JPH0152974B2 - - Google Patents
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- JPH0152974B2 JPH0152974B2 JP56048336A JP4833681A JPH0152974B2 JP H0152974 B2 JPH0152974 B2 JP H0152974B2 JP 56048336 A JP56048336 A JP 56048336A JP 4833681 A JP4833681 A JP 4833681A JP H0152974 B2 JPH0152974 B2 JP H0152974B2
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- JP
- Japan
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- tripping
- trip
- circuit
- electronic
- coil
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- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H1/00—Details of emergency protective circuit arrangements
- H02H1/06—Arrangements for supplying operative power
- H02H1/063—Arrangements for supplying operative power primary power being supplied by fault current
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/08—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current
- H02H3/10—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current additionally responsive to some other abnormal electrical conditions
- H02H3/105—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current additionally responsive to some other abnormal electrical conditions responsive to excess current and fault current to earth
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H7/00—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
- H02H7/22—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for distribution gear, e.g. bus-bar systems; for switching devices
- H02H7/222—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for distribution gear, e.g. bus-bar systems; for switching devices for switches
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、変流器により構成され、回路網の導
体を流れる電流を表わす信号を発生する検出器
と、障害電流の大きさと性質に従つて遅延させら
れた引外し命令または即時引外し命令を発生する
長時間遅延電子引外し回路と短時間遅延電子引外
し回路および地絡電子引外し回路のうちの少くと
も1つの電子引外し回路と、過負荷、短絡または
差電流の検出に続いて任意の1つの引外し回路に
より発生された引外し命令に応答するスイツチを
介して励磁される引外しコイルとを備え、多極し
や断器の制御機構に組合わされる電子式引外し装
置に関するものである。
体を流れる電流を表わす信号を発生する検出器
