JPH06107372A - 原反折り重ね装置 - Google Patents
原反折り重ね装置Info
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- JPH06107372A JPH06107372A JP26034692A JP26034692A JPH06107372A JP H06107372 A JPH06107372 A JP H06107372A JP 26034692 A JP26034692 A JP 26034692A JP 26034692 A JP26034692 A JP 26034692A JP H06107372 A JPH06107372 A JP H06107372A
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- Japan
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- guide member
- base cloth
- folded
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- guide
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造の装置で、製品精度高い折り重ね
製品を製造する。 【構成】 原反ロール支持部１３と、原反ロール１から
の基布１１を通過させることによりその幅方向中央部で
折り曲げて２つ折りに折り重ねるようにした先細り三角
形状舌片からなる第１ガイド部材３と、この第１ガイド
部材からの基布を通過させることによりその幅方向両側
端部が中央部で突き合わされた状態の２つ折りにする先
広がり三角形状舌片からなる第２ガイド部材５と、この
第２ガイド部材からの基布を通過させることによりその
幅方向中央部で折り曲げて４つ折りにするようにした先
細り三角形状舌片からなる第３ガイド部材７と、この第
３ガイド部材からの基布を引き取る引張りローラ８とか
ら構成されている。
製品を製造する。 【構成】 原反ロール支持部１３と、原反ロール１から
の基布１１を通過させることによりその幅方向中央部で
折り曲げて２つ折りに折り重ねるようにした先細り三角
形状舌片からなる第１ガイド部材３と、この第１ガイド
部材からの基布を通過させることによりその幅方向両側
端部が中央部で突き合わされた状態の２つ折りにする先
広がり三角形状舌片からなる第２ガイド部材５と、この
第２ガイド部材からの基布を通過させることによりその
幅方向中央部で折り曲げて４つ折りにするようにした先
細り三角形状舌片からなる第３ガイド部材７と、この第
３ガイド部材からの基布を引き取る引張りローラ８とか
ら構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、清拭用布や磨き布製
品を製作するために、平坦な布を連続的に四重に折り重
ねるための原反折り重ね装置に関するものである。
品を製作するために、平坦な布を連続的に四重に折り重
ねるための原反折り重ね装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、塗装面などの清掃を行なうための
清拭用布や磨き布製品として、所定の材質の原反（基
布）を四重に折り重ねて製品としたものが用いられてい
る。この製品を製作するには、例えば特公昭５９−２４
６９８号公報に示されるように、原反ロールから基布を
連続的に引き出すとともに、この基布を移送しつつ連続
的に折り重ねて四重に折り重ねられた製品とする装置が
知られている。
清拭用布や磨き布製品として、所定の材質の原反（基
布）を四重に折り重ねて製品としたものが用いられてい
る。この製品を製作するには、例えば特公昭５９−２４
６９８号公報に示されるように、原反ロールから基布を
連続的に引き出すとともに、この基布を移送しつつ連続
的に折り重ねて四重に折り重ねられた製品とする装置が
知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記装置では、連続的
に移送される基布を、一対の幅方向に配置されたＬ状杆
