JPH0610669A - 車両用冷却システム - Google Patents

車両用冷却システム

Info

Publication number
JPH0610669A
JPH0610669A JP16957792A JP16957792A JPH0610669A JP H0610669 A JPH0610669 A JP H0610669A JP 16957792 A JP16957792 A JP 16957792A JP 16957792 A JP16957792 A JP 16957792A JP H0610669 A JPH0610669 A JP H0610669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
oil cooler
hydraulic motor
cooling
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16957792A
Other languages
English (en)
Inventor
Munenori Yuasa
宗徳 湯浅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP16957792A priority Critical patent/JPH0610669A/ja
Publication of JPH0610669A publication Critical patent/JPH0610669A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/02Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air
    • F01P7/04Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio
    • F01P7/044Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio using hydraulic drives

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オイルクーラの体格が小さく、搭載性に優
れ、車両停車時や低速走行時においてもオイルクーラの
冷却効率の高い車両用冷却システムの提供。 【構成】 エンジン5の冷却水を放熱するラジエータ6
に空気流を生じさせる冷却ファン7は、パワーステアリ
ング装置のオイルポンプ2の発生する油圧によって作動
する油圧モータ4によって駆動される。この油圧モータ
4は、一体にオイルクーラ8が設けられている。このオ
イルクーラ8は水冷式で、油圧モータ4を通過した作動
油と、冷却水とを熱交換させる。そして、オイルクーラ
8は水冷式を採用するため、体格が空冷式よりも小さく
なるとともに、油圧モータ4と一体的に設けられるため
車両への搭載性に優れる。また、水冷式であるため、車
両の走行状態に影響されずに作動油を冷却できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪の操舵機構(パワ
ーステアリング装置)およびラジエータの冷却ファンを
駆動する油圧モータを作動させる作動油を冷却する車両
用冷却システムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭61−215417号公報に開示
される技術が知られている。この技術は、パワーステア
リング装置のオイルポンプの発生する油圧によって、ラ
ジエータの冷却ファンを油圧モータで駆動する技術であ
る。このように、パワーステアリング装置のオイル循環
系に、油圧モータを追加したものは、油温の上昇を招
く。このため、パワーステアリング装置のオイル循環系
に、空冷式のオイルクーラを追加して、油温の上昇を防
いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】空冷式のオイルクーラ
は、体格が大きい。このため、狭い車両スペースに大き
な搭載スペースを必要とする不具合を有していた。ま
た、油圧モータが駆動されて油温が上昇しがちな車両停
車時や、低速走行時には、車速による風速が期待できな
い。このため、従来のオイルクーラは、車両停車時や、
低速走行時の冷却効率が低かった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、オイルクーラの体格を小さくする
とともに、車両への搭載性を容易にし、かつ車両停車時
や、低速走行時においてもオイルクーラの冷却効率の高
い車両用冷却システムの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用冷却シス
テムは、次の技術的手段を採用した。車両用冷却システ
ムは、冷却水と空気とを熱交換するラジエータと、車輪
の操舵機構に作動油を供給するオイルポンプと、このオ
イルポンプの発生する油圧によって、前記ラジエータに
空気流を生じさせる冷却ファンを駆動する油圧モータ
と、この油圧モータの作動油を前記ラジエータの冷却水
と熱交換させる水冷式のオイルクーラとを備える。そし
てさらに、前記油圧モータと前記オイルクーラとが、一
体に設けられる。
【0006】
【作用および発明の効果】オイルポンプの発生する油圧
によって、操舵機構と油圧モータとを駆動することがで
きる。そして、オイルクーラは、水冷式であるため、車
速に関係なく効率的に作動油を冷却することができる。
このため、車両停車時や、低速走行時においてもオイル
クーラは、高い冷却効率で作動油を冷却できる。また、
オイルクーラが水冷式であるため、従来の空冷式に比較
して小型化できる。そして、オイルクーラは、油圧モー
タと一体化されるため、車両への組付が従来に比較して
容易になる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の車両用冷却システムを、図に
示す一実施例に基づき説明する。 〔実施例の構成〕図1ないし図5は本発明の実施例を示
すもので、図1は車両用冷却システムの配管図である。
操舵ホイールの操舵力を軽減するパワーステアリング装
置は、リザーブタンク1内の作動油を吸引加圧するオイ
ルポンプ2、このオイルポンプ2の発生した油圧によっ
て車輪の操舵操作をアシストする操舵機構3を備える。
また、パワーステアリング装置は、オイルポンプ2の発
生する油圧によって作動する油圧モータ4が設けられて
いる。油圧モータ4は、エンジン5の冷却水を空気と熱
交換するラジエータ6に空気流を生じさせる冷却ファン
7を駆動するものである。また、油圧モータ4には、作
動油を冷却水によって冷却する水冷式のオイルクーラ8
