JPH06108773A - トンネル作業装置の支持装置 - Google Patents
トンネル作業装置の支持装置Info
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- JPH06108773A JPH06108773A JP4277801A JP27780192A JPH06108773A JP H06108773 A JPH06108773 A JP H06108773A JP 4277801 A JP4277801 A JP 4277801A JP 27780192 A JP27780192 A JP 27780192A JP H06108773 A JPH06108773 A JP H06108773A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 掘削機等とトンネル内で並行して安全に作業
できる吹付け装置、マンケージ等のトンネル作業装置の
支持装置を提供することを目的とする。 【構成】 トンネルの内壁にほぼ沿って立設され、ほぼ
Ｕ字状に形成され、前記トンネルの底面を移動する支柱
と、前記支柱により前記トンネルの天井付近に支持さ
れ、前記天井とほぼ平行に設けられる移動用レールと、
トンネル作業装置が取付けられ、前記トンネル作業装置
と共に前記天井とほぼ平行に前記移動用レールを移動す
る移動台車と、から成る。
できる吹付け装置、マンケージ等のトンネル作業装置の
支持装置を提供することを目的とする。 【構成】 トンネルの内壁にほぼ沿って立設され、ほぼ
Ｕ字状に形成され、前記トンネルの底面を移動する支柱
と、前記支柱により前記トンネルの天井付近に支持さ
れ、前記天井とほぼ平行に設けられる移動用レールと、
トンネル作業装置が取付けられ、前記トンネル作業装置
と共に前記天井とほぼ平行に前記移動用レールを移動す
る移動台車と、から成る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル掘削作業等に
おいて用いられるトンネル作業装置の支持装置に関す
る。
おいて用いられるトンネル作業装置の支持装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、トンネル掘削作業において、掘削
機等がトンネル底面上に載置されて、掘削作業等が行わ
れる。
機等がトンネル底面上に載置されて、掘削作業等が行わ
れる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、掘削機等が
トンネル底面上に載置されて、掘削作業等が行われてい
る間は、コンクリートをトンネルの内壁に吹き付ける吹
き付け装置等のトンネル作業装置が、トンネル底面の狭
い場所で輻輳すると危険であるため、掘削機等と他のト
ンネル作業装置との並行作業は困難であるという問題点
があった。そこで、本発明は、掘削機等とトンネル内で
並行して安全に作業できる吹付け装置、マンケージ等の
トンネル作業装置の支持装置を提供することを目的とす
る。
トンネル底面上に載置されて、掘削作業等が行われてい
る間は、コンクリートをトンネルの内壁に吹き付ける吹
き付け装置等のトンネル作業装置が、トンネル底面の狭
い場所で輻輳すると危険であるため、掘削機等と他のト
ンネル作業装置との並行作業は困難であるという問題点
があった。そこで、本発明は、掘削機等とトンネル内で
並行して安全に作業できる吹付け装置、マンケージ等の
トンネル作業装置の支持装置を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、トンネルの内
壁にほぼ沿って立設され、ほぼＵ字状に形成され、前記
トンネルの底面を自走する自走装置を下端に有する支柱
と、前記支柱により前記トンネルの天井付近に支持さ
れ、前記天井とほぼ平行に設けられる移動用レールと、
トンネル作業装置が取付けられ、前記トンネル作業装置
と共に前記天井とほぼ平行に前記移動用レールを移動す
る移動台車と、から成ることを特徴とするトンネル作業
