JPH06105075A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH06105075A
JPH06105075A JP4249858A JP24985892A JPH06105075A JP H06105075 A JPH06105075 A JP H06105075A JP 4249858 A JP4249858 A JP 4249858A JP 24985892 A JP24985892 A JP 24985892A JP H06105075 A JPH06105075 A JP H06105075A
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JP4249858A
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Yukitaka Nakazato
幸孝 中里
Takashi Taruki
隆志 樽木
Shinji Imoto
晋司 井本
Motoya Sano
元哉 佐野
Shiro Saeki
司郎 佐伯
Akira Hirose
明 広瀬
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブック原稿セット部に前にコピーした者がブ
ック原稿を取り忘れたり、或いはブック原稿がセットさ
れていないときにプリントキーが押されたときのミスコ
ピーを無くすことができる原稿読取装置を提供する。 【構成】 ブック原稿24をセットするブック原稿セッ
ト部RFと、ブック原稿24の画像を読み取る読取手段
22を持ったブック原稿読取部RDとを有し、ブック原
稿24のセット有無を検知するブック原稿検知手段26
と、ブック原稿24の読み取りを行う入力のためのブッ
クモードキーと、警告表示を行う表示手段とを有する原
稿読取装置Rであって、原稿読取装置Rの電源を入れた
ときに、ブック原稿セット部RFにブック原稿24がセ
ットされたままの場合であってブックモードキーの入力
によりブックモードが選択されたときには、表示手段が
警告表示を行うと共に読取手段22がブック原稿24の
読み取り動作を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート原稿及びブック
原稿をコピー処理する複写機等の画像形成装置に適用さ
れる原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置において、ブック原
稿をブック原稿セット部にセットし、モード選択キーや
プリントキーを押下操作してブック原稿の画像を読み取
りすることのできる原稿読取装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の原稿読
取装置においては、オペレーターがブック原稿セット部
にブック原稿をセットしてブック原稿の画像を読み取り
したときに、ブック原稿を取り忘れて電源を落され再度
電源を入れた場合、ブック原稿セット部にそのブック原
稿がセットされているのか分からず、モード選択キーで
モード選択してプリントキーをオンしてしまうとコピー
してしまい、コピー紙が無駄になるという問題があっ
た。また、ブック原稿セット部にブック原稿がセットさ
れていないときもモード選択キーでモード選択して、プ
リントキーをオンしてしまうとコピーしてしまい、コピ
ー紙が無駄になるという問題があった。
【0004】したがって、本発明はかかる問題点を解決
するために、ブック原稿セット部に前にコピーした者が
ブック原稿を取り忘れたり、或いはブック原稿がセット
されていないときにプリントキーが押されたときのミス
コピーを無くすことができる原稿読取装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
前述した目的を達成するためになされたものであり、読
み取るべきブック原稿をセットするブック原稿セット部
と、ブック原稿の画像を読み取る読取手段を持ったブッ
ク原稿読取部とを有し、前記ブック原稿のセット有無を
検知するブック原稿検知手段と、前記ブック原稿の読み
取りを行う入力のためのブックモードキーと、警告表示
を行う表示手段とを有する原稿読取装置であって、前記
原稿読取装置の電源を入れたときに、前記ブック原稿セ
ット部に前記ブック原稿がセットされたままの場合であ
