JPH06106821A - ジャーナルプリンタ - Google Patents

ジャーナルプリンタ

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JPH06106821A
JPH06106821A JP24654492A JP24654492A JPH06106821A JP H06106821 A JPH06106821 A JP H06106821A JP 24654492 A JP24654492 A JP 24654492A JP 24654492 A JP24654492 A JP 24654492A JP H06106821 A JPH06106821 A JP H06106821A
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JP
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Application number
JP24654492A
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Inventor
Hiroshi Ehata
広 江幡
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャーナル用紙の残量を容易にわかるように
するとともに、ジャムの検出を容易にする。 【構成】 ジャーナル用紙16の所定位置にニアエンド
マークを施し、用紙16の両側部に対向する位置に光セ
ンサ43a,43bを設ける。ニアエンドマークはセン
サ43bにより検出され、このとき残量を表示する。ま
た印字情報を印字する毎に用紙16の両側部に印字終了
マークをサーマルヘッド18で印字する。この印字終了
マークは光センサ43a,43bで検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機の搭乗券や各種
の予約券等の発行及び券に対する情報の処理、更には金
券等と予約券等との交換発行処理等を行うことを可能と
する券処理端末装置におけるジャーナルプリンタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】交通旅客分野あるいは観劇や音楽コンサ
ート等の娯楽分野の他、各種の分野においても、予約シ
ステムが発達しているが、このようなシステムにおいて
は、予約形態に応じた多量の予約情報の管理を正確に行
うため、従来より予約の自動化が推進されており、それ
に伴って各業種対応の券発行装置が提案され、実用化さ
れてきている。
【0003】図7はその一例を示す券処理端末装置の構
成例を示す側断面図で、図において1は装置筐体であ
り、その装置筐体1のフロントパネル上部にはオペレー
タにより操作される情報入力用の複数の操作キーを備え
た操作キーボード2が設けられ、また装置筐体1上には
情報表示等のためのCRT等の表示部3が設けられてい
る。4は装置筐体1の上面に設けられた券排出口、5は
装置筐体1内に配置された発券用のプリンタ部で、この
プリンタ部5はプラテン6と、該プラテン6に対向する
ように配置された印字ヘッド7と、リボン供給リール8
及びリボン巻取リール9と、この両リール8,9に巻付
けられかつ前記印字ヘッド7の前面を通過し得るように
セットされたインクリボン10と、これら6〜10を駆
動する図示しないモータやその動力伝達機構等とを備え
ている。
【0004】11は予約券等となるべき未印字の媒体
で、装置筐体1内の底部に設けられたホッパ12内にジ
グザグ折に折畳まれた状態で収納されており、ここでホ
ッパ12は前記媒体11のニアエンドを検知するための
図示しないセンサや、他の必要な機構を含んでいる。1
3は前記媒体11を挟持して搬送するためのベルト及び
ローラ等から成る搬送路で、この搬送路13は前記ホッ
パ12の印字媒体供給口と前記プリンタ部5におけるプ
ラテン6と印字ヘッド7とより成る印字部、及びこの印
字部と前記券排出口とを結ぶように配置されており、ま
た該搬送路13の途中すなわち前記印字媒体供給口と印
字部との間の位置にはカッタ14が設けられている。
【0005】15は前記プリンタ5の上方の位置に設け
られたジャーナルプリンタ部で、このジャーナルプリン
タ部15は、ロール状に巻かれたジャーナル用紙16
と、プラテン17と、このプラテン17に対向するよう
に配置された印字ヘッド18と、装置筐体1上面部に配
置された巻取ローラ19a,19bと、これら16〜1
