JPH06103503A - ドラム組立体 - Google Patents

ドラム組立体

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Publication number
JPH06103503A
JPH06103503A JP25166492A JP25166492A JPH06103503A JP H06103503 A JPH06103503 A JP H06103503A JP 25166492 A JP25166492 A JP 25166492A JP 25166492 A JP25166492 A JP 25166492A JP H06103503 A JPH06103503 A JP H06103503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
rotary transformer
stator
rotary
wiring board
Prior art date
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Pending
Application number
JP25166492A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sasaki
淳 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH06103503A publication Critical patent/JPH06103503A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】固定ドラムとリード線がショートするという問
題を解決するとともに、組立作業を大幅に簡素化するこ
とができるドラム組立体を提供する。 【構成】ロータリートランス・ステータ7とプリント配
線板10を、弾性体13を介して接着し、ロータリート
ランス・ステータ・リード線9を前記プリント配線板1
0に半田付けすることにより、ロータリートランス・ス
テータ7とプリント配線板10を一体構造にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR、DAT等に使
用されるドラム組立体の組立作業を簡素化する技術に関
してであり、より詳しくはロータリートランスの構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のドラム組立体の断面図を示
す。一般に、VTRやDAT等の磁気記録再生装置に使
用されるドラム組立体は、図3に示すように、固定ドラ
ム1に組み込まれたボールベアリング等の軸受2を中心
に回転軸3、フランジ4と一体回転するように回転ドラ
ム5が取り付けられている。回転ドラム5の回転振れ
は、軸受2にフランジ4とリング11で予圧を加えるこ
とで最小に押さえられている。
【0003】回転ドラム5には、その外周よりわずか突
出するように磁気ヘッド6が組立調整されており、フラ
ンジ4に取り付けられたロータリートランス・ロータ8
と固定ドラム1に取り付けられたロータリートランス・
ステータ7を介して信号の伝達を行う。回転ドラム5は
固定ドラム1の下面に取り付けられたドラムモータ12
で駆動される。
【0004】ここで、ロータリートランス・ステータ7
は固定ドラム1に接着されており、ロータリートランス
・ステータ・リード線9は、固定ドラム1に添って引き
出され、固定ドラム1に取り付けられたプリント配線板
10に半田付けされる。ロータリートランス・ステータ
・リード線9は、動かないように固定ドラム1に接着さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなドラム組立
体の構造では、ロータリートランス・ステータ・リード
線を固定ドラムに直接接着するために、固定ドラムとリ
ード線がショートするという問題が発生したり、狭いス
ペースで固定ドラムに添ってリード線を成形して接着す
るため、組立作業が困難であるという問題があった。こ
の発明はこのような従来の問題に鑑み提案されたもの
で、固定ドラムとリード線がショートするという問題を
解決するとともに、組立作業を大幅に簡素化することが
できるドラム組立体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のドラム組立体
は、このような課題を解決するためになされたものであ
って、ロータリートランス・ステータとプリント配線板
を、弾性体を介して接着し、ロータリートランス・ステ
ータ・リード線を前記プリント配線板に半田付けする構
造とする。また、固定ドラムにロータリートランス・ス
テータとプリント配線板を別々に固定する構造とする。
【0007】
【作用】本発明のロータリートランスの構造により、ロ
ータリートランス・ステータ・リード線をプリント配線
板に半田付け固定することで、固定ドラムとリード線を
直接接着する作業が廃止できるので、ショートする問題
が解決できる。また、ロータリートランスとプリント配
線板を一体構造にできるので、ドラム組立体の組立作業
が改善できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のドラム組立体の一実施例を図
1、図2を参照して説明する。図1は本発明のドラム組
立体の一実施例の断面図である。図2は本発明のロータ
リートランス・ステータとプリント配線板を接着するた
めに使用した両面粘着テープの構造を示す図である。従
来例と同一のものは、同一符号を付す。
【0009】本発明のドラム組立体の一実施例は、図1
に示すように、周面に沿って磁気テープを走行させるテ
ープガイド部を有する固定ドラム1を有し、この固定ド
ラム1内に組み込まれたボールベアリング等の軸受2を
中心に回転軸3、フランジ4と一体回転するように回転
ドラム5が取り付けられている。回転ドラム5の回転振
れは、軸受2にフランジ4とリング11で予圧を加える
ことで最小に押さえられている。
【0010】回転ドラム5には、外周よりわずかに突出
するように磁気ヘッド6が組立調整されており、フラン