と、障害電流の大きさと性質に従つて遅延させら
れた引外し命令または即時引外し命令を発生する
長時間遅延電子引外し回路と短時間遅延電子引外
し回路および地絡電子引外し回路のうちの少くと
も1つの電子引外し回路と、過負荷、短絡または
差電流の検出に続いて任意の1つの引外し回路に
より発生された引外し命令に応答するスイツチを
介して励磁される引外しコイルとを備え、多極し
や断器の制御機構に組合わされる電子式引外し装
置に関するものである。
従来のこの種の装置では、変流器が制御信号す
なわちデータ信号と電力を電子引外し回路と引外
し機構の制御コイルに供給していた。引外しコイ
ルはそれに直列接続されているサイリスタ・スイ
ツチのターンオンによつて励磁される。制御回路
すなわちモニタ回路と引外し回路へ電気エネルギ
ーを与えるために付加要素が重要である。
なわちデータ信号と電力を電子引外し回路と引外
し機構の制御コイルに供給していた。引外しコイ
ルはそれに直列接続されているサイリスタ・スイ
ツチのターンオンによつて励磁される。制御回路
すなわちモニタ回路と引外し回路へ電気エネルギ
ーを与えるために付加要素が重要である。
本発明の目的は、引外しコイルが励磁されてい
る間モニタ回路へ電力供給を続ける簡単な固体引
外し装置を得ることである。
る間モニタ回路へ電力供給を続ける簡単な固体引
外し装置を得ることである。
この固体引外し装置は、電流を表わす信号が、
引外しコイルと前記引外し回路へ安定化されてい
る直流電圧を供給する装置を含む直列回路に接続
されている測定抵抗へ与えられるのが特徴であ
る。引外しコイルの端子間に並列接続されている
スイツチをオン状態にして引外しコイルをシヤン
トし、全電流がそのスイツチを通じて流れるよう
にする。あるいは、短時間遅延引外し回路と長時
間遅延引外し回路および地絡引外し回路のうちの
1つの引外し回路から引外し信号を受けた時に前
記スイツチをオフ状態にし、直列回路の全インピ
ーダンスを高くすることにより引外しコイルを励
磁させることができる。
引外しコイルと前記引外し回路へ安定化されてい
る直流電圧を供給する装置を含む直列回路に接続
されている測定抵抗へ与えられるのが特徴であ
る。引外しコイルの端子間に並列接続されている
スイツチをオン状態にして引外しコイルをシヤン
トし、全電流がそのスイツチを通じて流れるよう
にする。あるいは、短時間遅延引外し回路と長時
間遅延引外し回路および地絡引外し回路のうちの
1つの引外し回路から引外し信号を受けた時に前
記スイツチをオフ状態にし、直列回路の全インピ
ーダンスを高くすることにより引外しコイルを励
磁させることができる。
測定抵抗と電源および引外しコイルを含む前記
直列回路は、回路網の相導体に組合わされている
検出器変流器により電力を供給される整流器によ
つて構成されている電流発生器の出力端子間に接
続される。
直列回路は、回路網の相導体に組合わされている
検出器変流器により電力を供給される整流器によ
つて構成されている電流発生器の出力端子間に接
続される。
スイツチが閉じられている時は直列回路のイン
ピーダンスZは低く、回路網の相導体R,S,T
に組合わされている変流器によつて利用できる全
ての電気エネルギーは、制御信号を供給し、引外
し回路へ電力を供給するために用いられる。1つ
の引外し回路により引外し命令が発生されると、
スイツチが開かれるからインピーダンスZは高く
なり、電流発生器として機能する変流器により供
給される整流電圧Eも高くなる。電気エネルギー
の大部分が引外しコイルへ供給されるが、モニタ
装置への電力供給は維持される。
ピーダンスZは低く、回路網の相導体R,S,T
に組合わされている変流器によつて利用できる全
ての電気エネルギーは、制御信号を供給し、引外
し回路へ電力を供給するために用いられる。1つ
の引外し回路により引外し命令が発生されると、
スイツチが開かれるからインピーダンスZは高く
なり、電流発生器として機能する変流器により供
給される整流電圧Eも高くなる。電気エネルギー
の大部分が引外しコイルへ供給されるが、モニタ
装置への電力供給は維持される。
測定抵抗の端子における整流電圧信号は処理さ
れてから、長時間遅延と短時間遅延の引外し回路
へ与えられる。それらの遅延引外し回路はタイミ
ング装置に組合わされて遅延させられた引外し命
令または即時引外し命令(短時間遅延引外し回路
の場合)を発生し、それらの命令は、スイツチを
制御するオアゲートへ与えられる。前記遅延時間
は過負荷の関数である。スイツチは引外しコイル
