JPH05290706A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH05290706A
JPH05290706A JP8362592A JP8362592A JPH05290706A JP H05290706 A JPH05290706 A JP H05290706A JP 8362592 A JP8362592 A JP 8362592A JP 8362592 A JP8362592 A JP 8362592A JP H05290706 A JPH05290706 A JP H05290706A
Authority
JP
Japan
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circuit
warning
trip
output
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8362592A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Yamazaki
晴彦 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 事前警報付き回路遮断器において、事前警報
出力時以降遮断器のトリップの有無等を早急に察知でき
ること。 【構成】 事前警報回路27が動作し事前警報発生後主
回路電流に相応する検出電圧17が長限時引外し回路1
9にあらかじめ設定されている過電流ピックアップ基準
電圧26を超えた時点で警報信号を発生する過電流ピッ
クアップ警報手段29,30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配線用遮断器等の事
前警報付き回路遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は一般的な事前警報付き回路遮断器
の全体構成を示すブロック図、図4はこのような事前警
報付き回路遮断器の特性を示す特性曲線図である。図に
おいて、U,V,W,Nは交流電源(図示しない)の各
相、1は各相と負荷を結ぶ相導体から成る主回路、2は
この主回路1に設けられた遮断器接点、3は励磁された
時に遮断機構を介して遮断器接点2を開かせ、また消磁
された時に遮断器接点2を閉じさせるトリップコイル、
4は主回路1の各相導体を1次巻線とする変流器、5は
これら変流器4の2次巻線に接続された事前警報付き回
路遮断器、6は変流器4に接続されて主回路1の交流を
直流に変換する整流回路、7はこの整流回路6に接続さ
れて後述する諸回路に所要の電圧を供給する電源回路、
8はこの電源回路7の両端間でトリップコイル3と直列
に接続された電子式スイッチ。
【0003】9は電源回路7の両端間に接続されて警報
信号(以下、ALと云う。)を出力するAL出力回路、
10はこのAL出力回路9に接続されてALで作動され
るAL出力リレー、11は主回路1の各相導体に結合さ
れた空心コイル、12はこれら空心コイル11に接続さ
れて主回路1の過電流および過電流に至る前の電流に比
例する電流信号を再生する電流信号再生回路、13はこ
の電流信号再生回路12と並列に空心コイル11に接続
され、主回路1の地絡電流に比例する地絡信号を再生す
る地絡信号再生回路、14は電流信号再生回路12によ
って再生された電流信号を整流する整流信号回路、15
a,15bはこの整流信号回路14の出力側で互いに並
列に接続されて各相の整流信号のうち最大相の整流信号
を選択する最大相選択回路。
【0004】16,17は最大相選択回路15a,15
bによって選択された整流信号をそれぞれピーク値、実
効値に変換するピーク値変換回路、実効値変換回路、1
8は地絡信号再生回路13によって再生された地絡信号
が図4の地絡引外し特性を超えるとトリップ信号を出力
する地絡引外し回路、19は実効値変換回路17からの
実効値変換された整流信号すなわち検出電圧が図4の過
電流引外し特性のうちの長限時引外し特性を超えるとト
リップ信号を出力する長限時引外し回路、20はピーク
値変換回路16からのピーク値変換された整流信号が図
4の短限時引外し特性を超えるとトリップ信号を出力す
る短限時引外し回路、21は最大相選択回路15aから
の整流信号が図4の瞬時引外し特性を超えるとトリップ
信号を出力する瞬時引外し回路、22は地絡引外し回路
18からのトリップ信号によって作動されてLEDやラ
ンプを点灯させる地絡動作表示回路、23は長限時引外
し回路19からのトリップ信号によって作動される長限
時動作表示回路、24は短限時引外し回路20または瞬
時引外し回路21からのトリップ信号によって作動され
る短限時瞬時動作表示回路。
【0005】25は電源回路7と並列に接続されて各引
外し回路18〜21および後述する事前警報回路の出力
側に挿入されている接点を開閉する不足電圧動作禁止回
路、26は各引外し回路19〜21および事前警報回路
の特性を設定する特性設定回路、27は実効値変換回路
17、長限時引外し回路19および特性設定回路26に
接続され、実効値変換回路17からの上述した検出電圧
が図4の事前警報特性例えば過電流設定値の70%を超
えると事前警報信号を出力する事前警報回路、そして2
8はこの事前警報回路27からの事前警報信号によって
作動されてLEDやランプを点灯させる事前警報出力回
路である。なお、これら以外の諸回路はこの発明に直接
関係しないので、ここではその説明を省略する。
【0006】上述したように構成された事前警報付き回
路遮断器5において、不足電圧動作禁止回路25によっ
て各引外し回路18〜21および事前警報回路27の出
力側の接点が閉じている状態で、どれかの引外し回路1
8〜21がトリップ信号を発生すると、このトリップ信
号によって電子式スイッチ8が閉じられ、トリップコイ
ル3が励磁され、そして遮断器接点2が開かれる。すな
わち事前警報付き回路遮断器5はトリップする。これ以
前に、過電流値の例えば70%を設定値とした事前警報
回路27が事前警報信号を発生すると、この事前警報信
号によって事前警報出力回路28が作動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の事前警報付きの
回路遮断器は以上のように構成されているので、事前警
報出力時点から遮断器のトリップまでの間はその負荷電
流状態を事前察知することができず事前警報出力時以降
の負荷等の対応を早急に判断することができないという