は誘導バーとによってガイドしつつ順次折り重ねるよう
にしているが、この装置の誘導バーなどの構成が複雑で
あり、しかもこれらのガイド手段が固定的に設けらる構
造であるために、基布の折り重ね位置を正確に設定する
ことが困難であって、製品の折り重ね精度が悪いという
欠点がある。
に移送される基布を、一対の幅方向に配置されたＬ状杆
は誘導バーとによってガイドしつつ順次折り重ねるよう
にしているが、この装置の誘導バーなどの構成が複雑で
あり、しかもこれらのガイド手段が固定的に設けらる構
造であるために、基布の折り重ね位置を正確に設定する
ことが困難であって、製品の折り重ね精度が悪いという
欠点がある。
【０００４】この発明は、このような従来の欠点を解消
するためになされたものであり、簡単な構造の装置で、
製品精度の高い折り重ね製品を製造することができる原
反折り重ね装置を提供することを目的とするものであ
る。
するためになされたものであり、簡単な構造の装置で、
製品精度の高い折り重ね製品を製造することができる原
反折り重ね装置を提供することを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、原反ロール
支持部と、原反ロールからの基布を通過させることによ
りその幅方向中央部で折り曲げて２つ折りに折り重ねる
ようにした先細り三角形状舌片からなる第１ガイド部材
と、この第１ガイド部材からの基布を通過させることに
よりその幅方向両側端部が中央部で突き合わされた状態
の２つ折りにする先広がり三角形状舌片からなる第２ガ
イド部材と、この第２ガイド部材からの基布を通過させ
ることによりその幅方向中央部で折り曲げて４つ折りに
するようにした先細り三角形状舌片からなる第３ガイド
部材と、この第３ガイド部材からの基布を引き取る引張
りローラとからなる物である。
支持部と、原反ロールからの基布を通過させることによ
りその幅方向中央部で折り曲げて２つ折りに折り重ねる
ようにした先細り三角形状舌片からなる第１ガイド部材
と、この第１ガイド部材からの基布を通過させることに
よりその幅方向両側端部が中央部で突き合わされた状態
の２つ折りにする先広がり三角形状舌片からなる第２ガ
イド部材と、この第２ガイド部材からの基布を通過させ
ることによりその幅方向中央部で折り曲げて４つ折りに
するようにした先細り三角形状舌片からなる第３ガイド
部材と、この第３ガイド部材からの基布を引き取る引張
りローラとからなる物である。
【０００６】上記第１ガイド部材と第２ガイド部材との
間にニップローラが配置され、第２ガイド部材と第３ガ
イド部材との間にガイドローラが配置された構成として
もよい。また上記第１ガイド部材を、基布の幅方向に位
置調整する幅方向位置調整手段を設けてもよい。
間にニップローラが配置され、第２ガイド部材と第３ガ
イド部材との間にガイドローラが配置された構成として
もよい。また上記第１ガイド部材を、基布の幅方向に位
置調整する幅方向位置調整手段を設けてもよい。
【０００７】
【作用】上記構成では、原反ロールからの基布は第１ガ
イド部材を通過することにより２つ折りにされ、ついで
第２ガイド部材を通過することにより基布の幅方向両側
端部が中央部で突き合わされた状態の２つ折り基布が形
成される。そしてこの２つ折り基布が第３ガイド部材を
通過することにより中央部が折り曲げられ、引張りロー
ラによって挾み付けられて引き出されることにより、正
確に折り曲げられた４つ折り基布が形成される。
イド部材を通過することにより２つ折りにされ、ついで
第２ガイド部材を通過することにより基布の幅方向両側
端部が中央部で突き合わされた状態の２つ折り基布が形
成される。そしてこの２つ折り基布が第３ガイド部材を
通過することにより中央部が折り曲げられ、引張りロー
ラによって挾み付けられて引き出されることにより、正
確に折り曲げられた４つ折り基布が形成される。
【０００８】またガイド部材の幅方向位置を調整する幅
方向調整手段を設けると、連続的に移送される基布の中
央部の折り曲げ位置をより正確に設定することができ、
この基布の中心折り曲げ位置が正確に設定されると、こ
れを基準として以下の折り曲げ操作がなされるため、製
造される４つ折り製品も正確なものが得られる。