って前記ブックモードキーの入力により前記ブックモー
ドが選択されたときには、前記表示手段が前記警告表示
を行うと共に、前記読取手段が前記ブック原稿の読み取
り動作を停止する構成としている。
【0006】請求項2記載の発明は、読み取るべきブッ
ク原稿をセットするブック原稿セット部と、ブック原稿
の画像を読み取る読取手段を持ったブック原稿読取部と
を有し、前記ブック原稿のセット有無を検知するブック
原稿検知手段と、前記ブック原稿の読み取りを行う入力
のためのブックモードキーと、前記ブック原稿のコピー
を行う入力のためのプリントキーと、警告表示を行う表
示手段とを有する原稿読取装置であって、前記ブック原
稿セット部に前記ブック原稿がセットされていない場合
であって前記ブックモードキーの入力により前記ブック
モードが選択された後に前記プリントキーが入力された
ときには、前記表示手段が前記警告表示を行うと共に、
前記読取手段が前記ブック原稿の読み取り動作を停止す
る構成としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、前述の構成及び
手段により、原稿読取装置の電源を入れたときに、ブッ
ク原稿セット部にブック原稿がセットされたままの場合
(前にコピーした者がブック原稿をブック原稿セット部
に取り忘れた場合等)であって、ブックモードキーの入
力によりブックモードが選択されたときには、表示手段
が警告表示を行うと共に、読取手段がブック原稿の読み
取り動作を停止する。
【0008】請求項2記載の発明によれば、ブック原稿
セット部にブック原稿がセットされていない場合であっ
て、ブックモードキーの入力によりブックモードが選択
された後にプリントキーが入力されたときには、表示手
段が警告表示を行うと共に、読取手段がブック原稿の読
み取り動作を停止する。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について添付図面を参照して
詳述する。
【0010】まず、図1を参照してこの実施例の全体構
成について説明する。同図において、符号Rは本発明に
おける原稿読取装置を示す。原稿読取装置Rは、上ユニ
ット32と下ユニット33との2つのユニットからな
る。上ユニット32は、シート原稿2をセットするシー
ト原稿セット部RAと、シート原稿2を給紙し搬送する
給紙部RBと、シート原稿2を読み取るシート原稿読取
部RCと、ブック原稿24を読み取るコンタクトガラス
23を含むブック原稿読取部RDと、シート原稿2を排
紙する排紙部REとを具備する。下ユニット33は、ブ
ック原稿24をセットするブック原稿セット部RFを具
備する。
【0011】上ユニット32は、コンタクトガラス23
を境に下ユニット33に対して開閉自在である。
【0012】以下、上記のシート原稿セット部RA、給
紙部RB、シート原稿読取部RC、ブック原稿読取部R
D、排紙部RE及びブック原稿セット部RFについて順
次説明する。
【0013】シート原稿セット部RAは、シート原稿2
を載置するテーブル1と、テーブル1の先端部に配置さ
れテーブル1上のシート原稿2の有無を検知するセット
センサー3と、テーブル1にセットされたシート原稿2
の先端部に当接してその先端位置を揃えるガイド板48
と、図示しないスタートボタンを押したときにテーブル
1にセットされたシート原稿2を押圧する所定角度回動
自在な呼出しレバー30とを有する。
【0014】給紙部RBは、呼出しレバー30で押圧さ
れたシート原稿2の下方に配置され図示しない一回転駆
動装置によって一回転し最下位のシート原稿2を一枚だ
け分離して給送する呼出しコロ29と、ガイド板48の
後方に配置され呼出しコロ29によって給送されたシー
ト原稿2を受け入れ搬送する分離コロ対4と、分離コロ
対4によって搬送されたシート原稿2を受け入れ搬送す
るプルアウトコロ対5と、プルアウトコロ対5により搬
送されたシート原稿2の先端を検知する分離センサー6
と、プルアウトコロ対5により搬送されたシート原稿2
を受け入れ搬送する搬送コロ対7と、搬送コロ対7によ
って搬送されたシート原稿2を受け入れ搬送するレジス
トコロ対9とを有する。
【0015】また、給紙部RBには、分離コロ対4から
プルアウトコロ対5に到るシート原稿2の通路として、
湾曲したガイド板(図示しない)によりシート原稿2の
画像面を反転する搬送路19が形成され、この搬送路1
9は搬送コロ対7へつながっている。搬送コロ対7から