9a,19bを駆動するモータやその動力伝達機構とよ
り成り、ここで前記ジャーナル用紙16はその支持部か
らプラテン17と印字ヘッド18との間を通り、装置筐
体1の上面に設けられた用紙排出口を経て巻取ローラ1
9a,19b上に至るようにセットされている。
【0006】この構成において、例えば列車の座席指定
券を発行する場合、オペレータが発着駅名や列車名、列
車番号、乗車日時等の情報をキーボード2により入力す
ると、図示せぬ制御部によりホスト装置との交信が行わ
れ、ホスト装置のファイルから入力情報により特定され
る列車の座席情報が検索される。そして検索された座席
情報が送られてくると、制御部はその座席情報を表示部
3に表示させる。
【0007】これを見てオペレータが座席指定の予約が
可能か否かを判断し、可能であれば予約すべき座席番号
及び券発行を指示する情報をキーボード2により入力す
ると、制御部は券発行動作を開始させる。まず媒体11
を搬送路13上を所定位置まで搬送し、カッタ14によ
り媒体11を所定の長さに切断する。切断された媒体1
1は更に搬送路13上を搬送されて、印字すべき位置が
プリンタ部5のプラテン6上に位置付けられる。
【0008】その後制御部は、プリンタ部5に対して印
字の指示を送り、これにより印字ヘッド7はインクリボ
ン10を介して媒体11に必要な情報を印字する。印字
が終了すると、媒体11は券排出口4に向って搬送さ
れ、ここから排出される。なおジャーナルプリンタ部1
5は、上述の処理において保存用の情報を印字出力する
もので、制御部の指示により動作する。即ち、印字ヘッ
ド18によりジャーナル用紙16に印字が行われ、印字
後ジャーナル用紙57は巻取ローラ19a,19bで巻
取られる。
【0009】図8および図9は、ジャーナルプリンタ部
15におけるジャーナル用紙の残量(ニアエンド)を検
出する機構を示す説明図である。図8に示す検出機構
は、ジャーナル用紙16の巻径が破線で示す16bの状
態になったときセンサ20の光軸21が透過することに
よりニアエンドの検出を行うものである。また図9に示
す検出機構では、スプリング22により支点23を中心
に回動してジャーナル用紙16に圧接するテンションプ
レート24が、ジャーナル用紙16の減少に伴って次第
に回動し、破線で示す位置になったときその一端がセン
サ25の光軸26を遮る。これによりジャーナル用紙1
6のニアエンドを検出する。
【0010】ジャーナル用紙のニアエンド検出の他の方
法として、図10に示すようにジャーナル用紙自体に予
めニアエンドマーク27を印刷しておき、印字に伴って
ジャーナル用紙16の残量が少くなりニアエンドマーク
27がプリンタ上部に現れてくるのをオペレータが目視
確認する方法がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置においては、ジャーナル用紙にニアエンドマーク
を予め印刷してオペレータの目視によりジャーナル用紙
の残量をチェックするのは、頻繁にプリンタ上方を覗か
なければならないことから、オペレータの負担となる。
光学センサでジャーナル用紙の巻径の変化を検出して残
量をチェックすることについては、残りのジャーナル用
紙でどの位印字できるのか正確にはわからないという問
題があった。
【0012】また従来の装置では、ジャーナル用紙に印
字する際、用紙のスキューやスリップ等による用紙ジャ
ムを検出する手段がなく、この用紙ジャムに対してはオ
ペレータの目視チェックに頼っていた。したがってオペ
レータに負担がかかるとともに、用紙がジャムした場合
に印字障害により印字すべき情報が失われてしまうとい
う不具合があった。さらに複数種類の印字情報を連続し
てジャーナル用紙に印字する場合、用紙節約のために各
印字情報の間のスペースを小さくすると各印字情報の区
分けがしにくくなり、これらの控え用印字情報を整理す
る際オペレータの負担が大きくなるという問題もあっ
た。
【0013】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ジャーナル用紙のジャムやニアエンド
に対する目視チェックというオペレータの負担を軽減す
るとともに、ニアエンド検出時の残量の把握が正確にで
き、印字情報を確実に印字できる高信頼性に優れたジャ
ーナルプリンタを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、1種類の印字情報を印字終了する毎に印字
終了のマークを印字し、このマークを検出する検出手段
