JPH0222758A - 単語ミスチェック機能を有する文書作成装置 - Google Patents

単語ミスチェック機能を有する文書作成装置

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JPH0222758A
JPH0222758A JP63173263A JP17326388A JPH0222758A JP H0222758 A JPH0222758 A JP H0222758A JP 63173263 A JP63173263 A JP 63173263A JP 17326388 A JP17326388 A JP 17326388A JP H0222758 A JPH0222758 A JP H0222758A
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JP
Japan
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word
key
mistake
character
memory
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Pending
Application number
JP63173263A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kawakami
泰 川上
Yoshinari Morimoto
吉成 森本
Akihiro Furukawa
顕寛 古川
Kayoko Makihara
牧原 加代子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Priority to EP19890307017 priority patent/EP0351180A3/en
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/20Natural language analysis
    • G06F40/232Orthographic correction, e.g. spell checking or vowelisation

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は単語ミスチェック機能を有する文書作成装置に
関するものであり、特に、複数種類のミスのチェックに
関するものである。
従来の技術 タイプライタ、ワードプロセッサ等、コンピュータの処
理により文書を作成する装置において入力された単語に
ミスがあるか否かをチェックすることは、既に知られて
いる。本出願人も特願昭62−122225号の明細書
において、単語ミスチェック機能を有する文書作成装置
を提室しており、この装置では単語のスペルの間違いに
対処するために4種類のメニューが用意されている。
発明が解決しようとする課題 しかし、単語のミスには、スペルの間違い、大文字の使
い方の間違い等、複数の種類がある。そのため、ミスが
発見された場合にミスの内容が表示されれば、オペレー
タがミスの種類に応じて処理を迅速に行うことができる
など、文書作成上望ましい点が多い。
本発明は、単語の複数種類のミスがチェックされるとと
にも、そのミス内容が表示される文書作成装置を提供す
ることを課題として為されたものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本発明は第1図に示され
るように、(a)文書作成用のデータを入力する入力手
段と、■)その入力手段により入力されたデータを記憶
する記憶手段と、(C)その記憶手段に記憶されている
単語に関してミスがあるか否かを複数種類のミス内容に
ついてチェックするミスチェック手段と、(d)そのミ
スチェック手段によりミスが発見されたときそのミスの
内容を表示するミス内容表示手段とを含むように構成さ
れる。
作用および発明の効果 このように構成された文書作成装置においては、ミスチ
ェック手段により単語のミスが発見されればミス内容表
示手段によりミス内容が表示される。
したがって、単語ミスがあったとき、オペレータは速や
かにミス内容を認識することができ、ミスに対処するた
めに複数種類のメニューが用意されているときはメニュ
ーの選択が容易となり、メニューが用意されていないと
きでもミスの訂正が容易となって文書作成を能率良く行
うことができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に示すように、タイプライタ1の本体フレーム2
の前部にはキーボード3が配置され、後部には印字機構
が配設されている。
上記キーボード3には次のような各種のキーが設けられ
ている。すなわち、アルファベットキー4と数字キー5
と記号キー6とを含むキャラクタキー、スペースキー7
、バックスペースキー8゜リターンキー9.シフトキー
IO,コードキー11、左マージンセットキー12.右
マージンセットキー13.タブセットキー14.タブク
リアキー15.タブキー16.単語ミスチェックキー1
7、デリートキー18.キャンセルキー20.デイスプ
レィ21上においてデータ入力位置を示すカーソルを移
動させるためのカーソル移動キー22、消去指令信号を
出力する消去キー23等である。
上記各種機能キーを操作することによって得られる各機
能については、既存のタイプライタと同様なので説明を
省略する。
前記キーボード3の後部には、キャラクタキー4.5.
6およびスペースキー7等を操作して入力したキャラク
タを表示するためのデイスプレ・イ21が設けられてい
る。プラテン24は本体フレーム2の左右方向に向けて
配設され、プラテン駆動モータ25(第5図参照)ある
いはプラテンノブ26により自動または手動で回転駆動
され、印字用紙Pを紙送りする。
また、キャリッジ27は、第3図に示すようにプラテン
軸28と平行に設けられた2本のガイF軸29.30に
支持され、キャリッジ駆動モータ31(第5図)で駆動
されるワイヤ32によってプラテン24に沿って左右方
