JPH0610807B2 - スペルチェック機能を有するタイプライタ - Google Patents

スペルチェック機能を有するタイプライタ

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JPH0610807B2
JPH0610807B2 JP62122225A JP12222587A JPH0610807B2 JP H0610807 B2 JPH0610807 B2 JP H0610807B2 JP 62122225 A JP62122225 A JP 62122225A JP 12222587 A JP12222587 A JP 12222587A JP H0610807 B2 JPH0610807 B2 JP H0610807B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスペルチェック機能を有するタイプライタに関
するものであり、特にミススペルが発見された場合にそ
のミススペルに対処する手段に関するものである。
従来の技術 キー入力に基づいて印字された単語のスペルミスを発見
し、そのスペルミスを含む単語に置き換えるべき候補単
語を提示する機能を有するタイプライタは既に知られて
いる。この種のタイプライタは、(a)キーボードから入
力されるキャラクタデータを印字する印字手段と、(b)
そのキャラクタデータを記憶する記憶手段と、(c)1単
語のキャラクタデータを他の単語から区切るスペース,
ピリオド等の区切りデータの入力に応じて前記記憶手段
に記憶されている単語にスペルミスが存在するか否かを
調べるスペルチェック手段と、(d)そのスペルチェック
手段によりスペルミスが発見された場合にそのスペルミ
スを含む誤単語に代えて印字すべき候補単語を提示する
候補単語提示手段とを含むように構成される。そして、
候補単語提示手段により提示された複数の単語の中から
1個の単語が選択された場合には、その選択動作に応じ
て印字された誤単語が消去され、選択された候補単語が
正単語として印字されるため、ミススペルを含む単語を
訂正するためにオペレータが為すべき操作がわずかで済
む利点がある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このタイプライタにおいては、誤単語の
消去に先立ってその誤単語と置換すべき正単語を選択し
なければならないため、かえって作業能率が低下すると
いう問題があった。すなわち、誤単語の消去には一定の
時間を要するため、誤単語が発見された場合にはまず消
去を行わせ、その消去中にオペレータがその誤単語に代
えていかなる単語を印字すべきかを考える方が能率的で
あるにもかかわらず、従来は誤単語の消去開始に先立っ
て正単語を決定しなければならなかったため、能率が悪
かったのである。
また、従来のタイプライタにおいては、一旦消去が開始
されれば誤単語が完全に消去され、正単語の印字が終了
するまで、オペレータがタイプライタの作動に介入する
ことができないという不便もあった。誤単語の消去と正
単語の印字とにはある程度の時間がかかるため、その間
にオペレータの考えが変わり、一旦選択した単語とは別
の単語を印字したくなることがしばしばある。このよう
な場合、従来のタイプライタにおいては一旦選択された
単語は必ず印字されてしまうため、再びその単語を消去
して別の単語を消去して別の単語を印字しなければなら
ないという不便があったのである。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題を解消すべく、第1図に示すよう
に、前記キーボード,記憶手段,印字手段,スペルチェ
ック手段および候補単語提示手段を備えたタイプライタ
において、(イ)スペルチェック手段によりスペルミス
が発見された際、そのスペルミスに対処するために候補
単語提示手段の作動を提示する指示手段と、(ロ)その
指示手段による指示に応じて作動し、印字手段により印
字された誤単語を消去する誤単語消去手段と、(ハ)そ
の誤単語消去手段の作動後に、候補単語提示手段により
提示されている候補単語の中から所望の単語を選択する
ことが可能な選択操作手段とを設けたことを要旨とする
ものである。
作用 このように構成されたタイにおいては、スペルチェック
手段によりミススペルが発見された際、指示手段による
候補単語提示手段の作動指示に応じて誤単語消去手段が
自動的に誤単語の印字を消去するのであるが、その消去
後にオペレータが選択操作手段を操作して、候補単語提
示手段が提示している複数の候補単語から所望の単語を
選択することとなる。
効果 このように、誤単語の消去後に候補単語提示手段により
提示されている複数の単語から所望の単語を選択するこ
とが可能であるため、オペレータは誤単語の消去が行わ
れている間にその誤単語に代えて印字すべき正単語を考
えることができる。したがって、誤単語が消去されてい
る間の時間を、従来の比較して有効に利用することがで
き、作業能率が向上する効果が得られる。
また、一旦候補単語提示手段を選択し、その選択に応じ
て誤単語が消去された後に選択操作手段の操作により候
補単語の中から所望のものを選択するのであるから、オ
ペレータの考えが変わった場合に、従来のように一旦選
択された候補単語の印字が終了した後、その候補単語を
消去して他の単語を印字し直さなければならないという