を設け、また印字情報を印字終了する前に記憶する記憶
手段を設けて、前記検出手段により前記マークを検出し
た場合はその検出後に記憶手段内の印字情報を消去し、
検出しない場合は記憶手段に記憶した印字情報を印字す
るようにしたものである。
【0015】さらに、印字用紙の所定位置に用紙の残量
を示すマークを予め印字しておき、このマークを検出す
る検出手段と、該検出手段がマークを検出した場合に用
紙の残量を表示する表示手段とを設けるようにしたもの
である。
【0016】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、1種類の印
字情報を印字終了する毎に印字終了のマークを印字する
ので、このマークが各印字情報の区切りとなり、印字情
報の区分けが容易になる。また印字情報を記憶する記憶
手段を設けたので、用紙がジャムした場合でも装置が復
旧した後に再印字が可能になり、印字情報の消失を防止
することができる。さらに、印字用紙の所定位置に用紙
の残量を示すマークを予め印字しておき、検出手段でこ
のマークを検出した場合に表示手段で用紙の残量を表示
するようにしたので、この表示を見ることによりオペレ
ータは用紙の残量がどの位か即座にわかる。
【0017】
【実施例】以下本発明に係る実施例を図面にしたがって
説明する。なお、各図面に共通する要素には同一の符号
を付す。図1は実施例における券処理端末装置に用いら
れるジャーナルプリンタを示す斜視図である。本実施例
におけるジャーナルプリンタは従来例と同様に図7に示
す券処理端末装置に使用されるものである。
【0018】図1において、ジャーナルプリンタ31は
主にベース32とベース32に対して開閉可能なアッパ
ーカバー33とから成る。アッパーカバー33は支点3
4を中心に回動可能になっており、図1はアッパーカバ
ー33が開いた状態を示す。アッパーカバー33には、
プラテン17が回転可能に取付けられ、同軸に取付けら
れたプラテンギア35の回転によりプラテン17は回転
する。またアッパーカバー33には巻取りローラ19
a,19bが回転可能に取付けられ、この巻取りローラ
19a,19bもプラテンローラ35の回転により図示
せぬベルトを介して回転するようになっている。さらに
アッパーカバー33にはロックポスト36が形成されて
いる。
【0019】ベース32にはロール状に巻かれたジャー
ナル用紙16が装着されている。このジャーナル用紙1
6は感熱紙であり、矢印A方向に繰出し可能になってい
る。ロール紙16の後方にはプッシュレバー37a,3
7bが配設されており、プッシュレバー37a,37b
がロール紙16に圧接することにより繰出し前の用紙1
6にテンションを与えたるみができないようになってい
る。ベース32の側部にはロックレバー38が取付けら
れており、このロックレバー38がアッパーカバー33
側のロックポスト36に係合することにより、アッパー
カバー33を閉じた状態に保持する。
【0020】またベース32には、駆動モータ39、減
速ギア40、カップリングギア41がそれぞれ配設さ
れ、駆動モータ39のモータギア39aは減速ギア40
と噛み合い、減速ギア40はカップリングギア41と噛
み合う。カップリングギア41はアッパーカバー33が
閉じられたときプラテンギア35と噛み合うようになっ
ている。さらにベース32には、サーマルヘッド18、
カッタ42および光センサ43a,43bがそれぞれ配
設されている。サーマルヘッド18はアッパーカバー3
3が閉じられた状態でジャーナル用紙16に圧接し、ジ
ャーナル用紙16に対して印字を行う。光センサ43
a,43bはジャーナル用紙16の両側部に対向する位
置に配設され、後述するマークを検出するものである。
なおジャーナル用紙16には用紙ニアエンドを示すニア
エンドマークが予め印刷されている。
【0021】図2は本実施例のジャーナルプリンタを示
す機能ブロック図である。図2において、主制御部51
は装置全体の動作を制御するもので、サーマルヘッド部
18、操作制御部52、メモリ53、センサ群54およ
び表示制御部55が接続されており、これらは主制御部
51の支配下に置かれている。
【0022】操作制御部52には、操作キー56および
復旧キー57が接続され、これらのキー56,57は図
に示す券処理端末装置のキーボード2に設けられてい
る。メモリ53は、印字情報を記憶しておくために用い
られるもので、RAMから成っている。またセンサ群5
4はジャーナルプリンタの各所に配設されるセンサのこ
とで、前述した光センサ43a,43bも含まれてい
