JPH0610355B2 - Mn−Znフェライト単結晶の化学エッチング方法 - Google Patents

Mn−Znフェライト単結晶の化学エッチング方法

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JPH0610355B2 JP63070694A JP7069488A JPH0610355B2 JP H0610355 B2 JPH0610355 B2 JP H0610355B2 JP 63070694 A JP63070694 A JP 63070694A JP 7069488 A JP7069488 A JP 7069488A JP H0610355 B2 JPH0610355 B2 JP H0610355B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、Mn−Znフェライト単結晶の化学エッチン
グ方法の改良に係り、特に磁気ヘッド用フェライトコア
の磁気ギャップをMn−Znフェライト単結晶の(11
1)面で形成するのに好適に用いられる化学エッチング
方法に関するものである。
(背景技術) 従来から、磁気ヘッド用コアとして、コア材料にフェラ
イトを用いて構成したフェライトコアが知られている。
このフェライトコアは、良く知られているように、一般
に、二つのフェライト部材が突き合わされて環状の磁路
(磁気回路)が形成された構造を有するものであって、
それらフェライト部材の間に形成される空間がコイル巻
線用の孔とされている一方、それらフェライト部材の一
方の突合せ部に、前記環状の磁路を横切る方向に所定間
隙の磁気ギャップが設けられており、この磁気ギャップ
によって、磁気テープや磁気ディスク等の磁気記録媒体
に対して、周知の如く、所定の記録や再生を行なうよう
になっている。
ところで、VTR用の磁気ヘッドにあっては、近年、そ
の高性能化のために、かかる磁気ギャップは、音声用ヘ
ッドで0.8μm、画像用ヘッドで0.4μm或いはそ
れ以下であり、且つその寸法精度は音声用ヘッドで±
0.08μm以内、画像用ヘッドで±0.03μm以内
或いはそれ以上の高精度であることが要請されている。
一方、そのような磁気ギャップを形成する方法として
は、薄いガラス片をフェライト部材の突合せ面の間に置
いて加圧加熱して、所定の間隔を形成する手法が、一般
に採用されているが、この方法では、磁気ギャップの間
隙幅が1μm以上のオーディオヘッドについては有用で
あっても、上記の如き所謂狭ギャップ磁気ヘッドの製造
には適していないのである。このため、スパッタリング
法や真空蒸着法といった薄膜製造技術を用いて、突合せ
面上にスペーサ材を所要の厚さに付着させて、これをス
ペーサとして利用したり、更にガラスの微粒子を突合せ
面に沈降させてから焼き付け、所要のスペーサを形成す
ることも検討されている。
しかしながら、前者の方法にあっては、装置が大規模と
なり、しかも1回の処理で形成できる数量或いは付着面
積が限られ、所定の膜厚とするには、かなり長時間を要
するために、経済性、量産性に乏しい問題がある。ま
た、スパッタリングの場合、イオン密度の場所的なバラ
ツキによって、生成するスペーサ材の膜厚にむらを生ず
る問題がある。更に、後者の方法によれば、ガラス微粒
子の収率が極めて低いこと、また、ときによっては、微
粒子間に存在する空気が気泡としてスペーサ中に取り込
まれることもあること、更には焼付処理によってガラス
とフェライトとが反応して、磁気ギャップの実効幅が変
化する等といった問題が生じる。
一方、磁気ヘッド用コアを構成するフェライト部材の磁
気ギャップ構成面を、エッチング処理により所定深さに
除去せしめ、以て目的とする間隔(幅)を形成せしめる
手法も考えられ、本願出願人は、先に、特開昭60−1
38710号公報、特開昭60−138708号公報及
び特開昭62−83483号公報において、リン酸主体
水溶液からなるエッチング液を用い、所定のフェライト
部材のギャップ構成面を所定深さに化学エッチングせし
める手法を明らかにした。
而して、このような化学エッチング手法にて、フェライ
ト部材、特に磁気ヘッド用コア材料として好適に用いら
れるMn−Znフェライトの単結晶面を所定深さエッチ
ング処理して、磁気ギャップを形成せしめるに際して
は、そのエッチング面をより一層平滑化せしめ、またそ
のような平滑面をより一層寸法精度よく安定して得るこ
とが望ましい。特に、前述のように、狭ギャップ磁気ヘ
ッドの製造において、Mn−Znフェライト単結晶のエ
ッチング面を平滑化、換言すればその面粗度を向上せし
めることは、ヘッド感度を高める上においても重要なこ
となのである。
