JPH06105083A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH06105083A
JPH06105083A JP4249859A JP24985992A JPH06105083A JP H06105083 A JPH06105083 A JP H06105083A JP 4249859 A JP4249859 A JP 4249859A JP 24985992 A JP24985992 A JP 24985992A JP H06105083 A JPH06105083 A JP H06105083A
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JP
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book
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Application number
JP4249859A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoya Sano
元哉 佐野
Takashi Taruki
隆志 樽木
Shiro Saeki
司郎 佐伯
Akira Hirose
明 広瀬
Shinji Imoto
晋司 井本
Yukitaka Nakazato
幸孝 中里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート原稿とブック原稿とが混在していても
容易に、かつ、効率の良いコピー作業のための原稿読み
取りが行える原稿読取装置を提供する。 【構成】 読み取るべきシート原稿2をセットするシー
ト原稿セット部RAと、シート原稿2の画像を読み取る
シート原稿読取部RCと、読み取るべきブック原稿24
をセットするブック原稿セット部RFと、ブック原稿2
4を走査してブック原稿24の画像又はサイズを選択的
に読み取る読取手段22を持ったブック原稿読取部RD
とを有し、画像を読み取るときとサイズを読み取るとき
との読取手段22の走査の方向が同じで、その向きが異
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート原稿及びブック
原稿をコピー処理する複写機等の画像形成装置に適用さ
れる原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機でコピーを取ろうとする場
合、シート原稿とブック原稿とは同一のセット部位にセ
ットされてコピーされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コピーを取り
たい原稿の中にシート原稿とブック原稿とが混在してい
た場合、オペレーターのコピー作業は非常に煩雑であっ
た。特に、ブック原稿をコピーするときには、ブック原
稿の見開き画像面を引っくり返さねばならず、厚手のブ
ック原稿のコピーーはオペレーターにとって大変面倒で
あった。
【0004】したがって、本発明は以上の問題点を解決
するために、シート原稿とブック原稿とが混在していて
も容易に、かつ、効率の良いコピー作業のために原稿の
読み取りが行える原稿読取装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
前述した目的を達成するためになされたものであり、読
み取るべきシート原稿をセットするシート原稿セット部
と、前記シート原稿の画像を読み取るシート原稿読取部
と、読み取るべきブック原稿をセットするブック原稿セ
ット部と、前記ブック原稿を走査して前記ブック原稿の
画像又はサイズを選択的に読み取る読取手段を持ったブ
ック原稿読取部とを有し、前記画像を読み取るときと前
記サイズを読み取るときとの前記読取手段の走査の方向
が同じで、その向きが異なる構成としている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の原
稿読取装置において、前記原稿読取装置には前記ブック
原稿のセット有無を検知するブック原稿検知手段が設け
られており、前記サイズ読み取りは、前記ブック原稿検
知手段の出力により前記ブック原稿が前記ブック原稿セ
ット部にセットされる毎に1回行う構成としている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の原
稿読取装置において、前記原稿読取装置は下ユニットと
この下ユニットに対して開閉自在の上ユニットとからな
り、前記下ユニットに前記ブック原稿セット部が設けら
れており、前記ブック原稿が前記ブック原稿セット部に
セットされたままの状態で前記ブック原稿の画像読み取
りが複数回行われる場合には、2回目以降の前記画像読
み取りは、前記開閉動作に連動して自動的に開始する構
成としている。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1記載の原
稿読取装置において、前記原稿読取装置には前記ブック
原稿のセット有無を検知するブック原稿検知手段と、前
記読取手段の前記サイズ読み取り用のサイズ読取用ホー
ムポジションと、前記読取手段の前記画像読み取り用の
画像読取用ホームポジションとが設けられており、前記
ブック原稿セット部に前記ブック原稿がセットされたま
まのときと、前記ブック原稿セット部から一度前記ブッ