問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、事前警報出力時以降遮断器のト
リップの有無等を早急に察知できる回路遮断器を得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回路遮断
器は、事前警報発生後主回路電流に相応する検出電圧が
電流引外し特性にあらかじめ設定されている過電流ピッ
クアップ基準電圧を超えた時点で警報信号を発生する過
電流ピックアップ警報手段を設けたものである。
【0010】
【作用】この発明における回路遮断器は、過電流ピック
アップ警報手段により事前警報発生後の主回路における
過電流を早期に検知して警報信号を出力し警報表示す
る。
【0011】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1における回路遮断器の
要部構成を示すブロック図、図2はこの発明の実施例1
にかかわる回路遮断器の特性を示す特性曲線図である。
図1に示す要部以外は従来と同様の回路遮断器ブロック
構成でありその説明は省略する。図において、長限時引
外し回路19は長限時(以下LTDと略す)ピックアッ
プ用比較器19aとLTD時限回路19bから成りLT
Dピックアップ用比較器19aはその一方の入力端子+
に実効値変換回路17からの検出電圧Vが印加されその
他方の入力端子−には特性設定回路26からのLTDピ
ックアップ基準電圧が印加され、その出力端子がLTD
時限回路19bと過電流ピックアップ警報出力回路29
に接続されている。30は過電流ピックアップ警報出力
回路からの出力信号で警報を表示する警報出力表示回路
で29,30が警報信号発生手段を形成している。ま
た、事前警報回路27は事前警報(以下PALと略す)
とピックアップ用比較器27aとPAL時限回路27b
からなり、PALピックアップ用比較器27aはその一
方の入力端子+に実効値変換回路17からの検出電圧V
が印加されその他方の入力端子−には特性設定回路26
からPALピックアップ基準電圧が印加されている。
【0012】次に動作について説明する。主回路1に電
流が流れかつその値が小さい場合には、この小電流に対
応する検出電圧VがPALピックアップ用比較器27a
およびLTDピックアップ用比較器19aの基準電圧よ
りも小さいので事前警報回路27は事前警報信号を発生
せずかつ長限時引外し回路19もトリップ信号を発生し
ない。しかしながら、主回路1に流れる電流の値が大き
くなり(図2中の点Aに相当する)、対応する検出電圧
VがPALピックアップ基準電圧を超えると、PALピ
ックアップ用比較器27aの出力によってPAL時限回
路が動作し、所定時間後に事前警報信号を発生する。同
様に、主回路(1)に流れる電流の値が更に大きくなり
(図2中の点Bに相当する)、対応する検出電圧VがL
TDピックアップ基準電圧を超えると、ピックアップ用
LTD比較器19aの出力によって過電流ピックアップ
警報出力回路29が動作し過電流ピックアップ警報信号
を発生する。これにより警報出力表示回路が閉じてラン
プを点灯させる。同様にLTD時限回路も動作し、所定
時間後に、トリップ信号を発生する。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば事前警
報発生後主回路電流に相応する検出電圧が電流引外し特
性にあらかじめ設定されている過電流ピックアップ基準
電圧を超えた時点で警報信号を発生する過電流ピックア
ップ警報手段を設けたので、事前警報発生後の主回路に
おける過電流を早期に検知して警報信号を出力し警報表
示することにより事前警報出力時以降遮断器のトリップ
有無を早期に察知でき適切な負荷保護の措置をとれる回
路遮断器が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における回路遮断器の要部
構成を示すブロック図である。
【図2】実施例1にかかわる回路遮断器の特性を示す特
性曲線図である。
【図3】従来の回路遮断器の全体構成を示すブロック図
である。
【図4】図3回路遮断器の特性を示す特性曲線図であ
る。
【符号の説明】
1 主回路 19 長限時引外し回路 19a 長限時ピックアップ用比較器 19b 長限時時限回路 27 事前警報回路 27a 事前警報ピックアップ用比較器 27b 事前警報時限回路 29 過電流ピックアップ警報出力回路 30 警報出力表示回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と負荷の間の主回路電流の過電
    流を検出して上記主回路を遮断するための過電流引外し
    特性および上記過電流に至る前の電流を検出して事前に
    警報を発生するための事前警報特性を有する回路遮断器
    において、 上記事前警報発生後上記主回路電流に相応する検出電圧
    が上記過電流引外し特性にあらかじめ設定されている過
    電流ピックアップ基準電圧を超えた時点で警報信号を発
    生する過電流ピックアップ警報手段を備えていることを
    特徴とする回路遮断器。
JP8362592A 1992-04-06 1992-04-06 回路遮断器 Pending JPH05290706A (ja)

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JP8362592A JPH05290706A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 回路遮断器

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JP8362592A JPH05290706A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 回路遮断器

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JPH05290706A true JPH05290706A (ja) 1993-11-05

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JP8362592A Pending JPH05290706A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 回路遮断器

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