JPH06104011B2 - 移植装置 - Google Patents

移植装置

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JPH06104011B2
JPH06104011B2 JP61035724A JP3572486A JPH06104011B2 JP H06104011 B2 JPH06104011 B2 JP H06104011B2 JP 61035724 A JP61035724 A JP 61035724A JP 3572486 A JP3572486 A JP 3572486A JP H06104011 B2 JPH06104011 B2 JP H06104011B2
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石田  伊佐男
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、苗植機におけるロータリー式の移植装置に
関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、特公昭49-17806号公報に示されたように、移植具
が伝動回転される回転ケースと、この回転ケースに装着
されて伝動回転される軸とで作動される構成になってい
たが、移植具と軸との間には取付位置を調節する機構が
なく、各部材の切削誤差や組立誤差等による移動具の姿
勢の乱れを適正なものに調節することができないもので
あった。
〔問題点を解決するための技術手段〕
この発明は、前記の従来技術のもつ問題点を解消するた
めに、次の技術的手段を講じた。
即ち、この発明は、移植機の伝動ケース19に設けられた
駆動軸28に回転ケース29を一体的に伝動回転するよう取
付け、該回転ケース29に設けられた複数個の移植具駆動
軸34・34に各々移植具35・35を装着してなる移植装置に
おいて、各移植具駆動軸34に着脱自在に固着された取付
具42に移植具35を各々弾圧固定装置43及び姿勢調節装置
55を介して取付けたことを特徴とする移植装置としたも
のである。
〔発明の作用効果〕
この発明によると、各移植具駆動軸34に着脱自在に固着
された取付具42に移植具35を各々弾圧固定装置43及び姿
勢調節装置55を介して取付けたものであるから、取付具
42を移植具駆動軸34に対して着脱することにより各移植
具35を容易に移植具駆動軸34に着脱できて組立て及び修
理が容易でありその取付けは確実となる。
そして、その各移植具駆動軸34に固着された取付具42に
対して移植具35を各々弾圧固定装置43及び姿勢調節装置
55を介して取付けたものであるから、各移植具35の姿勢
を適正なものに容易にかつ迅速に調節することができ
て、然も、その取付けは確実となって良好な苗植付け作
業が行なえる。
〔実施例〕
この発明の一実施例である乗用型田植機の移植装置を図
面に基づいて詳細に説明する。
1は乗用牽引車であって、フラットな操縦ステップフロ
アー2の下側に、フロントミッションケース3とリヤー
ミッションケース4を設け、フロントミッションケース
3の後側部の左右両側にフロントアクスルケースを介し
て左右一対の前輪5,5が伝動回転されるよう設け、リヤ
ーミッションケース4の左右両側に伝動ケース6,6を取
付けて後輪7,7を設け、前記ステップフロアー2の前側
部分に操作レバー等を取付ける枠体8を立設して、これ
にステアリングポストを介しハンドル9を設け、ハンド
ル9の後方にエンジン10を覆うカバー11を設けて、その
上に操縦座席12を取付けている。
13,13は支柱で、前記左右の伝動ケース6,6を継ぐ連結枠
14上に、左右に所定の間隔でもって立設されている。
15は昇降リンクで、左右一対の下リンク15a,15aと単一
の上リンク15bの基部側が前記支柱13,13にピンを介して
枢着され、先端部側を縦リンク16で連結し、該昇降リン
ク15が油圧シリンダー装置17によって上下回動作動され
るよう構成されている。
18は移植機で、伝動ケース19と左右に往復動する苗タン
ク20と移植装置21と中央部及び側部の整地フロート22,2
3,23等からできており、この伝動ケース19の左右中間部
が前記縦リンク16と一体の支持体に支軸25を介してロー
リング自由に取付けられている。前記伝動ケース19は、
主伝動ケース19a部に上下方向の副伝動ケース19b,19b,1
9bと後方へ延びる縦伝動ケース19c,19c,19cとからでき
ている。
26は苗受止枠で、苗タンク20の下端側に沿わせて横方向
へ延ばされていて、これに苗タンク20中に載置される苗
が分割できる苗分割口27,27…を設けている。
前記移植装置21は次の各部材によって構成されている。
即ち、前記縦伝動ケース19cに、外側横方向へ突出する
駆動軸28が適宜伝動回転されるよう架設され、この駆動
軸28の先端側を角形状に設けている。そして、この駆動
軸28に回転ケース29を取付けている。この回転ケース29
の取付は前記駆動軸28の先端側角軸部28aを嵌合して該
回転ケース29が駆動軸28と一体回転されるように構成し
ている。30は固定メタルで、基部が伝動ケース19に円弧
状の長穴30aを介して駆動軸28回りに回動自在にボルト3
