JPH0815325B2 - 通常作動とスタンバイ作動を切り換え可能な電源回路装置 - Google Patents

通常作動とスタンバイ作動を切り換え可能な電源回路装置

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JPH0815325B2
JPH0815325B2 JP59014570A JP1457084A JPH0815325B2 JP H0815325 B2 JPH0815325 B2 JP H0815325B2 JP 59014570 A JP59014570 A JP 59014570A JP 1457084 A JP1457084 A JP 1457084A JP H0815325 B2 JPH0815325 B2 JP H0815325B2
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ヴィルフリート・フォン・デァ・オーエ
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トムソン コンシューマー エレクトロニクス セイルズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の関連する技術分野 本発明は、2次側で1つの作動電圧から導出される制
御電圧が2次側に発生される複数の作動電圧の安定化の
ために1次側に作用し、スタンバイ作動の場合、2次側
に発生されるセッティング信号ないし操作量によって、
複数の作動電圧が低減されるように1次側は切換えられ
るスタンバイ作動機器用、特にテレビジョン受像機の電
源回路装置に関する。
技術水準 テレビジョン受像機において、必要な作動電圧を電源
回路装置を用いて電源電圧から取出すことは公知である
(フンクシャウ1975、第5号、第40頁〜第43頁)。電源
回路装置によって、受像機回路を電源から所望のように
導電的に分離することができる。電源回路装置は、その
30kHzの程度の高い作動周波数のために、電源変圧器よ
りも著しく小型で軽量であり、また、1次側の相応の巻
線またはタップを用いることによって、異なった大きさ
と極性の多数の作動電圧を発生することができる。
テレビジョン受像機は、今日大部分が遠隔操作装置に
よって投入できるように所謂スタンバイ作動受像機であ
る。このために、主要な複数作動電圧を遮断するかまた
は遥かにより小さな値に低減する必要がある一方、少な
くとも遠隔操作受信部、場合によってはチューナ用の作
動電圧を印加しておく必要がある。
これに対して、ドイツ連邦共和国特許出願公開公報第
2711020号から、スタンバイ作動の場合には必要としな
い作動電圧を、継電器を用いて2次側で遮断することが
公知である。しかし、継電器は比較的高価で、故障しや
すい部品である。更に、スタンバイ作動中負荷を低減さ
せることによって電源回路装置の作動周波数は著しく上
昇する。それによって、スタンバイ作動中、効率が悪く
なり、所要電力も比較的高くなる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開公報第2624965号か
ら、継電器を用いない、スタンバイ作動用の電源回路装
置も公知である。その装置の場合、絶縁変圧器の2次側
はスタンバイ作動の際、短絡特性によって作動電圧が十
分小さい値に降下するように強く負荷される。しかし、
この回路は、110Vの小さな電源電圧の場合、特に70Vま
での低電圧の場合、最早所望のようには作動せず、更に
効率も比較的悪くなる。
発明の目的 本発明の課題は、構造が簡単で、スタンバイ作動中電
力消費が特に小さな電源回路装置を提供することにあ
る。
発明の構成 この課題は、本発明によると、制御回路は、 (1)第1の制御量値と第2の制御量値を有する制御量
により切換制御される、絶縁変圧器の2次側に接続され
た切換手段と、 (2)前記絶縁変圧器の2次側に接続され、かつ1つの
装置電圧から導出された制御電圧によって制御される制
御素子と、 (3)前記絶縁変圧器とは別個に設けられて電気的に分
離状態で制御信号を伝送する素子と、 (4)前記絶縁変圧器の1次巻線と直接接続された電子