装置の支持装置である。さらに、本発明は、トンネルの
内壁にほぼ沿って立設されるほぼＵ字状の支柱と、前記
支柱により前記トンネルの天井付近に支持され、前記天
井とほぼ平行に設けられる移動用レールと、トンネル作
業装置が取付けられ、前記トンネル作業装置と共に前記
天井とほぼ平行に前記移動用レールを移動する移動台車
と、前記移動台車から垂下され伸縮するジャキと、前記
トンネルの底面を自走する自走体上に取付けられたジャ
ッキ受台と、から成ることを特徴とするトンネル作業装
置の支持装置である。さらに、本発明は、トンネルの内
壁にほぼ沿って立設され、ほぼＵ字状に形成され、前記
トンネルの底面に対して上下動させるジャッキを下端に
有する３本以上の支柱と、前記支柱により前記トンネル
の天井付近に支持され、前記天井とほぼ平行に設けら
れ、断面がほぼＩ字状に形成され、上フランジおよび下
フランジを有する移動用レールと、トンネル作業装置が
取付けられ、前記トンネル作業装置と共に前記天井とほ
ぼ平行に前記移動用レールの前記下フランジを移動する
移動台車と、前記上フランジの下面に当接して、前記移
動用レールを前記支柱に吊った状態にして移動させる下
側ローラ、および、前記上フランジの上面に当接して、
前記支柱を前記移動用レールに吊った状態にして移動さ
せる上側ローラ、および、前記移動用レールに対して前
記支柱を固定、あるいは、開放するクランプ装置を有
し、前記支柱の上端に設けられ、前記支柱および前記移
動用レールとの間に介在される支柱移動装置と、から成
ることを特徴とするトンネル作業装置の支持装置であ
る。
壁にほぼ沿って立設され、ほぼＵ字状に形成され、前記
トンネルの底面を自走する自走装置を下端に有する支柱
と、前記支柱により前記トンネルの天井付近に支持さ
れ、前記天井とほぼ平行に設けられる移動用レールと、
トンネル作業装置が取付けられ、前記トンネル作業装置
と共に前記天井とほぼ平行に前記移動用レールを移動す
る移動台車と、から成ることを特徴とするトンネル作業
装置の支持装置である。さらに、本発明は、トンネルの
内壁にほぼ沿って立設されるほぼＵ字状の支柱と、前記
支柱により前記トンネルの天井付近に支持され、前記天
井とほぼ平行に設けられる移動用レールと、トンネル作
業装置が取付けられ、前記トンネル作業装置と共に前記
天井とほぼ平行に前記移動用レールを移動する移動台車
と、前記移動台車から垂下され伸縮するジャキと、前記
トンネルの底面を自走する自走体上に取付けられたジャ
ッキ受台と、から成ることを特徴とするトンネル作業装
置の支持装置である。さらに、本発明は、トンネルの内
壁にほぼ沿って立設され、ほぼＵ字状に形成され、前記
トンネルの底面に対して上下動させるジャッキを下端に
有する３本以上の支柱と、前記支柱により前記トンネル
の天井付近に支持され、前記天井とほぼ平行に設けら
れ、断面がほぼＩ字状に形成され、上フランジおよび下
フランジを有する移動用レールと、トンネル作業装置が
取付けられ、前記トンネル作業装置と共に前記天井とほ
ぼ平行に前記移動用レールの前記下フランジを移動する
移動台車と、前記上フランジの下面に当接して、前記移
動用レールを前記支柱に吊った状態にして移動させる下
側ローラ、および、前記上フランジの上面に当接して、
前記支柱を前記移動用レールに吊った状態にして移動さ
せる上側ローラ、および、前記移動用レールに対して前
記支柱を固定、あるいは、開放するクランプ装置を有
し、前記支柱の上端に設けられ、前記支柱および前記移
動用レールとの間に介在される支柱移動装置と、から成
ることを特徴とするトンネル作業装置の支持装置であ
る。
【０００５】
【作用】本発明によれば、吹付け装置、マンケージ等の
トンネル作業装置は、トンネルの内壁にほぼ沿って立設
され、ほぼＵ字状に形成される支柱、および、移動台車
等により移動できるようにトンネルの天井付近に支持さ
れるため、トンネル下方に安全、かつ、広範囲な空間が
確保され、トンネル作業装置と掘削装置等によるトンネ
ルにおける作業は安全に並行して行うことができる。
トンネル作業装置は、トンネルの内壁にほぼ沿って立設