が一体に設けられている。
【0008】このオイルクーラ8が一体に設けられた油
圧モータ4を、図2および図3を用いて説明する。本実
施例の油圧モータ4は、トロコイド型で、内歯歯車9お
よび外歯歯車10を収容し、内歯歯車9と一体に回転す
る出力軸11を回転自在に支持するフロントハウジング
12およびリヤハウジング13を備える。リヤハウジン
グ13は、作動油を油圧モータ4に導くモータ入口流路
14と、油圧モータ4から流出した作動油をオイルクー
ラ8へ導くクーラ入口流路15と、オイルクーラ8を通
過した作動油を外部へ導くクーラ出口流路16とが形成
されている。リヤハウジング13の油圧モータ4との反
対側には、オイルクーラ8の熱交換器17がベースプレ
ート18を介して装着されるとともに、この熱交換器1
7を覆って内部に冷却水が満たされる冷却水ハウジング
19もパッキング20とベースプレート18を介して装
着されている。なお、冷却水ハウジング19には、冷却
水を冷却水ハウジング19内に導く流入口21と、冷却
水ハウジング19内の冷却水を外部へ導くための流出口
22が設けられている。
【0009】熱交換器17の構造は、図4にも示すよう
に、熱交換用の数段のコア部23とベースプレート18
とを一体にろう付けしたもので、コア部23およびベー
スプレート18には、コア部23内にオイルを導く入口
中空ボルト24およびコア部23を通過したオイルをク
ーラ出口流路16へ導く出口中空ボルト25が挿通され
る穴26が設けられている。入口中空ボルト24および
出口中空ボルト25は、リヤハウジング13に締結され
るもので、リヤハウジング13に締結されることによ
り、熱交換器17がリヤハウジング13に固定される。
なお、入口中空ボルト24および出口中空ボルト25の
周囲の、リヤハウジング13とベースプレート18との
間には、オイル漏れを防ぐOリング27が設けられてい
る。また、各コア部23の片面には、コア部23の間に
冷却水の水路を確保するための凸部28が形成されてい
る。コア部23は、図5にも示すように、外周が筒状に
設けられたアッパープレート29と、このアッパープレ
ート29の筒状部内に嵌め合わされるロアプレート30
とを重ね合わせたもので、内部に放熱性向上のためのイ
ンナーフィン31が挟まれている。また、ロアプレート
30に形成された凸部28内には、補強リング32が挟
まれ、中空ボルト24、25の締めつけによるコア部2
3の破壊を防止している。なお、補強リングはC字形に
設けられ、その隙間33から作動油が流れるように設け
られている。
【0010】〔実施例の作動〕次に、上記実施例の作動
を簡単に説明する。エンジン5が作動すると、オイルポ
ンプ2が作動し、リザーブタンク1内の作動油を吸引し
て油圧を発生する。このオイルポンプ2の発生する油圧
によって、操舵ホイールが操作されると、操舵機構3が
車輪の操舵操作をアシストし、操舵ホイールの操舵力を
軽減する。また、オイルポンプ2の発生する油圧によっ
て油圧モータ4が冷却ファン7を駆動する。油圧モータ
4を駆動した作動油は、油圧モータ4に一体に設けられ
たオイルクーラ8に流入する。つまり、油圧モータ4を
駆動した作動油は、リヤハウジング13のクーラ入口流
路15から入口中空ボルト24を介してコア部23に流
入し、コア部23において冷却水と熱交換する。これに
よって、作動油が冷却水によって冷却される。そして、
コア部23で冷却された作動油は出口中空ボルト25を
介してリヤハウジング13のクーラ出口流路16に導か
れ、リザーブタンク1内に戻される。
【0011】〔実施例の効果〕本実施例では、上記の作
用で示したように、オイルクーラ8は、水冷式であるた
め、車速に関係なく効率的に作動油を冷却することがで
きる。このため、車両停車時や、低速走行時においても
オイルクーラ8は、高い冷却効率で作動油を冷却でき
る。また、オイルクーラ8が水冷式であるため、従来の
空冷式に比較して小型化できる。そして、オイルクーラ
8は、油圧モータ4と一体化されるため、車両への組付
が従来に比較して容易になる。さらに、本実施例では、
熱交換器17の構成部品である入口中空ボルト24、出
口中空ボルト25で熱交換器17を油圧モータ4に直接
取り付けるため、オイルクーラ8を取り付けるための部
品が不要となり、部品点数の減少によるコストの軽減お
よび軽量化が可能となる。
【0012】〔変形例〕上記の実施例では、オイルポン
プが作動する際に油圧モータが作動する例を示したが、
油圧モータに作動油のバイパス路を設け、使用状態(例
えば高速走行時、操舵角が大きい時など)に応じて油圧
モータの作動を停止しても良い。オイルポンプの一例と
してトロコイド型を例に示したが、ベーン型、ピストン
型、外歯歯車型など他の形式のポンプを用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用冷却システムの配管図である。
【図2】オイルクーラ付油圧モータの断面図である。
【図3】オイルクーラの正面図である。
【図4】熱交換器の分解図である。
【図5】コア部の分解図である。
【符号の説明】
2 オイルポンプ 3 操舵機構 4 油圧モータ 6 ラジエータ 7 冷却ファン 8 オイルクーラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水と空気とを熱交換するラジエータ
    と、 車輪の操舵機構に作動油を供給するオイルポンプと、 このオイルポンプの発生する油圧によって、前記ラジエ
    ータに空気流を生じさせる冷却ファンを駆動する油圧モ
    ータと、 この油圧モータの作動油を前記ラジエータの冷却水と熱
    交換させる水冷式のオイルクーラとを備え、 前記油圧モータと前記オイルクーラとを一体に設けたこ
    とを特徴とする車両用冷却システム。
JP16957792A 1992-06-26 1992-06-26 車両用冷却システム Pending JPH0610669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16957792A JPH0610669A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 車両用冷却システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16957792A JPH0610669A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 車両用冷却システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0610669A true JPH0610669A (ja) 1994-01-18