スイッチと、 (5)前記電気的に分離状態で制御信号を伝送する素子
の出力側と接続されていて、入力側に印加されている電
圧値に依存して遮断されるか、または導通接続される電
圧制御電子スイッチング素子と を有しており、 (a) 前記制御量が第1の制御量値である場合には、
前記切換手段が導通制御されて、前記電気的に分離状態
で制御信号を伝送する素子は遮断状態とされ、前記電圧
制御電子スイッチング素子の入力側の電圧が変化し、該
電圧変化により、前記絶縁変圧器の1次巻線を流れる電
流が第1の値を超えると、前記電圧制御電子スイッチン
グ素子が導通制御され、以て前記電子スイッチが遮断制
御され、それにより、スタンバイ作動に必要な電力が前
記絶縁変圧器の2次巻線に伝送され、かつ複数の装置電
圧がスタンバイ電圧値に低減され、前記制御素子は、遮
断状態となり、 (b) 前記制御量が第2の制御量値である場合には、
前記切換手段が遮断制御されて、前記電気的に分離状態
で制御信号を伝送する素子は信号伝送状態とされ、前記
電気的に分離状態で制御信号を伝送する素子を介して前
記電圧制御電子スイッチング素子の入力側の電圧が制御
され、該電圧制御により、前記絶縁変圧器の前記1次巻
線を流れる電流が第1の値より大きい第2の値を超える
と、前記電圧制御電子スイッチング素子が導通制御さ
れ、以て前記電子スイッチが遮断制御され、それによ
り、スタンバイ作動電力よりも高い通常作動電力が前記
絶縁変圧器の2次巻線に伝送され、かつ前記複数の装置
電圧はそれらの通常作動電圧値をとり、これら電圧値の
電圧安定化のために制御素子は動作可能状態になるよう
に構成する ことにより解決される。
発明の効果 スタンバイ作動装置の回路にかるコストは僅かで、消
費電力は僅か5W程度である。これは、エネルギ上の理由
から特に重要である。と言うのは、機器は約90%の大部
分の時間スタンバイ作動でのみ動作し、スタンバイ作動
時の電力が実際には損失となるからである。通常作動
は、2次側から1次側への所期作用を及ぼすことにより
初めて、スタンバイ作動時は作用しない経路を介して開
始される。このような通常作動の切換えを、セッティン
グ信号ないし操作量の経路中の相応の低域通過フィルタ
にようて意図的にソフトに行なって、スタンバイ作動か
ら通常作動への移行を危険な、電圧の急激な変化または
ピーク電流を生じさせずに行なうことができる。スタン
バイ作動時に通常作動を開始させるための、2次側から
1次側への経路は、大部分の時間全く作動せず、従っ
て、電流は流れず、同様に電力も消費しないという利点
もある。従って、この経路中に存在する部品もスタンバ
イ作動中消耗しない。上記経路中で障害、例えば断路が
生じた時、電源回路装置は必然的に危険のないスタンバ
イ作動に移行し、その結果不確実な状況や損傷が生じる
ことはない。1次側でスタンバイ作動から通常作動へ切
換えるために、有利には1次側で公知回路のいずれにし
ろパルス電圧の整流によって得られる直流電圧を利用す
ることができ、従って回路のコストがわずかになる。
本発明によると、通常作動中、通常作動への切換を行
なわせるセッティング信号ないし操作量の他に、作動電
圧から導出された制御電圧が作動電圧を安定化するため
に2次側から1次側へ付加的に伝送される。この制御電
圧は、有利には安定化が特に重要な1つの作動電圧から
直接導出される。テレビジョン受像機において、これは
第一に150V程度の主作動電圧であり、走査線終段にも給
電される。制御のためにこの作動電圧自体が評価され、
かつ制御は公知のように1次側でのみ行なわれるのでは
ないで、この作動電圧は特に良好に安定化される。その
結果、個々の作動電圧間のクロストークをわずかにする
こともできる。そのことは、音声終段用の作動電圧と走
査線終段用の作動電圧との間のクロストークにとって特
に重要である。と言うのは、音声終段は公知のように調
整された音量に応じて電力消費が強く変動し、それによ
って走査線終段に対する作動電圧の大きさが不所望に変
動して、再生像の障害の原因なることがあるからであ
る。
実施例の説明 第1図は、本発明の電源回路装置の詳細な回路実施例
を示す。
第1図の電源回路装置は、絶縁変圧器1の1次側に電
源整流器2、充電コンデンサ3、電流測定抵抗4、作動