向へ往復移動させられる。
前記キャリッジ27には活字ホイール33を駆動する活
字ホイール駆動モータ34が配設され、そのモータ軸に
はホイールカセッ1−35に収容された活字ホイール3
3が着脱自在に装着されて回転駆動され、活字ホイール
33の選択されたスポークの先端の活字36が印字ハン
マ37に対向する印字ポジションにセットされる。前記
印字ハンマ37はキャリッジ27の頂部に装着され、そ
の印字ハンマソレノイド38は印字ハンマソレノイドド
ライバ39(第5図)からの駆動電流で駆動され、印字
ポジションにセラI・された活字36を印字用紙Pに打
ちつけるようになっている。
印字リボン40を収納したリボンカセット41はホルダ
42上に載置され、そのボルダ42の前端部はキャリッ
ジ27に対して回動自在に装着され、印字リボン40は
リボンカセット41の供給スプールから供給されて巻取
スプールに巻き取られ、巻取スプールはリボン送りモー
タ43(第5図)で駆動されるようになっている。また
、ホルダ42の後部に一段低く形成された部分には訂正
リボン44が設けられている。すなわち、リボンカセッ
ト41の右側には訂正リボン44を供給する供給スプー
ルが設けられ、リボンカセット41の左側には訂正リボ
ン44を巻き取る巻取スプールが設けられているのであ
る。
さらに、前記印字リボン40を印字ポジションの活字3
6とプラテン24との間に位置させた印字位置(第3図
参照)と、印字リボン40を印字位置よりも下方へ移動
させた休止位置(図示路)と、第4図に示すように訂正
リボン44を印字ポジションの活字36とプラテン24
との間に位置させた訂正位置とに切り換えるために、リ
ボンリフトモータ45で回転駆動される駆動軸(図示路
)に連動連結され、前記ホルダ42を前記3位置に揺動
させるカム機構(図示路)がキャリッジ27に装着され
ている。
そしてまた、キャリッジ27およびホルダ42には、ホ
ルダ42の訂正位置への揺動に伴い前記訂正リボン44
を供給スプールから巻取スプールに巻き取るための訂正
リボン巻取機構(図示路)が設けられている。
したがって、印゛字機構は、プラテン24およびプラテ
ン駆動装置と、キャリッジ27およびキ4゜リッジ駆動
装置と、活字ホイール33および活字ホイール駆動装置
と、印字リボン40およびリボン送り駆動装置と、印字
リボン40を印字ポジションに揺動させるカム機構およ
びその駆動装置と、印字ハンマ37および印字ハンマ駆
動装置等とから構成され、印字機構の各駆動装置は制御
装置Cのcpu (中央演算装置)46に接続されてい
る。
次に、前記タイプライタ】の制御系の全体構成について
第5図のブロック図に基づいて説明する。
印字機構の駆動手段PMは、プラテン駆動モータ25お
よびそのドライバ47と、キャリッジ駆動モータ31お
よびそのドライバ48と、リボン送りモータ43および
そのドライバ49と、リボンリフトモータ45およびそ
のドライバ50と、活字ホイール駆動モータ34および
そのドライバ51と、印字ハンマソレノイド38および
そのドライバ39等から構成されている。
表示装置りは液晶表示器から成るデイスプレィ21とデ
イスプレィコントローラ52とから構成され、デイスプ
レィコントローラ52はデイスプレィ21で文字等を表
示するための表示データを各キャラクタのコードデータ
に対応させて格納しており、デイスプレィコントローラ
52に入力されるコードデータに対応する表示データを
デイスプレィ21に出力するようになっている。
制御装置Cは、CPU46と、CPU46に接続された
ROM (リード・オンリ・メモリ)53およびRAM
 (ランダム・アクセス・メモリ)54とから構成され
ており、前記CPU46にはキーボード3と、前記駆動
手段PMの各ドライバ39.47〜51と、デイスプレ
ィコントローラ52とが接続されている。
前記ROM53には、キーボード3のキャラクタキー4
,5.6およびスペースキー7等から入力される各文字
等のコードデータに対応させて、前記各モータ25,3
1,34,43.45および印字ハンマソレノイド38
とデイスプレィ21とを制御する制御プログラム、キー
ボード3の各種機能キーから入力される各機能のコード
データに対応させて前記各モータ25,31,34,4
3.45および印字ハンマソレノイド38を制御する制
御プログラム、スペルチェック処理のための第6図〜第
8図に示す制御プログラム、文字消去制御の制御プログ
ラムおよびスペルミスを含む誤単語を訂正するための第
9図〜11図に示す制御プログラム等を記憶しているプ
ログラムメモリ100と、単語のミスチェックのために
、例えば約70000語のデータが通常の辞書と同じよ
うにアルファベット順に分類して格納しである辞書メモ
リ102と、スペース、改行、タブ、ピリオド、セミコ
ロン、カンマ等の単語の区切りデータを格納している区
切りデータメモリ104が設けられている。辞書メモリ
102には、キャラクタは大文字、小文字の区別なく記
憶され、固有名詞等大文字を含む単語については、単語
毎にその単語を構成するキャラクタのうち先頭から何番
目のキャラクタが大文字であるかを指定するコードデー
タが記憶されている。辞書メモリ102にはまた、2つ
の単語がハイフンで接続されて1つの意味を持つ単語も
記憶されており、この場合のハイフンはアルファベット
と同様に記憶されている。
さらに、行末の単語が2行に分かれて表示されることが
あるが、辞書メモリ102には2つに分けることができ
る単語については区切り方が記憶されている。単語を区
切る場合、前側のキャラクタ群の末尾のキャラクタの後
にハイフンを付けて2群のキャラクタ群が1つの単語で
あることを表すのであるが、このようなキャラクタ群接
続用ハイフンの位置を指定するコードデータが1単語の
キャラクタ列のコードデータと共に記憶され、区切り方
が複数ある場合には、複数のハイフン位置のコードデー
タが全部記憶されているのである。
前記RAM54には、スペルチェックをするために現在
入力されているキャラクタ列のコートデータをストアす
るためのバッファメモリ106゜そのバッファメモリ1
