JPH06105086A - 原稿読取装置 - Google Patents
原稿読取装置Info
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- JPH06105086A JPH06105086A JP4254580A JP25458092A JPH06105086A JP H06105086 A JPH06105086 A JP H06105086A JP 4254580 A JP4254580 A JP 4254580A JP 25458092 A JP25458092 A JP 25458092A JP H06105086 A JPH06105086 A JP H06105086A
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- JP
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- sheet
- document
- unit
- book
- reading
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シート原稿の読み取り或いはブック原稿の読
み取りをしていて、その一方のモードにおける読み取り
が一時中断しているときでも、他方のモードの読み取り
を行う。 【構成】 上ユニット32にシート原稿セット部RA
と、シート原稿読取部RCと、シート原稿2を搬送する
搬送手段4,5,7,9,12,14と、ブック原稿読
取部RDとを有し、下ユニット33にブック原稿セット
部RFを有し、読取手段22と、シート原稿検知手段3
と、開閉検知手段40とを備え、開閉手段40により上
ユニット32が開放されていることが検知されたときで
も、シート原稿検知手段3によりシート原稿セット部R
Aにシート原稿2がセットされていることが検知された
場合には、搬送手段によりシート原稿2がシート原稿セ
ット部RAからシート原稿読取部RCへ搬送されると共
に、読取手段22によりシート原稿2の画像が読み取ら
れる。
み取りをしていて、その一方のモードにおける読み取り
が一時中断しているときでも、他方のモードの読み取り
を行う。 【構成】 上ユニット32にシート原稿セット部RA
と、シート原稿読取部RCと、シート原稿2を搬送する
搬送手段4,5,7,9,12,14と、ブック原稿読
取部RDとを有し、下ユニット33にブック原稿セット
部RFを有し、読取手段22と、シート原稿検知手段3
と、開閉検知手段40とを備え、開閉手段40により上
ユニット32が開放されていることが検知されたときで
も、シート原稿検知手段3によりシート原稿セット部R
Aにシート原稿2がセットされていることが検知された
場合には、搬送手段によりシート原稿2がシート原稿セ
ット部RAからシート原稿読取部RCへ搬送されると共
に、読取手段22によりシート原稿2の画像が読み取ら
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート原稿及びブック
原稿をコピー処理する複写機等の画像形成装置に適用さ
れる原稿読取装置に関する。
原稿をコピー処理する複写機等の画像形成装置に適用さ
れる原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置において、シート原
稿やブック原稿を読み取りできる原稿読取装置が知られ
ている。
稿やブック原稿を読み取りできる原稿読取装置が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この原稿読取
装置においては、シート原稿を読み取りするときやブッ
ク原稿の読み取りをするときには、シート原稿を読み取
りしているときはブック原稿の読み取りをすることはで
きない。逆に、ブック原稿の読み取りをしているときに
はシート原稿を読み取りすることはできず、どちらかの
読み取りのモードが終わるまではシート原稿の読み取
り、或いはブック原稿の読み取りができない問題があっ
た。
装置においては、シート原稿を読み取りするときやブッ
ク原稿の読み取りをするときには、シート原稿を読み取
りしているときはブック原稿の読み取りをすることはで
きない。逆に、ブック原稿の読み取りをしているときに
はシート原稿を読み取りすることはできず、どちらかの
読み取りのモードが終わるまではシート原稿の読み取
り、或いはブック原稿の読み取りができない問題があっ
た。
【0004】したがって、本発明はかかる問題点を解決
するために、シート原稿の読み取り或いはブック原稿の
読み取りをしていて、その一方のモードにおける読み取
りが一時中断しているときでも、他方のモードの読み取
りを行うことができる原稿読取装置を提供することを目
的とする。
するために、シート原稿の読み取り或いはブック原稿の
読み取りをしていて、その一方のモードにおける読み取
りが一時中断しているときでも、他方のモードの読み取
りを行うことができる原稿読取装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
前述した目的を達成するためになされたものであり、下
ユニットとこの下ユニットに対して開閉自在の上ユニッ
トとからなり、前記上ユニットに読み取るべきシート原
稿をセットするシート原稿セット部と、前記シート原稿
の画像を読み取るシート原稿読取部と、前記シート原稿
を前記シート原稿セット部から前記シート原稿読取部へ
搬送する搬送手段と、読み取るべきブック原稿の画像を
読み取るブック原稿読取部とを有し、前記下ユニットに
前記ブック原稿をセットするブック原稿セット部を有
し、前記シート原稿又は前記ブック原稿を選択的に読み
取る読取手段と、前記シート原稿のセット有無を検知す
るシート原稿検知手段と、前記下ユニットに対して上ユ
ニットの開閉状態を検知する開閉検知手段とを備え、前
記開閉手段により前記下ユニットに対して上ユニットが
開放されていることが検知されたときでも、前記シート
原稿検知手段により前記シート原稿セット部に前記シー
ト原稿がセットされていることが検知された場合には、
前記搬送手段により前記シート原稿が前記シート原稿セ
ット部から前記シート原稿読取部へ搬送されて、前記読
取手段により前記シート原稿の画像が読み取られる構成
としている。
前述した目的を達成するためになされたものであり、下
ユニットとこの下ユニットに対して開閉自在の上ユニッ
トとからなり、前記上ユニットに読み取るべきシート原
稿をセットするシート原稿セット部と、前記シート原稿
の画像を読み取るシート原稿読取部と、前記シート原稿
を前記シート原稿セット部から前記シート原稿読取部へ
搬送する搬送手段と、読み取るべきブック原稿の画像を
読み取るブック原稿読取部とを有し、前記下ユニットに
前記ブック原稿をセットするブック原稿セット部を有
し、前記シート原稿又は前記ブック原稿を選択的に読み
取る読取手段と、前記シート原稿のセット有無を検知す
るシート原稿検知手段と、前記下ユニットに対して上ユ
ニットの開閉状態を検知する開閉検知手段とを備え、前
記開閉手段により前記下ユニットに対して上ユニットが
開放されていることが検知されたときでも、前記シート
原稿検知手段により前記シート原稿セット部に前記シー
ト原稿がセットされていることが検知された場合には、
前記搬送手段により前記シート原稿が前記シート原稿セ
ット部から前記シート原稿読取部へ搬送されて、前記読
取手段により前記シート原稿の画像が読み取られる構成
としている。
【0006】請求項2記載の発明は、下ユニットとこの
下ユニットに対して開閉自在の上ユニットとからなり、
前記上ユニットに読み取るべきシート原稿をセットする
シート原稿セット部と、前記シート原稿の画像を読み取
るシート原稿読取部と、前記シート原稿を前記シート原
稿セット部から前記シート原稿読取部へ搬送する搬送手
段と、読み取るべきブック原稿の画像を読み取るブック
原稿読取部とを有し、前記下ユニットに前記ブック原稿
をセットするブック原稿セット部を有し、前記シート原
稿又は前記ブック原稿を選択的に読み取る読取手段と、
前記ブック原稿のセット有無を検知するブック原稿検知
手段と、前記シート原稿のセット有無を検知するシート
原稿検知手段と、前記下ユニットに対して上ユニットの
開閉状態を検知する開閉検知手段とを備え、前記ブック
原稿検知手段により前記ブック原稿セット部に前記ブッ
ク原稿がセットされていることが検知されていると共
に、前記シート原稿検知手段により前記シート原稿セッ
ト部に前記シート原稿がセットされていることが検知さ
れていて、前記開閉手段により前記下ユニットに対して
上ユニットが開放されていることが検知され前記ブック
原稿の画像読み取りが中断している間は、前記搬送手段
により前記シート原稿が前記シート原稿セット部から前
記シート原稿読取部へ搬送されると共に、前記読取手段
により前記シート原稿の画像が読み取られる構成として
いる。
下ユニットに対して開閉自在の上ユニットとからなり、
前記上ユニットに読み取るべきシート原稿をセットする
シート原稿セット部と、前記シート原稿の画像を読み取
るシート原稿読取部と、前記シート原稿を前記シート原
稿セット部から前記シート原稿読取部へ搬送する搬送手
段と、読み取るべきブック原稿の画像を読み取るブック
原稿読取部とを有し、前記下ユニットに前記ブック原稿
をセットするブック原稿セット部を有し、前記シート原
稿又は前記ブック原稿を選択的に読み取る読取手段と、