巻線5、スイッチングトランジスタ6、振動発生用帰還
巻線7およびトランジスタ6の周期的遮断用サイリスタ
8を有している。2次巻線14からは、整流器15を介して
端子fに150Vの作動電圧U1が送出される。巻線14のタッ
プからは、整流器16と定電圧用ツエナダイオード17とを
介して端子gに遠隔操作受信部18の作動電圧U2が送出さ
れる。別の2次巻線19からは、整流器20を介して端子i
に別の作動電圧U3が送出される。一点鎖線34は、電源と
受信機回路との間の導電的な分離の行なわれる回路個所
を示す。端子f,iには、スタンバイ作動用の第1の低電
圧値と通常作動用の第2の比較的高い電圧値とが現われ
る。次に、各々の異なる作動形式ならびに付加的な構成
回路素子について説明する。
スタンバイ作動 作動電圧U2が常時印加されている遠隔操作受信部18か
らは、正の値のセッティング信号ないし操作量22が出力
される。それによって、トランジスタ35が導通して回路
点aをアースに短絡させる。従って、回路点aには電圧
が加わらないので、トランジスタ36には電流が流れな
い。ホトカップラ23のホトダイオード43にも電圧は印加
されず、ホトトランジスタ33に光が当たらないので、ホ
トトランジスタ33も遮断されている。ホトトランジスタ
33のコレクタ−エミッタ間は回路点b,c間に接続されて
いる。回路点bには、巻線7のパルス電圧を整流器37に
よって整流して得られた直流電圧が印加される。回路点
cは、サイリスタ8の点弧電極である。トランジスタ33
は遮断した状態では両方の回路点b,cにおける電位に何
ら影響を及ぼさない。
サイリスタ8が点弧される毎に、トランジスタ6を流
れる電流が遮断される。このように点弧が行なわれるの
は、点弧電極に、従って回路点cに回路点dに対して+
0.7Vの電圧が印加された時である。回路点cおよびdに
印加される電圧は抵抗4を流れる電流に依存する。それ
故、回路点cにおける電圧の変化調整によって、トラン
ジスタ6スイッチオフ時点、ひいてはパルス電圧の振
幅、よってまた、発生する作動電圧を可変できる。前述
の回路は、どのように設計されているかについて以下に
述べる。サイリスタ8の点弧およびトランジスタ6のス
イッチオフは、十分に早期に行なわれる。即ち、スタン
バイ作動に必要な約5Wの電力しか絶縁変圧器1の2次側
に伝送されない程小さい電流i1が作動巻線5を流れる際
に当該サイリスタ点弧およびトランジスタオフが行なわ
れるように回路設計されている。その際、電圧U1は15
V、電圧U3は1.2Vという小さな値をとる。その場合、接
続された段は所期の様に作動せず、従って受信機は実際
には遮断状態におかれている。このように電圧低減状態
をそのままにしておくとすれば、回路点h,gの電圧も同
様に低下することとなって、遠隔操作受信部18も最早作
動しなくなる。スタンバイ作動の場合でも遠隔操作受信
部に必要な電圧を回路点gに発生するために、回路点f,
h間で電子スイッチとして作用するトランジスタ25,26,2
7を備えた回路が設けられている。回路点aがアースさ
れると、トランジスタ25が遮断されてトランジスタ26,2
7が導通する。その結果、トランジスタ27の導通したコ
レクタ−エミッタ間によって回路点fとhとが接続さ
れ、その結果、今や15Vという小さな値の作動電圧U1
も、所望の様に、遠隔操作受信部18の作動用の電圧U2
して回路点hに供給し得るようになる。この回路は、先
願であるドイツ連邦共和国特許出願第3223756号明細書
に詳細に記載されている。
通常作動 スタンバイ作動から通常作動への切換えの際受信部18
は遠隔操作ユニットから信号を受信して、電圧値0のセ
ッティング信号ないし操作量22を発生する。トランジス
タ35は遮断される。その結果、回路点hの電圧は抵抗39
を介して回路点aに印加され、回路点aの電圧40はコン
デンサ41の作用によってゆっくり上昇する。ホトカップ
ラ23のホトダイオードには、まず大きな電流が給電され
てトラジスタ33が導通する。トランジスタ33のコレクタ
−エミッタ間によって、回路点bは回路点cと、即ちサ
イリスタ8の点弧電極と接続される。そうすると、負の
電圧が回路点bからサイリスタ8の点弧電極に印加され
て、サイリスタ8の点弧電極は負の方向にバイアスされ
