JPH06103930B2 - 同期分離回路 - Google Patents

同期分離回路

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JPH06103930B2
JPH06103930B2 JP7339688A JP7339688A JPH06103930B2 JP H06103930 B2 JPH06103930 B2 JP H06103930B2 JP 7339688 A JP7339688 A JP 7339688A JP 7339688 A JP7339688 A JP 7339688A JP H06103930 B2 JPH06103930 B2 JP H06103930B2
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clamper
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JP7339688A
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敏男 大島
俊行 清水
富士夫 長
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビジヨン信号などのように同期信号が重畳
されている入力信号から同期信号を分離する同期分離回
路に関するものである。
〔従来の技術〕
テレビジヨン信号などのように同期信号と画像信号とが
重畳されている信号のデジタル処理を行う場合で、信号
の同期信号に同期した標本化クロツクで標本化する場合
には同期信号の抽出が必要であり、一般には同期分離回
路で行われている。
そして、従来の同期分離回路としては、同期信号の最下
レベルを一定レベルにクランプして、一定レベルを基準
にして判定レベルを設け、電圧比較器により電圧レベル
の比較を行うことにより同期信号を検出し分離してい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の同期分離回路では、入力信号にスパイク
状パルスが重畳されたり、伝送路の周波数特性の過等化
による波形歪みなどにより、電圧比較器の判定レベルに
引つ掛かる信号があると同期信号と誤つて判断されてし
まうという課題があつた。また、ピーククランプをして
いる場合、周期性のあるパルス状の雑音が重畳された場
合にはその振幅が大きいと雑音が電圧比較器で検出さ
れ、同期信号が検出されないという課題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の同期分離回路は、テレビジヨン信号等のように
同期信号が重畳されている入力信号から同期信号を分離
する同期分離回路において、上記入力信号を予め定めら
れたレベルにピーククランプする第1のピーククランパ
と、上記入力信号からスパイク状のノイズや波形歪みを
取り去る低域ろ波器と、この低域ろ波器の出力を予め定
められたレベルにピーククランプする第2のピーククラ
ンパと、上記第1のピーククランパおよび上記第2のピ
ーククランパの各出力をそれぞれ積分する第1の積分器
および第2の積分器と、上記第1の積分器の出力と上記
第2の積分器の出力との差をとる差回路と、この差回路
の出力により変更される比較電圧と上記第1のピークク
ランパの出力とを比較する第1の比較器と、上記第2の
ピーククランパの出力と予め定められた比較レベルとを
比較する第2の比較器と、この第2の比較器の出力から
上記入力信号の同期信号のエツジの存在する位置の範囲
を示すゲートパルスを発生するゲートパルス発生回路
と、上記第1の比較器の出力と前記ゲートパルス発生回
路の出力とから同期信号を検出する同期信号検出回路と
から構成され、上記入力信号から常に安定に同期信号を
分離するようにしたものである。
〔作用〕
本発明においては、第1,第2のピーククランパと低域ろ
波器および第1,第2の積分器ならびに差回路によりスパ
イク状のノイズや波形歪みによる同期信号の最低レベル
のずれを検出し、第1の比較器の比較電圧を補正して正
確に同期信号の位置を検出し、第2の比較器と、ゲート
パルス発生回路により同期信号のエツジの位置を検出
し、同期信号検出回路で同期信号のエツジ以外の成分を
取り除き入力信号から常に安定に同期信号を分離する。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
図において、1はテレビジヨン信号などのように同期信
号が重畳されている入力信号が印加される入力端、2は
この入力端1からの入力信号を予め定められたレベルに
ピーククランプするピーククランパ、3は入力信号から
スパイク状のノイズや波形歪みを取り去る低域ろ波器
で、この低域ろ波器3はバツフアアンプ3−1と低域ろ
波器3−2から構成されている。4はこの低域ろ波器3
の出力を予め定めたレベルにピーククランプするピーク
クランパ、5はピーククランパ2の出力を積分する積分
器で、この積分器5はバツフアアンプ5−1と低域ろ波
器5−2から構成されている。6はピーククランパ4の
出力を積分する積分器、7は積分器5の出力と積分器6
の出力との差をとる差回路、8はこの差回路7の出力に
より変更される比較電圧とピーククランパ2の出力とを
比較する比較器、9はピーククランパ4の出力と予め定
められた比較レベルとを比較する比較器、10はこの比較
器9の出力から入力信号の同期信号のエツジの存在する
位置の範囲を示すゲートパルスを発生するゲートパルス
発生回路、11は比較器8の出力とゲートパルス発生回路
10の出力とから同期信号を検出する同期信号検出回路、
12は検出した同期信号が得られる出力端である。
つぎにこの第1図に示す実施例の動作を各部の動作波形
を示す第4図(a)〜(n)を参照して説明する。
まず、入力端1からのテレビジヨン信号aをピーククラ
ンパ2により電圧A(第4図のb参照)のレベルにピー
ククランプする。そして、このピーククランパ2の出力
bは比較器8において差回路7の出力によりコントロー
ルされる基準電圧B(第4図のb参照)と比較され同期
信号のエツジが検出され、さらに同期信号検出回路11で
ゲーパルス発生回路10からのゲートパルスiにより同期