また、前述の如く、一般に磁気ヘッド用コアにおいて、
その磁気ギャップには、例えば最も厳しい画像用ヘッド
となると±0.03μm以内の寸法精度が要求されるの
であるが、この条件を満足するためには、化学エッチン
グで除去した磁気ギャップ構成面の表面粗さが中心線平
均粗さ(Ra)で0.01μm以下でなければならな
い。而して、一般に、VTR用磁気ヘッド用コアのギャ
ップ構成面には、Mn−Znフェライト単結晶の(11
1)面が用いられているが、先の特開昭62−8348
3号公報に開示されている如く、Mn−Znフェライト
の鏡面研磨された単結晶の(111)面をリン酸主体水
溶液に接触せしめて、化学エッチングすると、そのエッ
チング面が中心線平均粗さ(Ra)で0.01μmを越
える表面粗さとなってしまい、磁気ギャップ構成面とし
て使用するには不適当なものであった。
(解決課題) ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為さ
れたものであって、その解決すべき課題とするところ
は、Mn−Znフェライト単結晶の(111)面を、寸
法精度良く、且つ面粗度に優れたエッチング面を与える
ように化学エッチングする方法を確立することにあり、
また磁気ヘッド用コアの磁気ギャップの形成のために好
適に用いられるMn−Znフェライト単結晶の化学エッ
チング手法を提供することにある。
(解決手段) そして、本発明は、かかる課題解決のために、Mn−Z
nフェライト単結晶の(111)面を、過マンガン酸イ
オンを含むリン酸主体水溶液に接触せしめて、かかる単
結晶面を化学エッチングするようにしたのである。
すなわち、本発明にあっては、エッチング液としてリン
酸主体水溶液そのものを用いるのではなく、過マンガン
酸イオンを添加したリン酸主体水溶液を用いて、Mn−
Znフェライトの単結晶面の化学エッチングを行なうよ
うにしたものであり、これによって、エッチングには不
適当とされていた(111)面が寸法精度良くエッチン
グされると供に、そのエッチング面の面粗度を高め、且
つ均質と為し得たのである。
なお、本発明におけるリン酸主体水溶液とは、リン酸の
みからなる酸の水溶液だけを意味するものではなく、リ
ン酸に少量の硫酸等の他の酸を含有する水溶液をも意味
するものである。そして、リン酸主体とは、ここでは、
リン酸が酸全体に対して80%以上含有されることを意
味するものとする。
ところで、かかる本発明に従う化学エッチング処理の施
されるMn−Znフェライト単結晶としては、全体が一
つの単結晶体から構成されるもの他、Mn−Znフェラ
イトの一部が単結晶化されたもの等が対象とされること
となる。そして、そのようなMn−Znフェライトの単
結晶部分の露出された(111)面は、それが磁気ヘッ
ド用コア材料として用いられる場合において磁気ギャッ
プ構成面として好適に利用されることとなるが、本発明
にあっては、そのような(111)面に対して本発明に
従う化学エッチング処理が施されることとなるのであ
る。
また、かかるエッチング処理の施されるMn−Znフェ
ライトの(111)面は、常法に従ってダイヤモンド砥
粒等にて鏡面研磨され、予め平滑な被処理面に仕上げら
れていることが望ましいことは、言うまでもないところ
である。けだし、エッチングの均一性の如何に拘わら
ず、エッチング処理されるべき単結晶面の表面形態も、
また、生じるエッチング面の表面性状に影響するからで
ある。
さらに、本発明にて用いられるMn−Znフェライト単
結晶は、その(111)面が化学エッチングされるに先
立って、一般に、フェライトの平衡酸素濃度若しくはそ
れ以下の酸素濃度の雰囲気中において、少なくとも70
0℃、一般に700〜1300℃の温度下で焼鈍(熱処
理)される。このような熱処理による表面調整により、
研磨加工面である単結晶面に生じた加工変質層が最結晶
化されること等によって、単結晶内(バルク)と同様な
表面状態となり、これによって後の化学エッチング処理
が有効に行なわれ得て、エッチング面が安定化し、また
面粗度が効果的に向上せしめられ得るのである。
ところで、本発明に従う過マンガン酸イオンを含むリン
酸主体水溶液による化学エッチング処理は、Mn−Zn
フェライトの(111)面に対して、かかるリン酸主体
水溶液が接触せしめられることとなるならば、如何なる
手法をも採用することが可能であるが、本発明にあって
は、一般に、Mn−Znフェライト部材が前記リン酸主
体水溶液中に浸漬せしめられることによって、そのよう
な接触状態が実現されることとなる。
そして、本発明にあっては、そのようなエッチング処理
に用いられるリン酸主体水溶液に対して、過マンガン酸
カリウムの如き過マンガン酸塩等の添加により、過マン