る。サイリスタ8は、回路点cの電圧が回路点dに対し
て+0.7Vになったときだけ点弧されるのであるから、点
弧させるためには、抵抗4を介しての電圧降下をスタン
バイ作動の場合に比して遥かに大にする必要がある。こ
の電圧は電流i1に比例しているので電流i1は非常に高い
値に達して、通常作動に必要な約100Wの電力が2次側に
伝送される。電圧U1は150Vの高い値に達し、電圧U2は12
Vの高い値に達する。トランジスタ25は導通し、トラン
ジスタ26,27は遮断され、異なった電圧値の現われる回
路点f,hは再び相互に遮断される。
電圧U1が定格値150Vに達すると、分圧器42を介してU1
から導出された制御電圧U1がトランジスタ36のベースに
供給されて、ホトカップラのホトダイオードを流れる電
流が、電流U1を維持するのに必要な値に低減される。
制御回路の機能 電圧U1が小さくなると、トランジスタ36のベースへの
制御電圧Urよりも小さくなり、正の程度がよりわずかに
なる。トランジスタ36は導通の程度がよりわずかにな
り、その結果、比較的大きな電流がホトダイオード43を
介して流れる。その結果、ホトトランジスタ33は、導通
の程度が大になり回路点bの負の電圧は比較的大きな成
分がサイリスタ8の点弧電極に印加供給される。つま
り、トランジスタ6はi1が比較的高い値の場合に遮断さ
れる。絶縁変圧器1を介して伝送されるエネルギ、即
ち、発生されるパルスの振幅が増大され、その結果、U1
の電圧低減が阻止され安定化が図られる。要するに、通
常作動中、ホトカップラ23は、1次側を通常作動に必要
な条件に切換えるために回路点aから供給される準デジ
タルのセッティング信号ないし操作量を伝送し、更に、
発生する作動電圧の振幅を連続的に安定化するための回
路点fからの制御電圧Urを伝送する。ツエナーダイオー
ド44は、トランジスタ36の励振用の制御電圧Urを評価す
るための電圧基準素子として用いられている。
付加的な保護回路 実際には、不良な構成部品によって作動電圧U1,U2,U3
が最早制御されず、電源回路装置自体、またはそれに接
続された負荷が損傷する程の許容し難い高い値をとすよ
うになることがある。そのため、保護装置として2次巻
線19に付加的にサイリスタ28が接続されており、サイリ
スタ28の制御電極には分圧器29,30を介して回路点hが
接続されている。障害のない通常作動の場合、抵抗29,3
0の回路定数を相応に選定することによってサイリスタ2
8は遮断機能に保持され、実質的に回路に作用を及ぼさ
ない。許容し難い程電圧が上昇した場合、サイリスタ28
は点弧されて、電流導通期間中、変圧器への強い負荷を
形成する。それによって、帰還巻線7における帰還電圧
が消失し、その結果、電源回路装置は最早振動しない。
この回路は、先になされたドイツ連邦共和国特許出願第
3220188号明細書に記載されている。
通常作動への切換動作の変形 第1図のコンデンサ41は、セッティング信号ないし操
作量40を所望のように緩慢に上昇させる。セッティング
信号ないし操作量を遅延なくホトカップラ23を介して伝
送する場合、第1図においてツエナーダイオード44に並
列にコンデンサ45を設け、その際コンデンサ41は省くこ
とができる。コンデンサ45は、セッティング信号ないし
操作量に対して短時間短絡路を形成し、その結果直ちに
充分高い電流がホトダイオード43に流れることができ、
ホトダイオード43は、既述のようにして1次側を通常作
動に切換える。抵抗38は、投入時点で短時間繰返して投
入した場合でもコンデンサ45が常に放電状態におかれて
いるようにするために設けられている。通常作動の場合
の定常状態において、即ちトランジスタ36が導通し、ト
ランジスタ36のベースが制御電圧Urによって励振されい
る場合、コンデンサ45は作用しない。セッティング信号
ないし操作量40の前述のような飛躍的上昇は、破線で示
されている。
通常作動とスタンバイ作動の場合の1次側のパルス特性 第2図は、作動巻線5を流れる電流i1、および、通常
作動中100Wの電力を給電する場合の、トランジスタ6の
コレクタ−エミータ間の電圧UCEを示す。その際、作動
周波数は36kHzである。
第3図は、スタンバイ作動の場合の、第2図に相応す