前記ブック原稿のセット有無を検知するブック原稿検知
手段と、前記シート原稿のセット有無を検知するシート
原稿検知手段と、前記下ユニットに対して上ユニットの
開閉状態を検知する開閉検知手段とを備え、前記ブック
原稿検知手段により前記ブック原稿セット部に前記ブッ
ク原稿がセットされていることが検知されていると共
に、前記シート原稿検知手段により前記シート原稿セッ
ト部に前記シート原稿がセットされていることが検知さ
れていて、前記開閉手段により前記下ユニットに対して
上ユニットが開放されていることが検知され前記ブック
原稿の画像読み取りが中断している間は、前記搬送手段
により前記シート原稿が前記シート原稿セット部から前
記シート原稿読取部へ搬送されると共に、前記読取手段
により前記シート原稿の画像が読み取られる構成として
いる。
【0007】請求項3記載の発明は、下ユニットとこの
下ユニットに対して開閉自在の上ユニットとからなり、
前記上ユニットに読み取るべきシート原稿をセットする
シート原稿セット部と、前記シート原稿の画像を読み取
るシート原稿読取部と、前記シート原稿を前記シート原
稿セット部から前記シート原稿読取部へ搬送する搬送手
段と、読み取るべきブック原稿の画像を読み取るブック
原稿読取部とを有し、前記下ユニットに前記ブック原稿
をセットするブック原稿セット部を有し、前記シート原
稿又は前記ブック原稿を選択的に読み取る読取手段と、
前記ブック原稿のセット有無を検知するブック原稿検知
手段と、前記シート原稿のセット有無を検知するシート
原稿検知手段と、前記下ユニットに対して上ユニットの
開閉状態を検知する開閉検知手段とを備え、前記ブック
原稿検知手段により前記ブック原稿セット部に前記ブッ
ク原稿がセットされていることが検知されていると共
に、前記開閉手段により上ユニットで前記下ユニットが
閉じられていることが検知されていて、前記シート原稿
検知手段により前記シート原稿セット部に前記シート原
稿がセットされていることが検知され前記シート原稿の
画像読み取りが中断している間は、前記読取手段により
前記ブック原稿の画像が読み取られる構成としている。
下ユニットに対して開閉自在の上ユニットとからなり、
前記上ユニットに読み取るべきシート原稿をセットする
シート原稿セット部と、前記シート原稿の画像を読み取
るシート原稿読取部と、前記シート原稿を前記シート原
稿セット部から前記シート原稿読取部へ搬送する搬送手
段と、読み取るべきブック原稿の画像を読み取るブック
原稿読取部とを有し、前記下ユニットに前記ブック原稿
をセットするブック原稿セット部を有し、前記シート原
稿又は前記ブック原稿を選択的に読み取る読取手段と、
前記ブック原稿のセット有無を検知するブック原稿検知
手段と、前記シート原稿のセット有無を検知するシート
原稿検知手段と、前記下ユニットに対して上ユニットの
開閉状態を検知する開閉検知手段とを備え、前記ブック
原稿検知手段により前記ブック原稿セット部に前記ブッ
ク原稿がセットされていることが検知されていると共
に、前記開閉手段により上ユニットで前記下ユニットが
閉じられていることが検知されていて、前記シート原稿
検知手段により前記シート原稿セット部に前記シート原
稿がセットされていることが検知され前記シート原稿の
画像読み取りが中断している間は、前記読取手段により
前記ブック原稿の画像が読み取られる構成としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、前述の構成及び
手段により、開閉手段により下ユニットに対して上ユニ
ットが開放されていることが検知されたときでも、シー
ト原稿検知手段によりシート原稿セット部にシート原稿
がセットされていることが検知された場合には、搬送手
段によりシート原稿がシート原稿セット部からシート原
稿読取部へ搬送されて読取手段によりシート原稿の画像
が読み取られる。
手段により、開閉手段により下ユニットに対して上ユニ
ットが開放されていることが検知されたときでも、シー
ト原稿検知手段によりシート原稿セット部にシート原稿
がセットされていることが検知された場合には、搬送手
段によりシート原稿がシート原稿セット部からシート原
稿読取部へ搬送されて読取手段によりシート原稿の画像
が読み取られる。
【0009】請求項2記載の発明によれば、前述の構成
及び手段により、ブック原稿検知手段によりブック原稿
セット部にブック原稿がセットされていることが検知さ
れていると共に、シート原稿検知手段によりシート原稿
セット部にシート原稿がセットされていることが検知さ
れていて、開閉手段により下ユニットに対して上ユニッ
トが開放されていることが検知されブック原稿の画像読
み取りが中断している間は、搬送手段によりシート原稿
がシート原稿セット部からシート原稿読取部へ搬送され
て、読取手段によりシート原稿の画像が読み取られる。
及び手段により、ブック原稿検知手段によりブック原稿
セット部にブック原稿がセットされていることが検知さ
れていると共に、シート原稿検知手段によりシート原稿
セット部にシート原稿がセットされていることが検知さ
れていて、開閉手段により下ユニットに対して上ユニッ
トが開放されていることが検知されブック原稿の画像読
み取りが中断している間は、搬送手段によりシート原稿
がシート原稿セット部からシート原稿読取部へ搬送され
て、読取手段によりシート原稿の画像が読み取られる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、前述の構成
及び手段により、ブック原稿検知手段によりブック原稿
セット部にブック原稿がセットされていることが検知さ
れていると共に、開閉手段により上ユニットで下ユニッ
トが閉じられていることが検知されていて、シート原稿
検知手段によりシート原稿セット部にシート原稿がセッ
トされていることが検知されシート原稿の画像読み取り
が中断している間は、読取手段によりブック原稿の画像
が読み取られる。
及び手段により、ブック原稿検知手段によりブック原稿
セット部にブック原稿がセットされていることが検知さ
れていると共に、開閉手段により上ユニットで下ユニッ
トが閉じられていることが検知されていて、シート原稿
検知手段によりシート原稿セット部にシート原稿がセッ
トされていることが検知されシート原稿の画像読み取り
が中断している間は、読取手段によりブック原稿の画像
が読み取られる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について添付図面を参照して
詳述する。
詳述する。
【0012】まず、図1を参照してこの実施例の全体構
成について説明する。同図において、符号Rは本発明に
おける原稿読取装置を示す。原稿読取装置Rは、上ユニ
ット32と下ユニット33との2つのユニットからな
る。上ユニット32は、シート原稿2をセットするシー
ト原稿セット部RAと、シート原稿2を給紙し搬送する
給紙部RBと、シート原稿2を読み取るシート原稿読取
部RCと、ブック原稿24を読み取るコンタクトガラス
23を含むブック原稿読取部RDと、シート原稿2を排
紙する排紙部REとを具備する。下ユニット33は、ブ
ック原稿24をセットするブック原稿セット部RFを具
備する。
成について説明する。同図において、符号Rは本発明に
おける原稿読取装置を示す。原稿読取装置Rは、上ユニ
ット32と下ユニット33との2つのユニットからな
る。上ユニット32は、シート原稿2をセットするシー
ト原稿セット部RAと、シート原稿2を給紙し搬送する
給紙部RBと、シート原稿2を読み取るシート原稿読取
部RCと、ブック原稿24を読み取るコンタクトガラス
23を含むブック原稿読取部RDと、シート原稿2を排
紙する排紙部REとを具備する。下ユニット33は、ブ
ック原稿24をセットするブック原稿セット部RFを具
備する。
【0013】上ユニット32は、コンタクトガラス23
を境に下ユニット33に対して開閉自在である。
を境に下ユニット33に対して開閉自在である。
【0014】以下、上記のシート原稿セット部RA、給
紙部RB、シート原稿読取部RC、ブック原稿読取部R
D、排紙部RE及びブック原稿セット部RFについて順
次説明する。
紙部RB、シート原稿読取部RC、ブック原稿読取部R
D、排紙部RE及びブック原稿セット部RFについて順
次説明する。
【0015】シート原稿セット部RAは、シート原稿2
を載置するテーブル1と、テーブル1の先端部に配置さ
れテーブル1上のシート原稿2の有無を検知するシート
原稿検知手段としてのセットセンサー3と、テーブル1
にセットされたシート原稿2の先端部に当接してその先
端位置を揃えるガイド板48と、図示しないスタートボ
タンを押したときにテーブル1にセットされたシート原
稿2を押圧する所定角度回動自在な呼出しレバー30と
を有する。
を載置するテーブル1と、テーブル1の先端部に配置さ
れテーブル1上のシート原稿2の有無を検知するシート
原稿検知手段としてのセットセンサー3と、テーブル1
にセットされたシート原稿2の先端部に当接してその先
端位置を揃えるガイド板48と、図示しないスタートボ
タンを押したときにテーブル1にセットされたシート原
稿2を押圧する所定角度回動自在な呼出しレバー30と
を有する。
【0016】給紙部RBは、呼出しレバー30で押圧さ
れたシート原稿2の下方に配置され図示しない一回転駆
動装置によって一回転し最下位のシート原稿2を一枚だ
け分離して給送する呼出しコロ29と、ガイド板48の
後方に配置され呼出しコロ29によって給送されたシー
