JPS623653B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS623653B2
JPS623653B2 JP52022422A JP2242277A JPS623653B2 JP S623653 B2 JPS623653 B2 JP S623653B2 JP 52022422 A JP52022422 A JP 52022422A JP 2242277 A JP2242277 A JP 2242277A JP S623653 B2 JPS623653 B2 JP S623653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
thyristor
ground fault
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52022422A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53107640A (en
Inventor
Eiichi Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2242277A priority Critical patent/JPS53107640A/ja
Publication of JPS53107640A publication Critical patent/JPS53107640A/ja
Publication of JPS623653B2 publication Critical patent/JPS623653B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、3相電路の地絡電流を検出して半
導体スイツチング回路を作動させ、これに接続し
た電磁装置により遮断器等を作動させて3相電路
を開くよう構成した地絡検出装置、特に電源側と
負荷側の逆接続が可能な地絡検出装置に関するも
のである。
従来の検出装置は第1図の如く構成されてい
る。第1図に於て1は3相電路2に接続された遮
断器、3は地絡電流を検出する零相変流器で、4
はその二次巻線、5は二次巻線4の出力を増幅す
る増幅器14の低電圧電源を供給する為の抵抗
器、6は増幅器14の出力を受けて電磁装置12
を駆動する半導体スイツチング素子(以下サイリ
スタと称す)、7はサージ吸収用のコンデンサ、
13は電磁装置12の逆起電力吸収用のコンデン
サ、15はダイオード8〜11で構成される全波
整流回路、18は遮断器1及び零相変流器3〜全
波整流回路15で構成される地絡検出装置全体を
表わし、16はその電源側端子、17は負荷側端
子である。
なお電磁装置12は、しや断器1を作動させる
為大きい力を必要とするのでコイルに比較的大電
流が流れるよう設計されており、その通電許容時
間は短時間となつているのが一般的である。
さらに電磁装置12の電源は、遮断器1の負荷
側の電路から全波整流回路15を通して供給され
ている。
このように構成された従来の地絡検出装置の動
作を説明する。電路2に於て地絡検出装置18の
負荷側で地絡事故が発生した場合、零相変流器3
の二次巻線4に地絡電流に比例した交流信号電圧
が発生する。この信号を増幅器14で増幅しサイ
リスタ6のゲートをトリガして電磁装置12を駆
動し、遮断器1をトリツプ作動して電路2を開路
する。この過程中、サイリスタ6がトリガされた
時電磁装置12には数アンペアの大電流が流れ発
熱するが、直後に遮断器1がトリツプして電路を
開路する為、電磁装置12に流れる電流は消滅
し、その温度上昇は少なく焼損には至らない。
このような従来の地絡検出装置に於ては、誤つ
て電源側と負荷側を逆接続した場合、即ち、電路
2の電源側へ負荷側端子17を接続し、負荷側へ
電源側端子16を接続して使用した場合、地絡事
故により遮断器1がトリツプして電路2が開路さ
れた後も電磁装置12の電源は消滅せず、サイリ
スタ6が導通状態を維持するので、電磁装置12
に大電流が流れ続け、温度が上昇し遂には焼損事
故に至るという欠点があつた。前記の如き焼損事
故を防ぐ為、地絡検出装置18の電源側端子16
は電源側へ、負荷側端子17は負荷側へ接続する
ことが必要条件となり、取付上不便であつた。更
に地絡検出装置の負荷側端子17より絶縁抵抗計
により絶縁抵抗を測定しようとした場合、全波整
流回路15、抵抗器5、増幅器14を通る閉ルー
プができて電流が流れ、正確な絶縁抵抗が測定で
きないという欠点があつた。
この発明は、上記のような従来品の欠点を除去
するためになされたもので、地絡検出装置の電源
回路に半波整流回路を使用し、サイリスタのゲー
トに波形変換回路によるステツプ状の直流信号を
印加するように構成することにより、検出動作の
安定化が図れるうえ、電源側、負荷側の逆接続及
び絶縁抵抗の測定が可能な地絡検出装置を提供す
ることを目的とする。
以下、この発明の一実施例を第2図を用いて説
明する。第2図に於て、1は電路2を開閉する遮
断器、3は零相変流器で、4はその二次巻線、5
は電圧降下用の抵抗器、6はサイリスタ、7はサ
ージ吸収用に取り付けたコンデンサ、8は整流用
のダイオード、12はサイリスタ6のアノードに
接続され、サイリスタ6の導通により駆動されて
遮断器1をトリツプ作動させる電磁装置、13は
電磁装置12のコイルの逆起電力を吸収するコン
デンサ、14は二次巻線4に誘起した地絡検出信
号を増幅する増幅器であり、21は抵抗器19、
コンデンサ20で構成される積分回路、22は入
力信号がある設定レベルに達した時、ステツプ関
数で表わされる出力信号を地絡電流が消滅するま
で発生し、サイリスタ6をトリガする波形変換回
路、23,24は増幅回路14、波形変換回路2
2に低定電圧を供給するツエナーダイオードとコ
ンデンサである。
以上のように構成された本発明の動作を説明す
ると、電路2に地絡が発生した時、零相変流器3
の二次巻線4に信号電圧が発生し、この信号電圧
は増幅器14で増幅後、積分回路21で交流分の
少ない脈流に変換され、波形変換回路22の入力
端子へ供給される。この信号の大きさが、あらか
じめ設定された波形変換回路22の判定レベルの
大きさに達した時、波形変換回路22はステツプ
関数で表わされる信号を連続出力してサイリスタ
6をトリガし、電磁装置12を駆動して遮断器を
トリツプ作動させ、電路を開いて地絡電流を消滅
せしむる。
このような動作について、地絡電流の位相別に
その動作を第3図に基いて詳細に説明すると、電
路2のU相に地絡が発生した場合、地絡電流は第
3図aの波形31に示す如く流れ、増幅器14の
出力は第3図cの波形33、積分器の出力は第3
図dの波形34となり、波形変換回路22の判定
レベル35に達した時刻t1に於て波形変換回路2
2は第3図cに示すステツプ信号36を連続出力
してサイリスタ6をトリガする。時刻t1に於ては