る値を示す。電流i1は相応の比較的小さな値になる。と
言うのは、トランジスタ6の電流持続時間はサイリスタ
8によって比較的小さな値に制御されているからであ
る。作動周波数は、通常作動の場合のほぼ半分の値、つ
まり約18kHzであり、有利には可聴領域の外側である。
このように周波数を低減させると有利である。と言うの
は、公知回路の場合のように周波数が上昇したとする
と、スイッチングトランジスタ6は、その時小さくなる
電流振幅のために最早スイッチとして所望のようには作
動しなくなり、このトランジスタにおける損失電力が増
大するからである。第3図のスタンバイ作動における電
力消費は約5Wである。
スタンバイ作動での安定化 スタンバイ作動中では、ホトカップラ23は遮断されて
いるので、作動電圧の安定化用の制御電圧Urは作用しな
い。それにも拘らず、遠隔操作受信部18に加わる電圧U2
は、電源電圧が強く変化する場合でも極く僅かしか変化
しない。このことを第4図を用いて説明する。第4図
は、スタンバイ作動の場合の1次側の電流特性を示す。
電源電圧が220Vの場合、電流i1は0.5Aの値に上昇し、そ
の時にはそのつどスイッチングトランジスタ6と共に遮
断される。変圧器1においてエネルギが消失した後、T1
の周期で再び周期的投入接続が行なわれる。電流i1は、
回路点dに対して回路点cが+0.7V正電位である時遮断
される。電流電圧が110Vの場合、充電コンデンサ3にお
ける減少した電圧のために電流i1の上昇は相応により平
坦にな。しかし、抵抗4において同じ電圧値の場合、従
って、電流i1が同じ値の場合、平坦に上昇するために遮
断は22OVの場合よりも遅くなる。しかし、変圧器1にお
けるエネルギ消失時間、即ちi1の遮断時点と投入持続時
間との間の時間はそれぞれ実際には等しいので、各投入
接続時点間の時間はT2に等しい、即ちT1より大きい。こ
のように、変圧器5に生じるパルスの周波数が減少する
と、伝送される電力は減少し、その結果、電圧U2の値も
低下する。しかし、T1からT2への相対的な変化の程度は
50%の電源電圧の相対的な変化の程度よりも著しく小さ
いことが明らかである。そのため、電源電圧が大きく変
化した場合でも電圧U2は極めて僅かしか変化しない。更
に、遠隔操作受信部18用の電圧の僅かな変化は問題にな
らない。と言うのは、遠隔操作受信部18の電力消費は小
さく、よって、作動電圧の安定化は簡素な素子、例えば
ツエナダイオードによって行なうことができるからであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の電源回路装置の詳細な回路実施例、
第2図、第3図は、1次側の電圧および電流の特性図、
第4図は、スタンバイ作動の場合の1次側の電流特性図
である。 1……絶縁変圧器、2……電源整流器、18……遠隔操作
受信部、22,40……制御量、23……ホトカップラ、33…
…ホトトランジスタ、43……ホトダイオード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の装置電圧を少なくとも部分的にスタ
    ンバイ作動時の比較的小さな値と通常作動時の比較的大
    きな値との間で切換える制御回路を有し、かつ絶縁変圧
    器を有する通常作動とスタンバイ作動を切り換え可能な
    電源回路装置において、制御回路は、 (1)第1の制御量値と第2の制御量値を有する制御量
    (22)により切換制御される、絶縁変圧器(1)の2次
    側に接続された切換手段(35)と、 (2)前記絶縁変圧器(1)の2次側に接続され、かつ
    1つの装置電圧(U1)から導出された制御電圧(Ur)に
    よって制御される制御素子(36)と、 (3)前記絶縁変圧器(1)とは別個に設けられて電気
    的に分離状態で制御信号を伝送する素子(23)と、 (4)前記絶縁変圧器(1)の1次巻線(5)と直列接
    続された電子スイッチ(6)と、 (5)前記電気的に分離状態で制御信号を伝送する素子
    (23)の出力側と接続されていて、入力側(c)に印加
    されている電圧値に依存して遮断されるか、または導通
    接続される電圧制御電子スイッチング素子(8)と を有しており、 (a) 前記制御量(22)が第1の制御量値である場合