ク原稿が外されて再度セットされたときとで、前記ブッ
ク原稿検知手段の出力により前記読取手段のホームポジ
ションを前記画像読取用ホームポジション又は前記サイ
ズ読取用ホームポジションに可変する構成としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、読み取るべきシ
ート原稿をセットするシート原稿セット部と、シート原
稿の画像を読み取るシート原稿読取部と、読み取るべき
ブック原稿をセットするブック原稿セット部と、ブック
原稿を走査してブック原稿の画像又はサイズを選択的に
読み取る読取手段を持ったブック原稿読取部とを有し、
ブック原稿の画像を読み取るときとブック原稿のサイズ
を読み取るときとの読取手段の走査の方向が同じで、そ
の向きが異なる構成としているので、読取手段のホーム
ポジション動作が省略される。
【0010】請求項2記載の発明によれば、原稿読取装
置にはブック原稿のセット有無を検知するブック原稿検
知手段が設けられており、ブック原稿のサイズ読み取り
は、ブック原稿検知手段の出力によりブック原稿がブッ
ク原稿セット部にセットされる毎に1回行う構成として
いるので、ブック原稿のサイズが同じ場合(同一のブッ
ク原稿で頁のみめくられた場合)にはそのサイズの読み
取りが省略される。
【0011】請求項3記載の発明によれば、原稿読取装
置は下ユニットとこの下ユニットに対して開閉自在の上
ユニットとからなり、下ユニットにブック原稿セット部
が設けられており、ブック原稿がブック原稿セット部に
セットされたままの状態でブック原稿の画像読み取りが
複数回行われる場合(画像読み取りが同一のブック原稿
で頁のみめくられた場合)には、2回目以降の画像読み
取りは、開閉動作に連動して自動的に開始される。
【0012】請求項4記載の発明によれば、原稿読取装
置にはブック原稿のセット有無を検知するブック原稿検
知手段と、読取手段のサイズ読み取り用のサイズ読取用
ホームポジションと、読取手段の画像読み取り用の画像
読取用ホームポジションとが設けられており、ブック原
稿セット部にブック原稿がセットされたままのときと、
ブック原稿セット部から一度ブック原稿が外されて再度
セットされたときとで、ブック原稿検知手段の出力によ
り読取手段のホームポジションを画像読取用ホームポジ
ション又はサイズ読取用ホームポジションに可変する構
成としているので、画像読取用ホームポジション又はサ
イズ読取用ホームポジションを早期より選択可能とな
り、複数頁の画像読み取りする際のホームポジションへ
の移動動作がコピー開始前に行われる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例について添付図面を参照して
詳述する。
【0014】まず、図1を参照してこの実施例の全体構
成について説明する。同図において、符号Rは本発明に
おける原稿読取装置を示す。原稿読取装置Rは、上ユニ
ット32と下ユニット33との2つのユニットからな
る。上ユニット32は、シート原稿2をセットするシー
ト原稿セット部RAと、シート原稿2を給紙し搬送する
給紙部RBと、シート原稿2を読み取るシート原稿読取
部RCと、ブック原稿24を読み取るコンタクトガラス
23を含むブック原稿読取部RDと、シート原稿2を排
紙する排紙部REとを具備する。下ユニット33は、ブ
ック原稿24をセットするブック原稿セット部RFを具
備する。
【0015】上ユニット32は、コンタクトガラス23
を境に下ユニット33に対して開閉自在である。
【0016】以下、上記のシート原稿セット部RA、給
紙部RB、シート原稿読取部RC、ブック原稿読取部R
D、排紙部RE及びブック原稿セット部RFについて順
次説明する。
【0017】シート原稿セット部RAは、シート原稿2
を載置するテーブル1と、テーブル1の先端部に配置さ
れテーブル1上のシート原稿2の有無を検知するセット
センサー3と、テーブル1にセットされたシート原稿2
の先端部に当接してその先端位置を揃えるガイド板48
と、図示しないスタートボタンを押したときにテーブル
1にセットされたシート原稿2を押圧する所定角度回動
自在な呼出しレバー30とを有する。
【0018】給紙部RBは、呼出しレバー30で押圧さ
れたシート原稿2の下方に配置され図示しない一回転駆
動装置によって一回転し最下位のシート原稿2を一枚だ
け分離して給送する呼出しコロ29と、ガイド板48の
後方に配置され呼出しコロ29によって給送されたシー
ト原稿2を受け入れ搬送する分離コロ対4と、分離コロ
対4によって搬送されたシート原稿2を受け入れ搬送す
るプルアウトコロ対5と、プルアウトコロ対5により搬
送されたシート原稿2の先端を検知する分離センサー6
と、プルアウトコロ対5により搬送されたシート原稿2
を受け入れ搬送する搬送コロ対7と、搬送コロ対7によ
って搬送されたシート原稿2を受け入れ搬送するレジス
トコロ対9とを有する。
【0019】また、給紙部RBには、分離コロ対4から
プルアウトコロ対5に到るシート原稿2の通路として、
湾曲したガイド板(図示しない)によりシート原稿2の
画像面を反転する搬送路19が形成され、この搬送路1
9は搬送コロ対7へつながっている。搬送コロ対7から
レジストコロ対9に到るシート原稿2の通路として、搬
送路Aが形成されている。搬送コロ対7の下方には、レ
ジストコロ対9から逆行するシート原稿2を受け入れ搬
送する反転コロ対18が配設されている。反転コロ対1