不便を解消することができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に示すように、タイプライタ1の本体フレーム2
の前部にはキーボード3が配置され、後部には印字機能
が配設されている。
上記キーボード3には次のような各種のキーが設けられ
ている。すなわち、アルファベットキーと数字キー5と
記号キー6とを含むキャラクタキー,スペースキー7,
バックスペースキー8,リターンキー9,シフトキー1
0,コードキー11,左マージンセットキー12,右マ
ージンセットキー13,タブセットキー14,タブクリ
アキー15,タブキー16,スペルチェックキー17,
デリートキー18,キャンセルキー20,ディスプレイ
21上においてデータ入力位置を示すカーソルを移動さ
せるためのカーソル移動キー22,消去指令信号を出力
する消去キー23等である。
上記各種機能キーを操作することによって得られる各機
能については、既存のタイプライタと同様なので説明を
省略する。
前記キーボード3の後部には、キャラクタキー4,5,
6およびスペースキー7等を操作して入力したキャラク
タを表示するためのディスプレイ21が設けられてい
る。プラテン24は本体フレーム2の左右方向に向けて
配設され、プラテン駆動モータ25(第5図参照)ある
いはプラテンノブ26により自動または手動で回転駆動
され、印字用紙Pを紙送りする。
また、キャリッジ27は、第3図に示すようにプラテン
軸28と平行に設けられた2本のガイド軸29,30に
支持され、キャリッジ駆動モータ31(第5図)で駆動
されるワイヤ32によってプラテン24に沿って左右方
向へ往復移動させられる。
前記キャリッジ27には活字ホイール33を駆動する活
字ホイール駆動モータ34が配設され、そのモータ軸に
はホイールカセット35に収容された活字ホイール33
が着脱自在に装着されて回転駆動され、活字ホイール3
3の選択されたスポークの先端の活字36が印字ハンマ
37に対向する印字ポジションにセットされる。前記印
字ハンマ37はキャリッジ27の頂部に装着され、その
印字ハンマソレノイド38は印字ハンマソレノイドドラ
イバ39(第5図)からの駆動電流で駆動され、印字ポ
ジションにセットされた活字36を印字用紙Pに打ちつ
けるようになっている。
印字リボン40を収納したリボンカセット41はホルダ
42上に載置され、そのホルダ42の前端部はキャリッ
ジに対して回動自在に装着され、印字リボン40はリボ
ンカセット41の供給スプールから供給されて巻取スプ
ールに巻き取られ、巻取スプールはリボン送りモータ4
3(第5図)で駆動されるようになっている。また、ホ
ルダ42の後部に一段低く形成された部分には訂正リボ
ン44が設けられている。すなわち、リボンカセット4
1の右側には訂正リボン44を供給する供給スプールが
設けられ、リボンカセット41の左側には訂正リボン4
4を巻き取る巻取スプールが設けられているのである。
さらに、前記印字リボン40を印字ポジションの活字3
6とプラテン24との間に位置させた印字位置(第3図
参照)と、印字リボン40を印字位置よりも下方へ移動
させた休止位置(図示略)と、第4図に示すように訂正
リボン44を印字ポジションの活字36とプラテン24
との間に位置させた訂正位置とに切り換えるために、リ
ボンリフトモータ45で回転駆動される駆動軸(図示
略)に駆動連結され、前記ホルダ42を前記3位置に揺
動させるカム機構(図示略)がキャリッジ27に装着さ
れている。
そしてまた、キャリッジ27およびホルダ42には、ホ
ルダ42の訂正位置への揺動に伴い前記訂正リボン44
を供給スプールから巻取スプールに巻き取るための訂正
リボン巻取機構(図示略)が設けられている。
したがって、印字機構は、プラテン24およびプラテン
駆動装置と、キャリッジ27およびキャリッジ駆動装置
と、活字ホイール33および活字ホイール駆動装置と、
印字リボン40オおよびリボン送り駆動装置と、印字リ
ボン40を印字ポジションに揺動させるカム機構および
その駆動装置と、印字ハンマ37および印字ハンマ駆動
装置等とから構成され、印字機構の各駆動装置は制御装
置CのCPU(中央演算装置)46に接続されている。
次に、前記タイプライタ1の制御系の全体構成について
第5図のブロック図に基づいて説明する。
印字機構の駆動手段PMは、プラテン駆動モータ25お
よびそのドライバ47と、キャリッジ駆動モータ31お
よびそのドライバ48と、リボン送りモータ43および
そのドライバ49と、リボンリフトモータ45およびそ
のドライバ50と、活字ホイール駆動モータ34および
そのドライバ51と、印字ハンマソレノイド38および
そのドライバ39等から構成されている。
表示装置Dは液晶表示器から成るディスプレイ21とデ
ィスプレイコントローラ52とから構成され、ディスプ
レイコントローラ52はディスプレイ21で文字等を表
示するための表示データを各キャラクタのコードデータ
に対応させて格納しており、ディスプレイコントローラ
52に入力されるコードデータに対応する表示データを
ディスプレイ21に出力するようになっている。
制御装置Cは、CPU46と、CPU46に接続された
ROM(リード・オン・メモリ)53およびRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)54とから構成されてお
り、前記CPU46にはキーボード3と、前記駆動手段
PMの各ドライバ39,47〜51と、ディスプレイコ
ントローラ52とが接続されている。