を励磁するように開放状態にされる。
れてから、長時間遅延と短時間遅延の引外し回路
へ与えられる。それらの遅延引外し回路はタイミ
ング装置に組合わされて遅延させられた引外し命
令または即時引外し命令(短時間遅延引外し回路
の場合)を発生し、それらの命令は、スイツチを
制御するオアゲートへ与えられる。前記遅延時間
は過負荷の関数である。スイツチは引外しコイル
を励磁するように開放状態にされる。
スイツチは第1のトランジスタより成り、この
トランジスタのベースとコレクタは、オアゲート
の出力端子と、引外しコイルをシヤントする第2
のトランジスタのベースとにそれぞれ接続され
る。
トランジスタのベースとコレクタは、オアゲート
の出力端子と、引外しコイルをシヤントする第2
のトランジスタのベースとにそれぞれ接続され
る。
長時間遅延引外し回路と、短時間遅延引外し回
路と、地絡引外し回路との出力端子は3個の制御
トランジスタのベースへ接続され、それらのトラ
ンジスタのコレクタはオアゲートの論理回路と、
障害の性質を決定する引外し指示器とへ接続され
る。
路と、地絡引外し回路との出力端子は3個の制御
トランジスタのベースへ接続され、それらのトラ
ンジスタのコレクタはオアゲートの論理回路と、
障害の性質を決定する引外し指示器とへ接続され
る。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
図において、固体引外し装置10は4個の電流
センサ更に詳しくいえば4個の変流器12,1
4,16,18により制御される。それらの変流
器は環状で、中性導体つきの3相回路網の導体
R,S,T,Nに磁気結合される。それらの変流
器12〜16の各2次巻線はダイオード・ブリツ
ジ整流器24,26,28と、差動電流センサと
して機能する強磁性接地トランス30の1次巻線
23,25,27とへ電力を供給する。中性導体
Nに組合わされている変流器18の2次巻線は接
地トランス30の1次巻線29に直結される。接
地トランス30の2次巻線31は回路網を流れる
電流を加え合わせ、回路網に差動障害が現われる
と信号を全波ブリツジ整流器32へ与える。整流
器24,26,28の出力端子は直列接続され
て、全波整流電圧を出力端子34,36に生ず
る。差動トランス30に対応するブリツジ整流器
32の出力端子の1つが、電圧Eの正電位側であ
る端子34へ接続される。整流器32の他の出力
端子は零シーケンス抵抗39を介して電圧Eの負
電位側である端子38へ接続される。
センサ更に詳しくいえば4個の変流器12,1
4,16,18により制御される。それらの変流
器は環状で、中性導体つきの3相回路網の導体
R,S,T,Nに磁気結合される。それらの変流
器12〜16の各2次巻線はダイオード・ブリツ
ジ整流器24,26,28と、差動電流センサと
して機能する強磁性接地トランス30の1次巻線
23,25,27とへ電力を供給する。中性導体
Nに組合わされている変流器18の2次巻線は接
地トランス30の1次巻線29に直結される。接
地トランス30の2次巻線31は回路網を流れる
電流を加え合わせ、回路網に差動障害が現われる
と信号を全波ブリツジ整流器32へ与える。整流
器24,26,28の出力端子は直列接続され
て、全波整流電圧を出力端子34,36に生ず
る。差動トランス30に対応するブリツジ整流器
32の出力端子の1つが、電圧Eの正電位側であ
る端子34へ接続される。整流器32の他の出力
端子は零シーケンス抵抗39を介して電圧Eの負
電位側である端子38へ接続される。
変流器12〜18は過負荷の測定信号と、零相
シーケンス電流と、固体引外し装置10の電子回
路およびしや断器20の引外しコイル22への電
力とを供給する。
シーケンス電流と、固体引外し装置10の電子回
路およびしや断器20の引外しコイル22への電
力とを供給する。
端子36と38の間に接続されている過負荷電
流測定抵抗40は、回路網導体R,S,Tを流れ
る電流の最大値に比例する電圧降下を生ずる。こ
の測定抵抗40、または過負荷電流の存在を検出
するその他の任意の素子は、しや断器の定格電流
に応じて予め定めることができる抵抗値を有す
る。直列回路42がブリツジ整流器24,26,
28の出力端子34,36へ接続され、測定抵抗
に加えて安定化直流電源も有する。この電源は固
体引外し装置10の電子回路と、しや断器20の
引外しコイル22へ電力を供給する。このように
して、回路42に直列接続されている抵抗40
と、電源44と、コイル22へは整流電圧Eが与
えられる。