レジストコロ対9に到るシート原稿2の通路として、搬
送路Aが形成されている。搬送コロ対7の下方には、レ
ジストコロ対9から逆行するシート原稿2を受け入れ搬
送する反転コロ対18が配設されている。反転コロ対1
8から搬送コロ対7までには、湾曲したガイド板(図示
しない)によりシート原稿2の画像面を反転する反転路
Cが形成されている。レジストコロ対9から反転コロ対
18を経由し搬送コロ対7に到るシート原稿2の通路と
して、搬送路Aとは別の横向きのJ字状をなす反転部搬
送路20が形成され、搬送コロ対7において搬送路Aと
つながるループ通路の一部をなしている。
【0016】搬送路Aと反転部搬送路20とに挾まれた
レジストコロ対9の近傍には、分岐爪17が設けられて
いる。分岐爪17は、シート原稿2の進路をシート原稿
読取部RC或いは反転部搬送路20へ切り替える機能を
持っている。分岐爪17は、図示しない原稿搬送制御装
置によって実線で示す位置と二点鎖線で示す位置とに選
択的に所定角度回動するように設けられている。
【0017】次に、シート原稿読取部RCについて説明
する。レジストコロ対9の右側近傍には、シート原稿2
検知用の孔37を有する上ガイド板11が配設されてい
る。上ガイド板11の下面は、光が乱反射する反射率の
高い白色に着色されている。上ガイド板11の下方に
は、孔37と鉛直方向に一致する孔36を有する下ガイ
ド板13が上ガイド板11と所定の間隔を置いて略平行
に配置されている。上ガイド板11の孔37と下ガイド
板孔36とは鉛直線上に設けられている。反射板孔37
の上方には、ブック原稿検知手段を構成するフォトイン
タラプタ式のブックセンサー26及びシート原稿の先端
を検知するレジストセンサー8が併設されている。下ガ
イド板13の右端には、シート原稿2の読取り部を構成
するシート原稿用のコンタクトガラス10が配設されて
いる。
【0018】コンタクトガラス10とコンタクトガラス
23との間には、シート原稿2又はブック原稿24を選
択的に読み取るための読取手段としての読取り装置22
が設けられている。読取り装置22は、シート原稿2を
読み取るときとブック原稿24を読み取るときとでは図
示しないスキャナ反転モータ(後述するスキャナ反転モ
ータ418)によってその上下の向きが反転し、ブック
原稿24を読み取るときは、図示しないスキャナ駆動モ
ータ(後述するスキャナ駆動モータ420)によってコ
ンタクトガラス23に沿って往復動する。
【0019】次に、読取り装置22の構成を説明する。
図7において、符号41は上部に開口部41aを有する
円筒状のケースを示す。このケース41はその中心軸線
を中心に180°回転し得るように装置に取り付けられ
ている。ケース41の中心部から開口部41aにかけて
等倍結像素子アレイ44が配置されている。等倍結像素
子アレイ44の両側には原稿照明用の白色光を発する光
源42が配置されている。各光源42の下方には、これ
ら光源42の周囲下方を覆う反射板43がそれぞれ配置
されている。反射板43は、開口部41a上方に位置す
る露光中心42a上の所定位置に光源42の光を帯状に
集光する形状に定められている。等倍結像素子アレイ4
4の結像面には等倍CCD45が配置されており、シー
ト原稿2又はブック原稿24の画像情報が読み取られ
る。
【0020】図1において、ブック原稿24用のコンタ
クトガラス23は、その両側をコンタクトガラス枠39
で支持されている。読取り装置22(実線で示す)の図
において右側には、読取り装置22のホームポジション
を検知するためのホームポジションセンサー27が、こ
のホームポジションセンサー27と対向する左側には、
読取り装置22(2点鎖線で示す)の往復動のリターン
位置を検知するためのリターンセンサー28がそれぞれ
配置されている。
【0021】ブック原稿読取部RDは、読取り装置2
2、コンタクトガラス23、コンタクトガラス枠39、
ホームポジションセンサー27及びリターンセンサー2
8から主に構成されている。
【0022】次に、排紙部REについて説明する。上ガ
イド板11及びコンタクトガラス10の下流には、レジ
ストコロ対9で搬送され読み取りを終えたシート原稿2
を受け入れ搬送する搬送コロ対12が配設されている。
搬送コロ対12の下流には、湾曲したガイド板(図示し
ない)によりシート原稿2を反転する排紙部搬送路21
が形成されている。排紙部搬送路21の略中央部には、
