通路の内、少なくとも一方
の流路抵抗が変化し、それにより、排気圧と吸気負圧の
差圧に変化が生じ、還流する排気ガスの流速が変化した
場合であっても、前記ＥＧＲ調整弁によりＥＧＲ弁の開
度を調整することができるため、ＥＧＲ率を所望の適正
値になるように補正することができる。従って、エアク
リーナやサイレンサー等に目詰まりが発生し、吸気通路
内の吸気負圧や排気通路内の排気圧が変化した場合であ
っても、ＮＯX 排出量の低減とエンジンの燃焼の安定を
両立させる適切なＥＧＲ率を保持することができる。
の流路抵抗が変化し、それにより、排気圧と吸気負圧の
差圧に変化が生じ、還流する排気ガスの流速が変化した
場合であっても、前記ＥＧＲ調整弁によりＥＧＲ弁の開
度を調整することができるため、ＥＧＲ率を所望の適正
値になるように補正することができる。従って、エアク
リーナやサイレンサー等に目詰まりが発生し、吸気通路
内の吸気負圧や排気通路内の排気圧が変化した場合であ
っても、ＮＯX 排出量の低減とエンジンの燃焼の安定を
両立させる適切なＥＧＲ率を保持することができる。
【図１】本発明の一実施例における排気還流制御装置の
概略図である。
概略図である。
【図２】図１の排気還流制御装置に設けられるＥＧＲ調
整弁の断面図である。
整弁の断面図である。
【図３】図２のＥＧＲ調整弁に設けられるピストンの斜
視図である。
視図である。
２ 吸気通路（吸気マニホールド） ３ 吸気通路
（吸気管） ５ 排気通路（排気マニホールド） ６ 排気通路
（排気管） ８ 排気還流通路 ９ ＥＧＲ弁 18 ＥＧＲ調整弁
（吸気管） ５ 排気通路（排気マニホールド） ６ 排気通路
（排気管） ８ 排気還流通路 ９ ＥＧＲ弁 18 ＥＧＲ調整弁
Claims (1)
- 【請求項１】 排気通路と吸気通路とを連通する排気還
流通路を設けると共に、この排気還流通路を還流する排
気ガスの流量を調整するＥＧＲ弁を設けた排気還流装置
において、前記排気通路内の圧力と、前記吸気通路内の
圧力の内、少なくとも一方の圧力変化に応じて、ＥＧＲ
率が一定になるように、前記ＥＧＲ弁の開度を調整する
ＥＧＲ調整弁を設けたことを特徴とする排気還流制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4256422A JPH06108923A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 排気還流制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4256422A JPH06108923A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 排気還流制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06108923A true JPH06108923A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17292447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4256422A Pending JPH06108923A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 排気還流制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06108923A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1989006346A1 (fr) * | 1987-12-29 | 1989-07-13 | Khoi Danny James | Jaugeur de niveau de reservoir a palpeur asservi |
| JP2009091961A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Toyota Motor Corp | 内燃機関装置およびその制御方法並びに車両 |
| WO2010014998A2 (en) * | 2008-08-01 | 2010-02-04 | Cummins Ip, Inc. | Apparatus, system, and method for controlling exhaust emissions using a pre-filter |
| JP2011163241A (ja) * | 2010-02-11 | 2011-08-25 | Denso Corp | 内燃機関の制御装置 |
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| JP2014521871A (ja) * | 2011-07-29 | 2014-08-28 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 過給内燃機関 |
| KR20200022612A (ko) * | 2018-08-23 | 2020-03-04 | 현대자동차주식회사 | 가솔린 egr 시스템의 밸브개방 제어장치 및 방법 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP4256422A patent/JPH06108923A/ja active Pending
Cited By (10)
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