ト原稿2を受け入れ搬送する分離コロ対4と、分離コロ
対4によって搬送されたシート原稿2を受け入れ搬送す
るプルアウトコロ対5と、プルアウトコロ対5により搬
送されたシート原稿2の先端を検知する分離センサー6
と、プルアウトコロ対5により搬送されたシート原稿2
を受け入れ搬送する搬送コロ対7と、搬送コロ対7によ
って搬送されたシート原稿2を受け入れ搬送するレジス
トコロ対9とを有する。
れたシート原稿2の下方に配置され図示しない一回転駆
動装置によって一回転し最下位のシート原稿2を一枚だ
け分離して給送する呼出しコロ29と、ガイド板48の
後方に配置され呼出しコロ29によって給送されたシー
ト原稿2を受け入れ搬送する分離コロ対4と、分離コロ
対4によって搬送されたシート原稿2を受け入れ搬送す
るプルアウトコロ対5と、プルアウトコロ対5により搬
送されたシート原稿2の先端を検知する分離センサー6
と、プルアウトコロ対5により搬送されたシート原稿2
を受け入れ搬送する搬送コロ対7と、搬送コロ対7によ
って搬送されたシート原稿2を受け入れ搬送するレジス
トコロ対9とを有する。
【0017】また、給紙部RBには、分離コロ対4から
プルアウトコロ対5に到るシート原稿2の通路として、
湾曲したガイド板(図示しない)によりシート原稿2の
画像面を反転する搬送路19が形成され、この搬送路1
9は搬送コロ対7へつながっている。搬送コロ対7から
レジストコロ対9に到るシート原稿2の通路として、搬
送路Aが形成されている。搬送コロ対7の下方には、レ
ジストコロ対9から逆行するシート原稿2を受け入れ搬
送する反転コロ対18が配設されている。反転コロ対1
8から搬送コロ対7までには、湾曲したガイド板(図示
しない)によりシート原稿2の画像面を反転する反転路
Cが形成されている。レジストコロ対9から反転コロ対
18を経由し搬送コロ対7に到るシート原稿2の通路と
して、搬送路Aとは別の横向きのJ字状をなす反転部搬
送路20が形成され、搬送コロ対7において搬送路Aと
つながるループ通路の一部をなしている。
プルアウトコロ対5に到るシート原稿2の通路として、
湾曲したガイド板(図示しない)によりシート原稿2の
画像面を反転する搬送路19が形成され、この搬送路1
9は搬送コロ対7へつながっている。搬送コロ対7から
レジストコロ対9に到るシート原稿2の通路として、搬
送路Aが形成されている。搬送コロ対7の下方には、レ
ジストコロ対9から逆行するシート原稿2を受け入れ搬
送する反転コロ対18が配設されている。反転コロ対1
8から搬送コロ対7までには、湾曲したガイド板(図示
しない)によりシート原稿2の画像面を反転する反転路
Cが形成されている。レジストコロ対9から反転コロ対
18を経由し搬送コロ対7に到るシート原稿2の通路と
して、搬送路Aとは別の横向きのJ字状をなす反転部搬
送路20が形成され、搬送コロ対7において搬送路Aと
つながるループ通路の一部をなしている。
【0018】搬送路Aと反転部搬送路20とに挾まれた
レジストコロ対9の近傍には、分岐爪17が設けられて
いる。分岐爪17は、シート原稿2の進路をシート原稿
読取部RC或いは反転部搬送路20へ切り替える機能を
持っている。分岐爪17は、図示しない原稿搬送制御装
置によって実線で示す位置と二点鎖線で示す位置とに選
択的に所定角度回動するように設けられている。
レジストコロ対9の近傍には、分岐爪17が設けられて
いる。分岐爪17は、シート原稿2の進路をシート原稿
読取部RC或いは反転部搬送路20へ切り替える機能を
持っている。分岐爪17は、図示しない原稿搬送制御装
置によって実線で示す位置と二点鎖線で示す位置とに選
択的に所定角度回動するように設けられている。
【0019】次に、シート原稿読取部RCについて説明
する。レジストコロ対9の右側近傍には、シート原稿2
検知用の孔37を有する上ガイド板11が配設されてい
る。上ガイド板11の下面は、光が乱反射する反射率の
高い白色に着色されている。上ガイド板11の下方に
は、孔37と鉛直方向に一致する孔36を有する下ガイ
ド板13が上ガイド板11と所定の間隔を置いて略平行
に配置されている。上ガイド板11の孔37と下ガイド
板孔36とは鉛直線上に設けられている。反射板孔37
の上方には、ブック原稿検知手段を構成するフォトイン
タラプタ式のブックセンサー26及びシート原稿の先端
を検知するレジストセンサー8が併設されている。下ガ
イド板13の右端には、シート原稿2の読取り部を構成
するシート原稿用のコンタクトガラス10が配設されて
いる。
する。レジストコロ対9の右側近傍には、シート原稿2
検知用の孔37を有する上ガイド板11が配設されてい
る。上ガイド板11の下面は、光が乱反射する反射率の
高い白色に着色されている。上ガイド板11の下方に
は、孔37と鉛直方向に一致する孔36を有する下ガイ
ド板13が上ガイド板11と所定の間隔を置いて略平行
に配置されている。上ガイド板11の孔37と下ガイド
板孔36とは鉛直線上に設けられている。反射板孔37
の上方には、ブック原稿検知手段を構成するフォトイン
タラプタ式のブックセンサー26及びシート原稿の先端
を検知するレジストセンサー8が併設されている。下ガ
イド板13の右端には、シート原稿2の読取り部を構成
するシート原稿用のコンタクトガラス10が配設されて
いる。
【0020】コンタクトガラス10とコンタクトガラス
23との間には、シート原稿2又はブック原稿24を選
択的に読み取るための読取手段としての読取り装置22
が設けられている。読取り装置22は、シート原稿2を
読み取るときとブック原稿24を読み取るときとでは図
示しないスキャナ反転モータ(後述するスキャナ反転モ
ータ418)によってその上下の向きが反転し、ブック
原稿24を読み取るときは、図示しないスキャナ駆動モ
ータ(後述するスキャナ駆動モータ420)によってコ
ンタクトガラス23に沿って往復動する。
23との間には、シート原稿2又はブック原稿24を選
択的に読み取るための読取手段としての読取り装置22
が設けられている。読取り装置22は、シート原稿2を
読み取るときとブック原稿24を読み取るときとでは図
示しないスキャナ反転モータ(後述するスキャナ反転モ
ータ418)によってその上下の向きが反転し、ブック
原稿24を読み取るときは、図示しないスキャナ駆動モ
ータ(後述するスキャナ駆動モータ420)によってコ
ンタクトガラス23に沿って往復動する。
【0021】次に、読取り装置22の構成を説明する。
図7において、符号41は上部に開口部41aを有する
円筒状のケースを示す。このケース41はその中心軸線
を中心に180°回転し得るように装置に取り付けられ
ている。ケース41の中心部から開口部41aにかけて
等倍結像素子アレイ44が配置されている。等倍結像素
子アレイ44の両側には原稿照明用の白色光を発する光
源42が配置されている。各光源42の下方には、これ
ら光源42の周囲下方を覆う反射板43がそれぞれ配置
されている。反射板43は、開口部41a上方に位置す
る露光中心42a上の所定位置に光源42の光を帯状に
集光する形状に定められている。等倍結像素子アレイ4
4の結像面には等倍CCD45が配置されており、シー
ト原稿2又はブック原稿24の画像情報が読み取られ
る。
図7において、符号41は上部に開口部41aを有する
円筒状のケースを示す。このケース41はその中心軸線
を中心に180°回転し得るように装置に取り付けられ
ている。ケース41の中心部から開口部41aにかけて
等倍結像素子アレイ44が配置されている。等倍結像素
子アレイ44の両側には原稿照明用の白色光を発する光
源42が配置されている。各光源42の下方には、これ
ら光源42の周囲下方を覆う反射板43がそれぞれ配置
されている。反射板43は、開口部41a上方に位置す
る露光中心42a上の所定位置に光源42の光を帯状に
集光する形状に定められている。等倍結像素子アレイ4
4の結像面には等倍CCD45が配置されており、シー
ト原稿2又はブック原稿24の画像情報が読み取られ
る。
【0022】図1において、ブック原稿24用のコンタ
クトガラス23は、その両側をコンタクトガラス枠39
で支持されている。読取り装置22(実線で示す)の図
において右側には、読取り装置22のホームポジション
を検知するためのホームポジションセンサー27が、こ
のホームポジションセンサー27と対向する左側には、
読取り装置22(2点鎖線で示す)の往復動のリターン
位置を検知するためのリターンセンサー28がそれぞれ
配置されている。
クトガラス23は、その両側をコンタクトガラス枠39
で支持されている。読取り装置22(実線で示す)の図
において右側には、読取り装置22のホームポジション
を検知するためのホームポジションセンサー27が、こ
のホームポジションセンサー27と対向する左側には、
読取り装置22(2点鎖線で示す)の往復動のリターン
位置を検知するためのリターンセンサー28がそれぞれ
配置されている。
【0023】ブック原稿読取部RDは、読取り装置2
2、コンタクトガラス23、コンタクトガラス枠39、
ホームポジションセンサー27及びリターンセンサー2
8から主に構成されている。
2、コンタクトガラス23、コンタクトガラス枠39、
ホームポジションセンサー27及びリターンセンサー2
8から主に構成されている。
【0024】次に、排紙部REについて説明する。上ガ
イド板11及びコンタクトガラス10の下流には、レジ
ストコロ対9で搬送され読み取りを終えたシート原稿2