8から搬送コロ対7までには、湾曲したガイド板(図示
しない)によりシート原稿2の画像面を反転する反転路
Cが形成されている。レジストコロ対9から反転コロ対
18を経由し搬送コロ対7に到るシート原稿2の通路と
して、搬送路Aとは別の横向きのJ字状をなす反転部搬
送路20が形成され、搬送コロ対7において搬送路Aと
つながるループ通路の一部をなしている。
【0020】搬送路Aと反転部搬送路20とに挾まれた
レジストコロ対9の近傍には、分岐爪17が設けられて
いる。分岐爪17は、シート原稿2の進路をシート原稿
読取部RC或いは反転部搬送路20へ切り替える機能を
持っている。分岐爪17は、図示しない原稿搬送制御装
置によって実線で示す位置と二点鎖線で示す位置とに選
択的に所定角度回動するように設けられている。
【0021】次に、シート原稿読取部RCについて説明
する。レジストコロ対9の右側近傍には、シート原稿2
検知用の孔37を有する上ガイド板11が配設されてい
る。上ガイド板11の下面は、光が乱反射する反射率の
高い白色に着色されている。上ガイド板11の下方に
は、孔37と鉛直方向に一致する孔36を有する下ガイ
ド板13が上ガイド板11と所定の間隔を置いて略平行
に配置されている。上ガイド板11の孔37と下ガイド
板孔36とは鉛直線上に設けられている。反射板孔37
の上方には、ブック原稿検知手段を構成するフォトイン
タラプタ式のブックセンサー26及びシート原稿の先端
を検知するレジストセンサー8が併設されている。下ガ
イド板13の右端には、シート原稿2の読取り部を構成
するシート原稿用のコンタクトガラス10が配設されて
いる。
【0022】コンタクトガラス10とコンタクトガラス
23との間には、シート原稿2又はブック原稿24を選
択的に読み取るための読取手段としての読取り装置22
が設けられている。読取り装置22は、シート原稿2を
読み取るときとブック原稿24を読み取るときとでは図
示しないスキャナ反転モータ(後述するスキャナ反転モ
ータ418)によってその上下の向きが反転し、ブック
原稿24を読み取るときは、図示しないスキャナ駆動モ
ータ(後述するスキャナ駆動モータ420)によってコ
ンタクトガラス23に沿って往復動する。
【0023】次に、読取り装置22の構成を説明する。
図5において、符号41は上部に開口部41aを有する
円筒状のケースを示す。このケース41はその中心軸線
を中心に180°回転し得るように装置に取り付けられ
ている。ケース41の中心部から開口部41aにかけて
等倍結像素子アレイ44が配置されている。等倍結像素
子アレイ44の両側には原稿照明用の白色光を発する光
源42が配置されている。各光源42の下方には、これ
ら光源42の周囲下方を覆う反射板43がそれぞれ配置
されている。反射板43は、開口部41a上方に位置す
る露光中心42a上の所定位置に光源42の光を帯状に
集光する形状に定められている。等倍結像素子アレイ4
4の結像面には等倍CCD45が配置されており、シー
ト原稿2又はブック原稿24の画像情報が読み取られ
る。
【0024】図1において、ブック原稿24用のコンタ
クトガラス23は、その両側をコンタクトガラス枠39
で支持されている。読取り装置22(実線で示す)の図
において右側には、読取り装置22のホームポジション
を検知するためのホームポジションセンサー27が、こ
のホームポジションセンサー27と対向する左側には、
読取り装置22(2点鎖線で示す)の往復動のリターン
位置を検知するためのリターンセンサー28がそれぞれ
配置されている。
【0025】ブック原稿読取部RDは、読取り装置2
2、コンタクトガラス23、コンタクトガラス枠39、
ホームポジションセンサー27及びリターンセンサー2
8から主に構成されている。
【0026】次に、排紙部REについて説明する。上ガ
イド板11及びコンタクトガラス10の下流には、レジ
ストコロ対9で搬送され読み取りを終えたシート原稿2
を受け入れ搬送する搬送コロ対12が配設されている。
搬送コロ対12の下流には、湾曲したガイド板(図示し
ない)によりシート原稿2を反転する排紙部搬送路21
が形成されている。排紙部搬送路21の略中央部には、
シート原稿2の排出を検知するための排紙センサー15
が配設されている。排紙部搬送路21の終端には、搬送
コロ対12で搬送されシート原稿2を受け入れ搬送する
排紙コロ対14が配設されている。排紙コロ対14の出
口側には、読み取りの終了したシート原稿2を積載収容
するためのスタッカー16が配設されている。
【0027】次に、ブック原稿セット部RFについて説
明する。図1及び図6において、符号25は、ブック原
稿24を置くための方形のブックテーブルを示す。図6
に示すようにブックテーブル25は、その上面がコンタ
クトガラス23より少し高い位置を占める厚さを有し、
シート原稿2を一枚載せた場合でもコンタクトガラス2
3との密着性が良くなるようになっている。ブックテー
ブル25の材質は弾性体からなり、ブック原稿24のよ
うな厚物原稿の厚みを吸収できるようになっている。ブ
ックテーブル25は、ブックテーブル基台33aによっ
てその底面及び四面を囲まれるように支持されている。
ブックテーブル25の少なくとも上面は、ブック原稿2
4に対し光の反射率の異なる色、例えば、黄色に着色さ
れている。
【0028】ブックテーブル25に隣接する位置には、
ブック原稿24を位置決めするための原稿スケール31
がブックテーブル基台33aに対して上下動自在に配置