流測定抵抗40は、回路網導体R,S,Tを流れ
る電流の最大値に比例する電圧降下を生ずる。こ
の測定抵抗40、または過負荷電流の存在を検出
するその他の任意の素子は、しや断器の定格電流
に応じて予め定めることができる抵抗値を有す
る。直列回路42がブリツジ整流器24,26,
28の出力端子34,36へ接続され、測定抵抗
に加えて安定化直流電源も有する。この電源は固
体引外し装置10の電子回路と、しや断器20の
引外しコイル22へ電力を供給する。このように
して、回路42に直列接続されている抵抗40
と、電源44と、コイル22へは整流電圧Eが与
えられる。
測定抵抗40の端子に生じた電圧信号は周知の
ピーク検出器を含む処理器46へ与えられる。こ
の処理器46で処理された信号は長時間遅延引外
し回路LRと、短時間遅延引外し回路CRと、他の
引外し器48とをドライブする。引外し器48
は、変流器12〜16により検出された電流があ
るしきい値すなわち所定の値をこえた時に、引外
し信号を発生する。引外し回路CR,LRは、比較
器として構成された周知の演算増幅器を含み、そ
れらの増幅器は、抵抗40により検出された信号
のレベルに応じて引外し命令、すなわち、短絡の
場合には即時引外し命令、過負荷の場合には過負
荷の大きさで遅延時間の異なる引外し命令、を発
生するように、段階をつけられたしきい値にバイ
アスされる。引外し回路LRのしきい値増幅器は
タイミング器に組合わされて、階段状のI2t長時
間引外しカーブを描く振幅/遅延時間関数を定め
る。
ピーク検出器を含む処理器46へ与えられる。こ
の処理器46で処理された信号は長時間遅延引外
し回路LRと、短時間遅延引外し回路CRと、他の
引外し器48とをドライブする。引外し器48
は、変流器12〜16により検出された電流があ
るしきい値すなわち所定の値をこえた時に、引外
し信号を発生する。引外し回路CR,LRは、比較
器として構成された周知の演算増幅器を含み、そ
れらの増幅器は、抵抗40により検出された信号
のレベルに応じて引外し命令、すなわち、短絡の
場合には即時引外し命令、過負荷の場合には過負
荷の大きさで遅延時間の異なる引外し命令、を発
生するように、段階をつけられたしきい値にバイ
アスされる。引外し回路LRのしきい値増幅器は
タイミング器に組合わされて、階段状のI2t長時
間引外しカーブを描く振幅/遅延時間関数を定め
る。
零シーケンス抵抗39の端子間に生じた信号は
地絡引外し回路Hへ与えられる。トランス30で
差障害が検出されると、地絡引外し回路Hは引外
し命令を発生する。引外回路LR,CR,H,48
の出力端子はオアゲート50へ接続される。この
オアゲートはしや断器引外しコイル22の端子間
に並列接続される。双安定スイツチ52は2個の
トランジスタ54,56で構成され、トランジス
タ56のコレクタとエミツタの間にコイル22が
接続される。トランジスタ56のベースはトラン
ジスタ54のコレクタへ接続される。スイツチ5
2は、所定の引外ししきい値をこえない限りはコ
イル22をシヤントするように閉じたり、1つの
引外し回路から引外し信号を受けた時にコイル2
2を励磁するように開くことができる他の任意の
2状態スイツチング素子で置き換えることができ
る。
地絡引外し回路Hへ与えられる。トランス30で
差障害が検出されると、地絡引外し回路Hは引外
し命令を発生する。引外回路LR,CR,H,48
の出力端子はオアゲート50へ接続される。この
オアゲートはしや断器引外しコイル22の端子間
に並列接続される。双安定スイツチ52は2個の
トランジスタ54,56で構成され、トランジス
タ56のコレクタとエミツタの間にコイル22が
接続される。トランジスタ56のベースはトラン
ジスタ54のコレクタへ接続される。スイツチ5
2は、所定の引外ししきい値をこえない限りはコ
イル22をシヤントするように閉じたり、1つの
引外し回路から引外し信号を受けた時にコイル2
2を励磁するように開くことができる他の任意の
2状態スイツチング素子で置き換えることができ
る。
ノイズ抑制コンデンサ58と、バリスタ型電圧
制限非直線抵抗60とが引外しコイル22に並列
接続される。スイツチ52が開かれている時にコ
イル22の端子間に生ずる電圧は、直列回路42
に過電流が現われた時に制限される。
制限非直線抵抗60とが引外しコイル22に並列
接続される。スイツチ52が開かれている時にコ
イル22の端子間に生ずる電圧は、直列回路42
に過電流が現われた時に制限される。
直流電源44はツエナーダイオード62を含