前記ROM53には、キーボード3のキャラクタキー
4,5,6およびスペースキー7等から入力される各文
字等のコードデータに対応させて、前記各モータ25,
31,34,43,45および印字ハンマソレノイド3
8とディスプレイ21とを制御する制御プログラム,キ
ーボード3の各種機能キーから入力される各機能のコー
ドデータに対応させて前記各モータ25,31,34,
43,45および印字ハンマソレノイド38を制御する
プログラム,スペルチェック処理のための第6図に示す
制御プログラム,文字消去制御の制御プログラムおよび
スペルミスを含む誤単語を訂正するための第7〜9図に
示す制御プログラム等を記憶しているプログラムメモリ
100と、単語のスペルチェックのために、例えば約7
0000語のデータが通常の辞書と同じようにアルファ
ベット順に分類して格納してある辞書メモリ102と、
スペース,改行,タブ,ピリオド,セミコロン,カンマ
等の単語の区切りデータを格納している区切りデータメ
モリ104が設けられている。
前記ROM54には、スペルチェックをするために現在
入力されているキャラクタ列のコードデータをストアす
るためのバッファメモリ106,そのバッファメモリ1
06にストアされているコードデータのうち先頭の記号
データをストアするための前記号メモリ107,同じく
末尾の記号データをストアするための後記号メモリ10
8および同じくアルファベットデータをストアするため
の単語メモリ110が設けられている。例えば、“Amer
ica”,〔Chfpter〕,Happy?,shaft10等、単語の前後
に記号(ここにおいてはアルファベット以外のものは数
字も含めて全て記号として扱う)が付されることはしば
しばあるが、このような場合には、バッファメモリ10
6にはそのままのコードデータがストアされ、“,〔等
単語の先頭にある記号のコードデータ(複数も可)が前
記号メモリ107にストアされ、America, Chapter, Ha
ppy, shaft等の単語を構成するアルファベットのコード
データが単語メモリ110にストアされ、”,〕,?,
10等単語の末尾にある記号のコードデータが後記号メモ
リ108にストアされるのである。
RAM54にはさらに、印字されたコードデータを印字
位置と対応させて順々に記憶するデータメモリ112
と、印字位置と対応させたキャリッジ27の現在位置を
記憶する現在位置メモリ114と、活字ホイール33の
現在の回転角度位置、つまり印字ポジションにある活字
36のスポーク番号を記憶する活字位置メモリ116
と、スペース,リターン,ピリオド,セミコロン,カン
マ等の入力された区切りデータを一時的に記憶する区切
りデータバッファ118と、消去フラグ120(これの
役割は後述する印字)と、CPU46で演算処理した一
時的に記憶する各種のメモリとが設けられている。
前記CPU46は、キーボード3のキャラクタキー4,
5,6から入力されるアルファベット,数字,記号等の
各キャラクタに対応するコードデータを印字機構により
印字用紙Pに印字するとともにバッファメモリ106に
記憶し、スペース等の区切りコードが入力される毎に第
6図のスペルチェック制御プログラムおよび辞書メモリ
102のデータに基づいて、入力された単語に対してス
ペルチェックの演算処理を実行する。
また、CPU46は、印字されたコードデータを印字位
置と対応させてRAM54の印字データメモリ112に
順次記憶させるとともに、キャリッジ駆動モータ31や
活字ホイール駆動モータ34を駆動する毎に変わる現在
位置のデータをRAM54の現在位置メモリ114およ
び活字位置メモリ116に記憶させる。
そして、CPU46は、キーボード3の各種機能キーか
ら入力されるコードデータをROM53のプログラムメ
モリ100.から読み出した制御プログラムで処理する
ことにより入力コードデータに対応する制御信号を前記
各ドライバ39,47〜51やディスプレイコントロー
ラ52へ出力する。
さらに、CPU46はキーボード3のキャラクタキー
4,5,6およびスペースキー7から入力されたコード
データあるいは印字データメモリ112から読み出され
たキャラクタのコードデータを、ROM53のプログラ
ムメモリ100から読み出した制御プログラムで処理す
る。これによりコードデータに対応する制御信号を印字
機構駆動手段PMの各ドライバ39,47〜51やディ
スプレイコントローラ52へ出力し、印字機構と表示装
置Dとを制御する。
すなわち、コードデータに基づいて印字機構駆動手段P
Mを制御する場合、CPU46から活字ホイール駆動モ
ータドライバ51に制御信号が出力され、活字ホイール
駆動モータドライバ51から活字ホイール駆動モータ3
4に駆動電流が出力される。そして、活字ホイール駆動
モータ34が所定角度回転して、コードデータに対応す
る活字ホイール33の活字36が印字ハンマ37の前方
の印字ポジションにセットされると同時に、CPU46
からリボンリフトモータドライバ50に制御信号が出力
され、リボンリフトモータドライバ50からリボンリフ
トモータ45に駆動電流が出力され、リボンリフトモー
タ45の回転により駆動と機構を介してホルダ42およ
び印字リボン40が第3図の印字位置に揺動させられ
る。
次に、CPU46から印字ハンマソレノイドドライバ3
9に制御信号がされると、印字ハンマソレノイドドライ
バ39から印字ハンマソレノイド38に駆動電流が出力
されて、印字ハンマ37により活字ホイール33の活字
36が打撃され、印字用紙Pにキャラクタが印字され