方向調整手段を設けると、連続的に移送される基布の中
央部の折り曲げ位置をより正確に設定することができ、
この基布の中心折り曲げ位置が正確に設定されると、こ
れを基準として以下の折り曲げ操作がなされるため、製
造される４つ折り製品も正確なものが得られる。
【０００９】さらに第１ガイド部材と第２ガイド部材と
の間にニップローラを設け、第２ガイド部材と第３ガイ
ド部材との間にガイドローラを設けると、上記折り曲げ
作用がより確実に行なわれる。
の間にニップローラを設け、第２ガイド部材と第３ガイ
ド部材との間にガイドローラを設けると、上記折り曲げ
作用がより確実に行なわれる。
【００１０】
【実施例】図１〜図４において、架台１０の下部には外
方に突出した支持台１３が設けられ、この支持台１３に
よって原反ロール１が軸１４回りに回転可能に保持され
ている。またこの原反ロール１の付近から上方に向かっ
てベルトコンベア２が配置され、このベルトコンベア２
は、上下両端部のプーリ２０間に掛け渡された一対の相
対向するエンドレスベルト２１が互いに当接することに
より、それらの間に基布を挾んで移送するように構成さ
れている。そしてこのプーリ２０はその軸の両端部が架
台１０の適宜の位置で保持されるとともに、図示しない
回転駆動手段によって回転力が付与されるように構成さ
れている。
方に突出した支持台１３が設けられ、この支持台１３に
よって原反ロール１が軸１４回りに回転可能に保持され
ている。またこの原反ロール１の付近から上方に向かっ
てベルトコンベア２が配置され、このベルトコンベア２
は、上下両端部のプーリ２０間に掛け渡された一対の相
対向するエンドレスベルト２１が互いに当接することに
より、それらの間に基布を挾んで移送するように構成さ
れている。そしてこのプーリ２０はその軸の両端部が架
台１０の適宜の位置で保持されるとともに、図示しない
回転駆動手段によって回転力が付与されるように構成さ
れている。
【００１１】上記架台１０の上部には、下向きに先細り
の三角形状舌片からなる第１ガイド部材３が支持部材３
１によって傾斜姿勢で支持されて取付けられ、この支持
部材３１の基端部は架台１０の適宜の位置に固定され、
また第１ガイド部材３の上端部は架台１０に対して横方
向に移動可能に取付けられている。この第１ガイド部材
３の下側には第１ガイド部材３からの基布を挾み付ける
ニップローラ４が回転可能に保持されている。このニッ
プローラ４の下側には上向きに先細りの三角形状舌片か
らなる第２ガイド部材５が支持部材５１によって支持さ
れて取付けられ、さらにその下側には第２ガイド部材５
からの基布を折り重ねて下方に移送する一対のガイドロ
ーラ６１と６２とが、基布を水平に移送するように移送
方向に直列に配置されている。
の三角形状舌片からなる第１ガイド部材３が支持部材３
１によって傾斜姿勢で支持されて取付けられ、この支持
部材３１の基端部は架台１０の適宜の位置に固定され、
また第１ガイド部材３の上端部は架台１０に対して横方
向に移動可能に取付けられている。この第１ガイド部材
３の下側には第１ガイド部材３からの基布を挾み付ける
ニップローラ４が回転可能に保持されている。このニッ
プローラ４の下側には上向きに先細りの三角形状舌片か
らなる第２ガイド部材５が支持部材５１によって支持さ
れて取付けられ、さらにその下側には第２ガイド部材５
からの基布を折り重ねて下方に移送する一対のガイドロ
ーラ６１と６２とが、基布を水平に移送するように移送
方向に直列に配置されている。
【００１２】上記ガイドローラ６１，６２の下側には、
下向きに先細りの三角形状舌片からなる第３ガイド部材
７が支持部材７１によって傾斜姿勢で支持されて取付け
られている。そしてさらにその下側には、第３ガイド部
材７からの基布を挾み付けて引張る引張りローラ８が配
置され、この引張りローラ８は図示しない駆動モータに
より駆動回転するように構成されている。
下向きに先細りの三角形状舌片からなる第３ガイド部材
７が支持部材７１によって傾斜姿勢で支持されて取付け
られている。そしてさらにその下側には、第３ガイド部
材７からの基布を挾み付けて引張る引張りローラ８が配
置され、この引張りローラ８は図示しない駆動モータに
より駆動回転するように構成されている。