06にストアされているコードデータのうち先頭の記号
データをストアするだめの前記号メモリ107.同じく
末尾の記号データをストアするための後記号メモリ10
8および同じくアルファベットデータをストアするため
の単語メモリ110が設けられている。例えば、”Am
erica + (Chapter ) 1Happy
?、 5haftlo等単語の前後に記号(ここにおい
てはアルファベット以外のものは数字も含めて全て記号
として扱う)が付されることはしばしばあるが、このよ
うな場合には、バッファメモリ106にはそのままのコ
ードデータがストアされ、 、〔等単語の先頭にある記
号のコードデータ(複数も可)が前記号メモリ107に
ストアされ、八merica、 Chapter。
)1appy+ 5haft等の単語を構成するアルフ
ァベットのコードデータが単語メモリ110にストアさ
れ、)、?、10等単語の末尾にある記号のコードデー
タが後記号メモリ108にストアされるのである。
RAM54にはさらに、印字されたコードデータを印字
位置と対応させて順々に記憶する印字データメモリ11
2と、印字位置と対応させたキャリッジ27の現在位置
を記憶する現在位置メモリ114と、活字ホイール33
の現在の回転角度位置、つまり印字ポジションにある活
字36のスポーク番号を記憶する活字位置メモリ116
と、スペース、リターン、ピリオド、セミコロン、カン
マ等の入力された区切りデータを一時的に記憶する区切
りデータバッファ11Bと、消去フラグ120(これの
役割は後述する)と、大文字の使い方にミスがあること
を表す大文字ミスフラグ122と、ハイフンの位置にミ
スがあることを表すハイフンミスフラグ124と、CP
U46で演算処理した結果を一時的に記憶する各種のメ
モリとが設けられている。
前記CPU46は、キーボード3のキャラクタキー4,
5.6から入力されるアルファベット数字、記号等の各
キャラクタに対応するコードデータを印字機構により印
字用紙Pに印字するとともにバッフ7メモリ106に記
憶し、スペース等の区切りコードが入力される毎に第6
図のスペルチェック制御プログラムおよび辞書メモリ1
02のデータに基づいて、入力された単語に対してスペ
ルチェックの演算処理を実行する。
また、CPU46は、印字されたコードデータを印字位
置と対応させてRAM54の印字データメモリ112に
順次記憶させるとともに、キャリッジ駆動モータ31や
活字ホイール駆動モータ34を駆動する毎に変わる現在
位置のデータをRAM54の現在位置メモリ114およ
び活字位置メモリ116に記憶させる。
そして、CPU46は、キーボード3の各種機能キーか
ら入力されるコードデータをROM53のプログラムメ
モリ100から読み出した制御プログラムで処理するこ
とにより入力コードデータに対応する制御信号を前記各
ドライバ39.47〜51やデイスプレィコントローラ
52へ出カスる。
さらに、CPU46はキーボード3のキャラクタキー4
,5.6およびスペースキー7がら入力されたコードデ
ータあるいは印字データメモリ112から読み出された
キャラクタのコードデータを、ROM53のプログラム
メモリ100がら読み出した制御プログラムで処理する
。これによりコートデータに対応する制御信号を印字機
構駆動手段PMの各ドライバ39.47〜51やディス
プレイコントローラ52へ出力し、印字機構と表示装置
りとを制御する。
すなわち、コードデータに基づいて印字機構駆動手段P
Mを制御する場合、CPU46から活字ホイール駆動モ
ータドライバ51に制御信号が出力され、活字ホイール
駆動モータドライバ51から活字ホイール駆動モータ3
4に駆動電流が出力される。そして、活字ホイール駆動
モータ34が所定角度回転して、コードデータに対応す
る活字ホイール33の活字36が印字ハンマ37の前方
の印字ポジションにセットされると同時に、CPO46
からリボンリフトモータドライバ50に制御信号が出力
され、リボンリフトモータドライバ50からリボンリフ
トモータ45に駆動電流が出力され、リボンリフトモー
タ45の回転により駆動軸とカム機構を介してホルダ4
2および印字リボン40が第3図の印字位置に揺動させ
られる。
次に、CPU46から印字ハンマソレノイドドライバ3
9に制御信号が出力されると、印字ハンマトソレノイド
ドライバ39から印字ハンマソレノイド38に駆動電流
が出力されて、印字ハンマ37により活字ホイール33
の活字36が打撃され、印字用紙Pにキャラクタが印字
される。
そして、所定時間内に次のキー入力がない場合には、C
PU46からリボンリフトモータドライバ50に制御信
号が出力され、リボンリフトモータ45が回転してホル
ダ42および印字リボン40は休止位置に戻される。
さらに、CPU46からキャリッジ駆動モータドライバ
48とリボン送りモータドライバ49にそれぞれ制御信
号が出力される。これに応じてキャリッジ駆動モータド
ライバ48からキャリッジ駆動モータ31に駆動電流が
出力され、キャリッジ駆動モータ31が所定量回転して
キャラクタ27がワイヤ32を介して1文字公印字方向
に移動させられる一方、リボン送りモータドライバ49
からリボン送りモータ43に駆動電流が出力され、リボ
ン送りモータ43が所定量回転して印字リボン40が送
られる。
また、リターンキー9が操作されると、CPU46はキ
ーボード3からコードデータをROM53のプログラム
メモリ100から読み出した制御プログラムで処理する
ことにより、キャリッジ駆動モータドライバ48および
プラテン駆動モータドライバ47に制御信号を出力する
。そして、キャリッジ駆動モータドライバ48からキャ
リッジ駆動モータ31に駆動電流が出力され、キャリッ
ジ駆動モータ31が逆回転してキャリッジ27が印字開
始位置に戻される。これと同時に、プラテン駆動モータ
ドライバ47からプラテン駆動モータ25に駆動電流が
出力され、プラテン駆動モータ25が所定量回転して印
字用紙Pが1行分紙送りされる。
さらに、消去キー23を操作して印字用紙上のキャラク
タを消去する場合、CP tJ 46はROM53のプ