シート原稿2の排出を検知するための排紙センサー15
が配設されている。排紙部搬送路21の終端には、搬送
コロ対12で搬送されシート原稿2を受け入れ搬送する
排紙コロ対14が配設されている。排紙コロ対14の出
口側には、読み取りの終了したシート原稿2を積載収容
するためのスタッカー16が配設されている。
【0023】次に、ブック原稿セット部RFについて説
明する。図1及び図8において、符号25は、ブック原
稿24を置くための方形のブックテーブルを示す。図8
に示すようにブックテーブル25は、その上面がコンタ
クトガラス23より少し高い位置を占める厚さを有し、
シート原稿2を一枚載せた場合でもコンタクトガラス2
3との密着性が良くなるようになっている。ブックテー
ブル25の材質は弾性体からなり、ブック原稿24のよ
うな厚物原稿の厚みを吸収できるようになっている。ブ
ックテーブル25は、ブックテーブル基台33aによっ
てその底面及び四面を囲まれるように支持されている。
ブックテーブル25の少なくとも上面は、ブック原稿2
4に対し光の反射率の異なる色、例えば、黄色に着色さ
れている。
【0024】ブックテーブル25に隣接する位置には、
ブック原稿24を位置決めするための原稿スケール31
がブックテーブル基台33aに対して上下動自在に配置
されている。原稿スケール31は、剛体からなりシート
原稿読取部RCのホームポジションに位置する読取り装
置22の直下に対応する位置に配置されている。原稿ス
ケール31の上面は、図8に示すように、ブックテーブ
ル25の上面より少し高い位置を占めており、ブックテ
ーブル25上にブック原稿24をセットしやすいように
なっていて、光の反射率の低い黒色に着色されている。
原稿スケール31の下部には、弾性体からなる原稿スケ
ール台34が配置され、上ユニット32で下ユニット3
3を閉じたときに原稿スケール31の上面がブック原稿
24の画像面と同じ高さになるまで原稿スケール31が
降下し得るようになっている。
【0025】ブックテーブル25の下ガイド板13の孔
36の真下に対応する部位にはブックテーブル25を上
下に貫通するブックテーブル孔35が開けられている。
ブックテーブル孔35の底部には、シート原稿読取部R
C側に設けられたブックセンサー26と対をなしブック
原稿検知手段を構成するフォトインタラプタ式のブック
センサー26が配設されており、このセンサーによりブ
ックテーブル25にセットされる原稿類の厚さに左右さ
れずに原稿のセットが検知される。ブックテーブル基台
33aの原稿スケール31と反対の端部には、上ユニッ
ト32の開閉を検知するための開閉センサー40が配設
されている。
【0026】次に、下ユニット33に対する上ユニット
32の開閉機構について説明する。図9は図1を右方か
ら見たときの側面を示す。図9において、符号46は上
下両ユニットを連結するリンクを示す。リンク46は、
下ユニット33及び上ユニット32と共に4節リンク機
構を構成し、この4節リンク機構からなる開閉機構は、
下ユニット33に対して上ユニット32を平行移動自在
に支持する。
【0027】図1及び図9に示す下ユニット33の下部
の図示しない複写機本体の上部の所定位置には、図5に
示す操作部400が設けられている。操作部400は、
モードクリアキー401と、ブック原稿24の読み取り
を行う入力のためのブックモードキー403とシート原
稿2の読み取りを行う入力のためのシートモードキー4
04とを有するモード選択キー402と、コピー枚数や
コピー倍率の入力を行うためのテンキー405と、原稿
の読み取り及びコピーのスタートを入力するためのプリ
ントキー406と、各種警告表示等を行う表示部407
とから構成されている。ここで、モード選択キーは図5
のブックモードキー403とシートモードキー404と
のように別々に設けられている物に限らず、1個のみで
オン/オフして両モードを切り換えても良いことは言う
までもない。
【0028】次に、図6に基づいて、この実施例の制御
手段及びその制御内容について説明する。同図におい
て、メイン制御基板410は、以下説明する、操作部、
外部インターフェース、スキャナ制御回路及びADF制
御板の間で、指令信号及びデータを送受信し、装置全体
のシステムを制御している。
【0029】操作部400は、ブックモードキー40
3、プリントキー406等の押下操作によりそのオン/
オフ出力データ(信号)をメイン制御基板410に送信
