JPH06105447A - 事前警報付回路遮断器 - Google Patents

事前警報付回路遮断器

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JPH06105447A
JPH06105447A JP4254686A JP25468692A JPH06105447A JP H06105447 A JPH06105447 A JP H06105447A JP 4254686 A JP4254686 A JP 4254686A JP 25468692 A JP25468692 A JP 25468692A JP H06105447 A JPH06105447 A JP H06105447A
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Kazuhiro Ishii
和宏 石井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 事前警報開始電流と過電流引外し開始電流と
を同一の電流にし、過電流引外し開始電流によって事前
警報を開始することができる事前警報付回路遮断器を得
ることを目的とする。 【構成】 主回路電流に相応する電圧を検出する実効値
変換回路17と、この実効値変換回路17によって検出
された検出電圧が特性設定回路20Aによって設定され
たLTDピックアップ基準電圧を超えたら、所定時間後
にトリップ信号を発生する長限時引外し回路18Aと、
前記検出電圧が特性設定回路20によって設定されたP
ALピックアップ基準電圧を超えたら、所定時間後に警
報信号を発生する事前警報回路21Aと、前記長限時引
外し回路18Aの動作開始信号に基づいて前記事前警報
回路21Aを動作させるダイオードDとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、事前警報付回路遮断
器に関し、特に事前警報開始電流と過電流引外し開始電
流とを全く同一の値にする事前警報付回路遮断器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の事前警報付回路遮断器の構
成をを示す回路図である。図において、U,V,Wは交
流電源(図示しない)の各相、1は各相と負荷を結ぶ相
導体から成る主回路、、2はこの主回路1に設けられた
遮断器接点、3は励磁された時に遮断機構3Aを介して
遮断器接点2を開かせ、また消磁された時に遮断器接点
2を閉じさせるトリップコイル、4は主回路1の各相導
体を1次巻線とする変流器、5はこれら変流器4の2次
巻線に接続された事前警報付遮断器である。
【0003】6は変流器4に接続された主回路1の交流
を直流に変換する整流回路、7はこの整流回路6に接続
されて後述する諸回路に所要の電圧を供給する電源回
路、8はこの電源回路7の両端間でトリップコイル3と
直列に接続された電子式スイッチ、9は電源回路7の両
端間に接続される警報信号(以下、ALと記載する)を
出力するAL出力回路、10はこのAL出力回路9に接
続されてALで動作されるAL出力リレーである。
【0004】11は主回路1の各相導体に結合された空
心コイル、12はこれら空心コイル11に接続されて主
回路1の過電流および過電流に至る前の電流に比例する
電流信号を再生する電流信号再生回路、13はこの電流
信号再生回路12と並列に空心コイル11に接続され、
主回路1の地絡電流に比例する地絡信号を再生する地絡
信号再生回路、14は電流信号再生回路12によって再
生された電流信号を整流する整流信号回路である。
【0005】15A,15Bはこの整流信号回路14の
出力側で互いに並列に接続されて各相の整流信号のうち
最大相の整流信号を選択する最大相選択回路、16,1
7は最大相選択回路15A,15Bによって選択された
整流信号をそれぞれピーク値、実効値に変換するピーク
値変換回路、実効値変換回路である。
【0006】18は実効値変換回路17からの実効値に
変換された整流信号即ち検出電圧が図3の過電流引外し
特性のうち長限時引外し特性を超えるとトリップ信号を
出力する長限時引外し回路である。19は長限時引外し
回路18からのトリップ信号によって作動される長限時