第3図gに示すようにサイリスタ6のアノードに
は順電圧が印加されているので、波形39に斜線
で示す電圧に対応した電流が電磁装置12に流
れ、遮断器1をトリツプ作動させる。このトリツ
プ作動により地絡電流が消滅するとサイリスタ6
のゲートへ供給されていたトリガ信号、即ちステ
ツプ信号は消滅する。
次にV相が地絡した場合には、地絡電流はU相
の地絡時に対して120度位相が遅れて、その波形
は第3図bに示す波形32の如く流れ、増幅器1
4の出力、積分回路21の出力も同様に120度分
遅れ時刻t2に於て波形変換回路22は第3図fに
示すステツプ信号37を連続出力してサイリスタ
6をトリガする。この時第3図hの波形40に示
す如くサイリスタ6にはアノード電圧が印加され
ていない為電磁装置12には電流は流れないが、
サイリスタ6のゲート信号が波形37に示す如く
連続したステツプ信号である為サイリスタ6は導
通状態を継続し、アノード電圧が正となる次の半
サイクルに於て波形41に対応する電流が電磁装
置12に流れて遮断器1をトリツプ作動させる。
このトリツプ作動により地絡電流が消滅するとサ
イリスタ6のゲートへ供給されていたトリガ信
号、即ちステツプ信号は消滅する。このようにい
かなる相、いかなる位相の地絡に対しても検出可
能な特性が得られる。この場合、波形変換回路2
2のステツプ状の直流信号を半導体スイツチング
素子6のゲートに印加するようにしているため、
上記スイツチング素子6を所定レベルで確実にト
リガされることができ、しかも上記波形整形回路
22はチエナーダイオード23によつて定電源で
駆動するため、動作の安定化が確保されることに
なる。
以上の説明の如く動作する地絡検出装置の電源
側と負荷側を逆接続、即ち電路2の電源側を負荷
側端子17へ、電路2の負荷側を電源側端子16
へ接続した場合の動作を説明する。電路2に地絡
が発生した時、地絡検出装置18は、前記説明の
如く作動しサイリスタ6をトリガして電磁装置1
2を駆動し、遮断器1をトリツプ作動させて地絡
電流を消滅させる。地絡電流の消滅によつて、サ
イリスタ6のゲートへ加えられていたトリガ信号
は消滅し、電路2のW相が正、U相が負となつた
時点、即ちサイリスタ6のアノード・カソード間
に逆電圧が加わつた時点でサイリスタ6は開き、
電磁装置12の電流は消滅して電磁装置は焼損に
至らない。
また負荷側端子17に於て絶縁抵抗を測定する
場合、絶縁抵抗計のプラス側端子を相Wの端子
へ、マイナス側端子を相Uの側へ接続することに
より、絶縁抵抗計の直流電圧はダイオード8によ
つて阻止され、電子回路の絶縁抵抗はきわめて大
となり、絶縁抵抗の測定値に影響をほとんど与え
ない。
上記実施例中の波形変換回路22としては単安
定マルチバイブレータ、双安定マルチバイブレー
タ、シユミツトトリガ回路、時定数の大きい積分
回路数百〜数千倍の大きな増幅度をもつ増幅器等
が使用できる。また、波形変換回路22として双
安定マルチバイブレータ或いは充分にヒステリシ
スの大きいシユミツトトリガ回路を使用する時は
積分回路21がなくともステツプ信号が得られる
ので積分回路21は省略することもできる。要す
るに波形変換回路22の機能としては、零相変流
器3からの増幅信号が所定レベルに達したときサ
イリスタ6をトリガすれば良いが、このとき、サ
イリスタ6のアノードに順電圧が印加されていな
ければトリガできないため、少なくとも、増幅信
号が所定レベルに達してから、サイリスタ6に順
方向電圧が印加されるまで連続したステツプ信号
を出力するものであれば良く、上記実施例の如
く、地絡電流が消滅するまで出力するものに限る
必要はない。
第4図はこの発明の他の実施例を示すもので、
零相変流器3の出力信号をダイオード25〜28
によつて整流し直流増幅器で増幅後、波形変換回
路22へ接続することによつても前述と同じ目的
を達成できる。さらに第4図に示す如く電源回路
の整流用ダイオードを8a,8b…の如く複数個
直列に接続することにより、ダイオードの逆方向
の洩れ電流が減少するので、より正確に絶縁抵抗
の測定ができる外、内部の電圧の高い絶縁抵抗計
の使用が可能となるという効果がある。
以上のようにこの発明によれば、遮断器をトリ
ツプする電磁装置および半導体スイツチング素子
の電源回路を半波整流回路とし、さらに半導体ス
イツチング素子のゲートトリガ信号をステツプ関
数の直流信号としているために、動作の確実化が
図れ、しかもいかなる相位相の地絡電流でも検出
可能な特性を保ちつつ、電磁装置の焼損を防いで
電源側、負荷側の逆接続を可能とし、さらに絶縁
抵抗の測定も可能な地絡検出装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の地絡検出装置の構成を示す回路
図、第2図はこの発明の一実施例の構成を示す回
路図、第3図はこの発明の動作を説明する波形
図、第4図はこの発明の他の実施例の構成を示す
回路図である。なお、図中同一符号は同一或は相
当する部分を示す。 図中、1は遮断器、2は3相電路、3は零相変
流器、6はサイリスタ、8は整流用のダイオー
ド、12は電磁装置、14は増幅器、22は波形
変換回路、23はツエナーダイオード、24はコ
ンデンサである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多相電路に設けられ地絡電流を検出する零相
    変流器と、この零相変流器の検出信号に対応する
    増幅信号により動作してステツプ信号を出力する
    波形変換回路と、この波形変換回路のステツプ信
    号によりトリガされるサイリスタと、上記多相電
    路の相間電圧を半波整流し電磁装置を介して上記
    サイリスタのアノードに印加するダイオードと、
    このダイオードの出力信号を定電圧化して上記波
    形変換回路に供給する回路と、上記電磁装置が励
    磁されると上記多相電路を遮断する遮断器とを備
    え、上記波形変換回路の出力するステツプ信号
    は、増幅信号が所定のレベルに達してから、上記
    サイリスタのアノードに順電圧が印加されるまで
    連続した信号であることを特徴とする地絡検出装
    置。
JP2242277A 1977-03-01 1977-03-01 Grounding fault detector Granted JPS53107640A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2242277A JPS53107640A (en) 1977-03-01 1977-03-01 Grounding fault detector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2242277A JPS53107640A (en) 1977-03-01 1977-03-01 Grounding fault detector