ログラムメモリ100から文字消去の制御プログラムを
読み込み、リボンリフトモータドライバ50に制御信号
を出力する。これにより、リボンリフトモータ45が回
転させられてホルダ42が第4図の修正位置に揺動させ
られる。そして、CPU46はRAM54の現在位置メ
モリ114のデータに基づいて印字ヘッドの印字位置に
対応する印字データメモIJ 112のデータを読み出
し、活字ホイール駆動モータドライバ51に制御信号が
出力され、活字ホイール駆動モータ34により活字ホイ
ール33が回転させられ、消去すべきキャラクタと同一
の活字36が印字ポジションに位置させられ、印字ハン
マソレノイドドライハ39からの駆動電流により印字ハ
ンマソレノイド38が駆動されて印字ハンマ37がその
活字36を打撃し、印字用紙P上の印字キャラクタが消
去される。
上記の場合に、現在入力中の一連のキャラクタの印字消
去に際しては、消去した印字キャラクタに対応するコー
ドデータがバッファメモリ106から消去される。
本タイプライタ1においては、単語ミスチエ7クモード
においてミススペルを含む誤単語が検出され、そのミス
内容が表示された後に、オペレータがイブノア(IGN
ORE) 、  リタイプ(RETYPE) 、アメン
ド(AMEND) 、サジェッション(SUGGEST
ION)の4つのメニューから所望のメニューを選択す
ることによって、その誤単語にどのように対処するかを
選択し得るようにされている。イブノアは、誤単語とさ
れた単語が固有名詞等であって現実には誤単語ではなか
った場合に訂正を行うことなく作業を続行する場合に選
択されるメニューである。
リタイプは、誤単語の印字を消去した後、オペレータ自
身がキー入力して別の単語を印字することを希望する場
合に選択されるメニューであり、アメンドは、誤単語の
一部のキャラクタを訂正することによって誤単語を正し
い単語に訂正し得る場合に選択されるものである。また
、サジェッションは、オペレータがタイプライタに誤単
語に代えるべき候補単語の提示を求め、提示された候補
単語のうちから所望の単語を選んで印字させる場合に選
択されるメニューである。
以下、これらの点について詳細に説明するが、まず、第
6図および第7図のフローチャートに基づいて誤単語の
検出から説明する。
単語ミスチェックキー17が提作されればSlにおいて
単語ミスチェックモードが設定され、S2においてデイ
スプレィ21に単語ミスチエ7クモードの設定を表すW
Oが表示される。続いて、S3においてバッファメモリ
106.大文字ミスフラグ122.ハイフンミスフラグ
124がクリアされた後、S4が繰り返し実行され、キ
ー入力を待つ状態となる。
キーボード3上のいずれかのキーが操作されれば、S5
において操作されたキーがスペース、改行、コンマ、ピ
リオド等の区切りキーであるか否かが判定され、区切り
キーであればS6が実行されるのであるが、そうでなけ
ればS7においてキャンセルキー20か否かが判定され
る。そしてキャンセルキーであればS8において単語ミ
スチェックモードが解除されて、本制御プログラムの実
行が終了する。すなわち、単語ミスチェックキー17の
操作によって単語ミスチェンクモードが設定され、キャ
ンセルキー20の操作によって単語ミスチェックモード
が解除されるのである。
S7の判定結果がNOであれば、S9において、操作さ
れたのがキャラクタキー4,5.6であるか否かの判定
が行われ、キャラクタキーであれば、S10においてそ
のキャラクタキーに対応するキャラクタのコードデータ
がバッファメモリ106にストアされるとともに、S1
1において印字用紙Pに印字が行われ、S4を繰り返し
てキー入力゛を待つ状態に戻る。また、S9の判定結果
がNOであった場合には、312においてその他のキー
の処理が行われた後、S4に戻る。
以上のようにして、一定量のキャラクタデータがバッフ
ァメモリ106にストアされた後、区切りキーが操作さ
れればS5の判定結果がYESとなり、S6においてバ
ッファメモリ106にデータがあるか否かの判定が行わ
れる。もし、この判定の結果がNOであれば、313〜
S36をバイパスしてS37において区切りキーに対応
する動作が行われるのであるが、ここにおいてはバッフ
ァメモリ106にデータがストアされているため、S6
の判定結果はYESとなり、S13においてバッファメ
モリ106にストアされているキャラクタ列の先頭キャ
ラクタがアルファベットであるか否かが判定される。そ
して、アルファベットでなければ、S14においてアル
ファベットに先行する記号のデータが前記号メモリ10
7ヘストアされる。アルファベットに先行する記号が複
数あれば、それら複数の記号がすべて前記号メモリ10
7ヘストアされるのである。続いて、S15においてバ
ッファメモリ106の末尾のキャラクタがアルファベッ
トであるか否かが判定され、アルファベットであればS
17が実行されるのであるが、アルファヘラ1〜でなけ
ればS16において末尾の記号のデータがすべて後記号
メモリ108ヘスドアされる。
そして、S17においてバッファメモリ106内のアル
ファベントのキャラクタ列のみが単語メモリ110ヘス
ドアされ、S18において単語メモリ110にデータが
あるか否かが判定される。
データがあれば319においてその単語メモリ110の
キャラクタ列のスペルが正しいか否かの判定が行われる
。単語メモリ110のキャラクタ列と等しいキャラクタ
列が辞書メモリ102に存在するか否かのチェックが行
われるのであり、存在すればスペルが正しく、320〜
S25がバイパスされ、326以下において大文字の使
い方が正しいか否かの判定が行われる。スペルが正しく
ない場合にはS20においてハイフンがあるか否かの判
定が行われ、ハイフンがある場合にはS22゜S23に
おいてハイフンを除いたスペルが正しいか否かの判定が
行われる。2行にわたって印字される単語の2群のキャ
ラクタ列を接続するハイフンは、入力時にはアルファベ
ットと同様に処理されるのであるが、辞書メモリ102
にはキャラクタ群接続用ハイフンはその位置が指定され
ているのみであり、キャラクタ群接続用ハイフンを含む