され、ほぼＵ字状に形成される支柱、および、移動台車
等により移動できるようにトンネルの天井付近に支持さ
れるため、トンネル下方に安全、かつ、広範囲な空間が
確保され、トンネル作業装置と掘削装置等によるトンネ
ルにおける作業は安全に並行して行うことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を図面を参照してその実施例に
基づいて説明する。図１は、本発明の一実施例の側面図
である。 支柱１は、図１、図２に示されるようにトン
ネルの内壁２にほぼ沿って立設される。 さらに、支柱
１は、ほぼＵ字状に形成される。 ここで、ほぼＵ字状
とは、コ字状、多角形状を含む。さらに、支柱１は、ト
ンネルの底面３を自走するクローラ等から成る自走装置
４を下端に有する。 この自走装置４によりトンネルの
底面３を移動台車６、吹付け装置７、支柱１等と共に全
体が移動する。以上の構成により、トンネル作業装置の
一例である吹付け装置７を支柱１に対して自在に移動で
き、さらに、全体としてもトンネルの底面３に対して、
自在に移動できる。これにより、吹付け装置７による吹
付け作業と同時に、掘削機１９等による作業を同時に並
行して行うことができる。
基づいて説明する。図１は、本発明の一実施例の側面図
である。 支柱１は、図１、図２に示されるようにトン
ネルの内壁２にほぼ沿って立設される。 さらに、支柱
１は、ほぼＵ字状に形成される。 ここで、ほぼＵ字状
とは、コ字状、多角形状を含む。さらに、支柱１は、ト
ンネルの底面３を自走するクローラ等から成る自走装置
４を下端に有する。 この自走装置４によりトンネルの
底面３を移動台車６、吹付け装置７、支柱１等と共に全
体が移動する。以上の構成により、トンネル作業装置の
一例である吹付け装置７を支柱１に対して自在に移動で
き、さらに、全体としてもトンネルの底面３に対して、
自在に移動できる。これにより、吹付け装置７による吹
付け作業と同時に、掘削機１９等による作業を同時に並
行して行うことができる。
【０００７】移動用レール５は、図２に示されるよう
に、支柱１の支持部８によりトンネルの天井２ａ付近に
支持され、天井２ａとほぼ平行に設けられる。 移動用
レール５は、断面Ｉ字状であるが、この断面形状には限
定されない。さらに、移動台車６は、トンネル作業装置
の一例である図１、図３に示されるセメント等の吹付け
装置７が取付けられる。 この移動台車６は、トンネル
作業装置の一例であるセメント等の吹付け装置７と共に
天井２ａとほぼ平行に移動用レール５を移動するよう
に、移動台車６のローラ９およびローラ１０により、移
動用レール５の下フランジ２４を挟持する。 図示され
ない駆動源によりホイール１２が回転され、駆動チェー
ン１１が移動用レール５の周囲を循環回動される。 さ
らに、クランプ装置２９は、移動台車６を移動用レール
５に対して固定、あるいは、開放する。駆動チェーン１
１の駆動力は、クラッチ１３により移動台車６に伝達さ
れ、あるいは、伝達が解かれる。
に、支柱１の支持部８によりトンネルの天井２ａ付近に
支持され、天井２ａとほぼ平行に設けられる。 移動用
レール５は、断面Ｉ字状であるが、この断面形状には限
定されない。さらに、移動台車６は、トンネル作業装置
の一例である図１、図３に示されるセメント等の吹付け
装置７が取付けられる。 この移動台車６は、トンネル
作業装置の一例であるセメント等の吹付け装置７と共に
天井２ａとほぼ平行に移動用レール５を移動するよう
に、移動台車６のローラ９およびローラ１０により、移
動用レール５の下フランジ２４を挟持する。 図示され
ない駆動源によりホイール１２が回転され、駆動チェー
ン１１が移動用レール５の周囲を循環回動される。 さ
らに、クランプ装置２９は、移動台車６を移動用レール
５に対して固定、あるいは、開放する。駆動チェーン１
１の駆動力は、クラッチ１３により移動台車６に伝達さ
れ、あるいは、伝達が解かれる。
【０００８】次に、セメント等の吹付け装置７について
図１、図３に基づいて説明する。アーム回転装置１４
