JPH06105070A - 完全密着型イメージセンサ - Google Patents

完全密着型イメージセンサ

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JPH06105070A
JPH06105070A JP4272390A JP27239092A JPH06105070A JP H06105070 A JPH06105070 A JP H06105070A JP 4272390 A JP4272390 A JP 4272390A JP 27239092 A JP27239092 A JP 27239092A JP H06105070 A JPH06105070 A JP H06105070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor elements
sensor
image sensor
substrates
face
Prior art date
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Pending
Application number
JP4272390A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yokoyama
宏二 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4272390A priority Critical patent/JPH06105070A/ja
Publication of JPH06105070A publication Critical patent/JPH06105070A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 投影面積が少なく、また、色ズレ調整のため
の機構,電気回路が不要な完全密着型イメージセンサを
提供する。 【構成】 基板11a,11bの端面部12a,12b
にセンサ素子2a,2bを取り付け、このセンサ素子2
a,2bをプラテンローラ7に対向配置してペーパーパ
ス8を形成する。このペーパーパス8に原稿を搬送させ
つつ、光源5a,5bから発せられた光の反射光をセン
サ素子2a,2bで読み取り、所定の画像処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は完全密着型イメージセン
サに係り、特に投影面積が小さく、多色読み取りの場合
に色ズレを起こさない完全密着型イメージセンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】密着型イメージセンサは「縮小光学系」
を使用せずに原稿を読み取ることが可能なので、光路長
が短く、ファクシミリ装置等の装置を小型化することが
可能である。かかる理由により、近年、小型ファクシミ
リ装置やバーコードリーダー等の読取装置として広く使
用されている。ところで、従来の密着型イメージセンサ
には、「縮小光学系」の代わりにセルフォックレンズに
代表される「等倍光学系」を用いて、センサ面上に像を
形成するタイプのものがある。また、センサの価格を下
げるため、セルフォックレンズを省略し、センサ面に原
稿を密着させて画像を読み取る方式の密着型イメージセ
ンサも開発されている。以後、この方式の密着型イメー
ジセンサを、「完全密着型イメージセンサ」と呼称す
る。
【0003】図3に従来の完全密着型イメージセンサI
Sの概略断面図を示す(特開平2─305064号公報
を参照)。図3に示すように、基板1の表面には光信号
を電気信号に変換するセンサ素子2が形成されている。
また、基板1の右方にはセンサ素子2を駆動する駆動用
IC3が配設され、基板1の左方にはスリット4が形成
されている。このスリット4の下方には光源5が配置さ
れ、光源5から発せられた光がスリット4を通過して、
原稿(図示せず)に照射される。センサ素子2から発せ
られた電気信号は、ボンディングワイヤ6を介して駆動
用IC3に伝えられる。前記原稿は、センサ素子2に対
向配置されたプラテンローラ7により、センサ素子2に
圧着されつつペーパーパス8を搬送される。なお、図中
符号9は、カバーを示している。
【0004】そして、原稿を読み取るには、原稿(図示
せず)をペーパーパス8に沿って図3の右方から左方に
プラテンローラ7の回転に従って搬送させ、原稿からの
反射光をセンサ素子2により読み取った信号を信号処理
装置(図示せず)により信号処理し、画像信号として所
定の処理を行う。また、図4に、かかる構成の完全密着
型イメージセンサISを使用して多色の読み取りを行う