キャラクタ列は辞書メモリ102には存在せず、スペル
は正しくしてもS19の判定結果がNoとなる。このよ
うな単語についてスペルが正しいか否かを判定するため
に322.S23が実行されるのである。したがって、
S20においてハイフンがなければその単語のスペルは
間違っているということであり、S21においてスペル
ミスメツセージrsPELLING ERROR,がデ
イスプレィ21に表示される(第12図参照)。
また、ハイフンがあれば322においてハイフンがない
なら正しいスペルであるか否かの判定が行われる。この
場合、ハイフンが複数ある場合には全部のハイフンを除
いて正しいスペルであるか否かの判定が行われる。2つ
の単語がハイフンにより接続されて1つの意味を持つ複
合単語についても行末のために一方の単語が2つのキャ
ラクタ群に分けられることがあり、そのような場合には
ハイフンが複数存在することとなる。この場合にはハイ
フンを全部除いたキャラクタ列は辞書メモリ102にな
いため、322の判定結果がNOとなる。S22の判定
結果がYESになるのは、単語中に行末において2つに
分けられたキャラクタ群を接続するハイフンのみがある
場合であり、その場合にはS24においてそのハイフン
が指定位置にあるか否かの判定が行われる。その単語の
ハイフンと同じ位置を指定するデータが辞書メモリ10
2にあるか否かの判定が行われるのであり、あればハイ
フンの位置は正しく、なければハイフンミスであって3
25においてハイフンミスフラグ124がセットされる
キャラクタ列からハイフンをすべて除いた単語が辞書メ
モリ102にない場合には、S23においてハイフンを
1個ずつ除いてみて該当する単語が辞書メモIJ 10
2にあるか否かの判定が行われる。ハイフンを1細隙い
たキャラクタ列が辞書メモリ】02になければ、そのハ
イフンはキャラクタ列に戻し、別のハイフンを1細隙い
たキャラクタ列が辞書メモリ102にあるか判定すると
いうように、ハイフンを順次1個ずつ除いてみたキャラ
クタ列が辞書メモリ102にあるか否かを判定するので
ある。複合単語が行末において分けられる場合、一方の
単語が正しい位置において分けられていれば、キャラク
タ群接続用のハイフンを除いてみたときに該当する単語
が辞書メモリ102に存在し、スペルは正しく、S23
の判定結果がYESになるはずであり、その場合にはS
24においてS23のYESの判定結果が得られた際に
除去されたハイフンの位置が指定位置にあるか否かの判
定が行われる。また、ハイフンを1個ずつ除いてみても
該当する単語が辞書メモリ102にない場合はスペルミ
スであり、321においてスペルミスがデイスプレィ2
1に表示される。
続いてS26において単語が文頭に印字される単語であ
るか否かの判定が行われる。その単語が最初に入力され
た単語もしくはピリオドの後に入力された単語であるか
否かが判定されるのである。
文頭の単語でない場合にはS27においてキャラクタ列
の大文字位置が一致するか否かの判定が行われる。単語
を構成するキャラクタ列中における大文字の位置を指定
するデータ(大文字がない場合も含む)が辞書メモリ1
02内の単語の大文字位置指定データと同じであるか否
かが判定されるのである。間違って大文字が使用されて
いる場合、あるいは大文字を使うべきであるのに使われ
ていない場合に判定結果がNOとなり、S30において
大文字ミスフラグ122がセットされ、大文字の使用が
正しい場合、あるいは単語が小文字のみで構成されてい
ることが正しい場合にはS27の判定結果はYESとな
り、331が実行される。
また、単語が文頭の単語である場合には328において
先頭キャラクタが大文字であるか否かの判定が行われる
。文頭単語の場合、先頭キャラクタは大文字でなければ
ならないため、大文字でない場合には単語ミスであって
大文字ミスフラグ122がセットされる。また、先頭キ
ャラクタが大文字の場合、S29において先頭キャラク
タ以外のキャラクタの大文字位置が一致しているか否か
の判定が行われる。一致していない場合には単語ミスで
あってS30において大文字ミスフラグ122がセット
され、なければS31が実行される。
このように大文字の使い方、ハイフン位置のチェックが
行われた後、ミスがあればミス内容がデイスプレィ21
に表示される。大文字の使い方とハイフン位置との両方
にミスがある場合にはS31、S32の判定結果がYE
Sとなり、S33において第14図に示されるように、
デイスプレィ21に大文字・ハイフンミスメツセージで
あるrcAPITALIZATION HYPHHNA
TION ERRORJが表示される。なお、ミスがあ
るとされた単語は、デイスプレィ21において反転表示
される。通常はデイスプレィ21の画面が暗く、表示さ
れる文字等が明るく表示されるのであるが、文字が暗く
、文字の周囲が明るく表示されるのである。他のミス内
容表示の場合も同様である。
また、大文字の使い方が間違っているがハイフンの位置
が正しい場合あるいはハイフンがない場合にはS31の
判定結果がYES、S32の判定結果がNoとなって3
34が実行され、第15図に示されるようにデイスプレ
ィ21に大文字ミス7・ンセージrcAPITALIZ
ATION EI?I?ORJが表示される。さらに、
大文字の使い方が正しいがハイフンミスがある場合には
S31の判定結果がNo、S35の判定結果がYESと
なり、S36においてデイスプレィ21に第16図(a
)に示されるようにハイフンミスメツセージrHYPI
IENATION ERROIi Jが表示される。大
文字の使い方、ハイフンの位置にミスがなく、あるいは
ハイフンがない場合にはS31.S35の判定結果がN
Oとなって337が実行され、区切りキーに対応する動
作が行われる。例えば、区切りキーがスペースキー7で
ある場合には印字を伴うことなくキャリッジが1文字分
布へ移動させられ、リターンキー9である場合には改行
動作が行われるのである。
318の判定時に単語メモリ110にデータがない場合
、スペルにミスがある場合、大文字の使い方、ハイフン
の位置にミスがある場合には、838において警報ブザ