動作表示回路である。
【0007】20は長限時引外し回路18を含む各引外
し回路および事前警報回路の特性を設定する特性設定回
路、21は実効値変換回路17、長限時引外し回路19
および特性設定回路20に接続され、実効値変換回路1
7からの上述した検出電圧が図5の事前警報特性を超え
ると事前警報信号を出力する事前警報回路、そして22
はこの事前警報回路21からの事前警報信号によって作
動されてLEDやランプを点灯させる事前警報出力回路
である。なお、これ以外の諸回路はこの発明に直接関係
しないので、ここではその説明を省略する。
【0008】図4は特性設定回路20及び長限時引外し
回路19の内部構成を示す回路図である。特性設定回路
20は基準電源20a、利得1のバッファ・アンプ20
b、および可変抵抗20c〜20eを有する。可変抵抗
20cは基準電源20aとアースの間に接続され、その
タップがバッファ・アンプ20bの一方の入力端子+に
接続されている。バッファ・アンプ20bの出力端子
は、バッファ・アンプ20bの他方の入力端子ーに接続
されると共に、可変抵抗20dを介してアースされてい
る。可変抵抗20eは基準電源20aの出力端子とアー
スの間に接続されている。
【0009】一方、長限時引外し回路18はV/I2
換器18a、長限時(LTD)ピックアップ用比較器1
8b、時限動作用トランジスタ18c、ダイオード18
d、コンデンサ18e、放電抵抗18f、スイッチ18
g、および長限時(LTD)タイマ用比較器18hを含
み、V/I2変換器18aは更に実効値変換回路17か
らの検出電圧VをV2に変換する電圧変換器18a1、
トランジスタ18a2及び18a3から構成されるペア
トランジスタ18a4から成り、このペアトランジスタ
18a4の各ベースは電圧変換器18a1のV2出力側
に接続され、各エミッタと電源の間にはそれぞれ接続さ
れたエミッタ抵抗18a5,18a6を有している。
【0010】ペアトランジスタ18a4中の一方のトラ
ンジスタ18a2のコレクタは、時限動作用トランジス
タ18cのコレクタ、エミッタ回路、ダイオード18d
およびコンデンサ18eから成る直列回路、かつスイッ
チ18gおよび放電抵抗18fから成る直列回路のそれ
ぞれ3つのループを介して並列にアースされている。L
TDピックアップ用比較器18bは、その一方の入力端
子+に上述の実効値変換回路17による検出電圧が印加
され、その他方の入力端子ーに特性設定回路20中の可
変抵抗20cのタップからLTDピックアップ基準電圧
が印加され、かつその出力端子が時限動作用トランジス
タ18cに接続されてこのトランジスタ18cの通常オ
ンに保持している。
【0011】更に、ダイオード18dとコンデンサ18
eの接続点およびスイッチ18gと放電抵抗18fの接
続点は両方共LTDタイマ用比較器18hの一方の入力
端子+に接続され、かつその他方の入力端子ーは特性設
定回路20中の基準電源20aの出力端子に接続されて
いる。
【0012】同様に、事前警報回路21は事前(PA
L)ピックアップ用比較器21a、時限動作用トランジ
スタ21b、ダイオード21c、コンデンサ21d、放
電抵抗21e、スイッチ21f、および事前(PAL)
タイマ用比較器21gを含んでいる。
【0013】ペアトランジスタ18a4中の一方のトラ
ンジスタ18a3のコレクタは、時限動作用トランジス
タ21bのコレクタ、エミッタ回路、ダイオード21c
およびコンデンサ21dから成る直列回路、かつスイッ
チ21fおよび放電抵抗21eから成る直列回路のそれ
ぞれ3つのループを介して並列にアースされている。
【0014】PALピックアップ用比較器21aは、そ
の一方の入力端子+に上述の検出電圧が印加され、その
他方の入力端子ーに特性設定回路20中の可変抵抗20
dのタップからPALピックアップ基準電圧が印加さ
れ、かつその出力端子が時限動作用トランジスタ21b
のベースに接続されてこのトランジスタ21bの通常オ
ンに保持している。
【0015】更に、ダイオード21cとコンデンサ21
dの接続点およびスイッチ21fと放電抵抗21eの接
続点は両方共PALタイマ用比較器21gの一方の入力
端子+に接続され、かつその他方の入力端子ーは特性設
定回路20中の可変抵抗20eのタップに接続されてい
