JPH061044U - ワイパーの揺動駆動装置 - Google Patents

ワイパーの揺動駆動装置

Info

Publication number
JPH061044U
JPH061044U JP4037892U JP4037892U JPH061044U JP H061044 U JPH061044 U JP H061044U JP 4037892 U JP4037892 U JP 4037892U JP 4037892 U JP4037892 U JP 4037892U JP H061044 U JPH061044 U JP H061044U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
housing
wiper
end surface
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4037892U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2579818Y2 (ja
Inventor
平三郎 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1992040378U priority Critical patent/JP2579818Y2/ja
Publication of JPH061044U publication Critical patent/JPH061044U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579818Y2 publication Critical patent/JP2579818Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動および騒音が少なく、かつ配設スペース
を可及的に縮小することができるコンパクトなワイパー
の揺動駆動装置を提供する。 【構成】 ハウジング12の一側壁に回転自在に軸支さ
れた入力軸16の軸端に固着されてハウジング12内に
円盤状の端面溝カム18が設けられている。また、ハウ
ジング12の他側壁には入力軸16の軸芯に対して偏心
されてこれに平行に出力軸22が揺動回転自在に軸支さ
れている。この出力軸22のハウジング内の軸端にはレ
バー26が径方向外方に延出されて一体的に設けられて
おり、このレバー26の先端には前記端面溝カム18に
向けて突出されて接触子28が固設されていて、この接
触子28は端面溝カム18に形成された無端状のカム溝
18aに係合されている。また、出力軸22にはこれに
固設されて揺動アーム30が取付けられ、この揺動アー
ム30にワイパーブレード部材が取付けられるようにな
っている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のワイパーの揺動駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のワイパーを揺動駆動させる動駆動装置には、図4に示すように 連続回転軸32に固着されクランクレバー34と、揺動支点36に枢支されてワ イパーブレード部材が取付けられる揺動アーム38と、この揺動アーム38と上 記クランクレバー34とを連結するコネクティングロッド40とからなる周知の クランクレバー機構30が多用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種クランクレバー機構による揺動駆動装置では、振 動および騒音が多く、またその配設スペースも広く必要とするばかりか、配設部 位のボデイー形状等の制約や払拭面積等の機能面からの要求からそのリンクレバ ー機構自体が複雑化すると言った課題があった。
【0004】 本考案は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、振動および 騒音が少なく、かつ配設スペースを可及的に縮小することができるコンパクトな ワイパーの揺動駆動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案は、ハウジングに回転自在に軸支された入 力軸と、該入力軸の軸端に固着されてハウジング内に設けられた端面溝カムと、 該入力軸の軸芯から偏心されて該ハウジングに回転自在に軸支され、ワイパーの 揺動アームが取付けられる出力軸と、該出力軸の軸端に固着されてハウジング内 に設けられたレバーと、該レバーに固設されて該端面溝カムのカム溝に係合され る接触子と、を備えてワイパーの揺動駆動装置を構成することを特徴とする。
【0006】
【作用】
以上の構成により本考案の装置にあっては、入力軸が連続回転されると、端面 溝カムの回転角度に応じてそのカム溝に係合した接触子が径方向に変位し、この 変位がレバーを介して出力軸を揺動回転させ、揺動アームが往復揺動運動される 。ここで、入力軸の連続回転を揺動運動に変換するにあたって揺動運動に優れた 運動特性を持つカム曲線を用いてことで、振動および騒音を可及的に低減させて 揺動アームを滑らかに揺動運動させることができ、また、リンクレバー機構に比 べ可及的にコンパクトにかつ揺動角度範囲およびその角速度等を自由度高く設定 することができる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
【0008】 図1は本考案に係るワイパーの揺動駆動装置の一実施例の側断面図であり、図 2は図1中のII−II線矢視断面図である。図示するように、揺動駆動装置10は ハウジング12の一側壁に軸受メタル14を介して回転自在に軸支された入力軸 16と、この入力軸16の軸端に固着されてハウジング12内に設けられた円盤 状の端面溝カム18とを有し、この端面溝カム18はベアリング20を介してハ ウジング12の内周壁に回転自在に軸支されている。
【0009】 また、ハウジング12の他側壁には入力軸16の軸芯に対して偏心されてこれ に平行に出力軸22が軸受メタル24を介して揺動回転自在に軸支されている。 この出力軸22のハウジング内の軸端にはレバー26が径方向外方に延出されて 一体的に設けられており、このレバー26の先端には前記端面溝カム18に向け て突出されて接触子28が固設されていて、この接触子28は端面溝カム18に 形成された無端状のカム溝18aに係合されている。また、出力軸22にはこれ に固設されて揺動アーム30が取付けられ、この揺動アーム30にワイパーブレ ード部材(図示せず)が取付けられるようになっている。
【0010】 このように構成されるワイパーの揺動駆動機構10の入力軸16には、図示し ていないが減速機を介して電動モータの回転力が伝達される。そして、この電動 モータにより入力軸16が連続回転されると、端面溝カム18の回転角度に応じ てそのカム溝18aに係合した接触子28が径方向に変位し、この変位がレバー 26を介して出力軸22を揺動回転させ、揺動アーム30が往復揺動運動される 。すなわち、揺動運動に優れた運動特性を持つカム曲線を用いることにより、振 動および騒音の少ない滑らかな揺動運動を得ることができ、また、リンクレバー 機構に比べ可及的にコンパクトにかつ揺動角度範囲およびその角速度等を自由度 高く設定することができる。
【0011】 なお、図3は上記実施例の揺動駆動装置をワイパーに適用する場合の態様例を 示すものであり、同図(a)に示すように左右一対の揺動アーム30a,30b をリンク機構32で繋いで単一の揺動駆動装置10で作動させるようにしても良 いし、また同図(b)に示すように独立した2つの揺動駆動装置10a,10b で左右一対の揺動アーム30a,30bを個々に作動させるようにしても良い。 またさらに、同図(c)に示すように2つの揺動駆動装置を回転軸34で繋いで 単一の駆動モータで双方を作動させるようにしても良い。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のワイパーの揺動駆動装置によれば、揺動運動に 優れた運動特性を持つカム曲線を用いて入力軸の連続回転を揺動運動に変換する ことで、振動および騒音を可及的に低減させて揺動アームを滑らかに揺動運動さ せることができ、また、リンクレバー機構に比べ可及的にコンパクトにかつ揺動 角度範囲およびその角速度等を自由度高く設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるワイパーの揺動駆動装置の一実
施例を示す側断面図である。
【図2】図1中に示すII−II線矢視断面図である。
【図3】本考案にかかる揺動駆動装置のワイパーへの適
用例を示す概略図である。
【図4】従来のワイパーの揺動駆動装置に多用されてい
るリンクレバー機構を概略図である。
【符号の説明】
10 揺動駆動装置 12 ハウジング 16 入力軸 18 端面溝カム 18a カム溝 22 出力軸 26 レバー 28 接触子 30 揺動アーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに回転自在に軸支された入力
    軸と、 該入力軸の軸端に固着されてハウジング内に設けられた
    端面溝カムと、 該入力軸の軸芯から偏心されて該ハウジングに回転自在
    に軸支され、ワイパーの揺動アームが取付けられる出力
    軸と、 該出力軸の軸端に固着されてハウジング内に設けられた
    レバーと、 該レバーに固設されて該端面溝カムのカム溝に係合され
    る接触子と、 を備えたことを特徴とするワイパーの揺動駆動装置。
JP1992040378U 1992-06-12 1992-06-12 ワイパーの揺動駆動装置 Expired - Lifetime JP2579818Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992040378U JP2579818Y2 (ja) 1992-06-12 1992-06-12 ワイパーの揺動駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992040378U JP2579818Y2 (ja) 1992-06-12 1992-06-12 ワイパーの揺動駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH061044U true JPH061044U (ja) 1994-01-11
JP2579818Y2 JP2579818Y2 (ja) 1998-09-03