ーによりその事実がオペレータに知らされる。続いて、
339において消去フラグ120がクリアされ、S40
においてデイスプレィ21にバッファメモリ106のキ
ャラクタ列(アルファベットのみならず、記号、数字を
も含むキャラクタ列が表示される)が誤単語として表示
されるとともに、その誤単語に対する対処方法をオペレ
ータに選択させるためのメニューが表示される。イグノ
ア、リタイプ、アメンドおよびサジェッションの各メニ
ューが表示されるのである。
その表示に従ってオペレータがカーソル移動キー22を
操作すれば、S41およびS42の判定結果がYESと
なり、S43においてカーソルの移動が行われ、イグノ
ア、リタイプ、アメンド。
サジェッションのいずれかが選択される。その選択後、
オペレータがリターンキー9を操作す゛れば、S44の
判定結果がYESとなり、S45において選択されたメ
ニューが何であるかが判断され、以後、選択されたメニ
ューが実行される。なお、誤単語が表示された後に操作
されたのがキャンセルキー20であれば、S46の判定
結果がYESとなって88のスペルチェックモー ド解
除が行われるのであるが、カーソル移動キー22.リタ
ーンキー9.キャンセルキー20以外のキーが操作され
た場合にはS47において警報ブザーが鳴らされ、その
キーに対応する処理が不可能であることがオペレータに
知らされる。
以下、メニュー毎に作動を説明する。
まず、イブノアが選択された場合には、誤単語とされた
単語を消去することなく作業を続行することをオペレー
タが希望しているのであるから、34Bにおいて誤単語
の表示が消去された後、S37において区切りキーに対
応する動作が通常通り行われる。
それに対して、リタイブが選択された場合には、第9図
のフローチャートで表される処理が行われる。
まず、S49において消去フラグ120がセットされて
いるか否かの判定が行われるが、通常はセットされてい
ないため、550において印字用紙P上に印字されてい
る誤単語の各キャラクタの消去が行われる。この消去と
同時にバッファメモリ106内のデータもクリアされ、
誤単語が記号を伴うものである場合には記号も一緒に消
去される。その後、351において消去フラグ120が
セットされ、S52を繰り返し実行してキー入力を待つ
状態となる。この状態でオペレータがカーソル移動キー
22を操作すれば、S53の判定結果がYESとなり、
S54においてカーソルの移動が行われる。カーソルを
所望の位置へ移動させた後、オペレータがキャラクタキ
ーを操作すればS52の判定結果はYESとなるが、S
53.S55および356の判定結果はNoとなり、プ
ログラムの実行は第6図の35へ移動し、オペレータの
キー入力に従う印字が行われる。
しかし、−旦はりタイプを選択したものの、オペレータ
の気が変わって別のメニューを選択することを希望する
場合には、カーソル移動キー22の操作によってカーソ
ルを所望のメニューに対応する位置へ移動させた後、リ
ターンキー9を操作すればよい。それによりS55の判
定結果がYESとなり、S57においてカーソルがいず
れかのメニューに対応する位置にあるか否かが判定され
る。この判定の結果がNOであればプログラムの実行は
S52に戻るのであるが、YESであれば第8図の34
5へ移行するため、メニューを選択し直すことができる
のである。
また、−旦すタイプが選択された後でも、キャンセルキ
ー20が操作されれば、プログラムの実行は第6図のS
8へ移行してスペルチェックモードが解除される。さら
に、リタイプのメニュー選択後、−旦他のメニューが選
択されたが、再びりタイプが選択されることもあり得る
のであるが、この場合にはS51において消去フラグ1
20がセットされているため、349の判定結果がYE
Sとなり、S50およびS51がバイパスされるため、
再び誤単語の印字消去が行われることはない デイスプレィ21に表示された誤単語が一部を訂正すれ
ば正しい単語となると判断して、オペレータがアメンド
を選択した場合には、第10図のフローチャートに基づ
く処理が行われる。
まず、35Bにおいて消去フラグ120がセントされて
いるか否かの判定が行われるが、この判定の結果は通常
Noであり、S59において誤単語の印字消去が行われ
、360において消去フラグ120がセットされる。続
いて、561においてカーソルがデイスプレィ21に表
示されている誤単語の先頭キャラクタ上へ移動させられ
た後、362が繰り返し実行され、キー入力を待つ状態
となる。この状態でオペレータがカーソル移動キー22
を操作すれば、S62およびS63の判定結果がYES
となり、S64のカーソル移動が行われる。すなわち、
アメンドの選択と同時にカーソルは自動的に誤単語の先
頭キャラクタの位置へ移動させられ、オペレータはその
位置から、カーソル移動キー22の操作によって、カー
ソルを所望のキャラクタの位置へ移動させることができ
るのである。
続いて、オペレータがキャラクタキーを操作すればS6
3.S65.S66および367の判定結果がNOとな
り、368の判定結果がYESとなって、S69におい
てデイスプレィ21上のカーソルの位置にあるキャラク
タが操作されたキャラクタキーに対応するものに置き換
えられ、カーソルが1キャラクタ分右へ移動させられた
後、プログラムの実行はS62へ戻る。
以上の操作の繰返しにより、誤単語が訂正された後、オ
ペレータがリターンキー9を操作すればS66の判定結
果がYESとなり、S70が実行される。カーソルが1
個の単語を指示しているか否か、すなわち、1個の単語
を構成しているキャラクタのいずれかに対応する位置に
カーソルがあるか否かの判定が行われるのであり、判定
の結果がYESであれば371においてそのカーソルに
よって指示されている単語の印字が行われた後、プログ
ラムの実行は第7図の337へ移行する。
しかし、カーソルが単語を指示していない場合には、プ
ログラムの実行はそのままS62に戻る。
また、オペレータが誤単語中の1キヤラクタを消去する
ことを希望する場合には、デリートキー18を操作すれ
ばよい。デリートキー18が操作されれば、363.S
