JPH06107984A - 保護塗膜の除去用洗浄剤 - Google Patents

保護塗膜の除去用洗浄剤

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JPH06107984A
JPH06107984A JP32001191A JP32001191A JPH06107984A JP H06107984 A JPH06107984 A JP H06107984A JP 32001191 A JP32001191 A JP 32001191A JP 32001191 A JP32001191 A JP 32001191A JP H06107984 A JPH06107984 A JP H06107984A
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water
cleaning agent
coating film
protective coating
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JP32001191A
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English (en)
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Shigehiro Iwata
重広 岩田
Masaki Muto
正樹 武藤
Hiromichi Tomihari
弘道 富張
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Yushiro Chemical Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Yushiro Chemical Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期間経過した保護塗膜に対しても高洗浄性
を維持しながら引火の危険性がなく、人体に対して安全
で且つ廃水処理性にも問題がない保護塗膜の除去用洗浄
剤を提供する。 【構成】 (a)水溶性アミン、(b)C6 5 −R′
−OH、C6 5 −O−R′−OHで表される芳香族ア
ルコール等、(c)金属イオン封鎖剤、(d)アニオン
系界面活性剤又はノニオン系界面活性剤及び(e)水か
らなり、本除去用洗浄剤の全体を100部とする場合、
上記(a)水溶性アミンの含有量が3〜30部、上記
(b)芳香族アルコール及び多価アルコール誘導体の少
なくとも一方の含有量が3〜15部、上記(c)金属イ
オン封鎖剤の含有量が1〜10部、及び上記アニオン系
界面活性剤及びノニオン系界面活性剤の少なくとも一種
の含有量が0.1〜5部であることを特徴とする保護塗
膜の除去用洗浄剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保護塗膜の除去用洗浄
剤(以下、単に「洗浄剤」という。)に関し、更に詳し
く言えば、自動車等の大型車輌が長期間保管された後に
おいても、車体表面の保護塗膜を容易に除去することが
できる洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、オートバイ、農業用耕耘機等の
大型車輌は、組み立て完成後の保管及び輸送中に外板塗
装面を保護するため、水溶性アクリル樹脂等の水溶性樹
脂系保護塗料(例えば、特公昭55−50517号公報
に開示された保護用組成物)が塗布される。この保護塗
料が形成した保護塗膜を除去するには、従来は洗浄剤と
して、加温した希アルカリ水溶液をスプレーするか又は
塗布して保護塗膜を希アルカリ水溶液に溶解させて除去
する方法が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記洗浄剤を
適用することができる時期は、組み立て完成後の車輌外
板に保護塗料を塗布してから1〜2週間程度経過した場
合であり、それ以上経過すると保護塗膜を除去すること
ができなくなる。自動車は完成された後2〜3ヶ月屋外
に保管され、輸出される自動車は海上輸送の期間を加え
ると、地域によっては6ヶ月以上も屋外に置かれる場合
が多い。このように長期間にわたって屋外に暴露された
保護塗膜は、熱、紫外線、土砂又は水等の影響を受けて
劣化し、アルカリ水での除去性は極端に低下する。この
ように除去性不良となった保護塗膜を除去する方法とし
ては、例えば特公昭52−24926号公報に開示され
たアルコール系のような有機用溶剤系の塗料剥離剤で保
護塗膜を拭き取り除去する方法がある。しかし、この有
機溶剤系保護剥離剤では、少数量の除去作業はできる
が、大量の除去作業を行うには、工数及び/又は時間が
かかりすぎて、非効率で不経済となる。更に、有機溶剤