場合の断面図を示す。この場合は、図4に示すように、
2個以上の完全密着型イメージセンサIS1 ,IS2 を
縦列配置する。この場合、センサ素子2,2の間隔は
「l」になる。なお、センサ素子2,2には、所定の色
のみを読み取るために、所定の色のみを通過せしめるフ
ィルタ膜が形成されている。
【0005】そして、図4において原稿がペーパーパス
8に沿って図4の左方から右方に搬送され、原稿で反射
された反射光がセンサ素子2,2で読み取られ、この読
取の後、1つの画像情報になるように図示しない信号処
理装置により信号処理がなされる。なお、カラー画像の
読み取りの場合は、完全密着型イメージセンサを3個縦
列配置して行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
密着型イメージセンサは図3に示すように、上方からの
投影面積が大きく、必然的にファクシミリ装置等の装置
の小型化が困難となっていた。また、従来の密着型イメ
ージセンサは図4に示すように、センサ素子2,2の間
隔lが数十mmオーダーであり、そのバラツキが大き
く、このバラツキは画像品質の色ズレを生じさせる。か
かる色ズレを防止するために、色ズレの調整の調整機
構,電気的な色ズレ調整回路を必要としていた。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、投影面積
の小さい密着型イメージセンサを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、色ズレ調整の不要な密着
型イメージセンサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、基板上にセンサ素子を配列し、このセンサ素子に対
向配置されたプラテンローラと前記センサ素子とがなす
ペーパーパス間を搬送される原稿を読み取る完全密着型
イメージセンサにおいて、前記プラテンローラに対して
前記基板の端面部を対向配置せしめ、前記端面部にセン
サ素子を配列して構成した。請求項2記載の発明では、
前記端面部にセンサ素子を配列した基板を複数枚積層配
列し、前記プラテンローラに対向配置して構成した。請
求項3記載の発明では、前記端面部を、R形状をなして
構成した。
【0009】
【作用】請求項1記載の密着型イメージセンサでは、基
板の端面部にセンサ素子を配列形成したので、密着型イ
メージセンサのなす投影面積を小さくできる。請求項2
記載の密着型イメージセンサでは、端面部にセンサ素子
を配列した基板を積層配列したので、センサ素子間の間
隔を小さくでき、間隔のバラツキを非常に小さくでき
る。従って、色ズレがなく、色ズレ調整のための機構,
電気回路が不要となる。請求項3記載の密着型イメージ
センサでは、基板の端面部をR状に形成したので、プラ
テンローラとセンサ素子との間に挿入される原稿を傷つ
けることがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の完全密着型イメージセンサに
おける実施例を図1ないし図2を参照して詳細に説明す
る。図1に本実施例の断面図を示し、図2に本実施例の
基板の端面部の拡大断面図を示す。なお、既に説明した
部分には同一符合を付し、重複記載を省略する。図1お
よび図2に示すように、プラテンローラ7の下方には2
枚の第1,第2基板11a,11bが斜めに積層されて
配設されている。第1,第2基板11a,11bの先端
部12a,12bはそれぞれR状に形成されていて、前
記先端部12a,12bにはそれぞれ第1,第2センサ
素子2a,2bが取り付けられている。
【0011】第1,第2センサ素子2a,2bの表面に
は特定の色だけが通過するフィルタ膜がコーティングさ
れている。即ち、2色の読み取りを1個のユニットで行
うことが可能となり、しかも第1センサ素子2aと第2
センサ素子2bとの間隔は「L」であり、その間隔Lは
数mmオーダーである。前記第1基板11aの下端部に
は第1駆動用IC3aが取り付けられ、この第1駆動用
IC3aと第1センサ素子12aとは第1ボンディング
ワイヤ6aにより接続されている。前記第1センサ素子
12aに対向したペーパーパス8を照射するように第1
光源5aが配設されている。
【0012】また、同様に、前記第2基板11bの下端
部には第2駆動用IC3bが取り付けられ、この第2駆
動用IC3bと第2センサ素子12bとは第2ボンディ
ングワイヤ6bにより接続されている。前記第2センサ
素子12bに対向したペーパーパス8を照射するように
第2光源5bが配設されている。図中符合13は、カバ
ーを示している。前記第1センサ素子2aと第2センサ
素子2bの間隔は、「L」であり、この間隔Lは数mm