したり、或いはメイン制御基板410からの指令信号を
受信して表示部407に各種警告等の表示を実行した
り、メイン制御基板410との間においてデータ或いは
指令信号の送受信を行う。外部インターフェース412
は、ADF(自動原稿給送装置)、ソーター等の周辺機
器であり、メイン制御基板410と接続されており、デ
ータ或いは指令信号の送受信を行う。
【0030】ADF制御板413は、レジストセンサー
8及びブックセンサー26等の各種センサー414のオ
ン/オフ出力データ、或いは、開閉センサー40のオン
/オフ出力データを受信する。一方、ADF制御板41
3は、搬送コロ対7等を駆動する図示しない給紙モータ
及びレジストコロ対9や排紙コロ対14等を駆動する図
示しない搬送排紙モータ等の給紙・搬送・排紙モータ4
15を制御する。また、ADF制御板413は、分岐爪
17を変位させる図示しないソレノイド等の各種ソレノ
イド416を制御する。ADF制御板413は、メイン
制御基板410と接続されており、データ或いは指令信
号の送受信を行う。
【0031】スキャナ制御回路417は、ホームポジシ
ョンセンサー27やリターンセンサー28のオン/オフ
出力データを受信する。スキャナ制御回路417は、読
取り装置22を反転させる図示しないスキャナ反転モー
タ418を制御する。スキャナ反転モータ418の反転
駆動動作は、エンコーダ419で検知され、その検知信
号はスキャナ制御回路417へ符号化された出力データ
として送信される。同様に、スキャナ制御回路417
は、読取り装置22をブック原稿24のサイズ及び画像
読み取りを行うためにコンタクトガラス23上に往復走
査させる図示しないスキャナ駆動モータ420を制御す
る。スキャナ駆動モータ420の駆動動作はエンコーダ
421で検知され、その検知信号はスキャナ制御回路4
17へ符号化された出力データとして送信される。スキ
ャナ制御回路417は、安定器422を通して読取り装
置22の光源42(以下、「蛍光灯42」とする)の照
射タイミング、照射時間等を制御する。そして、スキャ
ナ制御回路417は、蛍光灯42の熱を感知し、その光
量を一定にする蛍光灯ヒータサーミスタ423を制御し
ており、その出力データを受信する。さらに、スキャナ
制御回路417は、後述するメモリユニット426と接
続されており、データ或いは指令信号の送受信を行う。
【0032】一方、シート原稿2又はブック原稿24の
画像情報は、読取り装置22の等倍CCD45で読み込
まれ、そのアナログ画像信号がIPP(イメージプリプ
ロセッサ)424に送信される。IPP424は、CC
D45からのアナログ画像信号を受信し、増幅、光量補
正及びA/D変換し、そのデジタル画像信号をIPU
(イメージプロセスユニット)425に送信する。IP
U425は、IPP424からのデジタル画像信号を受
信し、周知の諸回路(MTF補正回路、変倍回路、γ補
正回路等)を介して得られたデジタル画像信号をデータ
切り替え用スイッチにより選択出力し、メモリユニット
426に送信する。メモリユニット426は、IPU4
25からのデジタル画像信号データを一時記憶すると共
に、IPU425を制御する。また、メモリユニット4
26は、読み込まれたデジタル画像信号データを光ディ
スク等からなる外部記憶装置427へ送信して記憶させ
たり、随時、外部記憶装置427より必要なデジタル画
像信号データを受信する。
【0033】次に、原稿読取装置Rの動作について図1
を参照して説明する。
【0034】まず、テーブル1にシート原稿2をセット
する。テーブル1上のシート原稿2はセットセンサー3
によって検知され、シート原稿2はその先端がガイド板
48に当接して所定の位置にセットされる。図示しない
スタートボタンを押すと呼出しレバー30が矢印の方向
に動作してシート原稿2を押圧する。呼出しレバー30
の押圧動作終了後、呼出しコロ29が、図示しない一回
転駆動装置によって一回転して、最下位のシート原稿2
一枚を分離して分離コロ対4に送り込み、そのシート原
稿2はプルアウトコロ対5に送り込まれ、シート原稿2
の先端が分離センサー6によって検知される。この検知
に基づいて分離コロ対4の駆動は停止する。
【0035】次に、分離されたシート原稿2は、給紙部
搬送路19を通り搬送コロ対7によって搬送路Aを通っ
てレジストコロ対9へ向かう。このとき、分岐爪17は
実線の位置にあり、シート原稿2をレジストコロ対9に
導く。シート原稿2の先端をレジストセンサー8が検知