されている。原稿スケール31は、剛体からなりシート
原稿読取部RCのホームポジションに位置する読取り装
置22の直下に対応する位置に配置されている。原稿ス
ケール31の上面は、図6に示すように、ブックテーブ
ル25の上面より少し高い位置を占めており、ブックテ
ーブル25上にブック原稿24をセットしやすいように
なっていて、光の反射率の低い黒色に着色されている。
原稿スケール31の下部には、弾性体からなる原稿スケ
ール台34が配置され、上ユニット32で下ユニット3
3を閉じたときに原稿スケール31の上面がブック原稿
24の画像面と同じ高さになるまで原稿スケール31が
降下し得るようになっている。
【0029】ブックテーブル25の下ガイド板13の孔
36の真下に対応する部位にはブックテーブル25を上
下に貫通するブックテーブル孔35が開けられている。
ブックテーブル孔35の底部には、シート原稿読取部R
C側に設けられたブックセンサー26と対をなしブック
原稿検知手段を構成するフォトインタラプタ式のブック
センサー26が配設されており、このセンサーによりブ
ックテーブル25にセットされる原稿類の厚さに左右さ
れずに原稿のセットが検知される。ブックテーブル基台
33aの原稿スケール31と反対の端部には、上ユニッ
ト32の開閉を検知するための開閉センサー40が配設
されている。
【0030】次に、下ユニット33に対する上ユニット
32の開閉機構について説明する。図7は図1を右方か
ら見たときの側面を示す。図7において、符号46は上
下両ユニットを連結するリンクを示す。リンク46は、
下ユニット33及び上ユニット32と共に4節リンク機
構を構成し、この4節リンク機構からなる開閉機構は、
下ユニット33に対して上ユニット32を平行移動自在
に支持する。
【0031】次に、原稿読取装置Rの動作について図1
を参照して説明する。
【0032】まず、テーブル1にシート原稿2をセット
する。テーブル1上のシート原稿2はセットセンサー3
によって検知され、シート原稿2はその先端がガイド板
48に当接して所定の位置にセットされる。図示しない
スタートボタンを押すと呼出しレバー30が矢印の方向
に動作してシート原稿2を押圧する。呼出しレバー30
の押圧動作終了後、呼出しコロ29が、図示しない一回
転駆動装置によって一回転して、最下位のシート原稿2
一枚を分離して分離コロ対4に送り込み、そのシート原
稿2はプルアウトコロ対5に送り込まれ、シート原稿2
の先端が分離センサー6によって検知される。この検知
に基づいて分離コロ対4の駆動は停止する。
【0033】次に、分離されたシート原稿2は、給紙部
搬送路19を通り搬送コロ対7によって搬送路Aを通っ
てレジストコロ対9へ向かう。このとき、分岐爪17は
実線の位置にあり、シート原稿2をレジストコロ対9に
導く。シート原稿2の先端をレジストセンサー8が検知
すると、シート原稿2の画像読み取りに入る。そして、
図示しない原稿搬送制御装置によって読取り装置22の
露光中心42aまでシート原稿2の先端が搬送された所
で画像読み取りが開始され、シート原稿2の後端をレジ
ストセンサー8が検知すると、その後端が露光中心42
aに来た時点で画像読み取りは終了する。読み取りが終
了したシート原稿2は、搬送コロ対12と排紙コロ対1
4とによって搬送されスタッカー16へ排出される。シ
ート原稿2のスタッカー16への排出は排紙センサー1
5で検知される。
【0034】2枚目以降の後続シート原稿2は、先行す
るシート原稿2の後端を分離センサー6が検知したと
き、以上の給送動作が繰り返されることにより給紙され
る。シート原稿2がテーブル1上からなくなった状態は
セットセンサー3によって検知される。
【0035】次に表裏両面に画像を有する両面シート原
稿の搬送及び読み取り動作について説明する。搬送路A
を通過した両面シート原稿の後端をレジストセンサー8
が検知して、画像読み取りが終了した時点で搬送コロ対
12、排紙コロ対14及びレジストコロ対9が逆転を開
始し、それと同時に分岐爪17が、図示の実線位置から
二点鎖線の位置に変位する。反転コロ対18も前記の逆
転と同時に同方向に回転する。この時点においては、裏
面の画像読み取りは未だ開始されていない。両面シート
原稿は、分岐爪17の前記通路切り替えにより反転コロ
対18により搬送され、反転路Cを通って搬送コロ対7
により搬送路Aに搬送される。両面シート原稿の後端
(表面の画像読み取り時の先端)がレジストコロ対9を
通過した時点で、その後端(表面の画像読み取り時の先
端)をレジストセンサー8が検知して、分岐爪17は図
示の実線の位置に復帰する。それと同時に、レジストコ
ロ対9、搬送コロ対12及び排紙コロ対14も正転に戻
り、反転した両面シート原稿はその後端を先頭にして再
度レジストコロ対9によりシート原稿読取部RCへ搬送
されて、裏面の画像読み取りが開始される。この読み取
り動作は、片面に画像を有するシート原稿2と同じであ
る。両面シート原稿の裏面の画像読み取りが終了すると
前述のシート原稿2と同じ動作で排紙される。後続の両
面シート原稿は、先行する両面シート原稿の表面の読み
取り動作で、その後端をレジストセンサー8が検知した
時点で給紙される。
【0036】次に、図4に基づいて、この実施例の制御
手段及びその制御内容について説明する。同図におい
て、メイン制御基板410は、以下説明する、操作部、
外部インターフェース、スキャナ制御回路及びADF制
御板の間で、指令信号及びデータを送受信し、装置全体