0bにより止着されており、前記駆動軸28を包むようにし
て回転ケース29内までその先端側が延びている。そし
て、この固定メタル30先端側には係合部(爪)30cが設
けられている。尚、30dは固定メタル30を回動調節する
ときに持つ把持部である。31は太陽ギヤーで、そのギヤ
ーのボス部が前記駆動軸28に外嵌され、その一側に係合
部(爪)31aが設けられており、該係合部31aと前部固定
メタル30の係合部30cとが係合して、太陽ギヤー31が回
転しないで回転ケース29内に納まるよう設けられてい
る。そして、この太陽ギヤー31は前記駆動軸28の軸芯イ
に対してその中心が偏芯ロするように設けられている。
56は軸受としてのボールベアリングであって、前記係合
部30c,31aの外側面と回転ケース29との間に設けられて
おり、太陽ギヤー31及び回転ケース29の姿勢を適正に保
持すべく設けられている。
32,32は前記太陽ギヤー31に噛合って回転ケース29の回
転によって回転されるカウンター遊星ギヤーである。
33,39は移植具駆動軸34が一体的に設けられている遊星
ギヤーであって、回転ケース29の先端側内で、前記カウ
ンター遊星ギヤー32,32に噛合されている。そして、移
植具駆動軸34は伝動ケース19側と反対側へ長く延ばされ
ていて、その先端側は角軸34aに形成されている。そし
て、これらの太陽ギヤー31・カウンター遊星ギヤー32,3
2・遊星ギヤー33,33にて伝動機構Aが構成されている。
35は移植具で、内部が中空ケース状になった移植具本体
35aとこの本体35aに取付けられた苗分割爪36と苗押出フ
オーク37とケース内に納められる連動部材38、カム体3
9、バネ40等からできている。そして、前記カム体39
は、前記移植具駆動軸34が貫通される孔が穿たれてい
て、そのボス部39aを長く延ばし、前記回転ケース29に
角孔部ハに嵌合する形態で取付けられ、このカム体39が
回転ケース29と一体的に回転されるよう構成されてい
る。苗押出フォーク37は、移植具本体35a内に上下中間
部が上下摺動自由に取付けられ、下方の突出端部にはフ
ォーク片37aが一体的に止着されている。連動部材38は
カム体39とフォーク37の上端部とを連動するもので、41
がその支点ピンである。そして、苗分割爪36の先端がそ
の軌跡PにおいてP1に位置した時(土中に苗を植付ける
時)、カム体39に設けた断部ニに連動部材38のカムフロ
アー38aが対応し、連動部材38はバネ40によりホ方向へ
回動して苗押出フオーク37をヘ方向に急激に移動せしめ
る。
42は、移植具35の本体35aと移植具駆動軸34とを取付け
るための取付具であって、この金具42は前記移植具駆動
軸34の角軸34a部に嵌合する角孔42aと、移植具本体35a
にその先端を螺着した螺子43aを挿通する長穴42bが移植
具駆動軸34を中心にして円弧状に穿たれている。
そして、その先端が移植具本体35aに螺着された螺子43a
を長穴42bを挿通して、板バネ43bを装着した後に座金43
cを介してナット43dにより締め付け所定の弾圧力により
金具42に移植具本体35aを取付けた後、緩み止めナット4
3eを締め付ける。これらの螺子43a・板バネ43b・座金43
c・ナット43d,43eにより弾圧固定装置43が構成されてい
る。
次に、姿勢調節装置55について詳述する。金具42及び移
植具本体35aに各々対向する突出部42c・35bが一体的に
設けられており、金具42の突出部42cに設けられた穴42d
と移植具本体35aの突出部35bに設けられた穴35cとを挿
通してピン体44を設け、該ピン体44の先端に形成した螺
子部44aに座金45・板バネ46・座金47を通してナット48
により締め付けている。そして、ピン体44の中央部には
螺子穴44bが設けられており、該螺子穴44bに螺着された
螺子体49を前記突出部42cの長穴42dの長手方向に沿った
状態で回動自在に設け、その螺子体49に一端には把持用
の摘み部50を一体的に設け、他端には板バネ51・座金52
を通してナット53,54により締め付けられている。併し
て、摘み部50を持って回すと、螺子体49が回動しピン体
44が長穴42dに沿って移動する為に、移植具本体35aを移
植具駆動軸34回りに回動調節することができる。
また、取付具42と移植具駆動軸34とは周面の一部が軸芯
方向へテーパー状に削られたコッターピン58で角軸34a
部に圧着され、このピン58を抜くと移植具駆動軸34の軸
芯方向に移植具35全体が移動調節できるよう構成されて
いる。
尚、図中56はボールベアリング、57はオイルシールを示
す。
次に上例の作用について説明すると、苗タンク20に苗を
載せてエンジン10で各部を駆動すると、乗用牽引車1が
前輪5と後輪7の回転により推進されて、移植機18部が
整地フロート22,23,23で一部その荷重が受けられて牽引
されると共に伝動軸を介して動力がフロントミッション
ケース3側から伝動ケース19内の入力軸へ伝動される。
このようにして、伝動ケース19内の入力軸から適宜な伝
動ルートを経て動力が駆動軸28に伝わる。すると、各回
転ケース29が回転し、この回転に伴ない太陽ギヤー31の
まわりにカウンター遊星ギヤー32,32が遊星回転され、