【００１３】この第３ガイド部材７の上端部７２は、図
４に示すように、レール部材１０ｃを挾み付けるように
コ字形に折れ曲げられて、レール部材１０ｃに沿って移
動調整可能に取付けられている。そしてこの上端部７２
には長穴７４が形成され、この長穴７４を貫通して止め
ねじ７３がレール部材１０ｃに締め付けられることによ
り、第３ガイド部材７が所定の幅方向位置に固定されて
いる。また支持部材７１の基端部は架台１０に設けられ
たリブ１８に取付けられ、その取付け状態で第３ガイド
部材７の多少の横移動に対しては、支持部材７１が基端
部を中心に揺動することにより追従できるようにしてい
る。
４に示すように、レール部材１０ｃを挾み付けるように
コ字形に折れ曲げられて、レール部材１０ｃに沿って移
動調整可能に取付けられている。そしてこの上端部７２
には長穴７４が形成され、この長穴７４を貫通して止め
ねじ７３がレール部材１０ｃに締め付けられることによ
り、第３ガイド部材７が所定の幅方向位置に固定されて
いる。また支持部材７１の基端部は架台１０に設けられ
たリブ１８に取付けられ、その取付け状態で第３ガイド
部材７の多少の横移動に対しては、支持部材７１が基端
部を中心に揺動することにより追従できるようにしてい
る。
【００１４】上記第１ガイド部材３の上端部は、図５に
示すように、架台１０のレール部材１０ａに対して移動
可能に取付けられている。すなわち、第１ガイド部材３
の上端部３２はレール部材１０ａを挾み付けるようにコ
字形に折れ曲げられ、この上端部３２には長穴３４が形
成され、この長穴３４を貫通して止めねじ３３がレール
部材１０ａに締め付けられることにより、第１ガイド部
材３が所定の幅方向位置に固定されている。また上端部
３２の一側部にはリブ３５が一体に設けられ、レール部
材１０ａにはリブ１５が一体に設けられ、このリブ１５
にねじ込まれることにより保持されたねじ軸１６の先端
部が上記リブ３５によって回転可能に保持されている。
このねじ軸１６の頭部１７を手で回転させることによ
り、第１ガイド部材３をレール部材１０ａに沿って移動
させることができるようにしている。また支持部材３１
の基端部は架台１０に設けられたリブ１９に取付けら
れ、その状態で第１ガイド部材３の多少の横移動に対し
ては、支持部材３１が基端部を中心に揺動することによ
り追従できるようにしている。
示すように、架台１０のレール部材１０ａに対して移動
可能に取付けられている。すなわち、第１ガイド部材３
の上端部３２はレール部材１０ａを挾み付けるようにコ
字形に折れ曲げられ、この上端部３２には長穴３４が形
成され、この長穴３４を貫通して止めねじ３３がレール
部材１０ａに締め付けられることにより、第１ガイド部
材３が所定の幅方向位置に固定されている。また上端部
３２の一側部にはリブ３５が一体に設けられ、レール部
材１０ａにはリブ１５が一体に設けられ、このリブ１５
にねじ込まれることにより保持されたねじ軸１６の先端
部が上記リブ３５によって回転可能に保持されている。
このねじ軸１６の頭部１７を手で回転させることによ
り、第１ガイド部材３をレール部材１０ａに沿って移動
させることができるようにしている。また支持部材３１
の基端部は架台１０に設けられたリブ１９に取付けら
れ、その状態で第１ガイド部材３の多少の横移動に対し
ては、支持部材３１が基端部を中心に揺動することによ
り追従できるようにしている。
【００１５】つぎにこの装置の作用を説明する。まず支
持台１３に取付けられた原反ロール１から基布１１を手
で引き出してベルトコンベア２間を通し、第１ガイド部
材３、ニップローラ４、第２ガイド部材５、ガイドロー
ラ６１，６２、第３ガイド部材７および引張りローラ８
を通しておき、その状態でベルトコンベア２および引張
りローラ８を駆動させる。これによって原反ロール１か
らベルトコンベア２によって基布１１が引き出され、こ
の基布１１は第１ガイド部材３およびニップローラ４を
通過することにより中心線３５（図２参照）で２つ折り
にされて、図６（ａ）に示すような２つ折り基布１１ａ
となって第２ガイド部材５に送り込まれる。
持台１３に取付けられた原反ロール１から基布１１を手
で引き出してベルトコンベア２間を通し、第１ガイド部
材３、ニップローラ４、第２ガイド部材５、ガイドロー