65およびS66の判定結果がNoとなり、367の判
定結果がYESとなって372が実行され、デイスプレ
ィ21上のカーソルによって指定された1キヤラクタが
削除され、それより右側のキャラクタが1ピツチ左へス
ライドさせられるのである。その後、プログラムの実行
はS62へ戻る。
また、−旦アメンドを選択した後、オペレータの気が変
わった場合には、カーソル移動キー22を操作してカー
ソルをメニュー上へ移動させた後、ノターンキー9を操
作すればよい。この場合にはS65およびS”73の判
定結果がYESとなり、プログラムの実行は第8図の3
45へ移行するため、メニューを選択し直すことができ
るのである。
なお、カーソルがメニュー上にある状態でキャンセルキ
ー20か操作されればS65の判定結果がYES、S7
3の判定結果がNo、374の判定結果がYESとなっ
て第6図のS8が実行され、スペルチェックモードが解
除される。このスペルチェックモードの解除は、カーソ
ルが誤単語のいずれかのキャラクタ上にある状態におい
ても、キャンセルキー20の操作によって行うことが可
能である。この場合は、S62の判定結果がYESとな
り、363.S65.S66、S67およびS68の判
定結果がNOとなった後、374の判定結果がYESと
なるため、S8が実行されてスペルチェックモードが解
除されるのである。
オペレータが誤単語と置換すべき正しい単語の提示をタ
イプライタに求めるべくサジエ’7シヨンのメニューを
選択したときは、第11図のフローチャートに基づく処
理が行われる。
まず、他のメニューが選択された場合と同様に、375
〜S77が実行されて誤単語の印字が消去された後、3
78において候補単語があるか否がかが判定される。す
なわち、誤単語に近いスペルの単語が辞書メモリ102
内にあるか否かの判定が行われるのであり、あればS7
9において全ての候補単語がデイスプレィ21上に表示
された後、S80を繰り返し実行してキー入力を待つ状
態となる。この候補単語の表示は第12図に示すように
記号と共に行われる。前記号メモリ107および後記号
メモリ10Bにストアされている記号が辞書メモリ10
2において発見された候補単語と共に表示されるのであ
る。先に説明したように、誤単語が記号を伴ったもので
る場合には誤単語の消去時にはその記号も一緒に消去さ
れるのであるが、誤単語に代えるべき候補単語の表示も
記号と共に行われるのである。また、デイスプレィ21
上には誤単語と共にメニューも表示される。
この状態においてオペレータがカーソル移動キー22を
操作すれば、S81の判定結果がYESとなって382
が実行され、カーソルの移動が行われる。これにより提
示されている候補単語のいずれかの位置へカーソルを移
動させた後、オペレータがリターンキー9を操作すれば
S 83の判定結果がYESとなり、S84においてカ
ーソルが候補単語上にあるか否かの判定が行われるがこ
こでは判定の結果はYESであり、S85においてその
候補単語の印字が行われる。この際、デイスプレィ21
上に表示されている候補単語が記号を伴ったものであれ
ば、印字も記号と共に行われる。
これに対して、提示された候補単語中に所望のものがな
い、あるいはサジェッション以外のメニューに変更した
くなった等の理由でカーソルをメニュー上へ移動させた
後にリターンキー65が操作された場合には、S84の
判定結果がNo、S86の判定結果がYESとなってプ
ログラムの実行は第8図の345へ移行し、メニューの
選択し直しが行われる。なお、このメニューの選択し直
しが行われた場合でも、第12図のデイスプレィ21の
表示はそのままに保たれる。
また、378の判定結果がNo、すなわち誤単語に近い
スペルの単語が辞書メモリ102内に存在しない場合に
はS87が実行され、デイスプレィ21に第13図に示
すように、候補単語がないことを表示するNot fo
undなる表示が行われ、88Bにおいてキー入力を待
つ状態となる。この状態でいずれかのキーが操作されれ
ば、プログラムの実行は第8図の341へ移行し、別の
メニューを選択し得る状態となる。提示された候補単語
中に所望のものがない場合には、リタイプのメニューを
選択し直して所望の単語をキー入力したり、アメンドの
メニューを選択して誤単語の一部を訂正したりすること
ができるのである。このメニューの選択し直しの後も、
第13図の表示はそのままに保たれる。
また、サジエフジョンのメニューが選択された後であっ
ても、キャンセルキー20が操作されれば、S81およ
びS83の判定結果がNoとなった後、S89の判定結
果がYESとなり、第6図の38が実行されて単語ミス
チェックモードが解除される。
本タイプライタにおいては、印字された単語に関してス
ペルが正しいか、大文字の使い方が正しいか、ハイフン
の位置が正しいかについてチェックが行われ、ミスがあ
ればミス内容がデイスプレィ21に表示されるため、オ
ペレータはその表示に従って処理メニューを選択すれば
よい。スペルミスの場合、ミスキャラクタがわかればア
メンドかりタイプを選択し、わからない場合にはサジエ
フジョンを選択すればよい。また、大文字の使い方およ
びハイフン位置の両方にミスがある場合には、サジエフ
ジョンを選択する。それにより第14図(b)に示され
るように大文字の使い方が正しく、ハイフンの位置が正
しい単語が表示される。辞書メモリ102には、区切る
ことができる単語にっいてはハイフンの位置が全部記憶
されているため、それらがすべてデイスプレィ21に表
示されるのであり、この表示と共に先頭の候補単語上に
カーソルが移動する。ハイフン位置が間違っている場合
、いちいち辞書で調べるよりはサジエフジョンを選択す
る方が早く、オペレータはミスの表示に基づいて即座に
サジエフジョンを選択して迅速にミスを訂正することが
できる。
大文字の使い方にミスがある場合には、単語の一部を訂
正すればよいことが多く、オペレータはアメンドを選択
すればよい。ハイフンの使い方にミスがある場合には上
述のようにサジエフジョンの選択が好適であり、その選
択により第16図(b)に示されるようにハイフン位置