る。
そして、所定時間内に次のキー入力がない場合には、C
PU46からリボンリフトモータドライバ50に制御信
号が出力され、リボンリフトモータ45が回転してホル
ダ42および印字リボン40は休止位置に戻される。
さらに、CPU46からキャリッジ駆動モータドライバ
48とリボン送りモータドライバ49にそれぞれ制御信
号が出力される。こえに応じてキャリッジ駆動モータド
ライバ48からキャリッジ駆動モータ31に駆動電流が
出力され、キャリッジ駆動モータ31が所定量回転して
キャリッジ27がワイヤ32を介して1文字分印字方向
に移動させられる一方、リボン送りモータドライバ49
からリボン送りモータ43に駆動電流が出力され、リボ
ン送りモータ43が所定量回転して印字リボン40が送
られる。
また、リターンキー9が操作されると、CPU46はキ
ーボード3からコードデータをROM53のプログラム
メモリ100から読み出した制御プログラムで処理する
ことにより、キャリッジ駆動モータドライバ48および
プラテン駆動モータドライバ47に制御信号を出力す
る。そして、キャリッジ駆動モータドライバ48からキ
ャリッジ駆動モータ31に駆動電流が出力され、キャリ
ッジ駆動モータ31が逆回転してキャリッジ27が印字
開始位置に戻される。これと同時に、プラテン駆動モー
タドライバ47からプラテン駆動モータ25に駆動電流
が出力され、プラテン駆動モータ25が所定量回転して
印字用紙Pが1行分紙送りされる。
さらに、消去キー23を操作して印字用紙上のキャラク
タを消去する場合、CPU46はROM53のプログラ
ムメモリ100から文字消去の制御プログラムを読み込
み、リボンリフトモータドライバ50に制御信号を出力
する。これにより、リボンリフトモータ45が回転させ
られてホルダ42が第4図の修正位置に揺動させられ
る。そして、CPU46はRAM54の現在位置メモリ
114のデータに基づいて印字ヘッドの印字位置に対応
する印字データメモリ112のデータを読み出し、活字
ホイール駆動モータドライバ51に制御信号が出力さ
れ、活字ホイール駆動モータ34により活字ホイール3
3が回転させられ、消去すべきキャラクタと同一の活字
36が印字ポギションに位置させられ、印字ハンマソレ
ノイドドライバ39からの駆動電流により印字ハンマソ
レノイド38が駆動されて印字ハンマ37がその活字3
6を打撃し、印字用紙P上の印字キャラクタが消去され
る。
上記の場合に、現在入力中の一連のキャラクタの印字消
去に際しては、消去した印字キャラクタに対応するコー
ドデータがバッファメモリ106から消去される。
本タイプライタ1においては、スペルチェックモードに
おいてミススペルを含む誤単語が検出され、その事実が
オペレータに知られた後に、オペレータがイグノア,リ
タイブ,アメンド,サジェッションの4つのメニューか
ら所望のメニューを選択することによって、その誤単語
にどのように対処するかを選択し得るようにされてい
る。イグノアは、誤単語とされた単語が固有名詞等であ
って現実には誤単語ではなかった場合に訂正を行うこと
なく作業を続行する場合に選択れるメニューである。リ
タイプは、誤単語の印字を消去した後、オペレータ自身
がキー入力して別の単語を印字することを希望する場合
に選択されるメニューであり、アメンドは、誤単語の一
部のキャラクタを訂正することによって誤単語を正しい
単語に訂正し得る場合に選択されるものである。また、
サジェッションは、オペレータがタイプライタに誤単語
に代えるべき候補単語の提示を求め、提示された候補単
語のうちから所望の単語を選んで印字させる場合に選択
されるメニューである。
以下、これらの点について詳細に説明するが、まず、第
6図のフローチャートに基づいて誤単語の検出から説明
する。
スペルチェックキー17が操作されればS1においてス
ペルチェックモードが設定され、S2においてディスプ
レイ21にSPと表示される。続いて、S3においてバ
ッファメモリ106がクリアされた後、S4が繰り返し
実行され、キー入力を待つ状態となる。
キーボード3上のいずれかのキーが操作されれば、S5
において操作されたキーがスペース,改行,コンマ,ピ
リオド等の区切りキーであるか否かが判定され、、区切
りキーであればS6が実行されるのであるが、そうでな
ければS7においてキャンセルキー20か否かが判定さ
れる。そしてキャンセルキーであればS8においてスペ
ルチェックモードが解除されて、本制御プログラムの実
行が終了する。すなわち、スペルチェックキー17の操
作によってスペルチェックモードが設定され、キャンセ
ルキー20の操作によってスペルチェックモードが解除
されるのである。
S7の判定結果がNOであれば、S9において、操作さ
れたのがキャラクタキー4,5,6であるか否かの判定
が行われ、キャラクタキーであれば、S10においてそ
のキャラクタキーに対応するキャラクタのコードデータ
がバッファメモリ106にストアされるとともに、S1
1において印字用紙Pに印字が行われ、S4を繰り返し
てキー入力を待つ状態に戻る。また、S9の判定結果が
NOであった場合には、S12においてその他のキーの
処理が行われた後、S4に戻る。
以上のようにして、一定量のキャラクタデータがバッフ
ァメモリ106にストアされた後、区切りキーが操作さ
れればS5の判定結果がYESとなり、S6においてバ
ッファメモリ106にデータがあるか否かの判定が行わ
れる。もし、この判定の結果がNOであれば、S13〜