すると、シート原稿2の画像読み取りに入る。そして、
図示しない原稿搬送制御装置によって読取り装置22の
露光中心42aまでシート原稿2の先端が搬送された所
で画像読み取りが開始され、シート原稿2の後端をレジ
ストセンサー8が検知すると、その後端が露光中心42
aに来た時点で画像読み取りは終了する。読み取りが終
了したシート原稿2は、搬送コロ対12と排紙コロ対1
4とによって搬送されスタッカー16へ排出される。シ
ート原稿2のスタッカー16への排出は排紙センサー1
5で検知される。
【0036】2枚目以降の後続シート原稿2は、先行す
るシート原稿2の後端を分離センサー6が検知したと
き、以上の給送動作が繰り返されることにより給紙され
る。シート原稿2がテーブル1上からなくなった状態は
セットセンサー3によって検知される。
【0037】次に表裏両面に画像を有する両面シート原
稿の搬送及び読み取り動作について説明する。搬送路A
を通過した両面シート原稿の後端をレジストセンサー8
が検知して、画像読み取りが終了した時点で搬送コロ対
12、排紙コロ対14及びレジストコロ対9が逆転を開
始し、それと同時に分岐爪17が、図示の実線位置から
二点鎖線の位置に変位する。反転コロ対18も前記の逆
転と同時に同方向に回転する。この時点においては、裏
面の画像読み取りは未だ開始されていない。両面シート
原稿は、分岐爪17の前記通路切り替えにより反転コロ
対18により搬送され、反転路Cを通って搬送コロ対7
により搬送路Aに搬送される。両面シート原稿の後端
(表面の画像読み取り時の先端)がレジストコロ対9を
通過した時点で、その後端(表面の画像読み取り時の先
端)をレジストセンサー8が検知して、分岐爪17は図
示の実線の位置に復帰する。それと同時に、レジストコ
ロ対9、搬送コロ対12及び排紙コロ対14も正転に戻
り、反転した両面シート原稿はその後端を先頭にして再
度レジストコロ対9によりシート原稿読取部RCへ搬送
されて、裏面の画像読み取りが開始される。この読み取
り動作は、片面に画像を有するシート原稿2と同じであ
る。両面シート原稿の裏面の画像読み取りが終了すると
前述のシート原稿2と同じ動作で排紙される。後続の両
面シート原稿は、先行する両面シート原稿の表面の読み
取り動作で、その後端をレジストセンサー8が検知した
時点で給紙される。
【0038】次に、読取り装置22の読み取り動作につ
いて図1乃至図6を参照して説明する。図1において、
片面シート原稿及び両面シート原稿の読み取り時におい
ては、読取り装置22の開口部41aは上向きであり、
ブック原稿24の読み取り時においては、矢印38方向
に180°回転して読取り装置22の開口部41aが下
向きになる。
【0039】図2は、実施例のブック原稿24のセット
有無状態をチエックする処理動作フローのメインルーチ
ンを示す。同図のステップ100において、オペレータ
ーによりこの装置の電源がオンされるとステップ110
に進み、周知のCPUの初期設定がされる。ステップ1
20において、電源オンフラグが1にセットされ、ステ
ップ130において、図6に示す各種センサー414等
の入力信号の入力チェックを行うサブルーチンの処理動
作に進み、さらにブックセットチェック1からブックセ
ットチェック2の各サブルーチンの処理動作に進む(ス
テップ140乃至150参照)。
【0040】図3は、実施例のブックセットチェック1
の処理動作フローを示しており、ステップ200におい
て、この装置の電源がオンされたときにセットされるフ
ラグを判定する。このフラグは図2のメインルーチンの
ところで1にセットされる。電源オンフラグセットは、
サブルーチンのブックセットチェック1を判定したとき
に、0にリセットされる。ステップ200において、電
源オンフラグが1ならば、ステップ210に進み、リフ
トチェックフラグが1か否かが判定される。このリフト
チェックフラグは下ユニット33から上ユニット32
(のブック原稿読取部RD)を開放して、ブック原稿セ
ット部RFにブック原稿24をセットしたかを判定する
フラグであり、図示しない他のサブルーチンでセットさ
れる。
【0041】リフトチェックフラグに1がフラグセット
される場合は、下ユニット33から上ユニット32が開
放されずに(下ユニット33が上ユニット32で閉じら
れたままの状態)ブック原稿24がセットされたままの
場合と、下ユニット33から上ユニット32が開放され