系塗膜剥離剤を多量に使用する場合には、引火の危険性
や人体に対する安全性の問題、また除去時に水洗を併用
するため排水の処理問題がある。上記のように、保護塗
膜の除去技術においては、長期間経過した保護塗膜に対
しても高洗浄性を維持しながら引火の危険性がなく、人
体に対して安全で且つ廃水処理性にも問題がない洗浄剤
は見出されていないのが実状である。
【0004】本発明は、上記問題点を解消するものであ
り、換言すれば次のような性質を持つ洗浄剤を提供する
ことを目的とする。 (1)自動車等の外板保護塗料を塗布してから長期間経
過した後でも高洗浄性を維持する。 (2)引火の危険性がない。 (3)人体に対して安全である。 (4)廃水処理性にも問題がない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、保護塗料
が長期間経過した後の塗料皮膜の劣化及び除去性に及ぼ
す洗浄剤組成について鋭意検討した結果、(a)特定の
水溶性アミン、(b)特定のアルコール等、(c)特定
の金属イオン封鎖剤、及び(d)特定の界面活性剤を含
有する組成物が優れた洗浄性能を示すことを見出して、
本発明を完成するに至ったのである。即ち、本第1発明
の洗浄剤は、(a)水溶性アミン、(b)下記の一般式
(1)で表される芳香族アルコール、(2)で表される
芳香族アルコール及び多価アルコール誘導体のうちの少
なくとも一種、(c)金属イオン封鎖剤、(d)アニオ
ン系界面活性剤及びノニオン系界面活性剤のうちの少な
くとも一種及び(e)水からなり、 C6 5 −R′−OH(1) C6 5 −O−R′−OH(2) (但し、C6 5 はフェニル基、R′はメチレン基、エ
チレン基又はプロピレン基を示す。) 本除去用洗浄剤の全体を100重量部(以下、単に
「部」という。)とする場合、上記(a)水溶性アミン
の含有量が3〜30部、上記(b)芳香族アルコール及
び多価アルコール誘導体の少なくとも一方の含有量が3
〜15部、上記(c)金属イオン封鎖剤の含有量が1〜
10部、及び上記アニオン系界面活性剤及びノニオン系
界面活性剤の少なくとも一種の含有量が0.1〜5部で
あることを特徴とする。
【0006】上記「水溶性アミン」としては、ジエチル
アミン、トリエチルアミン、エチレンジアミン、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、2−アミノ−2
−メチルプロパノール、モルホリン、アミノエチルエタ
ノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジエチルエ
タノールアミン等を使用することができる。特にモノエ
タノールアミン、2−アミノ−2メチルプロパノールア
ミン、モルホリンが適当である。本発明の洗浄剤におい
ては、上記水溶性アミンの一部を、アンモニア水(特に
濃アンモニア水)、水酸化カリウム、水酸化ナトリウ
ム、ケイ酸塩、ホウ酸塩、リン酸塩及び炭酸塩から選ば
れる一種又は二種以上のもので置換することもできる。
【0007】上記一般式(1)若しくは(2)で表され
る「芳香族系アルコール」(ここでは、芳香族基を有す
るアルコールを広くいう。)又は「多価アルコール誘導
体」としては、ベンジルアルコール、β−フェニルエチ
ルアルコール、メチルフェニルカルビノール、エチレン
グリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコール
モノベンジルエーテル、プロピレングリコールモノフェ
ニルエーテル等を使用することができる。特にベンジル
アルコール、エチレングリコールモノフェニルエーテ
ル、プロピレングリコールモノフェニルエーテルが適当
である。
【0008】上記「金属イオン封鎖剤」としては、エチ
レンジアミン四酢酸塩、縮合リン酸塩、ジヒドロキシエ
チルグリシン、グルコン酸及びその塩、クエン酸及びそ
の塩、酒石酸及びその塩、ニトリロ三酢酸塩、N−ヒド
ロキシエチルエチレンジアミン−N,N’,N’’−ト
リアセテート、ジエチレントリアミンペンタ酢酸塩、ト
リエチレンテトラミン六酢酸塩、ヒドロキシエチルイミ
ノ二酢酸塩、ジヒドロキシエチルグリシン等を用いるこ
とができる。特に、エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチ
レントリアミンペンタ酢酸塩、トリエチレンテトラミン
六酢酸塩が好ましい。
【0009】上記「アニオン系界面活性剤」としては、
硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン硫酸エステル塩、
ポリオキシプロピレン硫酸エステル塩、スルホン酸塩、
ポリオキシエチレンスルホン酸塩、ポリオキシプロピレ
ンスルホン酸塩、リン酸塩等を、上記「ノニオン系界面
活性剤」としては、ポリオキシエチレン系、多価アルコ