る。
【0016】次に、従来の事前警報付回路遮断器の動作
について説明する。主回路1に電流が流れかつその値が
小さい場合には、この小電流に対応する検出電圧Vが電
圧変換器18a1によってV2に変換され、これにより
ペアトランジスタ18a4がターンオンされる。なお、
このペアトランジスタ18a4のエミッタ抵抗18a5
と18a6の相対値により図3の長限時引外し特性に対
する事前警報特性の時間の割合が決定される。
【0017】また検出電圧VがPALピックアップ用比
較器21aおよびLTDピックアップ用比較器18bの
基準電圧よりも小さいので時限動作用トランジスタ21
bおよび18cは両方共ターンオンされ、ペアトランジ
スタ18a4のI2コレクタ電流はこれら時限動作用ト
ランジスタ21aおよび18cを通ってアースに流れ、
従って事前警報回路21は事前警報信号を発生せず、か
つ長限時引外し回路18もトリップ信号を発生しない。
【0018】しかしながら、主回路1に流れる電流の値
が大きくなり(図5中の点Aに相当する)、対応する検
出電圧VがPALピックアップ基準電圧を超えると、P
ALピックアップ用比較器21aの出力によって時限動
作用トランジスタ21bがターンオフされるので、ペア
トランジスタ18a4中の他方のトランジスタ18a3
からのI2コレクタ電流はダイオード21cを通してコ
ンデンサ21dを充電し、その充電々圧がPALタイマ
用比較器21gの基準電圧を超えると、PALタイマ用
比較器21gは事前警報信号を発生する。
【0019】同様に、主回路1に流れる電流の値が更に
大きくなり(図5中の点Bに相当する)、対応する検出
電圧VがLTDピックアップ基準電圧を超えると、ピッ
クアップ用LTD比較器18bの出力によって時限動作
用トランジスタ18cがターンオフされるので、ペアト
ランジスタ18a4中の一方のトランジスタ18a2か
らのI2コレクタ電流はダイオード18dを通してコン
デンサ18eを充電し、その充電々圧がLTDタイマ用
比較器18hの基準電圧を超えると、LTDタイマ用比
較器18hはトリップ信号を発生する。
【0020】逆に、主回路1に流れる電流の値が小さく
なり(図5中の点B,Aに相当する)、コンデンサ18
e、21dの充電々圧がそれぞれLTDタイマ用比較器
18h、PALタイマ用比較器21gの基準電圧より低
くなると、LTDタイマ用比較器18hはトリップ信号
を発生せず、またPALタイマ用比較器21gも事前警
報を発生しない。
【0021】そして上述したコンデンサ充電々圧はそれ
ぞれ放電抵抗18f、21eを通って放電する。この
時、時限動作用トランジスタ18c、21bはターンオ
ンされているので、ここでスイッチ18g、21fを閉
じれば、コンデンサ18e、21dはそれぞれ時限動作
用トランジスタ18c、21bを通して急速に放電す
る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来の事前警報付回路
遮断器において、過電流引外し開始電流と事前警報開始
電流とを全く同一の電流にし事前警報開始と過電流引外
し開始を同一にしようとする場合、各ピックアップ用比
較器の基準電圧を同一にし同時に各時限動作用トランジ
スタに比較信号を出力しようとするが、実際ピックアッ
プ用比較器は演算増幅器で構成されていることから出力
にオフセット電圧が現れていることがある。そのため基
準電圧を同一にしても必ずしも各ピックアップ用比較器
から同一時期に比較信号が出力されるとは限らず、場合
によっては図3の事前警報特性と長限時引外し特性の関
係が逆転してしまうという問題点があった。
【0023】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、事前警報開始電流と過電流引外
し開始電流とを同一の電流にし、過電流引外し開始電流
によって事前警報を開始することができる事前警報付回
路遮断器を得ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に係る事前警報
付回路遮断器は、主回路電流に応答した過電流基準電圧
および事前警報基準電圧を設定する基準電圧設定手段
と、前記主回路電流に相応する電圧を検出する電圧検出