は、移動用レール５を移動する移動台車６に支持部材６
ａを介して設けられ、回転される。 アーム１５は、ア
ーム回転装置１４の軸心１４ａを中心として回転するよ
うに、かつ、アーム回転装置１４に対してシリンダ１６
により揺動するように取付けられる。 アーム回転装置
１４の軸心１４ａは、トンネル断面のほぼ中央に向かう
ように設けられることが好適であるが、これに限定され
ず、その向きを変化可能に設けられる。 ノズル１７
は、回転装置１８により、セメント等の流体の吹付け方
向が変化可能にアーム１５の先端に取付けられ、セメン
ト等の流体をトンネルの内壁２に吹付ける。 セメント
等の流体は、チューブ３５を介してノズル１７に供給さ
れる。
図１、図３に基づいて説明する。アーム回転装置１４
は、移動用レール５を移動する移動台車６に支持部材６
ａを介して設けられ、回転される。 アーム１５は、ア
ーム回転装置１４の軸心１４ａを中心として回転するよ
うに、かつ、アーム回転装置１４に対してシリンダ１６
により揺動するように取付けられる。 アーム回転装置
１４の軸心１４ａは、トンネル断面のほぼ中央に向かう
ように設けられることが好適であるが、これに限定され
ず、その向きを変化可能に設けられる。 ノズル１７
は、回転装置１８により、セメント等の流体の吹付け方
向が変化可能にアーム１５の先端に取付けられ、セメン
ト等の流体をトンネルの内壁２に吹付ける。 セメント
等の流体は、チューブ３５を介してノズル１７に供給さ
れる。
【０００９】次に、他の実施例について、図４、図５を
参照して説明する。図１の実施例と大部分の構成は共通
するが、図１の実施例の支柱１の下端には、クローラ等
から成る自走装置４を有するが、この自走装置４の代わ
りに、移動台車６から伸縮するジャキ２０が垂下され、
ジャッキ受台２１がトンネルの底面３を自走する自走体
である掘削機１９等の上に取付けられる。 自走体であ
る掘削機１９がジャッキ受台２１と共にトンネルの底面
３を自走するのに伴い、ジャッキ受台２１により受けら
れたジャキ２０、移動用レール５、移動台車６、吹付け
装置７、支柱１等と共に全体が移動する。
参照して説明する。図１の実施例と大部分の構成は共通
するが、図１の実施例の支柱１の下端には、クローラ等
から成る自走装置４を有するが、この自走装置４の代わ
りに、移動台車６から伸縮するジャキ２０が垂下され、
ジャッキ受台２１がトンネルの底面３を自走する自走体
である掘削機１９等の上に取付けられる。 自走体であ
る掘削機１９がジャッキ受台２１と共にトンネルの底面
３を自走するのに伴い、ジャッキ受台２１により受けら
れたジャキ２０、移動用レール５、移動台車６、吹付け
装置７、支柱１等と共に全体が移動する。
【００１０】また、自走体である掘削機１９が停止して
いる時は、以下のように移動する。ジャキ２０を下方に
伸長して、ジャッキ受台２１により受け、さらに、ジャ
キ２０を伸長して、ジャキ２０、移動用レール５、移動
台車６、吹付け装置７、支柱１をトンネルの底面３に対
して浮いた状態にする。 この状態において、駆動チェ
ーン１１が駆動され、クラッチ１３により駆動力が伝達
され、移動台車６、吹付け装置７が停止した状態で、移
動用レール５、支柱１がトンネルの底面３から浮いた状
態で移動する。 次に、ジャキ２０を引っ込めて、ジャ
ッキ受台２１から離隔すると、再び、支柱１がトンネル
の底面３に対して接触する状態となる。 ここで、さら
に、移動用レール５に対して移動台車６、吹付け装置７
を移動する。以上の構成により、トンネル作業装置の一
例である吹付け装置７を支柱１に対して自在に移動で
き、さらに、全体としてもトンネルの底面３に対して、
自在に移動できる。これにより、吹付け装置７による吹
付け作業と同時に、掘削機１９等による作業を同時に並
行して行うことができる。
いる時は、以下のように移動する。ジャキ２０を下方に
伸長して、ジャッキ受台２１により受け、さらに、ジャ
キ２０を伸長して、ジャキ２０、移動用レール５、移動
台車６、吹付け装置７、支柱１をトンネルの底面３に対