ール系、アルキロール系のものを用いることができる。
【0010】本発明の洗浄剤において、上記必須成分の
含有量は下記の割合で満足な性能を発揮する。即ち、
(a)水溶性アミンの含有量は3〜30部、(b)芳香
族アルコール等の含有量は3〜15部、(c)金属イオ
ン封鎖剤の含有量は1〜10部、(d)アニオン系界面
活性剤等の含有量は0.1〜5部である。水溶性アミン
の含有量が3部未満では、保護塗膜の除去性が悪くな
り、30部を超えると塗装面に対して悪影響があるばか
りでなく人体に対しても良くないからである。芳香族ア
ルコール等の含有量が3部未満では、保護塗膜の優れた
除去性能が得られず、15部を超えると引火性及び廃水
処理性が問題となるからである。また、金属イオン封鎖
剤の含有量が1部未満では保護塗膜の除去性に効果がな
く、10部を超えると廃水処理性が問題となるからであ
る。更に、上記界面活性剤は保護塗膜の水洗性を改善す
る作用をし、その含有量が5部を超えると、除去後の水
洗性が得られずかえって廃水処理性が低下するからであ
る。
【0011】本発明の洗浄剤は上記の各成分を必須とす
るが、必要に応じてエチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコール
モノイソプロピルエーテル、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエー
テル、プロピレングリコールモノブチルエーテル等の多
価アルコール誘導体、エタノール、n−プロパノール、
イソプロパノール、n−ブタノール等のアルコール、ベ
ンゾトリアゾール、メタケイ酸塩等の防食添加剤、シリ
コーンオイル系消泡剤、ポリエチレングリコール、グリ
セリン等の保湿剤、アルギン酸ナトリウム等の増粘剤等
を任意成分として適宜使用することができる。
【0012】本発明の洗浄剤は、上記必須成分及び任意
成分を常法により混合溶解することにより容易に製造す
ることができる。また、本発明の洗浄剤を使用する場合
には、水で2〜20倍に希釈した希釈液を常温又は加温
して、保護塗料の塗膜の上に塗布した後、水洗すること
によって保護塗料の塗膜を除去することができる。
【0013】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を具体
的に説明する。尚、下記の実施例及び比較例の組成に関
する数値は部を示す。表1及び表2に本発明の実施例及
び比較例の各洗浄剤の組成を示す。尚、表1中の(注
1)に示す界面活性剤液としては、アルキルジフェニル
エーテルジスルホン酸ナトリウム液(濃度:30重量
%)、(注2)に示す界面活性剤としては、ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(EO付加モル数:1
0モル)である。また、表2中、本発明範囲に含まれな
い数字等に*印を付す。更に、この各実施例及び比較例
の洗浄剤の性能を明らかにするため、性能試験を行っ
た。試験項目及び条件を以下に記し、結果を表3及び表
4に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】耐塗料性 〔試験A〕:洗浄剤の水希釈液に塗装板(100×30
0mm)の縦半分を浸漬し50℃で60分間保持し、水
洗、風乾、次いで40℃の純水に240時間浸漬した
後、塗装板を引き上げ、水洗、風乾して、浸漬部分と未
浸漬部分の塗装表面状態を観察評価した。評価の表示
は、◎:塗装面に何ら異状がない、○:浸漬面と未浸漬
面との境界にわずかな色相差がある、×:塗装面に変
色、膨れ、光沢低下、軟化等の塗膜欠陥が認められるを
表す。尚、上記塗装板は、化成処理した鋼板に自動車工
業で一般に使用される上塗り塗料である熱硬化性アクリ
ルエナメル(黒色)を、乾燥膜厚が30〜50μmの厚
さになるように塗布し、140℃で30分間焼き付けし
た塗装板を使用した。 〔試験B〕:試験Aと同じ塗装板に、保護塗料を10〜
20μmの厚さとなるように塗布し、夏期に沖縄県で4
ヶ月屋外暴露したものを、試験Aと同様にして試験し
た。尚、除去用洗浄剤に浸漬されない部分は、40℃の
イソプロピルアルコール中に5分間浸漬して保護塗料を
除去したものを評価の対象とした。尚、上記保護塗料
は、水溶性アクリル系樹脂であって乾燥皮膜の耐水性が
良いといわれる塗料、即ち下記のものを重合させた組成
物を使用した。 (水溶性アクリル系樹脂保護塗料の配合割合) ブチルメタクリレート:8.0部、 メチルアクリレー
ト:5.0部、エチルアクリレート:4.0部、 ア
クリル酸:3.0部、イソプロピルアルコール:3.4
部、 濃アンモニア水:1.0部、ラウリルメルカプタ
ン:0.5部、 酸性亜硫酸ナトリウム:0.1部、
水:75.0部。
【0019】耐部品用塗料性 ABS樹脂製の自動車部品に慣用的に塗装されるアクリ
ルラッカー塗料(シルバーメタリック)を、ABS樹脂