    には、前記切換手段(35)が導通制御されて、前記電気
    的に分離状態で制御信号を伝送する素子(23)は遮断状
    態とされ、前記電圧制御素子スイッチング素子(8)の
    入力側(c)の電圧が変化し、該電圧変化により、前記
    絶縁変圧器(1)の1次巻線(5)を流れる電流(i1
    が第1の値を超えると、前記電圧制御電子スイッチング
    素子(8)が導通制御され、以て前記電子スイッチ
    (6)が遮断制御され、それにより、スタンバイ作動に
    必要な電力が前記絶縁変圧器(1)の2次巻線(14,1
    9)に伝送され、かつ複数の装置電圧(U1,U2,U3)がス
    タンバイ電圧値に低減され、前記制御素子(36)は、遮
    断状態となり、 (b) 前記制御量(22)が第2の制御量値である場合
    には、前記切換手段(35)が遮断制御されて、前記電気
    的に分離状態で制御信号を伝送する素子(23)は信号伝
    送状態とされ、前記電気的に分離状態で制御信号を伝送
    する素子(23)を介して前記電圧制御電子スイッチング
    素子(8)の入力側(c)の電圧が制御され、該電圧制
    御により、前記絶縁変圧器(1)の前記1次巻線(5)
    を流れる電流(i1)が第1の値より大きい第2の値を超
    えると、前記電圧制御電子スイッチング素子(8)が導
    通制御され、以て前記電子スイッチ(6)が遮断制御さ
    れ、それにより、スタンバイ作動電力よりも高い通常作
    動電力が前記絶縁変圧器(1)の2次巻線(14,19)に
    伝送され、かつ前記複数の装置電圧(U1,U2,U3)はそれ
    らの通常作動電圧値をとり、これら電圧値の電圧安定化
    のために制御素子(36)は動作可能状態になるように構
    成したことを特徴とする通常作動とスタンバイ作動を切
    り換え可能な電源回路装置。
  2. 【請求項2】前記電気的に分離状態で制御信号を伝送す
    る素子(23)はホトカップラである特許請求の範囲第1
    項記載の電源回路装置。
  3. 【請求項3】前記ホトカップラ(23)の入力側に、前記
    制御素子(36)としてのトランジスタ(36)のコレクタ
    −エミッタ間を並列接続し、トランジスタ(36)はスタ
    ンバイ作動の場合は遮断され、通常作動の場合は、セッ
    ティング信号ないし操作量(22,40)によって作動電圧
    が印加され、ベースに加わる制御電圧(Ur)によって制
    御される特許請求の範囲第2項記載の電源回路装置。
  4. 【請求項4】前記トランジスタ(36)のエミッタがツェ
    ナダイオード(44)を介してアースされている特許請求
    の範囲第3項記載の電源回路装置。
  5. 【請求項5】2次側に素子(41)を設け、該素子(41)
    によってセッティング信号ないし操作量(40)が徐々に
    発生し通常作動へのなめらかな切換えが行なわれる特許
    請求の範囲第1項記載の電源回路装置。
  6. 【請求項6】セッティング信号ないし操作量が供給され
    る回路点(a)とアースとの間にコンデンサ(41)を接
    続した特許請求の範囲第5項記載の電源回路装置。
  7. 【請求項7】2次側に素子(45)を設け、該素子(45)
    によって、セッティング信号ないし操作量(40)を遅延
    なしに1次側に伝達する特許請求の範囲第1項記載の電
    源回路装置。
  8. 【請求項8】ツェナダイオード(44)に並列にコンデン
    サ(45)を接続した特許請求の範囲第4項記載の電源回
    路装置。
  9. 【請求項9】コンデンサ(45)に並列に抵抗(38)を接
    続した特許請求の範囲第8項記載の電源回路装置。
JP59014570A 1983-01-31 1984-01-31 通常作動とスタンバイ作動を切り換え可能な電源回路装置 Expired - Lifetime JPH0815325B2 (ja)

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