が正しい候補単語がデイスプレィ21に表示される。
このように本タイプライタにおいては、単語ミスがチェ
ックされるとともにミス内容が表示されるため、オペレ
ータはミス内容に基づいてミスを訂正するのに適した処
理メニューを選択してミスを迅速に訂正することができ
、文書作成能率を向上させることができる。ミス内容が
表示されない場合には、オペレータがミス内容を判断し
て処理メニューを選択するまでに時間を要するのであり
、あるいはミス内容の判断が面倒であるためサジエンジ
ョンを選択し、候補単語の表示に基づいてミス内容を判
断することが多く、大文字ミスのようにキャラクタ1個
を訂正すればよい場合であっても単語全体の置換が行わ
れ、時間がかかって能率のよい文書作成の妨げになるの
に対し、ミス内容が表示されてそれに適した処理メニュ
ーが迅速に選択されることにより文書作成能率が向上す
ることとなるのである。
以上の説明から明らかなように、本実施例においてはキ
ーボード3が入力手段を構成し、バッファメモリ110
が記憶手段を構成しており、制御装置Cの辞書メモリ1
02と第7図におけるS19〜S30を実行する部分と
がミスチェック手段を構成し、デイスプレィ21および
デイスプレィコントローラ52と制御装置Cの322,
331〜S36を実行する部分とがミス内容表示手段を
構成している。
なお、本タイプライタは単語ミスチェンクの結果誤単語
が発見された後にオペレータが種々のメニューを選択し
得る特長を有するのであるが、その他に誤単語を表示す
る際にそのミスワードが記号を伴うものである場合には
記号も一緒に表示されるという特長と、スペルチェック
の結果ミスワードが発見された場合には区切りキーに対
応する動作の実行が中止されるという特長とを有してい
るが、これらの特長については特願昭62−12222
5号の出願に詳記されており、本発明の理解に直接関係
がないため説明は省略する。
本実施例においては、アメンドが選択された場合に誤単
語全体が消去するようになっていたが、誤文字のみ消去
して訂正するようにしてもよい。
また、本実施例においてはミス内容の表示後、オペレー
タが処理態様を選択するようにされていたが、ミスの内
容に応じて自動的に処理態様が選択されるようにしても
よい。
さらに、チェックするミス内容は上記実施例のミスに限
らず、適宜に設定すればよ(、また、本発明は、ワード
プロセンサ等、タイプライタ以外にコンピュータ処理に
より文書を作成する装置にも適用することができる。
その他、いちいち例示することはしないが、当業者の知
識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で、本発明
を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を概念的に示すブロック図である
。第2図は本発明の一実施例であるタイプライタの外観
を示す斜視図であり、第3図はその一部を示す側面断面
図である。第4図は第3図に示された部分の別の作動状
態を示す図である。 第5図は上記タイプライタの制御系のブロック図であり
、第6図、第7図、第8図、第9図、第10図2第11
図は第5図のプログラムメモリに記憶されている制御プ
ログラムのうち、本発明に関連の深い部分のみを取り出
して示すフローチャートである。第12図および第13
図はそれぞれ、スペルミスがあってサジェッションが選
択された場合のデイスプレィ表示を示す図である。第1
4図(a)および(b)は大文字の使い方およびハイフ
ン位置にミスがあってサジェッションが選択された場合
のデイスプレィ表示を示す図である。第15図は大文字
の使い方にミスがあってアメンドが選択された場合のデ
イスプレィ表示を示す図である。 第16図(a)および(b)はハイフン位置にミスがあ
ってサジェッションが選択された場合のデイスプレィ表
示を示す図である。 3:キーボード  17:単語ミスチェックキー21:
デイスプレィ 11O:バッファメモリC:制御装置 第一図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 文書作成用のデータを入力する入力手段と、その入力手
    段により入力されたデータを記憶する記憶手段と、 その記憶手段に記憶されている単語に関してミスがある
    か否かを複数種類のミス内容についてチェックするミス
    チェック手段と、 そのミスチェック手段によりミスが発見されたときその
    ミスの内容を表示するミス内容表示手段と を含むことを特徴とする単語ミスチェック機能を有する
    文書作成装置。
JP63173263A 1988-07-12 1988-07-12 単語ミスチェック機能を有する文書作成装置 Pending JPH0222758A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63173263A JPH0222758A (ja) 1988-07-12 1988-07-12 単語ミスチェック機能を有する文書作成装置
EP19890307017 EP0351180A3 (en) 1988-07-12 1989-07-11 Text processing system having means for checking entered words for different types of errors

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63173263A JPH0222758A (ja) 1988-07-12 1988-07-12 単語ミスチェック機能を有する文書作成装置

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JP63173263A Pending JPH0222758A (ja) 1988-07-12 1988-07-12 単語ミスチェック機能を有する文書作成装置

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