ガン酸イオンが含有せしめられ、以て従来では困難視さ
れていた(111)面に対する有効なエッチング処理を
実現せしめ、寸法精度の良い、且つ面粗度に優れたエッ
チング面の形成を可能ならしめたのである。なお、この
過マンガン酸イオンは、その添加量が多くなればなる
程、エッチング面の表面粗さを小さくする効果を大きく
発揮するが、その添加量が0.01モル/以上では、
略その効果が飽和するようになる。
従って、過マンガン酸イオンの添加量は、リン酸主体水
溶液中のリン酸濃度と必要エッチング深さから決定され
るべきものであるが、一般に0.003モル/からそ
の飽和濃度までの範囲が、仕上がったエッチング面の表
面粗さの再現性の点から、好適に採用されることとな
る。
また、この過マンガン酸イオンは、リン酸主体水溶液中
では徐々に活性が低下して、エッチング面の表面粗さの
低減効果が減少すると共に、Mn−Znフェライト単結
晶面に対するリン酸主体水溶液のエッチング速度が変化
するようになる。これらの現象は、リン酸主体水溶液の
リン酸濃度、液温度によって異なってくるが、エッチン
グ深さの精度を±0.03μm、エッチング面の表面粗
さ(Ra)を0.01μm以下に抑えるためには、過マ
ンガン酸イオンを添加してからエッチングを開始するま
での時間を一定にすることが望ましい。また、エッチン
グ面の表面粗さは、添加した過マンガン酸イオンの絶対
量で決定されるものではなく、その活性に注意を必要と
する。
さらに、このような過マンガン酸イオンを含むリン酸主
体水溶液を用いたエッチング処理は、(111)面の目
的とするエッチング量、即ちエッチング深さに応じて、
適当な温度下において一定の時間の間実施されることと
なる。換言すれば、主としてリン酸主体水溶液中の酸濃
度、過マンガン酸イオンの濃度、処理温度、処理時間等
によって、Mn−Znフェライトの単結晶面のエッチン
グ深さが定められることとなるのである。因みに、一般
に、VTR用磁気ヘッド用コアの磁気ギャップ幅は、音
声用で0.8μm、画像用ヘッドで0.4μmであり、
それ故、化学エッチングによって、そのような磁気ギャ
ップを形成する場合にあっては、最小、片側で0.2μ
m、最大、片側で0.8μmのフェライトを除去しなけ
ればならないが、そのようなフェライトの必要除去量
は、その深さ精度やエッチング時間との兼ね合いの下
に、リン酸主体水溶液中のリン酸濃度等が決定されるこ
ととなる。
尤も、エッチング処理温度に関しては、リン酸主体水溶
液の沸点までの温度が採用可能であるが、余りにも高い
温度の採用は、リン酸主体水溶液の水分量を変化せしめ
ることとなり、有効なエッチングを行ない得なくなるこ
とがあるところから、一般に、常温〜80℃程度、通常
30〜70℃程度の範囲内の温度でエッチングを行なう
ことが望ましい。
このように、本発明に従って、Mn−Znフェライトの
(111)面を、所定の過マンガン酸イオンを含むリン
酸主体水溶液によって化学エッチングすることにより、
面粗れの抑制された、面粗度の良好なエッチング面を精
度良く形成し得るところから、本発明は、磁気ヘッド用
コアの磁気ギャップの形成に好適に適用されることとな
る。即ち、磁気ヘッド用コアを構成するMn−Znフェ
ライトにおいて、その磁気ギャップ構成面である(11
1)面に対して、本発明に従う化学エッチング処理が施
され、以て寸法精度良く、所定深さにエッチングされる
と供に、そのエッチング面の面粗度が向上されて、平滑
面と為されることにより、狭幅の磁気ギャップをも、正
確に且つ安定して得ることが出来るのである。
なお、本発明は、以上の具体的説明並びに好ましい実施
形態のみに限定されるものでは決してなく、本発明の趣
旨を逸脱しないかぎりにおいて、当業者の知識に基づい
て種々なる変更、修正、改良等を加えた形態において実
施されるものであり、本発明が、またそのような実施形
態のものをも含むものであることが、理解されるべきで
ある。
(実施例) 以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明の幾つかの実施例を示すが、本発明が、また、かかる
実施例の記載によって、何等制限的に解釈されるもので
ないことは、言うまでもないところである。なお、実施
例中の百分率は、特に断わりのない限り、重量基準によ
るものである。
実施例 1 Fe23:53モル%、MnO:30モル%及びZn
O:17モル%からなるMn−Znフェライト単結晶体
を用いて、その鏡面研磨(Rmax=0.02〜0.03
μm)された(111)面に対して、下記第1表に示さ
れる如きリン酸濃度及び過マンガン酸イオン濃度を有す
るリン酸水溶液からなるエッチング液を用いて、化学エ