Family

ID=12578993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992040378U Expired - Lifetime JP2579818Y2 (ja) 1992-06-12 1992-06-12 ワイパーの揺動駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2579818Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101040313B1 (ko) * 2010-11-11 2011-06-10 삼성탈레스 주식회사 가변 구동각을 가지는 와이퍼장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6378850A (ja) * 1986-09-24 1988-04-08 Nissan Motor Co Ltd 車両用ワイパの払拭角度切換装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6378850A (ja) * 1986-09-24 1988-04-08 Nissan Motor Co Ltd 車両用ワイパの払拭角度切換装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101040313B1 (ko) * 2010-11-11 2011-06-10 삼성탈레스 주식회사 가변 구동각을 가지는 와이퍼장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2579818Y2 (ja) 1998-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100398308B1 (ko) 모터장치
JPH0487863A (ja) 車両用ワイパ
JPH09224349A (ja) モータ装置
JPH061044U (ja) ワイパーの揺動駆動装置
CA2117289C (en) Opposed wiping type wiper unit
JPH061045U (ja) ワイパーの揺動駆動装置
JP4267577B2 (ja) 回転・揺動変換機構
US5090081A (en) Windshield wiper with variable arcuate pattern
JP2000310309A (ja) モータ装置及び車両用ワイパ装置
JPH10331940A (ja) クランク装置
JPH0124656B2 (ja)
CA1169209A (en) Wiper arm driving mechanism
JP2002227674A (ja) 内燃機関の可変圧縮比機構
JPH0233078Y2 (ja)
JP3426113B2 (ja) 往復動ピストン機構
JPH0611257Y2 (ja) ワイパアームの付勢構造
JPH04224443A (ja) ワイパ装置
KR20000069789A (ko) 차량 유리창 와이퍼장치
JPH076000U (ja) ワイパ駆動装置
JPH0751954Y2 (ja) ワイパ−駆動装置
JPH0310450Y2 (ja)
JP3556838B2 (ja) 旋回装置
JPS6347166Y2 (ja)
JP2001347397A (ja) プレス機械のための回転運動を並進運動に変換する機構
JPH0116682Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term