る。表示制御部55には表示部3およびブザー58が接
続されている。
【0023】次に本実施例の動作を図3に示すフローチ
ャートにしたがって説明する。図3は実施例の動作を示
すフローチャートである。券処理端末装置での一取引分
の処理が正常終了後(ステップ1)、主制御部51は保
存用の印字情報を印字出力するようサーマルヘッド18
に対して指示を出す(ステップ2)。それと同時に、メ
モリ53にこの印字情報を一時記憶させる(ステップ
3)。
【0024】ジャーナルプリンタ31では駆動モータ3
9を駆動させ、減速ギア40、カップリングギア41お
よびプラテンギア35を介してプラテン17を回転さ
せ、これと連動する巻取りローラ19a,19bも回転
させる。これにより、サーマルヘッド18とプラテン1
7に圧接挟持されているジャーナル用紙16が図1に示
す矢印A方向に順次送られ、その送りの速度が一定に立
ち上がった時点でサーマルヘッド18の発熱素子を選択
的に加熱することにより、感熱紙であるジャーナル用紙
16を発色させ、情報を順次印字していく。
【0025】印字情報の印字が終了すると(ステップ
4)、次に主制御部51はジャーナル用紙16の両側部
に図4に示すように印字終了マーク60a,60bを印
字させる(ステップ5)。図4は実施例における印字例
を示す説明図である。図4に示すように、マーク60
a,60bの印字位置はそれぞれ光センサ43a,43
bに対向する位置になっており、ジャーナル用紙16が
搬送されることにより、光センサ43a,43bはそれ
ぞれマーク60a,60bを検出できる。光センサ43
a,43bからのマーク検出信号により主制御部51
は、印字情報が正常に印字されたと判断し(ステップ
6)、それが印字終了マーク60a,60bであると確
認して(ステップ7)、駆動モータ39を停止させる。
それとともにメモリ53に記憶された印字情報を消去し
(ステップ8)、印字動作を終了させる。引き続き券処
理端末装置での取引がある場合は、一取引後ジャーナル
用紙16への印字動作を繰り返す。
【0026】ステップ6において、予め設定してある一
定の用紙送り量分ジャーナル用紙16を送っても、光セ
ンサ43a,43bでマーク60a,60bを検出でき
ない場合は、主制御部51は印字情報が正常に印字され
なかったと判断し、障害の発生を表示部3に表示すると
ともにブザー58を鳴動させ(ステップ9)、障害の発
生をオペレータに知らせる。
【0027】この場合の障害として以下のものがあげら
れる。 (1)ジャーナル用紙16をプリンタ31にセットする
際表裏逆にセットすることにより、印字時に用紙16の
表面に熱が充分伝わらずに白紙のまま排出される場合。
(オペレータミス) (2)カップリングギア41とプラテンギア35との噛
み合い不良により、駆動モータ39の回転がプラテン1
7に伝達されず用紙16が送られない。(ジャム) (3)ジャーナル用紙16の繰り出し側に異常な負荷が
かかり、プラテン17が回転しても用紙16を送ること
ができない。(ジャム) (4)サーマルヘッド18を駆動する回路に異常が発生
し、主制御部51から印字情報がサーマルヘッド18へ
送られても発熱素子が加熱されずにジャーナル用紙16
が白紙のまま排出される。(回路異常) (5)ジャーナル用紙16の折れやスキューにより、印
字情報の印字エリアが用紙16上に確保されない。(用
紙走行不良)
【0028】ステップ9において障害の発生を表示部3
に表示する場合、上述のような障害の具体的内容を表示
するようにするとよい。障害の発生を知ったオペレータ
は、障害内容を確認する(障害内容を表示した場合)と
ともに、操作キー56を押下してブザー58の鳴動を止
める。続いてオペレータは発生した障害を取り除いた
後、復旧キー57を押下し障害が除かれたことを主制御
部51に知らせる(ステップ10)。
【0029】主制御部51は復旧の知らせを受けると、
メモリ53に記憶させておいた印字情報を取り出し(ス
テップ11)、サーマルヘッド18に対してこの印字情
報を印字する指示を出す(ステップ12)。この指示に
よりサーマルヘッド18は再度印字動作を行い、以下ス
テップ4以降の動作を行う。以上の動作により、装置に
障害が発生した場合でも、印字情報は確実にジャーナル
用紙16に印字される。
【0030】ステップ7において、光センサ43bによ
り印字終了マーク60bと同等のものを、予め設定され
ているジャーナル用紙16の送り量以上検出し続けた場
合、主制御部51はジャーナル用紙16に予め印刷して
ある用紙ニアエンドマーク61(図4に示す)であると