ッチング処理を行なった。なお、エッチング温度として
は、何れの場合にも50℃を採用した。
そして、それぞれのエッチング条件下において得られた
各種のエッチング試料について、表面粗さ計を用いて、
その面粗度をそれぞれ測定し、その結果を、エッチング
深さと共に、第1表に併わせ示した。
この第1表の結果から明らかなように、過マンガン酸イ
オン(MnO4 -)を添加することによって、エッチング
面の表面粗さ(Ra)が著しく改善され得るのであり、
また過マンガン酸イオンの添加量が0.010モル/
を越えるようになると、略その効果が飽和するようにな
ることが認められるのである。
実施例 2 実施例1において用いられたMn−Znフェライト単結
晶体の鏡面研磨された(111)面に対して、過マンガ
ン酸カリウムの添加によって、0.011モル/の過
マンガン酸イオンが導入された、リン酸濃度が77.8
%のリン酸水溶液を用いて、50℃の温度下に、エッチ
ング時間を種々異ならしめて、化学エッチング処理を行
なった。そして、それぞれのエッチング処理条件下にお
けるエッチング量(深さ)及び表面粗さ(Ra)を測定
して、それぞれ、下記第2表に示した。
かかる第2表の結果から明らかなように、エッチング時
間が長くなるに従って、単結晶面のエッチング量は漸次
増大するようになるのである。
実施例 3 実施例1で用いたMn−Znフェライト単結晶体の(1
11)面に対して鏡面研磨を施した後、該単結晶体を、
過マンガン酸イオンを含まないリン酸水溶液にてエッチ
ング処理した場合と、過マンガン酸イオンを含むリン酸
水溶液にてエッチング処理した場合とにおける化学エッ
チング作用を評価した。なお、過マンガン酸イオンを含
まないリン酸水溶液を用いたエッチング処理において
は、77.8%のリン酸濃度、50℃の液温、12分間
のエッチング時間を採用し、一方、過マンガン酸イオン
を含むリン酸水溶液を用いたエッチング処理にあって
は、77.8%のリン酸濃度、50℃の液温、70分間
のエッチング時間を採用した。
そして、それぞれ得られた(111)面のエッチング面
に対して、表面粗さを測定し、それぞれの表面粗さ計に
よる測定図を第1図(a)及び(b)に示した。なお、
第1図(a)は、過マンガン酸イオンを含まないリン酸
水溶液を用いたエッチング処理の場合を示し、第1図
(b)は、過マンガン酸イオンを含むリン酸水溶液を用
いたエッチング処理の場合を示している。
それら第1図(a)及び(b)の比較から明らかなよう
に、過マンガン酸イオンを含むリン酸水溶液を用いたエ
ッチング処理の方が、より平滑なエッチング面が得られ
るのである。なお、過マンガン酸イオンを含むリン酸水
溶液を用いたエッチング処理においては、エッチング量
が0.85μm、表面粗さ(Ra)が0.01μmであ
るのに対して、過マンガン酸イオンを添加しなかった場
合にあっては、エッチング量が0.81μm、表面粗さ
(Ra)が0.13μmとなっていた。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明に従って、Mn
−Znフェライトの鏡面研磨された(111)面を過マ
ンガン酸イオンを含むリン酸主体水溶液にて化学エッチ
ング処理することにより、面粗度の著しく優れた(11
1)面のエッチング面を得ることが出来、またエッチン
グを寸法精度良く、且つ安定して行なうことが出来るこ
ととなったのである。
また、かかる化学エッチング手法を用いて、磁気ヘッド
用コア、特にVTR用の磁気ヘッド用コアの磁気ギャッ
プを形成せしめるようにすれば、簡単な装置で、寸法精
度の良い磁気ギャップ幅を与えるMn−Znフェライト
部材を大量に製造することが出来、以て磁気ヘッド用コ
アの量産性や経済性を著しく高めることが出来るのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び(b)は、それぞれ、実施例3におい
て得られたエッチング面の表面粗さを示すグラフであ
り、(a)は、過マンガン酸イオンを含まないエッチン
グ処理の場合におけるエッチング面を、また(b)は、
過マンガン酸イオンを含むリン酸水溶液を用いた場合に
おけるエッチング面を、それぞれ示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Mn−Znフェライト単結晶の(111)
    面を、過マンガン酸イオンを含むリン酸主体水溶液に接
    触せしめて、かかる単結晶面を化学エッチングすること
    を特徴とするMn−Znフェライト単結晶の化学エッチ
    ング方法。
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