を受け入れ搬送する搬送コロ対12が配設されている。
搬送コロ対12の下流には、湾曲したガイド板(図示し
ない)によりシート原稿2を反転する排紙部搬送路21
が形成されている。排紙部搬送路21の略中央部には、
シート原稿2の排出を検知するための排紙センサー15
が配設されている。排紙部搬送路21の終端には、搬送
コロ対12で搬送されシート原稿2を受け入れ搬送する
排紙コロ対14が配設されている。排紙コロ対14の出
口側には、読み取りの終了したシート原稿2を積載収容
するためのスタッカー16が配設されている。
イド板11及びコンタクトガラス10の下流には、レジ
ストコロ対9で搬送され読み取りを終えたシート原稿2
を受け入れ搬送する搬送コロ対12が配設されている。
搬送コロ対12の下流には、湾曲したガイド板(図示し
ない)によりシート原稿2を反転する排紙部搬送路21
が形成されている。排紙部搬送路21の略中央部には、
シート原稿2の排出を検知するための排紙センサー15
が配設されている。排紙部搬送路21の終端には、搬送
コロ対12で搬送されシート原稿2を受け入れ搬送する
排紙コロ対14が配設されている。排紙コロ対14の出
口側には、読み取りの終了したシート原稿2を積載収容
するためのスタッカー16が配設されている。
【0025】次に、ブック原稿セット部RFについて説
明する。図1及び図8において、符号25は、ブック原
稿24を置くための方形のブックテーブルを示す。図8
に示すようにブックテーブル25は、その上面がコンタ
クトガラス23より少し高い位置を占める厚さを有し、
シート原稿2を一枚載せた場合でもコンタクトガラス2
3との密着性が良くなるようになっている。ブックテー
ブル25の材質は弾性体からなり、ブック原稿24のよ
うな厚物原稿の厚みを吸収できるようになっている。ブ
ックテーブル25は、ブックテーブル基台33aによっ
てその底面及び四面を囲まれるように支持されている。
ブックテーブル25の少なくとも上面は、ブック原稿2
4に対し光の反射率の異なる色、例えば、黄色に着色さ
れている。
明する。図1及び図8において、符号25は、ブック原
稿24を置くための方形のブックテーブルを示す。図8
に示すようにブックテーブル25は、その上面がコンタ
クトガラス23より少し高い位置を占める厚さを有し、
シート原稿2を一枚載せた場合でもコンタクトガラス2
3との密着性が良くなるようになっている。ブックテー
ブル25の材質は弾性体からなり、ブック原稿24のよ
うな厚物原稿の厚みを吸収できるようになっている。ブ
ックテーブル25は、ブックテーブル基台33aによっ
てその底面及び四面を囲まれるように支持されている。
ブックテーブル25の少なくとも上面は、ブック原稿2
4に対し光の反射率の異なる色、例えば、黄色に着色さ
れている。
【0026】ブックテーブル25に隣接する位置には、
ブック原稿24を位置決めするための原稿スケール31
がブックテーブル基台33aに対して上下動自在に配置
されている。原稿スケール31は、剛体からなりシート
原稿読取部RCのホームポジションに位置する読取り装
置22の直下に対応する位置に配置されている。原稿ス
ケール31の上面は、図8に示すように、ブックテーブ
ル25の上面より少し高い位置を占めており、ブックテ
ーブル25上にブック原稿24をセットしやすいように
なっていて、光の反射率の低い黒色に着色されている。
原稿スケール31の下部には、弾性体からなる原稿スケ
ール台34が配置され、上ユニット32で下ユニット3
3を閉じたときに原稿スケール31の上面がブック原稿
24の画像面と同じ高さになるまで原稿スケール31が
降下し得るようになっている。
ブック原稿24を位置決めするための原稿スケール31
がブックテーブル基台33aに対して上下動自在に配置
されている。原稿スケール31は、剛体からなりシート
原稿読取部RCのホームポジションに位置する読取り装
置22の直下に対応する位置に配置されている。原稿ス
ケール31の上面は、図8に示すように、ブックテーブ
ル25の上面より少し高い位置を占めており、ブックテ
ーブル25上にブック原稿24をセットしやすいように
なっていて、光の反射率の低い黒色に着色されている。
原稿スケール31の下部には、弾性体からなる原稿スケ
ール台34が配置され、上ユニット32で下ユニット3
3を閉じたときに原稿スケール31の上面がブック原稿
24の画像面と同じ高さになるまで原稿スケール31が
降下し得るようになっている。
【0027】ブックテーブル25の下ガイド板13の孔
36の真下に対応する部位にはブックテーブル25を上
下に貫通するブックテーブル孔35が開けられている。
ブックテーブル孔35の底部には、シート原稿読取部R
C側に設けられたブックセンサー26と対をなしブック
原稿検知手段を構成するフォトインタラプタ式のブック
センサー26が配設されており、このセンサーによりブ
ックテーブル25にセットされる原稿類の厚さに左右さ
れずに原稿のセットが検知される。ブックテーブル基台
33aの原稿スケール31と反対の端部には、上ユニッ
ト32の開閉を検知するための開閉検知手段としての開
閉センサー40が配設されている。
36の真下に対応する部位にはブックテーブル25を上
下に貫通するブックテーブル孔35が開けられている。
ブックテーブル孔35の底部には、シート原稿読取部R
C側に設けられたブックセンサー26と対をなしブック
原稿検知手段を構成するフォトインタラプタ式のブック
センサー26が配設されており、このセンサーによりブ
ックテーブル25にセットされる原稿類の厚さに左右さ
れずに原稿のセットが検知される。ブックテーブル基台
33aの原稿スケール31と反対の端部には、上ユニッ
ト32の開閉を検知するための開閉検知手段としての開
閉センサー40が配設されている。
【0028】次に、下ユニット33に対する上ユニット
32の開閉機構について説明する。図9は図1を右方か
ら見たときの側面を示す。図9において、符号46は上
下両ユニットを連結するリンクを示す。リンク46は、
下ユニット33及び上ユニット32と共に4節リンク機
構を構成し、この4節リンク機構からなる開閉機構は、
下ユニット33に対して上ユニット32を平行移動自在
に支持する。
32の開閉機構について説明する。図9は図1を右方か
ら見たときの側面を示す。図9において、符号46は上
下両ユニットを連結するリンクを示す。リンク46は、
下ユニット33及び上ユニット32と共に4節リンク機
構を構成し、この4節リンク機構からなる開閉機構は、
下ユニット33に対して上ユニット32を平行移動自在
に支持する。
【0029】図1及び図9に示す下ユニット33の下部
の図示しない複写機本体上部の所定位置には、図6に示
す操作部400が設けられている。操作部400は、ブ
ックモード及びシートモードを取り消す入力のためのモ
ードクリアキー401と、ブック原稿24の読み取りを
行うブックモードの入力のためのブックモードキー40
3とシート原稿2の読み取りを行うシートモードの入力
のためのシートモードキー404とを有するモード選択
キー402と、コピー枚数(置数)やコピー倍率の入力
を行うためのテンキー405と、原稿の読み取り及びコ
ピーのスタートを入力するためのプリントキー406
と、各種警告表示等を行う表示部407とから構成され
ている。
の図示しない複写機本体上部の所定位置には、図6に示
す操作部400が設けられている。操作部400は、ブ
ックモード及びシートモードを取り消す入力のためのモ
ードクリアキー401と、ブック原稿24の読み取りを
行うブックモードの入力のためのブックモードキー40
3とシート原稿2の読み取りを行うシートモードの入力
のためのシートモードキー404とを有するモード選択
キー402と、コピー枚数(置数)やコピー倍率の入力
を行うためのテンキー405と、原稿の読み取り及びコ
ピーのスタートを入力するためのプリントキー406
と、各種警告表示等を行う表示部407とから構成され
ている。
【0030】次に、図5に基づいて、この実施例の制御
手段及びその制御内容について説明する。同図におい
て、メイン制御基板410は、以下説明する、操作部、
外部インターフェース、スキャナ制御回路及びADF制
御板の間で、指令信号及びデータを送受信し、装置全体
のシステムを制御している。
手段及びその制御内容について説明する。同図におい
て、メイン制御基板410は、以下説明する、操作部、
外部インターフェース、スキャナ制御回路及びADF制
御板の間で、指令信号及びデータを送受信し、装置全体
のシステムを制御している。
【0031】操作部400は、モード選択キー402
(ブックモードキー403、シートモードキー40
4、)プリントキー406等の押下操作によりそのオン
/オフ出力データ(信号)をメイン制御基板410に送
信したり、或いはメイン制御基板410からの指令信号
を受信して表示部407にコピー禁止等の表示を実行し
たり、メイン制御基板410との間においてデータ或い
は指令信号の送受信を行う。外部インターフェース41
2は、ADF(自動原稿給送装置)、ソーター等の周辺
機器であり、メイン制御基板410と接続されており、
データ或いは指令信号の送受信を行う。
(ブックモードキー403、シートモードキー40
4、)プリントキー406等の押下操作によりそのオン
/オフ出力データ(信号)をメイン制御基板410に送
信したり、或いはメイン制御基板410からの指令信号
を受信して表示部407にコピー禁止等の表示を実行し