これに咬合う遊星ギヤー33,33が回転されることにな
る。したがて、遊星ギヤー33,33に一体的に設けられた
移植具駆動軸34及び取付具42を介して移植具本体35aが
回転される。また、回転ケース29にボス部39aを介して
一体的に取付けられたカム体39は、移植具本体35aの回
転に対してずれながら回転されることになり、このため
に、連動部材38を介して苗押出フォーク37が上下動され
ることになる。
即ち、苗分割爪36の先端側が移植軌跡Pを描いて作動
し、左右往復動する苗タンク20で苗受止板26の苗分割口
27,27…へ次々と繰出される苗が分割されて次々と圃場
面へ移送され、苗分割36が最下端の土壌面へ突込んだと
きに(P1位置にて)丁度苗押出フォーク37がバネ40の作
用で苗を下方へ押出して移植する。
そして、また、回転ケース29に取付けられた2基の移植
具35の苗分割爪36,36による苗分割量に差があったり、
苗移植姿勢が悪いようなときには、移植具駆動軸34に対
して移植具本体35aを回動調節して、苗分割爪36が苗分
割口27へ介入する寸法や介入角度を調整するとよい。こ
の調整にあたっては摘み部50を回して取付具42に対する
移植具本体35aの取付角度を調整すればよいが、この調
整が移植具本体35aの外側において摘み部50を回すと行
えるからその操作が極めて容易にできる。
また、苗分割爪36が苗分割時に苗受止板26の苗分割口27
に対して横方向へずれているような場合には、コッター
ピン58を緩めて移植具本体35aを軸方向へ適宜移動させ
て再びコッターピン58を打込んで調節すればよい。
そして、伝動ケース19に対して駆動軸28回りに回動調節
できる固定メタル30と太陽ギヤー31とを各々の係合部30
c,31aにて係合して、太陽ギヤー31を伝動ケース19に固
定するようにしているので、移植装置21を組立た後に、
駆動軸28にこれを組付ける際、その組付けが容易であ
る。更に、組付け後、固定メタル30をボルト30bを緩め
て把持部30dを持って駆動軸28回りに回動調節すること
により係合部30c,31aを介して太陽ギヤー31を回動調節
することができるので、移植具35,35の姿勢調節も容易
に行える。
そして、上記係合部30c,31aの外側面と伝動ケース19と
の間にボールベアリング56を設けてあるので、太陽ギヤ
ー31の姿勢が適正に保持されると共に、回転ケース29も
該ボールベアリング56と駆動軸28の先端部の角軸部28a
との二点で駆動軸28に支持されるので、回転ケース29は
安定した回転をすることとなり、正確な苗の分割及び植
付けが行われる。また、回転ケース29が左右方向にぐら
ついたりせず安定した回転をする為に、シール57が破損
する恐れもなく、回転ケース29の密封性も良好である。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の一実施例を示したもので、第1図は
平断面図、第2図は側面図、第3図は一部断面する側面
図、第4図は第1図のA-A断面図、第5図は固定メタル
の正面図、第6図はそのB-B断面図、第7図は太陽ギヤ
ーの正面図、第8図はそのC-C断面図、第9図は全体の
側面図、第10図はその平面図である。 図中記号、Aは伝動機構、19は伝動ケース、28は駆動
軸、29は回転ケース、30c,31aは係合部(爪)、31は太
陽ギヤー、32はカウンター遊星ギヤー、33は遊星ギヤ
ー、34は移植具駆動軸、35は移植具、35aは移植具本
体、43は弾圧固定装置、55は姿勢調節装置を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移植機の伝動ケース19に設けられた駆動軸
    28に回転ケース29を一体的に伝動回転するよう取付け、
    該回転ケース29に設けられた複数個の移植具駆動軸34・
    34に各々移植具35・35を装着してなる移植装置におい
    て、各移植具駆動軸34に着脱自在に固着された取付具42
    に移植具35を各々弾圧固定装置43及び姿勢調節装置55を
    介して取付けたことを特徴とする移植装置。
JP61035724A 1986-02-19 1986-02-19 移植装置 Expired - Fee Related JPH06104011B2 (ja)

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JPS62195211A JPS62195211A (ja) 1987-08-28
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942121U (ja) * 1982-09-10 1984-03-19 井関農機株式会社 田植機における苗取出量調節装置
JPS615712A (ja) * 1984-06-19 1986-01-11 ヤンマー農機株式会社 田植機の苗植装置

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JPS62195211A (ja) 1987-08-28

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