Family

ID=15889064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16957792A Pending JPH0610669A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 車両用冷却システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0610669A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040042662A (ko) * 2002-11-15 2004-05-20 기아자동차주식회사 파워 스티어링 펌프를 이용한 팬 구동장치
JP2011503511A (ja) * 2007-11-15 2011-01-27 スペシャリスト ヒート エクスチェンジャーズ リミテッド 熱移動装置、システムおよび方法
KR101588769B1 (ko) * 2014-08-07 2016-01-26 현대자동차 주식회사 자동변속기용 전동식 오일펌프
JP2018534482A (ja) * 2015-11-03 2018-11-22 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMAHLE International GmbH 熱交換器モジュール
WO2020085975A1 (en) * 2018-10-23 2020-04-30 Scania Cv Ab Heating arrangement, powertrain, and vehicle

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040042662A (ko) * 2002-11-15 2004-05-20 기아자동차주식회사 파워 스티어링 펌프를 이용한 팬 구동장치
JP2011503511A (ja) * 2007-11-15 2011-01-27 スペシャリスト ヒート エクスチェンジャーズ リミテッド 熱移動装置、システムおよび方法
KR101588769B1 (ko) * 2014-08-07 2016-01-26 현대자동차 주식회사 자동변속기용 전동식 오일펌프
JP2018534482A (ja) * 2015-11-03 2018-11-22 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMAHLE International GmbH 熱交換器モジュール
WO2020085975A1 (en) * 2018-10-23 2020-04-30 Scania Cv Ab Heating arrangement, powertrain, and vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7694775B2 (en) Power steering gear cooling
KR960014608A (ko) 엔진과 리타더를 구비한 구동장치
JPH0610669A (ja) 車両用冷却システム
JPS5983557A (ja) 車輌用発電機における冷却構造
JP2013189992A (ja) 車両
KR102587851B1 (ko) 수냉식 인휠모터 어셈블리
JPH11247657A (ja) 液体冷却式の内燃エンジン冷却システム
JPH02254010A (ja) 車両用暖房装置
JPH10238347A (ja) 自動車用熱交換器
KR100424795B1 (ko) 자체순환 냉각시스템 진공펌프
CN220336969U (zh) 一种发动机复合式冷却系统
JPH0243046B2 (ja)
JP3170707B2 (ja) エンジンの水冷装置のウォータポンプ
CN217518734U (zh) 一种发动机降温装置
CN113141089B (zh) 具有外转子马达的通风机
CN117791937A (zh) 电驱动系统和车辆
JP2024047368A (ja) 動力ユニット
JP2007247514A (ja) 冷却装置および廃熱エネルギ再生装置
US2912936A (en) Engine cooling system
KR200155189Y1 (ko) 냉각 펌프형 라디에이터
KR20200116676A (ko) 차량용 워터펌프
CN118269611A (zh) 驱动电机总成、动力总成和具有其的车辆
KR20020014314A (ko) 공간절약형 차량 변속기용 오일냉각시스템
JP2023074371A (ja) 内燃システム
JP4092483B2 (ja) 回転電機の冷却構造