して浮いた状態にする。 この状態において、駆動チェ
ーン１１が駆動され、クラッチ１３により駆動力が伝達
され、移動台車６、吹付け装置７が停止した状態で、移
動用レール５、支柱１がトンネルの底面３から浮いた状
態で移動する。 次に、ジャキ２０を引っ込めて、ジャ
ッキ受台２１から離隔すると、再び、支柱１がトンネル
の底面３に対して接触する状態となる。 ここで、さら
に、移動用レール５に対して移動台車６、吹付け装置７
を移動する。以上の構成により、トンネル作業装置の一
例である吹付け装置７を支柱１に対して自在に移動で
き、さらに、全体としてもトンネルの底面３に対して、
自在に移動できる。これにより、吹付け装置７による吹
付け作業と同時に、掘削機１９等による作業を同時に並
行して行うことができる。
【００１１】次に、他の実施例について、図６、図７、
図８を参照して説明する。３本以上の支柱１は、トンネ
ルの内壁２にほぼ沿って立設され、ほぼＵ字状に形成さ
れ、前記トンネルの底面３に対して上下動させるジャッ
キ２２を下端に有する。 ここで、ほぼＵ字状とは、コ
字状、多角形状を含む。 移動用レール５ａは、支柱１
によりトンネルの天井２ａ付近に支持され、天井２ａと
ほぼ平行に設けられ、断面がほぼＩ字状に形成され、上
フランジ２３および下フランジ２４を有する。 移動台
車６は、図１、図３の実施例と同様な構成である。
図８を参照して説明する。３本以上の支柱１は、トンネ
ルの内壁２にほぼ沿って立設され、ほぼＵ字状に形成さ
れ、前記トンネルの底面３に対して上下動させるジャッ
キ２２を下端に有する。 ここで、ほぼＵ字状とは、コ
字状、多角形状を含む。 移動用レール５ａは、支柱１
によりトンネルの天井２ａ付近に支持され、天井２ａと
ほぼ平行に設けられ、断面がほぼＩ字状に形成され、上
フランジ２３および下フランジ２４を有する。 移動台
車６は、図１、図３の実施例と同様な構成である。
【００１２】支柱移動装置２５は、下側ローラ２６、上
側ローラ２７、クランプ装置２８を有する。 下側ロー
ラ２６は、上フランジ２３の下面に当接して、移動用レ
ール５ａを支柱に吊った状態にして移動させる。 ま
た、上側ローラ２７は、上フランジ２３の上面に当接し
て、支柱１を移動用レール５ａに吊った状態にして移動
させる。 また、図８に示されるクランプ装置２８は、
移動用レール５ａに対して支柱１を固定、あるいは、開
放する。 この支柱移動装置２５は支柱１の上端に設け
られ、支柱１および移動用レール５ａとの間に介在され
る。 駆動チェーン１１の駆動力は、図７に示されるよ
うに、軸受３１に支持されたクラッチ軸３０に伝導さ
れ、クラッチ３２により、支柱移動装置２５に伝達さ
れ、あるいは、開放される。また、支柱連結装置３３、
３４は、３本以上の支柱１を相互に連結、あるいは、離
隔する。
側ローラ２７、クランプ装置２８を有する。 下側ロー
ラ２６は、上フランジ２３の下面に当接して、移動用レ
ール５ａを支柱に吊った状態にして移動させる。 ま
た、上側ローラ２７は、上フランジ２３の上面に当接し
て、支柱１を移動用レール５ａに吊った状態にして移動
させる。 また、図８に示されるクランプ装置２８は、
移動用レール５ａに対して支柱１を固定、あるいは、開
放する。 この支柱移動装置２５は支柱１の上端に設け
られ、支柱１および移動用レール５ａとの間に介在され
る。 駆動チェーン１１の駆動力は、図７に示されるよ
うに、軸受３１に支持されたクラッチ軸３０に伝導さ
れ、クラッチ３２により、支柱移動装置２５に伝達さ
れ、あるいは、開放される。また、支柱連結装置３３、
３４は、３本以上の支柱１を相互に連結、あるいは、離
隔する。
【００１３】以上の構成で、支柱連結装置３３、３４を
外し、所定の支柱１を相互に離隔する。 次に、所定の
支柱１をジャッキ２２により浮かせて、クランプ装置２
８により他の２本以上の支柱１を移動用レール５ａに固
定し、下側ローラ２６は、上フランジ２３の下面に当接
して、移動用レール５ａを支柱に吊った状態にして移動
させる。 次に、逆に、所定の支柱１以外の他の支柱１
をジャッキ２２により浮かせて、上側ローラ２７は、上