たり、メイン制御基板410との間においてデータ或い
は指令信号の送受信を行う。外部インターフェース41
2は、ADF(自動原稿給送装置)、ソーター等の周辺
機器であり、メイン制御基板410と接続されており、
データ或いは指令信号の送受信を行う。
【0032】ADF制御板413は、セットセンサー
3、レジストセンサー8及びブックセンサー26等の各
種センサー414のオン/オフ出力データ、或いは、開
閉センサー40のオン/オフ出力データを受信する。一
方、ADF制御板413は、搬送コロ対7等を駆動する
図示しない給紙モータ及びレジストコロ対9や排紙コロ
対14等を駆動する図示しない搬送排紙モータ等の給紙
・搬送・排紙モータ415を制御する。また、ADF制
御板413は、分岐爪17を変位させる図示しないソレ
ノイド等の各種ソレノイド416を制御する。ADF制
御板413は、メイン制御基板410と接続されてお
り、データ或いは指令信号の送受信を行う。
3、レジストセンサー8及びブックセンサー26等の各
種センサー414のオン/オフ出力データ、或いは、開
閉センサー40のオン/オフ出力データを受信する。一
方、ADF制御板413は、搬送コロ対7等を駆動する
図示しない給紙モータ及びレジストコロ対9や排紙コロ
対14等を駆動する図示しない搬送排紙モータ等の給紙
・搬送・排紙モータ415を制御する。また、ADF制
御板413は、分岐爪17を変位させる図示しないソレ
ノイド等の各種ソレノイド416を制御する。ADF制
御板413は、メイン制御基板410と接続されてお
り、データ或いは指令信号の送受信を行う。
【0033】スキャナ制御回路417は、ホームポジシ
ョンセンサー27やリターンセンサー28のオン/オフ
出力データを受信する。スキャナ制御回路417は、読
取り装置22を反転させる図示しないスキャナ反転モー
タ418を制御する。スキャナ反転モータ418の反転
駆動動作は、エンコーダ419で検知され、その検知信
号はスキャナ制御回路417へ符号化された出力データ
として送信される。同様に、スキャナ制御回路417
は、読取り装置22をブック原稿24のサイズ及び画像
読み取りを行うためにコンタクトガラス23上に往復走
査させる図示しないスキャナ駆動モータ420を制御す
る。スキャナ駆動モータ420の駆動動作はエンコーダ
421で検知され、その検知信号はスキャナ制御回路4
17へ符号化された出力データとして送信される。スキ
ャナ制御回路417は、安定器422を通して読取り装
置22の光源42(以下、「蛍光灯42」とする)の照
射タイミング、照射時間等を制御する。そして、スキャ
ナ制御回路417は、蛍光灯42の熱を感知し、その光
量を一定にする蛍光灯ヒータサーミスタ423を制御し
ており、その出力データを受信する。さらに、スキャナ
制御回路417は、後述するメモリユニット426と接
続されており、データ或いは指令信号の送受信を行う。
ョンセンサー27やリターンセンサー28のオン/オフ
出力データを受信する。スキャナ制御回路417は、読
取り装置22を反転させる図示しないスキャナ反転モー
タ418を制御する。スキャナ反転モータ418の反転
駆動動作は、エンコーダ419で検知され、その検知信
号はスキャナ制御回路417へ符号化された出力データ
として送信される。同様に、スキャナ制御回路417
は、読取り装置22をブック原稿24のサイズ及び画像
読み取りを行うためにコンタクトガラス23上に往復走
査させる図示しないスキャナ駆動モータ420を制御す
る。スキャナ駆動モータ420の駆動動作はエンコーダ
421で検知され、その検知信号はスキャナ制御回路4
17へ符号化された出力データとして送信される。スキ
ャナ制御回路417は、安定器422を通して読取り装
置22の光源42(以下、「蛍光灯42」とする)の照
射タイミング、照射時間等を制御する。そして、スキャ
ナ制御回路417は、蛍光灯42の熱を感知し、その光
量を一定にする蛍光灯ヒータサーミスタ423を制御し
ており、その出力データを受信する。さらに、スキャナ
制御回路417は、後述するメモリユニット426と接
続されており、データ或いは指令信号の送受信を行う。
【0034】一方、シート原稿2又はブック原稿24の
画像情報は、読取り装置22の等倍CCD45で読み込
まれ、そのアナログ画像信号がIPP(イメージプリプ
ロセッサ)424に送信される。IPP424は、CC
D45からのアナログ画像信号を受信し、増幅、光量補
正及びA/D変換し、そのデジタル画像信号をIPU
(イメージプロセスユニット)425に送信する。IP
U425は、IPP424からのデジタル画像信号を受
信し、周知の諸回路(MTF補正回路、変倍回路、γ補
正回路等)を介して得られたデジタル画像信号をデータ
切り替え用スイッチにより選択出力し、メモリユニット
426に送信する。メモリユニット426は、IPU4
25からのデジタル画像信号データを一時記憶すると共
に、IPU425を制御する。また、メモリユニット4
26は、読み込まれたデジタル画像信号データを光ディ
スク等からなる外部記憶装置427へ送信して記憶させ
たり、随時、外部記憶装置427より必要なデジタル画
像信号データを受信する。
画像情報は、読取り装置22の等倍CCD45で読み込
まれ、そのアナログ画像信号がIPP(イメージプリプ
ロセッサ)424に送信される。IPP424は、CC
D45からのアナログ画像信号を受信し、増幅、光量補
正及びA/D変換し、そのデジタル画像信号をIPU
(イメージプロセスユニット)425に送信する。IP
U425は、IPP424からのデジタル画像信号を受
信し、周知の諸回路(MTF補正回路、変倍回路、γ補
正回路等)を介して得られたデジタル画像信号をデータ
切り替え用スイッチにより選択出力し、メモリユニット
426に送信する。メモリユニット426は、IPU4
25からのデジタル画像信号データを一時記憶すると共
に、IPU425を制御する。また、メモリユニット4
26は、読み込まれたデジタル画像信号データを光ディ
スク等からなる外部記憶装置427へ送信して記憶させ
たり、随時、外部記憶装置427より必要なデジタル画
像信号データを受信する。
【0035】次に、本実施例の動作について図1乃至図
6を参照して説明する。
6を参照して説明する。
【0036】図2は、本実施例のブックモードの動作フ
ローを示す。同図のステップ100において、ブック原
稿セット部RFのブックテーブル25上にブック原稿2
4がセットされているか否かがブックセンサー26によ
り検知され判定される。ブックセンサー26によりブッ
ク原稿24のセットが検知されたオンのときは、ステッ
プ110に進み、開閉センサー40によって上ユニット
32が下ユニット33から開放されているか否かが検知
され判定される。開閉センサー40がオンで開放されて
いないとき(上ユニット32で下ユニット33が閉じら
れているとき)には、プリントキー406が押下され入
力されたか否かが判定される。
ローを示す。同図のステップ100において、ブック原
稿セット部RFのブックテーブル25上にブック原稿2
4がセットされているか否かがブックセンサー26によ
り検知され判定される。ブックセンサー26によりブッ
ク原稿24のセットが検知されたオンのときは、ステッ
プ110に進み、開閉センサー40によって上ユニット
32が下ユニット33から開放されているか否かが検知
され判定される。開閉センサー40がオンで開放されて
いないとき(上ユニット32で下ユニット33が閉じら
れているとき)には、プリントキー406が押下され入
力されたか否かが判定される。
【0037】プリントキー406が押下され入力された
ときには、下向きになった読取り装置22は、そのホー
ムポジションから矢印D方向に移動してブックテーブル
25上にセットされたブック原稿24のサイズを読み取
る。このサイズ読み取りが終了し、リターンセンサー2
8が読取り装置22を検知すると、ブック原稿24の画
像の読み取りに入る。読取り装置22は逆方向(矢印E
方向)に移動し、ブック原稿24を走査して画像読み取
りを行う。前述のサイズ読み取りにより画像読み取り
は、ブック原稿24のサイズ分だけ行われる。読取り装
置22がホームポジションに移動すると、ホームポジシ
ョンセンサー27で読取り装置22が検知されその位置
で停止する。(ステップ120乃至140参照)。
ときには、下向きになった読取り装置22は、そのホー
ムポジションから矢印D方向に移動してブックテーブル
25上にセットされたブック原稿24のサイズを読み取
る。このサイズ読み取りが終了し、リターンセンサー2
8が読取り装置22を検知すると、ブック原稿24の画
像の読み取りに入る。読取り装置22は逆方向(矢印E
方向)に移動し、ブック原稿24を走査して画像読み取
りを行う。前述のサイズ読み取りにより画像読み取り
は、ブック原稿24のサイズ分だけ行われる。読取り装
置22がホームポジションに移動すると、ホームポジシ
ョンセンサー27で読取り装置22が検知されその位置
で停止する。(ステップ120乃至140参照)。
【0038】ステップ110において、開閉センサー4
0がオフで上ユニット32が下ユニット33から開放さ
れているときには、ステップ150へ進み、セットセン
サー3によりテーブル1上にシート原稿がセットされて
いるか否かが検知され判定される。セットセンサー3が
オンのときはシート原稿2がセットされている状態を、
セットセンサー3がオフのときはシート原稿2が未セッ
ト状態をそれぞれ示す。セットセンサー3がオンのとき