ラ６１，６２、第３ガイド部材７および引張りローラ８
を通しておき、その状態でベルトコンベア２および引張
りローラ８を駆動させる。これによって原反ロール１か
らベルトコンベア２によって基布１１が引き出され、こ
の基布１１は第１ガイド部材３およびニップローラ４を
通過することにより中心線３５（図２参照）で２つ折り
にされて、図６（ａ）に示すような２つ折り基布１１ａ
となって第２ガイド部材５に送り込まれる。
【００１６】この第２ガイド部材５では、図６（ｂ）に
仮想線で示すように、２つ折り基布１１ａの両側片部の
中央が外向きに押し広げられるとともに中央部の折り曲
げ部が開かれ、ついでガイドローラ６１および６２を通
過することにより、図６（ｃ）実線に示すような基布の
幅方向両側端部が中央部で突き合わされた状態の２つ折
り基布１１ｂが形成される。そしてこの２つ折り基布１
１ｂが第３ガイド部材７に送り込まれて再び中央部が折
り曲げられ、引張りローラ８で挾み付けられて引き出さ
れることにより、図８に示すような４つ折り基布１１ｃ
が形成される。この４つ折り基布１１ｃは、図示しない
他の切断装置によって適宜の長さに切断されて製品にさ
れる。
仮想線で示すように、２つ折り基布１１ａの両側片部の
中央が外向きに押し広げられるとともに中央部の折り曲
げ部が開かれ、ついでガイドローラ６１および６２を通
過することにより、図６（ｃ）実線に示すような基布の
幅方向両側端部が中央部で突き合わされた状態の２つ折
り基布１１ｂが形成される。そしてこの２つ折り基布１
１ｂが第３ガイド部材７に送り込まれて再び中央部が折
り曲げられ、引張りローラ８で挾み付けられて引き出さ
れることにより、図８に示すような４つ折り基布１１ｃ
が形成される。この４つ折り基布１１ｃは、図示しない
他の切断装置によって適宜の長さに切断されて製品にさ
れる。
【００１７】上記操作において、連続的に移送される基
布１１の中央部の折り曲げ位置（中心線３５）を正確に
設定する必要があり、そのために上記装置では図５に示
すようにねじ軸１６の頭部１７を手で回転させることに
より、第１ガイド部材３をレール部材１０ａに沿って移
動させ、中央位置を正確に設定することができるように
している。この基布の中心線３５が正確に設定される
と、これを基準として以下の折り曲げ操作がなされるた
め、製造される４つ折り製品も正確なものが得られる。
なお、第２および第３のガイド部材も第１ガイド部材３
と同様に幅方向の調整が行なわれるようにしてもよい。
またこの中央位置の調整手段は、適宜の検知手段と組合
わせて基布の折り重ね状態を検知しながら、自動的に調
整がなされるようにしてもよい。
布１１の中央部の折り曲げ位置（中心線３５）を正確に
設定する必要があり、そのために上記装置では図５に示
すようにねじ軸１６の頭部１７を手で回転させることに
より、第１ガイド部材３をレール部材１０ａに沿って移
動させ、中央位置を正確に設定することができるように
している。この基布の中心線３５が正確に設定される
と、これを基準として以下の折り曲げ操作がなされるた
め、製造される４つ折り製品も正確なものが得られる。
なお、第２および第３のガイド部材も第１ガイド部材３
と同様に幅方向の調整が行なわれるようにしてもよい。
またこの中央位置の調整手段は、適宜の検知手段と組合
わせて基布の折り重ね状態を検知しながら、自動的に調
整がなされるようにしてもよい。
【００１８】上記構成において、第１ガイド部材３およ
びニップローラ４によって基布１１を中央部で折り曲げ
て２つ折りにし、ついでニップローラ４からの２つ折り
の基布１１ａを第２ガイド部材５を通すことにより両端
縁が中央部で突合わされた２つ折り基布１１ｂが形成さ
れる。このように、平坦な基布１１を一旦中央部で２つ
折りにし、ついでこれを両端縁が中央部で突合わされた
形状の２つ折りにするために、簡単な構成の三角状舌片
からなる第１ガイド部材３と第２ガイド部材５とニップ
ローラ４とにより基布の幅方向両側端部が中央部で突き
合わされた状態の２つ折り基布１１ｂが形成される。し
かも第１ガイド部材３は幅方向位置の調整ができ、した
がって折り曲げの中央位置を正確に設定することができ
る。そしてこの中央位置を正確に設定できると、つぎの