み、そのダイオードのカソードはトランジスタ5
6のエミツタとコイル22の一方の端子との共通
接続点64へ接続され、アノードはダイオード6
6のアノードへ接続される。このダイオード66
のカソードは直列回路42の端子38へ接続され
る。ダイオード62と66との共通接続点68に
生ずる電圧は基準電圧として機能し、電源44に
より供給される直流電圧の正と負の極性はダイオ
ード62,66のカソードにそれぞれ現われる。
引外し回路LR,CR,Hの出力端子は制御トラン
ジスタ70,72,74のベースへそれぞれ接続
され、それらのトランジスタのコレクタはオア回
路50の出力端子へ同時に接続されるとともに、
トランジスタ70〜74の1つが導通状態となつ
た時に引外しの性質を決定できる引外し指示器7
6,78,80へそれぞれ接続される。トランジ
スタ70〜74のエミツタは基準電位点68へ接
続される。端子34と引外し指示器76,78,
80の間に接続されているツエナーダイオード8
2は、引外しコイル22の端子間電圧が十分の時
に合図信号の制御を行う。各引外し指示器76〜
80はダイオード84,86,88によりシヤン
トされ、それらのダイオードのカソードはツエナ
ーダイオード82のアノードへ接続される。
み、そのダイオードのカソードはトランジスタ5
6のエミツタとコイル22の一方の端子との共通
接続点64へ接続され、アノードはダイオード6
6のアノードへ接続される。このダイオード66
のカソードは直列回路42の端子38へ接続され
る。ダイオード62と66との共通接続点68に
生ずる電圧は基準電圧として機能し、電源44に
より供給される直流電圧の正と負の極性はダイオ
ード62,66のカソードにそれぞれ現われる。
引外し回路LR,CR,Hの出力端子は制御トラン
ジスタ70,72,74のベースへそれぞれ接続
され、それらのトランジスタのコレクタはオア回
路50の出力端子へ同時に接続されるとともに、
トランジスタ70〜74の1つが導通状態となつ
た時に引外しの性質を決定できる引外し指示器7
6,78,80へそれぞれ接続される。トランジ
スタ70〜74のエミツタは基準電位点68へ接
続される。端子34と引外し指示器76,78,
80の間に接続されているツエナーダイオード8
2は、引外しコイル22の端子間電圧が十分の時
に合図信号の制御を行う。各引外し指示器76〜
80はダイオード84,86,88によりシヤン
トされ、それらのダイオードのカソードはツエナ
ーダイオード82のアノードへ接続される。
電力が供給された時にしや断器20が理由なし
に引外されることを防ぐために、補助制御器90
がトランジスタ54と56で構成されているスイ
ツチ52をまずターンオンし、電流が変流器12
〜18に流れた時に引外しコイル22をすぐにシ
ヤントさせるようにする。
に引外されることを防ぐために、補助制御器90
がトランジスタ54と56で構成されているスイ
ツチ52をまずターンオンし、電流が変流器12
〜18に流れた時に引外しコイル22をすぐにシ
ヤントさせるようにする。
次に、第1,2図に示されている固体引外し装
置の動作を説明する。
置の動作を説明する。
差障害が存在しない時、または所定のしきい値
をこえる過負荷電流が存在しない時は、接点が閉
じられているしや断器の引外しコイル22をシヤ
ントするように、スイツチ52は通常閉じられて
いる。したがつて、直列回路42のインピーダン
スZは低く、その値は抵抗40の抵抗値とダイオ
ード62,66のインピーダンスとによつてのみ
決定される。引外し回路LR,CR,Hへは直列回
路42中の直流電源44から電力が供給され、零
シーケンス抵抗39と測定抵抗40の端子におけ
る制御電圧は、トランジスタ54のベースへ与え
られる引外し命令を発生させるには不十分であ
る。コイル22がシヤントされると全ての電流は
スイツチ52を通るから、3相電源の相導体R,
S,Tから3つの変流器12〜16を介して供給
される全ての電気エネルギーは、測定信号すなわ
ちデータ信号を引外し回路へ供給するためと、電
源44へエネルギーを供給するために用いられ
る。
をこえる過負荷電流が存在しない時は、接点が閉
じられているしや断器の引外しコイル22をシヤ
ントするように、スイツチ52は通常閉じられて
いる。したがつて、直列回路42のインピーダン
スZは低く、その値は抵抗40の抵抗値とダイオ
ード62,66のインピーダンスとによつてのみ
決定される。引外し回路LR,CR,Hへは直列回
路42中の直流電源44から電力が供給され、零