信号以外の成分が除去され、同期信号が正しく検出され
出力端12より出力される。
一方、ピーククランパ2の出力bを、バツフアアンプ5
−1と低域ろ波器5−2とからなる積分器5により積分
し、ピーククランパ2の出力の平均値を求める。また、
バツフアアンプ3−1と低域ろ波器3−2とからなる低
域ろ波器3で入力端1からのテレビジヨン信号aに重畳
されているスパイク状のノイズや波形歪みを除去し、ピ
ーククランパ4により電圧Aのレベルにピーククランプ
し、積分器6により積分し、ピーククランパ4の出力の
平均値を求める。この積分器5の出力eと積分器6の出
力fとの差を差回路7で求める。そして、この差回路7
の出力は、入力端1からのテレビジヨン信号aの同期信
号の最下レベルがノイズなどでずれていた場合のずれの
値になる。
つぎに、ピーククランパ2の出力bは、比較器8で予め
定められた基準電圧B(第4図のb参照)と電圧比較さ
れ同期信号が検出される。このとき基準電圧Bの値は常
に正しい同期信号のエツジが検出されるよう差回路7の
出力により制御される。ただし、ここでは、入力信号に
基準電圧Bに引つ掛かるようなノイズがあれば同期信号
として検出されてしまう。そして、ピーククランパ4の
出力dは比較器9で予め定められた基準値C(第4図の
d参照)と比較され、同期信号が検出され、パルスゲー
ト発生回路10で同期信号のエツジ部だけを選択するため
のゲートパルスiを発生させる。
第2図はこのゲートパルス発生回路10の構成例を示すブ
ロック図である。そして、このゲートパルス発生回路10
は、入力端10−1からの比較器9の出力hをゲートパル
ス幅TW(第4図のi1参照)の遅延を与える遅延回路10−
2と、この遅延回路10−2の出力をkとするとk・の
論理演算を行う論理演算回路10−3と・hの論理演算
を行う論理演算回路10−4とからなり、この論理演算回
路10−3と論理演算回路10−4の出力をそれぞれ2種の
ゲートパルスi1,i2(第4図のi1,i2参照)として同期
信号検出回路11に出力する。なお10−5,10−6はそれぞ
れ論理演算回路10−3,10−4の各出力端である。
第3図は第1図の同期信号検出回路11の構成例を示すブ
ロツク図である。
この同期信号検出回路11は、入力端11−1からの比較器
8の出力gを低域ろ波器3の遅延分TLPF(第4図のh参
照)とゲートパルス幅TWの半分の時間TLPF+TW/2(第4
図のo参照)だけ遅延させる遅延回路11−2と、この遅
延回路11−2の出力oと入力端11−3,11−4からのゲー
トパルスi1,i2の論理積をとる論理回路11−5,11−6お
よびこの論理回路11−5の出力の立ち上がりでセツトさ
れ,論理回路11−6の出力の立ち上がりでリセツトされ
るセツトリセツトフリツプフロツプ11−7とから構成さ
れる。そして、出力端11−8に得られるこのセツトリセ
ツトフリツプフロツプ11−7の出力jが同期分離回路の
出力となる。
第4図は第1図ないし第3図の動作説明に供する各部の
動作波形図で、第1図ないし第3図に示す記号に対応す
る動作波形を示すものである。そして、この第4図は、
テレビジヨン信号の波形の前後を、ノイズが重畳されて
いない場合とノイズが重畳されている場合について、
(I),(II)に比較して示す。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、同期信号にスパイ
ク状の雑音や波形歪みが重畳された場合でも正しく同期
信号の分離ができ、また、実際にエツジとして使われる
入力信号が本装置の中では低域ろ波器等の歪みを受けな
いため、正しい位置でしかもジツタの無い同期信号が得
られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、第2図は
第1図のゲートパルス発生回路の構成例を示すブロツク
図、第3図は第1図の同期信号検出回路の構成例を示す
ブロツク図、第4図は第1図ないし第3図の動作説明に
供する各部の動作波形図である。 2……ピーククランパ、3……低域ろ波器、4……ピー
ククランパ、5,6……積分器、7……差回路、8,9……比
較器、10……ゲートパルス発生回路、11……同期信号検
出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジヨン信号等のように同期信号が重
    畳されている入力信号から同期信号を分離する同期分離
    回路において、前記入力信号を予め定められたレベルに
    ピーククランプする第1のピーククランパと、前記入力
    信号からスパイク状のノイズや波形歪みを取り去る低域
    ろ波器と、この低域ろ波器の出力を予め定められたレベ
    ルにピーククランプする第2のピーククランパと、前記
    第1のピーククランパおよび前記第2のピーククランパ
    の各出力をそれぞれ積分する第1の積分器および第2の
    積分器と、前記第1の積分器の出力と前記第2の積分器
    の出力との差をとる差回路と、この差回路の出力により
    変更される比較電圧と前記第1のピーククランパの出力
    とを比較する第1の比較器と、前記第2のピーククラン
    パの出力と予め定められた比較レベルとを比較する第2
    の比較器と、この第2の比較器の出力から前記入力信号
    の同期信号のエツジの存在する位置の範囲を示すゲート
    パルスを発生するゲートパルス発生回路と、前記第1の
    比較器の出力と前記ゲートパルス発生回路の出力とから
    同期信号を検出する同期信号検出回路とから構成され、
    前記入力信号から常に安定に同期信号を分離するように
    したことを特徴とする同期分離回路。
JP7339688A 1988-03-29 1988-03-29 同期分離回路 Expired - Lifetime JPH06103930B2 (ja)

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JPH01246965A JPH01246965A (ja) 1989-10-02
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