のシステムを制御している。
【0037】操作部411は、図示しない装置の操作パ
ネル上に設けられたテンキー、表示部等を備え、メイン
制御基板410との間でオン/オフデータ或いは指令信
号の送受信を行う。外部インターフェース412は、A
DF(自動原稿給送装置)、ソーター等の周辺機器であ
り、メイン制御基板410と接続されており、データ或
いは指令信号の送受信を行う。
【0038】ADF制御板413は、レジストセンサー
8及びブックセンサー26等の各種センサー414のオ
ン/オフ出力データ、或いは、開閉センサー40のオン
/オフ出力データを受信する。一方、ADF制御板41
3は、搬送コロ対7等を駆動する図示しない給紙モータ
及びレジストコロ対9や排紙コロ対14等を駆動する図
示しない搬送排紙モータ等の給紙・搬送・排紙モータ4
15を制御する。また、ADF制御板413は、分岐爪
17を変位させる図示しないソレノイド等の各種ソレノ
イド416を制御する。ADF制御板413は、メイン
制御基板410と接続されており、データ或いは指令信
号の送受信を行う。
【0039】スキャナ制御回路417は、ホームポジシ
ョンセンサー27やリターンセンサー28のオン/オフ
出力データを受信する。スキャナ制御回路417は、読
取り装置22を反転させる図示しないスキャナ反転モー
タ418を制御する。スキャナ反転モータ418の反転
駆動動作は、エンコーダ419で検知され、その検知信
号はスキャナ制御回路417へ符号化された出力データ
として送信される。同様に、スキャナ制御回路417
は、読取り装置22をブック原稿24のサイズ及び画像
読み取りを行うためにコンタクトガラス23上に往復走
査させる図示しないスキャナ駆動モータ420を制御す
る。スキャナ駆動モータ420の駆動動作はエンコーダ
421で検知され、その検知信号はスキャナ制御回路4
17へ符号化された出力データとして送信される。スキ
ャナ制御回路417は、安定器422を通して読取り装
置22の光源42(以下、「蛍光灯42」とする)の照
射タイミング、照射時間等を制御する。そして、スキャ
ナ制御回路417は、蛍光灯42の熱を感知し、その光
量を一定にする蛍光灯ヒータサーミスタ423を制御し
ており、その出力データを受信する。さらに、スキャナ
制御回路417は、後述するメモリユニット426と接
続されており、データ或いは指令信号の送受信を行う。
【0040】一方、シート原稿2又はブック原稿24の
画像情報は、読取り装置22の等倍CCD45で読み込
まれ、そのアナログ画像信号がIPP(イメージプリプ
ロセッサ)424に送信される。IPP424は、CC
D45からのアナログ画像信号を受信し、増幅、光量補
正及びA/D変換し、そのデジタル画像信号をIPU
(イメージプロセスユニット)425に送信する。IP
U425は、IPP424からのデジタル画像信号を受
信し、周知の諸回路(MTF補正回路、変倍回路、γ補
正回路等)を介して得られたデジタル画像信号をデータ
切り替え用スイッチにより選択出力し、メモリユニット
426に送信する。メモリユニット426は、IPU4
25からのデジタル画像信号データを一時記憶すると共
に、IPU425を制御する。また、メモリユニット4
26は、読み込まれたデジタル画像信号データを光ディ
スク等からなる外部記憶装置427へ送信して記憶させ
たり、随時、外部記憶装置427より必要なデジタル画
像信号データを受信する。
【0041】次に、原稿読取装置Rの動作について図1
を参照して説明する。
【0042】まず、テーブル1にシート原稿2をセット
する。テーブル1上のシート原稿2はセットセンサー3
によって検知され、シート原稿2はその先端がガイド板
48に当接して所定の位置にセットされる。図示しない
スタートボタンを押すと呼出しレバー30が矢印の方向
に動作してシート原稿2を押圧する。呼出しレバー30
の押圧動作終了後、呼出しコロ29が、図示しない一回
転駆動装置によって一回転して、最下位のシート原稿2
一枚を分離して分離コロ対4に送り込み、そのシート原
稿2はプルアウトコロ対5に送り込まれ、シート原稿2
の先端が分離センサー6によって検知される。この検知
に基づいて分離コロ対4の駆動は停止する。
【0043】次に、分離されたシート原稿2は、給紙部
搬送路19を通り搬送コロ対7によって搬送路Aを通っ
てレジストコロ対9へ向かう。このとき、分岐爪17は
実線の位置にあり、シート原稿2をレジストコロ対9に
導く。シート原稿2の先端をレジストセンサー8が検知
すると、シート原稿2の画像読み取りに入る。そして、
図示しない原稿搬送制御装置によって読取り装置22の
露光中心42aまでシート原稿2の先端が搬送された所
で画像読み取りが開始され、シート原稿2の後端をレジ
ストセンサー8が検知すると、その後端が露光中心42
aに来た時点で画像読み取りは終了する。読み取りが終
了したシート原稿2は、搬送コロ対12と排紙コロ対1
4とによって搬送されスタッカー16へ排出される。シ
ート原稿2のスタッカー16への排出は排紙センサー1
5で検知される。
【0044】2枚目以降の後続シート原稿2は、先行す
るシート原稿2の後端を分離センサー6が検知したと
き、以上の給送動作が繰り返されることにより給紙され
る。シート原稿2がテーブル1上からなくなった状態は
セットセンサー3によって検知される。
【0045】次に表裏両面に画像を有する両面シート原
稿の搬送及び読み取り動作について説明する。搬送路A