シーケンス抵抗39と測定抵抗40の端子におけ
る制御電圧は、トランジスタ54のベースへ与え
られる引外し命令を発生させるには不十分であ
る。コイル22がシヤントされると全ての電流は
スイツチ52を通るから、3相電源の相導体R,
S,Tから3つの変流器12〜16を介して供給
される全ての電気エネルギーは、測定信号すなわ
ちデータ信号を引外し回路へ供給するためと、電
源44へエネルギーを供給するために用いられ
る。
回路網の差電流が差動変圧器30により検出さ
れると、抵抗39の零シーケンス電圧信号が地絡
引外し回路Hへ与えられ、そのためにこの引外し
回路Hは差引外し命令をオアゲート50へ与え
る。この動作は過負荷または短絡の場合に行われ
る動作と同じである。過負荷の場合には引外し回
路LRにより遅延引外し信号が発生され、短絡の
場合には即時引外し信号が引外し回路CRにより
発生される。それらの場合に引外し回路LR,CR
は測定抵抗40により制御される。それらの引外
し命令の任意の1つによりスイツチ52のトラン
ジスタ56がターンオフされるから、すぐに引外
しコイル22は励磁されてしや断器20の接点が
開かれる。障害の種類は引外し指示器76,7
8,80のいずれかにより同時に示される。抵抗
39と40の端子間に現われて引外し回路へ与え
られる測定電圧と、モニタ電流は、しや断器の開
放前の引外し段階中は保持される。スイツチ52
が開かれている時は、直列回路42のインピーダ
ンスZは高くなつて整流電圧Eが高くなる。した
がつて、電流発生器のブリツジ整流器により供給
される電気エネルギーの大部分は引外しコイル2
2へ供給するために用いられる。
れると、抵抗39の零シーケンス電圧信号が地絡
引外し回路Hへ与えられ、そのためにこの引外し
回路Hは差引外し命令をオアゲート50へ与え
る。この動作は過負荷または短絡の場合に行われ
る動作と同じである。過負荷の場合には引外し回
路LRにより遅延引外し信号が発生され、短絡の
場合には即時引外し信号が引外し回路CRにより
発生される。それらの場合に引外し回路LR,CR
は測定抵抗40により制御される。それらの引外
し命令の任意の1つによりスイツチ52のトラン
ジスタ56がターンオフされるから、すぐに引外
しコイル22は励磁されてしや断器20の接点が
開かれる。障害の種類は引外し指示器76,7
8,80のいずれかにより同時に示される。抵抗
39と40の端子間に現われて引外し回路へ与え
られる測定電圧と、モニタ電流は、しや断器の開
放前の引外し段階中は保持される。スイツチ52
が開かれている時は、直列回路42のインピーダ
ンスZは高くなつて整流電圧Eが高くなる。した
がつて、電流発生器のブリツジ整流器により供給
される電気エネルギーの大部分は引外しコイル2
2へ供給するために用いられる。
第1図は本発明の固体引外し装置のブロツク回
路図、第2図は第1図に示す引外し装置の一部の
詳細な回路図である。 12,14,16……変流器、22……引外し
コイル、30……差動トランス、40……測定抵
抗、42……直列回路、44……直流電源、50
……オアゲート、52……スイツチ。
路図、第2図は第1図に示す引外し装置の一部の
詳細な回路図である。 12,14,16……変流器、22……引外し
コイル、30……差動トランス、40……測定抵
抗、42……直列回路、44……直流電源、50
……オアゲート、52……スイツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回路網の相導体R,S,Tを流れる電流を表
す電流信号を発生する変流器12,14,16,
18,30からなる検出器と、 前記電流信号に比例した電圧信号を発生する測
定抵抗40と、 前記検出器と協働して直流電圧を供給する直流
電圧供給装置44と、 直流電圧供給装置44から直流電圧が供給され
る長時間遅延電子引外し回路LRおよび短時間遅
延電子引外し回路CRならびに地絡電子引外し回
路Hのうち少なくとも1つを有し、前記電圧信号
に基づいて回路網の異常状態に応じて遅延させら
れた引外し信号又は即時引外し信号を発生する引
外し回路と、 励磁された時に自動的に遮断器をトリツプさせ
る引外しコイル22と、 前記引外しコイル22に電気的に接続され前記
引外し信号に応答するスイツチ52と、を備え、
回路網の異常状態に応じて遮断器を自動的にトリ
ツプさせる電子式引外し装置において、 前記測定抵抗40、直流電圧供給装置44、お
よび引外しコイル52は直列回路42で直列に接
続され、 前記スイツチ52は前記引外しコイル22に並