判断し、表示部3に用紙ニアエンド表示を行い(ステッ
プ13)、オペレータにジャーナル用紙16がニアエン
ド状態であることを知らせる。それと同時に、ジャーナ
ル用紙16の残り分であと何取引分の印字情報を印字可
能かを数字で表示する。
【0031】ニアエンドマーク61はジャーナル用紙1
6の所定位置に印刷されており、最初に光センサ43b
でニアエンドマーク61を検出した時点で残りあと何回
の印字情報の印字がてきるか予めわかっている。この残
り印字回数の設定の仕方については、使用するジャーナ
ル用紙16に印刷されているニアエンドマーク61の長
さ(ニアエンドマーク61は用紙16の終端まで印刷さ
れている)を、一印字情報の印字に使用する長さで割っ
た値を残り印字回数とするが、一印字情報の印字に使用
する長さがまちまちである場合、一印字情報の印字に使
用する最大の長さで割って残り印字回数を求めるように
する。
【0032】その後光センサ43a,43bにより印字
終了マーク60a,60bを検出することにより(ステ
ップ14)、主制御部51は印字が正常に行われたと判
断し、メモリ53内に記憶された印字情報を消去する
(ステップ8)。光センサ43bによりニアエンドマー
ク61を検出した後、印字情報の印字を行う毎に、残り
印字回数をカウントダウンして更新し、更新した回数を
表示部3に表示する。また残り印字回数を更新する毎
に、短かくブザー58を鳴動させてオペレータに注意を
促すようにしてもよい。
【0033】さて、表示部3にてジャーナル用紙16の
残量を確認したオペレータは、タイミングを見計らって
ジャーナル用紙16の交換を行う。このとき、オペレー
タがロックレバー38を解除してアッパーカバー33を
開き、ジャーナル用紙16を新しいものに交換した後ア
ッパーカバー33を閉じると、主制御部51はその動作
を図示せぬセンサにより確認して、サーマルヘッド18
に対し印字終了マーク60a,60bを印字する指示を
出す。ここで印字された印字終了マーク60a,60b
が光センサ43a,43bを正常に通過することによ
り、主制御部51はジャーナル用紙16の交換が正常に
行われたと判断し、ニアエンド表示あるいは残り印字回
数が0になったときに表示する用紙エンドアラームを解
除する。またこの印字終了マーク60a,60bを確認
することにより、ジャーナル用紙16が表裏が間違いな
くセットされ、かつジャーナルプリンタ31にも障害が
ないことがオペレータにも確認できる。
【0034】次に本発明の他の実施例を説明する。図5
は他の実施例のジャーナルプリンタを示す斜視図であ
る。図5において、プリンタ70のプッシュレバー37
bは支軸71に固定され、この支軸71にはベース32
の外側で、外形検出レバー72が固定されている。した
がってプッシュレバー37bの回動により支軸71が回
転すると、外形検出レバー72も回転する。外形検出レ
バー72の先端はセンサ73に入り込むようになってい
る。プッシュレバー37a,37bは前述したように、
印字に伴うジャーナル用紙16の巻径の変化を検出する
ためのものである。その他の構造は前記実施例と同様で
あるが、前記実施例に設けられた光センサ43a,43
bはこの実施例には設けられていない。
【0035】次に動作を説明する。印字情報の印字を繰
り返すうちに、ジャーナル用紙16の残量は徐々に少な
くなり、ジャーナル用紙16の巻径も次第に小さくな
る。それに伴ってプッシュレバー37a,37bも徐々
に回動し、この回動量が予め設定された値になったと
き、外形検出レバー72の先端がセンサ73の光軸を遮
る。
【0036】センサ73の光軸が遮られることにより、
図示せぬ制御部が用紙ニアエンド状態と判断し、図6に
示すように用紙ニアエンド状態を示す文字74を印字す
る。この文字74は印字情報の印字を行う前に印字す
る。図6に示す例では用紙ニアエンド状態を示す印とし
て文字74を印字しているが、必ずしも文字でなくとも
よく、例えばユーザの好みに応じたマーク等を印字して
もよいことは勿論である。
【0037】そしてオペレータは印字された印字情報の
内容を確認する際に、用紙16上のニアエンド文字74
を見ることにより、ジャーナル用紙16の終了が近いこ
とを知ることができ、適当な時期に新しいジャーナル用
紙16と交換する。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、用紙ニアエンドを検出するとニアエンドであること
を表示するか又は用紙に印字するので、オペレータは容