フランジ２３の上面に当接して、支柱１を移動用レール
５ａに吊った状態にして移動させる。 これを繰り返す
ことにより支柱１等の全体をトンネルの底面３を移動さ
せる。
外し、所定の支柱１を相互に離隔する。 次に、所定の
支柱１をジャッキ２２により浮かせて、クランプ装置２
８により他の２本以上の支柱１を移動用レール５ａに固
定し、下側ローラ２６は、上フランジ２３の下面に当接
して、移動用レール５ａを支柱に吊った状態にして移動
させる。 次に、逆に、所定の支柱１以外の他の支柱１
をジャッキ２２により浮かせて、上側ローラ２７は、上
フランジ２３の上面に当接して、支柱１を移動用レール
５ａに吊った状態にして移動させる。 これを繰り返す
ことにより支柱１等の全体をトンネルの底面３を移動さ
せる。
【００１４】さらに、支柱連結装置３３、３４により３
本以上の支柱１を相互に連結する。以上の構成により、
トンネル作業装置の一例である吹付け装置７を支柱１に
対して自在に移動でき、さらに、全体としてもトンネル
の底面３に対して、自在に移動できる。これにより、吹
付け装置７による吹付け作業と同時に、掘削機１９等に
よる作業を同時に並行して行うことができる。ここで、
トンネル作業装置は吹付け装置７に限定されるものでは
なく、作業員が収容されるマンケージ、ドリル等でも良
い。
本以上の支柱１を相互に連結する。以上の構成により、
トンネル作業装置の一例である吹付け装置７を支柱１に
対して自在に移動でき、さらに、全体としてもトンネル
の底面３に対して、自在に移動できる。これにより、吹
付け装置７による吹付け作業と同時に、掘削機１９等に
よる作業を同時に並行して行うことができる。ここで、
トンネル作業装置は吹付け装置７に限定されるものでは
なく、作業員が収容されるマンケージ、ドリル等でも良
い。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、掘削機
等と、吹付け装置、マンケージ等のトンネル作業装置が
トンネル内で並行して安全に作業できるという効果を奏
する。
等と、吹付け装置、マンケージ等のトンネル作業装置が
トンネル内で並行して安全に作業できるという効果を奏
する。
【図１】本発明の一実施例の側面図である。
【図２】正面図である。
【図３】部分構成図である。
【図４】本発明の他の実施例の側面図である。
【図５】正面図である。
【図６】さらに、本発明の他の実施例の側面図である。
【図７】正面図である。
【図８】部分構成図である。
１ 支柱 ２ 内壁 ３ 底面 ４ 自走装置 ５，５ａ 移動用レール ６ 移動台車 ７ 吹付け装置 ２０ ジャッキ ２１ ジャッキ受台 ２５ 支柱移動装置
Claims (6)
- 【請求項１】 トンネルの内壁にほぼ沿って立設され、
ほぼＵ字状に形成され、前記トンネルの底面を自走する
自走装置を下端に有する支柱と、 前記支柱により前記トンネルの天井付近に支持され、前
記天井とほぼ平行に設けられる移動用レールと、 トンネル作業装置が取付けられ、前記トンネル作業装置
と共に前記天井とほぼ平行に前記移動用レールを移動す
る移動台車と、から成ることを特徴とするトンネル作業
装置の支持装置。 - 【請求項２】 トンネルの内壁にほぼ沿って立設される
ほぼＵ字状の支柱と、 前記支柱により前記トンネルの天井付近に支持され、前
記天井とほぼ平行に設けられる移動用レールと、 トンネル作業装置が取付けられ、前記トンネル作業装置
と共に前記天井とほぼ平行に前記移動用レールを移動す
る移動台車と、 前記移動台車から垂下され伸縮するジャキと、 前記トンネルの底面を自走する自走体上に取付けられた
ジャッキ受台と、から成ることを特徴とするトンネル作
業装置の支持装置。 - 【請求項３】 トンネルの内壁にほぼ沿って立設され、
ほぼＵ字状に形成され、前記トンネルの底面に対して上
下動させるジャッキを下端に有する３本以上の支柱と、 前記支柱により前記トンネルの天井付近に支持され、前
記天井とほぼ平行に設けられ、断面がほぼＩ字状に形成
され、上フランジおよび下フランジを有する移動用レー