を通過した両面シート原稿の後端をレジストセンサー8
が検知して、画像読み取りが終了した時点で搬送コロ対
12、排紙コロ対14及びレジストコロ対9が逆転を開
始し、それと同時に分岐爪17が、図示の実線位置から
二点鎖線の位置に変位する。反転コロ対18も前記の逆
転と同時に同方向に回転する。この時点においては、裏
面の画像読み取りは未だ開始されていない。両面シート
原稿は、分岐爪17の前記通路切り替えにより反転コロ
対18により搬送され、反転路Cを通って搬送コロ対7
により搬送路Aに搬送される。両面シート原稿の後端
(表面の画像読み取り時の先端)がレジストコロ対9を
通過した時点で、その後端(表面の画像読み取り時の先
端)をレジストセンサー8が検知して、分岐爪17は図
示の実線の位置に復帰する。それと同時に、レジストコ
ロ対9、搬送コロ対12及び排紙コロ対14も正転に戻
り、反転した両面シート原稿はその後端を先頭にして再
度レジストコロ対9によりシート原稿読取部RCへ搬送
されて、裏面の画像読み取りが開始される。この読み取
り動作は、片面に画像を有するシート原稿2と同じであ
る。両面シート原稿の裏面の画像読み取りが終了すると
前述のシート原稿2と同じ動作で排紙される。後続の両
面シート原稿は、先行する両面シート原稿の表面の読み
取り動作で、その後端をレジストセンサー8が検知した
時点で給紙される。
【0046】次に、読取り装置22の読み取り動作につ
いて図1、図2及び図3を参照して説明する。図1にお
いて、片面シート原稿及び両面シート原稿の読み取り時
においては、読取り装置22の開口部41aは上向きで
あり、ブック原稿24の読み取り時においては、矢印3
8方向に180°回転して読取り装置22の開口部41
aが下向きになる。
【0047】まず、上ユニット32を下ユニット33か
ら持ち上げ、ブック原稿24をブックテーブル25上に
その原稿画像面を上向きにセットし上ユニット32を押
し下げて下ユニット33を閉じると、図2に示すように
ブック原稿24の画像及びサイズを読み取るブックモー
ドの動作が始まる。同図のステップ100において、下
ユニット33に対する上ユニット32の開閉状態が開閉
センサー40により検知され、そのオン/オフ出力が判
定される。ここで、開閉センサー40がオン出力のとき
は、下ユニット33が上ユニット32で閉じられた場合
を、オフ出力のときは下ユニット33から上ユニット3
2が開放された場合を示す(以降、センサーのオン/オ
フ出力の「出力」を省略する)。開閉センサー40がオ
ンのときは、ステップ110に進み、ブックセンサー2
6によってブック原稿24のセット有無が検知され、そ
のオン/オフが判定される。ここで、ブックセンサー2
6がオンのときは、ブック原稿24がブック原稿セット
部RFにセットされている状態を、オフのときはブック
原稿24がセットされていない状態をそれぞれを示す。
【0048】ブックセンサー26がオンのときは、ステ
ップ120に進み、読取り装置22がブック原稿24の
サイズ読み取りを実行したか否かがフラグによって判定
される。すなわち、サイズ読み取りを1回行う際にサイ
ズ読取フラグに1を立て、それ以降はブックセンサー2
6がオフしない限りサイズ読み取りを行わない(ステッ
プ130参照)。ステップ140に進み、スキャナ駆動
モータ420(図4に示す)によりホームポジションセ
ンサー27がオンするまで読取り装置22が移動され、
ブック原稿24のサイズ読み取りのホームポジション、
すなわちサイズ読取用ホームポジションの所定位置でス
キャナ駆動モータ420の駆動が停止すると共に、読取
り装置22も移動を停止する(ステップ150参照)。
ステップ140において、ホームポジションセンサー2
7がオフの場合には、読取り装置22がスキャナ駆動モ
ータ420(図4に示す)によりホームポジションセン
サー27がオンするまで矢印E方向へ移動される。
【0049】次に、ステップ160に進み、読取り装置
22の等倍CCD45の入力状態により上下の向きが判
定される。図1において、読取り装置22の向きが上向
きか下向きかの判断は、読取り装置22(の等倍CCD
45)が上ガイド板11の反射面又は原稿スケール31
の上面の何れを読み取ったかによって行われる。図1の
場合、読取り装置22は上向きであり、上ガイド板11
の反射面は白色で原稿スケール31上面の黒色よりも反
射率が高いので、このような場合、すなわち、ブックセ
ンサー26によりブック原稿24が検知されたにもかか
わらず、原稿スケール31よりも高い反射率が検知され
た場合(等倍CCD45の入力が白色である場合)は、
スキャナ反転モータ418(図4に示す)により180
°反転させられてその開口部41aを下向きにする。
【0050】等倍CCD45の入力が黒色である場合に
は、読取り装置22の開口部41aが下向きであること
を確認して、ステップ170に進み、スキャナ駆動モー
タ420(図4に示す)により読取り装置22がサイズ
読取用ホームポジションから矢印D方向へ移動し、ブッ
ク原稿24を走査してそのサイズを読み取る(ステップ
180参照)。等倍CCD45の入力が黒色でない場合
は、ステップ165のモードセットのサブルーチンへ戻
り、モードの確認が行われる。ステップ190乃至20
0において、リターンセンサー28が読取り装置22を
検知しオンすると、スキャナ駆動モータ420(図4に
示す)の駆動が停止すると共に、読取り装置22の走査
も停止され、後述するA1の処理動作(図3に示す)へ