手段と、この電圧検出手段によって検出された検出電圧
が前記基準電圧設定手段によって設定された過電流基準
電圧を超えたら、所定時間後にトリップ信号を発生する
過電流引外し手段と、前記検出電圧が前記基準電圧設定
手段によって設定された事前警報基準電圧を超えたら、
所定時間後に警報信号を発生する事前警報発生手段と、
前記過電流引外し手段の動作開始信号に基づいて前記事
前警報発生手段を動作させる事前警報動作手段とを備え
たものである。
【0025】
【作用】この発明における事前警報付回路遮断器は、過
電流引外し手段が動作開始条件に至ったならば、その開
始条件を事前警報動作手段にて事前警報発生手段に伝え
過電流引外し動作開始と同時に事前警報動作を開始する
ことで、個々の手段の開始条件を個別に調整しなくても
動作開始時期を合わせることができる。
【0026】
【実施例】実施例1.図1は本実施例による事前警報付
回路遮断器の全体構成を示すブロック図である。尚、図
中図3と同一符号は同一または相当部分を示す。図にお
いて、18Aは本実施例における長限時引外し回路、2
0Aは本実施例における特性設定回路、21Aは本実施
例における事前警報回路である。図2は特性設定回路2
0A、長限時引外し回路18Aおよび事前警報回路21
Aの内部構成を示す回路図である。各回路中図4と同一
符号は同一又は相当部分を示す。尚、特性設定回路は基
準電圧設定回路を、実効値変換回路は電圧検出手段を、
長限時引外し回路は過電流引外し回路を、更に事前警報
回路は事前警報発生手段を構成している。
【0027】特性設定回路20Aにおいて、長限時引外
し回路18Aに設けたLTDピックアップ用比較器18
b、事前警報回路21Aに設けたPALピックアップ用
比較器21aとPALタイマ用比較器21gに基準電圧
を与える可変抵抗20c,20d、20eのそれぞれは
基準電源20aの出力端子とアース間に接続されてい
る。
【0028】また、LTDピックアップ用比較器18b
の出力端子と限時動作トランジスタ18cのベース間、
そしてPALピックアップ用比較器21aの出力端子と
限時動作トランジスタ21bのベース間のそれぞれには
出力電流制限用の抵抗18R、抵抗21Rが挿入される
と共に、LTDピックアップ用比較器18bの出力端子
と限時動作トランジスタ21bのベース間には、出力端
子にカソード側をそしてベースにアノード側を接続した
事前警報動作手段としてのダイオードDが接続されてい
る。
【0029】次に、図1に示したこの発明の実施例1の
動作について説明する。先ず、従来どおり事前警報回路
21より事前警報信号が発生した後に、長限時引外し回
路18より電子式スイッチ9へトリップ信号を出力する
場合は、PALピックアップ用比較器21aに与える基
準電圧をLTDピックアップ用比較器21aに与える基
準電圧に対して低く設定するように、特性設定回路20
の各可変抵抗20c,20dを調整する。
【0030】次に、LTDピックアップ用比較器18b
から出力されるLowレベル出力によって事前警報回路
21Aを動作させ、事前警報出力と同時にトリップ信号
を長限時引外し回路18Aより出力する場合は、PAL
ピックアップ用比較器21aに与えるPALピックアッ
プ基準電圧をLTDピックアップ用比較器18bに与え
るLTDピックアップ基準電圧に対して高く設定するよ
うに、特性設定回路20の各可変抵抗20c,20dを
調整する。
【0031】この結果、主回路1に流れる電流の値が大
きくなり(図5の点Bに相当する)、対応する検出電圧
VがLTDピックアップ用比較器18bのLTDピック
アップ基準電圧を超えると、LTDピックアップ用比較
器18bの出力はHighからLowレベルの変わる。
この時、PALピックアップ用比較器21aの出力はH
ighレベルであるため、抵抗21Rを介してPALピ
ックアップ用比較器21aの出力端子と接続されている
時限動作トランジスタ21bのベースよりダイオードD
を通してLTDピックアップ用比較器18bに電流が流
れる。
【0032】この様にダイオードDに順方向電流が流れ
ると、ダイオードDのアノード、カソード間に0.6V
の順方向電圧が発生し、この発生した電圧によって時限
動作トランジスタ21bのベースーエミッタ間電圧0.