ルと、 トンネル作業装置が取付けられ、前記トンネル作業装置
と共に前記天井とほぼ平行に前記移動用レールの前記下
フランジを移動する移動台車と、 前記上フランジの下面に当接して、前記移動用レールを
前記支柱に吊った状態にして移動させる下側ローラ、お
よび、前記上フランジの上面に当接して、前記支柱を前
記移動用レールに吊った状態にして移動させる上側ロー
ラ、および、前記移動用レールに対して前記支柱を固
定、あるいは、開放するクランプ装置を有し、前記支柱
の上端に設けられ、前記支柱および前記移動用レールと
の間に介在される支柱移動装置と、から成ることを特徴
とするトンネル作業装置の支持装置。 - 【請求項４】 前記３本以上の支柱を相互に連結、ある
いは、離隔する支柱連結装置を有する請求項３記載のト
ンネル作業装置の支持装置。 - 【請求項５】 前記トンネル作業装置は、前記移動台車
に設けられ、回転されるアーム回転装置と、 前記アーム回転装置の軸心を中心として回転するよう
に、かつ、前記アーム回転装置に対して揺動するように
取付けられるアームと、 流体吹付け方向が変化可能に前記アームの先端に取付け
られ、前記流体を前記トンネルの内壁に吹付けるノズル
と、から成る吹付け装置である請求項１から４のいずれ
かに記載のトンネル作業装置の支持装置。 - 【請求項６】 前記トンネル作業装置は、作業者が収容
されるマンケージである請求項１から４のいずれかに記
載のトンネル作業装置の支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4277801A JPH06108773A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | トンネル作業装置の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4277801A JPH06108773A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | トンネル作業装置の支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06108773A true JPH06108773A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17588466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4277801A Pending JPH06108773A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | トンネル作業装置の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06108773A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100347912B1 (ko) * | 1998-04-09 | 2002-08-09 | 다이세이 겐세쓰 가부시키가이샤 | 터널시공장치 |
| KR100402236B1 (ko) * | 2001-08-22 | 2003-10-17 | 김상록 | 터널 천공장치 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP4277801A patent/JPH06108773A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100347912B1 (ko) * | 1998-04-09 | 2002-08-09 | 다이세이 겐세쓰 가부시키가이샤 | 터널시공장치 |
| KR100402236B1 (ko) * | 2001-08-22 | 2003-10-17 | 김상록 | 터널 천공장치 |
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