S19をバイパスしてS20において区切りキーに対応
する動作が行われるのであるが、ここにおいてはバッフ
ァメモリ106にデータがストアされているため、S6
の判定結果はYESとなり、S13においてバッファメ
モリ106にストアされているキャラクタ列の先頭キャ
ラクタがアルファベットであるか否かが判定される。そ
して、アルファベットでなければ、S14においてアル
ファベットに先行する記号のデータが前記号メモリ10
7へストアされる。アルファベットに先行する記号が複
数あれば、それら複数の記号がすべて前記号メモリ10
7へストアされるのである。続いて、S15においてバ
ッファメモリ106の末尾のキャラクタがアルファベッ
トであるか否かが判定され、アルファベットであればS
17が実行されるのであるが、アルファベットでなけれ
ばS16において末尾の記号のデータがすべて後記号メ
モリ108へストアされる。そして、S17においてバ
ッファメモリ106内のアルファベットのキャラクタ列
のみが単語メモリ110へストアされ、S18において
単語メノリ110にデータがあるか否かが判定される。
データがあればS19においてその単語メモリ110の
キャラクタ列のスペルが正しいか否かの判定が行われ
る。単語メモリ110のキャラクタ列と等しいキャラク
タ列が辞書メモリ102に存在するか否かのチェックが
行われるのであり、存在すればスペルが正しいとしてS
20において区切りキーに対応する動作が行われる。例
えば、区切りキーがスペースキー7である場合には印字
を伴うことなくキャリッジが1文字分右へ移動させら
れ、リターンキー9である場合には改行動作が行われる
のである。
S18の判定時に単語メモリ110にデータがないかあ
るいはデータはあっても、S19においてそのキャラク
タ列に対応するキャラクタ列が辞書メモリ102にない
場合に、その単語メモリ110にストアされているキャ
ラクタ列は誤単語であると判断され、S21において警
報ブザーによりその事実がオペレータに知らされる。続
いて、S22において消去フラグ120がクリアされ、
S23においてディスプレー21にバッファメモリ10
6のキャラクタ列(アルファベットのみならず、記号、
数字をも含むキャラクタ列が表示されるのであるが、こ
の点に関しては後に詳述する)が誤単語として表示され
るとともに、その誤単語に対する対処方法をオペレータ
に選択させるためのメニューが表示される。イグノア,
リタイプ,アメンドおよびサジェッションの各メニュー
が表示されるのである。
その表示に従ってオペレータがカーソル移動キー22を
操作すれば、S23′およびS24の判定結果がYES
となり、S25においてカーソルの移動が行われ、イグ
ノア,リタイプ,アメンド,サジェッションのいずれか
が選択される。その選択後、オペレータがリターンキー
9を操作すれば、S26の判定結果がYESとなり、S
27において選択されたメニューが何であるかが判断さ
れ、以後、選択されたメニューが実行される。なお、誤
単語が表示された後に操作されたのがキャンセルキー2
0であれば、S28の判定結果がYESとなってS8の
スペルチェックモード解除が行われるのであるが、カー
ソル移動キー22,リターンキー9,キャンセルキー2
0以外のキーが操作された場合にはS29において警報
ブザーが鳴らされ、そのキーに対応する処理が不可能で
あることがオペレータに知らされる。
以下、メニュー毎に作動を説明する。
まず、イグノアが選択された場合には、誤単語とされた
単語を消去することなく作業を続行することをオペレー
タが希望しているのであるから、S30において誤単語
の表示が消去された後、S20において区切りキーに対
応する動作が通常通り行われる。
それに対して、リタイプが選択された場合には、第7図
のフローチャートで表される処理が行われる。
まず、S31において消去フラグ120がセットされて
いるか否かの判定が行われるが、通常はセットされてい
ないため、S32において印字用紙P上に印字されてい
る誤単語の各キャラクタの消去が行われる。この消去と
同時にバッファメモリ106内のデータもクリアされ、
誤単語が記号を伴うものである場合には記号も一緒に消
去される。その後、S33において消去フラグ120が
セットされ、S34を繰り返し実行してキー入力を待つ
状態となる。この状態でオペレータがカーソル移動キー
22を操作すれば、S35の判定結果がYESとなり、
S36においてカーソルの移動が行われる。カーソルを
所望へ位置へ移動させた後、オペレータがキャラクタキ
ーを操作すればS34の判定結果はYESとなるが、S
35,S37およびS38の判定結果はNOとなり、プ
ログラムの実行は第6図のS5へ移動し、オペレータの
キー入力に従う印字が行われる。
しかし、一旦はリタイプを選択したものの、オペレータ
の気が変わって別のメニューを選択することを希望する
場合には、カーソル移動キー22の操作によってカーソ
ルを所望のメニューに対応する位置へ移動させた後、リ
ターアーンキー9を操作すればよい。それによりS37
の判定結果がYESとなり、S39においてカーソルが
いずれかのメニューに対応する位置にあるか否かが判定
される。この判定の結果がNOであればプログラムの実
行はS34に戻るのであるが、YESであれば第6図の
S27へ移行するため、メニューを選択し直すことがで
きるのである。
また、一旦リタイプが選択された後でも、キャンセルキ
ー20が操作されれば、プログラムの実行は第6図のS