は、ステップ160に進み、読取り装置22をシート原
稿2を読み取る側へ反転させる図3に示すスキャナ反転
1のサブルーチンへ進む。
0がオフで上ユニット32が下ユニット33から開放さ
れているときには、ステップ150へ進み、セットセン
サー3によりテーブル1上にシート原稿がセットされて
いるか否かが検知され判定される。セットセンサー3が
オンのときはシート原稿2がセットされている状態を、
セットセンサー3がオフのときはシート原稿2が未セッ
ト状態をそれぞれ示す。セットセンサー3がオンのとき
は、ステップ160に進み、読取り装置22をシート原
稿2を読み取る側へ反転させる図3に示すスキャナ反転
1のサブルーチンへ進む。
【0039】図3は、読取り装置22がブック原稿24
の画像の読み取りをする側にあったものをシート原稿2
の画像を読み取る側へ反転させるためのサブルーチンを
示す。同図のステップ161において、図示しないスキ
ャナ反転モータ418をオンして回転駆動することによ
り読取り装置22が反転されると共に、PULSE1カ
ウンターに0が設定される。ステップ162に進み、読
取り装置22内の蛍光灯42(光源42)が点灯され
る。ステップ163に進み、PULSE1カウンターが
90より大きくなったかどうかが判定される。PULS
E1カウンターが90よりも大きくなったらステップ1
64へ進み、スキャナ反転モータ418をオフする。P
ULSE1カウンターの90はある所定値である。
の画像の読み取りをする側にあったものをシート原稿2
の画像を読み取る側へ反転させるためのサブルーチンを
示す。同図のステップ161において、図示しないスキ
ャナ反転モータ418をオンして回転駆動することによ
り読取り装置22が反転されると共に、PULSE1カ
ウンターに0が設定される。ステップ162に進み、読
取り装置22内の蛍光灯42(光源42)が点灯され
る。ステップ163に進み、PULSE1カウンターが
90より大きくなったかどうかが判定される。PULS
E1カウンターが90よりも大きくなったらステップ1
64へ進み、スキャナ反転モータ418をオフする。P
ULSE1カウンターの90はある所定値である。
【0040】ステップ165において、読取り装置22
が読み取ったデータが上ガイド板11の反射面の白色か
否かが判定される。この読取り装置22の向きが上向き
か下向きかの判断は、読取り装置22が上ガイド板11
の反射面又は原稿スケール31の上面の何れを読み取っ
たかによって行われる。すなわち、ステップ100にお
いて、ブックセンサー26によりブック原稿24のセッ
ト状態が検知されなかったときにセットセンサー3によ
りシート原稿2のセット状態が検知された場合、或いは
ステップ110において、開閉センサー40により上ユ
ニット32が下ユニット33から開放されたときにセッ
トセンサー3によりシート原稿2のセット状態が検知さ
れた場合には、図1に示すように、原稿スケール31上
面の黒色よりも反射率が高い上ガイド板11(の反射面
白色)の方へ読取り装置22の開口部41aが向けられ
て上向きとなり、上ガイド板11の反射面の白色を検知
して正常に読取り装置22が反転したことを認識する。
読取り装置22(の等倍CCD45)の入力が白色であ
れば、ステップ166へ進み読取り装置22内の蛍光灯
42が消灯され、図2に示すステップ170に進む。読
取り装置22(の等倍CCD45)の入力が白色でなけ
れば、スキャナ異常とされる(ステップ167参照)。
が読み取ったデータが上ガイド板11の反射面の白色か
否かが判定される。この読取り装置22の向きが上向き
か下向きかの判断は、読取り装置22が上ガイド板11
の反射面又は原稿スケール31の上面の何れを読み取っ
たかによって行われる。すなわち、ステップ100にお
いて、ブックセンサー26によりブック原稿24のセッ
ト状態が検知されなかったときにセットセンサー3によ
りシート原稿2のセット状態が検知された場合、或いは
ステップ110において、開閉センサー40により上ユ
ニット32が下ユニット33から開放されたときにセッ
トセンサー3によりシート原稿2のセット状態が検知さ
れた場合には、図1に示すように、原稿スケール31上
面の黒色よりも反射率が高い上ガイド板11(の反射面
白色)の方へ読取り装置22の開口部41aが向けられ
て上向きとなり、上ガイド板11の反射面の白色を検知
して正常に読取り装置22が反転したことを認識する。
読取り装置22(の等倍CCD45)の入力が白色であ
れば、ステップ166へ進み読取り装置22内の蛍光灯
42が消灯され、図2に示すステップ170に進む。読
取り装置22(の等倍CCD45)の入力が白色でなけ
れば、スキャナ異常とされる(ステップ167参照)。
【0041】ステップ170において、シート原稿2を
給紙する処理動作が始まる。シート原稿2はその先端が
ガイド板48に当接してテーブル1上の所定の位置にセ
ットされる。プリントキー406を押すと呼出しレバー
30が矢印の方向に動作してシート原稿2を押圧する。
呼出しレバー30の押圧動作終了後、呼出しコロ29
が、図示しない一回転駆動装置によって一回転して、最
下位のシート原稿2一枚を分離して分離コロ対4に送り
込み、そのシート原稿2はプルアウトコロ対5に送り込
まれ、シート原稿2の先端が分離センサー6によって検
知される。この検知に基づいて分離コロ対4の駆動は停
止する。
給紙する処理動作が始まる。シート原稿2はその先端が
ガイド板48に当接してテーブル1上の所定の位置にセ
ットされる。プリントキー406を押すと呼出しレバー
30が矢印の方向に動作してシート原稿2を押圧する。
呼出しレバー30の押圧動作終了後、呼出しコロ29
が、図示しない一回転駆動装置によって一回転して、最
下位のシート原稿2一枚を分離して分離コロ対4に送り
込み、そのシート原稿2はプルアウトコロ対5に送り込
まれ、シート原稿2の先端が分離センサー6によって検
知される。この検知に基づいて分離コロ対4の駆動は停
止する。
【0042】次に、分離されたシート原稿2は、給紙部
搬送路19を通り搬送コロ対7によって搬送路Aを通っ
てレジストコロ対9へ向かう。このとき、分岐爪17は
実線の位置にあり、シート原稿2をレジストコロ対9に
導く。シート原稿2の先端をレジストセンサー8が検知
すると、シート原稿2の画像読み取りに入る。そして、
図示しない原稿搬送制御装置によって読取り装置22の
露光中心42aまでシート原稿2の先端が搬送された所
で画像読み取りが開始され、シート原稿2の後端をレジ
ストセンサー8が検知すると、その後端が露光中心42
aに来た時点で画像読み取りは終了する。読み取りが終
了したシート原稿2は、搬送コロ対12と排紙コロ対1
4とによって搬送されスタッカー16へ排出される。シ
ート原稿2のスタッカー16への排出は排紙センサー1
5で検知される(ステップ170乃至180参照)。
搬送路19を通り搬送コロ対7によって搬送路Aを通っ
てレジストコロ対9へ向かう。このとき、分岐爪17は
実線の位置にあり、シート原稿2をレジストコロ対9に
導く。シート原稿2の先端をレジストセンサー8が検知
すると、シート原稿2の画像読み取りに入る。そして、
図示しない原稿搬送制御装置によって読取り装置22の
露光中心42aまでシート原稿2の先端が搬送された所
で画像読み取りが開始され、シート原稿2の後端をレジ
ストセンサー8が検知すると、その後端が露光中心42
aに来た時点で画像読み取りは終了する。読み取りが終
了したシート原稿2は、搬送コロ対12と排紙コロ対1
4とによって搬送されスタッカー16へ排出される。シ
ート原稿2のスタッカー16への排出は排紙センサー1
5で検知される(ステップ170乃至180参照)。
【0043】ステップ190において、上ユニット32
(のシート原稿読取部RC)が下ユニット33から開放
されているか否かが開放センサー40により検知され判
定される。上ユニット32(のシート原稿読取部RC)
が下ユニット33から開放されているときには、ステッ
プ150と同様、再度セットセンサー3によりテーブル
1上にシート原稿がセットされているか否かが検知され
判定される。セットセンサー3がオンのとき(シート原
稿2がセットされている状態)は、次の(2枚目以降の
後続)シート原稿2が先行するシート原稿2の後端を分
離センサー6が検知したとき、以上の給送動作が繰り返
されることにより給紙され、読み取りが行われる。この
シート原稿2の給紙及び読み取り動作は、上ユニット3
2(のシート原稿読取部RC)で下ユニット33が閉じ
られた場合か、テーブル1上からシート原稿2がなくな
るまで行われる(ステップ190乃至200参照)。
(のシート原稿読取部RC)が下ユニット33から開放
されているか否かが開放センサー40により検知され判
定される。上ユニット32(のシート原稿読取部RC)
が下ユニット33から開放されているときには、ステッ
プ150と同様、再度セットセンサー3によりテーブル
1上にシート原稿がセットされているか否かが検知され
判定される。セットセンサー3がオンのとき(シート原
稿2がセットされている状態)は、次の(2枚目以降の
後続)シート原稿2が先行するシート原稿2の後端を分
離センサー6が検知したとき、以上の給送動作が繰り返
されることにより給紙され、読み取りが行われる。この
シート原稿2の給紙及び読み取り動作は、上ユニット3
2(のシート原稿読取部RC)で下ユニット33が閉じ
られた場合か、テーブル1上からシート原稿2がなくな