板に乾燥膜厚が10〜20μmになるように塗布し60
℃で30分間乾燥した試験板を耐塗料性試験Aと同様に
試験した。 除去性 〔試験A〕:耐塗料性試験Aと同じ塗装板に、耐塗料性
試験Bで使用した水溶性アクリル樹脂保護塗料を塗布
し、80℃で24時間乾燥した塗装板を試験片とし、洗
浄剤の水希釈液をスポンジに含有させ、保護塗料の皮膜
表面を軽く5回こすり2分間放置した。次いで、水道水
で水洗し風乾した後の塗料皮膜の除去状態を観察評価し
た。評価の表示は、◎:完全に保護塗料皮膜が除去され
る、 ○:わずかに一部保護塗料皮膜が残る、△:保護
塗料皮膜が薄く相当に残る、 ×:保護塗料皮膜がほと
んど除去できないを表す。 〔試験B〕:耐塗料性試験Bと同様に、夏期に沖縄県で
4ヶ月屋外暴露した保護塗料を塗布した塗装板を試験片
として除去性試験Aと同様に除去性試験を行った。
【0020】除去作業性 濃紺メタリック塗装の1,800ccクラスの自動車
に、耐塗料性試験Bで使用した水溶性アクリル樹脂系保
護塗料を、乾燥膜厚が10〜20μmとなるように塗布
し、屋外に1ヶ月暴露した後、洗浄剤の水希釈液4リッ
トルを均一に塗布し、2分後残った洗浄剤を含浸させた
スポンジで保護塗料性皮膜表面をこすり、次いで水道水
150リットルで水洗した。この除去作業に要した時間
を調べ作業性を評価した。評価の基準は、◎:作業時間
が20分以内で保護剤が完全に除去された、△:作業時
間が30分以内で保護剤が一部除去出来なかった、×:
作業時間が30分以上で保護剤の相当部分が残ったを表
す。
【0021】除去排水の廃水処理性 除去作業で発生した除去排水(希釈液洗浄剤+水洗水)
を採取し、以下の手順で廃水処理を行い処理水の透視度
及びCODを測定した。 (廃水処理の手順) イ.pH調整:20%硫酸でpH=7に調整 ロ.凝集剤の添加:硫酸バンド2,000ppm添加し
た。 ハ.pH調整:20%炭酸ナトリウムでpH:6〜8に
調整した。 ニ.凝集助剤の添加:高分子凝集剤「ハイモロックAP
107」を2ppm添加した。尚、透視度及びCODの
測定は、JIS K0102−9及びJISK0102
−17に準じた。 臭気 除去作業中の洗浄剤の臭気を評価した。評価の表示は、
○:臭気なし、△:臭気あり、×:臭気強く作業に問題
ありを表す。
【0022】実施例の効果 表2に示すように、各比較例はいずれも、保護塗膜の除
去性、除去作業性及び廃水処理性が悪く、また比較例2
及び5を除いては耐塗料性が十分に良くない。一方、本
実施例1〜10においては、いずれもこれらの性能に優
れ、大変バランスの優れたものである。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明の保護塗料の塗膜
除去用洗浄剤は、長期間経過した後の塗膜に対しても優
れた洗浄性能を有するとともに、引火の危険性がなく、
人体に対しても安全であり、廃水処理性も良く除去作業
の効率化を図ることが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富張 弘道 神奈川県高座郡寒川町田端1580番地 ユシ ロ化学工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)水溶性アミン、(b)下記の一般
    式(1)で表される芳香族アルコール、下記の一般式
    (2)で表される芳香族アルコール及び多価アルコール
    誘導体のうちの少なくとも一種、(c)金属イオン封鎖
    剤、(d)アニオン系界面活性剤及びノニオン系界面活
    性剤のうちの少なくとも一種、並びに(e)水からな
    り、 C6 5 −R′−OH(1) C6 5 −O−R′−OH(2) (但し、C6 5 はフェニル基、R′はメチレン基、エ
    チレン基又はプロピレン基を示す。) 本除去用洗浄剤の全体を100重量部とする場合、上記
    (a)水溶性アミンの含有量が3〜30重量部、上記
    (b)芳香族アルコール及び多価アルコール誘導体の少
    なくとも一種の含有量が3〜15重量部、上記(c)金
    属イオン封鎖剤の含有量が1〜10重量部、並びに上記
    アニオン系界面活性剤及びノニオン系界面活性剤の少な
    くとも一種の含有量が0.1〜5重量部であることを特
    徴とする保護塗膜の除去用洗浄剤。
  2. 【請求項2】 上記水溶性アミンの一部がアンモニア
    水、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、ケイ酸塩、ホ
    ウ酸塩、リン酸塩及び炭酸塩から選ばれる一種又は二種
    以上のもので置換された請求項1記載の保護塗膜の除去
    用洗浄剤。
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