8へ移行してスペルチェックモードが解除される。さら
に、リタイプのメニュー選択後、一旦他のメニューが選
択されたが、再びリタイプが選択されることもあり得る
のであるが、この場合にはS33において消去フラグ1
20がセットされているため、S31の判定結果がYE
Sとなり、S33およびS33がバイパスされるため、
再び誤単語の印字消去が行われることはない。
ディスプレイ21に表示された誤単語が一部を訂正すれ
ば正しい単語となると判断して、オペレータがアメンド
を選択した場合には、第8図のフローチャートに基づく
処理が行われる。
まず、S40において消去フラグ120がセットされて
いるか否かの判定が行われるが、この判定の結果は通常
NOであり、S41において誤単語の印字消去が行わ
れ、S42において消去フラグ120がセットされる。
続いて、S43においてカーソルがディスプレイ21に
表示されている誤単語の先頭キャラクタ上へ移動させら
れた後、S44が繰り返し実行され、キー入力を待つ状
態となる。この状態でオペレータがカーソル移動キー2
2を操作すれば、S44およびS45の判定結果がYE
Sとなり、S46のカーソル移動が行われる。すなわ
ち、アメンドの選択と同時にカーソルは自動的に誤単語
の先頭キャラクタの位置へ移動させられ、オペレータは
その位置から、カーソル移動キー22の操作によって、
カーソルを所望のキャラクタの位置へ移動させることが
できるのである。
続いて、オペレータがキャラクタキーを操作すればS4
5,S47,S48およびS49の判定結果がNOとな
り、S50の判定結果がYESとなって、ディスプレイ
21上の位置にあるキャラクタが操作されたキャラクタ
キーに対応するものに置き換えられ、カーソルが1キャ
ラクタ分右へ移動させられた後、プログラムの実行はS
44へ戻る。
以上の操作の繰返しにより、誤単語が訂正された後、オ
ペレータがリターンキー9を操作すればS48の判定結
果がYESとなり、S52が実行される。カーソルが1
個の単語を指示しているか否か、すなわち、1個の単語
を構成しているキャラクタのいずれかに対応する位置に
カーソルがあるか否かの判定が行われるのであり、判定
の結果がYESであればS53においてそのカーソルに
よって指示されている単語の印字が行われた後、プログ
ラムの実行は第6図のS20へ移行する。しかし、カー
ソルが単語を指示していない場合には、プログラムの実
行はそままS44に戻る。
また、オペレータが誤単語中の1キャラクタを消去する
ことを希望する場合には、デリートキー18を操作すれ
ばよい。デリートキー18が操作されれば、S45,S
47およびS48の判定結果がNOとなり、S49の判
定結果がYESとなってS54が実行され、ディスプレ
イ21上のカーソルによって指定された1キャラクタが
削除され、それより右側のキャラクタが1ピッチ左へス
ライドさせられるのである。その後、プログラムの実行
はS44へ戻る。
また、一旦アメンドを選択した後、オペレータの気が変
わった場合には、カーソル移動キー22を操作してカー
ソルをメニュー上へ移動させた後、リターンキー9を操
作すればよい。この場合にはS47およびS46の判定
結果がYESとなり、プログラムの実行はS27へ移行
するため、メニューを選択し直すことができるのであ
る。
なお、カーソルがメニュー上にある状態でキャンセルキ
ー20か操作されればS47の判定結果がYES,S4
6の判定結果がNO,S55の判定結果がYESとなっ
て第6図のS8が実行され、スペルチェックモードが解
除される。このスペルチェックモードの解除は、カーソ
ルが誤単語のいずれかのキャラクタ上にある状態におい
ても、キャンセルキー20の操作によって行うことが可
能である。この場合は、S44の判定結果がYESとな
り、S45,S47,S48,S49およびS50の判
定結果がNOとなった後、S55の判定結果がYESと
なるため、S8が実行されてスペルチェックモードが解
除されるのである。
オペレータが誤単語と置換すべき正しい単語の提示をタ
イプライタに求めるべくサジェションのメニューを選択
したときは、第9図のフローチャートに基づく処理が行
われる。
まず、他のメニューが選択された場合と同様に、S56
〜S58が実行されて誤単語の印字が消去された後、S
60において候補単語があるか否かかが判定される。す
なわち、誤単語に近いスペルの単語が辞書メモリ102
内にあるか否かの判定が行われるのであり、あればS6
1において全ての候補単語がディスプレイ21上に表示
された後、S62を繰り返し実行して入力を待つ状態と
なる。この候補単語の表示は第10図に示すように記号
と共に行われる。前記号メモリ107および後記号メモ
リ108にストアされている記号が辞書メモリ102に
おいて発見された候補単語と共に表示されるのである。
先に説明したように、誤単語が記号を伴ったものでる場
合には誤単語の消去時にはその記号も一緒に消去される
のであるが、誤単語に代えるべき候補単語の表示も記号
と共に行われるのである。また、ディスプレイ21上に
は誤単語と共にメニューも表示される。
この状態においてオペレータがカーソル移動キー22を
操作すれば、S63の判定結果がYESとなってS64
が実行され、カーソルの移動が行われる。これにより提
示されている候補単語のいずれかの位置へカーソルを移
動させた後、オペレータがリターンキー9を操作すれば
S65の判定結果がYESとなり、S66においてカー
ソルが候補単語上にあるか否かの判定が行われるがここ