工程でこの中央位置を基準として両端縁の折り曲げがな
されるために、最終製品の四重折りも正確に行なうこと
ができることになる。
びニップローラ４によって基布１１を中央部で折り曲げ
て２つ折りにし、ついでニップローラ４からの２つ折り
の基布１１ａを第２ガイド部材５を通すことにより両端
縁が中央部で突合わされた２つ折り基布１１ｂが形成さ
れる。このように、平坦な基布１１を一旦中央部で２つ
折りにし、ついでこれを両端縁が中央部で突合わされた
形状の２つ折りにするために、簡単な構成の三角状舌片
からなる第１ガイド部材３と第２ガイド部材５とニップ
ローラ４とにより基布の幅方向両側端部が中央部で突き
合わされた状態の２つ折り基布１１ｂが形成される。し
かも第１ガイド部材３は幅方向位置の調整ができ、した
がって折り曲げの中央位置を正確に設定することができ
る。そしてこの中央位置を正確に設定できると、つぎの
工程でこの中央位置を基準として両端縁の折り曲げがな
されるために、最終製品の四重折りも正確に行なうこと
ができることになる。
【００１９】なお、第１ガイド部材３の幅方向調整手段
を設ける代わりに、第１ガイド部材３に基布１１を正確
に送り込むための適宜の幅方向調整手段を設けるように
してもよい。
を設ける代わりに、第１ガイド部材３に基布１１を正確
に送り込むための適宜の幅方向調整手段を設けるように
してもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
原反ロールからの基布は第１ガイド部材を通過すること
により２つ折りにされ、ついで第２ガイド部材を通過す
ることにより基布の幅方向両側端部が中央部で突き合わ
された状態の２つ折り基布が形成される。そしてこの２
つ折り基布が第３ガイド部材を通過することにより中央
部が折り曲げられ、引張りローラで挾み付けられて引き
出されることにより、４つ折り基布が形成される。この
ように、平坦な基布を一旦中央部で２つ折りにし、つい
でこれを両端縁が中央部で突合わされた形状の２つ折り
にするために、簡単な構成の三角状舌片からなる第１ガ
イド部材と第２ガイド部材とにより、基布の幅方向両側
端部が中央部で突き合わされた状態の２つ折り基布が形
成される。そしてこの中央位置を正確に設定できると、
つぎの工程でこの中央位置を基準として両端縁の折り曲
げがなされるために、最終製品の四重折りも正確に行な
うことができる。
原反ロールからの基布は第１ガイド部材を通過すること
により２つ折りにされ、ついで第２ガイド部材を通過す
ることにより基布の幅方向両側端部が中央部で突き合わ
された状態の２つ折り基布が形成される。そしてこの２
つ折り基布が第３ガイド部材を通過することにより中央
部が折り曲げられ、引張りローラで挾み付けられて引き
出されることにより、４つ折り基布が形成される。この
ように、平坦な基布を一旦中央部で２つ折りにし、つい
でこれを両端縁が中央部で突合わされた形状の２つ折り
にするために、簡単な構成の三角状舌片からなる第１ガ
イド部材と第２ガイド部材とにより、基布の幅方向両側
端部が中央部で突き合わされた状態の２つ折り基布が形
成される。そしてこの中央位置を正確に設定できると、
つぎの工程でこの中央位置を基準として両端縁の折り曲
げがなされるために、最終製品の四重折りも正確に行な
うことができる。
【００２１】またガイド部材の幅方向位置を調整する幅
方向調整手段を設けると、連続的に移送される基布の中
央部の折り曲げ位置をより正確に設定することができ
る。
方向調整手段を設けると、連続的に移送される基布の中
央部の折り曲げ位置をより正確に設定することができ
る。
【００２２】さらに第１ガイド部材と第２ガイド部材と
の間にニップローラを設け、第２ガイド部材と第３ガイ
ド部材との間にガイドローラを設けると、上記折り曲げ
作用がより確実に行なわれる。
の間にニップローラを設け、第２ガイド部材と第３ガイ
ド部材との間にガイドローラを設けると、上記折り曲げ
作用がより確実に行なわれる。
【図１】この発明の実施例を示す正面説明図である。
【図２】図１の右側面説明図である。
【図３】第１ガイド部材部分の斜視説明図である。
【図４】第３ガイド部材部分の斜視説明図である。
【図５】第１ガイド部材の位置調整手段の斜視説明図で