ずにブック原稿24がセットされていない場合とがあ
る。前者の場合としては、前にコピーした者がブック原
稿セット部RFにブック原稿24を置き忘れてセットさ
れたままの状態が、後者の場合としては、初めからブッ
ク原稿セット部RFにブック原稿24がセットされてい
なかった状態がそれぞれあてはまる。リフトチェックフ
ラグに0がフラグセットされる場合は、下ユニット33
から上ユニット32(のブック原稿読取部RD)を開放
してブック原稿24をセットしたときフラグ未セットと
なる。リフトチェックフラグに1がフラグセットされた
ときは、ステップ220に進む。
【0042】ステップ220において、ブックセンサー
26によりブック原稿24のセット有無が検知される。
ブックセンサー26がオンのときはブック原稿24がセ
ットされている状態を、ブックセンサー26がオフのと
きはブック原稿24がセットされていない状態をそれぞ
れ示す。ブックセンサー26がオンのとき、ステップ2
30に進み、モード選択キー402のブックモードキー
403のオン/オフによりブックモードが選択されたか
否かが判定される。ブックモードキー403オンにより
ブックモードが選択されたときは、ステップ240に進
み、電源オンフラグが0にリセットされてステップ25
0へ進む。ステップ250において、ブック原稿24を
取り忘れている等の警告表示が表示部407になされ
て、読取り装置22の読み取り動作等が停止する。ここ
で、ステップ250とステップ260の動作は略同時に
実行される。ステップ210,220及び230におい
て、ノーの場合は、電源オンフラグが0にリセットされ
る。
【0043】図4は、実施例のブックセットチェック2
の処理動作フローを示しており、図3のブックセットチ
ェック1の処理動作フローに対して、ステップ200及
び240の電源オンフラグの設定が無いことと、ステッ
プ230のブックモードキー403オンによりブックモ
ードが選択されたときはプリントキー406がオンされ
たか否かの判定に進むこととが相違する。すなわち、ブ
ックモードキー403オンによりブックモードが選択さ
れた後に、プリントキー406がオンされたときには、
ブック原稿24を取り忘れている等の警告表示が表示部
407になされて、読取り装置22の読み取り動作等が
停止する。
【0044】前述のブックセットチェック1及び2の処
理動作後において、上ユニット32を下ユニット33か
ら持ち上げ、コピーを行うブック原稿24をブックテー
ブル25上にその原稿画像面を上向きにセットし上ユニ
ット32を押し下げて下ユニット33を閉じる。する
と、ブックセンサー26によりブック原稿24のセット
が検知される。
【0045】プリントキー406を押すと読取り装置2
2の向きが判定される。この読取り装置22の向きが上
向きか下向きかの判断は、読取り装置22が上ガイド板
11の反射面又は原稿スケール31の上面の何れを読み
取ったかによって行われる。図1の場合、読取り装置2
2は上向きであり、上ガイド板11の反射面は白色で原
稿スケール31上面の黒色よりも反射率が高いので、こ
のような場合、すなわち、ブックセンサー26によりブ
ック原稿24が検知されたにもかかわらず、原稿スケー
ル31よりも高い反射率が検知された場合は、ブック原
稿24の読み取りのために読取り装置22が180°反
転してその開口部41aを下向きにする。そしてブック
原稿24の読み取り動作に入る。下向きになった読取り
装置22は、そのホームポジションから矢印D方向に移
動してブック原稿24のサイズを検知する。リターンセ
ンサー28が読取り装置22を検知すると、読取り装置
22は逆方向(矢印E方向)に移動し、ブック原稿24
を走査して画像読み取りを行う。前述のサイズ読み取り
により画像読み取りは、ブック原稿24のサイズ分だけ
行われる。読取り装置22がホームポジションに移動す
ると、ホームポジションセンサー27で読取り装置22
が検知されその位置で停止する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、原稿読取装置の電源を入れたときに、ブッ
ク原稿セット部にブック原稿がセットされたままの場合
(前にコピーした者がブック原稿をブック原稿セット部
に取り忘れた場合等)であって、ブックモードキーの入
力によりブックモードが選択されたときには、表示手段
が警告表示を行うと共に、読取手段がブック原稿の読み