進む。リターンセンサー28が読取り装置22を検知し
ないオフの場合は、再度ステップ180に戻る。
【0051】ステップ100において、開閉センサー4
0がオフの場合(上ユニット32が下ユニット33から
開放されている場合)はステップ210に進み、ブック
センサー26がオン(ブック原稿24のセットを検知)
したときには、ステップ220に進みサイズ読取フラグ
が0(ブック原稿24のサイズの読み取りがブック原稿
セット後或いはセットし直し後実行されていない)か否
かを判定する。このサイズ読取フラグが0のときには、
読取り装置22がホームポジションセンサー27によっ
て検知されるまでスキャナ駆動モータ420(図4に示
す)により移動される(ステップ230乃至240参
照)。
【0052】ステップ110及び210において、ブッ
クセンサー26がオフの場合には、ステップ250に進
みサイズ読取フラグに0が設定される。
【0053】ステップ120及び220において、ブッ
ク原稿24のサイズの読み取りが1回実行されサイズ読
取フラグに1が立てられたとき(ブックセンサー26が
オンしっ放しのとき)には、後述するB1の処理動作
(図3に示す)に進む。
【0054】図3において、B1のステップ260乃至
270において、読取り装置22は、リターンセンサー
28がオンするまでスキャナ駆動モータ420(図4に
示す)によって移動され、ブック原稿24の画像読み取
りスキャン開始の許可を待つ。このリターンセンサー2
8によって読取り装置22が検知された位置において、
セットされたブック原稿24の画像読取用ホームポジシ
ョンが設定される。
【0055】ステップ280乃至300において、読み
取りスキャン開始許可(図4において、メモリユニット
426へのブック原稿24の画像情報取り込み終了時に
許可される)で、読取り装置22はスキャナ駆動モータ
420(図4に示す)によって矢印E方向に移動され、
ブック原稿24を走査して画像読み取りを行う。そし
て、ステップ310乃至320において、読取り装置2
2がホームポジションセンサー27によりオン検知され
ることによりスキャナ駆動モータ420(図4に示す)
の駆動停止と共に停止する。ステップ310において、
読取り装置22がホームポジションセンサー27により
検知されないオフの場合は、ステップ300のブック原
稿画像読取り動作に戻る。前述のサイズ読み取りにより
画像読み取りは、ブック原稿24のサイズ分だけ行われ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、読み取るべきシート原稿をセットするシー
ト原稿セット部と、シート原稿の画像を読み取るシート
原稿読取部と、読み取るべきブック原稿をセットするブ
ック原稿セット部と、ブック原稿を走査してブック原稿
の画像又はサイズを選択的に読み取る読取手段を持った
ブック原稿読取部とを有し、ブック原稿の画像を読み取
るときとブック原稿のサイズを読み取るときとの読取手
段の走査の方向が同じで、その向きが異なる構成として
いることにより、読取手段のホームポジション動作が省
略されるので、コピーの読み取りの処理時間が短縮でき
る。
【0057】請求項2記載の発明によれば、原稿読取装
置にはブック原稿のセット有無を検知するブック原稿検
知手段が設けられており、ブック原稿のサイズ読み取り
は、ブック原稿検知手段の出力によりブック原稿がブッ
ク原稿セット部にセットされる毎に一回行う構成として
いることにより、ブック原稿のサイズが同じ場合(同一
のブック原稿で頁のみめくられた場合)にはそのサイズ
の読み取りが省略されるので、コピーの読み取りの処理
時間が短縮できる。
【0058】請求項3記載の発明によれば、原稿読取装
置は下ユニットとこの下ユニットに対して開閉自在の上
ユニットとからなり、下ユニットにブック原稿セット部
が設けられており、ブック原稿がブック原稿セット部に
セットされたままの状態でブック原稿の画像読み取りが
複数回行われる場合(画像読み取りが同一のブック原稿
で頁のみめくられた場合)には、2回目以降の画像読み
取りは、開閉動作に連動して自動的に開始されるので、
効率の良いコピーの読み取り作業ができる。
【0059】請求項4記載の発明によれば、原稿読取装
置にはブック原稿のセット有無を検知するブック原稿検
知手段と、読取手段のサイズ読み取り用のサイズ読取用
ホームポジションと、読取手段の画像読み取り用の画像
読取用ホームポジションとが設けられており、ブック原
稿セット部にブック原稿がセットされたままのときと、
ブック原稿セット部から一度ブック原稿が外されて再度
セットされたときとで、ブック原稿検知手段の出力によ
り読取手段のホームポジションを画像読取用ホームポジ
ション又はサイズ読取用ホームポジションに可変する構
成としていることにより、画像読取用ホームポジション
又はサイズ読取用ホームポジションを早期より選択可能
となり、複数頁の画像読み取りする際のホームポジショ
ンへの移動動作がコピー開始前に行われるので、コピー
の読み取りの処理時間が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用される原稿読取装置の
全体構成図である。
【図2】本発明の実施例の読み取り動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の実施例の読み取り動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】本発明の実施例が適用される原稿読取装置の電