列に接続されて、オン状態の時に前記コイル22
をシヤントし、前記引外し回路から引外し信号が
与えられ時にオフ状態になつて前記直列回路42
のインピーダンスを増加させるとともに前記引外
しコイル22を励磁することを特徴とする電子式
引外し装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の電子式引外し
装置において、 前記検出器は、前記相導体R,S,Tに組合せ
られている変流器12,14,16から発生した
電流を整流する第1の整流手段を有し、 前記直列回路42は前記第1の整流手段の出力
端子に接続されていることを特徴とする電子式引
外し装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載の電子式引外し
装置において、 前記スイツチ52は第1のトランジスタ54を
有し、この第1のトランジスタのベースは引外し
信号によつて制御され、コレクタはスイツチ52
がオン状態の時に引外しコイル22をシヤントさ
せるのに用いられる第2のトランジスタのベース
に接続されることを特徴とする電子式引外し装
置。 4 特許請求の範囲第1項に記載の電子式引外し
装置において、 前記直流電圧供給装置44はツエナーダイオー
ド62とダイオード66を有し、ツエナーダイオ
ード62のアノードはダイオード66のアノード
に接続されていることを特徴とする電子式引外し
装置。 5 特許請求の範囲第1項に記載の電子式引外し
装置において、 非線形抵抗値を有する電圧制限要素60が引外
しコイル22と並列に接続されていることを特徴
とする電子式引外し装置。 6 特許請求の範囲第1項に記載の電子式引外し
装置において、 前記スイツチ52は回路網の異常状態の性質を
決定できる引外し指示器76,78,80を動作
させる制御トランジスタ70,72,74を介し
て引外し回路の出力端子に接続されるオア回路5
0と協働することを特徴とする電子式引外し装
置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8007284A FR2479556A1 (fr) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | Declencheur statique perfectionne pour disjoncteur electrique |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56153919A JPS56153919A (en) | 1981-11-28 |
JPH0152974B2 true JPH0152974B2 (ja) | 1989-11-10 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP (1) | JPS56153919A (ja) |
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DE (1) | DE3164057D1 (ja) |
ES (1) | ES8202452A1 (ja) |
FR (1) | FR2479556A1 (ja) |
IN (1) | IN154155B (ja) |
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- 1981-03-04 EP EP81400338A patent/EP0037751B1/fr not_active Expired
- 1981-03-17 US US06/244,691 patent/US4380785A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-03-18 ES ES500482A patent/ES8202452A1/es not_active Expired
- 1981-03-30 CA CA000374229A patent/CA1151279A/en not_active Expired
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- 1981-03-31 JP JP4833681A patent/JPS56153919A/ja active Granted
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