るまで行われる(ステップ190乃至200参照)。
【0044】次に表裏両面に画像を有する両面シート原
稿の搬送及び読み取り動作について説明する。搬送路A
を通過した両面シート原稿の後端をレジストセンサー8
が検知して、画像読み取りが終了した時点で搬送コロ対
12、排紙コロ対14及びレジストコロ対9が逆転を開
始し、それと同時に分岐爪17が、図示の実線位置から
二点鎖線の位置に変位する。反転コロ対18も前記の逆
転と同時に同方向に回転する。この時点においては、裏
面の画像読み取りは未だ開始されていない。両面シート
原稿は、分岐爪17の前記通路切り替えにより反転コロ
対18により搬送され、反転路Cを通って搬送コロ対7
により搬送路Aに搬送される。両面シート原稿の後端
(表面の画像読み取り時の先端)がレジストコロ対9を
通過した時点で、その後端(表面の画像読み取り時の先
端)をレジストセンサー8が検知して、分岐爪17は図
示の実線の位置に復帰する。それと同時に、レジストコ
ロ対9、搬送コロ対12及び排紙コロ対14も正転に戻
り、反転した両面シート原稿はその後端を先頭にして再
度レジストコロ対9によりシート原稿読取部RCへ搬送
されて、裏面の画像読み取りが開始される。この読み取
り動作は、片面に画像を有するシート原稿2と同じであ
る。両面シート原稿の裏面の画像読み取りが終了すると
前述のシート原稿2と同じ動作で排紙される。後続の両
面シート原稿は、先行する両面シート原稿の表面の読み
取り動作で、その後端をレジストセンサー8が検知した
時点で給紙される。
稿の搬送及び読み取り動作について説明する。搬送路A
を通過した両面シート原稿の後端をレジストセンサー8
が検知して、画像読み取りが終了した時点で搬送コロ対
12、排紙コロ対14及びレジストコロ対9が逆転を開
始し、それと同時に分岐爪17が、図示の実線位置から
二点鎖線の位置に変位する。反転コロ対18も前記の逆
転と同時に同方向に回転する。この時点においては、裏
面の画像読み取りは未だ開始されていない。両面シート
原稿は、分岐爪17の前記通路切り替えにより反転コロ
対18により搬送され、反転路Cを通って搬送コロ対7
により搬送路Aに搬送される。両面シート原稿の後端
(表面の画像読み取り時の先端)がレジストコロ対9を
通過した時点で、その後端(表面の画像読み取り時の先
端)をレジストセンサー8が検知して、分岐爪17は図
示の実線の位置に復帰する。それと同時に、レジストコ
ロ対9、搬送コロ対12及び排紙コロ対14も正転に戻
り、反転した両面シート原稿はその後端を先頭にして再
度レジストコロ対9によりシート原稿読取部RCへ搬送
されて、裏面の画像読み取りが開始される。この読み取
り動作は、片面に画像を有するシート原稿2と同じであ
る。両面シート原稿の裏面の画像読み取りが終了すると
前述のシート原稿2と同じ動作で排紙される。後続の両
面シート原稿は、先行する両面シート原稿の表面の読み
取り動作で、その後端をレジストセンサー8が検知した
時点で給紙される。
【0045】ステップ190において、開閉センサー4
0がオンの場合(上ユニット32のシート原稿読取部R
Cで下ユニット33が閉じられた場合)、或いはステッ
プ200において、セットセンサー3がオフの場合(テ
ーブル1上にシート原稿2がない場合)は、ステップ2
10に進み、図4に示すスキャナ反転2のサブルーチン
へ進む。
0がオンの場合(上ユニット32のシート原稿読取部R
Cで下ユニット33が閉じられた場合)、或いはステッ
プ200において、セットセンサー3がオフの場合(テ
ーブル1上にシート原稿2がない場合)は、ステップ2
10に進み、図4に示すスキャナ反転2のサブルーチン
へ進む。
【0046】図4は、読取り装置22がシート原稿2の
画像の読み取りをする側にあったものをブック原稿24
の画像の読み取りをする側へ反転させるためのサブルー
チンを示す。同図のステップ211において、図示しな
いスキャナ反転モータ418をオンして回転駆動するこ
とにより読取り装置22が反転されると共に、PULS
E1カウンターに0が設定される。ステップ212に進
み、読取り装置22内の蛍光灯42(光源42)が点灯
される。ステップ213に進み、PULSE1カウンタ
ーが90より大きくなったかどうかが判定される。PU
LSE1カウンターが90よりも大きくなったらステッ
プ214へ進み、図示しないスキャナ反転モータ418
をオフする。PULSE1カウンターの90はある所定
値である。すなわち、図1の場合、読取り装置22は上
向きであり、上ガイド板11の反射面は白色で原稿スケ
ール31上面の黒色よりも反射率が高いので、このよう
な場合、すなわち、セットセンサー3によりシート原稿
2が検知されず、原稿スケール31よりも高い反射率が
検知された場合は、ブック原稿24の読み取りのために
読取り装置22が180°反転してその開口部41aを
下向きにする。
画像の読み取りをする側にあったものをブック原稿24
の画像の読み取りをする側へ反転させるためのサブルー
チンを示す。同図のステップ211において、図示しな
いスキャナ反転モータ418をオンして回転駆動するこ
とにより読取り装置22が反転されると共に、PULS
E1カウンターに0が設定される。ステップ212に進
み、読取り装置22内の蛍光灯42(光源42)が点灯
される。ステップ213に進み、PULSE1カウンタ
ーが90より大きくなったかどうかが判定される。PU
LSE1カウンターが90よりも大きくなったらステッ
プ214へ進み、図示しないスキャナ反転モータ418
をオフする。PULSE1カウンターの90はある所定
値である。すなわち、図1の場合、読取り装置22は上
向きであり、上ガイド板11の反射面は白色で原稿スケ
ール31上面の黒色よりも反射率が高いので、このよう
な場合、すなわち、セットセンサー3によりシート原稿
2が検知されず、原稿スケール31よりも高い反射率が
検知された場合は、ブック原稿24の読み取りのために
読取り装置22が180°反転してその開口部41aを
下向きにする。
【0047】ステップ215において、読取り装置22
が読み取ったデータが原稿スケール31上面の黒色か否
かが判定される。上ガイド板11の反射面の白色よりも
反射率の低い原稿スケール31上面の黒色を検知して正
常に読取り装置22が反転し、その開口部41aが下向
きになったことを認識する。読取り装置22(の等倍C
CD45)の入力が黒色であれば、ステップ216へ進
み読取り装置22内の蛍光灯42が消灯され、ステップ
220に進む。読取り装置22(の等倍CCD45)の
入力が黒色でなければ、スキャナ異常とされる(ステッ
プ217参照)。
が読み取ったデータが原稿スケール31上面の黒色か否
かが判定される。上ガイド板11の反射面の白色よりも
反射率の低い原稿スケール31上面の黒色を検知して正
常に読取り装置22が反転し、その開口部41aが下向
きになったことを認識する。読取り装置22(の等倍C
CD45)の入力が黒色であれば、ステップ216へ進
み読取り装置22内の蛍光灯42が消灯され、ステップ
220に進む。読取り装置22(の等倍CCD45)の
入力が黒色でなければ、スキャナ異常とされる(ステッ
プ217参照)。
【0048】ステップ220において、ブックセンサー
26がオンか否かが検知され判定される。ブックセンサ
ー26がオンの場合(ブック原稿24がブックテーブル
25上にセットされている場合)図2に示すステップ1
20に進み、前述した処理動作が実行される。
26がオンか否かが検知され判定される。ブックセンサ
ー26がオンの場合(ブック原稿24がブックテーブル
25上にセットされている場合)図2に示すステップ1
20に進み、前述した処理動作が実行される。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、前述の構成及び手段により、開閉手段によ
り下ユニットに対して上ユニットが開放されていること
が検知されたときでも、シート原稿検知手段によりシー
ト原稿セット部にシート原稿がセットされていることが
検知された場合には、搬送手段によりシート原稿がシー
ト原稿セット部からシート原稿読取部へ搬送されると共
に、読取手段によりシート原稿の画像が読み取られるの
で、コピー処理時間を短縮することができる。
明によれば、前述の構成及び手段により、開閉手段によ
り下ユニットに対して上ユニットが開放されていること
が検知されたときでも、シート原稿検知手段によりシー
ト原稿セット部にシート原稿がセットされていることが
検知された場合には、搬送手段によりシート原稿がシー
ト原稿セット部からシート原稿読取部へ搬送されると共
に、読取手段によりシート原稿の画像が読み取られるの
で、コピー処理時間を短縮することができる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、前述の構成
及び手段により、ブック原稿検知手段によりブック原稿
セット部にブック原稿がセットされていることが検知さ
れていると共に、シート原稿検知手段によりシート原稿
セット部にシート原稿がセットされていることが検知さ
れていて、開閉手段により下ユニットに対して上ユニッ
トが開放されていることが検知されブック原稿の画像読
み取りが中断している間は、搬送手段によりシート原稿
がシート原稿セット部からシート原稿読取部へ搬送され
ると共に、読取手段によりシート原稿の画像が読み取ら
れるので、コピー処理時間を短縮することができる。
及び手段により、ブック原稿検知手段によりブック原稿