ある。
ある。
【図６】基布が順次折り重ねられる過程を示す基布の斜
視説明図である。
視説明図である。
１ 原反ロール ２ コンベア ３ 第１ガイド部材 ４ ニップローラ ５ 第２ガイド部材 ７ 第３ガイド部材 ８ 引張りローラ １０ 装置の架台 ６１，６２ ガイドローラ
Claims (3)
- 【請求項１】 原反ロール支持部と、原反ロールからの
基布を通過させることによりその幅方向中央部で折り曲
げて２つ折りに折り重ねるようにした先細り三角形状舌
片からなる第１ガイド部材と、この第１ガイド部材から
の基布を通過させることによりその幅方向両側端部が中
央部で突き合わされた状態の２つ折りにする先広がり三
角形状舌片からなる第２ガイド部材と、この第２ガイド
部材からの基布を通過させることによりその幅方向中央
部で折り曲げて４つ折りにするようにした先細り三角形
状舌片からなる第３ガイド部材と、この第３ガイド部材
からの基布を引き取る引張りローラとからなることを特
徴とする原反折り重ね装置。 - 【請求項２】 上記第１ガイド部材と第２ガイド部材と
の間にニップローラが配置され、第２ガイド部材と第３
ガイド部材との間にガイドローラが配置されていること
を特徴とする請求項１記載の原反折り重ね装置。 - 【請求項３】 上記第１ガイド部材を、基布の幅方向に
位置調整する幅方向位置調整手段が設けられていること
を特徴とする請求項１または２記載の原反折り重ね装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4260346A JP2577853B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 原反折り重ね装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4260346A JP2577853B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 原反折り重ね装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06107372A true JPH06107372A (ja) | 1994-04-19 |
| JP2577853B2 JP2577853B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=17346697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4260346A Expired - Lifetime JP2577853B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 原反折り重ね装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2577853B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008066178A1 (fr) * | 2006-11-30 | 2008-06-05 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Presse rotative |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP4260346A patent/JP2577853B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008066178A1 (fr) * | 2006-11-30 | 2008-06-05 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Presse rotative |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2577853B2 (ja) | 1997-02-05 |
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