では判定の結果はYESであり、S67においてその候
補単語の印字が行われる。この際、ディスプレイ21上
に表示されている候補単語が記号を伴ったものであれ
ば、印字も記号と共に行われる。
これに対して、提示された候補単語中に所望のものがな
い、あるいはサジェッション以外のメニューに変更した
くなった等の理由でカーソルをメニュー上へ移動させた
後にリターンキー65が操作された場合には、S66の
判定結果がNO,S68の判定結果がYESとなってプ
ログラムの実行は第6図のS27へ移行し、メニューの
選択し直しが行われる。なお、このメニューの選択し直
しが行われた場合でも、第10図のディスプレイ21の
表示はそのままに保たれる。
また、S60の判定結果がNO、すなわち誤単語に近い
スペルの単語が辞書メモリ102内に存在しない場合に
はS69が実行され、ディスプレイ21に第11図に示
すように、候補単語がないことを表示するNot foundな
る表示が行われ、S70においてキー入力を待つ状態と
なる。この状態でいずれかのキーが操作されれば、プロ
グラムの実行は第6図のS24へ移行し、別のメニュー
を選択し得る状態となる。提示された候補単語中に所望
のもがない場合には、リタイプのメニューを選択し直し
て所望の単語をキー入力したり、アメンドのメニューを
選択して誤単語の一部を訂正したりすることができるの
である。このメニューの選択し直しの後も、第11図の
表示はそのままに保たれる。
また、サジェッションのメニューが選択された後であっ
ても、キャンセルキー20が操作されれば、S63,S
65,S66およびS68の判定結果がNOとなった
後、S71の判定結果がYESとなり、第6図のS8が
実行されてスペルチェックモードが解除される。
このように、本タイプライタはスペルチェックの結果誤
単語が発見された後にオペレータが種々のメニューを選
択し得る特長を有するのであるが、その他に誤単語を表
示する際にそのミスワードが記号を伴うものである場合
には記号も一緒に表示されるという特長と、スペルチェ
ックの結果ミスワードが発見された場合には区切りキー
に対応する動作の実行が中止されるという特長とを有し
ている。以下、これらの特長について詳細に説明する。
まず、誤単語が記号と共に表示される点について説明す
る。
バッファメモリ106にストアされた一連のキャラクタ
データについてスペルチェックを行う際に、そのキャラ
クタデータが記号データを含む場合にはそれを除いてア
ルファベットのみから成るキャラクタ列についてスペル
チェックが行われることは前述の通りであるが、発見さ
れた誤単語がディスプレイ21に表示される場合には記
号ととも表示される方がよい。従来のように、記号を除
いた誤単語のみが表示される場合には、その誤単語と置
き換えるべき正単語が選ばれた後に印字用紙に印字され
る際に記号も共に印字されるか否かが不明であって、オ
ペレータに不安を感じさせることとなるからである。
それに対して、本実施例においては第6図のフローチャ
ートのS23において行われる誤単語の表示が記号と共
に行われるようにされている。ミススペルのチェックは
単語メモリ110のデータに基づいて行われるのである
が、ディスプレイ21に表示される際には前記号メモリ
107,単語メモリ110および後記号メモリ108の
データが併せて表示されるのである。第9図のS67に
おいても、候補単語のみならず前記号メモリ107およ
び後記号メモリ108に格納されている記号も共に印字
されるようになっており、ディスプレイ21による表示
と印字との間に食い違いがないため、オペレータは安心
して入力操作を行うことができる。
次に、誤単語発見時における区切りキーに対応する動作
の中止について説明する。
本タイプライタにおいては、スペルチェックが区切りキ
ーの操作に応じて行われることは前述の通りであるが、
スペルチェックが行われると同時に区切りキーに対応し
た動作が行われてしまえばこの動作が無駄になることが
多い。例えば、コンマやピリオドの区切りキーの操作に
応じて、文字抜けのミススペルあるいは不要な文字の付
加によるミススペルが発見された場合には、そのミスス
ペルを含む誤単語と正しい単語とは長さが異なるために
コンマやピリオドの位置も変わり、これらをも消去しな
ければならなくなるのである。また、区切りキーがスペ
ースキーやリターンキーである場合には、誤単語の消去
を行うためにキャリッジは必ず誤単語の位置まで戻され
ることが必要であるために、リターン動作やスペース送
りが無駄になるのである。
しかるに、本タイプライタにおいては、先の説明から明
らかなように、区切りキーの操作に応じてミススペルの
チェックが行われるのであるが、区切りキーに対応する
動作は中止されるようになっている。スペルチェックの
結果、スペルに誤りのないことが確認されるか、あるい
は誤単語の印字が消去され、正しい単語が印字された後
に第6図のS20が実行され、区切りキーに対応する動
作が行われるようになっているのであり、前記無駄が回
避されるのである。
以上の説明から明らかなように、本実施例においてはバ
ッファメモリ106が記憶手段を構成しており、プラテ
ン24,キャリッジ27,活字ホイール33,印字ハン
マ37,印字リボン40とそれらの駆動装置とが印字手
段を構成している。また、制御装置Cの辞書メモリ10
2と第6図におけるS19を実行する部分とがスペルチ
ェック手段を構成し、ディスプレイ21およびディスプ
レイコントローラ52と制御装置Cの第9図におけるS