セット部にブック原稿がセットされていることが検知さ
れていると共に、シート原稿検知手段によりシート原稿
セット部にシート原稿がセットされていることが検知さ
れていて、開閉手段により下ユニットに対して上ユニッ
トが開放されていることが検知されブック原稿の画像読
み取りが中断している間は、搬送手段によりシート原稿
がシート原稿セット部からシート原稿読取部へ搬送され
ると共に、読取手段によりシート原稿の画像が読み取ら
れるので、コピー処理時間を短縮することができる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、前述の構成
及び手段により、ブック原稿検知手段によりブック原稿
セット部にブック原稿がセットされていることが検知さ
れていると共に、開閉手段により上ユニットで下ユニッ
トが閉じられていることが検知され、シート原稿検知手
段によりシート原稿セット部にシート原稿がセットされ
ていることが検知されていて、シート原稿の画像読み取
りが中断している間は、読取手段によりブック原稿の画
像が読み取られるので、コピー処理時間を短縮すること
ができる。
及び手段により、ブック原稿検知手段によりブック原稿
セット部にブック原稿がセットされていることが検知さ
れていると共に、開閉手段により上ユニットで下ユニッ
トが閉じられていることが検知され、シート原稿検知手
段によりシート原稿セット部にシート原稿がセットされ
ていることが検知されていて、シート原稿の画像読み取
りが中断している間は、読取手段によりブック原稿の画
像が読み取られるので、コピー処理時間を短縮すること
ができる。
【図1】本発明の一実施例が適用される原稿読取装置の
全体構成図である。
全体構成図である。
【図2】本発明の実施例の処理動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図3】本発明の実施例の処理動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図4】本発明の実施例の処理動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】本実施例が適用される原稿読取装置の電装ブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】本発明の実施例の操作部を示す平面図である。
【図7】図1の読取り装置の内部構成を示す断面図であ
る。
る。
【図8】ブック原稿がセットされていない状態を示す下
ユニットの断面図である。
ユニットの断面図である。
【図9】下ユニットに対する上ユニットの開閉機構を示
す側面図である。
す側面図である。
R 原稿読取装置 RA シート原稿セット部 RC シート原稿読取部 RD ブック原稿読取部 RF ブック原稿セット部 2 シート原稿 3 (シート原稿検知手段としての)セットセンサー 4 (搬送手段としての)分離コロ対 5 (搬送手段としての)プルアウトコロ対 7 (搬送手段としての)搬送コロ対 9 (搬送手段としての)レジストコロ対 12 (搬送手段としての)搬送コロ対 14 (搬送手段としての)排紙コロ対 22 (読取手段としての)読取り装置 23 コンタクトガラス 24 ブック原稿 26 (ブック原稿検知手段としての)ブックセンサー 32 上ユニット 33 下ユニット 40 (開閉手段としての)開閉センサー 400 操作部 406 プリントキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 佐伯 司郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 井本 晋司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内
Claims (3)
- 【請求項1】下ユニットとこの下ユニットに対して開閉
自在の上ユニットとからなり、前記上ユニットに読み取
るべきシート原稿をセットするシート原稿セット部と、
前記シート原稿の画像を読み取るシート原稿読取部と、
前記シート原稿を前記シート原稿セット部から前記シー
ト原稿読取部へ搬送する搬送手段と、読み取るべきブッ
ク原稿の画像を読み取るブック原稿読取部とを有し、前
記下ユニットに前記ブック原稿をセットするブック原稿
セット部を有し、 前記シート原稿又は前記ブック原稿を選択的に読み取る
読取手段と、前記シート原稿のセット有無を検知するシ
ート原稿検知手段と、前記下ユニットに対して上ユニッ
トの開閉状態を検知する開閉検知手段とを備え、 前記開閉手段により前記下ユニットに対して上ユニット
が開放されていることが検知されたときでも、前記シー
ト原稿検知手段により前記シート原稿セット部に前記シ
ート原稿がセットされていることが検知された場合に
は、前記搬送手段により前記シート原稿が前記シート原
稿セット部から前記シート原稿読取部へ搬送されて、前
記読取手段により前記シート原稿の画像が読み取られる
ことを特徴とする原稿読取装置。 - 【請求項2】下ユニットとこの下ユニットに対して開閉
自在の上ユニットとからなり、前記上ユニットに読み取
るべきシート原稿をセットするシート原稿セット部と、
前記シート原稿の画像を読み取るシート原稿読取部と、
前記シート原稿を前記シート原稿セット部から前記シー
ト原稿読取部へ搬送する搬送手段と、読み取るべきブッ
ク原稿の画像を読み取るブック原稿読取部とを有し、前
記下ユニットに前記ブック原稿をセットするブック原稿
セット部を有し、 前記シート原稿又は前記ブック原稿を選択的に読み取る
読取手段と、前記ブック原稿のセット有無を検知するブ
ック原稿検知手段と、前記シート原稿のセット有無を検
知するシート原稿検知手段と、前記下ユニットに対して
上ユニットの開閉状態を検知する開閉検知手段とを備
え、 前記ブック原稿検知手段により前記ブック原稿セット部
に前記ブック原稿がセットされていることが検知されて
いると共に、前記シート原稿検知手段により前記シート
原稿セット部に前記シート原稿がセットされていること
が検知されていて、前記開閉手段により前記下ユニット
に対して上ユニットが開放されていることが検知され前
記ブック原稿の画像読み取りが中断している間は、前記
搬送手段により前記シート原稿が前記シート原稿セット
部から前記シート原稿読取部へ搬送されて、前記読取手
段により前記シート原稿の画像が読み取られることを特
徴とする原稿読取装置。 - 【請求項3】下ユニットとこの下ユニットに対して開閉
自在の上ユニットとからなり、前記上ユニットに読み取
るべきシート原稿をセットするシート原稿セット部と、
前記シート原稿の画像を読み取るシート原稿読取部と、
前記シート原稿を前記シート原稿セット部から前記シー
ト原稿読取部へ搬送する搬送手段と、読み取るべきブッ
ク原稿の画像を読み取るブック原稿読取部とを有し、前
記下ユニットに前記ブック原稿をセットするブック原稿
セット部を有し、 前記シート原稿又は前記ブック原稿を選択的に読み取る
読取手段と、前記ブック原稿のセット有無を検知するブ
ック原稿検知手段と、前記シート原稿のセット有無を検
知するシート原稿検知手段と、前記下ユニットに対して
上ユニットの開閉状態を検知する開閉検知手段とを備
え、 前記ブック原稿検知手段により前記ブック原稿セット部
に前記ブック原稿がセットされていることが検知されて
いると共に、前記開閉手段により上ユニットで前記下ユ
ニットが閉じられていることが検知されていて、前記シ
ート原稿検知手段により前記シート原稿セット部に前記
シート原稿がセットされていることが検知され前記シー
ト原稿の画像読み取りが中断している間は、前記読取手
段により前記ブック原稿の画像が読み取られることを特
徴とする原稿読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4254580A JPH06105086A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 原稿読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4254580A JPH06105086A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 原稿読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06105086A true JPH06105086A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17267015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4254580A Pending JPH06105086A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 原稿読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06105086A (ja) |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP4254580A patent/JPH06105086A/ja active Pending
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