ジ4に取り付けられたロータリートランス・ロータ8と
固定ドラム1に取り付けられたロータリートランス・ス
テータ7を介して信号の伝達を行う。回転ドラム5は、
固定ドラム1の下面に取り付けられたドラムモータ12
で駆動される。
【0011】ここで、10はプリント配線板であるが、
ロータリートランスと外部との電気信号の中継に使用さ
れる。このプリント配線板10とロータリートランス・
ステータ7を弾性体13を介して接着し、ロータリート
ランス・ステータ・リード線9をプリント配線板10に
半田付けすることにより、ロータリートランス・ステー
タ7とプリント配線板10を一体構造とする。また、本
発明のドラム組立体では、ロータリートランス・ステー
タ7とプリント配線板10を固定ドラム1に別々に固定
する構造とする。
【0012】つまり、ロータリートランス・ステータ・
リード線9は、固定ドラム1と接触することなくプリン
ト配線板10に固定されるため、固定ドラム1とロータ
リートランス・ステータ・リード線9がショートする問
題を解決することができる。また、ロータリートランス
・ステータ7とプリント配線板10を一体構造にするこ
とで、従来固定ドラム1内部で行っていたロータリート
ランス・ステータ・リード線9の成形、接着作業を廃止
することができるので、ドラム組立体の組立作業が大幅
に簡素化できる。
【0013】次に、ドラム組立体において、ロータリー
トランス・ステータ7の高さは、固定ドラム1に突き当
て接着することで決められ、一方でプリント配線板10
は、固定ドラム1の上面にねじ止めすることにより高さ
が決められるため、双方で高さが異なるという問題があ
る。これに対して、本発明のドラム組立体では、ロータ
リートランス・ステータ7とプリント配線板10を弾性
体13を介して接着することにより、高さの段差を吸収
できる構造としている。
【0014】図2は本発明のドラム組立体で使用した弾
性体13を示している。これは両面粘着テープ(ソニー
ケミカル株式会社製FOM4170)を使用しており、
基材15はEVA発泡シートで、接着剤14はアクリル
系接着剤である。本構造により、高さの段差は0.5m
mまで吸収することができた。
【0015】以上の説明では基材と接着剤からなる両面
粘着テープの場合を示したが、同様の性質を示す接着剤
であれば、基材のない粘着剤もしくはゴムを介してロー
タリートランス・ステータ7とプリント配線板10を接
着しても同じ効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ロータ
リートランス・ステータをプリント配線板と一体構造と
し、ロータリートランス・ステータ・リード線をプリン
ト配線板に半田付けすることで、固定ドラムとリード線
がショートする問題が解決できる。また、ロータリート
ランス・ステータとプリント配線板を一体構造とするこ
とで、ドラム組立体の組立作業を大幅に簡素化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドラム組立体の一実施例の断面図であ
る。
【図2】本発明のロータリートランス・ステータとプリ
ント配線板を接着するために使用した両面粘着テープの
構造を示す図である。
【図3】従来のドラム組立体の断面図である。
【符号の説明】
1 固定ドラム 2 軸受 3 回転軸 4 フランジ 5 回転ドラム 6 磁気ヘッド 7 ロータリートランス・ステータ 8 ロータリートランス・ロータ 9 ロータリートランス・ステータ・リード線 10 プリント配線板 11 リング 12 ドラムモータ 13 弾性体 14 接着剤 15 基材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ドラムと、該固定ドラムに組み込ま
    れた軸受を中心に、回転軸及びフランジを介して回転可
    能に取り付けられた回転ドラムと、該回転ドラムの外周
    よりわずかに突出するように該回転ドラムに取り付けら
    れた磁気ヘッドと、前記回転ドラムを回転駆動させる駆
    動用のドラムモータと、前記フランジに取り付けられた
    ロータリートランス・ロータと、前記固定ドラムに取り
    付けられ、前記ロータリートランス・ロータと信号の伝
    達を行うロータリートランス・ステータから成るロータ
    リートランスとを備えたドラム組立体において、 前記ロータリートランス・ステータとプリント配線板を
    弾性体を介して接着または粘着剤で接着することを特徴
    とするドラム組立体。
  2. 【請求項2】 前記ロータリートランス・ステータとプ
    リント配線板を固定ドラムに別々に固定することを特徴
    とする請求項1記載のドラム組立体。
JP25166492A 1992-09-21 1992-09-21 ドラム組立体 Pending JPH06103503A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25166492A JPH06103503A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 ドラム組立体

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JP25166492A JPH06103503A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 ドラム組立体

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Publication Number Publication Date
JPH06103503A true JPH06103503A (ja) 1994-04-15

Family

ID=17226188

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25166492A Pending JPH06103503A (ja) 1992-09-21 1992-09-21 ドラム組立体

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