6Vが相殺される。その結果時限動作トランジスタ21
bはターンオフする。その後は従来回路と同様に、ペア
トランジスタ18a4中の他方のトランジスタ18a3
からのI2コレクタ電流はダイオード21cを通してコ
ンデンサ21dを充電し、その充電々圧がPALタイマ
用比較器21gの基準電圧を超えると、PALタイマ用
比較器21gは事前警報信号を発生する。
【0033】事前警報回路21Aが動作すると同時に、
時限動作用トランジスタ18cもピックアップ用LTD
比較器18bの出力によってターンオフされるので、ペ
アトランジスタ18a4中の一方のトランジスタ18a
2からのI2コレクタ電流はダイオード18dを通して
コンデンサ18eを充電する。その充電々圧がLTDタ
イマ用比較器18hの基準電圧を超えると、LTDタイ
マ用比較器18hはトリップ信号を発生する。従って図
5に示す様に事前警報特性の始点Aを長限時引外し特性
の始点Bに移行させることが可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、主回路
電流に応答した過電流基準電圧および事前警報基準電圧
を設定する基準電圧設定手段と、前記主回路電流に相応
する電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段
によって検出された検出電圧が前記基準電圧設定手段に
よって設定された過電流基準電圧を超えたら、所定時間
後にトリップ信号を発生する過電流引外し手段と、前記
検出電圧が前記基準電圧設定手段によって設定された事
前警報基準電圧を超えたら、所定時間後に警報信号を発
生する事前警報発生手段と、前記過電流引外し手段の動
作開始信号に基づいて前記事前警報発生手段を動作させ
る事前警報動作手段とを備えたので、過電流引外し手段
が動作開始条件に至ったならば、その開始条件を事前警
報動作手段にて事前警報発生手段に伝え過電流引外し動
作開始と同時に事前警報動作を開始することで、個々の
手段の開始条件を個別に調整しなくても動作開始時期を
容易に合わせることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による事前警報付回路遮断器の一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における特性設定回路、長限時引外し
回路、及び事前警報回路の構成を示す回路図である。
【図3】従来の事前警報回路遮断器の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】従来の特性設定回路、長限時引外し回路、及び
事前警報回路の構成を示す回路図である。
【図5】事前警報付回路遮断器の一般的な特性を示した
特性曲線である。
【符号の説明】
17 実効値変換回路 18A 長限時引外し回路 20A 特性設定回路 21A 事前警報回路 D ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と負荷の間の主回路に流れる過
    電流を検出して前記主回路を遮断するための過電流引外
    し特性、および前記過電流に至る前の電流を検出して事
    前に警報を発生させるための事前警報特性を有した事前
    警報付回路遮断器おいて、前記主回路電流に応答した過
    電流基準電圧および事前警報基準電圧を設定する基準電
    圧設定手段と、前記主回路電流に相応する電圧を検出す
    る電圧検出手段と、この電圧検出手段によって検出され
    た検出電圧が前記基準電圧設定手段によって設定された
    過電流基準電圧を超えたら、所定時間後にトリップ信号
    を発生する過電流引外し手段と、前記検出電圧が前記基
    準電圧設定手段によって設定された事前警報基準電圧を
    超えたら、所定時間後に警報信号を発生する事前警報発
    生手段と、前記過電流引外し手段の動作開始信号に基づ
    いて前記事前警報発生手段を動作させる事前警報動作手
    段とを備えたことを特徴とする事前警報付回路遮断器。
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