装ブロック図である。
【図5】図1の読取り装置の内部構成を示す断面図であ
る。
【図6】ブック原稿がセットされていない状態を示す下
ユニットの断面図である。
【図7】下ユニットに対する上ユニットの開閉機構を示
す側面図である。
【符号の説明】
R 原稿読取装置 RA シート原稿セット部 RC シート原稿読取部 RD ブック原稿読取部 RF ブック原稿セット部 2 シート原稿 22 (読取手段としての)読取り装置 23 コンタクトガラス 24 ブック原稿 26 (ブック原稿検知手段としての)ブックセンサー 27 ホームポジションセンサー 28 リターンセンサー 32 上ユニット 33 下ユニット 40 開閉センサー 418 スキャナ反転モータ 420 スキャナ駆動モータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G03G 15/04 119 (72)発明者 広瀬 明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 井本 晋司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 中里 幸孝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読み取るべきシート原稿をセットするシー
    ト原稿セット部と、 前記シート原稿の画像を読み取るシート原稿読取部と、 読み取るべきブック原稿をセットするブック原稿セット
    部と、 前記ブック原稿を走査して前記ブック原稿の画像又はサ
    イズを選択的に読み取る読取手段を持ったブック原稿読
    取部とを有し、 前記画像を読み取るときと前記サイズを読み取るときと
    の前記読取手段の走査の方向が同じで、その向きが異な
    ることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の原稿読取装置において、 前記原稿読取装置には前記ブック原稿のセット有無を検
    知するブック原稿検知手段が設けられており、前記サイ
    ズ読み取りは、前記ブック原稿検知手段の出力により前
    記ブック原稿が前記ブック原稿セット部にセットされる
    毎に1回行うことを特徴とする原稿読取装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の原稿読取装置において、 前記原稿読取装置は下ユニットとこの下ユニットに対し
    て開閉自在の上ユニットとからなり、前記下ユニットに
    前記ブック原稿セット部が設けられており、前記ブック
    原稿が前記ブック原稿セット部にセットされたままの状
    態で前記ブック原稿の画像読み取りが複数回行われる場
    合には、2回目以降の前記画像読み取りは、前記開閉動
    作に連動して自動的に開始することを特徴とする原稿読
    取装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の原稿読取装置において、 前記原稿読取装置には前記ブック原稿のセット有無を検
    知するブック原稿検知手段と、前記読取手段の前記サイ
    ズ読み取り用のサイズ読取用ホームポジションと、前記
    読取手段の前記画像読み取り用の画像読取用ホームポジ
    ションとが設けられており、前記ブック原稿セット部に
    前記ブック原稿がセットされたままのときと、前記ブッ
    ク原稿セット部から一度前記ブック原稿が外されて再度
    セットされたときとで、前記ブック原稿検知手段の出力
    により前記読取手段のホームポジションを前記画像読取
    用ホームポジション又は前記サイズ読取用ホームポジシ
    ョンに可変することを特徴とする原稿読取装置。
JP4249859A 1992-09-18 1992-09-18 原稿読取装置 Pending JPH06105083A (ja)

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JP4249859A JPH06105083A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 原稿読取装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015119478A (ja) * 2013-12-16 2015-06-25 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 複写機、複合機またはスタンドアロンススキャニング装置のための統合されたプラテンスキャナおよびドキュメントハンドラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015119478A (ja) * 2013-12-16 2015-06-25 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 複写機、複合機またはスタンドアロンススキャニング装置のための統合されたプラテンスキャナおよびドキュメントハンドラ

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