易に用紙ニアエンド状態を知ることができる。また用紙
ニアエンドを検出した際、あとどの位印字が可能かを表
示するので、用紙交換に対するオペレータの精神的負担
が軽減するとともに、用紙のムダ防止が可能になる。
【0039】また印字終了マークを検出することによ
り、用紙がジャムをしているか否かがわかるので、用紙
ジャムに対するオペレータの目視チェックが不要とな
る。さらにジャムを起こした場合、復旧後に同じ印字情
報を再印字するので、印字情報が失われることはない。
さらに印字情報を印字するごとに印字終了マークが印字
されるので、これが目安となって各印字情報の区分けが
容易になりオペレータの負担が軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係る実施例のジャーナルプリンタを示
す斜視図である。
【図2】本発明に係る実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図3】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】実施例における印字例を示す説明図である。
【図5】他の実施例のジャーナルプリンタを示す斜視図
である。
【図6】他の実施例の印字例を示す説明図である。
【図7】券処理端末装置を示す側断面図である。
【図8】用紙残量検出機構を示す説明図である。
【図9】他の用紙残量検出機構を示す説明図である。
【図10】ニアエンドマークを示す説明図である。
【符号の説明】
16 ジャーナル用紙 18 サーマルヘッド 31 ジャーナルプリンタ 43a,43b 光センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G07B 1/00 C 8111−3E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の印字情報を印字用紙に印字す
    るジャーナルプリンタにおいて、 1種類の印字情報を印字終了する毎に印字終了のマーク
    を印字し、 印字した前記マークを検出する検出手段を設けたことを
    特徴とするジャーナルプリンタ。
  2. 【請求項2】 複数種類の印字情報を印字用紙に印字す
    るジャーナルプリンタにおいて、 1種類の印字情報を印字終了する毎に印字終了のマーク
    を印字し、 印字した前記マークを検出する検出手段と、 印字情報を印字終了する前に記憶する記憶手段とを設
    け、 前記検出手段により前記マークを検出した場合はその検
    出後に記憶手段内の印字情報を消去し、検出しない場合
    は記憶手段に記憶した印字情報を印字することを特徴と
    するジャーナルプリンタ。
  3. 【請求項3】 複数種類の印字情報を印字用紙に印字す
    るジャーナルプリンタにおいて、 印字用紙の所定位置に用紙の残量を示すマークを予め印
    字しておき、 このマークを検出する検出手段と、 該検出手段がマークを検出した場合に用紙の残量を表示
    する表示手段とを設けたことを特徴とするジャーナルプ
    リンタ。
  4. 【請求項4】 複数種類の印字情報をロール状の印字用
    紙に印字するジャーナルプリンタにおいて、 印字用紙の巻径の変化により印字用紙の残量を検出する
    残量検出手段を設け、 残量検出手段の出力に基いて印字用紙上に用紙ニアエン
    ドを示すマークまたは文字を印字することを特徴とする
    ジャーナルプリンタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09277564A (ja) * 1996-04-17 1997-10-28 Ricoh Co Ltd 記録装置
JP2010036375A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷システム、ニアエンド通知方法、および制御プログラム

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JPH09277564A (ja) * 1996-04-17 1997-10-28 Ricoh Co Ltd 記録装置
JP2010036375A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷システム、ニアエンド通知方法、および制御プログラム

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