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53107640A JPS53107640A (en) 1978-09-19
JPS623653B2 true JPS623653B2 (ja) 1987-01-26

Family

ID=12082231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2242277A Granted JPS53107640A (en) 1977-03-01 1977-03-01 Grounding fault detector

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS53107640A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6369775B2 (ja) * 2013-03-29 2018-08-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 漏電検出装置
US10333291B2 (en) 2017-09-25 2019-06-25 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Multiple generator ground fault detection
US10931097B2 (en) 2017-09-25 2021-02-23 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Generator stator ground protection using third harmonic
US10797632B2 (en) 2018-08-21 2020-10-06 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Sensitive directional element for generator protection
US11316455B2 (en) 2019-08-28 2022-04-26 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Generator rotor turn-to-turn fault detection using fractional harmonics
US10819261B1 (en) 2019-10-25 2020-10-27 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Security improvements for electric power generator protection
US11946966B1 (en) 2023-02-20 2024-04-02 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Selective stator ground fault protection using positive-sequence voltage reference

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4725251U (ja) * 1971-04-06 1972-11-21
JPS4864729U (ja) * 1971-11-22 1973-08-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53107640A (en) 1978-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4380785A (en) Solid state trip unit for an electrical circuit breaker
US4363064A (en) Overcurrent protection system
JPH07153365A (ja) 広帯域雑音排除性を有する地絡故障遮断器
JPH04229012A (ja) 固体過負荷継電器
US8183869B2 (en) Circuit interrupter with continuous self-testing feature
JPS63274321A (ja) 回路しや断器
JPS623653B2 (ja)
US3723815A (en) Electronic circuit protective device
US7420343B2 (en) Current limiting DC motor starter circuit
JPS6112450B2 (ja)
JPS6343520A (ja) 電子式過電流トリツプ装置
JPH0714252B2 (ja) 回路しゃ断器
JPS6165829U (ja)
JPS61231877A (ja) 直流電源装置
JP3328728B2 (ja) モータ電力検出装置及び過負荷保護装置
JP3449172B2 (ja) 3相4線中性線欠相検出装置及び回路遮断器
KR102551607B1 (ko) 누전 차단기
JPH031887B2 (ja)
JPS58364Y2 (ja) 回路しや断器の引外し回路
JP3375800B2 (ja) 漏電遮断器
JP2575540Y2 (ja) 単相2線式電路における漏電検出装置
JP3370691B2 (ja) 電流ウインドウ検出回路
JPS622888Y2 (ja)
KR910008534B1 (ko) 회로차단기
JPH07108054B2 (ja) 欠相遮断器