61を実行する部分とが候補単語提示手段を構成してい
る。
さらに、キーボード3と制御装置Cの第6図におけるS
23′,S25,S26,S27等を実行する部分とが
指示手段を構成している。また、前記印字リボン40の
代わりに訂正リボン44を含む前記印字手段と制御装置
Cの第9図におけるS57を実行する部分とが誤単語消
去手段を構成し、キーボード3と制御装置Cの第9図に
おけるS62,S63,S64,S65,S66等を実
行する部分とが選択操作手段を構成している。
なお、本実施例においては、誤単語が検出された後にイ
グノアのメニューが選択された際に、S20の区切りキ
ーに対応する動作が行われるようになっているが、誤単
語の発見時にその発見の切っ掛けとなった区切りキーと
同一の茎りキーが再び操作された際にその区切りキーに
対応する動作が行われるようにすることも可能である。
例えば、固有名詞のキー入力後にスペースキー7が操作
され、その区切りキー7の操作に応じてスペルチェック
が行われた結果、誤単語であると判断された場合には、
再びスペースキー7を操作することによってその固有名
詞の消去を行うことなく、スペース送りが行われるよう
にすることが可能なのである。
その他、いちいち例示することはしないが、当業者の知
識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で、本発明
を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を概念的に示すブロック図であ
る。第2図は本発明一実施例であるタイプライタの外観
を示す斜視図であり、第3図はその一部を示す側面断面
図である。第4図は第3図に示された部分の別の作動状
態を示す図である。第5図は上記タイプライタの制御系
のブロック図であり、第6図ないし第9図は第5図のプ
ログラムメモリに記憶されている制御プログラムのう
ち、本発明の関連の深い部分のみを取り出して示すフロ
ーチャートである。第10図および第11図はそれぞ
れ、上記タイプライタにおけるディスプレイの表示の例
を示す図である。 3:キーボード、4:アルファベットキー 5:数字キー、6:記号キー 7:スペースキー、9:リターンキー 16:タブキー、17:スペルチェックキー 18:デリートキー、20:キャンセルキー 21:ディスプレイ、22:カーソル移動キー 24:プラテン、27:キャリッジ 33:活字ホイール、37:印字ハンマ 40:印字リボン、44:訂正リボン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボードから入力されるキャラクタデー
    タを印字する印字手段と、そのキャラクタデータを記憶
    する記憶手段と、1単語のキャラクタデータを他の単語
    から区切るスペース,ピリオド等の区切りデータの入力
    に応じて前記記憶手段に記憶されている単語にスペルミ
    スが存在するか否かを調べるスペルチェック手段と、そ
    のスペルチェック手段によりスペルミスが発見された場
    合にそのスペルミスを含む誤単語に代えて印字すべき候
    補単語を提示する候補単語提示手段とを含むタイプライ
    タにおいて、 前記スペルチェック手段によりスペルミスが発見された
    際、そのスペルミスに対処するために前記候補単語提示
    手段の作動を指示する指示手段と、その指示手段による
    指示に応じて作動し、前記印字手段により印字された誤
    単語を消去する誤単語消去手段と、その誤単語消去手段
    の作動後に、前記候補単語提示手段により提示されてい
    る候補単語の中から所望の単語を選択することが可能な
    選択操作手段とを設けたことを特徴とするスペルチェッ
    ク機能を有するタイプライタ。
JP62122225A 1986-08-29 1987-05-19 スペルチェック機能を有するタイプライタ Expired - Lifetime JPH0610807B2 (ja)

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US07/090,364 US4915546A (en) 1986-08-29 1987-08-28 Data input and processing apparatus having spelling-check function and means for dealing with misspelled word
EP87307703A EP0262804B1 (en) 1986-08-29 1987-09-01 Data input and processing apparatus having spelling-check function and means for dealing with misspelled word
DE8787307703T DE3778625D1 (de) 1986-08-29 1987-09-01 Apparat zur dateneingabe und -verarbeitung mit funktion zur pruefung der rechtschreibung und mitteln zur korrektur eines falschgeschriebenen wortes.

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