オーダーである。なお、カラー画像の読み取りを行う場
合には、かかる構成の密着型イメージセンサを3枚積層
配置すればよい。
【0013】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。図示しない原稿は、ペーパーパス8
に沿って左方から右方に搬送され、プラテンローラ7の
回転により原稿は第1,第2センサ素子12a,12b
と密着した状態で搬送される。第1,第2光源5a,5
bからの光は原稿面に照射され、その反射光を第1,第
2センサ素子12a,12bが読み取る。第1,第2セ
ンサ素子12a,12bがそれぞれ読み取りを行った
後、その出力信号は1つの画像情報になるように読取信
号処理装置(図示せず)により所定の信号処理がなされ
る。
【0014】ここに、本実施例では第1,第2センサ素
子12a,12bが数mmオーダーの狭い間隔Lを隔て
て配置され、この間隔Lのバラツキが非常に小さいの
で、画像品質の色ズレが非常に少なく、従来必要であっ
た色ズレ調整のための調整機構,電気的な色ズレ調整回
路が不要となる。また、第1,第2センサ素子12a,
12bを、それぞれ第1,第2基板11a,11bの端
面部に取り付けたので、従来例(図3および図4参照)
に比較し、本発明は密着型イメージセンサの投影面積を
非常に小さく構成でき、ファクシミリ装置等の装置を小
型化して構成できる。
【0015】また、第1,第2センサ素子12a,12
bをそれぞれ第1,第2基板11a,11bの端面部に
取り付けたので、原稿と密着型イメージセンサとが「線
接触」に近い「面接触」になり、従来例における基板の
平板部と原稿との接触状態(図3および図4参照)に比
較し、格段に密着度が向上する。その結果、センサ素子
と原稿との原稿の読み取りボケ、即ち、MTF(Modula
tin Transfer Function )の劣化を防いだ画像読取が可
能となる。
【0016】また、基板の端面部をR状に構成し、そこ
にセンサ素子を形成しているので、原稿がセンサ素子と
プラテンローラ間を通過する際に、基板のエッジに原稿
が接触しキズをつけてしまうことがない。なお、本実施
例では完全密着型イメージセンサを2枚積層した場合を
示したが、完全密着型イメージセンサを1枚、または3
枚積層してもよいことは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板の端面部にセンサ素子を配列し、そのセンサ素子をプ
ラテンローラに対向配置したので、完全密着型イメージ
センサの投影面積を小さくでき、装置全体の小型化に寄
与する。また、基板の端面部にセンサ素子を配列したも
のを積層配列して多色読み取りを行っている。従って、
各センサ素子間の間隔を小さくできるので、センサ素子
間のバラツキがなく、色ズレ調整のための機構,電気回
路が不要となる。さらに、基板の端面部にRを持たせた
ので、センサ素子とプラテンローラとの間に挿入される
原稿を傷つけることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】前記実施例の要部拡大断面図である。
【図3】従来の密着型イメージセンサの断面図である。
【図4】従来の多色読み取りの密着型イメージセンサの
断面図である。
【符号の説明】
3a,3b 駆動用IC 5a,5b 光源 6a,6b ボンディングワイヤ 7 プラテンローラ 8 ペーパーパス 11a,11b 基板 12a,12b センサ素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にセンサ素子を配列し、このセン
    サ素子に対向配置されたプラテンローラと前記センサ素
    子とがなすペーパーパス間を搬送される原稿を読み取る
    完全密着型イメージセンサにおいて、 前記プラテンローラに対して前記基板の端面部を対向配
    置せしめ、前記端面部にセンサ素子を配列したことを特
    徴とする完全密着型イメージセンサ。
  2. 【請求項2】 前記端面部にセンサ素子を配列した基板
    を複数枚積層配列し、前記プラテンローラに対向配置し
    たことを特徴とする請求項1記載の完全密着型イメージ
    センサ。
  3. 【請求項3】 前記端面部は、R形状をなしていること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の完全密着型
    イメージセンサ。
JP4272390A 1992-09-16 1992-09-16 完全密着型イメージセンサ Pending JPH06105070A (ja)

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