取り動作を停止するので、ミスコピーが無くなる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、ブック原稿
セット部にブック原稿がセットされていない場合であっ
て、ブックモードキーの入力によりブックモードが選択
された後にプリントキーが入力されたときには、表示手
段が警告表示を行うと共に、読取手段がブック原稿の読
み取り動作を停止するので、ミスコピーが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用される原稿読取装置の
全体構成図である。
【図2】本発明の実施例の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の実施例の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の実施例の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の実施例の操作部を示す平面図である。
【図6】本発明の実施例が適用される原稿読取装置の電
装ブロック図である
【図7】図1の読取り装置の内部構成を示す断面図であ
る。
【図8】ブック原稿がセットされていない状態を示す下
ユニットの断面図である。
【図9】下ユニットに対する上ユニットの開閉機構を示
す側面図である。
【符号の説明】
R 原稿読取装置 RA シート原稿セット部 RC シート原稿読取部 RD ブック原稿読取部 RF ブック原稿セット部 2 シート原稿 22 (読取手段としての)読取り装置 23 コンタクトガラス 24 ブック原稿 26 (ブック原稿検知手段としての)ブックセンサー 32 上ユニット 33 下ユニット 40 開閉センサー 400 操作部 403 ブックモードキー 406 プリントキー 407 (表示手段としての)表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 元哉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 佐伯 司郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 広瀬 明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読み取るべきブック原稿をセットするブッ
    ク原稿セット部と、ブック原稿の画像を読み取る読取手
    段を持ったブック原稿読取部とを有し、 前記ブック原稿のセット有無を検知するブック原稿検知
    手段と、前記ブック原稿の読み取りを行う入力のための
    ブックモードキーと、警告表示を行う表示手段とを有す
    る原稿読取装置であって、 前記原稿読取装置の電源を入れたときに、前記ブック原
    稿セット部に前記ブック原稿がセットされたままの場合
    であって前記ブックモードキーの入力により前記ブック
    モードが選択されたときには、前記表示手段が前記警告
    表示を行うと共に、前記読取手段が前記ブック原稿の読
    み取り動作を停止することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】読み取るべきブック原稿をセットするブッ
    ク原稿セット部と、ブック原稿の画像を読み取る読取手
    段を持ったブック原稿読取部とを有し、 前記ブック原稿のセット有無を検知するブック原稿検知
    手段と、前記ブック原稿の読み取りを行う入力のための
    ブックモードキーと、前記ブック原稿のコピーを行う入
    力のためのプリントキーと、警告表示を行う表示手段と
    を有する原稿読取装置であって、 前記ブック原稿セット部に前記ブック原稿がセットされ
    ていない場合であって前記ブックモードキーの入力によ
    り前記ブックモードが選択された後に前記プリントキー
    が入力されたときには、前記表示手段が前記警告表示を
    行うと共に、前記読取手段が前記ブック原稿の読み取り
    動作を停止することを特徴とする原稿読取装置。
JP4249858A 1992-09-18 1992-09-18 原稿読取装置 Pending JPH06105075A (ja)

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